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Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5 応用編

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Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5 応用編
Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
日本 IBM システムズ・エンジニアリング
メインフレーム・サーバー部
2012 年 12 月
Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
目次
統合オブジェクト ................................................................................................... 4
1
1.1
マクロから統合オブジェクトを作成しようとするとエラーになります........................................ 4
1.2
統合オブジェクト作成元のマクロを変更したのに、統合オブジェクト実行時にその変更が反映されてい
ません
4
1.3
接続プーリング機能とは何ですか ........................................................................... 4
1.4
ホストとの接続が切断されるタイミングはいつですか (統合オブジェクト使用時) ...................... 4
1.5
「接続を終了するまでの最大アイドル時間」と「最大使用中時間の後に接続を終了」の違いを教えてく
ださい
5
1.6
「接続を終了するまでの最大アイドル時間」および「最大使用中時間の後に接続を終了」で設定した時
間通りにホスト接続が切断されないのですが.......................................................................... 5
1.7
Host Publisher でデータベース・アクセスを使用していました。新たにデータベース・アクセス部分を
HATS アプリケーションに追加したいのですが、どうすればよいのでしょうか....................................... 5
1.8
統合オブジェクトから JSP を作成しますが、どのモデルをいつ選択したらいいですか.................. 6
1.9
統合オブジェクトの作成方法のガイド、設計方法はありますか ........................................... 6
1.10
統合オブジェクトで接続パラメーターのオーバーライドはできますか ..................................... 6
1.11
HATS アプリケーションのファイル構造 (統合オブジェクト使用時)...................................... 7
マクロ ............................................................................................................... 8
2
2.1
他の製品で使用していたマクロ(HOD、PCOMM)を HATS でも使用できますか....................... 8
2.2
既存のマクロを編集する方法について ...................................................................... 8
2.3
「一時画面」という画面を定義できますが、どんなときに使用するものですか ......................... 10
2.4
マクロでテキスト以外の情報を取得できますか........................................................... 11
接続設定 ......................................................................................................... 15
3
3.1
ワークステーション ID にワイルドカードを使用することはできますか (5250)....................... 15
3.2
LU 名/ワークステーション ID の固定をしているのですが、HATS を使用するときはどうすればよいで
すか
16
3.3
接続マクロ、切断マクロの設定に既存のマクロを使用できないのですが .............................. 18
3.4
URL オーバーライドをすると、接続マクロが再生されません............................................ 19
3.5
negotiateCResolution というパラメーターは何ですか(3270 のみ)................................ 19
3.6
HATS アプリケーションの接続ファイル(.hco)で SSL の設定をしたのに、ブラウザーから見る限り
SSL が有効になっていません。どうしたらいいのでしょうか ........................................................ 20
3.7
実行環境とテスト環境で違う接続定義になる予定なのですが、何か注意点はありますか ........... 20
HATS 管理コンソール........................................................................................... 21
4
4.1
HATS 管理コンソールの開始方法......................................................................... 21
4.2
HATS 管理コンソールの管理スコープの変更を保管できますか ....................................... 21
2/33
Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
4.3
HATS 管理コンソールへのアクセス制御をしたいのですが ............................................. 22
その他 ............................................................................................................ 23
5
5.1
WebFacing と InterOperability をするためには、何が必要ですか ................................ 23
5.2
HATS アプリケーションで生成されるファイルについて .................................................. 23
5.3
修正ファイル(Refresh Pack)の入手について .......................................................... 26
5.4
Fixpack の適用方法 ....................................................................................... 27
5.5
HATS の情報源 ............................................................................................. 33
