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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ IBM Lotus Software © 2010 IBM Corporation

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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ IBM Lotus Software © 2010 IBM Corporation
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Software
IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
© 2010 IBM Corporation
IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
目次
2
ƒ
【管理編】
Q. サーバーの起動・停止方法を教えてください
Q. コマンドによるサーバー起動・停止を容易にするには?
Q. Sametimeサーバーのサービス稼動確認の方法を教えてください
Q. Sametimeのポリシー機能を使ってどのような制御ができますか?
Q. ビジネスカードで写真を使用したいのですが
ƒ
【設定・構成編】
Q. Sametimeではどのような負荷分散構成が可能ですか?
Q. Dominoディレクトリで構成した後にLDAPディレクトリに変更できますか
Q. WASの構成で注意すべき点はありますか?
Q. Sametimeで可能なSSOについて教えてください
Q. Sametimeの参考構成はどのようなものがありますか?
Q. SPNEGOによる認証は可能ですか?
ƒ
【運用編】
Q. Sametimeの運用でバックアップ/リストア対象となるファイルを教えてください
Q. サーバー(ディスク)が壊れました。どのように復旧すればいいですか?
Q. Sametimeで取得できるログは何ですか
Q. Sametimeで問題が起こった際のトレースの仕方を教えてください
Q. Sametimeの監視はどうすればいいですか
Q. 日常のメンテナンスコマンドを教えてください
Q. Sametimeのミーティング運用で気をつける点はありますか
Q. Sametimeのコンタクトリストの初期配布方法を教えてください
Q. ディレクトリ上の変更をコンタクトリストに反映させる方法を教えてください
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
【1.管理編】
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. サーバーの起動・停止方法を教えてください
A1. WAS上で稼働するSametimeサーバーの起動・停止方法は以下を参照してください。
Starting and stopping servers running on WebSphere Application Server
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/topic/com.ibm.help.sametime.v851.doc/install/inst_startstop_n
d.html
起動順は以下の通りです。停止順は以下の逆の流れになります。
1. Deployment Manager
2. Node Agent
3. Sametimeサーバー
各Sametimeサーバーの起動・停止コマンド一覧は下記リンク先を参照してください。
Command reference for starting and stopping servers
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/install/inst
_startstop_commandref_adm.html
A2. Lotus Domino上で稼働するSametimeサーバーの起動・停止方法は以下を参照してください。
Starting and stopping servers running on Lotus Domino
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/topic/com.ibm.help.sametime.v851.doc/install/st_adm_intro_s
tartstop_c.html
コミュニティー・サーバーはDominoサーバーを起動すると自動的に起動します。またDominoサーバーを停
止すると自動的に停止します。
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. コマンドによるサーバー起動・停止を容易にするには?
A. バッチ・ファイルやシェル・スクリプトを作成することで容易にすることができます。
以下はミーティング・サーバー、Node Agent、およびDeployment Manager (Windows / セル・プロファイ
ル構成)の起動・停止のサンプルです。
起動
cd C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥<hostname>MeetingDMProfile1¥bin
call startManager.bat
cd C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥<hostname>MeetingPNProfile1¥bin
call startNode.bat
call startServer.bat STMeetingServer
pause
停止
cd C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥<hostname>MeetingPNProfile1¥bin
call stopServer.bat STMeetingServer -username <管理ユーザーID> -password <管理ユーザー・パスワード>
call stopNode.bat -username <管理ユーザーID> -password <管理ユーザー・パスワード>
cd C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥<hostname>MeetingDMProfile1¥bin
call stopManager.bat -username <管理ユーザーID> -password <管理ユーザー・パスワード>
pause
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeサーバーのサービス稼動確認の方法を教えてく
ださい(1/2)
A1. WAS上で稼働するSametimeサーバーの稼働確認は「serverStatus」コマンドで可能です。また管理コ
ンソール上から確認することもできます。
Deployment Managerの稼働確認コマンド例
cd C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥<hostname>MeetingDMProfile1¥bin
serverStatus.bat -all -username <管理ユーザーID> -password <管理ユーザー・パスワード>
SametimeサーバーおよびNode Agentの稼働確認コマンド例
cd C:¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥<hostname>MeetingPNProfile1¥bin
serverStatus.bat -all -username <管理ユーザーID> -password <管理ユーザー・パスワード>
管理コンソールからの稼働確認
6
1.
http://<ホスト名>:8700/ibm/console にアクセスし、管理ユーザーID/パスワードでログイン
2.
