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3.システム連携

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3.システム連携
ビジネス・ユニットの名前
3.システム連携
3-1.Lotus Domino コンパニオン製品との連携(DEPP/CPP)
3-2.Webシステムとの連携
3-3.Web Services (WSRP)
3-4.HOST連携
3-5.ビジネス・プロセス統合
2008/10/68/3/05
この文書のデータの利用または公開には、
最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
© 2007 IBM Corporation
ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
„
WebSphere PortalとLotus コラボレーション製品の連携
– WebSphere Portalに同梱されるLotus Domino コンパニオン製品
– Lotus Domino コンパニオン製品と連携するポートレット
z
z
Domino and Extended Products Portlets (DEPP)
Common PIM (Personal Information Management) ポートレット(CPP)
– LTPAによるシングル・サイン・オン(SSO)
2
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
WebSphere Portalに同梱されるLotus Domino コンパニオン製品
ƒ Lotus Sametime (旧名 Lotus Instant Messaging / Web Conferencing)
ƒ Lotus QuickPlace (旧名 Lotus Team Workplace)
ƒ Lotus Domino(Lotus Sametime、Lotus QuickPlace稼動用)
3
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
Lotus Domino コンパニオン製品と連携するポートレット
„
4
Domino and Extended Products Portlets (DEPP)
„
Common PIM (Personal Information Management)
ポートレット(CPP)
•
Lotus Notes ビュー
•
Lotus 文書 ビューアー
•
Common メール
•
Domino Web Access
•
Common カレンダー
•
Lotus Web Conferencing
•
Sametime コンタクト・リスト
•
在席リスト(Who Is Here)
•
マイ Lotus QuickPlaces
•
Domino Document Manager
•
ピープルファインダ
•
Domino Application (予定)
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携 DEPP - Lotus Notes ビュー
„
5
構成モードのポートレットタイプを設定することによって以下の機能を提供します。
(使用時にはポートレットをコピーしてから、各構成モードで設定して利用します)
•
任意のNotes ビュー
任意のLotus Notes データベースのコンテンツを表示します。
•
マイ Notes メール ‒ 受信ボックス ユーザーの受信ボックスのコンテンツを表示します。
•
マイ Notes メール ‒ カレンダー
ユーザーのカレンダーを表示します。
•
マイ Notes メール ‒ タスク
ユーザーのタスク・ビューを表示します。
•
マイ Notes メール ‒すべて
メール、カレンダー、およびタスク・ビューなど、 Lotus Notes メール
データベースの全コンテンツを表示します。
•
Notes ディスカッション
ディスカッション・データベース・テンプレートを使用して構築した
Lotus Notes データベースを表示します。
•
Notes チームルーム
チームルーム・データベース・テンプレートを使用して構築した
Lotus Notes データベースを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー−アプリケーションの起動
„
文書を表示/編集する際に、Webブラウザー/
Lotus Notes/文書ビューアー(表示のみ)の
選択がビュー毎に可能です。
文書ビューアーポートレット
6
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー−任意の Notes ビュー
„
„
„
7
ポートレットタイプ:任意の Notes ビュー
ポータル・ユーザーがアクセスする Lotus Notes データベースの任意のビューを表示します。
ユーザーは、アクセスしたいLotus Notesデータベース/ビューを選択し、複数のビューを追加することができます。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー−マイ Notes メール−受信ボックス
„
„
8
ポートレットタイプ:マイ Notes メール−受信ボックス
ユーザーの受信ボックスのコンテンツを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー−マイ Notes メール−カレンダー
„
„
9
ポートレットタイプ:マイ Notes メール−カレンダー
ユーザーのカレンダーを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー−マイ Notes メール−タスク