※このドキュメントは 2012 年 12 月現在の情報を元に作成しています。また、HATS V8.5.0.1 までの情報・新機
能を含んでいます。
3/33
1 統合オブジェクト
統合オブジェクト
1.1
マクロから
マクロから統合
から統合オブジェクト
統合オブジェクトを
オブジェクトを作成しようとすると
作成しようとするとエラー
しようとするとエラーになります
エラーになります
HATS では統合オブジェクト作成の前にあらかじめマクロを記録しておきますが、マクロ記録時に入出力(プロ
ンプトおよび抽出)の名前が大文字で始まる場合、統合オブジェクトを作成できません。統合オブジェクトが作
成できない場合は、マクロのプロパティーの名前を確認し、必要に応じて変更してください。
1.2
統合オブ
統合オブジェクト
オブジェクト作成元
ジェクト作成元の
作成元のマクロを
マクロを変更し
変更したのに、
のに、統合オブジェクト
統合オブジェクト実行時
オブジェクト実行時にその
実行時にその変更
にその変更
が反映されてい
反映されていません
されていません
マクロのみを変更した場合、統合オブジェクトには影響を与えません。明示的に変更したマクロから統合オブ
ジェクトを作成しなおすことが必要です。
また、統合オブジェクトのみを使用する HATS アプリケーションを開発している場合は、「ウィンドウ」→「設定」
を開き、「HATS」→「統合オブジェクト」で「マクロ保存時に統合オブジェクトを自動的に生成」を選択してくださ
い。こうすることによって、マクロの変更後、マクロ保管時に統合オブジェクトが再作成されます。
ただし、チェーニング・アプリケーションの場合は自動で再生成することが出来ませんので、手動で対応してく
ださい。
1.3
接続プーリング
接続プーリング機能
プーリング機能とは
機能とは何
とは何ですか
接続プーリング機能とは、ホストとの接続を確立し、かつ接続マクロを再生し終わった状態のホスト接続をア
プリケーションで保持しておき、新たな要求が来るごとに使いまわす機能です。このような接続プーリング機能
を使用することによって、ホストとの接続を確立する時間や接続マクロを再生する時間を短縮することが可能
になり、アプリケーションの最初の画面が出てくるまでの時間を短縮することが可能です。
また、少ない数のホスト接続を使いまわすことによって、ホスト・アプリケーションへ接続するクライアント数を
縮小し、結果としてホストやネットワークの資源を最小限にとどめることが可能です。
1.4
ホストとの
統合オブジェクト
ホストとの接続
との接続が
接続が切断される
切断されるタイミング
されるタイミングはいつですか
タイミングはいつですか (統合
統合オブジェクト使用時
オブジェクト使用時)
使用時
統合オブジェクト使用時にホスト接続が切断されるタイミングには次の 4 つがあります。
ホスト接続を明示的に切断するとき (HATS アプリケーションとして意図的に切断したとき、など)
接続プーリング機能を使用していない HATS アプリケーションを使用し終わったとき
「接続を終了するまでの最大アイドル時間」が経過したとき
「最大使用中時間の後に接続を終了」が経過したとき
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応用編
1.5
「接続を
接続を終了するまでの
終了するまでの最大
するまでの最大アイドル
最大アイドル時間
アイドル時間」
時間」と「最大使用中時間の
最大使用中時間の後に接続を
接続を終了」
終了」の
違いを教えてください
接続プール使用時、「接続を終了するまでの最大アイドル時間」と「最大使用中時間の後に接続を終了」を設
定することで、HATS(WAS) – ホスト間のセッション・タイムアウトを設定することが可能です。
まず、「接続を終了するまでの最大アイドル時間」は、ホスト接続が接続プールに移されてから切断されるま
での時間です。つまり、HATS アプリケーションを一通り使用し終わった状態で、次の要求でそのホスト接続
が使用されるまで接続プールの中で接続を保てる時間のことです。ただし、接続プールの最小接続数を下回
る場合は、「切断を終了するまでの最大アイドル時間」を過ぎてもその接続は保持されます。
一方、「最大使用中時間の後に接続を終了」は、統合オブジェクト・チェーニングの最初または中間の統合オ
ブジェクトによって使用された接続が次に使用されるまで保管できる時間です。つまり、統合オブジェクトが実
行されてから、次の統合オブジェクトが実行されるまでその接続を保管できる時間です。
1.6
「接続を
接続を終了す
終了するまでの最大
るまでの最大アイドル
最大アイドル時間
アイドル時間」
時間」 および「
および「最大使用中時間の
最大使用中時間の後に接続を
接続 を終
了」で設定した
設定した時間通
した時間通りに
時間通りにホスト
りにホスト接続
ホスト接続が
接続が切断されないのですが
切断されないのですが
HATS では、「接続を終了するまでの最大アイドル時間」と「最大使用中時間の後に接続を終了」で指定した
値の最大公約数、もしくは最大公約数が 15(秒)未満の場合は 15 秒ごとに接続の状態をチェックします。こ
の時点で上記 2 つのいずれかのタイムアウトが経過している場合には、そのホスト接続が切断されます。
たとえば、「最大アイドル時間」を 100 秒、「最大使用中時間」を 50 秒と指定している場合は、HATS は 50
秒ごとに、それぞれ 100 秒と 95 秒と指定している場合は 15 秒ごとに、保持しているホスト接続の状態をチ
ェックし、その時点でタイムアウト値を経過しているホスト接続を切断します。そのため、「最大アイドル時間」
および「最大使用中時間」を長めに設定する場合は、それぞれを全く同じ値にするのではなく多少ずれた値、
例えばタイムアウトを 8 時間に設定したい場合は、28800(秒)と 28700(秒)などと指定してください。
1.7
Host Publisher でデータベース・
データベース・アクセスを
アクセスを使用していました
使用していました。
していました。新たにデータベース
たにデータベース・
データベース・
アクセス部分
クセス部分を
部分を HATS アプリケーションに
アプリケーションに追加したいのですが
追加したいのですが、
したいのですが、どうすればよいのでしょう
か
HATS では、Host Publisher で提供されていたような独自のデータベース・アクセス機能は提供されていま
せん。ただし、Host Publisher からのマイグレーション部分についてのみ使用可能です。
HATS でデータベース・アクセス部分を新規に作成したい場合は、ご使用の Rational SDP 製品のデータベ
ース・アクセスの機能を利用してください。
5/33
1.8
統合オブジェクト
統合オブジェクトから
オブジェクトから JSP を作成しますが
作成しますが、
しますが、どのモデル
どのモデルをいつ
モデルをいつ選択
をいつ選択したらいいですか
選択したらいいですか
特に基準はありません。開発者のスキル内容、JSP で実現しなければならない機能、プロジェクトやシステ
ム全体としての方針などがあればそれに従ってください。
例えば、妥当性検査などを組み込みたい場合は JSF を使用する方が効率が良くなる場合があります。
また、統合オブジェクトは Dojo もサポートしているため、JSF や Struts といった Web アプリケーションの
フレームワークを使用せずに、Dojo を使用して妥当性検査などの付加機能を実装することも可能です。
1.9
統合オブジェクト
統合オブジェクトの
オブジェクトの作成方法の
作成方法のガイド、
ガイド、設計方法は
計方法はありますか
マクロの違いを考えながらマクロを作成してください。基本的には最初から最後まで人の手を介さず、JSP
経由で定義した統合オブジェクト(マクロ)を実行することだけで、ホスト・アプリケーションを操作することが
必要です。
1.10 統合オブジェクト