サーバー > サーバー・タイプ > WebSphere Application Server を選択し、状況を確認する
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeサーバーのサービス稼動確認の方法を教えてく
ださい(2/2)
A2. Lotus Domino上で稼働するSametimeサーバー(コミュニティー・サーバー)はSametimeシステム管理
ツールから確認します。詳細は以下の情報を参照してください。
Monitoring the Sametime Community Server
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/admin/admin_st_monitor.html
Sametimeシステム管理ツールからの稼働確認
7
1.
http://<ホスト名>/servlet/auth/admin にアクセスし、管理者ID/パスワードでログインする
2.
画面右下の「サーバーの管理」をクリックする
3.
「サーバー – 概要」から状況を確認する
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeのポリシー機能を使ってどのような制御ができま
すか? (1/3)
A1. 以下のような制御が行えます。
ƒ インスタント・メッセージングに関する制御
– ユーザーにマルチサーバーコミュニティの追加を許可する (IC)
– ユーザーにチャット記録の保存を許可する (IC)
– チャット記録を自動的に保存する (IC)
– 連絡先リストのサイズを制限する
– カスタム顔文字を許可する (IC)
– 画面捕そくとイメージを許可する (IC)
– カスタム顔文字、画面キャプチャ、インラインイメージの最大イメージサイズを設定する (IC)
– ユーザーによるファイルの転送を許可する (IC)
– クライアント間でのファイル転送を許可する (IC)
– 転送から除外するファイルの種類のリストを使用する (IC)
– ユーザーによるプラグインのインストールを許可する (IC)
ƒ ミーティングに関する制御
– このユーザーが所有可能な永続ミーティングルームの最大数
– ユーザーに対しインスタント (非永続) ミーティングルームの作成を許可する
– Sametime Connect へのログイン時にミーティングサーバーに自動的に接続する (IC)
– ミーティングルームの検索を許可する
– 非公開ミーティングルームの検索を許可する
(続く)
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Q. Sametimeのポリシー機能を使ってどのような制御ができま
すか? (2/3)
(続き)
ƒ ミーティングに関する制御
– [予約済みミーティング] ビューを表示する (IC)
– すべてのミーティングの記録を許可する (IC)
– ミーティングルームの内容のダウンロードを許可する
– 最大ファイルアップロードサイズ (MB)
– ライブラリの最大合計サイズ (MB)
– 画面の共用を許可する
– ユーザーが別のユーザーの共有画面を制御することを許可する (IC)
– ピアツーピアアプリケーション共有を許可する (IC)
– 帯域幅制限を施行する
– ユーザーにインスタントミーティングとブレークアウトセッションの作成を許可する
– インスタントミーティングおよびブレークアウトセッションでの Sametime IP オーディオとビデオを許可する
– ミーティングルームチャットへの参加を許可する
– 画面の共有を許可する
– ユーザーが別のユーザーの共有画面を制御することを許可する (IC)
ƒ Media Managerに関する制御
– Sametime Media Server を介して使用可能なボイス/ビデオ機能
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeのポリシー機能を使ってどのような制御ができま
すか? (3/3)
A2. 作成したポリシーはユーザーやグループに対して適用することができます。またポリシーにはウェイトが設
定でき、ウェイトが高いポリシーがウェイトの低いポリシーより優先的に適用されます。詳細は以下の情報を参
照してください。
Managing users with policies
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/admin/ad
min_ssc_policies_mng.html
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Q. ビジネスカードで写真を使用したいのですが
A1. ビジネスカードで写真を使用するための設定手順は以下の情報を参照してください。
Configuring business card photos for Domino LDAP
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/admin/ad
min_st_buscard_photo_dom_ldap.html
なお登録できるファイル形式は「jpeg」または「gif」で、ファイルサイズは64KB以下(推奨値:10KB)にする
必要があります。要件に関する詳細は以下の情報を参照してください。
Troubleshooting Business Cards
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/st_
adm_buscard_troubleshoot_r.html
A2. サードパーティが提供するLDAP管理ツールを使用してLDIFファイルをインポートすることにより、ビジネ
スカードで使用する複数の写真データをまとめて登録することができます。以下はLDIFファイルのサンプルに
なります。(LDAP上の登録済みユーザーに対し、「jpegPhoto」属性を追加し、属性値としてローカルPC上の
写真ファイルを指定します。)
dn: CN=test user01,O=sttest
changetype: modify
add: jpegphoto;binary
jpegphoto;binary:< file:///C:/temp/picture/A001.jpg
dn: CN=test user02,O=sttest
changetype: modify
add: jpegphoto;binary
jpegphoto;binary:< file:///C:/temp/picture/A002.jpg
(以下同様)
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【2.設定・構成編】
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Q. Sametimeではどのような負荷分散構成が可能ですか? (1/2)
