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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ ®

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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ ®
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
3270印刷サポート
© 2008 IBM Corporation
IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
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3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
HATS 3270印刷サポートとは
前提
TN3270Eサーバー上に関連プリンター・セッションを定義しておくこと
関連プリンター・セッション
Webクライアント
クライアントの
クライアント
Web
Webクライアント
クライアントの
の場合
場合
クライアントの
– RFC2355参照
TN3270Eサーバー
上で関連プリンター
を定義
TNLUD01
(LUタイプ2:ディスプレイ)
TNLUP01
(LUタイプ1または3:プリンター)
HTTP
HATSサーバー
ブラウザー
TNLUD02
(LUタイプ2:ディスプレイ)
TN3270Eサーバー
TNLUP02
(LUタイプ1または3:プリンター)
Eclipse RCP
または
Lotus Expeditor
RCPクライアント
クライアント
RCP
RCPクライアント
クライアント
の
の場合
場合
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
HATSで可能な印刷方式
出力形式
Adobe PDF形式
テキスト形式
出力先
Webの場合
– HATSサーバー上の任意のディレクトリー
クライアントからダウンロード可能
– HATSサーバーに登録してあるプリンター
RCPの場合
– クライアントの任意のディレクトリー
– クライアントに登録してあるプリンター
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
設定方法
接続ファイル(*.hco)の「印刷」タブにて設定
接続タイプで「3270E」選択時のみ
①「印刷サポートを使用
可能にする」を選択
③左側のドロップ・ダウン・
リストの選択に応じたパラ
メーターを設定
②必要に応じて設定
※詳細は次ページ以降を参照
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Note
3270ホスト印刷を行う場合のパラメーターの設定は、接続ファイル(*.hco)にて行います。
このパネルでの設定が使用されますが、URLオーバーライドなどでパラメーターを変更することも可能です。
3270ホスト印刷が可能なのは、接続タイプとして3270Eを選択したときのみです。また、TN3270Eサーバー上
であらかじめ関連プリンター・セッションを定義しておくことも必要です。
HATSで3270印刷を行う場合は、接続ファイルの「印刷」タブにて「印刷サポートを使用可能にする」を選択し
ます。また、必要に応じてパラメーターなどを設定することが可能です。
パラメーター設定時には、あらかじめHATSで定義した3つのパターンに応じてパラメーターをセットすることが
可能です。その場合は、「印刷設定の初期化」セクションから使用したいパターンを選び、右側の「初期化」ボタ
ンを押してください。
「初期化」ボタンで設定されるもの以外に設定可能なパラメーターは、HODで提供されているパラメーターと、
HTAS固有のパラメーターとして”printMimeType”と”printSaveAsExtension”があります。なお、サポートされ
るパラメーターのリストは画面右側の「追加」ボタン押下時に表示されるパネルのドロップダウン・リストで確認
してください。よく使用されるパラメーターとしては、termTimeやtractorなどがあります。
各パラメーターの詳細については、HATS提供のドキュメント、またはHost On-Demandで提供されている
Host Access Toolkitの「Host Access Beans JavaDoc」のHostPrintSessionクラスを参照してください。
HATSでサポートされている3270印刷の詳細は、ヘルプの「ユーザーと管理者のガイド」 → 「印刷サポートの
使用可能化」およびHost On-Demandから提供されている「ホスト印刷リファレンス」を参照してください。
参考:IBM WebSphere Host On-Demand V10 Infocenter
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/hodhelp/v10r0/index.jsp
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
デフォルト印刷 (Adobe PDF形式)
デフォルトの設定
Adobe PDF形式のファイルが生
成される
設定の変更
a. 用紙サイズ、方向、フォントは画面
上部のGUIから設定する
b. 「印刷設定の初期化」で「デフォルト
印刷(Adobe PDF形式)」を選択し、
パラメーターを設定
3270印刷サポート
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Note
HATSの3270印刷のデフォルトはAdobe PDF形式での出力です。これは、HATS V5から提供されている機
能です。
Adobe PDF形式で出力をする場合は、従来どおり、クライアントで印刷ジョブ一覧の画面を開き、ファイルを
オープンした後に明示的に印刷ボタンを押すことで、初めて印刷が可能です。
3270印刷サポート
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基本テキスト・ファイル (プレーン・テキスト形式)
テキスト形式のファイルが生成され
る
Adobe PDFファイルのプロパティー
の設定は無効
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Note
「基本テキスト・ファイル」では、印刷ジョブの出力はテキスト・ファイル形式になります。
