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OmniFind Enterprise Edition V8.4 Linux Version 1.0

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OmniFind Enterprise Edition V8.4 Linux Version 1.0
OmniFind Enterprise Edition V8.4
導入ガイド
(Linux 版、2ノード構成)
Version 1.0
2007/7/27
文書更新履歴
バージョン
1.0
日付
2007/7/27
担当者
安達
-2-
内容
初版発行
目次
1
はじめに ...............................................................................................................................................4
1.1
1.2
2
この手順書の目的.......................................................................................................................4
注意事項.......................................................................................................................................4
IBM OMNIFIND ENTERPRISE EDITION V8.4 のインストール ..............................................5
2.1
事前準備.......................................................................................................................................5
OmniFind インストールCDの入手 ....................................................................................................6
2.2
2ノード構成のインストール手順 ...........................................................................................7
2.3
OMNIFINDクローラー、索引、および検索サーバーのインストール ..................................7
2.4
OMNIFIND検索サーバー2 のインストール .............................................................................25
2.5
WAS 6.0 リフレッシュ・パック2のインストール .............................................................39
2.6
WEB サーバー・プラグインの再生成 ....................................................................................44
3
IBM OMNIFIND ENTERPRISE EDITION V8.4 の起動・停止 ................................................48
3.1
3.2
3.3
4
事前準備.....................................................................................................................................48
OMNIFIND の起動 ......................................................................................................................48
OMNIFIND の停止 ......................................................................................................................49
参考文献 .............................................................................................................................................51
-3-
1 はじめに
1
1.1
はじめに
この手順書の目的
この手順書は、IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 (以下、OmniFind)の Linux 版を
実際に導入したときの手順をまとめたものです。
この手順書に従って環境を構築することで、OmniFind の前提となる S/W を含めた新規イン
ストール(2 ノード構成)を確認することができます。
1.2
注意事項
この手順は実際の導入作業をまとめたものであり、この手順に従って導入を行った場合の動
作を保証するものではありません。
-4-
2
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
本章では、OmniFind の導入手順を示します。
2.1
事前準備
あらかじめ、Linux が導入された環境を用意します。この環境は前提ソフトウェアおよび導
入中に使用する Linux アカウント(esadmin)が作成されていない環境を想定しています。
(注) OmniFind V8.4 がサポートしている Linux プラットフォームは、「Novell SUSE
Linux Enterprise Server 10」、「SuSE Linux Enterprise Server 9 with Service Pack 2
(United Linux SP2 - requires libstdc++-3.3.3-43.24 compat-2004.7.1-1.2)」
、および「Red
Hat Enterprise Linux 4.0 Update 2」です。本書では Red Hat Enterprise Linux AS (V.4)
プラットフォーム上での導入手順を示しています。
(注) Web サーバー等の S/W 導入済みの環境に OmniFind を導入する場合、ポート競合
などの問題で正常にインストールができない場合があります。本書では OS 導入直後の環境
に OmniFind を導入することを想定しています。
(注) ファイアウォール、および SELinux は無効にしておきます。Linux の導入時に無効
にすることができます。または、導入終了後でも以下の手順で無効にすることができます。
■ファイアウォール、および SELinux の無効化
#
1
作業概要
ツールの
起動
詳細手順
1.1. root ユーザーでログインします。
1.2. シェル端末から以下のコマンドを実施し、Security Level Configuration Toolを