A1. Dominoベースのサーバー(コミュニティー・サーバー)はDominoクラスター構成、WASベースのサー
バー(ミーティング・サーバー、プロキシー・サーバー、Media Managerサーバー)はWASクラスター構成をと
り、それらの前段に自動振り分けを行うEdge ComponentsやBIG-IP等のロードバランサーを配置することで
負荷分散構成が可能になります。ただしMedia Managerサーバーの1コンポーネントである「Packet
Switcher」はクラスター構成ができませんのでご注意ください。
Dominoクラスター構成
WASクラスター構成
コミュニティー・
サーバー#1
Deployment
Manager
names
.nsf
vpuserinfo
.nsf
stnamechange
.nsf
Dominoクラスターによる
即時複製
ミーティング・
サーバー
クラスター
SSC
サーバー
プロキシー・
サーバー
クラスター
Media
Manager
クラスター
コミュニティー・
サーバー#2
セル
DB
サーバー
names
.nsf
13
vpuserinfo
.nsf
LDAP
サーバー
stnamechange
.nsf
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Q. Sametimeではどのような負荷分散構成が可能ですか? (2/2)
A2. Sametimeのクラスター構成手順は以下の情報を参照してください。
Creating a cluster of Lotus Sametime Community Servers
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/st_ad
m_clus_commsvc_no_meets_c.html
Clustering Lotus Sametime Proxy Servers
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/config
_proxy_clus_collection.html
Clustering Lotus Sametime Media Manager components
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/config
_av_clus_collection.html
Clustering Lotus Sametime Meeting Servers
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/config
_meet_clus_collection.html
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Dominoディレクトリで構成した後にLDAPディレクトリに変更
できますか
A1. Dominoディレクトリを使って認証されている環境を、あとからLDAPディレクトリを使用する構成に変更す
ることができます。
Sametime 8.5より前のバージョンでは、すべての機能を利用する場合でも、Dominoディレクトリを使って認証
する構成が可能でした。
Sametime 8.5では、在席確認やチャットなどのコミュニティ・サービスの利用だけであればDominoディレクトリ
を使用することは可能ですが、ミーティングなど他のサービスを利用する場合は、LDAPディレクトリを使用す
る必要があります。Dominoサーバーをディレクトリサーバーとして使用する場合も、LDAPタスクを実施する必
要があります。
過去のバージョンでDomino native のディレクトリを使用する構成に構築した環境を、Sametime 8.5にバー
ジョンアップしてコミュニティ・サービス以外のサービスを使用する場合など、ディレクトリをLDAPに変更する手
順が必要となります。
詳細な手順は以下を参照ください。
Replacing the Domino Directory with an LDAP directory
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/st_ad
m_ldap_setconnect_t.html
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. WASの構成で注意すべき点はありますか?
A. デフォルトでは各コンポーネント(SSC含む、Community Server除く)はDeployment Manager + Node
(コンポーネントごとに1セル)という形で導入されます。
ƒ シングル環境導入(Poc/テスト環境等の非実働環境想定)
同一筐体にすべてのコンポーネントを導入する場合、複数のセルが存在することになるため、管理/
運用時には注意が必要です。
各コンポーネントで使用するメモリ量が、マシンの物理メモリより多くならないように注意して導入する
必要があります。場合によってはWASパラメータ(ヒープサイズ等)のチューニングが必要です。
ƒ クラスタ構成(実働環境想定)
クラスタ構成時には、予めどのマシンにどのコンポーネントを導入し、どういった管理を行うかの設計を
完了しておくべきです。(セル/ノードの配置など)
なお、導入時に設定されるWASパラメータは導入直後はデフォルトのまま使用します。
ƒ ヒープサイズ等のパラメータは、想定される負荷と同様のストレスをかけたテスト、もしくは実際の運用時
に、ヒープサイズの状況を見ながら最適なものへと変更します。
ƒ サイズについては、製品として明確に指定するものは無く、状況/環境に応じて適切な値に変更します。
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeで可能なSSOについて教えてください
A1. 以下のようなSSOが考えられます。
① SPNEGOを使ったコネクトクライアントのSSO
詳細は、「Q. SPNEGOによる認証は可能ですか?」をご参照ください。
② LTPAトークンを使ったSSO
Webブラウザを使ってアクセスするSametimeの以下のような機能について、LTPAトークンを使ったSSO
が可能です。同じLTPAトークンを使用するWebSphere PortalやDomino Webアプリ間とSSOを行うこと
が出来ます。
・ミーティングルーム
・Web IM クライアント(※)
(※)Web IMクライアントに関しては、Sametime 8.5.1のFP1を適用した環境でのみSSO可能となりま
す。
(PortalとのSSO構成例については、「Q. Sametimeの参考構成はどのようなものがありますか?」内の
参考情報をご参照ください。)
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeの参考構成はどのようなものがありますか?