„
„
10
ポートレットタイプ:マイ Notes メール-タスク
ユーザーのタスク・ビューを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー−マイ Notes メール−すべて
„
„
11
ポートレットタイプ:マイ Notes メール−すべて
メール、カレンダー、およびタスク・ビューなど、Lotus Notes メール・データベースの全コンテンツを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー− Lotus Notes ディスカッション
„
„
12
ポートレットタイプ:Lotus Notes ディスカッション
ディスカッション・データベース・テンプレートを使用して構築したLotus Notes データベースを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Notes ビュー− Lotus Notes チームルーム
„
„
13
ポートレットタイプ: Lotus Notes チームルーム
チームルーム・データベース・テンプレートを使用して構築したLotus Notes データベースを表示します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus 文書ビューアー
14
„
WebSphere Portal 6.0での新しいポートレット。
„
Lotus Notes ビュー、マイLotus QuickPlaces
で開かれた文書を表示します。
„
ポータルのページ内で文書の閲覧が可能です。
„
Lotus Notes ビュー、マイLotus QuickPlacesと
同じページに配置することで機能します。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Domino Web Access
„
Domino Web Access ポートレットを使用すると、Web ブラウザーを使用したアクセスに対応するよう
最適化されている Domino Web Access 設計を持つ Lotus Notes Mailデータベースを表示し、作業
できるようになります。
ユーザーは、次の機能の一部またはすべてを表示するようにポートレットを設定することができます。
• ウェルカム (デフォルト)
• メール
• アドレス帳
• カレンダー
• タスク
• Notebook
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© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Lotus Web Conferencing
„
16
ユーザーが、e- ミーティングの詳細表示だけでなく、e- ミーティングの検索、e- ミーティングへ
の出席、および e- ミーティングのスケジュール作成を実行することが可能になります。
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Sametimeコンタクト・リスト / DEPP - 在席リスト(Who Is Here)
DEPP - Sametimeコンタクト・リスト
„
„
Lotus Sametimeのコンタクト・リストを表示します。
ユーザー毎にSametimeユーザーのリストへの追加が可能です。
DEPP - 在席リスト(Who Is Here)
„
„
17
ポータル・ページのユーザーの Lotus Sametime リストを表示します。
同じページを参照しているSametimeユーザーのオンライン状況を表示します。
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP -マイ Lotus QuickPlaces
„
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ユーザーが、ワークプレースの詳細表示だけでなく、新規のチーム・ワークプレースの検索、
そこでの作業、および要求を実行できるようにします。
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP - Domino Document Manager Portlet
„
Domino Document Manager (前身はDomino.Doc) で管理されるドキュメントにアクセス可能になります。
*注意 この画面はWebブラウザから直接Domino Document Managerにアクセスしたものです。
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
DEPP -ピープルファインダ
„
„
„
„
20
ユーザーが個人とその個人に関する情報を見つけ出すための検索機能を提供します。
ユーザーレジストリとして設定されているLDAPの情報を元に、ユーザー情報を検索/表示します。
検索結果として表示されたユーザーに対して、チャット/Eメールの送信/Sametimeリストに追加/個
人記録を表示/組織図の中に表示を行うことができます。
LDAP側に顔写真等の画像が設定されている場合には、その画像を表示することも可能です。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
CPP ‒ メール/カレンダー
„
21
メールはNotes Domino、Exchange2000/2003、IMAP4、
POP3に対応、構成モードで設定を行います。
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
CPP ‒ メール
„
„
22
ブラウザークライアントのUIにメール閲覧や受信ボックス管理を実現し、メール機能を提供します。
