利用ガイド IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
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IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド メンバー 2 ISE Webプラットフォーム開発 ISE Webプラットフォーム開発 ISE Webプラットフォーム開発 ISE Webプラットフォーム開発 ISE Webプラットフォーム開発 IBM WebSphere事業部.第一CTP IBM WebSphere事業部.第一CTP 清水 岩田 太田 佐藤 今関 達見 大脇 宣行 英子 智之 なみえ 靖一郎 圭介 李奈 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド Disclaimer 3 この資料は日本アイ・ビー・エム株式会社ならびに日本アイ・ビー・エム シス テムズ・エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受けておりません。 当資料は、資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありま せん。 資料の内容には正確を期するよう注意しておりますが、この資料の内容は 2011年12月現在の情報であり、製品の新しいリリース、修正などによって動 作/仕様が変わる可能性があるのでご注意下さい。 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 目次 4 §1. IBM Image Construction and Composition Tool 概要 §2. インストール手順 §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §1. IBM Image Construction and Composition Tool 概要 5 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 1.1 IBM Image Construction and Composition Tool(ICON) OSイメージのカスタマイズをサポートするIBM SW製品 独自のカスタム仮想イメージを作成するためのツール 非IBM MW/SW製品も仮想イメージとして作成可能 Cloud Providers ESX ・仮想マシンの作成 ・バンドル実行によるカスタマイズ ベースとなる OSイメージの作成 Image Construction Tool IBM Cloud OS Specialist バンドルの作成 Workload Deployer Software Specialist IBM SmartCloud Provisioning Image Builder 6 OSイメージの選択 バンドルの追加 Bundle Repository Image Repository ・仮想マシンの取り込み ・イメージのビルド © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 1.2 ICONの機能 システム構築に必要なMW/SW製品の仮想イメージを作成可能 シンプルな操作で仮想イメージをカスタマイズ可能 Hypervisor製品として提供されていないIBM MW/SW製品や非IBMの MW/SW製品の仮想イメージを作成可能 MW/SW製品をSoftware Bundleと呼ばれる単位でOSイメージに組み込み GUIで簡単にOSイメージをカスタマイズ IBMが提供するPaaS/IaaSサービス・製品と連携可能 IaaS提供型パブリック・クラウド・サービス PaaS/IaaS+提供型プライベート・クラウドの ソリューション・アプライアンス IBM Workload Deployer IaaS提供型プライベート・クラウドの ソリューション・ ソフトウェア 7 IBM Smart Cloud Enterprise IBM SmartCloud Provisioning © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 1.3 IBM Workload Deployerとは プライベート・クラウドに、”Workload”をデプロイ/運用管理す ることで、PaaSを実現するアプライアンス製品 必要なコンポーネントと要件を定義し、それに対応する”Workload”をパ ターンとして生成し、デプロイする 複数仮想マシンを連携させた「仮想システム」のデプロイ/運用 管理も可能 x86 仮想アプリケーション・ パターン データベース・パターン 仮想システム・ パターン System P System Z (Z/Linux) 8 x86 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 1.4 IWDとICONの連携によるメリット ① 柔軟性の高い仮想イメージの作成・カスタマイズが可能 OSレベルだけでなく、MW/SWレベルの設定をデプロイされる環境に合 わせて変更できるように仮想イメージをカスタマイズすることが可能 ② 既存の仮想化環境上のIT資産の有効活用を促進 既存のVMware環境上にある仮想マシンを雛形に仮想イメージを作成 既存の仮想マシンと同等の設定の仮想イメージの作成の手間を削減 最新OSをベースとした仮想イメージの作成が可能 OSの新バージョンのリリースに合わせて仮想イメージの用意が可能 9 IWDのみでは既存VMware ESX環境の仮想マシンを取り込めない 企業内で進めてきた仮想化・標準化テンプレートを再利用可能 ③ IWDのみの場合は、スクリプト・パッケージでの対応が必要 IWDのみの場合は、最新OSに対応する各MW製品のHypervisor版の提供を 待つ必要があるため、リリース後タイムリーには仮想イメージを用意できな い © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド ① 柔軟性の高い仮想イメージの作成・カスタマイズが可能 OSレベルだけでなく、MW/SWレベルの設定をデプロイされる環境に合わせ て変更できるように仮想イメージをカスタマイズすることが可能 IWDの仮想イメージのクローン/キャプチャー機能だけでは実現は難しい 作成した仮想イメージからのデプロイ時の設定画面例 デプロイ時の設定項目をカスタマイズ可能 システム毎にMW/SWの設定変更を容易化 MW/SWのインストール・設定 用のスクリプト等の配信 ICON MW/SW 設定A OS設定A 1 シンクロナイズ システムA MW/SW 設定 IBM Workload Deployer OS設定 2 キャプチャー 3 IWDからのデプロイ MW/SW 設定B OS設定B 作成した仮想イメージ システムB 10 ※具体的な手順は「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド」の「§3. 仮想イメージのカスタマイズ」を参照 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド ② 既存の仮想化環境のIT資産の有効活用を促進 既存のVMware環境上にある仮想マシンを雛形に仮想イメージを作成・利用可能 企業内で進めてきた仮想化・標準化テンプレートをIWDで再利用することが可能 IWDの管理下に置かれないため、IWDのみでは仮想 マシンを取り込み、再利用することはできない 2 1 IWDにOVAファイル をインポート ICONでOVAファイル化 ICON 既存の仮想マシン IBM Workload Deployer 既存の仮想マシンが ベースの仮想イメージ 3 デプロイ IWDの管理範囲 VMware ESX環境 雛形に選んだ仮想マシンをベースにした システムのプロビジョニングが実施可能に 11 ※具体的な手順は「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド」の「§2. IWDへの仮想マシンの取り込み」を参照 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド ③ 最新のOSをベースにした仮想イメージの利用を実現 OSの新バージョンのリリースに合わせて仮想イメージの用意が可能 IWDでよりタイムリーに最新のOS環境でシステムを構築することが可能 