WAS V7.0 WebSphere Application Server WebSphere Technology Square
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WAS V7.0 WebSphere Application Server WebSphere Technology Square
WebSphere Technology Square WebSphere Application Server テクノロジー・アップデート WAS V7.0 最新アップデート 2009年11月4日 (11月11日更新) 日本アイ・ビー・エム株式会社 WebSphere 第一テクニカル・セールス 原口 知子 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet 本日のアジェンダ WAS V7.0までの歩み コスト削減に役立つ3つのお知らせ WAS V7.0 新機能 WAS V7.0 発表以降のアップデート WAS V7.0 今後のアップデート予定 問題判別関連のアップデート 2 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS V7.0までの歩み 3 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Enterprise Javaの歴史 2009 Spring Hibernate SDO Portlets BPEL 2003 2001 2000 1998 J2EE 1.2 • EJB • Servlet EJB 1.0 Servlet 2.1 • JSP • JMS • JavaMail 4 J2EE 1.3 • EJB local EJBs abs. CMP MDB • Servlet 2.3 Events Filters • JSP XML • JAXP • Connectors • JAAS J2EE 1.4 • EJB 2.1 timers pluggable JMS • Web Services Basic SOAP/HTTP Registry • JMX Mgmt • J2EE Deployment • JACC SCA 2006 Java EE 6 策定中 Java EE 5 • EJB 3 POJO components POJO persistence • Web Services POJO components protocol independence JAXB StAX • JSF • JSP common EL • Annotations IoC Ease of Development © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Java EE 5 の特徴 Java EE 5での新しい仕様 – EJB 3.0 – JPA (Java Persistence API) – Webサービス: JAX-WS 2.0 – Webアプリケーション : JSP 2.1、Servlet 2.5、JSF 1.2 最大のテーマは「開発生産性の向上」 – “Progressive Disclosure(段階的開示)” コンセプト – Javaアノテーションとインジェクションにより複雑さを軽減。コーディング 記述量の減少。 – EJBはPlain Old Java Objects (POJO)として開発。開発と単体テスト が簡単に。 – Java Persistence API (JPA) により、アノテーションとPOJOを使用し たエンティティの作成が可能に。 5 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Java EE 6 (JSR 316) 2009年11月2日現在、Proposed Final Draft Java EE 6 での新しい仕様 – Web Profile 1.0 – Webサービス -Java API for RESTful Web Services (JAX-RS) 1.1 – Webアプリケーション -Servlet 3.0 -JSF 2.0 -JSP 2.2 / Expression Language 1.1 -JSTL 1.2 – エンタープライズ・アプリケーション -Contexts and Dependency Injection for Java (Web Beans 1.0) -Bean Validation -EJB 3.1 -JPA 2.0 -Common Annotations for the Java Platform 1.1 6 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS 11年の歩み WAS V7.0 Feature Pack • 最新の標準へのいち早い対応 • 管理機能の強化と、更なる信頼性の向上 WAS V6.1 Feature Pack 2005 WAS V5.1 2004 WAS V5.0 J2EE 1.2 WAS V4.0 2003 2002 J2EE 1.3 JDK1.3 2001 分散環境の新しいトポロジー WS-I Basic Profile 1.0 J2EE 1.2 2000 Webサービスサポート 動的キャッシュ Java 2 リソースアナライザー マルチOSサポート EJBを投入 WAS V3.5 WAS V3.0 WAS V2.0 WAS V1.1 1999 1998 WebSphereソフトウェア製品群の発表 JavaベースのWebアプリケーション の開発・展開・管理 7 JDK1.4 JSF PME 最新のWS* 2007 2006 WAS V6.0 J2EE 1.3 2008 WAS V6.1 J2EE 1.4 2009 Java 5対応 SIPサポート Portletサポート スクリプト拡張 開発ツール(AST) 最新のWS* J2EE 1.4 HA機能拡張 SOA対応 新メッセージングエンジン 混合バージョンセル 全エディションJ2EE, PMEサポート 最新のWS* 2008年9月 Java EE 5 WAS V7登場! 2008年9月10日発表 