管理者設定によりDWAやNotesをDominoのセカンダリ・クライアントとして起動させることも可能です。
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
CPP ‒ カレンダー
„
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カレンダーポートレットはDominoやExchangeサーバーと連携し、LotusNotesやMicrosoftOutLookの
カレンダー機能にアクセス可能です。ユーザーは会議や予定表をポータル上で使用できます。
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
LTPAによるシングル・サイン・オン(SSO)
24
„
Lotus DominoとWebSphereにおいて、シングル・サイン・オンを行なうためには、Lotus Domino,
WebSphere Application Serverのそれぞれにおいて、 シングル・サイン・オン可能なサーバー群に、以前
ユーザーがアクセスしていたかどうか を判断しなければなりません。そのために、Netscape社が提唱
しているCookieの機能とWebSphereから提供されているLTPA(Lightweight Third Party Authentication)の
機能を使用します。
„
LTPAとは、 WebSphereを含んだ同一インターネット・ドメイン内にあるサーバーに対してシングル・
サイン・オンを行なうためにWebSphere Application Server V3.0以降から提供された仕組みであり、
シングル・サイン・オン可能なサーバー群 に以前アクセスしていたかどうか確認するためにCookieを
使用して行ないます。
„
Lotus Dominoの複数サーバー・セッション認証の対象範囲をWASに拡張
„
WASのLTPAをLotus Dominoに拡張
„
認証情報を保持するCookieのフォーマットを共通化
„
すべてのサーバーが共通のLDAP サーバー(Lotus Domino LDAPもしくは外部LDAPサーバー)を使用
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
シングル・サイン・オン(SSO)の構成イメージ
構成イメージ②
構成イメージ①
LDAPサーバー
ディレクトリー
WebSphere Applicatoin Server
LDAP I/F
Domino
ディレクトリ
(names.nsf)
Lotus Domino
認証&アクセス
LDAP Search
Domino
ディレクトリ
(names.nsf)
Lotus Domino
認証&アクセス
ユーザーID
パスワードの入
力は一回きり
Webブラウザー
25
LDAP SearchLDAP Search
認証&アクセス
認証&アクセス
WebSphere
Application Server
ユーザーID
パスワードの入
力は一回きり
Webブラウザー
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ビジネス・ユニットの名前
3-1. Lotus Domino コンパニオン製品との連携
LTPAによるシングル・サイン・オン(SSO)のしくみ
„
最初にアクセスしたサーバーで認証が行われ、認証の結果としてトークンを生成
„
トークンはCookieとしてWebブラウザー上に保管され、以降の 認証済 確認に使用
最初の
アプリケーション・
サーバー
④認証要求
①リソースの要求
http://www...
認証
サーバー(*1)
②ユーザー情報要求
LDAP
サーバー
⑤ユーザーの
確認
⑥認証
③ユーザー情報送信
userid
⑦リソース送信
password
LTPAキー
⑧リソースの要求
*2)Cookieの寿命はWebブラウザー停止まで
(ファイルには残らない)
⑩リソースの送信
*1) WASであれば Security Server
Admin server プロセスの機能のうちの一つ
以降の
アプリケーション・サーバー
⑨LTPAトークンの検査
LTPAキー
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ビジネス・ユニットの名前
3-2.Webシステムとの連携
一般的なWebシステムとの連携方法は主に以下の3パターンがあります。
„
ラウンチ型
z
z
z
z
„
iFrameポートレット
z
z
z
z
„
製品に同梱のWeb Pageポートレットを使用(もしくはiFrameを使用するポートレットを開発)
既存サイトの修正は不要
WebPageポートレット内の画面についてはWPで制御不可能
SSO設定機能あり
Webクリッピング・ポートレット
z
z
z
27
ポートレット上に既存Webサイトを起動するためのリンクを作成
ユーザーがポータル画面でリンクをクリックすると既存Webサイトが別ウィンドウで起動
バックエンドに認証情報を渡すしくみが必要
(実装方法はバックエンドの認証の仕組みに依存します。)
既存のWebサイトの情報を切り取ってポートレットとして表示
コンテンツを動的に表示するサイトには不向き
SSO設定機能あり
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ビジネス・ユニットの名前
3-2.Webシステムとの連携
ラウンチ型ポートレット
メニューをクリックすると、
別ウィンドウでリンク先の
Webサイトが起動
28
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ビジネス・ユニットの名前
3-2.Webシステムとの連携
iFrame ポートレット
„
29
IFRAMEタグを使用して他のWebサーバーの内容をそのまま表示するポートレットを使用します。
„
