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WebSphere Application Server 6.0 Network Deployment for Windows 導入の手引き

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WebSphere Application Server 6.0 Network Deployment for Windows 導入の手引き
WebSphere Application Server 6.0
Network Deployment
for Windows
導入の手引き
- リモート Web サーバー構成 ver. 2.1
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業
2005 年 9 月
1
目次
1
はじめに ________________________________________________________3
2
事前の準備 ______________________________________________________4
2.1
ハードウェアおよびソフトウェア前提条件 ............................................ 4
2.2
インストール開始前に確認しておくこと................................................ 4
2.3
製品コンポーネントとコンフリクト(衝突)するパッケー
ジのアンインストール .......................................................................................... 5
3
(マシンA)WebSphere Application Server Network Deployment Version
6.0 のインストール ___________________________________________________6
4
(マシンA)Deployment Managerプロファイルの作成 ________________12
5
(マシンA)カスタム・プロファイルの作成 __________________________17
6
(マシンB)IBM HTTP Server 6.0 のインストール____________________22
7
(マシンB)Webサーバー・プラグインのインストール ________________28
8
(マシンA)アプリケーション サーバーの作成 _______________________36
9
8.1
Deployment Managerの起動 .................................................................... 36
8.2
Node Agentの起動 .................................................................................... 36
8.3
Deployment Manager管理コンソールの起動........................................... 37
8.4
新規アプリケーション・サーバーの作成.............................................. 37
(マシンA+B)IBM HTTP Server 6.0 ノードのWebSphereセルへの統合_41
2
1 はじめに
この文書は Windows 上で WebSphere Application Server 6.0 Network Deployment と
IBM HTTP Server 6.0 をそれぞれ 1 台(計 2 台)のサーバー上にインストールし、セルを
構成して稼動確認を行うまでの最小の手順を示すものです。
この文書の作成にあたって使用したハードウェア/ソフトウェアの構成は以下の通りです。
この構成は必ずしも製品の稼動要件と一致するものではありません。
„
ハードウェア
„
Compaq (Hewlett-Packard) Evo D32m/P2.4/40/k/256c JPN2
„
Intel Pentium 4 2.4GHz, 1GB Memory
„
ソフトウェア
„
Windows 2000 Server + Service Pack 4
„
OS バージョン: 5.00.21.95
„
Internet Explorer 6 + Service Pack 1
„
Windows Update による(2004/10/21 現在)最新レベルへのメンテナンス済み
製品の最新の稼動要件につきましては、
„
http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/latest/prereq.html
でご確認下さい。
本書内の各製品、コンポーネントについて、以下の略称を使用しております。
正式名称
略称
WebSphere Application Server
セル構成前: WAS または WAS Base
セル構成後: ノード
WebSphere Application Server Network
Deployment
WAS ND または ND
Deployment Manager
DM
この文書はできるだけ正確を期して作成しておりますが、
製品の稼動を保証するものではあ
りません。
IBM からの正式な技術サポートは、お客様との保守契約に基づいて提供されます。
3
2 事前の準備
2.1 ハードウェアおよびソフトウェア前提条件
最新の稼動要件は
http://www-306.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/latest/prereq.html
に記載されておりますので、ご参照下さい。
2.2 インストール開始前に確認しておくこと
„
インストールするマシンに Administrator 権限をもったユーザーでログイン
していること
„
TCP/IP ネットワークの設定が正しく行われていること
¾
IP アドレス、ネットマスク、デフォルト・ゲートウェイ
¾
ホスト名(インストール後の変更はできません)
¾
DNS を使用する場合は名前解決を適切に行えること
„
ディスクが以下に示す以上の空き容量を持つこと
¾
¾
WebSphere Application Server を導入するマシン(マシン A)
—
C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer に 730MB
—
Deployment manager プロファイル用に 30MB
—
Application Server プロファイル用に 10MB
—
C:¥temp に 100MB
IBM HTTP Server を導入するマシン(マシン B)
—
C:¥Program Files¥IBM HTTP Server に 110MB
—
C:¥Program Files¥ibm¥gsk7 に 25MB
—
C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Plugins に 200MB
その他、インストール前に必要な事項は
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ws60help/topic/com.ibm.websphere.nd.doc/info
/ae/ae/tins_winsetup.html
に記載されていますので、ご参照下さい。
4
2.3 製品コンポーネントとコンフリクト(衝突)するパッケージのアン
インストール
本書では IBM HTTP Server をインストールするため、コンフリクトする IIS(Internet
Information Service)や Apache を先にアンインストールします。
まず、Apache や IIS がインストールされているかを確認します。
コントロールパネルからアプリケーションの追加と削除を実行します。IIS の確認は
Windows コンポーネントの追加と削除を実行します。
図の場合は、IIS が見つかっているので削除します。
見つからなかった場合は、そのまま次の手順へ進んで下さい。
5
3 (マシンA)WebSphere Application Server
Network Deployment Version 6.0 のイン
ストール
この手順以降、作業項目別にどちらのマシンで行う作業か見出し(上の見出し参考)に記載
します。以下がそれぞれのマシンの役割です
マシン A・・WebSphere Application Server をインストール
マシン B・・リモート構成用の IBM HTTP Server をインストール
WAS 6.0 ND for Windows のインストールは以下の手順で行います。
1.