統合オブジェクトで
オブジェクトで接続パラメーター
接続パラメーターの
パラメーターのオーバーライドはできますか
オーバーライドはできますか
統合オブジェクトでは、setHPubConnectionOverrides()メソッドを使用して接続パラメーターをオーバ
ーライドすることができます。
なお、接続プールを設定している場合は、接続パラメーターをオーバーライドすると、接続プールが新規に
作成されます。例えば、ユーザーごとに異なる LU 名やワークステーション ID を指定する場合、その数だけ
接続プールが作成されます。
統合オブジェクトにおける接続パラメーターのオーバーライドの詳細については、以下の資料を参照してく
ださい。
・
「ヘルプ」→「Web アプリケーション・プログラマーズ・ガイド」→「統合オブジェクトを使用したプログラミ
ング」→「接続オーバーライドの指定」
・
「HATS V7.1 アップデート・ワークショップ資料」の「3. HATS アプリケーションの設定とカスタマイズ」
http://www.ibm.com/developerworks/jp/rational/library/em/cms/hatsv71update.ht
ml
1.11 HATS アプリケーションの
統合オブジェクト
アプリケーションのファイル構造
ファイル構造 (統合
統合オブジェクト使用時
オブジェクト使用時)
使用時
コンパイル
WAR にしたときに
含まれる部分
2 マクロ
2.1
他の製品で使用していた
、PCOMM)を
を HATS でも使用
使用していたマクロ
していたマクロ(HOD、
マクロ
でも使用できますか
使用できますか
可能です。
HATS Toolkit のメニューの「ファイル」→「インポート」でマクロ・ファイルをインポートしてください。
ただし、PCOMM のマクロをインポートしたい場合は、必ず XML 形式にマクロを変換してからインポートしてく
ださい。
また、タイミングやパフォーマンスの影響で正しくマクロを再生できない場合もありますので、その場合はマク
ロ内のパラメーターの調整が必要です。
2.2
既存の
既存のマクロを
マクロを編集する
編集する方法
する方法について
方法について
一度作成したマクロの内容を編集することが可能です。マクロの編集のためにはいくつかの方法があります。
高度なマクロのプログラミングやパラメーターの編集は 3)の拡張エディターソースもしくは 4)のソースから変
更することが必要です。
1) Visual Macro Editor (VME)から
VME を使用することで、マクロを視覚的に編集することが可能です。これによりマクロの画面フローを
可視化できます。また、マクロ中の各画面に画面キャプチャーを紐付けることで、画面認識基準やアク
ションを画面キャプチャーから設定することができます。
①マクロ・ファイル(.hma)を右クリックし、「アプリケーションから開く」→「Visual Macro Editor」を
選択して開きます。
②「設計」タブにて、編集したい画面を右クリックし、「プロパティー」を選択して画面認識やアクション
などを編集します。アクション間の一時停止時間や、画面間のタイムアウトなどマクロ全体に関わる
設定の編集は、「設計」タブの余白部分を右クリックして「プロパティー」を選択して編集します。
2) ホスト端末から変更
マクロ・エディターから開始
①「HATS プロジェクト表示」タブから「マクロ」を展開し、編集したいマクロ・ファイル(.hma)を右クリッ
クし、「アプリケーションから開く」→「マクロ・エディター」を選択して開きます。
②「概要」タブにある「ホスト端末をオープン」のボタンをクリックします。
HATS プロジェクト表示から開始
①プロジェクトを右クリックし、「ホスト端末をオープン」を選択し、使用する接続定義を選択します。
②ホスト端末が開始されたら、ツールバーの「マクロをオープン」ボタンの横の▼(
そこから編集したいマクロを選択します。
)をクリックし、
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応用編
3) マクロ・エディター(マクロ・ファイルの「プロンプトおよび抽出」タブ)から
マクロのプロンプトや抽出を編集する場合にマクロ・エディターを使用することができます。マクロ・エデ
ィター経由の場合は、実際のホスト画面を見ながらの操作はありません。
①マクロ・ファイル(.hma)を右クリックし、「アプリケーションから開く」→「マクロ・エディター」を選択
して開きます。
②「プロンプトおよび抽出」タブをクリックして、プロンプトや抽出の処理方法を編集します。
4) 拡張エディターから (マクロを熟知している方)
マクロ・ファイルの「概要」タブから拡張エディターを使用することが可能です。
なお、使用できるマクロの機能は HOD V10 レベルと同等のものです。
①マクロ・ファイル(.hma)を右クリックし、「アプリケーションから開く」→「マクロ・エディター」を選択
して開きます。
②「概要」タブを開き、画面右側の「拡張エディター」ボタンをクリックし、マクロの設定を変更します。
5) ソースから (マクロを熟知している方)
マクロのソースコードを編集することも可能です。それぞれのタグの意味や詳細などは、「ヘルプ」→
「拡張マクロ・ガイド」を参考にしてください。
①マクロ・ファイル(.hma)を VME またはマクロ・エディターで開きます。
②「ソース」タブを開きます。
③マクロを編集します。
※ソースコードを編集した後、保管をする際にマクロ構文に違反がある場合でも保存できますが、エラ
ーが直るまでサーバーやホスト端末で実行できません。また、エラーが直るまでマクロ・ファイル
(.hma)の他のタブは使用できません。
なお、エラーの内容は「問題」ビューに表示され、ソースコード中のエラーが検出された行の先頭に
が表示されます。
9/33
2.3
「一時画面」
一時画面」という画面
という画面を
画面を定義できますが、
できますが、どんなときに使用
どんなときに使用するものですか
使用するものですか
「一時画面」は、文字通り一時的に表示される可能性のある画面のことです。5250 アプリケーションであれば、
「プログラム・メッセージの表示」の画面がそれに当たります。あるいは、特定の日や曜日(ホストのメンテナン
スを行う日など)にのみ表示される画面なども該当します。
マクロの中にこういった画面が入る可能性がある場合、一時画面として記録しておく必要があります。一時画
面として記録していない場合、マクロ実行時にこれらの画面が表示されるとマクロが画面を認識できず、マク
ロ・エラーとなる可能性があります。
一時画面として定義するべき画面は以下のようなものです。
必ずしも表示される画面ではない画面
一定のキー操作([enter]など)で終了できるような画面
なお、「一時画面」では、一定のキー操作のみ記録するようにし、データの抽出は行わないようにしてくださ
い。
2.4
マクロで
マクロでテキスト以外
テキスト以外の
以外の情報を
情報を取得できますか
取得できますか
HATS V7.5.1 より、マクロでテキスト以外に以下の情報を取得することが可能です。
・
色
・
フィールド
・
拡張フィールド
・
DBCS
・
グリッド
テキスト以外の情報を取得する場合は、Visual Macro Editor (VME)にて抽出アクションを設定します。
該当のアクションを編集し、「抽出する平面」にて抽出したい情報を選択します。
テキスト以外のデータは文字(char 型)の配列としてデータが抽出され、グローバル変数に格納されます。抽
出したデータを使用する場合は、Java のコーディングが必要となります。
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「カラー」を抽出した場合の出力例:
抽出する平面の形式について、詳しくは下記 URL を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/hodhelp/v11r0/index.jsp?topic=/com.ibm.hod.