URL先を直接参照するため、WebSphere Portalサーバー上にデータがキャッシュされません
→リアルタイム性が必要なデータを参照するのに適しています。
„
通常のWebページはブラウザー全体に表示することを想定してデザイン、レイアウト配置されている
ため、それより小さなポートレット画面に表示すると、レイアウトが崩れる場合がありますので、必要
に応じて事前に調整をします
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ビジネス・ユニットの名前
3-2.Webシステムとの連携
Webクリッピング・ポートレット
„
Web クリッピング・ポートレットを使用して既存のWebサイトの画面を選択して、既存サイトの必要な部分
だけをポートレット化します。
„
iFrameポートレットでWebサイト全体を表示することが難しい場合などに、該当のWebサイト画面の必
要な部分だけを抽出して、小さな画面に取り込むことができます。
„
参照先Webサイトのデザインが更新される際に、ポートレットのメンテナンス作業が必要になります。
Web クリッピング・ポートレットを利用した画面の例
30
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ビジネス・ユニットの名前
3-3.Web Services
WSRP
WSRP (Web Services for Remote Portlets)とは
„
プレゼンテーション指向のWebサービス用にOASISによって定義されたWeb Serviceインター
フェースの標準規格です。
„
ポートレットをWebサービス(WSRPサービス)として、リモート環境のポータルサーバーに提
供することができます
„
JSR168準拠ポートレットとWebSphere Portalで提供するIBM PortletをWSRPでラップするこ
とによって、共通のWSRPインターフェースを用いて相互連携するアプリケーションを構築す
ることができます。
Portlet API
HTTP
WebSphere
Portal
Local
Local
Local
Portlets
Portlets
Portlets
SOAP
Internet
WSRP
„
WSRP
WSRP
WSRP
Services
Services
Services
Generic
Portlet
Proxy
WSRP Consumer
31
WSRP Producer
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ビジネス・ユニットの名前
3-3.Web Services
WSRP
„
通常のWebサービスでは、ビジネス・ロジック層までを提供し、レスポンスとしてデータを返します
が、WSRPの場合、そのデータの表現方法のロジック部分を担う、プレゼンテーション層もWSRP
サービス側に持たせ、レスポンスとしてマークアップを返します。
Data service
100
101
96
100
WSRP Service
100
101
96
100
100
101
96
100
100
101
96
100
100
101
96
100
100
101
96
100
Presentation
Layer
Presentation
Layer
32
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ビジネス・ユニットの名前
3-3.Web Services
WSRP のアーキテクチャー
„
WSRPポートレット
„
リモート側のWebサービス対応ポートレット(WSRPポートレット)は、WSRP APIで作成してお
きます。
„
WSRPポートレットを参照するポートレットは、プロキシーとして機能し、WSRPポートレットと
SOAP通信してマークアップを取得し、そのままポートレットの出力としてアグリゲートされ、
Webブラウザーに返します。
Presentation and Interaction Layer
Portlet API
User
Generic
Proxy
Generic
Stub
Web
App1
WSRP
API
Aggregation
Generic
Proxy
Portlet API
Portal Server
33
SOAP
SOAP
Generic
Stub
Web
App2
WSRP
API
WS specific
interface
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ビジネス・ユニットの名前
3-3.Web Services
WSRP でのユーザー認証
„
WebSphere Portal でWSRPを利用し、ユーザー認証機能を提供するためには以下2つの方法があります。
認証機能を有効にしていると、WSRPプロデューサー側のポータルのアクセス制御を構成することができる
ようになります。
„
LTPAトークンによる認証
„
„
„
コンシューマー側とプロデューサー側で同一のLTPAトークンを共有する必要があります=同一
のLTPAドメインを使用する必要があります
コンシューマー側とプロデューサー側で同一のユーザーレジストリーを共有する必要があります
SSLクライアント証明書による認証
„
コンシューマーとなるサーバーが個々のユーザーの代わりに、プロキシーユーザーIDを利用して
代理認証をします→プロデューサー側でクリデンシャル・ボールト機能を利用している場合など
にはご注意下さい。
SOAP HEADER
BinaryToken
Request Data
Local
Local
Portlets
Local
Portlets
Portlets
Generic
Portlet
Proxy
WSRP Consumer
WSRP
WSRP
WSRP
Services
Services
Services
LDAP
SOAP HEADER
34