A. SametimeとWebSphere Portalを連携させた構成をとることができます。
例えばWebSphere Portalに同梱されたSametimeコンタクトリスト・ポートレットを使用し、ポータル・サイト上に
コンタクトリストを表示することが可能になります。
SametimeとWebSphere Portal間の認証はLTPAによりシングルサインオン構成をとることができます。
SametimeとWebSphere Portalの連携方法に関する詳細は以下の情報を参照してください。
Integrating with IBM Lotus Sametime
http://www.lotus.com/ldd/portalwiki.nsf/dx/Integrating_with_IBM_Lotus_Sametime_wp7
WebSphere Portal
LTPA
LTPA
Domino LDAP
Lotus Sametime
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. SPNEGOによる認証は可能ですか?
A.可能です。
ƒ Connect Clientの場合
Connect ClientでSPNEGO認証を利用する場合、認証用サーバーとしてWASが必須となります。
Sametime/認証用WASが利用するユーザーレジストリは、Active Directoryとする必要があります
認証用WASにてSPNEGO TAI(WAS6の場合)もしくはSPNEGO認証(WAS7の場合)を有効にする
必要があります。
設定に必要な項目については、以下のInformation Centerを参照してください。
Configuring Sametime for SPNEGO single sign-on
publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/topic/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/st_adm_securit
y_sso_spnego_t.html
また、設定手順については、以下のdeveloper works記事を参照してください。
Integrating SPNEGO with IBM Lotus Sametime
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/documentation/sametime/d-ls-integratingspnego/
ƒ
Web Clientの場合
各コンポーネント用のWASにてSPNEGO TAIもしくはSPNEGO認証を有効にする必要があります。
クラスター構成の場合はDeployment Managerで設定後各コンポーネント用ノードに設定を伝播させる
必要があります。
どちらの場合も、クライアントPCが、Sametimeが利用するActive Directoryを元に構築された、
Windows Domainに属する必要があります。また、ブラウザ設定にて、SPNEGOを利用するよう
設定する必要があります。
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【3.運用編】
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Q. Sametimeの運用でバックアップ/リストア対象となるファイル
を教えてください(1/2)
A1. Dominoベースであるコミュニティー・サーバーおよびクラシック版ミーティング・サーバーでは以下のファイルがバックアップ/
リストア対象になります。(可能であればプログラム・ディレクトリーおよびデータ・ディレクトリーごとバックアップします。)なお
サーバー稼働中にバックアップを行うと、コピーできないファイルや、コピーしたファイルが破損してしまう場合があるため、サー
バーを停止した上でのバックアップをお勧めします。
(※1 以下の「バックアップ種別」については、p.23-24の「Q.サーバー(ディスク)が壊れました。どのように復旧すればいいで
すか? 」と合わせてご参照ください)
バックアップ種別※1
サーバー
バックアップ対象ファイル
備考
コミュニティー・サー
バー
クラシック版ミーティン
グ・サーバー
21
server.id
システム(D)
notes.ini
システム(D)
names.nsf
システム(D)
vpuserinfo.nsf
「コンタクトリスト」、「プライバシー情報」を格納
データ
streg.nsf
ユーザーに対して、自己登録を許可している場合
システム(S)
stconfig.nsf
Lotus Sametime のシステム管理ツールで設定した
構成パラメータを格納
システム(S※)
da.nsf
ディレクトリアシスタントを使用してLDAPディレクト
リーを参照している場合
システム(S)
sametime.ini
システム(S※)
上記のファイル
-
stconf.nsf
クラシック版ミーティングの情報を格納
システム(S)
*.RAP
クラシック版ミーティングの記録を実施している場合
データ
meetingserver.ini
Windows以外のOSの場合
システム(S)
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Q. Sametimeの運用でバックアップ/リストア対象となるファイル
を教えてください(2/2)
A2. WASベースであるSSC、ミーティング・サーバー、プロキシー・サーバー、Media Managerサーバーでは
WAS構成ファイルおよびDBサーバー上の各データベースがバックアップ/リストア対象になります。
サーバー
バックアップ
対象
備考
バックアップ
種別
SSC
WAS構成
ファイル
WASが提供する「backupConfig」コマンドによりWAS構成情報のバッ
