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Lotus Quickr 8.5 最新動向 2011年1月 Lotus Quickr 8.5 for Domino

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Lotus Quickr 8.5 最新動向 2011年1月 Lotus Quickr 8.5 for Domino
Lotus Quickr 8.5 最新動向
Lotus Quickr 8.5 for Domino
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
2011年1月
日本アイ・ビー・エム Lotus クライアントテクニカルプロフェッショナル
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社(ISE)
Agenda
2
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
業務スタイルの変化
ƒ 部門毎の縦割り組織から、組織横断型のプロジェクトチームへ
ƒ トップダウンで用意されたサービス体系から、セルフサービスで用意するサー
ビス体系へ
組織階層型コミュニケーション
(トップダウンで用意されたフォルダやプレース)
„ 軍隊、オーケストラ型
„ 個人より企業中心
„ 専門家より管理者
+
チーム指向コミュニケーション
(ボトムアップ・セルフサービスでプレースを作成)
„ ジャムセッション型
„ 組織体制よりも 「タスクチーム」
„「共通な目的」への組織横断的な連携
・・・・・・
・・・・・・
・・・
・・・
3
・・・
・・・・・・
チームやプロジェクトは組織の枠を越える
XXX会社
YYY会社
B部門
A部門
4
企業間コラボレーションの増加
買収・合併
企業間コラボによる新商品やサー
ビスの開発
取引先との協業
5
現状は・・・・?
多量の添付メールのやりとり
宅ファイル便などインターネットサービスを使ったファイルのやりとり
CDやDVDに焼いて受け渡し
6
情報共有スペースを作ろう!
すぐに立ち上げたい
プラットホームに依存しない、クライアントソフトが不要
使い勝手がよく、誰でも容易に操作ができる
Lotus Quickr
7
チームのための理想的なコラボレーション手段とは?
プロジェクトチームのためのコラボレーション
手段が必要
プロジェクトが発生
組織をまたがったメンバー構成
情報共有やスキトラを想定した
用語集を作りたい
社員旅行のプランニングで
部内からアイディアを募りたい
文書の共有はどうしよう?
連絡事項をどう伝えよう?
進捗管理はどうやって行おう?
ディスカッションしたいなあ
求められる機能
¾情報共有したいときにエンドユーザーが「即時」に作成できる、「場所」を提
供
¾ユーザーによる書き込み、双方向のやり取りが可能
¾ACLなどシステム管理者に依頼せずにある程度現場で管理可能
¾プロジェクト成果物などの文書ファイルの一元管理、共同製作の支援環境
¾使いやすいWebインターフェース
88
Lotus Quickrで解決!
チーム内で情報を共有するための最速の手段
チームコラボレーション機能の充実
・既に用意されているテンプレートからエンドユーザーがセルフサービスで情報共有をすぐに開始
・ユーザーのニーズに応えられる、汎用性のあるアプリケーション群 (文書ライブラリ、
ディスカッション、Wiki、ブログ……) を標準で保有し、双方向のやり取りが可能
アクセスのしやすさ
アナウンスメント
・ブラウザからのアクセス
・クライアント用に「コネクター」の提供
→ExplorerやMicrosoft Officeなど
普段使っているアプリケーションから
すぐにファイル共有
管理のしやすさ
Wiki
ディスカッショ
ン・フォーラム
進捗管理
ブログ
ライブラリー
・情報共有の場の作成からアクセス権の設定まで、ある程度エンドユーザー側で管理が可能
・ブラウザから情報一覧して管理可能
9
カレンダー
Lotus Quickrの「プレース」とは?
チーム内で情報共有するための「場」、Lotus Quickrを使用するにあたっての単位
Quickrサーバー
セキュリティー
セキュリティー
メンバーは様々な
メンバーは様々な
アクセス権でコンテンツ
アクセス権でコンテンツ
にアクセス
にアクセス
プレース
テンプレート
コネクター
コネクター
日常利用する
日常利用する
アプリケーションからの
アプリケーションからの
利用をサポート
利用をサポート
10
テンプレート
テンプレート
セルフサービスで
セルフサービスで
プレースをすぐに作成可能
プレースをすぐに作成可能
コラボレーション
・アプリ
コラボレーション・アプリ
文書ライブラリ、
文書ライブラリ、
ディスカッション、タスク、
ディスカッション、タスク、
カレンダー機能などを
カレンダー機能などを
標準で包含
標準で包含
自律的な管理・運用
自律的な管理・運用
プレースごとの管理者が
プレースごとの管理者が
参加メンバーを現場で
参加メンバーを現場で
管理
管理
用意されたテンプレート
すぐに使える、アプリケーションを組み合わせたテンプレー
トを用意。これにより、ユーザーがテンプレート(雛形)からす
ぐにプレースを作成することができます。
11
コネクター∼様々なツールからアクセス
WindowsエクスプローラーやMS Office、Notes、Sametimeなどとの連携
その1:WindowsエクスプローラーからドラッグアンドドロップでQuickrとデータのやりとりができます
その2:MS Officeのツールバーから直接Quickrにデータを書き出したり、読み込んだりできます
その3:NotesやOutlookから添付ファイルのあるメールを送信するときにファイルの保管場所をQuickr
に指定できます
その4:Sametimeのプラグインに組み込めるため、チャットで直接Quickrのデータを送信できます
Notes
MS Office
12
Windows
エクスプローラー
Sametime
Lotus Quickr コネクターの導入
Lotus Quickr コネクターは、Quickrサーバーを導入するとQuickrサーバーにダウンロー
ドリンクが提供されますので、そのリンクからクライアントPCに導入します。
導入後は、Windows 右下のタスクバーにQuickrのアイコンが表示されます。
1313
Quickrには2種類あります
WebSphere Portal版
Lotus
Quickr
Lotus
Quickr
WebSphere
Portal Server
Lotus
Domino Server
RDB
14
Lotus Domino版
NSF
活用事例(その1)
会社A
原稿を書いて
プレースに保管
15
出版社B
原稿に修正を入れて
プレースに保管
活用事例(その2)
製造会社A
オーダーされた機械の
納期を記入しプレース
に保管
16
鉱山発掘会社B
オーダーしたい機械の
種類や数を入力して
プレースに保管
Agenda
17
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Quickr8.5 for Domino新機能ハイライト
1.ユーザーインターフェイスやエディターを統一化
2.ライブラリのパフォーマンス向上,操作性向上
3.ECMリポジトリとの連携(新機能)
QuickrのチームプレースからECMコンテンツへの相互アクセス
4.Notesとの親和性
5.EntryプレースはConnectionsのFilesへ
18
Lotus
Domino版
統一されたユーザーインターフェイス
ごみ箱機能
19
Lotus
Domino版
統一されたリッチテキストエディター
CKエディター
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
……Web ページ内で使用するために設計された、WYSIWYG のオープン・ソース・
テキスト・エディター http://ckeditor.com/
20
ライブラリコンポーネント
パフォーマンス向上を意識したライブラリコンポーネントに!x
アプレットのアッ
プロード領域がな
くなりました
21
Lotus
Domino版
ファイルのアップロード簡素化
メール通知も簡単に
22
Lotus
Domino版
新規インポート・ファイル
Lotus
Domino版
•プレビュー機能でファイルの内容を参照可能
•インポート・ファイルとしてアップロードしたものに関しては、デフォルトが
プレビュー表示となるため、複数のファイルの編集作業が楽になる
23
コメントとバージョン管理
Lotus
Domino版
プレビュー機能の追加
コメントの付加が可能。
バージョン管理インターフェイス変更
24
リスト機能
構造化されたデータを表示したいときに便利
スプレッドシートからデータを読み込
んだり書き出したりすることも可能
25
Lotus
Domino版
リストの作成
項目の追加・ビューのカスタマイズなど
ユーザーが自由に作成・編集可能
26
Lotus
Domino版
フォーラム
Connectionsライ
クに!
