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利用ガイド IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社

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利用ガイド IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
IBM Image Construction and Composition
Tool (ICON)
利用ガイド
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
© 2011 IBM Corporation
IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
メンバー







2
ISE Webプラットフォーム開発
ISE Webプラットフォーム開発
ISE Webプラットフォーム開発
ISE Webプラットフォーム開発
ISE Webプラットフォーム開発
IBM WebSphere事業部.第一CTP
IBM WebSphere事業部.第一CTP
清水
岩田
太田
佐藤
今関
達見
大脇
宣行
英子
智之
なみえ
靖一郎
圭介
李奈
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IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
Disclaimer
3

この資料は日本アイ・ビー・エム株式会社ならびに日本アイ・ビー・エム シス
テムズ・エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受けておりません。

当資料は、資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありま
せん。

資料の内容には正確を期するよう注意しておりますが、この資料の内容は
2011年12月現在の情報であり、製品の新しいリリース、修正などによって動
作/仕様が変わる可能性があるのでご注意下さい。
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IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
目次




4
§1. IBM Image Construction and Composition Tool 概要
§2. インストール手順
§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
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IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
§1. IBM Image Construction and Composition Tool 概要
5
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1.1 IBM Image Construction and Composition Tool(ICON)

OSイメージのカスタマイズをサポートするIBM SW製品


独自のカスタム仮想イメージを作成するためのツール
非IBM MW/SW製品も仮想イメージとして作成可能
Cloud Providers
ESX
・仮想マシンの作成
・バンドル実行によるカスタマイズ
ベースとなる
OSイメージの作成
Image Construction Tool
IBM
Cloud
OS
Specialist
バンドルの作成
Workload
Deployer
Software
Specialist
IBM SmartCloud
Provisioning
Image
Builder
6
OSイメージの選択
バンドルの追加
Bundle
Repository
Image
Repository
・仮想マシンの取り込み
・イメージのビルド
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1.2 ICONの機能

システム構築に必要なMW/SW製品の仮想イメージを作成可能



シンプルな操作で仮想イメージをカスタマイズ可能


Hypervisor製品として提供されていないIBM MW/SW製品や非IBMの
MW/SW製品の仮想イメージを作成可能
MW/SW製品をSoftware Bundleと呼ばれる単位でOSイメージに組み込み
GUIで簡単にOSイメージをカスタマイズ
IBMが提供するPaaS/IaaSサービス・製品と連携可能

IaaS提供型パブリック・クラウド・サービス


PaaS/IaaS+提供型プライベート・クラウドの ソリューション・アプライアンス


IBM Workload Deployer
IaaS提供型プライベート・クラウドの ソリューション・ ソフトウェア

7
IBM Smart Cloud Enterprise
IBM SmartCloud Provisioning
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1.3 IBM Workload Deployerとは

プライベート・クラウドに、”Workload”をデプロイ/運用管理す
ることで、PaaSを実現するアプライアンス製品


必要なコンポーネントと要件を定義し、それに対応する”Workload”をパ
ターンとして生成し、デプロイする
複数仮想マシンを連携させた「仮想システム」のデプロイ/運用
管理も可能
x86
仮想アプリケーション・
パターン
データベース・パターン
仮想システム・
パターン
System P
System Z
(Z/Linux)
8
x86
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1.4 IWDとICONの連携によるメリット
①
柔軟性の高い仮想イメージの作成・カスタマイズが可能

OSレベルだけでなく、MW/SWレベルの設定をデプロイされる環境に合
わせて変更できるように仮想イメージをカスタマイズすることが可能

②
既存の仮想化環境上のIT資産の有効活用を促進

既存のVMware環境上にある仮想マシンを雛形に仮想イメージを作成


既存の仮想マシンと同等の設定の仮想イメージの作成の手間を削減
最新OSをベースとした仮想イメージの作成が可能

OSの新バージョンのリリースに合わせて仮想イメージの用意が可能

9
IWDのみでは既存VMware ESX環境の仮想マシンを取り込めない
企業内で進めてきた仮想化・標準化テンプレートを再利用可能

③
IWDのみの場合は、スクリプト・パッケージでの対応が必要
IWDのみの場合は、最新OSに対応する各MW製品のHypervisor版の提供を
待つ必要があるため、リリース後タイムリーには仮想イメージを用意できな
い
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IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
① 柔軟性の高い仮想イメージの作成・カスタマイズが可能

OSレベルだけでなく、MW/SWレベルの設定をデプロイされる環境に合わせ
て変更できるように仮想イメージをカスタマイズすることが可能

IWDの仮想イメージのクローン/キャプチャー機能だけでは実現は難しい
作成した仮想イメージからのデプロイ時の設定画面例
デプロイ時の設定項目をカスタマイズ可能
システム毎にMW/SWの設定変更を容易化
MW/SWのインストール・設定
用のスクリプト等の配信
ICON
MW/SW 設定A
OS設定A
1
シンクロナイズ
システムA
MW/SW 設定
IBM Workload
Deployer
OS設定
2
キャプチャー
3
IWDからのデプロイ
MW/SW 設定B
OS設定B
作成した仮想イメージ
システムB
10
※具体的な手順は「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド」の「§3. 仮想イメージのカスタマイズ」を参照
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② 既存の仮想化環境のIT資産の有効活用を促進