IWDの仮想イメージ・カタログ RHEL6.x ICONを利用して最新のOSの 仮想イメージを作成可能 VMware ESX環境 1 ICONでOVAファイル化 IBM Workload Deployer ICON 12 Image Catalog 2 IWDにOVAファイルをインポート ※具体的な手順は「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド」の「§2. IWDへの仮想マシンの取り込み」を参照 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 1.5 まとめ IBM Image Construction and Composition Tool(ICON)とは 独自のカスタム仮想イメージを作成するためのツール 非IBM MW/SW製品も仮想イメージとして作成可能 IWDと連携することで、IWDのPaaSソリューションの柔軟性を強化 柔軟性の高い仮想イメージの作成・カスタマイズが可能 既存の仮想化環境のIT資産の有効活用を促進 最新OSをベースとした仮想イメージの作成が可能 13 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §2. インストール手順 14 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.1 ハードウェア前提条件 サポートされるハードウェアの条件: CPU & Memory Minimum requirements: Suggested requirements: Single Disk構成のみサポート 容量 100 GB以上 (Cloud Provider: VMware ESX) 60 GB以上 (Cloud Provider: IBM Workload Deployer またはSBCE*) Network Interface Card(NIC) 15 2 CPUs - physical or virtual 2 GB memory - physical or virtual Storage (disk) 1 CPU - physical or virtual 1 GB memory - physical or virtual NIC1枚の構成のみサポート © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.2 ソフトウェア前提条件 サポートされるOS: サポートされるWebブラウザ: 16 SuSE Linux Enterprise Server 11 SP1 32-bit or 64-bit RedHat Enterprise Server 5.6 32-bit or 64-bit Firefox 3.x, Firefox 4 Internet Explorer 7, Internet Explorer 8 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.3 クラウド・プロバイダー前提条件 VMware vCenter、ESX 4.x はサポート対象 ESXi (バージョン問わず)はサポート対象外 IBM Workload Deployer (IWD) V3.1はクラウド・プロバイダーとして指定可能 V3.0以前はクラウド・プロバイダーとしては使用不可 17 ICONで作成した仮想イメージのインポートのみ可能 IBM Smart Business Cloud Enterprise (SBCE) IBM Smart Cloud Provisioning © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.4 ICONモジュールのダウンロード 18 IBM Workload Deployerにログイン 「Download IBM Image Construction and Composition Tool」をクリック ライセンス文書に対し「同意」をクリックし、ダウンロード © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(1) ※以下GUIが利用可能な環境での導入手順になります。 GUIを利用しない導入に関しては「2.6 サイレント・インストール手順」をご参照ください。 root権限でサーバーにログイン ICONのモジュール(zip形式)を任意の場所に配置 ※ 本手順では以下のモジュールを/tmp/ICONSETUPに配置 Image Composition and Construction Tools Installation Manager Binary ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip [root@vmXX ~]# cd /tmp/ICONSETUP [root@vmXX ICONSETUP]# ls ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip ICONのモジュール(zip形式)を解凍 [root@vmXX ICONSETUP]# unzip ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip : 19 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(2) installの実行権限を確認し、実行 [root@vmXX ICONSETUP]# ls -al install -rwxr-xr-x 1 root root 63005 5月 9 2010 install [root@vmXX ICONSETUP]# ./install 実行後、IBM Installation Managerの インストーラーが起動する 20 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(3) IIMとICONがチェックされているのを確認し、「次へ」をクリック チェック済みであることを確認 21 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(4) 「使用条件の状況に同意します」を選択し、「次へ」をクリック 下にスクロール 同意を選択 22 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(5) 23 IIMの共有 / 導入・ディレクトリを指定し、「次へ」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(6) 24 ICONの 導入・ディレクトリを指定し、「次へ」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(7) 25 警告が出ていないことを確認し、「次へ」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(8) ICONのクリデンシャル情報(ユーザー名・パスワード)を指定 「次へ」をクリック 本手順においては ユーザー名: icctadmin パスワード: password 26 【注意】 ICONで使用するユーザーを複数作成することはできません。 また、導入後のユーザー名の変更はできません。 