27
Lotus
Domino版
フォルダへのACL
z
必要な設定
z (サーバー側) qpconfig.xmlの編集
z
28
(クライアント側) プレースのカスタマイズで
フォルダACLの機能を有効にする
Lotus
Domino版
ECM連携が可能に
z
z
z
Lotus
Domino版
以下との連携が可能
¾ IBM FileNet P8
¾ IBM Content Manager
Quickr から ECM へ文書を公開
QuickrからECMの中の文書を検索
Quickr for Domino
29
NotesにQuickrチームカレンダーをオーバーレイ
30
Lotus
Domino版
マルチランゲージ対応
Lotus
Domino版
►1台のサーバーで多言語対応可能
►多言語環境でも、デプロイメントの必要なサーバーが少なくてすむ
►ユーザーのブラウザの言語に合わせて表示される
English [en] (default browser lang)
Chinese/China [zh-cn]
31
Agenda
32
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Quickrのアーキテクチャー
Lotus
Domino版
HTTP
プレースB
管理者
Quickr
プレースA
管理者
Main
.nsf
HTTP
Admin
.nsf
HTTP
NRPC
xxxx
.nsf
(ルーム)
プレースA
Quickr管理者
Domino管理者
Search Contacts1
.nsf
.nsf
Domino
Search Contacts1
.nsf
.nsf
プレースB
Main
.nsf
HTTP
Main
.nsf
DOLS
Contacts1CreateHaiku
.nsf
.nsf
names
.nsf
Place
catalog
.nsf
OS (Windows/ AIX/ Linux/ IBM i)
33
xxxx
.nsf
(ルーム)
Place
Statistics
.nsf
LDAP
LDAP
Quickrのアーキテクチャー
•
Lotus
Domino版
Quickrに導入されるデータベース
1. Quickr サーバー情報(Dominoデータディレクトリ¥LotusQuickr¥lotusquickrフォルダ内)
•
Admin.nsf:
サーバーの設定に関する情報を保存
•
Contacts1.nsf: Quickrサーバーの管理者の情報を保存。(インストール時に設定した管理者/サ
ーバーの管理プレースから追加した管理者)
•
CreateHaiku.nsf:
•
Main.nsf:
プレースの作成に関する情報を保存
Quickrホームページ内の構成情報を保存
2. プレースに関する情報(Dominoデータディレクトリ¥LotusQuickr¥「プレース名」フォルダ内)
•
Main.nsf:
プレース内の構成情報を保存
•
Contacts1.nsf:
•
Search.nsf:
プレースのメンバー情報とアクセス制御情報を保存
プレース内での情報の検索に使用
3. プレースカタログ(PlaceCatalog.nsf)
•
プレースとQuickrサーバーに関する情報が保存される。
4. プレース統計(PlaceStatistics.nsf)
•
34
プレースの統計情報が保存される。
プレース/テンプレートとページの構造
• 基本的にプレースのレイアウ
トは用意されているテンプレ
ートの設計に従う。
• Wikiやブログは独立のプレー
スとしてテンプレートから作
成される
• 既存のプレースをテンプレー
トとして利用することも可能
標準プレース
Lotus
Domino版
プレース単位の
タスク カレンダー ライブラリインデックス
フォルダ
フォルダ
フォルダ
アクセス制御
アクセス
制御
ルーム
タスク
カレンダー
フォルダ
ブログ
Wiki
35
インデックス
プレース・メンバーの
さらに一部のみアクセ
ス可能
プレースの作成(Lotus Domino版)
Lotus
Domino版
テンプレートを選択
デフォルトで3種類のテンプレートが用意されて
いる
ƒ わずか3ステップで簡単に作成可能
3636
Lotus Domino版/標準テンプレート機能
チーム向けの標
準的なプレース
ライブラリ
文書ファイル管理
フォーラム
議論などを実施
Lotus Domino版
ブログ
チームで使用す
ることを目的と
したブログ
カレンダー
イベントを
カレンダーに
エントリとして登
録
ゴミ箱
削除したコンテ
ンツを復元可能
37
タスク
チームにおける
ToDo進捗管理
Wiki
議事録やFAQなど
チームで話し合い
ブラッシュアップ
を実施
Lotus Domino版 テンプレートの利用方法
チーム向けの標準的
なプレース
38
ライブラリ
フォーラム
カレンダー
タスク
ブログ
それぞれが別々の
プレースとして
作成される
Lotus
Domino版
Wiki
Agenda
39
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
インストールの流れ
Lotus Quickr の環境を構築するまでの流れ
1. Lotus Domino 環境の構築
2. Lotus Quickr インストール
3. セキュリティーの設定
4040
Lotus
Domino版
インストール
Lotus
Domino版
1. Lotus Domino 環境の構築
Domino 8.5.1 インストール
サーバータイプ「Lotus Domino Enterprise Server 」選択
パーティション・サーバーの場合、個別の IP アドレスを指定
Language Pack インストール
日本語版をインストール
Dominoサーバーのセットアップ
HTTPタスク選択
サポートされる組織単位(OU)は2つ以内
4141
/OU=SWG/OU=Japan/O=IBM
→ OK
/OU=Lotus/OU=SWG/OU=Japan/O=IBM
→ NG
インストール
2. Lotus Quickr インストール
Lotus Quickr インストールとセットアップ
Domino サーバー、ポート 80 で listen しているアプリケーションの停止
ローカル Lotus Quickr 管理者の設定
4242
Lotus
Domino版
インストール
2. Lotus Quickr インストール(続き)
Lotus Quickr インストール後の設定
Domino サーブレット・エンジンの選択
「プレース管理」の前提
UTF-8 文字エンコードの使用
英語以外のコンテンツを適切に表示
Windows TCP/IP レジストリー・パラメーターの値を調整
Windowsで稼動している場合、最適なパフォーマンスを得るために
「Tuning Windows Server 2003 on IBM System x Servers」参照
http://www.redbooks.ibm.com/redpapers/pdfs/redp3943.pdf
4343
Lotus
Domino版
インストール
Lotus
Domino版
3. セキュリティーの設定
ディレクトリ・サービスの指定
Lotus Quickr へアクセスするユーザー認証
メンバー登録時に使用するディレクトリの指定
– Quickrサーバーをセットアップしてディレクトリー・サービスを制御
– Dominoサーバーをセットアップしてディレクトリー・サービスを制御
シングル・サインオンの設定
複数プレースへ再認証なしでアクセス可能
他のシステムとの連携
– Web SSO文書作成
– notes.iniパラメータ NoWebFileSystemACLs=1
– Quickr用Webログインページの作成 (domcfg.nsfのサインインフォームをQuickr
用ページにマッピング)
4444
(参考)システム要件 - ハードウェア要件
サポートOS
Lotus
Domino版
Windows Server 2003 R2 SP2 Enterprise Edition x86-32
Windows Server 2003 SP2 Enterprise Edition x86-32
Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition x86-64
Windows Vista SP2 Enterprise x86-32
Windows XP SP3 Professional x86-32