SOAP BODY
WSRP
Portlet API
LTPA
token
HTTP
WebSphere
Portal
LTPA
token
SOAP BODY
Response Data
WSRP Producer
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ビジネス・ユニットの名前
3-4.Host連携
WebSphere PortalとHost上の基幹業務を連携させる方法としては、
a. WebSphere Host On-Demand Portletを利用してWebSphere Host On-Demand(HOD)の
3270/5250エミュレーター機能をJava appletとしてダウンロードする方法
(ホストの3270/5250エミュレーション画面は、ポートレットの内部または Portal のウィンドウと
は別フレームで利用できます。)
b. WebSphere Host Access Transformation Service(HATS)を利用しHost画面をWeb風のGUIに
変換してPortlet内に取り込む方法
c. 連携のための独自アプリケーションを構築する方法
等があります。
ここでは、上記のうちHOD及びHATSを利用して連携する方法をご説明します。
サポートされるHOD及びHATSのバージョン
以下のバージョンのHOD及びHATSがWebSphere Portal V6.0をサポートしています。
a. HATS: WebSphere Host Access Transformation Services V6
b. HOD:
※最新バージョンWebSphere Host On-Demand V10は現時点(2006年10月末)では
WebSphere Portal V6.0のサポートを明記していません
35
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ビジネス・ユニットの名前
3-4.Host連携
Host On-Demandを利用しHost連携する方法
a. Host On-Demandを利用しHost連携する方法
Host On-Demandを利用してHost連携を行う場合、既存の Host の環境に、HODサーバー+Webサーバー追加する
だけで、既存のホスト・アプリケーションにアクセスが可能です。
Hostアプリケーションの変更は不要です。
HOD V8用のポートレットはHOD付属のDeployment Wizardを利用し作成することができます。
また、 Web上のポータル・カタログ(https://www.ibm.com/services/cwi/portal/_pagr/105/)には、
Host連携を行うための、以下の4つのサンプル・ポートレットを提供しており、ダウンロードして使用する
ことが可能です。
•
•
•
•
3270DownloadHODV8.war
3270CachedHODV8.war
5250DownloadHODV8.war
5250CachedHODV8.war
ダウンロード・クライアントの場合は、 HODクライアント・モジュール を Downloadし、Telnetサーバー経由で、目的の
サーバー・アプリケーションに接続します。
キャッシュ・クライアントの場合は、サーバー上のHODクライアント・モジュールをDownloadする必要があるかどうかを
判定し、 Download する必要がある場合は、HODクライアント・モジュール を Downloadし、その後、Telnet(TN3270/
TN5250)サーバー経由で、目的のサーバー・アプリケーションに接続します。
36
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この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
3-4.Host連携
Host On-Demandを利用しHost連携する方法
a. Host On-Demandを利用しHost連携する方法
HOD連携のシステムイメージ
ホスト
Webサーバー
WebSphere Portal
ポートレット(WARファイル)
Host On-Demand
Host On-Demand
WARファイル
1.
HODポートレットの仕組み
1) ユーザーがポータルにログオン
2) HODポートレットをクライアントにダウ
ンロード
3) HODの構成が行われている場合、
HOD構成一覧を表示
4) ホスト接続を開始
37
2.
4.
3.
Host On-Demand
ポートレット
他のポートレット
Host On-Demand
ポートレット
他のポートレット
ブラウザー
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ビジネス・ユニットの名前
3-4.Host連携
Host Access Transformation Servicesを利用しHost連携する方法
b. Host Access Transformation Servicesを利用しHost連携する方法
HATS V5を利用し、Host上の基幹業務の画面をGUI化し、ポートレットに取り込めます。
HATS用のポートレットは、Rational Application DeveloperとWebSphere Portal Tool Kitを使用し、既存
のHATSアプリケーションからマイグレーション(Portletの生成)することも、ポートレットとしてHATSア
プリケーションを新規に作成することも可能です。
作成するポートレットには、
•Click-to-Action
•Portlet間連携
•クリデンシャル・ボールトを使用し、WEL
(Web Express Logon)によるSSO
等の機能を実装することもできます。
38
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