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(9) 27 ディレクトリ・パス等問題ないことを確認し、「インストール」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(10) 「終了」をクリックし、インストールを終了する 正常終了時は緑のチェックが表示 28 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.5 標準インストール手順(11) ICONの管理コンソール(https://<host_name>/)にアクセス 29 以下の認証画面が表示されるのを確認できれば、ICONのインストールは完了 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 補足:ICONの起動・停止 ICONの起動方法 <ICON_Install_Directory>/start.shを実行 [root@vmXX ~]# /opt/IBM/icon/start.sh アプリケーションが始動して、https://localhost:443/ で要求を処理しています CWPZT0600I: コマンド start は正常に完了しました Done start.sh ICONの停止方法 <ICON_Install_Directory>/stop.shを実行 [root@vmXX ~]# /opt/IBM/icon/stop.sh アプリケーションの状況は、STOPPED です CWPZT0600I: コマンド stop は正常に完了しました Done stop.sh 30 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.6 サイレント・インストール手順(1) root権限でサーバーにログイン ICONのモジュール(zip形式)を任意の場所に配置 ※本手順では/tmpに以下のモジュールを配置したと想定 Installation Manager binary ※ダウンロード先の情報に関しては次ページ(P23)を参照 agent.installer.linux.gtk.x86_1.5.1000.20111128_0824.zip Image Composition and Construction Tools Installation Manager Repository ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip [root@vmXX ~]# cd /tmp [root@vmXX /tmp]# ls ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip agent.installer.linux.gtk.x86_1.5.1000.20111128_0824.zip 31 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 補足: IBM Installation Manager(IIM)のダウンロード IIM 1.5.xのダウンロード 以下からダウンロード可能 http://www947.ibm.com/support/entry/portal/Downloads/Software/Rational/IBM_Installation_Manager 32 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.6 サイレント・インストール手順(2) IIM v1.5.xのバイナリー・ファイル(zip)の解凍 本手順では/tmp/IIMSETUPに解凍 [root@vmXX /tmp]# unzip agent.installer.linux.gtk.x86_1.5.1000.20111128_0824.zip –d /tmp/IIMSETUP : IIM v1.5.xのインストール デフォルトの設定で問題なければ、「installc -acceptLicense」を実行 [root@vmXX /tmp]# /tmp/IIMSETUP/installc -acceptLicense /opt/IBM/InstallationManager/eclipse ディレクトリーに com.ibm.cic.agent_1.5.1000.20111128_0824 がインストールされました。 ※ IIM導入時のログは/var/ibm/InstallationManager/logsに保管されています。 33 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.6 サイレント・インストール手順(3) ICONのバイナリー・ファイル(zip)の解凍 本手順では/tmp/ICONSETUPに解凍 [root@vmXX /tmp]# unzip ICON_IM_Repository_Linux_1.1.0.836.zip -d /tmp/ICONSETUP : ICONのレスポンスファイルの編集 編集すべき箇所: registry location ICONバイナリ展開先のディレクトリを指定 profile idのinstallLocation ICONの導入ディレクトリを指定 data key ‘eclipseLocation’ profile idのinstallLocationと同じディレクトリを指定 34 data key ‘user.username,com.ibm.cloud.icon’ ICONのユーザー名を指定 data key ‘user.password,com.ibm.cloud.icon’ ICONユーザーのパスワードを指定 data key ‘user.confirmPassword,com.ibm.cloud.icon’ user.password,com.ibm.cloud.iconと同じ文字列を指定 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.6 サイレント・インストール手順(4) 【注意】 data keyのuser.password,com.ibm.cloud.iconに関して、Installation Managerのimclコマンド で暗号化したパスワードを入力する必要があります。 [root@vmXX /]# /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/tools/imcl encryptString password fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ== 本手順においては、 レスポンスファイル: /tmp/ICONSETUP/icon/icon_silent_install_response_file.xml registry location: /tmp/ICONSETUP/icon data key ‘eclipseLocation’: /opt/IBM/icon (デフォルト) profile idのinstallLocation: /opt/IBM/icon (デフォルト) data key ‘user.username,com.ibm.cloud.icon’: icctadmin レスポンスファイル 35 data key ’user.password,com.ibm.cloud.icon’: fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ== data key ‘user.confirmPassword,com.ibm.cloud.icon’ : fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ== © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド (参考)レスポンスファイル <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!--The "acceptLicense" attribute has been deprecated. Use "-acceptLicense" command line option to accept license agreements.