クアップを取得できます。(”-nostop”オプションにより、サーバー稼働
中のバックアップも可能です。)可能であればサーバーを停止した上
で「WebSphere」ディレクトリー全体をバックアップすることにより、構
成情報以外のファイルが消失してしまった場合にも復旧することがで
きます。
システム
(W)
データベー
ス
DB2が提供するバックアップコマンドにより以下のデータベースをバッ
クアップします。
zSTSC(デフォルト名)・・・各Sametimeサーバーの情報を格納
zSTMS (デフォルト名)・・・ミーティングルームに関するデータを格納
データ
ミーティング・サーバー
プロキシー・サーバー
Media Managerサーバー
詳細は以下の情報を参照してください。
Backing up WebSphere Application Server configurations
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/admin/admin_backup_was.html
Backing up the console database
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/admin/admin_ssc_db_backup.html
Backing up user data for Lotus Sametime meeting rooms
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/admin/admin_meet_backup_user_dat
a.html
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Q. サーバー(ディスク)が壊れました。どのように復旧すればい
いですか? (1/2)
A. 下記のように基本的なバックアップ運用をされていることを前提とします。
ƒ
ƒ
システム・バックアップ
サーバー構築直後やFix適用、サーバー構成変更後など不定期のタイミングで取得
データ・バックアップ
定期的(週次や日次)に各種ファイル、データベースなどのバックアップを取得
システム・バックアップとデータ・バックアップをリストアした段階の状態はそれぞれ以下の通りです。
①システム・バックアップのリストア時; Sametimeがとりあえず稼動する状態
②データ・バックアップのリストア時; データ・バックアップを取得した時点のサーバーの状態として稼動
①
システム・バックアップ
②
データ・バックアップ
サーバー障害
時間
①システム・バックアップリストア後
(p.21-22のシステム(D・W・S)ファ
イルのリストア後)
Sametimeサーバーとして稼動
23
②データ・バックアップリストア後
最新のサーバーの状態として稼動
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Q. サーバー(ディスク)が壊れました。どのように復旧すればい
いですか? (2/2)
A. (続き)
具体的な流れは以下の通りです。
①サーバー障害(HDD破損)やOS自体の破損等によりシステムが起動しなくなった場合、必要なハードウェア交換後に、システ
ム・バックアップからリストアします。
① OS再構築
② バックアップファイルから必要なファイルをリストア(p.21-22のシステム(D)ファイル)
③ Dominoサーバー再導入/WASサーバー再導入
④ バックアップファイルから必要なファイルをリストア(p.21-22のシステム(W)ファイル)
ƒ
WASが提供するbackupConfigコマンドによりWAS構成情報をバックアップしている場合、restoreConfigコマンド
を実行します。
ƒ
DMと各ノードのリストアを行う場合、構成情報の整合性を保つため、同一時点に取得されたバックアップからリスト
アを行うようにしてください。
⑤ Sametimeサーバー再導入
⑥ バックアップファイルから必要なファイルをリストア(p.21-22のシステム(S)ファイル)
※ただし、sametime.iniとstconfig.nsfに関しては、サーバーの構成変更によって自動的に構成されるファイルとなり、
バックアップからのリストアはサポートされていません。
(http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21101650)
そのため、これらのファイルについてはバックアップで取得したファイルを参照しながら、SSC経由(Classic版の場合は
Sametimeシステム管理ツール経由)でサーバーの設定を編集する必要があります。
②システム・バックアップからのリストア後に、障害発生前のできるだけ最新の状態に戻すために、週次や日次で行われている
データ・バックアップからデータをリストアします。
(p.21-22のデータファイル)
ƒ
データベースのリストアは、DB2が提供するリストア・コマンドを実行します。
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeで取得できるログは何ですか(1/4)
A1. 取得できるログは以下の通りです。
ƒサーバー側で取得できるログ
–(Dominoベースのサーバーに関して)
–stlog.nsf (またはテキスト形式での取得も可能)
–基本的に、Sametimeシステム管理ツール(http://servername.zzz.xxx/stcenter.nsf)を使って
参照します。サーバー管理者でログインし、「サーバーの管理」-「ログ」から参照します。 以下の
ようなログを参照することができます。
–コミュニティへのログイン/ログアウト
–コミュニティ統計(ピーク時のユーザー数/ログイン数など)
–コミュニティイベント
–プレイスへのログインの失敗
–ミーティング接続
–サーバー接続