AIX 5.3 POWER System(64ビット※、32ビット)
AIX 6.1 POWER System(64ビット※)
SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) 11.0 x86-32
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11.0 x86-64(※)
(※)QuickrはOSとして64ビットもサポートしているが、アプリとしては32ビット対
応のみ
ハードウェア要件(Windows)
メモリ:
ディスク:
4545
2 GB 以上、4G(推奨)
1.5 GB 以上
(参考)システム要件 - ソフトウェア要件
リバース・プロキシ:
WebSphere Edge Server 7.0
ブラウザ:
Internet Explorer 6.0 SP3
Internet Explorer 7.0
Internet Explorer 8.0
Mozilla Firefox V3.5
4646
Lotus
Domino版
(参考)システム要件 - ソフトウェア要件
Lotus
Domino版
LDAP サーバー:
IBM Tivoli Directory Server 6.2
IBM Lotus Domino 8.0.2、8.5.1
Windows Active Directory 2003、2008
Novell eDirectory 8.8
Sun Java System Directory Server 6.1
システム連携:
IBM Lotus Sametime Standard 8.0.2、8.5 (Web Collaboration is not supported)
IBM Lotus Connections 2.5
Lotus iNotes 8.5.1
Content Manager Services for Lotus Quickr 1.1 Fix Pack 1
FileNet Services for Lotus Quickr 1.1 Fix Pack 1
4747
Agenda
48
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Quickr8.5 for WebSphere Portal新機能ハイライト
1. ユーザーインタフェースの改善
•
•
•
他のLotus製品と共通のUI
CKエディター(既出)
新しいフィード・リーダー
2. 文書ライブラリーに対するより強力なコントロール
•
アップロードファイルのサイズ制限、拡張子制限
3. 新しい管理ツール
•
•
•
•
プレースの管理 (システム管理者)
プレース・カタログ
WP6.1.5ベースの「プレースのカスタマイズ」 (プレース管理者)
メンバーおよび役割の拡張管理
4. 製品連携
•
•
•
49
IBM Lotus Connections との統合の強化
ECMシステムとの連携
IBM WebSphere Portalとの連携
WebSphere
Portal版
公開プレース
WebSphere
Portal版
8.5から、プレースのメンバー
に登録する前のユーザーでもア
クセスできる「公開プレース」
を作成可能
•公開アクセス(誰でも参加可能)
•公開アクセス
(メンバー参加は許可が必要)
•非公開 (メンバーしか表示不可)
非ログインユーザーでも公開プレースのリ
ストは表示可能
プレースへのアクセスにはログインが必要
公開アクセスの役割を設定可能
50
フィード・リーダー
WebSphere
Portal版
1つのスペースに複数のフィードを持つことにより、フィード・リーダーを複数
使用する必要が無くなった
「フィードリーダー」を使用するには、Ajax Proxyの設定が必須です
Configuring the AJAX Proxy to enable feeds: qp85
http://www-10.lotus.com/ldd/lqwiki.nsf/dx/Configuring_the_AJAX_Proxy_to_enable_feeds_qp85
51
その他のコンポーネント
•
52
他のコンポーネントも一貫したデザインに
……ブログ、アナウンスメント、タスク、連絡先、カレンダー、Wiki
WebSphere
Portal版
文書ライブラリー (1/3)
•
•
53
更新されたインタフェース :他のLotus製品と統一のデザイン
• ナビゲーションが左のメニューに
ポートレット全体にドラッグ&ドロップでアップロードが可能
WebSphere
Portal版
文書ライブラリー (2/3)
•
•
54
WebSphere
Portal版
プレース管理者
• ファイル・タイプとファイル・サイズによって、ライブラリーへのアッ
プロードを制限
• すべての作業用ドラフトをリストして、作業用ドラフトのチェックイン
や削除が可能
システム管理者
• SMTP サーバーで文書通知を設定でき、サーバー上のすべてのライブラ
リーを対象にして、文書ブラウザー・プラグインを有効または無効に設
定が可能
• 個々のプレース管理者がこれらの設定を管理できるようにすること
もできます。
• ユーザーがライブラリーにウィルスを含むファイルをアップロードして
しまうのを防ぐため、WAS管理コンソールを介して、Internet Content
Adaptation Protocol (ICAP) を構成
• ライブラリー・プラグインのインストールを無効にして、ファイル・サ
イズおよびファイル・タイプによるアップロード制限を設定
文書ライブラリー (3/3)アップロードファイルのサイズ制限、拡張子制限
•
•
•
•
55
大きなファイルサイズのアップロード制限
サーバー毎またはプレース毎の異なるサイズ制限が設定可能
アップロードパス(メニュー、ドロップゾーン、コネクター)に限らず制限
特定のコンテンツタイプ(例 .exe)のアップロード制限
WebSphere
Portal版
管理ツールの拡張点
•
•
•
56
WebSphere
Portal版
「プレースの管理」をクリックして、プレース、テンプレート、およびポリシーを管理
(システム管理者)
複数のサーバー、またはクラスター全体にまたがる検索を構成することにより、クラスター全体のプ
レース・コンテンツを統合
ポータル管理ツールは、Lotus Quickr の一番下にある「拡張管理」を使用してアクセス
管理ツール
:統計情報
WebSphere
Portal版
•サーバー上のすべてのプレースに関するさまざ
まな統計(ユーザー数、プレース数、総容量、
文書数、)を表示、クリア、またはCSVとして
ダウンロード
57
プレース・カタログ
•
•
•
•
58
WebSphere
Portal版
サーバー間に渡るQuickrプレースのリスト ……旧「マイ・プレース」が置き換えられた
「公開プレース」タブ :匿名ユーザーにもアクセス可能
「マイ・プレース」タブ :自分がメンバーになっているプレース
タグや所有者でフィルタリング可能
プレース・カタログのアーキテクチャー
•
デフォルトで、プレース・カタ
ログは、そのサーバーに存在す
るプレースおよびテンプレート
に関する情報を索引付けする
•
カタログの実装方式は2つあり
•
•
•
59
複数のサーバーで 1つのプレ
ース・カタログを使用する
複数のサーバーで複数のプレ
ース・カタログを使用する
「プレース・カタログの管理」
でソースを追加することにより、
他のサーバーの IBM Lotus
Quickr プレースおよびテンプレ
ートをユーザーがプレース・カ
タログで使用できるようにでき
る
WebSphere
Portal版
プレース管理者による「カスタマイズ」(1/3)
WP6.1.5の「ペ
ージ・ビルダ
ー」テーマを
ベースにした
カスタマイ
ズ:
ドラッグ&ドロッ
プによるペー
ジ・レイアウ
トの変更、ブ
ログ、Wiki、
ライブラリー
などのコンポ
ーネントを追
加
テーマ・スタイル
の変更、レイ
アウトの変更
をダイレクト
に実行
60
WebSphere
Portal版
プレース管理者による「カスタマイズ」(2/3)
WebSphere
Portal版
テーマ・スタイル
の変更
61
プレース管理者による「カスタマイズ」(3/3)
「プレース・アクション」をクリックし
て、より高度なカスタマイズ
•
•
•
など
62
プレースのプロパティーを編集
プレースの役割を管理
サーバーからプレースを削除
WebSphere
Portal版
メンバー管理 (1/2)