--> <agent-input acceptLicense='true'> <server> <repository location='/tmp/ICONSETUP/icon'/> </server> <profile id='Image Construction and Composition Tools' installLocation='/opt/IBM/icon'> <data key='eclipseLocation' value='/opt/IBM/icon'/> <data key='user.import.profile' value='false'/> <data key='cic.selector.os' value='linux'/> <data key='cic.selector.ws' value='gtk'/> <data key='cic.selector.arch' value='x86'/> <data key='user.username,com.ibm.cloud.icon' value='icctadmin'/> <data key='user.password,com.ibm.cloud.icon' value=' fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ=='/> <data key='user.confirmPassword,com.ibm.cloud.icon' value=' fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ=='/> <data key='cic.selector.nl' value='en'/> </profile> <install modify='false'> <offering id='com.ibm.cloud.icon' profile='Image Construction and Composition Tools' features='icon_core' installFixes='none'/> </install> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache' value='/opt/IBM/IBMIMShared'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.connectTimeout' value='30'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.readTimeout' value='45'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.downloadAutoRetryCount' value='0'/> <preference name='offering.service.repositories.areUsed' value='true'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.ssl.nonsecureMode' value='false'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.http.disablePreemptiveAuthentication' value='false'/> <preference name='http.ntlm.auth.kind' value='NTLM'/> <preference name='http.ntlm.auth.enableIntegrated.win32' value='true'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.preserveDownloadedArtifacts' value='true'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.keepFetchedFiles' value='false'/> <preference name='PassportAdvantageIsEnabled' value='false'/> <preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.searchForUpdates' value='false'/> <preference name='com.ibm.cic.agent.ui.displayInternalVersion' value='false'/> <preference name='com.ibm.cic.common.sharedUI.showErrorLog' value='true'/> <preference name='com.ibm.cic.common.sharedUI.showWarningLog' value='true'/> <preference name='com.ibm.cic.common.sharedUI.showNoteLog' value='true'/> </agent-input> 36 ※赤字が修正部分 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.6 サイレント・インストール手順(5) Installation Managerのimclコマンドを実行 引数「input <full path to response file> -acceptLicense」を指定 [root@vmXX /tmp]# /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/tools/imcl input /tmp/ICONSETUP/icon/icon_silent_install_response_file.xml -acceptLicense /opt/IBM/icon ディレクトリーに com.ibm.cloud.icon_1.1.0.836 がインストールされました。 ※導入時のログは/var/ibm/InstallationManager/logsに保管されています。 37 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 2.6 サイレント・インストール手順(6) ICONの管理コンソール(https://<host_name>/)にアクセス 38 以下の認証画面が表示されるのを確認できれば、ICONのインストールは完了 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 39 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3.1 構成概要 ※以下の構成を想定した手順になります ※DNS Serverで以下のように名前解決されると想定 192.168.11.xx ⇔ vmxx.wca.com IBM Workload Deployer 192.168.11.138 DNS Server NFS & Repository Server 192.168.11.181 192.168.11.162 192.168.11.0/24 192.168.11.99 192.168.11.180 192.168.11.163 Template Server (*1) ICON Server VMware ESX Server 4.0 40 (*1) Template Server: IWDから配布する仮想マシンの雛形としてIWDに取り込む、仮想マシンを指すこととします © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3.2 シナリオ概要 企業の標準化で取り決められた設定が既に施されている仮想マシンをベー スにIWDでプロビジョニングを行いたい場合に実施 セキュリティー関連・cronの設定など、プロビジョニング後のOSレベルの設定の省力化を実現 IWD単体の機能でVMware環境上の既存の仮想マシンをイメージとして取り込むことはできない 作業フロー 1) クラウド・プロバイダーの登録 VMware ESX Server IBM Image Construction and Composition Tools 2) テンプレートとなるサーバーのインポート Template Server IBM Workload Deployer NFS Server Bundle Repository Image Repository 4) ovaファイルのインポート 3) ovaファイルのエクスポート 41 Image Catalog New!! © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3.3 前提条件 OSディストリビューションに関する前提条件 VMware ESX Server 4.x上の以下のOSディストリビューションはテスト済み Red Hat Enterprise Linux v6.2のような最新のOSディストリビューションに関しても、OSの設定に関する前 提条件を満たしていれば基本的に取り込みは可能 OSの設定に関する前提条件 ネットワーク・マネージャー(Network Manager)はdisabledになっていること SELinuxはpermissiveあるいはdisabledになっていること VMware toolsがインストールされていること rootでSSHが可能であること ディスクタイプはSCSIであること ネットワーク・インターフェースが複数定義されている場合はサポート対象外 