9月27日ダウンロード開始、10月17日メディア出荷開始 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WASとJava EEの対応表 WASのバージョンと、対応するJava EE、Java SEのバージョン 8 WAS 4.0 WAS 5.0 WAS 5.1 WAS 6.0 WAS 6.1 WAS 7.0 Java EE 1.2 1.3 1.3 1.4 1.4 5 Servlet 2.2 2.3 2.3 2.4 2.4 2.5 JSP 1.1 1.2 1.2 2.0 2.0 2.1 EJB 1.1 2.0 2.0 2.1 2.1 3.0 Java SE 1.2 1.3 1.4 1.4 5 6 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet コスト削減に役立つWAS関連の3つのお知らせ ¾優遇税制対象 ¾開発環境用ランタイムの無償化 ¾WAS Express の新しいライセンス 9 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet コスト削減ポイント① WAS V6.1/V7.0は優遇税制の対象です 情報基盤強化税制対応製品を認定する「連携プログラム技術評価制度」の審査にWAS V6.1/V7.0が通過しています。 – WebSphere Application Server Express V6.1/V7.0 WAS全エディションが対象! – WebSphere Application Server V6.1/V7.0 (Base) – WebSphere Application Server Network Deployment V6.1/V7.0 – WebSphere Application Server for z/OS V7.0 WAS V6.1/V7.0をご購入される企業は、取得価額の7%が法人税から控除される等の優遇 を受けることができます。 平成22年3月31日までの間に取得する設備投資に対する期間限定の減税措置です。 詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。 – 日本IBM 情報基盤強化税制対応製品 http://www.ibm.com/software/jp/taxdeduction.html – 経済産業省 ITに関する税制 – IPA 連携プログラム評価制度 http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/zeisei/index.html http://www.ipa.go.jp/software/open/ossc/rp/index.html 2010年3月31日までの期間限定措置です。お早めにご利用ください! 10 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet コスト削減ポイント② WAS for Developers 無償提供開始 開発者向けのWASランタイム WAS for Developersが無償で提供されるようになりました。 Webから誰でもダウンロードできます。 http://www.ibm.com/software/jp/websphere/evaluate/wasdevelopers/ へアクセス! WASトライアル版と異なり、使用期限はありません。 WAS V6.1とWAS V7.0が利用できます。 プラットフォームは、WindowsとLinuxの32bit(x86)のみです。 無償版ではサポートは提供されません。サポートが必要な場合は、有償のWAS for Developers をご購入ください。 開発者のマシンに導入し、コードをテストするためのライセンスです。以下の使用は認められ ていませんのでご注意ください。 – サーバー・マシンに導入する – 負荷テストやスケーラビリティのテスト – 実働環境(本番環境)での使用 11 WAS V6.1用開発者 WAS V7.0用開発者 Eclipse または Application Server Toolkit Eclipse または RAD Assembly and Deploy WAS for Developers 6.1 WAS for Developers 7.0 開発者は無料でWASを使用可能! © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet コスト削減ポイント③ WAS V7.0 Express Intranet User License 開始 WAS Expressエディションにて、イントラネット環境で使用できるユーザー・ ライセンスを提供開始 20ユーザー・ライセンス単位にて契約可能 部門アプリケーション等、ユーザー数が少ないアプリケーションに有効 ユーザーはWASアプリケーションを使用する全ユーザー数が対象であり、 同時使用ユーザーではありませんので、ご注意ください。 部門用アプリケーション ユーザーは社内の20名以内。 可用性も求められていない。 例えば、人事部門のアプリケーション等 →Express 20ユーザー・ライセンス 12 全社用アプリケーション ユーザー数の多い社内アプリケーションや インターネットに公開するアプリケーション。 信頼性や可用性、高パフォーマンスが求められる。 →WAS NDで可用性・パフォーマンスの高いシステム © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS V7.0 の新機能 ¾パフォーマンス ¾セキュリティー ¾フレキシブル・マネジメント 13 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS 7.0 の新機能 アプリケーション・インフラストラクチャーとして求められる機能を提供 開発を簡単に! SOA のためのハイ・パフォーマンス基盤 New! 新しい標準、既存の標準の拡張: Java EE 5, EJB 3, Web サービス New! Java SE 6 サポート Updated ! Feature Pack サポート New! Rational Application 構築と Developer V7.5サポート 再利用 価値あるイノベーション イノベー ション Updated ! Feature Pack for Web 2.0 Updated ! 