•
•
•
•
63
リストビューとカードビュー
メンバーの名前で検索、役割(ロール)でフィルタリングが可能
選択した複数のユーザーにEメール送信
プレース管理者はメンバーの追加/削除が可能
WebSphere
Portal版
メンバー管理 (2/2)
カスタムロールの定義
WebSphere
Portal版
ユーザーやグループの追加、役割の適用
参加自由だが役割を制限
役割による検索
:誰がどの役割なのか表示
Sametime、Eメー
ル、電話…
64
コンテンツ検索
日付、所有者、ド
キュメント・タイ
プ、プロパティで
フィルタリング
ブックマーク可能な
URL
複数サーバー間、
ECM範囲での検索
65
WebSphere
Portal版
他のLotus製品と共通のUI
WebSphere
Portal版
Lotus ConnectionsやQuickr Domino版と共通のUI
共通のトップナビゲーションにQuickrを追加
Lotus Connectionsのプロ
フィールのビジネスカー
ドにやQuickrプレース
を追加
66
Connections の「ファイル」「Wiki」
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
Connections ファイル
ファイルを投稿して共有、バージョン管
理、タグ管理、レーティング、コメント
が可能
誰が共有したか、ダウンロードしたかを
追跡可能
Connections Wiki
リッチテキストエディターを
用いたWebコンテンツの作成
と編集
67
ECMシステムとの連携(1/2)
WebSphere
Portal版
ECMサーバー
(IBM FileNet P8 )
①Quickrコネクター
デスクトップからECM
への直接アクセス
Quickrコネクター
②Quickr
WebUIから
のアクセス
③Quickr文書ライブラ
リーからECMにパブ
リッシュ/リンク
LDAPサーバー
エンドユーザーの
デスクトップ
68
Webサーバー
Lotus Quickr
サーバー
DB サーバー
ECMシステムとの連携(2/2)
①Quickrコネクター
デスクトップからECMへの直接ア
クセス
Notes、Sametime、Symphony、
MS Office、Outlook、
Windows Explorer
メタデータ編集とSSO
(SPNEGO)対応
69
②Quickr WebUI
閲覧、作成、修正、ダウンロード
WebSphere
Portal版
③パブリッシュ、リンク
Quickr文書ライブラリーからECMにパ
ブリッシュ
他のライブラリーやECM内の文書への
リンク(ショートカット)
WebSphere Portalとの連携 (1/2)
WebSphere
Portal版
1.文書ライブラリーポートレット
•
•
•
•
•
•
•
•
•
文書ライブラリーの文書、フォルダ
ーのリストの表示
フォルダーの作成
文書ファイルのアップロード
文書/フォルダーの削除
文書ファイル、フォルダーのプロパ
ティー、説明の編集
ファイルタイプに応じてQuickrサー
バー経由で文書を開く
文書ファイルのダウンロード
文書を新バージョンで更新
対応Ver:QuickrWP8.5 / WP6.1.5
ユーザー
WPサーバー
Lotus Quickr サーバー
Installing the IBM Lotus Quickr 8.5 Portlet for WebSphere Portal
http://www-10.lotus.com/ldd/lqwiki.nsf/dx/Installing_the_IBM_Lotus_Quickr_8.5_Portlet_for_WebSphere_Portal
70
WebSphere Portalとの連携 (2/2)
WebSphere
Portal版
2.プレースカタログポートレット
•
•
•
•
旧「マイ・プレース」ポートレット
の後継
プレースカタログのリストをポータ
ルページに統合、複数のQuickrサー
バーをマージ
2つの表示モード :コンパクトモ
ードでは左のタグ・フィルタリング
を省略
対応Ver:QuickrWP8.5 / WP6.1
以降
ユーザー
WPサーバー
Lotus Quickr サーバー
IBM Lotus Quickr Places Catalog portlet
https://greenhouse.lotus.com/plugins/plugincatalog.nsf/assetDetails.xsp?action=editDocument&documentId=99776EF896B6B
B0A8525774D006FCD07
71
Agenda
72
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Lotus Quickrにおける「プレースの管理」とサイト/システムの管理
Quickrはコラボレーションの場を「
プレース」という形で提供されま
す。
プレース内の管理は個々のプレースの
管理者に権限委譲して役割分担す
ることができます。
Lotus Quickrサーバー
WebSphere Portal (Quickr)
アプリケーショ
ン/テンプレート
プレースの管理
Webコンテン
ツ・ライブラリー
LDAPサーバー
テンプレート
DBサ
ーバー
サイトの管理
プレースB
プレースA
73
ポート
レット
WAS
システム管理者は、Quickrのサイト
全体やシステム基盤の管理に専念
することができます。
プレース管理者
システム管理
システム
管理者
(quikradm)
quikradm)
プレース/テンプレートとページの構造
• 基本的にプレースのレイアウ
トは用意されているテンプレ
ートの設計に従う。
WebSphere
Portal版
ライブラリー
ページ
ブログ
• Wikiやブログは独立のプレー
スとしてテンプレートから作
成される
• 既存のプレースをテンプレー
トとして利用することも可能
コンポーネント
管理者
編集者
ブログ、Wiki、……
参加者
読者
:
アクセス権限
チーム・プレース
ミーティング・プレース
カスタム
ページと、コンテンツを保持するコンポーネント
というツリー構造をしており、その組み合わせや
レイアウト変更のカスタマイズが容易
74
(参考)プレースの作成 (1/2)
1.「プレースの作成」をクリッ
クします。ログインしていな
ければログインします
2.テンプレートを選択します。
75
WebSphere
Portal版
(参考)プレースの作成 (2/2)
WebSphere
Portal版
3. プレースの名前を入力し、アクセス権を設
定して「プレースの作成」をクリックします
テンプレートからプレースが作成さ
れています。
76
ƒ
公開許可 (誰でも参加可能)
ƒ
公開アクセス (メンバー参加は許可が必要)
ƒ
非公開 (メンバーしか表示不可)
(参考)WebSphere Portal版/標準テンプレート機能
カスタム
空白ページを
カスタマイズ
チーム・ブログ
チームWiki
チーム・プレース
ブログ、Wiki、ライブラリーのセット
プロジェクト・ライブラリー・プレース
タスク管理とライブラリー
ミーティング・プレース
ライブラリーと議事録
(Wiki)
ライブラリー
77
WebSphere
Portal版
「カスタマイズ」から追加できるコンポーネント一覧 (1/2)
ライブラリー
共有ファイルを
集中管理
Wiki
文書をチームで
編集
フィード・リーダー
RSS/Atomフィー
ドを購読
78
WebSphere
Portal版
ブログ
チーム活動を日
記形式で記録
プロジェクト・
タスク
プロジェクト作
業の進捗管理
連絡先
プロジェクト関
連連絡先リスト
「カスタマイズ」から追加できるコンポーネント一覧 (2/2)
アナウンス
ニュース項目を
リスト
WebSphere
Portal版
ƒ文書エントリにコメント
付加が可能
ƒ入力画面はリッチテキス
ト・エディター対応
ディスカッショ
ン・フォーラム
ユーザー間で議
題を討議
カレンダー
チームの共有カレ
ンダー
79
ƒそれぞれの文書エント
リ・ビューのフィードURL
を提供
Agenda
80
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
インストールの流れ
Lotus Quickr の環境を構築するまでの流れ
1. Lotus Quickr インストール
2. DBサーバーのインストール・構成