doc/doc/hacl/DWYL0M88.HTML
マクロで指定する「抽出形式」によって抽出結果のフォーマットが異なります。
【「この領域を 1 つのストリングとして抽出」を選択した場合】
グローバル変数に格納されたデータを取り出す場合は、以下のようにコーディングします。
char[][] planeData = (char[][])getGlobalVariable(blInfo, "testExtract").get();
【「この領域をストリングのリストとして抽出」を選択した場合】
グローバル変数に格納されたデータを取り出す場合は、以下のようにコーディングします。
char[] planeData = (char[])getGlobalVariable(blInfo, "testExtract").get(i);
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応用編
<カラー・プレーンの値を取得し、変換 JSP で使用するサンプル・コード>
<%! public String getColor(String colorInt) {
switch (Integer.parseInt(colorInt,16)){
case 1: return "Blue";
case 2: return "Green";
case 3: return "Cyan";
case 4: return "Red";
case 5: return "Magenta";
case 6: return "Brown";
case 7: return "White";
case 8: return "Silver";
case 9: return "#ADD8E6";
//light blue
case 10: return "LightGreen";
case 11: return "LightCyan";
case 12: return "#FF4040"; //light red
case 13: return "#FF70FF";
//light magenta
case 14: return "Yellow";
case 15: return "White";
} return "Black";
}%>
<% TransformInfo ti = (TransformInfo) request.getAttribute(CommonConstants.REQ_TRANSFORMINFO);
IGlobalVariable names = (IGlobalVariable) ti.getGlobalVariable("names", true);
IGlobalVariable tieline = (IGlobalVariable) ti.getGlobalVariable("tieline", true);
IGlobalVariable email = (IGlobalVariable) ti.getGlobalVariable("email", true);
IGlobalVariable tieline_colors = (IGlobalVariable) ti.getGlobalVariable("tieline_colors", true);
for(int i=0;i<names.size();i++){
if(names.getString(i).trim().length() > 0){
out.println("<tr><td align=¥"left¥">" + names.getString(i).trim() + "</td>");
//get color as char[]
char[] tielineColor = (char[])tieline_colors.get(i);
out.println("<td align=¥"left¥" style=¥"color: " + getColor(Integer.toHexString(tielineColor[0])) +
"¥">" + tieline.getString(i).trim() + "</td>");
out.println("<td align=¥"left¥">" + email.getString(i).trim() + "</td></tr>");
}
}%>
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応用編
<表示結果>
マクロにおけるテキスト以外のデータの抽出については、下記資料を参照してください。
・
「HATS V7.5.1 新機能ガイド」の「6. マクロによる非テキスト・プレーン・データの抽出」
http://www.ibm.com/developerworks/jp/rational/library/em/cms/hats751guide/
14/33
3 接続設定
接続設定
3.1
ワークステーション ID にワイルドカードを
ワイルドカードを使用することはできますか
使用することはできますか (5250)
ワークステーション ID に使用できるワイルドカードは以下の 3 つです。
・
短縮セッション ID (*):
・
セッション・タイプ ID (%):
・
衝突回避 ID (=):
【*を使用した場合】
Telnet 接続の短縮セッション ID が使用されます。
短縮セッション ID は#1 から始まり、#9, #10, #11 と続いていきます。#1 のときは*(アスタリスク)に
「 1 」 が 適 用 さ れ 、 #2 の と き は 「 2 」 、 #10 の と き は 「 0 」 、 #11 の と き は 「 1 」 が 適 用 さ れ ま す 。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,0 と 10 個まで規則的に割り振られ、それ以上は接続できません。
短縮セッション ID は接続 ID として HATS 管理コンソールから確認できます。HATS 管理コンソールから
#1 や#2 の接続を切断したとしても、新規に接続したものが#1 や#2 に割り当てられることはなく、#xx
は増え続けます。
なお、「*」は衝突回避ではないため、同じワークステーション ID が使用されていると接続できません。
例えば、「指定値を使用」に「HATS*」と指定し、#1 の接続 ID で 5250 接続が既にある場合、「HATS1」
が使用されることになります。この状態で、#11 の接続 ID が作成された場合、「HATS1」のワークステー
ション ID で接続しようとしますが、これは既に使用されているものになるため接続が拒否され、接続に失
敗します。
「HATS**」と指定した場合は、「HATS11」、「HATS22」のように接続 ID として同じ値が*(アスタリスク)
に割り当てられます。従って、*(アスタリスク)を 2 つ使用してもワークステーション ID は 10 個までしか接
続できません。
【%を使用した場合】
セッション・タイプ ID が使用されます。
同じ設定で接続する場合は、同じセッション・タイプが適用されるため、%を使用して複数のワークステー
ション ID を割り振ることはできません。
【=を使用した場合】
衝突回避用のワイルドカードです。