既存のVMware環境上にある仮想マシンを雛形に仮想イメージを作成・利用可能

企業内で進めてきた仮想化・標準化テンプレートをIWDで再利用することが可能
IWDの管理下に置かれないため、IWDのみでは仮想
マシンを取り込み、再利用することはできない
2
1
IWDにOVAファイル
をインポート
ICONでOVAファイル化
ICON
既存の仮想マシン
IBM Workload
Deployer
既存の仮想マシンが
ベースの仮想イメージ
3
デプロイ
IWDの管理範囲
VMware ESX環境
雛形に選んだ仮想マシンをベースにした
システムのプロビジョニングが実施可能に
11
※具体的な手順は「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド」の「§2. IWDへの仮想マシンの取り込み」を参照
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③ 最新のOSをベースにした仮想イメージの利用を実現

OSの新バージョンのリリースに合わせて仮想イメージの用意が可能

IWDでよりタイムリーに最新のOS環境でシステムを構築することが可能
IWDの仮想イメージ・カタログ
RHEL6.x
ICONを利用して最新のOSの
仮想イメージを作成可能
VMware ESX環境
1
ICONでOVAファイル化
IBM Workload
Deployer
ICON
12
Image
Catalog
2
IWDにOVAファイルをインポート
※具体的な手順は「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド」の「§2. IWDへの仮想マシンの取り込み」を参照
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1.5 まとめ

IBM Image Construction and Composition Tool(ICON)とは
独自のカスタム仮想イメージを作成するためのツール
 非IBM MW/SW製品も仮想イメージとして作成可能


IWDと連携することで、IWDのPaaSソリューションの柔軟性を強化
柔軟性の高い仮想イメージの作成・カスタマイズが可能
 既存の仮想化環境のIT資産の有効活用を促進
 最新OSをベースとした仮想イメージの作成が可能

13
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§2. インストール手順
14
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2.1 ハードウェア前提条件

サポートされるハードウェアの条件:

CPU & Memory

Minimum requirements:



Suggested requirements:




Single Disk構成のみサポート
容量


100 GB以上 (Cloud Provider: VMware ESX)
60 GB以上 (Cloud Provider: IBM Workload Deployer またはSBCE*)
Network Interface Card(NIC)

15
2 CPUs - physical or virtual
2 GB memory - physical or virtual
Storage (disk)


1 CPU - physical or virtual
1 GB memory - physical or virtual
NIC1枚の構成のみサポート
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2.2 ソフトウェア前提条件

サポートされるOS:



サポートされるWebブラウザ:


16
SuSE Linux Enterprise Server 11 SP1 32-bit or 64-bit
RedHat Enterprise Server 5.6 32-bit or 64-bit
Firefox 3.x, Firefox 4
Internet Explorer 7, Internet Explorer 8
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2.3 クラウド・プロバイダー前提条件

VMware



vCenter、ESX 4.x はサポート対象
ESXi (バージョン問わず)はサポート対象外
IBM Workload Deployer (IWD)


V3.1はクラウド・プロバイダーとして指定可能
V3.0以前はクラウド・プロバイダーとしては使用不可



17
ICONで作成した仮想イメージのインポートのみ可能
IBM Smart Business Cloud Enterprise (SBCE)
IBM Smart Cloud Provisioning
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2.4 ICONモジュールのダウンロード



18
IBM Workload Deployerにログイン
「Download IBM Image Construction and Composition Tool」をクリック
ライセンス文書に対し「同意」をクリックし、ダウンロード
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2.5 標準インストール手順(1)
※以下GUIが利用可能な環境での導入手順になります。
GUIを利用しない導入に関しては「2.6 サイレント・インストール手順」をご参照ください。


root権限でサーバーにログイン
ICONのモジュール(zip形式)を任意の場所に配置
※ 本手順では以下のモジュールを/tmp/ICONSETUPに配置

Image Composition and Construction Tools Installation Manager Binary

ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip
[root@vmXX ~]# cd /tmp/ICONSETUP
[root@vmXX ICONSETUP]# ls
ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip

ICONのモジュール(zip形式)を解凍
[root@vmXX ICONSETUP]# unzip ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip
:
19
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2.5 標準インストール手順(2)

installの実行権限を確認し、実行
[root@vmXX ICONSETUP]# ls -al install
-rwxr-xr-x 1 root root 63005 5月 9 2010 install
[root@vmXX ICONSETUP]# ./install
実行後、IBM Installation Managerの
インストーラーが起動する
20
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2.5 標準インストール手順(3)

IIMとICONがチェックされているのを確認し、「次へ」をクリック
チェック済みであることを確認
21
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2.5 標準インストール手順(4)

「使用条件の状況に同意します」を選択し、「次へ」をクリック
下にスクロール
同意を選択
22
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2.5 標準インストール手順(5)

23
IIMの共有 / 導入・ディレクトリを指定し、「次へ」をクリック
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2.5 標準インストール手順(6)

24
ICONの 導入・ディレクトリを指定し、「次へ」をクリック
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2.5 標準インストール手順(7)

25
警告が出ていないことを確認し、「次へ」をクリック
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2.5 標準インストール手順(8)