起動します。
system-config-securitylevel.sh
2
ファイア
ウォール
の無効化
次の画面が出たら「ファイアウォールを無効にする」を選択します。
-5-
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
3
作業概要
SELinuxの
無効化
詳細手順
「SELinux」タブをクリックし、次の画面が出たら「有効にする(修正は再起動が必要
です)」のチェックをはずす。
4
再起動
「OK」をクリックしてツールが終了したら、Linuxを再起動して変更を反映させます。
OmniFind インストールCDの入手
以下の製品 CD を入手しておきます。これらはすべて OmniFind のパッケージに含まれてい
ます。
表 1 OmniFind インストール CD リスト
CD 番号
C95GCML
C588FML
C87YEML
C87XKML
CD タイトル
OmniFind Enterprise Edition V8.4 for Linux
WebSphere Application Server V6.0 Application Svr., IBM
HTTP Server, Web server plug ins, Application Clients for
Linux
IBM WebSphere Application Server 6.0 Refresh Pack 2
WebSphere Information Integrator Content Edition V8.3
Multiplatform
補足
(オプショナル)
【v8.3 との相違点】
・ v8.3 では DB2 が前提 S/W に含まれていましたが、V8.4 では不要です。
・ v8.3 で は イ ン フ ォ メ ー シ ョ ン ・ セ ン タ ー が 別 途 用 意 さ れ て い ま し た が 、 v8.4 で は
OmniFind 本体のインストール・イメージに含まれています。
WAS 6.0 リフレッシュ・パック2は、上記CD イメージにありますが、以下のサイトからも
ダウンロード可能です。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24010068
-6-
2
2.2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
2ノード構成のインストール手順
2ノード構成での各サーバーのインストールに必要な CD と、インストールの順番は以下の
とおりです。
1. クローラー、索引、および検索サーバー
z OmniFind Enterprise Edition V8.4 for Linux
z WebSphere Application Server V6.0 Application Svr., IBM HTTP Server, Web
server plug ins, Application Clients for Linux
z WebSphere Information Integrator Content Edition V8.3 Multiplatform
2. 検索サーバー2
z OmniFind Enterprise Edition V8.4 for Linux
z WebSphere Application Server V6.0 Application Svr., IBM HTTP Server, Web
server plug ins, Application Clients for Linux
クローラー、索引、および検索サーバーを一台目のサーバーにインストールします。そのあ
と、もう一台のサーバーに検索コンポーネントをインストールします。
2.3
OmniFindクローラー、索引、および検索サーバーのインストール
root ユーザーでクローラー、索引、および検索サーバー用の Linux マシンにログインし、
OmniFind の導入ディスク(CD 番号 C95GCML)を挿入します。bash または korn シェル
を使用して、CD のマウントされたディレクトリに移動してから、./install-linux.bin と入力
するとエンタープライズ・サーチ・インストール・ランチパッドが起動しますので、以下の
ステップで導入作業を行います。
-7-
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
表 2 InstallShield ウィザードによるクローラー、索引、および検索サーバーの導入手順
#
1
作業概要 / タイト
ル
インストール・ラン
チパッド
詳細手順
「製品のインストール」をクリックします。
(注)V8.4 の製品名称は IBM OmniFind Enterprise Edition ですが、
WebSphere Information Integrator OmniFind Edition と表示されている
箇所があります。
2
ソフトウェア・ライ
センス情報
「同意する」をクリックします。
-8-
2
#
3
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
Welcomeページ
詳細手順
「次へ」をクリックします。
4
導入確認
「新規バージョン…」を選択して「次へ」をクリックします。
-9-
2
#
5
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
アカウントの入力
詳細手順
ユーザーID とパスワードを指定して「次へ」をクリックします。
6
OmniFind 導 入 先 指
定
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
- 10 -
2
#
7
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
インストール・オプ
ションの指定
詳細手順
「2サーバー・インストール」を選択して「次へ」をクリックします。
8
導入するサーバー
の指定
「2サーバー・インストール – クローラー、索引、および検索サーバー」
を選択して「次へ」をクリックします。
- 11 -
2
#
9
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
前提ソフトウェア
の検査
詳細手順
内容を確認して「次へ」をクリックします。
10
検査結果確認
チェック結果を確認し、「次へ」をクリックします。
- 12 -
2
#
11
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
IICE コネクター導
入確認
詳細手順
チェックを入れたまま「次へ」をクリックします。
12
OmniFind 導入パラ
メータ指定
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
(注)xxxxxxx1 には導入するマシンのホスト名が表示されます。ネットワ
ーク環境の事情により IP アドレスが表示される場合は、ホスト名を指定
しておくことを強くお勧めします。特に、DHCP 環境で導入時の IP アドレ
スが登録されてしまった場合、アドレス変更後に正常に動作できなくなり
ます。
- 13 -
2
#
13
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
検索サーバー2 の
ホスト名の指定
詳細手順
検索サーバー2 のホスト名を入力し、他はデフォルトのまま「次へ」をク
リックします。
14
メモリー構成指定
デフォルトでは「中」になっています。検証環境などの場合は「小」に変