–ミーティング統計
–ミーティングイベント
–キャパシティ警告
–使用制限
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeで取得できるログは何ですか(2/4)
(続き)
ƒ(Dominoベースのサーバーに関して)
–Sametime_ YYYYMMDD.log (¥ Dominoサーバー導入ディレクトリ¥Trace)
Sametimeサーバーの各コンポーネントに関するログ
(サンプル)
–チャットログ(x_dd_mm_yy,_hh_mm_ss.dat)
サーバー上で全てのチャットの内容を取得
(サンプル)
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Q. Sametimeで取得できるログは何ですか(3/4)
(続き)
ƒ(WASベースのサーバーに関して)
–各コンポーネントに関するログに関しては以下を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/trbl
_intro_log_collection.html
SystemOut.log やSystemErr.logに各Javaアプリケーションのインフォメーション、警告、エラーといったロ
グが収集され、基本的にこれらのログを参照します。その他、WASネイティブの標準出力・エラー出力や
IBM保守ログ(アクティビティログ)などがありますが、障害発生時にサポートに提出するログとなります。
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeで取得できるログは何ですか(4/4)
(続き)
ƒクライアント側で取得できるログ
–Sametime コネクトクライアント
C:¥Documents and Settings¥<windowsid>¥Application Data¥Lotus¥Sametime¥logs 以下にxml形式
(.log_tmp.xml、trace-log-x.xml、error-log-x.xml)で取得されます。コネクトクライアントより、「ヘルプ」−
「サポート」−「ログを表示」から確認することができます。
–チャットログ(プリファレンスから取得先設定可能。デフォルトで自動保存の場合はC:¥Documents and
Settings¥Administrator¥SametimeTranscripts 以下にユーザー名フォルダ¥日付¥ユーザー名log.html
として保存されます。手動で保存する場合の保存先は、デフォルトでC:¥Documents and
Settings¥Administrator¥My Documents¥SavedChats¥ユーザー名-yyyyhhmm-hhmm.html または.txt)
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeで問題が起こった際のトレースの仕方を教えてく
ださい(1/2)
A1. 各サーバーのトレース取得方法は以下の通りです。
ƒコミュニティー・サーバー
各プロセスに関するデフォルトのトレースファイルは、 ¥ Dominoサーバー導入ディレクトリ¥Trace¥sametime.log(p.26参照)
に保存されます。その他のトレース方法に関しては以下のリンク先を参照ください。
Troubleshooting a Lotus Sametime Community Server
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/st_
adm_intro_troubleshooting_r.html
在席確認の問題や関連の問題を調査するためのトレース(VP_TRACE_ALL=1)や、各プロセスが開始してから再起動され
るまでのトレース(<プロセスの名前>_<プロセス起動の日付>_<プロセス起動の時刻>_<OS でのプロセス ID 番号>_<トレー
スファイルカウンタ>.txt)が取得できます。
ƒミーティング・サーバー
各JVMアプリケーションに関する診断トレースやCollectorツール、JVMログ(SystemOut.logやSystemErr.log p.27参照)を
使用します。
Troubleshooting a Lotus Sametime Meeting Server
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/trbl
_meet_troubleshooting.html
ƒプロキシー・サーバー
Troubleshooting a Lotus Sametime Proxy Server
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/trbl
_proxy_over.html
ƒMedia Managerサーバー
Troubleshooting a Lotus Sametime Proxy Server
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/trbl
_av_troubleshooting.html
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Q. Sametimeで問題が起こった際のトレースの仕方を教えてく
ださい(2/2)
(続き)
A2. クライアントのトレース取得方法は以下の通りです。
基本的な流れとしては、以下の通りです。
①rcpinstall.propertiesファイル(C:¥Documents and Settings¥user_name¥Application
Data¥Lotus¥Sametime¥.config内に存在)に必要なトレースレベルを設定
②コネクトクライアントを再起動
③コネクトクライアントより、「ヘルプ」−「サポート」−「ログを表示」から確認することができます。または、