「0」~「9」および「A」~「Z」までの値を、ワークステーション ID として使用できるまで順に試行します。試
行順序は「0」からになります。
例えば、「指定値を使用」に「HATS==」とした場合、36×36=1296 個まで割り振られます。
3.2
LU 名/ワークステーション
ワークステーション ID の固定をしているのですが
固定をしているのですが、
をしているのですが、HATS を使用するときはど
使用するときはど
うすればよいですか
HATS アプリケーションでは、接続定義 1 つにつき、1 つの LU/LU プール名またはワークステーション ID を
定義することができ、ワークステーション ID に関しては、ワイルドカードを使用して定義することが可能です。
このため、1 つ以上の定義を使用したい場合は、作成するアプリケーションによって以下のような方法で使用
する LU 名/ワークステーション ID を指定することが必要です。
ただし、5250 接続のうち、WebFacing Server を経由した接続の場合はワークステーション ID を使用する
ことはできません。
画面変換アプリケーションの場合
URL オーバーライドで対応するか、ユーザーがセッション開始時に明示的に指定する必要があります。
例えば、
端末ごとに LU 名またはワークステーション ID を固定したい
クライアントは固定 IP アドレスを使用している
というようなケースの場合であれば、
1.
ユーザーはあらかじめ用意した JSP にアクセスする
2.
端末の IP アドレスを取得し、あらかじめ所持しているテーブルから結び付けられている LU 名また
はワークステーション ID を検索する
3.
HATS アプリケーション起動用の URL に取得した LU 名またはワークステーション ID をつけ、フォ
ワードさせる
というようなロジックを作成することで、ユーザーが意識せずにホスト・アプリケーションを使用することが
可能になります。これは固定 IP アドレスを使用している場合だけでなく、ロジックの部分が各端末固有の
情報を認識でき、かつそれを使用できる LU 名またはワークステーション ID に結びつけることができれば、
同じようなことが可能になります。
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応用編
統合オブジェクトの場合
統合オブジェクトを実行する際には必ず使用する接続定義名を指定しています。この部分を自動的に
変更できるように JSP を編集することで、接続ごとに異なった LU 名もしくはワークステーション ID を
使用することが可能になります。
なお、HATS V7.0.0.2 より、統合オブジェクト使用時に接続パラメーターのオーバーライドが可能で
す。アウトプット用の JSP ファイルには以下のように記述します。
<%
// Set the connection overrides
java.util.Properties overrides = new java.util.Properties();
overrides.setProperty(“LUName”,”DSP01”);
// Apply overrides to the IO
IOTest.setHPubConnectionOverrides(overrides);
IO.doHPTransaction(request,response);
%>
上記のロジックを組み込むことで、画面変換アプリケーションの場合のように接続パラメーターのオー
バーライドでユーザーの LU 名またはワークステーション ID を固定することができます。
LU 名/ワークステーション ID の固定に関する詳細は、下記ガイド資料をご参照ください。
「HATS における端末 ID 固定ガイド」
http://www.ibm.com/developerworks/jp/rational/library/em/cms/hats_terminal_id/
17/33
3.3
接続マクロ
接続マクロ、
マクロ、切断マクロ
切断マクロの
マクロの設定に
設定に既存の
既存のマクロを
マクロを使用できないのですが
使用できないのですが
接続マクロもしくは切断マクロを指定したい場合は以下の 2 つが合致している必要があります。
接続マクロもしくは切断マクロを設定したい接続ファイルの名前
使用したいマクロで参照している接続ファイルの名前
マクロ・ファイル(.hma)を右クリックし、「アプリケーションから開く」→「Visual Macro Editor」を選
択して開きます。「設計」タブの余白部分を右クリックし、「プロパティー」を選択して確認できます。
この 2 つが違っている場合は、どちらかを変更し、必ず 2 つの名前が同じになるようにしてください。
3.4
URL オーバーライドをすると
オーバーライドをすると、
をすると、接続マクロ
接続マクロが
マクロが再生されません
再生されません
URL オーバーライドで、例えば LU 名やワークステーション ID を設定する場合は、接続定義で定義した接続
マクロや切断マクロなど、接続ファイル(.hco)の「基本」タブ以外に設定した内容は反映されなくなります。
これは HATS の制限です。
URL オーバーライドと接続マクロの両方を行いたい場合は、LU 名やワークステーション ID などの接続パラメ
ーターと共に、「connectionName」パラメーターで使用する接続ファイルを明示的に指定する必要がありま
す。この場合、接続マクロを含め指定された接続ファイルのすべての設定が適用されます。
例えば以下のように URL を指定します。
http://<HATS サーバー>/<プロジェクト名>/entry?connectionName=sub&LUName=TEST01
「connectionName」パラメーターについて詳細は、「ヘルプ」→「ユーザーと管理者のガイド」→「HATS プロ
ジェクトの変更」→「その他」→「接続パラメーターのオーバーライド」→「パラメーターのオーバーライド時に使
用する接続のタイプの選択」を参照してください。
なお、「connectionName」パラメーターを使用せずに、セッション確立後の画面の画面カスタマイズを作成
し、そのアクションとして接続マクロに相当するマクロのみを実行させることで代替することも可能です。(その
場合、セッション確立後の画面で「変換の適用」アクションは実行しないようにしてください。)
3.5
negotiateCResolution というパラメーター
のみ)
というパラメーターは
パラメーターは何ですか(3270
ですか
のみ
TN3270 接続の場合で、ホスト画面のデータがいくつかのブロックに分かれて送信されるためにホスト画面
上のデータがすべて表示されないときは、TN3270E 拡張機能のコンテンション解消モードを利用可能にする
方法があります。ただし、コンテンション解消モードをサポートする z/OS や Telnet サーバーが必要です。
TN3270E コンテンション解消モードは、RFC2355 の拡張機能で、画面描写の終わりを示すビットをデータス
トリームとして流す機能です。HATS はこのビットが送られてくることを検知した後に、画面情報をブラウザー