新しいプログラミング・モデ ルを幅広くサポート:Java SE 6, Java EE 5, 最新のWebサービス, SIP, Portlet 14 実行と 統合 管理 Updated ! パフォーマンスの向上 New! ランタイム・プロビジョニング New! セキュリティー監査機能 New! 複数セキュリティー・ドメイン Updated ! 混合バージョンセル Updated ! アプリケーション投資の 保護 高度な管理機能 New! フレキシブル・マネジメント: Job Manager, Admin Agent New! WebSphere ビジネスレベル・ アプリケーション New! 集中インストール・マネージャー New! プロパティ・ファイル・ベース構 成ツール © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS 7.0 の新機能 SOAのためのハイ・パフォーマンス基盤 : パフォーマンス メモリの有効活用とパフォーマンスの向上 ランタイム・プロビジョニング – WASランタイムで必要なコンポーネントのみを起動する 機能 共有クラス・キャッシュ – 複数JVM間でクラスを共有する仕組み。 – V7では、OS再起動後もキャッシュを保持することが可 能に。パフォーマンスも向上(AOTコンパイル) 参照圧縮 – 64bit JVMにて参照のサイズを32bitJVMと同等まで圧 縮。メモリ使用量の削減とパフォーマンスの向上を実現。 Webコンテナの改善 – キャッシュの向上とJSPエンジンの改善 EJBコンテナの改善 – EJB3とJPAラインタイムの改善 Webサービスのパフォーマンス改善 – パーサーやMTOMでのパフォーマンス改善 メッセージングのパフォーマンス改善 etc... 15 ランタイム・プロビジョニング Webコンテナー EJBコンテナー Web Services 必要な ものだけ ロード! SIPコンテナー セキュリティー HAマネージャー その他... 共有クラス・キャッシュ JVM1 メモリ空間 JVM2 メモリ空間 JVM3 メモリ空間 クラスを 共有 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS 7.0 の新機能 SOAのためのハイ・パフォーマンス基盤 : セキュリティー 堅牢かつ柔軟なセキュリティー基盤を提供 監査機能 管理者 – いつ誰が何をしたのかをログに記録 – 新たに監査員ロールを追加し、管理者と権限を分離 – コンプライアンス対応 X 監査員 監査記録 ポリシー 構成 X Fine-grained セキュリティー – セル内のリソースごとにユーザーロールの割り当てが可能 – Aさんは人事アプリの管理者、Bさんは営業アプリの管理者。 ただし、担当以外のアプリについてはモニター権限のみ、など。 複数セキュリティ・ドメイン – セル内のWAS管理やアプリケーション間でセキュリティー構成 を柔軟に変更可能 – たとえば、以下のような設定が可能 -WAS管理者:ビルトインのファイル・レジストリ -人事アプリ:本社用LDAP -営業アプリ:営業社員用LDAP 16 アプリA アプリB WAS管理 ファイル アプリA LDAP アプリB LDAP © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS 7.0 の新機能 高度な管理機能 : フレキシブル・マネジメント 分散環境の管理にかかる負荷を削減。 WAS単体でジョブの非同期に実行する仕組みを提供 Job Manager • 複数ノードの管理 • リモート管理 • 非同期 New v7 Admin Agent • • • • • • New v7 Admin Agent Admin Agent WebSphere Application Server 17 アプリケーション・サーバー • プログラミング・モデル • QoS • セキュリティー • 管理 Deployment Mgr サーバーの作成・削除 サーバーの起動・停止 アプリの導入・更新・削除 アプリの開始・停止 ファイルの配布・収集 wsadminスクリプトの実行 を 時間を指定して実行! 指定したサイクルで実行! Deployment Mgr Network Deployment セル • 管理 • クラスタリング © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS V7.0 発表以降のアップデート ¾Feature Pack for Web 2.0 ¾Feature Pack for SCA ¾Feature Pack for CEA 18 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet V7発表後のアップデート クラウド対応 –仮想化やクラウドへの注目・ニーズの高まり 環境構築負荷軽減、コスト削減に向けたソリューションを提供 最新テクノロジーのアドオン –V6.1で提供していたFeature Packの仕組みを踏襲 Java EE 5を超えた先進機能を継続的に提供 19 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WebSphereのクラウド対応 お客様のニーズに応じたクラウド・ソリューションを提供 2009年6月 提供開始! – パブリック・クラウドを安く利用したい! AMI (Amazon Machine Image) によるWAS活用 開発環境用のAMI(EC2利用料金のみ)と、本番環境でも使用可能な AMI(EC2+WAS使用料)の2種類を提供。1時間単位で課金。 – 自社内にクラウドを構築したい!(プライベート・クラウド) WAS Hypervisor エディション WebSphere CloudBurst アプライアンス 2009年6月 提供開始! クラウド対応の詳細については最後のセッションで! 