VMware ESX Serverに関する前提条件 VMware ESX Server 4.xであること 42 IDEはサポート対象外 ファイル・システムはext4でないこと ネットワーク・インターフェースの定義は1つのみであること Red Hat Enterprise Linux v5.4, v5.5, v6.0, v6.1 SUSE Linux Enterprise Server v11.1 VMware ESXiでは動作しない 対象の仮想マシンがスナップショット・差分ディスク(delta disks)を有していないこと 対象の仮想マシンのディスク名(.vmdkファイル)にスペースがないこと 管理ユーザーでサービス・コンソールにリモートログインできること © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3.4 構成・利用手順 0) ICONの管理コンソールにログイン http://<ICONサーバーのホスト名>/にアクセス 43 当手順書ではhttps://192.168.11.99/でアクセス ユーザー/パスワードを入力し、ログイン © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 1) クラウド・プロバイダーの登録① 44 「Administrator」>「Manage cloud providers」 をクリック Addアイコン をクリック 登録画面が表示されたら「Next」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み (参考)初回ログイン時のクラウド・プロバイダー登録 45 初回ログイン時あるいはクラウド・プロバイダーが登録されていない状態の 場合、ログイン後に自動でクラウド・プロバイダー登録画面が表示される © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 1) クラウド・プロバイダーの登録② 登録するクラウド・プロバイダーの情報を入力 Name: ICON上で使用されるクラウド・プロバイダー名 (必須) Description: クラウド・プロバイダーの概要を記載 (オプション) Cloud Provider Type: 「VMware ESX」を指定 46 情報入力後、「Next」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 1) クラウド・プロバイダーの登録③ VMware ESX Serverの管理ユーザー(root)のクリデンシャル情報を入力 VMware ESX Serverのアドレス(IPアドレス or ホスト名)を入力 47 サービス・コンソールにリモートログインできる管理ユーザーであることは事前に確認 当手順書においては192.168.11.180を指定 情報入力後、「Next」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 1) クラウド・プロバイダーの登録④ ICONでの作業に使用するネットワーク/データストアを指定 ネットワークの情報を入力 当手順書においては以下のように入力 48 Subnet address: 192.168.11.0 Netmask: 255.255.255.0 Gateway Address: 192.168.11.1 Primary DNS: 192.168.11.181 Deployment IP Addresses: 192.1698.11.161-165 (*2) 情報入力後、「Next」をクリック (*2) ICONからVMware ESX Serverに直接仮想マシンをデプロ イする際に使用するIPアドレス。当手順書では特に使用しない。 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 1) クラウド・プロバイダーの登録⑤ 設定に間違いがないことを確認して、「Done」をクリック クラウド・プロバイダーの管理ページに VMware ESX Serverが登録される 49 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート① 注意) 取り込み対象となる仮想マシンが起動中であることを前提とします VMware ESX Serverがクラウド・プロバイダーに指定されていることを確認 50 当手順書においては「VMware ESX Server 01」が指定されていることを確認 「Images」>「Build Images」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート② をクリック Addアイコン 「Create Image from running VM」を選択 51 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート③ 必要な情報を入力 Name: 仮想イメージ名 IP Address: 対象の仮想マシンのIPアドレスを指定 52 VMware ESX Server上のインベントリ名にあわせる必要はない IWDで管理するときの仮想イメージ名となるため、名称の指定には注意 本手順書では192.168.11.163を指定 情報入力後、「Create」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート④ 「Create」クリック後、Imagesの管理ページにエントリーが追加 正常にインポートが完了すると、イメージのステータスがImporting からCompleted に変わる 53 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3) ovaファイルのエクスポート① 2) でインポートした仮想イメージを選択 Exportアイコン をクリック ovaファイルのエクスポート先の情報を入力 scpが有効なサーバーの情報を指定 当手順書では以下を指定 クリデンシャル情報を指定 OVA file formatを指定 当手順書では「IBM Workload Deployer 54 remote host: 192.168.11.162 Destination folder: /software/ova 3.1 (or higher), VMware Virtual Center」を指定 「OK」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3) ovaファイルのエクスポート② 「OK」クリック後、エクスポートのステータス管理のポップアップが表示される 「Open the export status」をクリックすることでエクスポートのステータスが確認できる 55 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 3) ovaファイルのエクスポート③ エクスポート完了後、ステータスが「Ready」に変わる エクスポート先のサーバー・ディレクトリにovaファイルが生成されていることが確認できる [root@vm162 ~]# ls -al /software/ova/ 合計 1909512 drwxr-xr-x. 2 root root drwxrwxrwx. 7 root root 4096 12月 28 20:14 2011 . 