「ヘルプ」−「サポート」−「Collect Support Data」からトレースログを収集してzip形式で圧縮することが
できます。
全般的なクライアントの問題から、テレフォニー/AVの品質の問題、インスタントメッセージの問題、ログインの
問題(SSO)、ミーティングの問題(カレンダー統合、接続性、画面共有、文書共有)などを実施できます。
必要なトレースレベルの設定および詳細については以下をご参照ください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/trouble/trbl_cl
ient.html
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Q. Sametimeの監視はどうすればいいですか(1/2)
A1. Dominoベースのサーバーに関しては以下の通りです。
一般的なDominoと同じような監視を行います。たとえば監視ツールを用いて以下の監視を実施します。
① リソース監視
クラシック版ミーティングでミーティングの記録を実施している場合は、サーバーの残りディスク容量が設
定した値(デフォルトで300MB)に達するとミーティング記録ファイルは作成されなくなるので、保存先の
ディスク容量などを監視します。
② サーバー稼動監視
Dominoのプロセス( Lotus Domino Server (nservice.exe))・Sametime関連のプロセス(※
Sametime Server (STLaunch.exe)、 Sametime Meeting Server (stmsservice.exe)、 ST
Community Launch (STCommLaunch.exe))が稼動しているかを監視します。STではじまるプロセス
もSametime関連ですが、サーバー起動時に直ぐに「開始」になるわけではなく、立ち上げ時の確認として
は普通前述のプロセスのみの監視を行います。
(※)
ƒSTLaunch.exe:Sametimeのタスク
(nSTAddin)によって起動され、Sametime
サーバーの各プロセスを起動する
ƒstmsservice.exe:ミーティングサービスの
プロセス
ƒSTCommLaunch.exe:コミュニティーサー
ビスのプロセス
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Q. Sametimeの監視はどうすればいいですか(2/2)
A2. WASベースのサーバーに関しては以下の通りです。
一般的なWASシステムと同様、システム・リソースやJavaプロセスの監視を行ないます。
① システム・リソース
OSの機能によりCPU使用率などのシステム・リソースの使用状況を監視します。
またWASが提供しているパフォーマンス・モニター・ツールである、Tivoli Performance Viewer(TPV)
を使用することも可能です。TPVはWAS管理コンソールに統合されており 「モニターおよびチューニン
グ」>「Performance Viewer」からアクセスできます。
Tivoli Performance Viewer
② Javaプロセス監視
Javaプロセス(※)の状態はWASが提供しているコマンドserverStatus.sh(.bat)によって確認できます。
またAIXの場合、psコマンドでjavaプロセスをgrepすることでも確認できます。
(※)SSC:STConsoleServer、ミーティング・サーバー:STMeetingHttpProxy、STMeetingServer
プロキシ・サーバー:STProxyServer、Media Manager サーバー:STMediaServer
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Q. 日常のメンテナンスコマンドを教えてください
A1. Dominoベースのサーバーに関しては以下の通りです。
通常のDominoサーバーと同様nsfファイルに対してfixup, compact, updallといったメンテナンスコマンドを実
行します。
詳細は以下をご参照ください。
Sametime database maintenance recommendations
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21373171
A2. SametimeでのDB2メンテナンスに関して、下記リンク先にベストプラクティスが記載されています。
オンラインバックアップの実施と、ミーティングルーム検索のパフォーマンス向上のための手順に関する情報
が記載されています。
Best Practices for DB2 maintenance in Sametime
http://www.lotus.com/ldd/stwiki.nsf/dx/Best_Practices_for_DB2_maintenance_in_Sametime
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Q. Sametimeのミーティング運用で気をつける点はありますか
(1/2)
A1. ミーティングの種類によって異なります。
Sametime 8.5で使用できるミーティングの種類は以下の通りです。
①WASベースのミーティングルーム
Sametime8.5から新しくなったWASベースのミーティング・サーバー上で実行するミーティング機能を利用しま
す。以前のバージョンと異なって、ミーティングは常設型となり、一度作成したミーティングルームは明示的に
削除するまで残り続け、保管している内容(文書や添付ファイルなど)も残り続けます。そのためミーティングが
増え続け、ディスク容量が圧迫されていった場合は、以下のような運用管理が考えられます。
・以下のようなポリシーの機能を使って、ミーティング数の増加、サイズの増加を防ぐ