ICONのクリデンシャル情報(ユーザー名・パスワード)を指定
「次へ」をクリック
本手順においては
ユーザー名: icctadmin
パスワード: password
26
【注意】
ICONで使用するユーザーを複数作成することはできません。
また、導入後のユーザー名の変更はできません。
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2.5 標準インストール手順(9)

27
ディレクトリ・パス等問題ないことを確認し、「インストール」をクリック
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2.5 標準インストール手順(10)

「終了」をクリックし、インストールを終了する
正常終了時は緑のチェックが表示
28
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2.5 標準インストール手順(11)

ICONの管理コンソール(https://<host_name>/)にアクセス

29
以下の認証画面が表示されるのを確認できれば、ICONのインストールは完了
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補足:ICONの起動・停止

ICONの起動方法

<ICON_Install_Directory>/start.shを実行
[root@vmXX ~]# /opt/IBM/icon/start.sh
アプリケーションが始動して、https://localhost:443/ で要求を処理しています
CWPZT0600I: コマンド start は正常に完了しました
Done start.sh

ICONの停止方法

<ICON_Install_Directory>/stop.shを実行
[root@vmXX ~]# /opt/IBM/icon/stop.sh
アプリケーションの状況は、STOPPED です
CWPZT0600I: コマンド stop は正常に完了しました
Done stop.sh
30
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2.6 サイレント・インストール手順(1)


root権限でサーバーにログイン
ICONのモジュール(zip形式)を任意の場所に配置
※本手順では/tmpに以下のモジュールを配置したと想定

Installation Manager binary


※ダウンロード先の情報に関しては次ページ(P23)を参照
agent.installer.linux.gtk.x86_1.5.1000.20111128_0824.zip
Image Composition and Construction Tools Installation Manager Repository

ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip
[root@vmXX ~]# cd /tmp
[root@vmXX /tmp]# ls
ICON_Install_Linux_1.1.0.836.zip
agent.installer.linux.gtk.x86_1.5.1000.20111128_0824.zip
31
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補足: IBM Installation Manager(IIM)のダウンロード

IIM 1.5.xのダウンロード

以下からダウンロード可能
http://www947.ibm.com/support/entry/portal/Downloads/Software/Rational/IBM_Installation_Manager
32
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2.6 サイレント・インストール手順(2)

IIM v1.5.xのバイナリー・ファイル(zip)の解凍

本手順では/tmp/IIMSETUPに解凍
[root@vmXX /tmp]# unzip agent.installer.linux.gtk.x86_1.5.1000.20111128_0824.zip –d
/tmp/IIMSETUP
:

IIM v1.5.xのインストール

デフォルトの設定で問題なければ、「installc -acceptLicense」を実行
[root@vmXX /tmp]# /tmp/IIMSETUP/installc -acceptLicense
/opt/IBM/InstallationManager/eclipse ディレクトリーに
com.ibm.cic.agent_1.5.1000.20111128_0824 がインストールされました。
※ IIM導入時のログは/var/ibm/InstallationManager/logsに保管されています。
33
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2.6 サイレント・インストール手順(3)

ICONのバイナリー・ファイル(zip)の解凍

本手順では/tmp/ICONSETUPに解凍
[root@vmXX /tmp]# unzip ICON_IM_Repository_Linux_1.1.0.836.zip -d /tmp/ICONSETUP
:

ICONのレスポンスファイルの編集

編集すべき箇所:
 registry location
ICONバイナリ展開先のディレクトリを指定
 profile idのinstallLocation
ICONの導入ディレクトリを指定
 data key ‘eclipseLocation’
profile idのinstallLocationと同じディレクトリを指定
34
 data key ‘user.username,com.ibm.cloud.icon’
ICONのユーザー名を指定
 data key ‘user.password,com.ibm.cloud.icon’
ICONユーザーのパスワードを指定
 data key ‘user.confirmPassword,com.ibm.cloud.icon’
user.password,com.ibm.cloud.iconと同じ文字列を指定
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2.6 サイレント・インストール手順(4)
【注意】
data keyのuser.password,com.ibm.cloud.iconに関して、Installation Managerのimclコマンド
で暗号化したパスワードを入力する必要があります。
[root@vmXX /]# /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/tools/imcl encryptString password
fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ==
本手順においては、
レスポンスファイル: /tmp/ICONSETUP/icon/icon_silent_install_response_file.xml
registry location: /tmp/ICONSETUP/icon
data key ‘eclipseLocation’: /opt/IBM/icon (デフォルト)
profile idのinstallLocation: /opt/IBM/icon (デフォルト)
data key ‘user.username,com.ibm.cloud.icon’: icctadmin
レスポンスファイル
35
data key ’user.password,com.ibm.cloud.icon’: fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ==
data key ‘user.confirmPassword,com.ibm.cloud.icon’ : fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ==
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(参考)レスポンスファイル
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!--The "acceptLicense" attribute has been deprecated. Use "-acceptLicense" command line option to accept license agreements.-->
<agent-input acceptLicense='true'>
<server>
<repository location='/tmp/ICONSETUP/icon'/>
</server>
<profile id='Image Construction and Composition Tools' installLocation='/opt/IBM/icon'>
<data key='eclipseLocation' value='/opt/IBM/icon'/>
<data key='user.import.profile' value='false'/>
<data key='cic.selector.os' value='linux'/>
<data key='cic.selector.ws' value='gtk'/>
<data key='cic.selector.arch' value='x86'/>
<data key='user.username,com.ibm.cloud.icon' value='icctadmin'/>
<data key='user.password,com.ibm.cloud.icon' value=' fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ=='/>
<data key='user.confirmPassword,com.ibm.cloud.icon' value=' fufgZbY47EfxLYarBAIxeQ=='/>
<data key='cic.selector.nl' value='en'/>
</profile>
<install modify='false'>
<offering id='com.ibm.cloud.icon' profile='Image Construction and Composition Tools' features='icon_core' installFixes='none'/>
</install>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache' value='/opt/IBM/IBMIMShared'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.connectTimeout' value='30'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.readTimeout' value='45'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.downloadAutoRetryCount' value='0'/>
<preference name='offering.service.repositories.areUsed' value='true'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.ssl.nonsecureMode' value='false'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.http.disablePreemptiveAuthentication' value='false'/>
<preference name='http.ntlm.auth.kind' value='NTLM'/>
<preference name='http.ntlm.auth.enableIntegrated.win32' value='true'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.preserveDownloadedArtifacts' value='true'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.keepFetchedFiles' value='false'/>
<preference name='PassportAdvantageIsEnabled' value='false'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.core.preferences.searchForUpdates' value='false'/>
<preference name='com.ibm.cic.agent.ui.displayInternalVersion' value='false'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.sharedUI.showErrorLog' value='true'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.sharedUI.showWarningLog' value='true'/>
<preference name='com.ibm.cic.common.sharedUI.showNoteLog' value='true'/>
</agent-input>
36
※赤字が修正部分
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2.6 サイレント・インストール手順(5)

Installation Managerのimclコマンドを実行

引数「input <full path to response file> -acceptLicense」を指定
[root@vmXX /tmp]# /opt/IBM/InstallationManager/eclipse/tools/imcl input
/tmp/ICONSETUP/icon/icon_silent_install_response_file.xml -acceptLicense
/opt/IBM/icon ディレクトリーに com.ibm.cloud.icon_1.1.0.836 がインストールされました。
※導入時のログは/var/ibm/InstallationManager/logsに保管されています。
37
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2.6 サイレント・インストール手順(6)

ICONの管理コンソール(https://<host_name>/)にアクセス

38
以下の認証画面が表示されるのを確認できれば、ICONのインストールは完了
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
39
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3.1 構成概要
※以下の構成を想定した手順になります
※DNS Serverで以下のように名前解決されると想定
192.168.11.xx ⇔ vmxx.wca.com
IBM Workload Deployer
192.168.11.138
DNS Server
NFS & Repository Server
192.168.11.181
192.168.11.162
192.168.11.0/24
192.168.11.99
192.168.11.180
192.168.11.163
Template Server (*1)
ICON Server
VMware ESX Server 4.0
40
(*1) Template Server: IWDから配布する仮想マシンの雛形としてIWDに取り込む、仮想マシンを指すこととします
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3.2 シナリオ概要

企業の標準化で取り決められた設定が既に施されている仮想マシンをベー
スにIWDでプロビジョニングを行いたい場合に実施



セキュリティー関連・cronの設定など、プロビジョニング後のOSレベルの設定の省力化を実現
IWD単体の機能でVMware環境上の既存の仮想マシンをイメージとして取り込むことはできない
作業フロー
1) クラウド・プロバイダーの登録
VMware ESX Server
IBM Image Construction
and Composition Tools
2) テンプレートとなるサーバーのインポート
Template Server
IBM Workload Deployer
NFS Server
Bundle
Repository
Image
Repository
4) ovaファイルのインポート
3) ovaファイルのエクスポート
41
Image
Catalog
New!!
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3.3 前提条件

OSディストリビューションに関する前提条件

VMware ESX Server 4.x上の以下のOSディストリビューションはテスト済み




Red Hat Enterprise Linux v6.2のような最新のOSディストリビューションに関しても、OSの設定に関する前
提条件を満たしていれば基本的に取り込みは可能
OSの設定に関する前提条件





ネットワーク・マネージャー(Network Manager)はdisabledになっていること
SELinuxはpermissiveあるいはdisabledになっていること
VMware toolsがインストールされていること
rootでSSHが可能であること
ディスクタイプはSCSIであること



ネットワーク・インターフェースが複数定義されている場合はサポート対象外
VMware ESX Serverに関する前提条件

VMware ESX Server 4.xであること




42
IDEはサポート対象外
ファイル・システムはext4でないこと
ネットワーク・インターフェースの定義は1つのみであること


Red Hat Enterprise Linux v5.4, v5.5, v6.0, v6.1
SUSE Linux Enterprise Server v11.1
VMware ESXiでは動作しない
対象の仮想マシンがスナップショット・差分ディスク(delta disks)を有していないこと
対象の仮想マシンのディスク名(.vmdkファイル)にスペースがないこと
管理ユーザーでサービス・コンソールにリモートログインできること
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3.4 構成・利用手順
0) ICONの管理コンソールにログイン

http://<ICONサーバーのホスト名>/にアクセス


43
当手順書ではhttps://192.168.11.99/でアクセス
ユーザー/パスワードを入力し、ログイン
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
1) クラウド・プロバイダーの登録①