4096 12月 27 13:48 2011 .. -rw-r--r-- 1 root root 1955328000 12月 28 20:16 2011 com_redhat_rhel_6_2_x86_64_1_0_0.ova 56 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 4) ovaファイルのインポート① 「Create new catalog content 」の権限を持つユーザーでIWDにログイン 「Catalog」>「Virtual Images」をクリック Addアイコン をクリック インポートするovaファイルに関する情報を入力 OVA file location: OVAファイルのロケーションを指定 当手順書ではscpでのインポートを実施 57 192.168.11.162:/software/ova/・・・.ova scpでのインポートの場合はユーザー名 およびパスワード情報を入力 情報入力後、「OK」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み 4) ovaファイルのインポート② 「OK」クリック後、仮想イメージ・カタログに「New virtual image XX」が追加される 正常にインポートが完了すると、イメージのインポート時に指定したName(P19)が仮想イメージ名として表示される 58 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 59 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4.1 構成概要 ※以下の構成を想定した手順になります ※DNS Serverで以下のように名前解決されると想定 192.168.11.xx ⇔ vmxx.wca.com IBM Workload Deployer 192.168.11.138 DNS Server 192.168.11.181 NFS & Repository Server 192.168.11.162 192.168.11.0/24 192.168.11.99 192.168.11.180 ICON Server VMware ESX Server 4.0 ※ IWDでVMware ESXを登録済みとします 60 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4.2 シナリオ概要 IWDにプリロードされていないIBM製品やIBM以外の製品の仮想イメージを 作成したい場合に実施 プロビジョニング後のMW製品の導入・設定作業の省力化を実現 作業フロー IBM Image Construction and Composition Tools 6) シンクロナイズされた仮想マシンの確認 2) クラウド・プロバイダーの登録 3) 仮想イメージのインポート Cloud Group 5) 仮想イメージのシンクロナイズ Image Catalog New!! Bundle Repository 7) 仮想イメージのキャプチャー Image Repository 8) IWDからのデプロイ・稼動確認 4) 仮想イメージの拡張 New!! 1) ソフトウェア・バンドルの作成 61 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4.3 前提条件 IWDに関する前提条件 ICONで使用するユーザーが存在すること 仮想イメージに関する前提条件 62 管理ユーザーあるいは以下の権限を持つユーザーが存在すること Create new patterns Create new catalog content Cloud administration (Read-only view) 使用するソフトウェア・バンドルの前提条件を満たすこと MW製品の必要とするライブラリに不足がないか等の調査は必ず実施 必要に応じてライブラリ不足を補うためにソフトウェア・バンドルを作成し、対 応する等の手段を考慮すること © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4.4 構成・利用手順 0) ICONの管理コンソールにログイン http://<ICONサーバーのホスト名>/にアクセス 63 当手順書ではhttps://192.168.11.99/でアクセス ユーザー/パスワードを入力し、ログイン © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 1) ソフトウェア・バンドルの作成 導入したいMW製品のソフトウェア・バンドルを作成する 作成に関しては「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON)ソフトウェ ア・バンドル作成ガイド」を参照 当手順書ではMySQL用に仮想イメージのカスタマイズを実施 ベースの仮想イメージ: Workload Deployer - Base Image (RHEL5.5 64bit) 使用するソフトウェア・バンドル: Enablement Bundle for IBM Workload Deployer mountSoftwareBinaries Bundle リモート・サーバーに対しNFSあるいはCIFSマウントするためのバンドル MySQL Community Server 5.5 Bundle 64 他のソフトウェア・バンドルを実行するために必要なバンドル 仮想イメージに必ず自動で導入される MySQL Community Server 5.5環境を構築するためのバンドル © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 2) クラウド・プロバイダーの登録① クラウド・プロバイダー管理ページのAddアイコンをクリック 手順はP44-45と同様 登録するクラウド・プロバイダーの情報を入力 Name: ICON上で使用されるクラウド・プロバイダー名 (必須) Description: クラウド・プロバイダーの概要を記載 (オプション) Cloud Provider Type: 「IBM Workload Deployer」を指定 65 情報入力後、「Next」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 2) クラウド・プロバイダーの登録② 「Next」クリック後、クラウド・プロバイダー管理ページにエントリーが追加される 66 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 2) クラウド・プロバイダーの登録③ 登録するクラウド・プロバイダーの情報を入力 Host name: IWDのホスト名を指定 当手順書では「192.168.11.138」を指定 Web UI User Name: IWDのユーザー名を指定 Web UI Password: IWDのユーザーのパスワードを指定 当手順書では以下の権限を持つユーザー「icctadmin」を使用 67 Create new patterns / Create new catalog content / Cloud administration (Read-only view) Cloud Provider Type: 「IBM Workload Deployer」を指定 情報入力後、Saveアイコン をクリック エラーのポップアップが表示されなければ登録は完了 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 3) 仮想イメージのインポート① 2)で登録したIWDを使用するクラウド・プロバイダーに選択 「Images」>「Build Images」をクリック 「Import from Cloud Provider」アイコンをクリック 68 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 3) 仮想イメージのインポート② 左のリストにIWDの仮想イメージ・カタログが表示されていることを確認 69 表示されない場合はネットワークやICONに登録されている認証情報を確認 「IBM Workload Deployer Image for x86 Systems」を選択し、「Add」をクリック 右のリストにイメージが追加されているのを確認し、「Import 」をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 3) 仮想イメージのインポート③ インポートが完了すると、イメージの管理ページにエントリーが追加される 70 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4)仮想イメージの拡張① 拡張するイメージを選択し、Extendアイコン をクリック 仮想イメージの名前・ID・バージョンを入力し、Createをクリック イメージ管理ページにエントリーが追加される 71 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4)仮想イメージの拡張② 72 拡張するイメージを選択し、Editアイコン をクリック © 2011 IBM Corporation §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 4)仮想イメージの拡張③ Software Bundlesの項目をクリックし、Add bundleをクリック 必要なソフトウェア・バンドルを選択し、Addをクリック 選択したソフトウェア・バンドルがSoftware Bundlesに表示される 73 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4)仮想イメージの拡張④ 追加したソフトウェア・バンドルをクリックし、各種パラメーターを指定 Install Parameters Install Taskで実行されるスクリプトのパラメーター Deploy parameters Configuration Taskで実行されるスクリプトのパラメーター 仮想イメージ作成後、IWDからのデプロイ時にも変更することが可能(P.88参照) ※Install Task およびConfiguration Taskに関しては、「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) ソフトウェア・バンド ル作成ガイド」を参照ください。 