WAS 6.0 ND for WindowsのCD-ROMをドライブに挿入すると、ランチパッドNDが
自動的に起動します。起動しない場合はコマンド・プロンプト等から以下のようにし
てランチパッドを起動します。コマンドラインの場合は次のようになります。
C:¥>D:¥launchpad
(D ドライブが CD-ROM の場合)
2.
ランチパッド NDで、「WebSphere Application Serverのインストール・ウィザード
の起動」のリンクをクリックします。ランチパッドNDは終了せず、そのままにして
おきます。
6
3.
「WebSphere Application Server Network Deployment V6 へようこそ」が起動し
ます。「次へ」をクリックします。
4.
「ソフトウェア・ライセンス情報」では使用条件に同意して「次へ」をクリックしま
す。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。
7
5.
インストール前提条件のチェックが始まります。完了するまでそのまま待ちます。画
面のようにチェックが完了したら「次へ」をクリックします。
6.
インストール時のディレクトリーを決定します。デフォルトのまま、または必要に応
じてディレクトリーを指定し、「次へ」をクリックします。
8
7.
インストールする機能を選択します。サンプルとJavadocsは必須ではないので、チェ
ックを外しても構いません。「次へ」をクリックします。(注:コア・プロダクト・フ
ァイルのチェックボックスは絶対に外さないでください。ライセンスが正しく導入さ
れない問題が報告されています。詳細については以下のURLをご参照ください。
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/websphere.nsf/doc/0015EBCC )
8.
インストールの要約が表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。イン
ストールが開始されます。
9
9.
「インストールが完了しました」では、「プロファイル作成ウィザードの起動」 の
チェックを外し、「次へ」 をクリックします。
10. 警告が表示されます。そのまま「次へ」 をクリックします。
10
11. 「ファースト・ステップ・コンソールの起動」 のチェックを外して「終了」をクリ
ックします。
以上で WebSphere Application Server Network Deployment Version 6.0 のインストール
は完了です。
11
4 (マシンA)Deployment Managerプロファイ
ルの作成
WebSphere Application Server V6 は、インストールしただけでは稼動させることができま
せん。稼動可能なセルを構成するためには、Deployment Manager プロファイルとカスタ
ム・プロファイルを作成する必要があります。
ここではまず、Deployment Manger プロファイルを作成します。以下の手順に従って下さ
い。
1.
Windowsのスタートメニューから、次のように選択しプロファイル作成ウィザードを
起動します。
「スタート」→「プログラム(P)」→「IBM WebSphere」→
「Application Server Network Deployment v6」→「プロファイル作成ウィザード」
2.
「バージョン 6 のプロファイル作成ウィザードへようこそ」で「次へ」をクリックし
ます。
12
3.
「プロファイル・タイプの選択」で「Deployment Managerプロファイルの作成」を
選択して「次へ」をクリックします。
4.
プロファイル名を設定します。デフォルトのまま、または必要に応じて書き換えて「次
へ」をクリックします。
13
5.
プロファイルを作成するディレクトリーを指定します。デフォルトのまま、または必
要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。
6.
ノード名、セル名、ホスト名を指定します。デフォルトのまま、または必要に応じて
書き換えて「次へ」をクリックします。
14
7.
ポート値の割り当てを行います。デフォルトのまま(推奨)、または必要に応じて書き
換えます。ここで設定した値は今後の設定に必要になることがあります。メモを取る
か、ウィンドウを最大化してイメージを取得しておくことをお勧めします。「次へ」
をクリックします。
8.