ビジネス・プロセスとは
„
ビジネス・プロセスとは、1つの業務を達成するた
めのシステム処理(データ参照、加工)や、人による
処理(データ参照、加工、承認行為など)を含む、一
連の処理の集合を指します。
„
購買業務・交通費清算といった、システム処理と
人による処理が混在したものもあれば、会計の月
次処理のような、ほぼ業務システムとそれらの間
のデータ連携だけで構成されるビジネス・プロセス
も存在します。
„
社内で閉じたビジネス・プロセスもあれば、会社間
や一般顧客をまたがったビジネス・プロセスも存在
します。
ビジネス・プロセスの統合とは
„
ビジネス・プロセス統合のメリットとは
„
ビジネス・プロセスの改善容易性の向上
(短縮化、低コスト化、自動化)
„
ビジネス・プロセスの監査性の向上
申請者
申請者
承認者A
承認者B
業務
処理
業務
処理
判断1
承認
処理
タスク
ビジネス・プロセス中で利用しなければならない業
務システムやツールを、ビジネス・プロセスの流れ
に沿って呼び出し連携・データ連携させることをビ
ジネス・プロセスの統合と呼びます。
ビジネス・プロセスが統合されていない環境では、
処理を行う人自身が、業務マニュアルに従って順
次システムを呼び出し、処理を行います。
„
ロール
Start
„
ビジネス・プロセスの種類・中身・経過時間・コスト
が把握しやすくなるため、下記のメリットが生まれ
ます。
承認
処理
Stop
判断2
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この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
WebSphere Portalでのビジネス・プロセスの統合方式 (1/2)
„
SOA(Service Oriented Architecture)によるバックエンド統合
„
ビジネス・プロセス統合を実現するためのアーキテクチャとして、SOAが提唱されています。
„
複数のビジネス・プロセスから呼び出される可能性のある業務システムに、共通的に呼び出し可能な接
続ポイントを持たせて統合可能とします。それら業務システムを、決められたビジネス・プロセスにした
がって呼び出すことにより、システム的な統合を実現します。
„
ビジネス・プロセスによっては、人による処理のためのユーザー・インターフェースを持つ場合と持たな
い場合があります。
Portal
人が介在する部分のみPortlet化
ビジネス・プロセス・バックエンドの順序呼び出し
Enterprise Service Bus
バックエンドシステム・別のビジネス・プロセスからも任意の順序で呼び出し可能
40
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この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
WebSphere Portalでのビジネス・プロセスの統合方式 (2/2)
„
Portalによるフロントエンド統合
„
ビジネス・プロセスを人による処理の流れとしてとらえ、必要な業務システムやツールを業務システムの
流れに沿って、Portalのユーザーに見せることにより実現します。(ページ構成、自動的なページ表示)
„
個々の業務システムやツールは共通的な呼び出しポイントを持つ必要が無いため、ビジネス・プロセス
統合の初期段階で、容易に実現可能な方式として採用し、段階的なSOAでの統合を進めることができま
す。
Portal・ビジネス・プロセスに従ったページ構成・自動的なページの遷移
純粋なSOAと異なり、独自方式も含む
方法で個別・直接システム連携
(Enterprise Service Busは有っても無くても良い)
バックエンドシステム
41
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この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
ビジネス・プロセス統合方式の検討
„
下記の条件を考慮することにより、どちらのビジネス・プロセスの統合方式を中心とするかを検
討することができます。
条件
1
別途WebSphere Process
Serverでシステムを構築し、
そのフロントエンドUIとして
任意のPortletを開発
データのバックエンド
連携やそのトランザクション
処理が必要
2
人による処理が中心の
ビジネス・プロセスが対象
バックエンド統合+PortletのUI
=本格的SOAとしての統合
Portal上でフロントエンド統合
=初歩的SOAとしての統合
バックエンドデータにアクセス
するPortletを開発し、WebSphere
Portal V6.xに同梱(※1)の
WebSphere Process Serverで
コーディネート(※2)
※1 WebSphere Portal V6.x Enable, ExtendにWebSphere Process Serverのサブセットが同梱されています。
※2 コーディネートの定義を行うワークフロービルダーポートレットはExtend版のみに同梱。V6.0.0.0現在、テクニカル
プレビュー版。今後正式版としてリリース予定。
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
①バックエンド統合方式での実現方法例
1. 業務システム、および、人による処理が必要なステップ用に必要なロジックや共通アクセスポイントの開
発・構築を行います。PortletはRational Application DeveloperやPortlet Factory Designerで開発します。
2. WebSphere Business Modeler/WebSphere Integration Developerを用いて、ビジネス・プロセスの流れと、