Windowsプリンター以外のプリンターにも印刷することが可能です。この場合はPDT印刷になり、「基本テキ
スト・ファイル」の初期化設定を利用します。
エミュレーター・セッションが稼動している環境、つまり、Webクライアントの場合はHATSサーバー、リッチ・ク
ライアントの場合はリッチ・クライアントに登録されているプリンターに直接印刷することになります。
最初に「基本テキスト・ファイル」の初期設定を行ってください。初期設定パラメーターのうち、PDTFileなど必
要に応じて変更し、以下のパラメーターを追加してください。
設定例 (Linuxの場合)
– 名前:
printFileName
– 値:
/home/user/file.* | lpr –b –Pprinter $ < (Linuxの場合)
3270印刷サポート
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デフォルトのWindowsプリンターに送信
デフォルトのWindowsプリンターに
出力
Webクライアントの場合
– HATSサーバーに登録されているプリン
ターに出力
RCPクライアントの場合
– クライアントに登録されているプリンター
に出力
3270印刷サポート
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Note
デフォルト以外のWindowsプリンターで印刷する場合は、下記のようなパラメーターの変更および追加を行っ
てください。
設定例
– 名前:
useWindowsDefaultPrinter
– 値:
false
– 名前:
setWindowsPrinterName
– 値:
<プリンターの名前>
HATSサーバーもしくはリッチ・クライアントがWindows以外で稼動している場合でプリンターに直接印刷した
い場合は、前ページの「基本テキスト・ファイル」のNoteを参照してください。
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
PDT(印刷定義テーブル)のカスタマイズ
HATSにてPDTを提供
PDTFileの値として、「/pdfpdt/<ファイル名>.hodpdt」と指定
PDTのカスタマイズが可能
HODで使用していたものはそのまま使用可能
カスタマイズした*.hodpdtファイルを配置
– HATS Webアプリケーション
EARファイルのルート
– HATS RCPアプリケーション
com.ibm.hats.rcp.runtime.extensionのルート
PDTコンパイラーは下記から起動
<SDP_root>¥hats¥PDT¥pdtcom.bat
PDTサンプルの提供
<SDP_root>¥hats¥PDT¥pdfpdt¥usrpdf¥hod-pdf-samples.zip
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Note
HATSでは、ibm5577.hodpdtやibm5585.hodpdtなど数十種類のPDTを提供しています。(EARファイルに含
まれる)HATSで提供しているPDTを使用する場合は、PDTFileパラメーターの値に
「/pdfpdt/ibm5577.hodpdt」などと指定してください。
スラッシュ(/)あり
カスタマイズしたPDTもHATSにて使用可能です。Host On-Demandで提供されているPDTコンパイラーが
HATSからも提供されておりますので、それを使用してコンパイルします。カスタマイズしたPDFファイルを
usrpdfディレクトリーに配置した後、PDTコンパイラを起動します。コンパイラの使用法はGUIの指示に従ってく
ださい。生成したカスタマイズPDTは、Webプロジェクトの場合はEARのルート以下に、RCPプロジェクトの場
合はcom.ibm.hats.rcp.runtime.extensionのルート以下に配置します。
HODで使用されていたものをHATSでも使用する場合はそのまま所定の位置にコピーし、使用することも可能
です。
カスタマイズPDTを使用する場合は、PDTFileパラメーターの値に「MyPDTs/custom.hodpdt」などと指定して
ください。(<EAR_root>¥MyPDTsディレクトリーに配置した場合)HATSで提供しているものは最初にスラッ
シュ(/)から始まりますが、カスタマイズのものは先頭にスラッシュ(/)は付けません。
スラッシュ(/)なし
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Adobe PDF印刷プロパティーの変更
HATSビジネス・ロジックから関連プリンター・セッションにアクセス
HATSアプリケーション開始後、ディスプレイ・セッションから印刷プロパティーを動
的に変更可能
以下のメソッドを使用
– com.ibm.hats.runtime.HostConnection.getPrinterSession
接続タイプがTN3270Eだった場合、以下のインスタンスを返す
com.ibm.eNetwork.beans.HOD.HostPrintSession
接続タイプがそれ以外だった場合、”null”を返す
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Note
HATSビジネス・ロジックからAdobe PDF印刷の印刷プロパティーを変更できます。通常は、接続ファイル
(*.hco)に設定された印刷プロパティーを使用しますが、以下のメソッドを使用することで、HATSセッション開
始後でも動的に印刷プロパティーを変更することが可能です。
com.ibm.hats.runtime.HostConnection.getPrinterSession
具体的な設定方法は次ページのサンプル・コードを参照してください。
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
HATSビジネス・ロジックのサンプル (1/2)
public static void execute(IBusinessLogicInformation blInfo)
{
//add code here to perform your business logic
HostPrintSession printerSession = null;
String pdfPaperSize = null;
if (blInfo != null) {
Map connectionMap = blInfo.getConnectionMap();