44
「Administrator」>「Manage cloud providers」 をクリック
Addアイコン をクリック
登録画面が表示されたら「Next」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
(参考)初回ログイン時のクラウド・プロバイダー登録

45
初回ログイン時あるいはクラウド・プロバイダーが登録されていない状態の
場合、ログイン後に自動でクラウド・プロバイダー登録画面が表示される
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
1) クラウド・プロバイダーの登録②

登録するクラウド・プロバイダーの情報を入力
Name: ICON上で使用されるクラウド・プロバイダー名 (必須)
 Description: クラウド・プロバイダーの概要を記載 (オプション)
 Cloud Provider Type: 「VMware ESX」を指定


46
情報入力後、「Next」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
1) クラウド・プロバイダーの登録③

VMware ESX Serverの管理ユーザー(root)のクリデンシャル情報を入力


VMware ESX Serverのアドレス(IPアドレス or ホスト名)を入力


47
サービス・コンソールにリモートログインできる管理ユーザーであることは事前に確認
当手順書においては192.168.11.180を指定
情報入力後、「Next」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
1) クラウド・プロバイダーの登録④

ICONでの作業に使用するネットワーク/データストアを指定

ネットワークの情報を入力

当手順書においては以下のように入力






48
Subnet address: 192.168.11.0
Netmask: 255.255.255.0
Gateway Address: 192.168.11.1
Primary DNS: 192.168.11.181
Deployment IP Addresses: 192.1698.11.161-165 (*2)
情報入力後、「Next」をクリック
(*2) ICONからVMware ESX Serverに直接仮想マシンをデプロ
イする際に使用するIPアドレス。当手順書では特に使用しない。
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
1) クラウド・プロバイダーの登録⑤

設定に間違いがないことを確認して、「Done」をクリック
クラウド・プロバイダーの管理ページに
VMware ESX Serverが登録される
49
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート①
注意) 取り込み対象となる仮想マシンが起動中であることを前提とします

VMware ESX Serverがクラウド・プロバイダーに指定されていることを確認


50
当手順書においては「VMware ESX Server 01」が指定されていることを確認
「Images」>「Build Images」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート②
をクリック

Addアイコン

「Create Image from running VM」を選択
51
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート③

必要な情報を入力

Name: 仮想イメージ名



IP Address: 対象の仮想マシンのIPアドレスを指定


52
VMware ESX Server上のインベントリ名にあわせる必要はない
IWDで管理するときの仮想イメージ名となるため、名称の指定には注意
本手順書では192.168.11.163を指定
情報入力後、「Create」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
2) テンプレートとなる仮想マシンのインポート④
「Create」クリック後、Imagesの管理ページにエントリーが追加
正常にインポートが完了すると、イメージのステータスがImporting からCompleted に変わる
53
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3) ovaファイルのエクスポート①

2) でインポートした仮想イメージを選択
Exportアイコン をクリック

ovaファイルのエクスポート先の情報を入力

scpが有効なサーバーの情報を指定
 当手順書では以下を指定





クリデンシャル情報を指定
OVA file formatを指定

当手順書では「IBM Workload Deployer


54
remote host: 192.168.11.162
Destination folder: /software/ova
3.1 (or higher), VMware Virtual Center」を指定
「OK」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3) ovaファイルのエクスポート②
「OK」クリック後、エクスポートのステータス管理のポップアップが表示される
「Open the export status」をクリックすることでエクスポートのステータスが確認できる
55
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
3) ovaファイルのエクスポート③
エクスポート完了後、ステータスが「Ready」に変わる
エクスポート先のサーバー・ディレクトリにovaファイルが生成されていることが確認できる
[root@vm162 ~]# ls -al /software/ova/
合計 1909512
drwxr-xr-x. 2 root root
drwxrwxrwx. 7 root root
4096 12月 28 20:14 2011 .
4096 12月 27 13:48 2011 ..
-rw-r--r-- 1 root root 1955328000 12月 28 20:16 2011 com_redhat_rhel_6_2_x86_64_1_0_0.ova
56
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
4) ovaファイルのインポート①

「Create new catalog content 」の権限を持つユーザーでIWDにログイン
「Catalog」>「Virtual Images」をクリック
Addアイコン をクリック