に送信します。
HATS は 、 接 続 先 が コ ン テ ン シ ョ ン 解 消 モ ー ド を 使 用 し て い る か を 自 動 検 知 し ま す 。 た だ し 、
Communications Server for z/OS などを使用している場合でコンテンション解消モードを使用しない場合
は明示的にオフにすることをおすすめします。
設定は、接続ファイル(.hco)を開き、「拡張」タブに以下のパラメーターを追加してください。
名前:negotiateCResolution
値:false
TN3270E 拡張コンテンション解消モードについての詳細は、下記 URL を参照してください。
http://www.ietf.org/proceedings/02nov/I-D/draft-ietf-tn3270e-extensions-04.txt
Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
3.6
HATS アプリケーションの
で SSL の設定をしたのに
アプリケーションの接続ファイル
接続ファイル(.hco)で
ファイル
設定をしたのに、
をしたのに、ブラウザー
から見
から見る限り SSL が有効になっていません
有効になっていません。
になっていません。どうしたらいいのでしょうか
使用している HATS アプリケーションの接続ファイルの「セキュリティー」タブの設定は、HATS より後ろ、つま
り、HATS アプリケーションが稼動している WAS と Telnet サーバーの間の接続の SSL を有効にします。
HATS より前、つまり HATS アプリケーションが稼動している WAS と IHS、ブラウザー間の接続は WAS や
IHS の設定に依存します。別途 WAS や IHS の設定を行ってください。
3.7
実行環境と
実行環境とテスト環境
テスト環境で
環境で違う接続定義になる
接続定義になる予定
になる予定なのですが
予定なのですが、
なのですが、何か注意点はあります
注意点はあります
か
実行環境とテスト環境で違う点を洗い出すことが必要です。特に、画面遷移の相違や画面レイアウトの相違
が発生している場合は、それを踏まえたうえでテスト環境から実行環境に移行することが必要です。また、ホ
スト・アプリケーションにかかる負荷やマシンのスペック、ネットワークの状況によって、ホスト画面の表示のタ
イミングが違う場合があります。
特にマクロを使用している場合は、実行環境でもマクロが正しく再生されるか確認する必要があります。必要
に応じて、パフォーマンスを向上させるためにマクロ内のパラメーターのチューニングも行ってください。
また、本番環境とテスト環境で使用する接続定義ファイルを変更する場合(名前が変わる場合)は、必ず各マ
クロで指定している接続ファイル名とアプリケーションで使用する接続ファイル名が一致していることを確認し
てくだい。一致しない場合は、マクロ・ファイルを編集するか、接続ファイル名を変更する必要があります。(マ
クロで指定している接続ファイル名の確認方法は 3.3 を参照のこと)
マクロのファイル (.hma)
20/33
4 HATS 管理コンソール
管理コンソール
4.1
HATS 管理コンソール
管理コンソールの
コンソールの開始方法
HATS 管理コンソールは明示的に作成することが必要です。通常の HATS アプリケーションに含むこともでき
ますし、HATS 管理コンソール専用のアプリケーションを作成することも可能です。
いずれの場合も
http://<server_name>/<app_name>/hatsadmin/admin.jsp
でアクセスすることが可能です。
なお、WebSphere Portal にデプロイする HATS ポートレットを管理したい場合は、別途 HATS 管理コンソ
ールを含むアプリケーションを作成し、同一サーバー上の WebSphere_Portal Server 上に展開し、そこか
ら管理対象を変更して使用することをお勧めします。
4.2
HATS 管理コンソール
管理コンソールの
コンソールの管理スコープ
管理スコープの
スコープの変更を
変更を保管できますか
保管できますか
HATS 管理コンソールの「スタートアップ・ガイド」→「管理の有効範囲」での管理対象は保管することができま
せん。HATS 管理コンソールアクセス時には、その管理コンソールが含まれる HATS アプリケーションのみを
管理対象として設定されます。
例えば、http://HATSserver/HATSappl/hatsadmin/admin.jsp という URL で管理コンソールにアクセ
スしている場合、参照される HATS アプリケーションは http://HATSserver/HATSappl/...でアクセスでき
るアプリケーションがデフォルトで管理対象として設定されます。
管理対象を変更または広げたいときは、HATS 管理コンソールにアクセスするごとに明示的に管理対象を変
更することが必要です。
Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
4.3
HATS 管理コンソール
管理コンソールへの
コンソールへのアクセス
へのアクセス制御
アクセス制御をしたいのですが
制御をしたいのですが
WebSphere のセキュリティー機能と連携することで、HATS 管理コンソールへのアクセス時にユーザーID と
パスワードの入力を求め、アクセスを制限することが可能です。
また、HATS では 3 種類のロール(HATSAdministrator, HATSOperator, HATSMonitor)をあらかじめ用
意しており、それにマッピングすることでそれぞれのロールに応じた権限が付与されます。
各ロールの権限は以下の通りです。
HATSAdministrator
HATSOperator
HATSMonitor
○
○
○
○
○
○
ホスト端末の表示
○
×
×
接続の終了
○
○
×
ユーザー・リスト
○
○
○
ライセンス
○
○
×
ログの設定
○
○
管理の有効範囲
接続情報の表示
(ホスト接続、データベース接
続、接続プール、接続プール
定義)
×
(設定内容の表示のみ)
ログの表示
○
トレースの設定
○
トレースの表示
○
22/33
○
○
○
×
(「端末の表示以外」は可能)
(設定内容の表示のみ)
×
×
5 その他
その他
5.1
WebFacing と InterOperability をするためには、
をするためには、何が必要ですか
必要ですか
まず、同一ワークスペース内に HATS ランタイム用の「HATS プロジェクト(WAR)」と WebFacing ランタイム
用の「HATS/WebFacing 使用可能プロジェクト(WAR)」を作成し、次にそれらをリンクさせるための「リンク
HATS/WebFacing アプリケーション(EAR)」を作成してください。それぞれの作成方法は、ワークショップ資
料またはマニュアル等を参照してください。
なお、リンク HATS/WebFacing アプリケーションの開発には、下記要件を満たしている必要があります。
リンク HATS/WebFacing アプリケーションの前提要件
■