HostConnection hostConnection = (HostConnection) connectionMap.get("HostConnection");
if (hostConnection != null) {
printerSession = hostConnection.getPrinterSession();
} else {
System.out.println("hostConnection == null");
}
pdfPaperSize = getGlobalVariable(blInfo, "pdfPaperSize").getString();
if (pdfPaperSize != null && "".equals(pdfPaperSize)) {
pdfPaperSize = null;
}
} else {
System.out.println("blInfo == null");
}
※次ページへ続く
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
HATSビジネス・ロジックのサンプル (2/2)
if (printerSession != null && pdfPaperSize != null) {
String currentPdfPaperSize = printerSession.getPdfPaperSize();
try {
if (!pdfPaperSize.equals(currentPdfPaperSize)) {
printerSession.setPdfPaperSize(pdfPaperSize);
}
} catch (PropertyVetoException e) {
e.printStackTrace();
}
} else {
if (printerSession == null) {
System.out.println("printerSession == null");
} else {
System.out.println("pdfPaperSize == null");
}
}
}
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
実行例:HATS Webアプリケーション
Web
クライアントの
クライアント
Webクライアント
クライアントの
の場合
場合
クライアントの
印刷サポート使用可能なHATSセッション
ボタンが追加され、マウスを当
てると印刷ジョブの情報を表示
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Note
3270印刷サポートが使用可能で、かつHATS Webアプリケーション実行時は、アプリケーション・キーパッドに
「印刷ジョブを表示」ボタンが表示されます。ここにマウスを合わせると、プリンター・セッションで使用するLU名
とHATSサーバー上で保管されているジョブの総数が表示されます。
Adobe PDF形式やプレーン・テキスト形式など、ユーザー自らがファイルを表示する必要がある場合は、この
ボタンをクリックし表示される別ウィンドウにてジョブの一覧を表示させることが可能です。
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
実行例:HATS RCPアプリケーション
RCP
クライアントの
クライアント
RCPクライアント
クライアントの
の場合
場合
クライアントの
印刷ジョブ・ビューの起動
右クリック → 「View Print Jobs」から起動
変換ビューの下部に表示される
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
Note
3270印刷サポートが使用可能で、かつHATS RCPアプリケーション実行時は、アプリケーション・ビューの該
当セッションのコンテキスト・メニューに「View Print Job」の項目が表示されます。このメニューを選ぶと、変換
ビューの下に印刷ビューが表示されます。
プリンターに直接印刷する場合は、印刷ジョブのスプール中のみ「null」というファイル名のエントリーが表示さ
れ、スプールに書き込み終わると消えます。
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
リッチ・クライアントでの印刷設定
「ファイル」 → 「設定」を選択し、「ホスト・アクセス」 → 「印刷」
設定内容
開始時、完了時、エラー時のアクション
– 印刷ジョブ・ビューのアクティブ化
– メッセージの表示
– なし
印刷ジョブはユーザーのローカル・ディレクトリーに生成される
「終了時に印刷ジョブを削除」
– チェックなし (デフォルト)
終了時に印刷ジョブは削除される
– チェックあり
終了時に印刷ジョブは削除されない
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
HATS 3270印刷機能の印刷出力の応用
HATS 3270印刷機能と外部アプリケーションの組み合わせ
HATSで印刷ジョブを受信し、出力を生成
外部アプリケーションで印刷出力をハンドリングする
– 例えば・・・
印刷結果に情報を付加する
フォーマットを変更する
文書管理をする
他の印刷関連ロジックと連携する
など
3270印刷サポート
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IBM Rational Host Access Transformation Services V7.5 ワークショップ
(参考) 関連プリンターとは
TN3270EクライアントがディスプレイLUを指定するだけで、プリンターLUも使用可能にする機能
RFC2355で定義
ASSOCIATEというTN3270Eのコマンドを使用してプリンターLUを接続
関連プリンターの定義の関連
CICS等
LU MAP
PUCS01
VTAM
CSLU01
CSLU01 LOCADDR 2
CSPRT01
CSPRT01 LOCADDR 3
SNA
関連付け
CONNECT
TN3270
クライアント
TNLU0002
NAU
ADDRESS=3
TNLU0001
NAU
ADDRESS=2
TN3270
サーバー
ASSOCIATE
TN3270E
TN3270クライアント定義
DISPLAY SESSION
LUNAME=TNLU0001
(関連プリンター =TNLU0002)
Display
セッション
Printer
セッション
印刷要求
アプリケーション
3270印刷サポート
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