20 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Packによる最新テクノロジーの提供 WAS V6.1から、Feature Packという仕組みにて新機能を提供 WASのライセンスをお持ちのお客様に無償で提供(Webからダウンロード) Passport Advantageによる正式サポート対象 07/06/29 公開 Webサービス 07/11/30 公開 EJB 3.0 07/12/14 公開 Web 2.0 WAS V6.1 1. 必要なテクノロジーを選択 08/09/27 公開 2. Web 2.0 Web サービス 08/12/13公開 SCA EJB 3.0 WAS 7 に追加機能をインスト ール 09/08/01公開 CEA WAS V7 3. 新リリースを待たずに必要な機 能を持ったアプリケーション・サ ーバーを構築 テクノロジーの進化に伴って、WAS も進化する – 新リリースを待たずに最新のテクノロジーを入手可能! 21 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack とは? 新しいテクノロジーに追従する必要のないシステムにとって、頻繁に行われるバージョンアップ やリリースアップは、混乱のもとである。 新しいテクノロジーを検証したり、早期適用を行いたいというお客様の要望もある。 Feature PackとFix Packを分離することにより、新機能が必要のないお客様は、リリースアップ によるテストのワークロードや、メモリー・フットプリントへの影響が少なくて済む。 V7の現状機能を 維持したいお客様 Web 2.0をご利用 SCAをご利用になり になりたいお客様 たいお客様 Web 2.0 Feature Pack SCA Feature Pack WebSphere Application Server V7 22 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack for Web 2.0 リッチなユーザー・インターフェースを持つアプリケーションを構築可能 Web 2.0 から SOA への接続 AjaxクライアントからSOAサービスやJEE資 産への接続を提供。フィードを使って、企業 のデータを顧客やパートナーに展開可能。 WAS WebSphere Application Server Ajax Proxy EJBs Ajax メッセージング Ajaxクライアントから、株価情報やインスタン ト・メッセージのようにリアルタイムに更新され るデータへ接続可能。 Service Bus (JMS) SOA POJOs 外部Webサービス イベント・ドリブン・データ IBM $125.25 +$2.50… MSFT $43.75 -$1.50 … Ajax 開発ツールキット Dojo (dojotoolkit.org) をベースにIBM拡張 機能を提供。time-to-market を削減し、 Ajaxへの適応コストを削減。 Webフィード Ajax アプリケーション 23 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack for Web 2.0 の提供する機能 Web 2.0 から SOA への接続 – Ajaxクライアントやマッシュアップから、外部のWebサービスや、社内のSOAサービス・JEE資産に接 続可能。 -RPC アダプター -Ajax プロキシー -Apache Abdera ベースのフィード用ライブラリー Ajax メッセージング – Ajaxクライアントからリアルタイムに更新されるデータにアクセス可能。 -Ajax 開発者ガイド -Javaライブラリ: JSON4J ライブラリー、Ajax messaging Ajax 開発ツールキット – Dojo Toolkit (http://www.dojotoolkit.org) – Dojo Toolkit へのIBM拡張 -Soap ライブラリー、Atom ライブラリー、ゲージ・ウィジェット、OpenSearch ライブラリー IBM サンプルの提供 -Ajax: Hello!、QuoteStreamer、PlantsByWebSphere (Ajax エディション)、CourierApp (RPCアダ プター・サンプル)、HelloWorld (RPCアダプター・サンプル)、Feed サンプル、SOAPサンプル 24 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack for SCA (Service Component Architecture) SOAのためのオープンなプログラミング・モデルを提供。 サービス・コンポジション コンポジット・アプリケーションを構築 するためのプログラミング・モデルを 提供。 SOA の中に存在する既存の サービスを再利用可能に。 サービスの開発とアセンブリ SOA の中で再利用可能なサービ スを構築、デプロイするためのプロ グラミング・モデルを提供。 WebSphere Application Server サポートされるバインディング: WS, EJB 2-3, SCA Composite Applications Business Services Trans. Security QoS サポートされるバインディング: WS, EJB 2-3, SCA Open SCA の基盤 Service Oriented Architecture (SOA) 既存のエンタープライズ・サービス Web Service (SOAP) SCA SCA 25 EJB 2.1, 3.0 コンポジット・アプリケーション / サービス ESB / WPS WAS 6.1 SCA Other Platforms © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet SCA (Service Component Architecture)とは SCAの歴史 – – – – – 2003年12月 2005年9月 2005年11月 2005年12月 2006年7月 – 2007年3月 IBMとBEAとの共同作業開始。 WebSphere Process Server V6.0にてSCA 0.5を実装。 Open SCA 0.9が策定される。 