MySQL Community Server 5.5 Bundle の Install Parameter 74 MySQL Community Server 5.5 Bundle の Deploy Parameter © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 4)仮想イメージの拡張⑤ 75 編集後、Saveアイコン をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 5)仮想イメージのシンクロナイズ① をクリック Synchronizeアイコン IWDで使用するクラウドグループを選択 rootユーザーのパスワードを入力し、Doneをクリック 76 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 5)仮想イメージのシンクロナイズ② シンクロナイズ実行後、仮想イメージが「Synchronizing」状態に移行する IWDの管理コンソールにある仮想システム・インスタンスの管理ページに「ICON cloned vm XXXX」が追加される 77 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 5)仮想イメージのシンクロナイズ③ シンクロナイズ完了後、仮想イメージが「Synchronized」状態に移行する 78 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更① シンクロナイズ時に実行されるInstallation Scriptの実行結果を確認 ICONのイメージ管理ページからシンクロナイズした仮想イメージを選択 Virtual Systemよりアクセス先のホスト名・IPアドレスを確認 Download logsをクリックし、シンクロナイズ時のスクリプトの実行結果を確認 ホスト名・IPアドレスを確認、実行ログをダウンロード ダウンロードしたログのディレクトリ構造 /drouter/ `-- ramdisk2 `-- mnt `-- raid-volume `-- raid0 |-- local | `-- images | 任意の方法で仮想マシンにログイン `-- d1c94cac-bfb7-46c6-a090-81e5ca5c29b7 | `-- logs | |-- err.log ← スクリプト実行時のエラー出力ログ | `-- out.log ← スクリプト実行時の標準出力ログ `-- logs |-- error | `-- error.log ← ICONが出力するエラーログ `-- trace `-- trace.log 79 ← ICONが出力するトレースログ © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 補足:ICONからダウンロードしたログファイルの解凍方法 Windowsの場合、ダウンロードしたzipファイルに以下の警告が出力される zipファイルのプロパティーを開き、セキュリティー項目の「ブロックの解除」を 行い、再度解凍を実施 80 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更② out.logの出力結果例: BEGIN Roll Your Own customization: Automation ENTER task: IconTask Saving firewall rules to /etc/sysconfig/iptables: [ OK ] iptablesの設定を保管 ・フラッシュ・アンロード : Unloading iptables modules: [ OK ] ENTER step: New_Step Installing the IWD enablement service for IBM ICON OS found: Linux Enablement bundleのInstallation Script 実行 Script finished successfully! EXIT step: New_Step ENTER step: activation.ConfigIcon [2012-01-04 11:02:33,758] INFO: Looking for platform initialization commands : Enablement bundleのActivation Script のサービス登録 [2012-01-04 11:02:34,043] INFO: Created system services for activation. EXIT step: activation.ConfigIcon EXIT task: group ENTER task: IconTask ENTER step: ICONij4pqludiccs7c3so1g1nda8qf1 ./mountSoftware.sh: === Mount a remote directory === : mountSoftwareBinaries bundleのInstallation Script 実行 ./mountSoftware.sh: Done EXIT step: ICONij4pqludiccs7c3so1g1nda8qf1 EXIT task: group ENTER task: IconTask ENTER step: ICON2gnhqdfb37k63om5n88th5d75c1 Installing MySQL with host vm135.wca.com : MySQL Community Server 5.5 BundleのInstallation Script 実行 Starting MySQL... SUCCESS! EXIT step: ICON2gnhqdfb37k63om5n88th5d75c1 ENTER step: activatin.ConfigMySQL [2012-01-04 11:04:08,240] INFO: Looking for platform initialization commands : [2012-01-04 11:04:08,521] INFO: Created system services for activation. MySQL Community Server 5.5 BundleのActivation Script のサービス登録 EXIT step: activatin.ConfigMySQL ENTER step: com.oracle.mysql.linux_1.0.0_resetOperation_1 [2012-01-04 11:04:08,613] INFO: Looking for platform initialization commands : [2012-01-04 11:04:08,897] INFO: Created system services for activation. MySQL Community Server 5.5 BundleのReset Script のサービス登録 EXIT step: com.oracle.mysql.linux_1.0.0_resetOperation_1 EXIT task: group END Roll Your Own customization: Automation 81 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更③ インストール対象のMW製品の動作確認 