「Windowサービスの定義」ではWebSphere Application Serverのプロセスを
Windowsサービスとして実行するかどうかを設定します。必要に応じて、それぞれ値
を入力し「次へ」をクリックします。
15
9.
プロファイルの要約が表示されます。内容を確認して「次へ」をクリックします。
10. プロファイル作成が完了したら、「ファースト・ステップ・コンソールの起動」のチ
ェックを外して「終了」をクリックします。
16
5 (マシンA)カスタム・プロファイルの作成
引き続き、カスタム・プロファイルの作成を行います。以下の手順に従います。
この手順によって、アプリケーション・サーバー・ノードのプロファイル(カスタム・プロ
ファイル)を作成し、Deployment Manager にノードを統合します。
1.
まず、先ほど作成したDeployment Managerを起動いたします。Windowsのスタート
メニューから、次のように選択しDeployment Managerを起動します。
「スタート」→「プログラム(P)」→「IBM WebSphere」→「Application Server Network
Deployment v6」→「Profiles」→「Dmgr01」→「Deployment Manager の始動」。
Deployment Managerプロファイル登録時に、「Windowsサービスとして起動する」
をチェックした場合は、Windowsサービスから起動することもできます。
2.
再びWindowsのスタートメニューから、プロファイル作成ウィザードを起動します。
「スタート」→「プログラム(P)」→「IBM WebSphere」→
「Application Server Network Deployment v6」→「プロファイル作成ウィザード」
3.
「バージョン 6 のプロファイル作成ウィザードへようこそ」で「次へ」をクリックし
ます。
17
4.
「プロファイル・タイプの選択」では「カスタム・プロファイルの作成」を選択して
「次へ」をクリックします。ここで言う「フェデレート」とは、Deployment Manager
に、アプリケーション・サーバー・ノードを追加することです。
5.
このノードを追加する対象のDeployment Mangerのホスト名を指定します。
Deployment Managerが同一マシンにある場合、localhostを指定可能です。また、
SOAPポート名を指定します(手順 4-7.を参考に指定してください)。「次へ」をク
リックします。
18
6.
プロファイル名を設定します。デフォルトのまま、または必要に応じて書き換えて「次
へ」をクリックします。
7.
プロファイルを作成するディレクトリーを設定します。デフォルトのまま、または必
要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。
19
8.
ノード名とホスト名を設定します。デフォルトのまま、または必要に応じて書き換え
て「次へ」をクリックします。
9.
ポート値の割り当てを行います。デフォルトのまま(推奨)または必要に応じて書き換
えます。ここで設定した値は今後の設定に必要になることがあります。メモを取るか、
ウィンドウを最大化してイメージを取得しておくことをお勧めします。「次へ」をク
リックします。
20
10. プロファイル要約が表示されます。内容を確認して「次へ」をクリックします。
11. 作成が正常に完了したら、「ファースト・ステップ・コンソールの起動」のチェック
を外して「終了」をクリックします。
21
6 (マシンB)IBM HTTP Server 6.0 のインス
トール
リモートのマシンに、IBM HTTP Server のインストールを行います。
(D ドライブが CD-ROM の場合)
1.
WAS 6.0 ND for WindowsのCD-ROMをドライブに挿入すると、ランチパッドNDが
自動的に起動します。起動しない場合はコマンド・プロンプト等から以下のようにし
てランチパッドを起動します。コマンドラインの場合は次のようになります。
C:¥>D:¥launchpad
(D ドライブが CD-ROM の場合)
2.
ランチパッドNDに戻り、「IBM HTTP Serverのインストール・ウィザードの起動」
をクリックします。ランチパッドNDは終了せず、そのままにしておきます。
22
3.
IBM HTTP Server 6.0 のインストーラーが起動します。「次へ」をクリックします。
4.
「ソフトウェア・ライセンス情報」では使用条件に同意して「次へ」をクリックしま
す。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。
23
5.
インストール先ディレクトリーを指定します。デフォルトのまま、または必要に応じ
てインストール先ディレクトリーを書き換えて、「次へ」をクリックします。
6. 「適切なセットアップ・タイプを選択してください」では「カスタム」を選択して「次
へ」をクリックします。
24
7.
「インストールする”IBM HTTP Server 6.0”のフィーチャーを選択してください」で
はそのまま「次へ」をクリックします。
8.