各ステップで呼び出すべき業務システム、受け渡すべきデータを定義します。
3. WebSphere Integration Developerで、定義結果をアプリケーションとして出力します(.EAR)。
4. 出力したアプリケーションをWebSphere Process Serverにデプロイし、実行します。
5. 開発したPortletをWebSphere Portalにデプロイし、ページに配置します。
上記作業で、ビジネス・プロセス統合とその中でのユーザーインターフェースを実現することができます。
WebSphere Integration Developer
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Rational Application Developer
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (1/9)
„
44
WebSphere Portalのビジネス・プロセスのフロントエンド統合機能における用語には、次のようなも
のがあります。
„
ワークフロー
„ ビジネス・プロセスの定義。複数のタスク(ワークフローのステップ)を含む。
„
タスク
„ ワークフローに含まれるステップのこと。業務処理や承認処理など。
„ 1タスクにつき1ページを関連付けて作成し、業務処理の1タスク=1ページとして管理する。
„
アプリケーション・テンプレート
„ WebSphere Portal V6.xから搭載された機能。複数のページとポートレットから構成される集
合を1つの雛形(テンプレート)として定義しておき、再利用可能とする機能。
„ ビジネス・プロセス統合とは切り離しても利用可能。
„
複合アプリケーション
„ アプリケーション・テンプレートを元にして作る、複数のページとポートレットから構成される
集合。
„ ビジネス・プロセス統合とは切り離しても利用可能。
„ アプリケーション・ライブラリーページから開くことができる。
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (2/9)
1. 人による処理が必要なステップ用に必要なロジックやユーザーインターフェースを持つ
Portletを、Rational Application DeveloperやPortlet Factory Designerで開発したり、既存のも
のを用意します。
„
„
„
„
バックエンドデータ連携を行わないPortletも対象にできます。
ビジネスコンポーネントAPIやWebSphere Process ServerのAPIを用いなくても構いません。
バックエンドのWebアプリケーションをIFRAMEで出すだけのPortletでも構いません。
ビジネス・プロセス中で、メールやカレンダーを参照すべき処理の場合は、メールやカレン
ダーのPortletも対象となります。
フロントエンド統合の対象としては、
Portletでさえあれば何でも良い
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (3/9)
2. WebSphere Portalにログインし、テンプレート・ライブラリーのページに移動し、テンプレートを新規
作成します。
新規作成
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (4/9)
3. アプリケーション・テンプレート・ライブラリーポートレット上で、作成したテンプレートのドロッ
プダウンメニューから、そのテンプレートのワークフローの編集に入ります。
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (5/9)
4. ワークフローの名前を含む基本情報を指定します。
48
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (6/9)
5. ワークフローに含むステップを定義します。これを、必要なステップ分繰り返します。
„ ステップの名称
„ 完了した場合に進むべき、次のステップの指定
„ ステップに対応するページの作成(この後、ここで作成したページに、そのステップで表示すべ
きポートレットを配置)
※複雑な分岐処理や差し戻し処理を必要とするワークフローは、このツールでは定義できません。
WebSphere Integration Developerを用いた本格的な設計が必要となります。
次のステップの指定
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対応するページの作成
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (7/9)
6. ワークフローが正しく設計されたかのバリデートを行い、問題なければ保存して閉じます。
バリデートボタンと結果出力
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (8/9)
7. アプリケーション・テンプレート・ライブラリーポートレットに戻り、今度はタスクごとのページ
レイアウトの編集を行います。
デフォルトで、タスクの完了を指示するための現行タスクポートレットと、タスクに関連する
コンテンツを指定するための関連コンテンツポートレットが配置されています。
各タスクでの業務処理に必要なポートレットを配置します。これを保存すれば、テンプレート
は完成します。
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式での実現方法例 (9/9)
8. アプリケーション・ライブラリーのページに移動し、先ほど作成したテンプレートを元に複合アプリ
ケーション(複数のページおよびポートレットで構成されるアプリケーション)を作成します。この時点