インポートするovaファイルに関する情報を入力


OVA file location: OVAファイルのロケーションを指定
 当手順書ではscpでのインポートを実施




57
192.168.11.162:/software/ova/・・・.ova
scpでのインポートの場合はユーザー名
およびパスワード情報を入力
情報入力後、「OK」をクリック
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§3. 構成・利用手順(1) IWDへの仮想マシンの取り込み
4) ovaファイルのインポート②
「OK」クリック後、仮想イメージ・カタログに「New virtual image XX」が追加される
正常にインポートが完了すると、イメージのインポート時に指定したName(P19)が仮想イメージ名として表示される
58
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
59
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4.1 構成概要
※以下の構成を想定した手順になります
※DNS Serverで以下のように名前解決されると想定
192.168.11.xx ⇔ vmxx.wca.com
IBM Workload Deployer
192.168.11.138
DNS Server
192.168.11.181
NFS & Repository Server
192.168.11.162
192.168.11.0/24
192.168.11.99
192.168.11.180
ICON Server
VMware ESX Server 4.0
※ IWDでVMware ESXを登録済みとします
60
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4.2 シナリオ概要

IWDにプリロードされていないIBM製品やIBM以外の製品の仮想イメージを
作成したい場合に実施


プロビジョニング後のMW製品の導入・設定作業の省力化を実現
作業フロー
IBM Image Construction
and Composition Tools
6) シンクロナイズされた仮想マシンの確認
2) クラウド・プロバイダーの登録
3) 仮想イメージのインポート
Cloud Group
5) 仮想イメージのシンクロナイズ
Image
Catalog
New!!
Bundle
Repository
7) 仮想イメージのキャプチャー
Image
Repository
8) IWDからのデプロイ・稼動確認
4) 仮想イメージの拡張
New!!
1) ソフトウェア・バンドルの作成
61
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4.3 前提条件

IWDに関する前提条件

ICONで使用するユーザーが存在すること


仮想イメージに関する前提条件

62
管理ユーザーあるいは以下の権限を持つユーザーが存在すること
Create new patterns
Create new catalog content
Cloud administration (Read-only view)
使用するソフトウェア・バンドルの前提条件を満たすこと

MW製品の必要とするライブラリに不足がないか等の調査は必ず実施

必要に応じてライブラリ不足を補うためにソフトウェア・バンドルを作成し、対
応する等の手段を考慮すること
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4.4 構成・利用手順
0) ICONの管理コンソールにログイン

http://<ICONサーバーのホスト名>/にアクセス


63
当手順書ではhttps://192.168.11.99/でアクセス
ユーザー/パスワードを入力し、ログイン
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
1) ソフトウェア・バンドルの作成

導入したいMW製品のソフトウェア・バンドルを作成する


作成に関しては「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON)ソフトウェ
ア・バンドル作成ガイド」を参照
当手順書ではMySQL用に仮想イメージのカスタマイズを実施

ベースの仮想イメージ:


Workload Deployer - Base Image (RHEL5.5 64bit)
使用するソフトウェア・バンドル:

Enablement Bundle for IBM Workload Deployer



mountSoftwareBinaries Bundle


リモート・サーバーに対しNFSあるいはCIFSマウントするためのバンドル
MySQL Community Server 5.5 Bundle

64
他のソフトウェア・バンドルを実行するために必要なバンドル
仮想イメージに必ず自動で導入される
MySQL Community Server 5.5環境を構築するためのバンドル
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
2) クラウド・プロバイダーの登録①


クラウド・プロバイダー管理ページのAddアイコンをクリック
 手順はP44-45と同様
登録するクラウド・プロバイダーの情報を入力
Name: ICON上で使用されるクラウド・プロバイダー名 (必須)
 Description: クラウド・プロバイダーの概要を記載 (オプション)
 Cloud Provider Type: 「IBM Workload Deployer」を指定


65
情報入力後、「Next」をクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
2) クラウド・プロバイダーの登録②
「Next」クリック後、クラウド・プロバイダー管理ページにエントリーが追加される
66
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
2) クラウド・プロバイダーの登録③

登録するクラウド・プロバイダーの情報を入力

Host name: IWDのホスト名を指定

当手順書では「192.168.11.138」を指定
Web UI User Name: IWDのユーザー名を指定
 Web UI Password: IWDのユーザーのパスワードを指定


当手順書では以下の権限を持つユーザー「icctadmin」を使用




67
Create new patterns / Create new catalog content / Cloud administration (Read-only view)
Cloud Provider Type: 「IBM Workload Deployer」を指定
情報入力後、Saveアイコン をクリック
エラーのポップアップが表示されなければ登録は完了
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
3) 仮想イメージのインポート①

2)で登録したIWDを使用するクラウド・プロバイダーに選択

「Images」>「Build Images」をクリック

「Import from Cloud Provider」アイコンをクリック
68
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
3) 仮想イメージのインポート②

左のリストにIWDの仮想イメージ・カタログが表示されていることを確認



69
表示されない場合はネットワークやICONに登録されている認証情報を確認
「IBM Workload Deployer Image for x86 Systems」を選択し、「Add」をクリック
右のリストにイメージが追加されているのを確認し、「Import 」をクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
3) 仮想イメージのインポート③
インポートが完了すると、イメージの管理ページにエントリーが追加される
70
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4)仮想イメージの拡張①

拡張するイメージを選択し、Extendアイコン
をクリック

仮想イメージの名前・ID・バージョンを入力し、Createをクリック
イメージ管理ページにエントリーが追加される
71
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4)仮想イメージの拡張②