開発環境(HATS Toolkit が稼動する Rational SDP):
HATS に含まれる「IBM WebFacing Tool for IBM i」フィーチャーのインストールが必要
そのために、Rational SDP に下記フィーチャーが必要
Rational Developer for Power Systems Software (RDp)に含まれる「RPG and COBOL
Development Tools for i」
RAD / RSA / RBD に含まれる「Struts」
IBM i:
i5/OS V5R4 以降であり、かつ WebFacing サーバーに必要な PTF が適用されていること
WebFacing サーバーを実行するために必要な PTF については、下記 URL を参照
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27002213
ライセンス:
HATS のライセンスの元 WebFacing 機能を使用可能
5.2
HATS アプリケーションで
アプリケーションで生成される
生成されるファイル
されるファイルについて
ファイルについて
アプリケーションファイル(application.hap)
プロジェクトの設定に関する情報
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/profiles/ディレクトリに格納
接続ファイル(.hco)
ホストへの接続情報
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/profiles/connections/ディレクトリに格納
ホスト・シュミレーションファイル(.hhs)
ホストとクライアントとのデータのトレース情報
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/profiles/hostsimulations/ディレクトリに格納
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応用編
画面カスタマイズ・ファイル(.evnt)
ホスト画面の認識基準の定義
画面認識時に HATS が行うアクションの定義
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/profiles/events/screencustomizations/ディレクト
リに格納
画面組み合わせファイル(.evnt)
ホスト画面の認識基準の定義
画面認識基準時に HATS が行うアクションの定義
画面組み合わせの終了の定義
画面間のナビゲートの定義
<プロジェクト名>/ Web Content/WEB-INF/profiles/events/screencombinations/ディレクトリ
に格納
画面キャプチャー・ファイル(.hsc)
ホスト画面の XML 表現
画面カスタマイズまたは変換を作成、カスタマイズするために使用
*WAR には含まれません
<プロジェクト名>/screens/ディレクトリに格納
BMS ファイル(.bms)
インポートした BMS ファイル
*WAR には含まれません
<プロジェクト名>/bmsmaps/ディレクトリに格納
マクロ・ファイル(.hma)
マクロ
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/profiles/macros/ディレクトリに格納
変換.jsp ファイル
Web ブラウザーでプロジェクトのユーザーに提示する情報のレイアウトを記述
<プロジェクト名>/Web Content/transformations/ディレクトリに格納
テンプレート・ファイル (.jsp)
プロジェクトの表示に関する情報
テンプレート.jsp ファイル
プロジェクト・ページ用のリンクおよびイメージを定義
<プロジェクト名>/Web Content/templates/ディレクトリに格納
イメージ・ファイル(.gif または.jpg)
プロジェクトで表示される画像ファイル
<プロジェクト名>/Web Content/common/images ディレクトリに格納
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応用編
スタイルシート・ファイル(.css)
プロジェクトで使用するスタイルシート
<プロジェクト名>/Web Content/common/stylesheets/ディレクトリに格納
グローバル規則.jsp ファイル
グローバル規則の設定情報を記述
<プロジェクト名>/Web Content/transformationFragments/ディレクトリに格納
統合オブジェクトのソース(.java)
*WAR には含まれません
<プロジェクト名>/Java Source/IntegrationObject/ディレクトリに格納
統合オブジェクト(.class)
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/classes/IntegrationObject/ディレクトリに格納
モデル1ページ(.jsp)
<プロジェクト名>/Web Content/iojsp/ディレクトリに格納
Struts Web ページ(.jsp)
<プロジェクト名>/Web Content/struts/ディレクトリに格納
JSF Web ページ(.jsp)
<プロジェクト名>/Web Content/jsf/ディレクトリに格納
Web サービス(.wsdl)
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/wsdl/ディレクトリに格納
RESTful Web サービスのソース(.java)
*WAR には含まれません
<プロジェクト名>/Java Source/restfulserviceclasses/ディレクトリに格納
RESTful Web サービス(.class)
<プロジェクト名>/Web Content/WEB-INF/classes/restfulserviceclasses/ディレクトリに格納
いずれのファイルも HATS Toolkit でオープンすることが可能です。また、一つの.ear ファイルのサイズは約
20MB 以上、.war ファイルのサイズ(デフォルト時)は約 6MB 以上になります。
25/33
5.3
修正ファイル
Pack)の
の入手について
修正ファイル(Refresh
ファイル
入手について
Fix Central より入手可能です。以下の URL から入手してください。
http://www.ibm.com/support/fixcentral/
①”製品グループ”欄で「Rational」を選択
②”Select from Rational”欄で「Rational Host Access Transform Services」を選択
③”インストール済みバージョン”欄で現在インストールしているバージョンを選択
※「すべて」を選択すると、ダウンロード可能なすべてのバージョンの Fix が表示されます。
④”プラットフォーム”欄でプラットフォームを選択し、「次へ進む」をクリック