Apache Tuscany プロジェクトが発足。 Open SOA Collaboration(osoa.org)が結成される。 IBMやBEAなどのベンダーが参加。 SCA 1.0仕様が確定。OASISに提出。 SCAの目的 – サービス・コンポーネントの再利用性、変化に強い柔軟性・迅速性を追求 SCAの提供するもの – サービスを記述するための統一化された言語中立のコンポーネント定義方法 – サービスを実装するためのビジネス・レベルのプログラミング・モデル – 多様なプロトコル及びインターフェースを利用可能なバインディング方法 26 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet SCAの基本構造 Intent Policy Interface • • Policy Set Interface Property WSDL Java … • • Service Component Reference Binding • • • • • • • 27 SCA WS EJB JMS JCA (JSON-RPC) (AJAX) … WSDL Java … Binding Implementation • • • • Java Spring BPEL Composite … • • • C C++ COBOL • • • • • • • SCA WS EJB JMS JCA (JSON-RPC) (AJAX) … … © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack for SCA の提供する機能 • • • • Apache TuscanyのSCA V1.0 のjava実装をベースとし、WASに統合。 POJOによるサービス・コンポーネントの実装 Webサービス、EJB 2.x、EJB 3.0へのバインディングを提供 管理機能の拡張 • 管理コンソール画面、管理コマンド、MBeanを提供。 • アプリケーションの導入はWAS V7.0の新機能である Business Level Applicationを利用。 • Native SCA2 パッケージング・モデル (jar) を採用。 • ポリシー・フレームワーク • QOSの拡張 (セキュリティ、トランザクション、信頼性) • Webサービスのプロファイルと統合 • JAXB データ・バインディング • RAS (log/trace), FFDC, ARM • テクノロジー・サンプルの提供 28 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack for CEA (Communication Enabled Application) コミュニケーション・サービスへアクセスするためのプログラミング・モデルを提供 新しいCEA コンポーネント CEA Widgets 既存のWAS コンポーネント パートナー からの提供 HTTP dojo ユーザーインターフェースからのアクセス SOAP/HTTP CEA Web Service Web Services Engine CEA REST Service SIP CTI Library CSTA XML/SIP HTTP and SIP Servlet Container プログラムからのアクセス WebSphere Application Server V7 IP-PBX 29 SIP CTI Gateway © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS V7.0 今後のアップデート予定 ¾Feature Pack for XML ¾Feature Pack for SCA V1.0.1 30 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet 今後のアップデート予定 11月4日現在、Open BetaとしてWebに公開中のもの Feature Pack for XML https://www14.software.ibm.com/iwm/web/cc/earlyprograms/websp here/iwsasfpobp/index.shtml Feature Pack for SCA 1.0.1 https://www14.software.ibm.com/iwm/web/cc/earlyprograms/websp here/iwsasfpscaob/index.shtml 【 11月11日補足】 11月11日付けで上記Feature Packを正式に発表いたしました。11月21日に公開予定です。 WebSphere Application Server V7.0 Feature Packの拡張の発表 http://www.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/SWA09100 31 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet Feature Pack for XML (予定) 最新のW3C XML標準をサポートする新しいXMLランタイムを提供 WAS Applications XQuery 1.0 Java Extensions XML Feature Pack New XML FEP API 32 XPath 2.0 XPath/XQuery Data Model (XDM) XPath 2.0, XSLT 2.0, XQuery 1.0 Runtime WAS 7.0 XSLT 2.0 (Schema) XML XPath 1.0 XSLT 1.0 XMLの開発をシンプルにすることで、開発生産性を向上。 XQuery 1.0により、XMLの中に保管された大量のデータ検索が可能に。 新しいW3Cの仕様による、XMLアプリケーションのパフォーマンス向上。 XMLスキーマの検知と検証機能のサポートにより、XMLアプリケーションの信 頼性が向上。 