72
拡張するイメージを選択し、Editアイコン
をクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
4)仮想イメージの拡張③

Software Bundlesの項目をクリックし、Add bundleをクリック

必要なソフトウェア・バンドルを選択し、Addをクリック
選択したソフトウェア・バンドルがSoftware Bundlesに表示される
73
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4)仮想イメージの拡張④

追加したソフトウェア・バンドルをクリックし、各種パラメーターを指定

Install Parameters


Install Taskで実行されるスクリプトのパラメーター
Deploy parameters

Configuration Taskで実行されるスクリプトのパラメーター

仮想イメージ作成後、IWDからのデプロイ時にも変更することが可能(P.88参照)
※Install Task およびConfiguration Taskに関しては、「IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) ソフトウェア・バンド
ル作成ガイド」を参照ください。
 MySQL Community Server 5.5 Bundle の
Install Parameter
74
 MySQL Community Server 5.5 Bundle の
Deploy Parameter
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
4)仮想イメージの拡張⑤

75
編集後、Saveアイコン
をクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
5)仮想イメージのシンクロナイズ①
をクリック

Synchronizeアイコン

IWDで使用するクラウドグループを選択
rootユーザーのパスワードを入力し、Doneをクリック

76
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
5)仮想イメージのシンクロナイズ②
シンクロナイズ実行後、仮想イメージが「Synchronizing」状態に移行する
IWDの管理コンソールにある仮想システム・インスタンスの管理ページに「ICON cloned vm XXXX」が追加される
77
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
5)仮想イメージのシンクロナイズ③
シンクロナイズ完了後、仮想イメージが「Synchronized」状態に移行する
78
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更①

シンクロナイズ時に実行されるInstallation Scriptの実行結果を確認
ICONのイメージ管理ページからシンクロナイズした仮想イメージを選択
 Virtual Systemよりアクセス先のホスト名・IPアドレスを確認
 Download logsをクリックし、シンクロナイズ時のスクリプトの実行結果を確認

ホスト名・IPアドレスを確認、実行ログをダウンロード
ダウンロードしたログのディレクトリ構造
/drouter/
`-- ramdisk2
`-- mnt
`-- raid-volume
`-- raid0
|-- local
| `-- images
|
任意の方法で仮想マシンにログイン
`-- d1c94cac-bfb7-46c6-a090-81e5ca5c29b7
|
`-- logs
|
|-- err.log
← スクリプト実行時のエラー出力ログ
|
`-- out.log
← スクリプト実行時の標準出力ログ
`-- logs
|-- error
| `-- error.log
← ICONが出力するエラーログ
`-- trace
`-- trace.log
79
← ICONが出力するトレースログ
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IBM Image Construction and Composition Tool (ICON) 利用ガイド
§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
補足:ICONからダウンロードしたログファイルの解凍方法

Windowsの場合、ダウンロードしたzipファイルに以下の警告が出力される

zipファイルのプロパティーを開き、セキュリティー項目の「ブロックの解除」を
行い、再度解凍を実施
80
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更②
out.logの出力結果例:
BEGIN Roll Your Own customization: Automation
ENTER task: IconTask
Saving firewall rules to /etc/sysconfig/iptables: [ OK ]
iptablesの設定を保管 ・フラッシュ・アンロード
:
Unloading iptables modules: [ OK ]
ENTER step: New_Step
Installing the IWD enablement service for IBM ICON
OS found: Linux
Enablement bundleのInstallation Script 実行
Script finished successfully!
EXIT step: New_Step
ENTER step: activation.ConfigIcon
[2012-01-04 11:02:33,758] INFO: Looking for platform initialization commands
:
Enablement bundleのActivation Script のサービス登録
[2012-01-04 11:02:34,043] INFO: Created system services for activation.
EXIT step: activation.ConfigIcon
EXIT task: group
ENTER task: IconTask
ENTER step: ICONij4pqludiccs7c3so1g1nda8qf1
./mountSoftware.sh: === Mount a remote directory ===
:
mountSoftwareBinaries bundleのInstallation Script 実行
./mountSoftware.sh: Done
EXIT step: ICONij4pqludiccs7c3so1g1nda8qf1
EXIT task: group
ENTER task: IconTask
ENTER step: ICON2gnhqdfb37k63om5n88th5d75c1
Installing MySQL with host vm135.wca.com
:
MySQL Community Server 5.5 BundleのInstallation Script 実行
Starting MySQL... SUCCESS!
EXIT step: ICON2gnhqdfb37k63om5n88th5d75c1
ENTER step: activatin.ConfigMySQL
[2012-01-04 11:04:08,240] INFO: Looking for platform initialization commands
:
[2012-01-04 11:04:08,521] INFO: Created system services for activation.
MySQL Community Server 5.5 BundleのActivation Script のサービス登録
EXIT step: activatin.ConfigMySQL
ENTER step: com.oracle.mysql.linux_1.0.0_resetOperation_1
[2012-01-04 11:04:08,613] INFO: Looking for platform initialization commands
:
[2012-01-04 11:04:08,897] INFO: Created system services for activation.
MySQL Community Server 5.5 BundleのReset Script のサービス登録
EXIT step: com.oracle.mysql.linux_1.0.0_resetOperation_1
EXIT task: group
END Roll Your Own customization: Automation
81
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更③