3. LDAPサーバーのインストール・構成
4.Webサーバーのインストール・構成
8181
WebSphere
Portal版
インストール
WebSphere
Portal版
1. Lotus Quickr インストール
Lotus Quickrサーバーのインストール
・1台構成の場合は「シングル・サーバー」を選択
・クラスターの場合は「エンタープライズ・クラスター」を選択
–
先にクラスター管理サーバーであるDeploymentManagerを導入しておく
・必要なWAS、WPベースのQuickrサーバー、ローカルのDB2が導入される
・ローカルのDB2に自動的にDB構成がなされる
– プロトタイプ環境ならこれで稼働可能
Lotus Quickrサーバー
8282
インストール
WebSphere
Portal版
2. DBサーバーのインストール・構成
DBサーバー(DB2など)のインストール
QuickrサーバーのリモートDB構成
–
–
リポジトリDBの作成
ローカルDBをリモートDBに転送 :コマンドまたはGUIウィザード
※DB構成は本格運用の前に行う
Lotus Quickr サーバー
DB サーバー
83
83
インストール
WebSphere
Portal版
3. LDAPサーバーのインストール・構成
LDAPサーバー(ITDS、Dominoなど)の構築
QuickrサーバーのLDAP構成
–
–
–
ユーザーディレクトリとしてLDAPを参照するようにセキュリティー構成
コマンドまたはGUIウィザード
LDAPが1つであっても「統合リポジトリー」構成のみサポート
LDAPサーバー
Lotus Quickr
サーバー
DB サーバー
84
84
インストール
WebSphere
Portal版
4.Webサーバーのインストール・構成
Webサーバー(IBM HTTP Serverなど)のインストール
–
必要なFixの適用
Webサーバー・プラグインのインストール
–
必要なFixの適用
SSLのセットアップ
–
「プレース・カタログの管理」ページはhttps(10035ポート)で構成され
ており、Webサーバーを構成した環境でアクセスするためにはSSLの構成が
必要になる
Lotus Quickr
サーバー
Webサーバー
85
85
LDAPサーバー
DB サーバー
(参考)システム要件 - ハードウェア要件
WebSphere
Portal版
サポートOS
Windows Server 2003 R2 SP2 Enterprise Edition x86-32
Windows Server 2003 SP2 Enterprise Edition x86-32
Windows Server 2003 SP2 Standard Edition x86-32
Windows Server 2008 SP1 Enterprise Edition x86-64
Windows Server 2008 SP1 Standard Edition x86-64
Windows Vista SP2 Business x86-32 (開発環境のみ)
Windows Vista SP2 Enterprise x86-32(開発環境のみ)
Windows XP SP3 Professional x86-32(開発環境のみ)
AIX 5.3 TL7 System i/p (64ビット)
AIX 6.1 System i/p (64ビット)
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.0 Update 3 Advanced Platform x86-64
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.0 Update 3 Advanced Platform System z
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10.0 SP2 System z
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 10.0 SP2 x86-64
ハードウェア要件(Windows)
メモリ:
ディスク:
8686
4GB(Win 32ビット)、5 GB 以上、8G(推奨)、16GB(大規模システム)
AIX/Linux 14GB前後、Windows 10GB
(参考)システム要件 - ソフトウェア要件
アプリケーション・サーバー
WebSphere Application Server 6.1.0.29
WebSphere Portal 6.1.5 CF4 / WCM CF29 (Quickrと同時にインストール)
DBサーバー:
DB2 ESE 9.5 FP5 以降
Oracle Database 10g Enterprise Edition Release 2 10.2.0.4
Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 1 11.1.0.7 (RAC含む)
LDAP サーバー:
Lotus Domino 8.0.2
Lotus Domino 8.5
Tivoli Directory Server 6.1
Tivoli Directory Server 6.2
Microsoft Active Directory 2003
Microsoft Active Directory 2008
Microsoft Active Directory Application Mode (ADAM) 2003
Novell eDirectory 8.8
Sun Java System Directory Server 5.2
Sun Java System Directory Server 6.3
8787
WebSphere
Portal版
(参考)システム要件 - ソフトウェア要件
WebSphere
Portal版
Webサーバー:
Apache Server 2.2.10
Domino 8.5
Domino 8.0.x
IBM HTTP Server 6.1
Microsoft Internet Information Services 7.0
Sun Java System Web Server 6.1 SP10
ブラウザ:
Microsoft Internet Explorer 6.0 以降 on Windows XP SP3
Microsoft Internet Explorer 7.0 (32 bit) 以降 on Windows XP SP3, Windows Vista SP2 (32/64 bit)
Microsoft Internet Explorer 8.0 (32 bit) (Standards mode and Compatibility mode) 以降
on Windows XP SP3, Windows Vista SP2 (32/64-bit), Windows 7 (32/64-bit)
Mozilla Firefox 3.0 (32 bit) 以降 on Windows XP SP3, Windows Vista SP2 (32/64 bit), Windows 7 (32/64 bit)
Mozilla Firefox 3.5 (32 bit) 以降 on Windows XP SP3, Windows Vista SP2 (32/64 bit), Windows 7 (32/64 bit)
システム連携:
IBM Lotus Connections 2.5.0.2 以降
IBM Content Manager v8.4.1 以降
IBM FileNet Content Manager 4.5.1 以降
IBM Lotus Sametime Standard 8.0.2
Tivoli License Compliance Manager 2.2 FP1
CA Netegrity SiteMinder 6.0
Tivoli Access Manager for e-business 6.0
Tivoli Access Manager for e-business 6.1
VMware ESX and ESXi 4.0
8888
Agenda
89
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Domino版とPortal版の比較
機能
Domino版
Portal版
コネクター (Notes, ST, Office,
etc.)