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet X-* Family XQuery 1.0 XPath 2.0 XMLデータに、アクセス、検索、変換、プレゼンテーション・ スタイルを定義するための言語 XSLT (Extensible Stylesheet Language Transformations) 2.0 XPath/XQuery Data Model (XDM) (Schema) – XML文書を変換するための言語 -別のXMLのフォーマットに変換 -HTMLやXHTML, SVG等の異なるプレゼンテーションのフォーマットに変換 – http://www.w3.org/TR/xslt20/ XPath (XML Path Language) 2.0 XSLT 2.0 XML 2007年1月 W3Cの勧告に – 開発者がXML文書からノードを取り出すためのプログラミング言語 – http://www.w3.org/TR/xpath20/ XQuery (XML Query Language) 1.0 – 構造化、または非構造化データからXML文書の集合にアクセスするためのクエリー言語 – http://www.w3.org/TR/xquery/ XPath 1.0、XSLT 1.0の公開後7年が経過しており、XPath 2.0、XSLT 2.0には非常に多くの機能が取り込 まれている。 互換モードにすることで、以前のバージョンであるXPath 1.0, XSLT 1.0 との互換性を提供。 11月21日ダウンロード開始予定 http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/featurepacks/ 33 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS Feature Pack for SCA V1.0.1 (予定) SCA Feature Pack V1.0 にさまざまな機能拡張を追加。より柔軟に。 Open SOA Collaboration (osoa.org) の SCA 1.0プログラミング・モデルをサポート – SCA サービス・コンポーネントを POJO、EJB 2.1-3 コンポーネント(NEW)、サーブレット (NEW)、Ajax (NEW) で作成可能。 – さまざまなサービス・タイプをワイヤリング可能。バインディングには、Webサービス、 JMS (NEW)、SCA、EJB 2-3が利用可能。 – Web 2.0スタイルのアプリケーションから、JSON-RPC と ATOM Web フィードを使用して、 ビジネス・ロジックにアクセス可能に。(NEW) – 単一または複合コンポジットの中で、EJB 3.0 とSpring コンポーンネントを再利用可能。 (NEW) – JARを使用した、簡単かつ柔軟なサービスのデプロイが可能。 – データは、Java Architecture for XML Binding (JAXB)、または、 Service Data Objects (SDO) 2.1 (NEW)としてサポート – SCA サンプル・アプリケーション 11月21日ダウンロード開始予定 34 http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/featurepacks/sca/ © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet 問題判別に関するアップデート ¾IBM Support Assistant 4.1 ¾IBM Health Center 1.0 35 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet IBM Support Assistant (ISA) Workbench 問題判別に関する情報、ツール、データの収集機能を提供するワークベンチ – 情報検索 ・・・ サポートサイト、developerWorks, Information Center、google等を串刺し検索 – 問題分析 ・・・ 問題判別のためのツール、ガイド付の問題判別 – データの収集と送信 ・・・ 自動のデータ収集機能とIBMへの送付 WASのメディア またはWebからダウンロード可能 – 最新版(V4.1)はWebからダウンロードしてください。 http://www.ibm.com/software/support/isa/ ウィザード ツール 詳細情報 36 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet ISAから起動できる問題判別ツール 2009年11月2日現在 gcデータ, Thread Dump, Heap Dump, ログファイルの分析ツールを提供 37 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet IBM Health Center 1.0 IBM Java環境のリアルタイム・モニタリングを実現するツールを提供 オーバーヘッドの少ないJavaモニタリング・ツール。2009年6月10日にV1.0を発表。 ISAから起動可能 – Health Center ClientはISAに組み込まれているが、Health Center Agentは JVM側に導入が必要 – IBM Java 5 (SR8以上) or IBM Java 6 (SR1以上)をサポート – 2009年7月公開のJava5 SR10 および Java 6 SR5には、Agentがビルト・インされている 詳細情報 – http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/tools/healthcenter/index.html 機能 – パフォーマンス - メソッド・プロファイル - ロック分析 - gc visualizationと推奨オプション – メモリー - メモリーリーク検出 - ヒープサイズのガイド – 環境 - システム・プロパティ - 環境変数 – クラスロード情報 - いつロードされたか - キャッシュされたかどうか 38 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet まとめ 39 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet まとめ WAS V7.0は、SOAの実行基盤として求められる、 – セキュリティの高い堅牢なシステム – 高いパフォーマンス – 高度な管理機能 – 開発生産性の向上と先進APIへの対応 を実現しています。 