インストール対象のMW製品の動作確認

意図しない動作になる場合は
ソフトウェア・バンドルの修正・再シンクロナイズ
手動で修正


のどちらかで対応
MySQLプロセスがポート3306をListenして起動していることを確認
-bash-3.2# netstat -anp |grep 3306
tcp
0
0 :::3306
:::*
LISTEN
8004/mysqld
MySQLで使用するユーザーの確認
-bash-3.2# mysql -u root -p -e "select user,host,password from mysql.user;"
Enter password:
+----------+----------------+------------------+
| user | host
| password
|
+----------+----------------+------------------+
| root | localhost
| 7ba00ed47f10af52 |
| root | vm135
| 7ba00ed47f10af52 |
| root | 127.0.0.1
|
|
| root | ::1
|
|
| iseuser | 192.168.11.164 | 29bad1457ee5e49e |
| logmaint | localhost
| 3d8731fb48504437 |
+----------+----------------+------------------+
82
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
6)シンクロナイズされた仮想マシンの確認・手動変更④
テスト用データベース・テーブルの稼動確認
-bash-3.2# mysql -u root -p -e "select * from classicmodels.employees;"
Enter password:
+----------------+-----------+-----------+-----------+---------------------------------+------------+-----------+----------------------+
| employeeNumber | lastName | firstName | extension | email
| officeCode | reportsTo | jobTitle
+----------------+-----------+-----------+-----------+---------------------------------+------------+-----------+----------------------+
|
1002 | Murphy | Diane | x5800 | [email protected] | 1
|
NULL | President
:
|
|
リモートからのデータベース・テーブルの閲覧確認 (※DB接続アプリを作成が必要)
83
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
7)仮想イメージのキャプチャー①


84
ICONのイメージ管理ページよりシンクロナイズしたイメージを選択
Captureアイコン をクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
7)仮想イメージのキャプチャー②
キャプチャーが正常終了すると、ICONのイメージ管理ページの該当仮想イメージが「Complete」状態になる
IWDのVirtual Imageカタログを見ると仮想イメージが使用可能な形で登録されている
85
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
8)IWDからのデプロイ・稼動確認①




86
IWDの管理コンソールにログイン
「パターン」>「仮想システムパターン」をクリック
新規アイコン をクリック
パターン名(必須)と説明(任意)を入力し、OKをクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
8)IWDからのデプロイ・稼動確認②

編集アイコン

パートからMySQL Community Server5.5 Imageを選択し、ドラッグ&ドロップ

必要に応じてアドオン、スクリプトパッケージ等を選択・設定後、「編集の完
了」をクリック
87
をクリック
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
8)IWDからのデプロイ・稼動確認③

デプロイアイコン
をクリック

仮想システム名等必要な情報を入力し、OKをクリック
仮想パートの構成で、Activation Taskで使用するスクリプトの
パラメーターの変更が可能
88
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
8)IWDからのデプロイ・稼動確認④
IWDの仮想システム・インスタンスの管理ページを確認すると、インスタンスの作成状況が確認できる
デプロイが完了すると、以下のようにインスタンスのステータスが表示される
89
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§4. 構成・利用手順(2) 仮想イメージのカスタマイズ
8)IWDからのデプロイ・稼動確認⑤

デプロイされた仮想マシンの稼動が意図通りか確認する
デプロイ時に実行されるスクリプトの標準出力・エラーは/opt/IBM/AE/ARに出力されるので、必ず確認
-bash-3.2# pwd
/opt/IBM/AE/AR
-bash-3.2# ls
ConfigLocale.err
ConfigPWD_ROOT.out activation.ConfigMySQL.err
ConfigLocale.out
ConfigPWD_USER.err activation.ConfigMySQL.out
ConfigNET.err
ConfigPWD_USER.out activation.ConfigIcon.err
ConfigNET.out
ConfigSSH.err
activation.ConfigIcon.out
ConfigNTP.err
ConfigSSH.out
ovf-env.ar
ConfigNTP.out
License.err
<Service_Name>.out: 標準出力
<Service_Name>.err: エラー
ConfigPWD_ROOT.err License.out
デプロイ後のMWの稼働状況を確認
-bash-3.2# netstat -anp |grep 3307
tcp
0
0 :::3307
:::*
LISTEN
6773/mysqld
-bash-3.2# chkconfig --list mysql
mysql
90
0:off 1:off 2:on
3:on
4:on
5:on
6:off
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参考リンク

IBM Image Construction and Composition Tool Information Forum
http://www.ibm.com/developerworks/forums/forum.jspa?forumID=2396&start=0

developerWorks - IBM Image Construction and Composition Tool
https://www.ibm.com/developerworks/mydeveloperworks/groups/service/html/communityvie
w?communityUuid=64a89f86-923c-4264-a6cf-359e6f6dd38c

IBM Image Construction and Composition Tool(alphaWorks版)ダウンロードページ
https://www14.software.ibm.com/webapp/iwm/web/reg/download.do?source=swgimagetool&S_PKG=dl&lang=en_US&cp=UTF-8
91
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