○
○
両バージョンとも同じ操作方法で同じコネクター利用
文書ライブラリー
○
○
両バージョンとも同等の機能。Domino版は8.5から
備考
フォルダのアクセス制御が追加
Wiki、チームブログ、タスク
◎
○
Domino版のほうが多機能
チームカレンダー、ディスカッショ
ン・フォーラム
◎
○
Domino版のほうが多機能
メンバー/ロールの管理
○
◎
Portal版ではカスタムロールの作成が可能
構造化コンテンツのリスト作成
◎
△
Domino版の新機能。Portal版ではWCMの機能を利用
してカスタマイズが必要
Domino版は8.5からの新機能
ECMシステムとの連携
○
○
Lotus Connectionsとの連携
○
◎
オフライン・アクセス
◎
×
サーバー機能の強化
○
○
両方ともAgentの利用が可能
複数言語のサポート
○
○
Domino版は8.5からの新機能
標準のUI
○
○
どちらもLotusのOne UIを利用
90
Domino版とPortal版の機能の違い
機能
Domino版
Portal版
メール通知機能
文書を作成したとき、文書に変更が発
生したときにメール通知が可能
文書ワークフローにおいて承認メール通知
可能。(8.1.1から可能)
What s new & index views
標準で提供
標準機能での提供はなし。ライブラリーに
おいてビューを作ることで代替可能。ただ
し、他のコンテンツ(Wikiなど)は含める
ことができない
Favorite
録
標準機能での提供なし。ビジネスパー
トナー様であるSnapps 社から提供
可能(8.0からの標準機能)
お気に入りプレースの登
タグによるプレース検索
Anonymous アクセス(匿名アクセ
ス)
なし
可
プレース管理者がプレースにタグ付け可能。
全てのユーザーはタグでの検索が可能
不可 (公開プレースのリストは表示できる
がプレースのアクセスには要ログイン)
複数添付ファイルサポート (混合文
書)
可能。一つのページに複数のドキュメ
ントを添付可能。ただしアップロード
で複数は不可
不可. 1ページにつき1添付ファイルのみ。
複数のドキュメントを1ページに添付した
い場合はZipなどを使って圧縮することを推
奨
チームカレンダー
イベントはical形式のinvitationとして
Lotus Notes & MS Outlookの
calendarに送信可能。カレンダーオー
バーレイサポートあり。
イベントは ical形式の invitations を送信す
ることが可能(ただし繰り返しイベントは
除く)。カレンダーオーバーレイサポート
はなし。
ディスカッションフォーラム
スレッド形式での見やすい表示
トピックとその返答での表示(従来と同
様)
Blogs, wikis, tasksなど
ページに文書を添付可能
文書添付を可能にしたい場合はWCMテンプ
レートをカスタマイズする必要あり
91
(参考)クラスター構成の比較
セル
LDAPサーバー
クラスター構成例
WebSphere
Portal版
WASクラスター
DMによるリソースの同期
(DBは各ノードが同一の
ものを共有)
負荷分
散装置
DBサーバー
Lotus Quickr サーバー
(WP)
•
•
•
WP6.1.5、WAS 6.1
DM(1ノード)
HTTPサーバー(例:IHS)
Dominoクラスター
Lotus
Domino版
Dominoクラスター
複製
LDAPサーバー
負荷分
散装置
Lotus Quickr サーバー
(Domino)
92
Agenda
93
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Lotus Quickr 8.5コネクター の新機能
94
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
•
MS Office 2007 リボンのサポート
:「アドイン」タブの隣に「プレース」タブを表示
•
Lotus Sametime Web会議との統合
•
必須/オプションのメタデータ (説明などのプロパティ値)のコネクターからの編集
•
Windows 7 (32bit)のサポート
•
統合 Windows 認証 (SPNEGO) によってWindows ログイン情報を使用してQuickr サーバーにア
クセス
•
TAM および Siteminder用のフォーム認証およびカスタム認証のプラグイン
•
Multiple installation enhancements: (ex: multi-user workstation deployments)
•
低ネットワーク幅の環境に最適化
•
Lotus Notesのコネクターを利用して、Eメールの複数の添付ファイルの送信/受信時に右クリック
からの1アクションで保存可能
•
Lotus Symphony のサポート
•
コネクターからの検索 (Domino版のみ)
•
複数添付ファイルのページのサポート (Domino版 & ECM連携 のみ)
•
プレースの「ごみ箱」にフォルダー、文書、ページを送る/復元 (Domino版のみ)
MS Office2007のコネクター
Quickrの文書のファイルのチェ
ックイン/チェックアウト機能
がOffice2007の「リボン」から
可能
プレースの追加、プリファレン
スといった機能も呼び出し可能
95
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
メタデータの編集
Quickrリポジトリー、ECMリポジトリ
ー(IBM FileNet P8、IBM
ContentManager8)をサポート
コネクターからのアップロード時に文
書タイプなどのメタデータを編集可能
※Quickrの文書ライブラリーではデフ
ォルト値の付与は行われなくなった
アップロード時にチェックイン
(公開)かドラフト保存(非公
開)かを選択
96
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
(リンクではなく)添付ファイルとして送信
Notesクライアントのコネクターで、右クリ
ックのメニューから「コピー」
→Quickrライブラリーの文書へのリンクでは
なく、コピーされた添付ファイルそのものが
送信される
文書ライブラリーに保管した文書へのリン
クのみを送信するのがスマートな共有の仕
方だが、そうではなく本来のファイル実体
として送信したいケースなどに有効
例)相手のクライアントにコネクターが入
っていなくてQuickrのライブラリーにアク
セスするのが面倒
97
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
(参考)システム要件 - ソフトウェア要件
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
Lotus Quickr コネクター:
Lotus Notes 8.0.2、 8.5.1、 8.5.2
Sametime 8.0.2、8.5、8.5.1
Office 2003、2007、Office XP(2002)
Microsoft Windows Explorer: Windows 7 (32 bit)、Windows XP SP3 (32 bit), Windows
Vista SP2 (32 bit)
Microsoft Outlook 2002(XP SP3)、2003、2007
システム要件の詳細
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=3264&uid=swg27019716
9898
Agenda
99
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
ディレクトリ構成について
Lotus
Domino版
Quickrでサポートするディレクトリ構成は以下の通り
1.Dominoディレクトリの使用
•
•
ユーザー認証にLotus QuickrのプラットフォームとなっているDominoサーバーを利用
Dominoサーバーがサポートする認証方法やディレクトリアシスタントを用いた複数デ
ィレクトリのサポートが利用可能
2.LDAPディレクトリの使用
•
•
•
ユーザーIDとパスワードによる認証がサポート
ユーザー認証時にDominoサーバーをLDAPサーバーとして利用することも可能
日本語表記の場合はQuickr制御のLDAP構成にする必要あり
※ユーザー・ディレクトリの設定は途中で変更することもできるが、以下の注意点あり。
• ○LDAPディレクトリを使用後に、Dominoディレクトリに変更することは可能
• ×DominoディレクトリからLDAPディレクトリへの変更は行えない
「qptool changehierarchy」 コマンドによって、LDAPディレクトリ上で登録されたユーザーの識別名(例.
ou=boston,o=acme)を対応するDomino形式での認証(例.ou=boston/o=acme)に変換することはできるが、
逆の変更ができず、LDAPディレクトリではDominoの認証形式で登録されたプレースのメンバーの認証が行えないた
め
100
共有フォルダの用意について
•
WebSphere
Portal版
Portal版のクラスター環境では、コンテンツの保管先をノード間で共通にする必要
があります。
– プレースのバックアップ先
– プレースカタログ、検索インデックス
•
このため、外部のファイルサーバーの共有フォルダを参照するようにすることな
どが考えられます。
DM
Quickr 8.5 #2
Quickr 8.5 #1
ネットワー
ク・ファイ
ル共有
プレースのバ
ックアップ先
101
プレースカタログ
ファイルサーバー
検索インデックス
プレースの容量について
•
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
Domino版ではデータの保存先はnsfファイル
– プレースのデータはNotesデータベース(nsfファイル)に保存される。そのため、
Dominoのデータベース制限としての64GBという数値がある。
– パフォーマンスの結果から、1サーバーあたり2000プレースを超えないことが推奨
– プレースの容量に関しては、ポリシーでプレースの容量制限が可能
•
WebSphere Portal版では、データはDBに格納される
– DBのフィールド長などの制限が理論的な限界だが、1システムで500GB、多くて1TB
程度が利用に耐えうるパフォーマンスの出る限界といわれている
– プレースの容量に関しては、ポリシーでプレースの容量制限が可能
102
大容量の文書を保管したい場合は
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
•
テラバイトクラスになるとECM(エンタープライズ・コンテンツ・マネージメ
ント)の領域
•
システムを分割してコンテンツが別のクラスター単位自体の数を増やす(プレ
ース・カタログでリストはマージできる)か、ECM連携を検討します。
•
Domino版も8.5からECM連携をサポート。
103
永続的なデータ保管場所ではない
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
•
コンセプトとして、「一時的な場所を提供する製品」
•
大量のファイルやコンテンツをまとめて、アーカイブないしは移動する手段が用
意されていない
•
「プレースは長期利用ではなく、短期利用」を推奨
104
文書のバージョン管理の考え方
•
Quickrでいうバージョン管理とは、履歴管理のようなもの
•
その時点でのスナップショットを取得するイメージ
•
自動的にバージョンを作成する機能
•
•
105
Lotus
Domino版
Portal版は保管時に自動作成、Domino版は手動作成
お客様の「バージョン管理」の意図する要件を把握する必要がある
WebSphere
Portal版
セキュリティの考え方
•
ウイルススキャン
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
– Domino版 :Quickr自身にウィルススキャンや暗号化機能はない
• データはnsfファイルに保管されるため、データ自身に暗号化はできない
• HDDを丸ごと暗号化するソリューションなどが必要
– Portal版 :ライブラリーに対して、ユーザーがウィルスに感染したファイルをアッ
プロードできないようにする機能あり。そのためにはInternet Content Adaptation
Protocol (ICAP) の構成が必要。
• ICAPの構成
http://infolib.lotus.com/resources/quickr/portal/8.5.0/doc/qpg83abd002/
ja_jp/qportal_html_wrapper.html#configuringicap
• 実績のあるウィルススキャンソフト
McAfee Web Security Appliance 3300 and 3400
Symantec Scan Engine 5.1.7.33
•
106
https通信は可能
TAM連携における注意点
Lotus
Domino版
WebSphere
Portal版
•
TAM連携はサポートされている。(TAM 6.1以降)
•
Domino版
•
WebSphere Portal版
•
マイプレースのリンクをTAMのURLにするためには、qpconfig.xmlの編集が必要
:採用できる認証方式は、BA認証とLTPA認証
:TAI認証、LTPA認証
(Domino版)
•
107
Lotus Quickrコネクターを用いるときは、サーバー名の定義で通常のジャンクシ
ョン用の下位パスの追加が設定できないので、Vitrualhostジャンクションで構成
する必要あり
Agenda
108
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
Lotus Quickrによるチームコラボレーション ∼成功の秘訣とは?