⑤「フィックスの特定」にて検索オプションを選択し、「次へ進む」をクリック
⑥ダウンロードする修正ファイルにチェックを入れ、「次へ進む」をクリック
⑦IBM ID でサインイン
⑧該当の修正ファイルにチェックが入っていることを確認し、「今すぐダウンロード」をクリック
修正ファイルのダウンロードは、IBM ID を使用して行うことになります。事前に IBM ID の登録(無料)が必
要です。
なお、2012 年 12 月現在の HATS V8.5 の最新の Refresh Pack は V8.5.0.1 です。
5.4
Fixpack の適用方法
Installation Manager の機能を利用して Fixpack を適用します。
事前準備
あらかじめ適用したい Fixpack のモジュールをローカルにダウンロードしておいてください。
また、Fixpack ダウンロード時に Release notes もダウンロードすることが可能です。Release notes の
中には、その Fixpack に含まれている修正箇所や、新機能の記載があります。Fixpack 適用手順や前提
要件も含まれていますのでご確認ください。
手順
1) Fixpack は圧縮ファイルとして提供されますので、ダウンロードした Fixpack を解凍します。
2) 解凍した Fixpack を適当なディレクトリに配置します。例えば以下のディレクトリに配置します。
C:\temp\ hats\updates
※C:\temp は任意のディレクトリ、hats\updates は解凍した Fixpack に含まれるフォルダで
す。
3) IBM Installation Manager を起動し、リポジトリーの設定をします。
1. IBM Installation Manager のメニューから「ファイル」→「設定」を選択します。
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Hints & Tips
応用編
2. 「設定」ウィンドウが開かれたら、「リポジトリー」を選択し、「リポジトリーの追加」をクリックします。
3. 解凍した Fixpack の hats¥updates ディレクトリにある「repository.config」を選択し、「OK」を
クリックします。
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Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
4. リポジトリーが追加されたことを確認し、「OK」をクリックします。
4) IBM Installation Manager から「更新」を選択し、以下の手順で Fixpack を適用します。
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Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
1. IBM Software Development Platform の情報を確認し、「次へ」をクリックします。
2. 適用する HATS の Fixpack を選択し、「次へ」をクリックします。
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Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
3. 使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」をチェックし、「次へ」をクリックします。
4. 必要に応じてインストールするフィーチャーを選択し、「次へ」をクリックします。
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Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5
Hints & Tips
応用編
5. パッケージの更新内容を確認し、「更新」をクリックします。
5. パッケージの更新が正常に終了したことを確認し、「終了」をクリックします。
次回ワークベンチ起動時にワークスペース上にある HATS プロジェクトに対し、Fixpack が適用されます。
また、Fixpack 適用後に作成する HATS プロジェクトに対しても Fixpack の内容が適用されます。
32/33
5.5
HATS の情報源
HATS 関連の情報は、製品付属のドキュメントだけでなく、以下の URL からも入手することができます。これら
のサイトは最新の HATS の情報や Tips の情報を入手するために役立ちます。
HATS 製品ページ (日本語)
http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/solutions/em/hats/index.html
HATS の概要や特長についてわかりやすくまとめられています。
評価版ダウンロード・ページ (日本語)
http://www-06.ibm.com/software/jp/rational/download/
HATS の評価版をダウンロードできます。
HATS サポートページ (日本語)
http://www-01.ibm.com/software/awdtools/hats/support/
TechNote や APAR 情報、Fix 情報を確認できます。また、検索機能が付いています。
developerWorks (日本語)
http://www.ibm.com/developerworks/jp/rational/library/em/#hats
入門書、ワークショップ資料、新機能ガイド、開発ガイド、Hints & Tips など各種技術資料をこちらから参
照することができます。
HATS 製品ページ (英語)
http://www-01.ibm.com/software/awdtools/hats/index.html
各種情報への窓口を提供します。HATS の機能や特長を確認できます。
HATS 「System requirements」ページ (英語)
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=3441&uid=swg27011794
各バージョンのシステム要件を確認することができます。
HATS 関連のドキュメント (英語)
http://www-01.ibm.com/software/awdtools/hats/library/index.html
HATS 関連のドキュメントをこちらから参照することができます。
HATS V8.5 Infocenter (英語)
http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/index.jsp
Web 上の HATS の Infocenter です。製品付属のヘルプと同じドキュメントの最新版、それに加えて
HATS API、FAQ などを参照することができます。
以上
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