IBM HTTP Serverで使用するポート番号を設定します。デフォルトのまま、または
必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。
25
9.
IBM HTTP Server、IBM HTTP AdministrationをWindowsのサービスとして起動す
るかの設定をします。画面上では共にWindowsサービスとして、Administratorで起
動するように設定しています。
10. インストールの概要が表示されます。内容を確認し、「次へ」をクリックします。イ
ンストールが開始されます。
26
11. 「次へ」をクリックしてIBM HTTP Server 6.0 のインストールを終了します。
12. 「WebSphere Application Serverの起動 – プラグインのインストール」のチェック
を外し、「終了」をクリックします。
以上で IBM HTTP Server 6.0 のインストールは完了です。
27
7 (マシンB)Webサーバー・プラグインのイン
ストール
引き続き Web サーバー・プラグインのインストールを行います。
1.
ランチパッドNDに戻ります。「Webサーバー・プラグインのインストール・ウィザ
ードの起動」をクリックします。
28
2.
「IBM WebSphere Application Server V6 のWebサーバー・プラグインへようこそ」
が表示されます。「インストール・ロードマップ概要とインストールのシナリオ」の
チェックを外して、「次へ」をクリックします。
3.
「ソフトウェア・ライセンス情報」では使用条件に同意して「次へ」をクリックしま
す。同意いただけない場合は、製品を使用することができません。
29
4.
「システム前提条件の確認」が始まります。正常に終了したら「次へ」をクリックし
ます。
5.
「構成するWebサーバーを指定します。」では「IBM HTTP Server V6」を選択して
「次へ」をクリックします。
30
6.
インストール・シナリオを選択します。「Webサーバー・マシン(リモート)」を選
択して「次へ」をクリックします。
7.
インストール先ディレクトリーを設定します。デフォルトのまま、または必要に応じ
てインストール先ディレクトリーを変更し「次へ」をクリックします。
31
8.
Webサーバーの定義を構成します。httpd.confファイルの選択では「ブラウズ」ボタ
ンを用いて、またはキーボードから直接入力して、C:¥Program Files¥IBM HTTP
Server¥conf¥httpd.confと設定します(手順 6-8 で、導入ディレクトリーを変更した場
合は、導入環境に合わせて指定します。)。Webサーバー・ポートの指定はデフォル
トのまま、または必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。
9.
固有のWebサーバー定義名を指定します。デフォルトのまま、または必要に応じて書
き換えて「次へ」をクリックします。
32
10. Webサーバー・プラグイン構成ファイルの場所を指定します。デフォルトのまま、ま
たは必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。
11. アプリケーション・サーバー・マシンのホスト名(マシンAのホスト名)を入力しま
す。DNS解決可能なホスト名、またはIPアドレスを入力して「次へ」をクリックしま
す。
33
12. メッセージを確認して「次へ」をクリックします。
13. システムのチェック後、インストールの要約が表示されます。内容を確認し「次へ」
をクリックします。インストールが開始されます。
34
14. メッセージを確認して「次へ」をクリックします。
15. メッセージを確認して「終了」をクリックします。
16. 「Web server plug-in installation roadmaps for WebSphere Application Server
Network Deployment V6」を閉じます。
17. ランチパッドNDを閉じます。
35
8 (マシンA)アプリケーション サーバーの作成
Deployment Manager プロファイルと統合されたカスタム・プロファイルは、すでに前の
手順で作成しましたので、これからアプリケーションを実行するためのアプリケーション・
サーバーを作成します。
作業の順序は
●Deployment Manager の起動(手順通り行うとすでに起動しています)
●Node Agent の起動(手順通り行うとすでに起動しています)
●Deployment Manager 管理コンソール上でアプリケーション・サーバーを作成
となります。
8.1 Deployment Managerの起動
(Deployment Manager を停止した場合のみ、手順 8-1 を実行します。
)
Windowsのスタートメニューから、次のように選択しDeployment Managerを起動します。
「スタート」→「プログラム(P)」→「IBM WebSphere」→「Application Server Network
Deployment v6」→「Profiles」→「Dmgr01」→「Deployment Manager の始動」
Deployment Manager プロファイル登録時に、
「Windows サービスとして起動する」をチ
ェックした場合は、Windows サービスから起動することもできます。
8.2 Node Agentの起動
(Node Agent を停止した場合のみ、手順 8-2 を実行します。
)
「
C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥Custom01¥bin¥startNode.bat」をダブル
クリックで、実行してください。
また、コマンド・プロンプトからも、以下のように実行できます。
>cd C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥Custom01¥bin
>startNode.bat
「サーバーnodeagent が e-business 用にオープンされました。プロセス ID は xxxx です。」
と表示されれば、Node Agent の起動は成功です。
36
8.3 Deployment Manager管理コンソールの起動
Web ブラウザから http://<ホスト名>:9060/ibm/console へアクセスします。管理コンソール
が起動しますので、適当なユーザー名でログインします。
8.4 新規アプリケーション・サーバーの作成
1.