チームコラボ環境をLotus
Quickrで実現しよう!
製品の選択
-WebSphere Portal版?
-Lotus Domino版?
製品がどちらに決まっても、まだ悩みが……
どこまで自由に
「場」を作らせて
いいのだろう?
ディスク容量が
足りなくなってきた!
プレース管理の設計が重要!!
109
109
このファイルいつま
でここに保管して
おけるの?
余計なプレースが
乱立して把握
しきれない…
¾ プレース作成は誰がやる?
ユーザー権限の制限
¾ プレースをどこまで自動で取り締まる?
自動監視の活用
¾ プレースの利用後の運命は?
ライフサイクルの検討
1.プレース作成を誰が行うのか考えよう(1/2)
∼プレース管理のジレンマ∼
なるべく現場に権限委譲したい……
システムリソースの不足、システム管理者が把握できない、
無法地帯のシステム
→かえって管理が大変に
トップダウンで管理すると……
システム管理者の負担増大、「プロジェクト」ごとの
文化や作法に合わせるのが大変
→誰も使わない、使いにくいシステムに
110
1.プレース作成を誰が行うのか考えよう(2/2)
【手段
:エンドユーザーの権限を制限した運用】
システム管理者
例)
システム管理者
テンプレートからプレースを作成
プレース管理者をアサイン
プレース管理者 (エンドユーザー)
システム管理者にプレース使用の申請を行い、プレース
管理者にアサインしてもらう
プレースへのメンバーの追加といった管理を行う
・プレース作成
・管理者登録
プレースA
* このケースでは、エンドユーザーはテンプレートから新しく
プレースを作る権限は有しない (アクセス権の設定の変更)
プレースB
プレースA
プレースAの管理者
・プレー
スのメン
バー
登録
プレースB
プレースBの管理者
効果 :乱立を防ぎ、リソース不足や管理しきれないプレースの増加に歯止め
:乱立を防ぎ、リソース不足や管理しきれないプレースの増加に歯止め
111
2.プレース状況の自動監視を活用しよう
使われなくなったプレースが多くて、必要なプレースが見つけにくい
アップロードした文書が多くて肥大化したプレースによってディスクが
足りなくなる
【手段
:ポリシーによる制御】
プレースの容量
(最大サイズ)
アクションとして
プレースの非アクティブ期間
……をトリガーにして、
例)
利用者に警告メールを送信
管理者
プレースのロック
……を自動で行う
ユーザー
、次にどうするか判断する
……プレースの削除宣言
……不要文書の削除でスリム化
効果 :ディスク容量の圧迫を防ぎ、スマートなプレース利用を維持する
:ディスク容量の圧迫を防ぎ、スマートなプレース利用を維持する
112
(参考) プレースポリシー設定 項目一覧
プレースに対し、ポリシーを使用して、容量制限や、非変更期間(WebSphere Portal版のみ)、
非アクティブ期間による警告メール送信やプレースのロックをかけることができます。
113
設定
WebSphere Portal版 デフォルト値
Lotus Domino版デフォルト値
備考
アプリケーション・サイズのモニター
使用可能
(0 で使用しない)
容量を監視するか否か
アプリケーションの最大サイズ
100 (MB)
0 (使用しない)
制限値
アプリケーション・サイズに関する警告のしきい値
90 (%)
0
警告の閾値
アプリケーション・サイズに関する警告アクション
管理者・所有者にメール(オプション)
管理者・所有者にメール
閾値に達したときのアクション
アプリケーション・サイズに関する違反アクション
管理者・所有者にメール(オプション)
管理者・所有者にメール
制限値に達したときのアクション
プレースをロック
プレースをロック
制限値に達したときロックするか
否か
変更頻度のモニター
使用可能
-
期間を監視するか否か
アプリケーションの未変更の期間
120 (日)
-
制限値
未変更に関する警告のしきい値
30 (日)
-
警告の閾値
未変更に関する警告アクション
管理者・所有者にメール(オプション)
-
閾値に達したときのアクション
未変更に関する違反アクション
管理者・所有者にメール(オプション)
-
制限値に達したときのアクション
プレースをロック
-
制限値に達したときロックするか
否か
アプリケーション・アクティビティーのモニター
使用可能
(0 で使用しない)
期間を監視するか否か
非アクティブ状態の最大期間
120 (日)
0 (使用しない)
制限値
非アクティブ状態に関する警告のしきい値
30 (日)
0
警告の閾値
非アクティブ状態に関する警告アクション
管理者・所有者にメール(オプション)
管理者・所有者にメール
閾値に達したときのアクション
非アクティブ状態に関する違反アクション
管理者・所有者にメール(オプション)
管理者・所有者にメール
制限値に達したときのアクション
プレースをロック
プレースをロック
制限値に達したときロックするか
否か
3.プレースのライフサイクルを考えよう
Lotus Quickrの製品コンセプトは・・・
¾永続的な「データ保管場所」ではない!