・ミーティング作成権限の制御
・ライブラリーへ添付可能なファイルの種類・サイズ制限
・ライブラリーの最大合計サイズの設定
・ミーティング統計から「所有者ごとの使用」で「所有ルーム数」が多いユーザーをチェックし、所有者に
削除を促す
・ミーティングルーム統計から「ルーム別の使用」で「前回のアクセス日」でソートし、数ヶ月間使用されて
いないミーティングの所有者に対して削除を促す
なお、コネクトクライアント上やチャット画面上から開始できる「インスタントミーティング」については、サーバー
上にデータは残りません。
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Q. Sametimeのミーティング運用で気をつける点はありますか
(2/2)
(続き)
②クラシック版ミーティング
Sametime 8.5では、Dominoベースとなるコミュニティー・サーバー上で従来のバージョンと同じようにミーティ
ング機能を利用することができます。以下のような管理が必要です。
・Sametime ミーティングセンターデータベース(stconf.nsf)の管理
予約済みミーティング詳細文書がデータベース内にストックされていくので、stconf.nsfで用意されている
ミーティング文書の削除エージェント(PurgeMeetingsエージェント)を有効にし、指定した日数が経過し
たミーティングの詳細文書をデータベースから削除できます。
・ミーティングの記録ファイル(RAPファイル)
記録されたミーティングは、指定したディレクトリ内にRAPファイルとして保存されます。(保管先はサー
バー単位で指定)。サーバーの残りディスク容量が設定した値(デフォルトで300MB)に達するとミーティ
ング記録ファイルは作成されなくなります。
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. Sametimeのコンタクトリストの初期配布方法を教えてくださ
い
A1. 管理者が用意したコンタクトリストをインポートして使用することができます。
ユーザーのコンタクトリスト情報は、サーバー上のデータベース(vpuserinfo.nsf)に保存されますが、このリス
トは直接編集することができません。そのため、管理者があらかじめ用意したリストを配布して、各ユーザーが
インポートして使用するなどの方法が考えられます。
たとえば、まず管理者がコネクトクライアントを使って、ユーザーに配布したいコンタクトリストを事前に作成しま
す。作成後、コネクトクライアントのエクスポート機能でファイルを書き出し、各ユーザーに配布します。(ファイ
ル形式としては、Sametime 7.5より前では.dat形式となりますが、Sametime 7.5以降はxmlファイルの使用が
可能です。)
各ユーザーはそのファイルを各自ローカルに保存して、コネクトクライアントのインポート機能を利用して管理
者が作成したコンタクトリストを取り込むことができます。
(参考)
Sametime:コネクトクライアントのコンタクトリスト (Buddy List) を配布・編集する方法
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/723402
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. ディレクトリ上の変更をコンタクトリストに反映させる方法を
教えてください(1/2)
A1. 名前変更ユーティリティを使用します。
ディレクトリ上でユーザー名、グループ名を変更した場合や、Sametimeが使用するディレクトリ変更に伴い、名前形式
をDomino形式からLDAP形式に変更したい場合など、その変更をコンタクトリスト上に反映させるために、CSVファイ
ルを使用して名前変更ユーティリティを実行します。
詳細な手順は以下を参照ください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/st_ad
m_nameconv_ov_t.html
A2. AdminPを使用します。
Sametimeがバージョン8.0.2以降のDominoディレクトリを認証で使用している場合に、AdminPを使ってDominoディレ
クトリ上の名前変更の更新を行うことができます。ただし、コンタクトリストが保存されているデータベース
(vpuserinfo.nsf)の一部分のみ更新するため、最終的に名前変換ユーティリティの実行が必要です。
AdminPを使って名前の変更のみ実施可能で、削除や追加はできません。
AdminPを使った変更はLDAPディレクトリを認証している場合や、Domino 8.0.2以前のDominoディレクトリを使用して
いる場合はできません。
詳細な手順は以下をご参照ください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/sametime/v8r5/index.jsp?topic=/com.ibm.help.sametime.v851.doc/config/st_ad
m_adminp_overview_c.html
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IBM Lotus Sametime 8.5.1 FAQ
Q. ディレクトリ上の変更をコンタクトリストに反映させる方法を
教えてください(2/2)
(続き)
A3. 公開グループに関して
公開グループへのユーザー追加・削除などの変更は、コミュニティー・サーバー上のキャッシュが更新されたタ
イミングで自動的に反映されます(デフォルトで60分)。
すぐに反映させるためには、対象ユーザーまたは公開グループ自体をコンタクトリスト上から一度削除して、再
度追加する手順が必要になります。
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