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演習 演習 11. . .JSF Web ページ
IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 演習 11. .JSF Web ページの ページの作成 このセクションでは、HATS 統合オブジェクト実行に使用する JSF Web ページの作成方法につい て取り上げます。 この演習では、引き続き演習 9 (および演習 10)で使用した HATS プロジェクトを使用します。 (実行可能な統合オブジェクトがあることが前提です。) <目次> A) JSF Web ページの作成 B) HATS 統合オブジェクトアプリケーションの実行 (その 1) C) JSF Web ページのカスタマイズ D) HATS 統合オブジェクトアプリケーションの実行 (その 2) E) まとめ 11-1 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 A) JSF Web ページの ページの作成 HATS 統合オブジェクトアプリケーションの実行に必要な Web ページを、JSF Web ページと して作成します。 1) 「ソース」→「IntegrationObject」→「Datamacro」を選択し、右クリック→「JSF Web ページの作成」を選択します。 11-2 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 2) JSF Web ページの作成ウィザードが起動されます。 「基本情報」ページでは下記のようにデフォルト値を採用しますので、「次へ」ボタンを 押下してください。 3) 今回はデフォルト値を利用しますので、このまま「次へ」ボタンをクリックします。 (なお、この後 C)にてこのページをカスタマイズします。) 11-3 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 4) 「出力の定義」ページでは、すでにテーブル形式で抽出した部分が表示形式もテーブ ルとして定義されています。表の各ヘッダーの表記を変更します。 はじめに、ヘッダーを変更するために、「result~」で始まる、テーブルが選択されてい る出力を選択し、「編集」ボタンをクリックします。 「出力プロパティーの定義」が表示されますので、「先行テキスト」部分を下記のように それぞれ変更してください。 変更前 変更後 resultCode 商品コード resultName 商品名 resultHikiate 引当可能数 resultZaiko 実在庫数 11-4 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 5) 最後に「終了」ボタンを押下してください。 6) 入力および出力それぞれの JSP ファイルが、「Web コンテンツ」→「JSF ページ」以下に 生成されます。 11-5 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 B) HATS 統合オブジェクトアプリケーション その 1) 統合オブジェクトアプリケーションの オブジェクトアプリケーションの実行 (その 先ほど作成した JSF Web ページを利用して HATS 統合オブジェクトを実行します。 1) アプリケーションを実行します。入力用ページの「Web コンテンツ」→「JSF ページ」→ DatamacroInput にフォーカスを当て、右クリック→「サーバーでデバッグ」を選択して ください。 2) ブラウザーに「DatamacroInput.jsp」が表示されます。カテゴリ(AA または BB)を指 定してください。最後に「サブミット」ボタンをクリックします。 11-6 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 3) 統合オブジェクトが実施され、下記のような結果画面が表示されます。 11-7 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 C) JSF Web ページの ページの作成の 作成のカスタマイズ ここからは、入力用の JSF Web ページをカスタマイズし、カテゴリの入力値の有無を確認す るロジックを組み込みます。 入力値がない場合、統合オブジェクトは実行されなくなります。 1) JSP を編集するために、ファイルを開きます。 「Web コンテンツ」→「JSF ページ」→「DatamacroInput」をダブルクリックして開いてく ださい。 11-8 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 2) DatamacroInput.jsp が開かれます。 プレビュー部分から、Category: の右側のボックスをクリックし、そこにフォーカスを移 します。その状態のまま、下の「プロパティー」タブをクリックします。 3) 次に「プロパティー」ビューの左側にあるタブのうち、「h:inputText」→「妥当性検査」 をクリックしてください。 そして、下記の 2 箇所のチェックを入れてください。 「値を必須にする」 「エラー・メッセージ・コントロールに検証エラー・メッセージを表示」 11-9 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 4) 「妥当性検査」の下の「振る舞い」に移動します。 下記の 2 箇所にチェックを入れてください。 「自動的に次のフィールドに進む」 「ブラウザーでフィールド値を検証」 さらに、「自動的に次のフィールドに進む」のすぐ下の「ユーザーが___文字入力したあ と」の欄に 2 を入力してください。 5) 次に、「プロパティー」ビュー左側のメニューより、「h:form」→「キーボード補助機構」 へ移動します。 ビューの中央にある、「追加」ボタンをクリックします。 6) 「キー」欄にフォーカスを当てるとプルダウンメニューが表示されます。ここから「F12」 を選択します。実行時にこの画面で F12 を押下すると、次に定義するアクションが実 行されるようになります。 11-10 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 7) DatamacroInput.jsp のソース部分を下へスクロールし、「<hx:behaviorKeyPress key=”F12” … 」となっている行にカーソルをおきます。(下から 6 行目あたりです。) そこで右クリックをし、「イベントの編集」を選択してください。 11-11 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 8) 「クイック編集」ビューが起動されます。この「クイック編集」ビューは、通常ワークベンチ 右側に表示されますので、必要に応じて移動してください。この演習ではソースを入力 しやすくするために、「プロパティー」ビューと同じ場所に移動させています。(ドラッグア ンドドロップで移動可能です。) 下記のコードを記入してください。「F12」が押下されたときのアクションを定義します。 alert(‘参考:この画面では、操作性を向上させるためのコンポーネントが使用されています。’); 最後に保管ボタンをクリックするなどして、これまでの変更を保管してください。 9) 変更を保管し、ファイルを閉じてください。カスタマイズ作業はこれで終了です。 11-12 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 D) HATS 統合オブジェクトアプリケーション その 2) 統合オブジェクトアプリケーションの オブジェクトアプリケーションの実行 (その カスタマイズした Web ページを利用して、再度統合オブジェクトを実行します。 1) アプリケーションを実行します。「サーバーでデバッグ」を選択してください。 11-13 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 2) 「DatamacroInput.jsp」が表示されます。 最初にカテゴリを入力しないで「サブミット」ボタンをクリックしてみてください。下記のよ うな画面が表示され、入力値が必要なことをクライアントに知らせます。これは、先ほ どのカスタマイズの C)-2)から 4)にあたります。 また、入力ボックス内にカーソルを置いた状態で「F12」キーを押下すると、下記のよう なポップアップが表示されます。こちらは C)-5)から 8)で行ったカスタマイズです。 次に進めるために、カテゴリ(AA または BB)を指定してください。「サブミット」ボタンをク リックします。 11-14 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 3) 統合オブジェクトが実行されると、手順 B)の時と同じように結果画面が表示されます。 11-15 IBM Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.0 ハンズオン資料 E) まとめ このように、統合オブジェクトは JSF ページでも実行することができます。 また、JSF で提供されている機能との連携も可能です。 11-16