¾そもそも「一時的な場所を提供する製品」として企画
¾「プロジェクトルーム」のように、プレースは長期利用ではなく、短期利用が目的
【手段 :プロジェクト終了時のプレースの扱いを検討しておく 】
例)
(必要ならアーカイブして)削除する
テンプレート化して同型のプロジェクトで再利用
(例外)アクセス権の再設定で、「読み取りのみ」 として残しておく
効果 :・ディスク領域の占有を回避
:・ディスク領域の占有を回避
・テンプレート利用でカスタマイズ工数の削減
・テンプレート利用でカスタマイズ工数の削減
・プロジェクトのログとして活用
・プロジェクトのログとして活用
114
Lotus Quickr プレース管理の例
作成者の制限、ポリシーの適用、プレースのライフサイクルを考えた設計例
テンプレートからの作成
管理者のアサイン
プレース管理者による運用
プレースの
利用申請
プレース管理者
•メンバーのアサイン
システム管理者
•メンバーによる
コンテンツ投稿
一部削除な
どのメンテ
ƒ
ƒ
新しいテンプレートの作成
読み取り専用プレースとして存続
(アクセス権の管理でユーザーを
「読者」のみに)
ƒ
プレースのアーカイブ
ƒ
プレースを削除
(バックアップして削除)
115
システム管理者
ポリシ
ーによ
る「ロ
ック」
や通知
利用期限に達したプレース
ƒ
容量制限に
到達
ƒ
使われなく
なって放置
された
ƒ
利用期間の
終了
賢い「プレース管理」を実現するために
プレース管理者/エンドユーザーの権限範囲について考える
プレースを作れるのは誰か?
例)メンバー登録はプレース管理者に任せるが、プレース作成は
システム管理者のみ行う
ポリシーを使ってプレース状況を自動監視
大容量プレースを監視して削除やスリム化
放置プレースを削除
プレースのライフサイクルを考える
不要になったプレースの削除でディスク容量の確保
ユーザーの使いやすいテンプレートを提供していく
116
Agenda
117
•
•
Lotus Quickr 概要
Lotus Quickr 8.5 for Domino
•
Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
•
•
•
•
•
Domino版とPortal版の比較
Lotus Quickr 8.5 Connector
提案時の注意点
運用・管理の考慮点
参考情報
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
– 8.5 新機能
– アーキテクチャー
– 導入手順概要
(参考)システム管理の概要
Lotus Quickr のシステム管理の対象:
サーバー管理
Domino サーバーの設定
Domino サーバーの運用、監視
サイト管理
Lotus Quickr サイトの構成
セキュリティーの設定
システム連携
プレース管理
プレースの管理
プレースのメンバー管理
プレースの統計情報
118
118
Lotus
Domino版
何を管理するか?
(参考)システム管理ツールの概要
Lotus Quickr のシステム管理ツール:
Lotus
Domino版
管理の方法は?
Lotus Quickr 管理メニュー
管理者が利用できる管理用のメニュー
「サイトの管理」
「プレースの管理」
qpconfig.xml
サイトの設定を変更する XML 形式の構成ファイル
qptool コマンド
プレースとメンバーの管理を中心とした管理タスクを行うツール
Domino Administrator クライアント、Domino コンソール・コマンド
Domino サーバーの設定
Domino タスクの実行
Domino ディレクトリにおけるユーザー管理、etc
119
119
(参考)Quickr管理者の権限の違い
Lotus
Domino版
エンドユーザーによる運用可能範囲
プレースメンバー
プレースの利用
(コンテンツ閲覧、投稿)
プレースの管理
(メンバー管理、コンテンツ管理)
Quickrサイト管理
(モジュール管理・リソースの監視)
システム基盤管理
(起動・停止・バックアップ)
120
プレースA
管理者
プレースB
管理者
Quickr
管理者
Domino
管理者
あるプレースの「役割」の例
WebSphere
Portal版
プレースのメンバー管理は、LDAP上のユーザーを適切な
「役割」に登録することで実施
読者(デフォルト)
読者
コンテンツ投稿はできない、
読者権限のみ
コメントはつけられる
(不可に設定可能)
ユーザーはLotus Quickr にログインしても、非公開で役
割に登録されていないプレースにはアクセスできない
権限対象を細かく定義したオリジナルの「役割」を新規
に作成することができる
Quickrのプレース利用
管理者(デフォルト)
管理者
プレースを利用できる
メンバーを管理
(役割に追加)
プレースの削除ができる
参加者(デフォルト)
参加者
自分のコンテンツ投
稿、編集が可能
編集者(デフォルト)
編集者
自分以外のコンテンツ投
稿も編集が可能
Wiki編集者(新規作成)
編集者
Wikiは編集できるが他の
ブログなどは読者権限の
み
121
メンバー管理者(新規作成)
メンバー管理者
メンバーは登録できるが、
コンテンツ投稿は行わない
(参考) プレースのアクセス制御
ƒ プレース作成後、「メンバー管理」リンクを
クリック
ƒ 右の表にあるロールを設定
ƒ プレース内でグループを作成し、その
グループに対してロールを設定することも可
能
ƒ 認証なしユーザーのアクセスも可能
122
Lotus
Domino版
ロール
操作
読者
閲覧のみ
作成者
「読者」+投稿と自分の投稿の更新
編集者
「作成者」+他のメンバーの投稿の更新
管理者
「編集者」+投稿の削除+メンバー管理+フォルダ
やルームの作成+プレースのカスタマイズ+プレー
スのロックと削除
所有者
「管理者」+すべてのルームのメンバー管理
(参考)「プレースの管理」画面の比較
「プレースの管理」画面
WebSphere Portal版 :
スナップショット的なバックアップ/リス
トアが行える
復元、バックアップ、アーカイブ、削除
Lotus Domino版 :プレースのロック、
統計情報の取得がGUIから可能。
管理コマンド豊富(コンソールから実施)
「プレースの管理」
「プレースの管理」
Lotus
Domino版
123
WebSphere
Portal版
(参考) データストア、構成の比較
データストア、
構成ファイル
WebSphere Portal版
Lotus Domino版
・リポジトリDBのあるDBサーバー
Lotus Dominoのデータディレクトリ
¥LotusQuickr フォルダの下に「プレース名
」フォルダ
・プロパティファイルやテーマ、ポートレッ
トなどのリソースファイルはファイルシステ
ムで保持、バックアップ管理
①Contacts1.nsf
②Main.nsf
アプリケーション上からプレースのバックア
ップが可能
③Search.nsf
プレースカタログ(placecatalog.nsf)
qpconfig.xml
クラスター構成
・WASクラスターに従う
・Dominoクラスター構成に従う
・DM(DeploymentManager)によるリソー
スの同期
・負荷分散装置が必要
・DBは各ノードが同一のものを共有
・負荷分散装置が必要
・qptool replicamakerコマンド
レプリケータによる通常の複製
バックアップ運用対象
DB、LDAP情報、Quickrのリソースファイル
上記データベース、アドレス帳
利用規模
・500GBが推奨
1プレース64GB
・ECM併用が可能
・ECM併用が可能
システム内、プレース内、ライブラリー内の
範囲検索
比較的単純な検索対応
検索
124
・各ノードのローカルにデータDBを保持
情報源
Wiki / InfoCenter
◆Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal
http://www10.lotus.com/ldd/lqwiki.nsf/xpViewCategories.xsp?lookupName=Lotus%20Quickr%20
8.5%20for%20WebSphere%20Portal%20documentation
◆Lotus Quickr8.5 for Domino
http://www10.lotus.com/ldd/lqwiki.nsf/xpViewCategories.xsp?lookupName=Lotus%20Quickr%20
8.5%20for%20Domino%20documentation
体験したい場合はこちら
◆Greenhouse
https://greenhouse.lotus.com/
技術情報サイト
◆dWJapan LotusサイトのQuickr情報
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/products/quickr8index.html
★IBM Lotus Quickr 8.5 for WebSphere Portal でのテーマのカスタマイズ
http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/library/quickr-custom-theme/
125
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