WAS V7.0公開以降も、先進機能やクラウドソリューションを引 き続き提供しています。 今後も新しいFeature Packの公開やアップデートを予定してい ます。 開発ランタイム無償化によるコスト削減策もぜひご利用ください。 40 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet WAS V7 参考資料 WebSphere技術情報全般 developerWorks developerWorksJapan Japan WebSphere WebSphere http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/ http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/ WAS V7の技術資料全般 http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/category/was/index.html WAS V7のお勧め資料 – WAS V7 アナウンスメント・ワークショップ資料 -http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/was7_ws/index.html – WAS V7 管理ガイド -http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/was7_adminguide/ – WAS V7によるWebシステム基盤設計ワークショップ資料 -http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/was7_guide/index.html – WAS V7へのマイグレーション・ガイド -http://www.ibm.com/developerworks/jp/websphere/library/was/was7_migration/ 41 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet 42 © 2009 IBM Corporation Smart Work for a Smarter Planet © IBM Corporation 2009. All Rights Reserved. ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提 供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本プレゼンテー ションに含まれている情報については、完全性と正確性を帰するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないも のとします。本プレゼンテーションまたはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとし ます。 本プレゼンテーションに含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、 IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。 本プレゼンテーションでIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するも のではありません。本プレゼンテーションで言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつで も変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本資料に含まれている内容は、 参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を 生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマ ンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの 要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。 記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際 の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。 以下は、International Business Machines Corporationの米国およびその他の国における商標。IBMの全商標のリストについては、 www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標。 Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標。 Intel, Intelロゴ, Intel Inside, Intel Insideロゴ, Intel Centrino, Intel Centrinoロゴ, Celeron, Intel Xeon, Intel SpeedStep, Itanium, Pentium は Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標。 UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標。 Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における商標。 その他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標。 43 © 2009 IBM Corporation