左側のナビゲーション・ツリーから「サーバー」→「アプリケーション」の順に展開
します。
2.
「新規作成」をクリックします。
37
3.
「新規アプリケーション作成画面」で、ノードを「<ホスト名>Node01」を選択し、
任意のサーバー名を入れています。画面上では、サーバー名:「server1」としてい
ます。
4.
サーバー・テンプレートの選択画面で、defaultを選択し「次へ」をクリックします。
38
5.
「固有HTTPポートの生成」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします。
6.
「新規サーバーの確認」を読み、「終了」をクリックします。
7.
メッセージに従って、構成変更を保管します。「保管」リンクをクリックします。
39
8.
ノードと変更を同期化」をチェックして「保管」を押します。以上で、サーバー作成
完了です。
40
9 (マシンA+B)IBM HTTP Server 6.0 ノード
のWebSphereセルへの統合
WAS 6.0 ND では新機能として、IBM HTTP Server 6.0 を WebSphere セルに含めて管理
することができるようになりました。
IBM HTTP Server 6.0 の起動や停止、設定を WebSphere 管理コンソールから行うことが
できます。また、アプリケーション・サーバーと IBM HTTP Server が別のマシンにインス
トールされている場合、WAS V5.x では手動で行わなくてはならなかったプラグイン構成フ
ァイルのコピーも、自動で行わせることができるようになりました。
ここでは、IBM HTTP Server 6.0 を WebSphere セルに統合するための手順を解説します。
最初は、マシン B での作業になります。
1.
(マシンB)IBM HTTP Server 6.0 (以下IHS6) の管理サーバーを使用可能にします。
コマンド・プロンプトから
> cd C:¥Program Files¥IBM HTTP Server¥bin
> htpasswd ..¥conf¥admin.passwd <任意のユーザー名>
とし、管理サーバーへのログインに使用するユーザー名とパスワードを設定します。
New password: に対して、パスワードを入力します。Re-type new password: に対
して、パスワードを再入力します。ユーザー名とパスワードが正しく設定されると、
Adding password for user <ユーザー名> と表示されます。
41
2.
(マシンB)Windowsのスタートメニューから次のように選択し、IHS6 管理サーバー
を起動します。
「スタート」→「プログラム(P)」→「IBM HTTP Server 6.0」→「管理サーバーの始
動」
IHS6 をインストール時にIBM HTTP Administrationをwindowsサービスとして起
動をチェックした場合、GUIツールを用いたりしてWindowsサービスとして起動した
り、コマンド・プロンプトで
> net start "IBM HTTP Administration 6.0"
として起動することができます。
3.
(マシンB→A)マシンBの「C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥Plugins¥bin¥」に、
「configurewebserver1.bat」というファイルがあります。そのファイルをマシンAの
「C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥bin」の下にコピーします。以
下、マシンAの作業になります。
4.
(マシンA)管理コンソールにログインしている場合は、一旦ログアウトします。
5.
(マシンA)コマンド・プロンプトで
> cd “C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥bin”
> “C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥bin¥configurewebserver1.bat”
として、構成スクリプトを起動します。
6.
(マシンA)スクリプトの実行が終了したら、管理コンソールにログインし直します。
7.
(マシンA)ナビゲーション・ツリーから「サーバー」→「Webサーバー」の順に展開
し、webserver1 リンクをクリックします。
42
8.
9.
「リモートWebサーバー管理」リンクをクリックします。
ユーザーID」と「パスワード」に、1 で定義したユーザーIDとパスワードを入力して
「OK」を押します。
43
10. メッセージに従って、構成変更を保管します。「保管」リンクをクリックします。
11. ノードと変更を同期化」をチェックして「保管」を押します。
以上で、IBM HTTP Server 6.0 ノードのセルへの統合は完了です。
44
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