で、汎用的に作成したテンプレートでは不足するページやポートレットの配置や構成を行います。
これを保存して完成します。
新規作成
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式の利用イメージ (1/3)
1. ユーザーが、アプリケーション・ライブラリーのからアプリケーション名を選択すると、ワークフロー
定義時に自動生成されたアプリケーションのトップページが開きます(2ページ目はタスクごとに作
成したページが自動的に切り替わるページ)。
このページ上のワークフローリストポートレットから、名前を指定し、実際のワークフローのインスタ
ンスを起動することができます。
ワークフローのインスタンスの開始
アプリケーションの開始
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式の利用イメージ (2/3)
2. ワークフローのインスタンスを開始すると、ワークフローリストのポートレット上に、インスタンス名と共
に、現在のタスクが表示されます。このタスク名を選択すると、タスクに関連付けて作成したページに
ジャンプします。
タスクのページでは、必要な業務処理を行った後、現行タスクポートレットでタスクの完了を指示します。
タスクの完了
タスクのページに移動
任意の業務処理用ポートレット
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式の利用イメージ (3/3)
3. 途中からワークフローに参加するユーザーは、通常のポータルのページ上にタスクリストポートレットを
配置しておくことにより、自分が処理しなければならないワークフローのタスク(ステップ)の一覧を確認
することができます。
„ このポートレットから、処理したい特定のタスクをクリックすると、先ほどの自動生成されたページに
ジャンプします。
„ 自動生成されたページに自動配置されている現行タスクポートレットで、このタスクの完了処理を行
うと、元のタスクリストポートレットを配置したページに戻り、ワークフローのステップが進みます。
通常のページに配置した
タスクリストポートレット
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
②フロントエンド統合方式のまとめ
下記を定義・開発して関連付けを行うことにより、ビジネス・プロセスに応じてページが自動的に切り替わる
ポータルを構築することができます。
„
„
ワークフローとそのステップの定義
„
ワークフロー中のステップで表示したいタスクページの定義とステップとの関連付け
„
カスタムPortlet(前節のような方法で各種バックエンドデータと連携)の開発と、タスクページへの配置
エンドユーザーは、業務に応じてダイナミックに表示されるページを利用して業務処理を行います。
„
ワークフ
ロー定義
ホーム
1
2
購買
EIS
現行ワークフロー
Enter name
業務処理用
Portlet
タスクペー
ジ定義
3
オフィス
メンバーシップ
Portlet
Bring OnBoard
ホーム
yamada: EIS X
PeopleSoft
Portlet
ホーム
yamada – ワークフロー
1
2
3
ステップ完了
Person 1 – state
Person 2
3 – state
Person 3 – state
Person 4 – state
Person 5 – state
Person 6 – state
文書
ライブラリ
Portlet
関連コンテンツ
ダウンロード
ハードウェア
リクエスト
Portlet
yamada – ワークフロー
1
Name
Description
2
3
ステップ完了
関連コンテンツ
ダウンロード
Name
File 1
56
アップロード
X
yamada: 購買
アップロード
Description
File 1
File 2
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ビジネス・ユニットの名前
3-5. ビジネス・プロセス統合
Portlet開発で利用可能なAPI
„
Process Choreographer API
„
„
Human Task Manager API
„
„
JSR 170に対応した各種コンテンツ管理システムへのアクセス
Process Portal model : Dynamic UI Manager API
„
„
関連コンテンツへのアクセスや格納
Java Content Repository (JCR) CM API
„
„
ヒューマンタスク(人が介在するステップ)のクエリーやアクセス、カスタムのクライアント開発
Binder API (new in Portal 6.0)
„
„
プロセスのインスタンス開始、クエリー、管理
タスクページの起動やプロパティブローカー経由のページのコンテキストアクセス
ビジネスコンポーネントAPI群
„
„
„
„
„
„
57
Compensation インターフェース
コンポーネントが補正呼び出しを必要とするかどうかを宣言
DisplayInfo インターフェース
ローカライズされたタイトルやDescription対応のために使用
Externalizable インターフェース
アプリケーションの XML にコンポーネントの状態を保管するために使用
Lifecycle インターフェース
コンポーネントのインスタンスが作成または破棄されるときにコールバック通知を受けるために使用
Membership インターフェース
ロールを定義し、それにメンバーが追加・削除されるときにコールバック通知を受けるために使用
Templatable インターフェース
アプリケーション・テンプレートに情報を保存・取得するために使用
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