医療機関偏在の中での網膜の日帰り手術について 眼科学講座 教授 雑賀 司珠也

医療機関偏在の中での網膜の日帰り手術について
眼科学講座 教授 雑賀 司珠也
日帰り手術に対する希望、期待の高まり
地方大学附属病院での日帰り硝子体
手術実施での問題点
多くの術後症例を外来でフォローする
ハード、ソフト面での対応の限界
（個人施設でのフォローによる解決）
通院距離が長い場合の日帰り手術後
の通院に問題点（都会に無い問題）
関連病院の充実
地域眼科クリニックとの連携、認識の統一化
（6ヶ月）
県内公的医療機関
公立那賀病院
橋本市民病院
海南市民病院
高野山病院
有田市立病院
野上厚生総合病院
有田済生会病院
国立和歌山病院
新宮市立医療センター
国保日高総合病院
那智勝浦町立温泉病院
紀南病院
南和歌山医療センター
白浜はまゆう病院
すさみ病院
Optical coherence tomography画像
黄斑前膜手術
日帰り硝子体手術の安定した実施を支える背景
日帰り手術に対する社会のニーズの増加
適正な入院加療のためのベッド確保
執刀医の技量（ ← 医師養成機関としての役割との両立）
院内システム、眼科内システムの整備（ ← 個人医院のような小回りが効きにくい）
関連施設の充実とレベルアップ、、、、連携
（ ← 手術後の通院がハード、ソフト面からキャパを超える）
（ ← 都会のような交通網の整備された地域以外での日帰り手術）
和歌山医大では、適応拡大に向けた継続した検討
近隣クリニックとの連携や勉強会のさらなる整備（安心したフォロー）
地域医療の充実にもつながる