意図しない動作になる場合は ソフトウェア・バンドルの修正・再シンクロナイズ 手動で修正 のどちらかで対応 MySQLプロセスがポート3306をListenして起動していることを確認 -bash-3.2# netstat -anp |grep 3306 tcp 0 0 :::3306 :::* LISTEN 8004/mysqld MySQLで使用するユーザーの確認 -bash-3.2# mysql -u root -p -e "select user,host,password from mysql.user;" Enter password: +----------+----------------+------------------+ | user | host | password | +----------+----------------+------------------+ | root | localhost | 7ba00ed47f10af52 | | root | vm135 | 7ba00ed47f10af52 | | root | 127.0.0.1 | | | root | ::1 | | | iseuser | 192.168.11.164 | 29bad1457ee5e49e | | logmaint | localhost | 3d8731fb48504437 | +----------+----------------+------------------+ 82 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更④ テスト用データベース・テーブルの稼動確認 -bash-3.2# mysql -u root -p -e "select * from classicmodels.employees;" Enter password: +----------------+-----------+-----------+-----------+---------------------------------+------------+-----------+----------------------+ | employeeNumber | lastName | firstName | extension | email | officeCode | reportsTo | jobTitle +----------------+-----------+-----------+-----------+---------------------------------+------------+-----------+----------------------+ | 1002 | Murphy | Diane | x5800 | [email protected] | 1 | NULL | President : | | リモートからのデータベース・テーブルの閲覧確認 (※DB接続アプリを作成が必要) 83 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 7)仮想イメージのキャプチャー① 84 ICONのイメージ管理ページよりシンクロナイズしたイメージを選択 Captureアイコン をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 7)仮想イメージのキャプチャー② キャプチャーが正常終了すると、ICONのイメージ管理ページの該当仮想イメージが「Complete」状態になる IWDのVirtual Imageカタログを見ると仮想イメージが使用可能な形で登録されている 85 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 8)IWDからのデプロイ・稼動確認① 86 IWDの管理コンソールにログイン 「パターン」>「仮想システムパターン」をクリック 新規アイコン をクリック パターン名(必須)と説明(任意)を入力し、OKをクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 8)IWDからのデプロイ・稼動確認② 編集アイコン パートからMySQL Community Server5.5 Imageを選択し、ドラッグ&ドロップ 必要に応じてアドオン、スクリプトパッケージ等を選択・設定後、「編集の完 了」をクリック 87 をクリック © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 8)IWDからのデプロイ・稼動確認③ デプロイアイコン をクリック 仮想システム名等必要な情報を入力し、OKをクリック 仮想パートの構成で、Activation Taskで使用するスクリプトの パラメーターの変更が可能 88 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 8)IWDからのデプロイ・稼動確認④ IWDの仮想システム・インスタンスの管理ページを確認すると、インスタンスの作成状況が確認できる デプロイが完了すると、以下のようにインスタンスのステータスが表示される 89 © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド §4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ 8)IWDからのデプロイ・稼動確認⑤ デプロイされた仮想マシンの稼動が意図通りか確認する デプロイ時に実行されるスクリプトの標準出力・エラーは/opt/IBM/AE/ARに出力されるので、必ず確認 -bash-3.2# pwd /opt/IBM/AE/AR -bash-3.2# ls ConfigLocale.err ConfigPWD_ROOT.out activation.ConfigMySQL.err ConfigLocale.out ConfigPWD_USER.err activation.ConfigMySQL.out ConfigNET.err ConfigPWD_USER.out activation.ConfigIcon.err ConfigNET.out ConfigSSH.err activation.ConfigIcon.out ConfigNTP.err ConfigSSH.out ovf-env.ar ConfigNTP.out License.err <Service_Name>.out: 標準出力 <Service_Name>.err: エラー ConfigPWD_ROOT.err License.out デプロイ後のMWの稼働状況を確認 -bash-3.2# netstat -anp |grep 3307 tcp 0 0 :::3307 :::* LISTEN 6773/mysqld -bash-3.2# chkconfig --list mysql mysql 90 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off © 2011 IBM Corporation IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド 参考リンク IBM Image Construction and Composition Tool Information Forum http://www.ibm.com/developerworks/forums/forum.jspa?forumID=2396&start=0 developerWorks - IBM Image Construction and Composition Tool https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/groups/service/html/communityvie w?communityUuid=64a89f86-923c-4264-a6cf-359e6f6dd38c IBM Image Construction and Composition Tool(alphaWorks版)ダウンロードページ https://www14.software.ibm.com/webapp/iwm/web/reg/download.do?source=swgimagetool&S_PKG=dl&lang=en_US&cp=UTF-8 91 © 2011 IBM Corporation