更して「次へ」をクリックします。
- 14 -
2
#
15
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
WAS 導入確認
詳細手順
「WebSphere Application Server をインストール」を選択したまま「次へ」
をクリックします。
16
WAS 導入先指定
デフォルトの導入先のまま「次へ」をクリックします。
- 15 -
2
#
17
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
WAS プラグイン導入
先指定
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
18
IHS 導入先等指定
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
- 16 -
2
#
19
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
WAS 構成設定
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
(注)xxxxxxx1 には導入するマシン(クローラー、索引、および検索サ
ーバー)のホスト名が表示されます。
20
ポートの定義
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
- 17 -
2
#
21
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
ポートの定義(続
き)
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
22
言語設定
「日本語」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
- 18 -
2
#
23
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
導入内容確認
詳細手順
内容を確認して「インストール」をクリックします。
24
CD 交換(WAS6)
WebSphere Application Server V6.0 の CD(CD 番号 C588FML)を挿入
して「次へ」をクリックします。
この後、ファイルのコピーが始まります。このステップは 10 分程度かかり
ます。
- 19 -
2
#
25
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
CD 交換(IICE)
詳細手順
WebSphere Information Integrator Content Edition v8.3 の CD(CD 番
号 C87XKML)を挿入して「次へ」をクリックします。
この後、ファイルのコピーが始まります。このステップは 10 分程度かかり
ます。
26
結果表示確認
内容を確認して「次へ」をクリックします。
- 20 -
2
#
27
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示
(OmniFind)
詳細手順
内容を確認して「次へ」をクリックします。
28
結果表示(デプロイ
メント)
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
- 21 -
2
#
29
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示(IICE)
詳細手順
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
29
結果表示(インフォ
メーション・センタ
ー)
内容を確認して「次へ」をクリックします。
- 22 -
2
#
30
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示(WAS)
詳細手順
WAS の導入結果がウィザードに表示されない場合があります。WAS のインス
トールが正しく行われたかを確認する場合は、インストール検査ツールを
使用して確認します。手順は#34 に記載されています。
31
結果表示(WAS プラ
グイン)
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
- 23 -
2
#
32
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示(IHS)
詳細手順
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
33
完了確認
「ファースト・ステップの開始」のチェックをはずし、
「終了」をクリック
します。
34
WAS 導入結果確認
WAS 導入先の bin ディレクトリに変更し、インストール検査ツールを始動
します。
cd /opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin (デフォルトの導入先の場合)
./ivt.sh server1 default
検査結果がシェル端末に表示されるので確認します。
以上でクローラー、索引、および検索サーバーの OmniFind の導入は完了です。
WAS6.0 がインストールされましたので、以下のステップを続けて行ってください。
z WAS6.0 リフレッシュ・パック 2 のインストール
z Web サーバー・プラグインの再生成
- 24 -
2
2.4
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
OmniFind検索サーバー2 のインストール
root ユーザーで検索サーバー2 用の Linux マシンにログインし、OmniFind の導入ディスク
(CD 番号 C95GCML)を挿入します。bash または korn シェルを使用して、CD のマウント
されたディレクトリに移動してから、./install-linux.bin と入力するとエンタープライズ・サ
ーチ・インストール・ランチパッドが起動しますので、以下のステップで導入作業を行いま
す。
表 4 InstallShield ウィザードによる検索サーバーの導入手順
#
1
作業概要 / タイト
ル
インストール・ラン
チパッド
詳細手順
る「製品のインストール」をクリックします。
(注)V8.4 の製品名称は IBM OmniFind Enterprise Edition ですが、
WebSphere Information Integrator OmniFind Edition と表示されている
箇所があります。
- 25 -
2
#
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
ソフトウェア・ライ
センス情報
詳細手順
「同意する」をクリックします。
3
Welcomeページ
「次へ」をクリックします。
- 26 -
2
#
4
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
導入確認
詳細手順
「新規バージョン…」を選択して「次へ」をクリックします。
5
アカウントの入力
ユーザーID とパスワードを指定して「次へ」をクリックします。
- 27 -
2
#
6
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
OmniFind 導 入 先 指
定
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
7
インストール・オプ
ションの指定
「2サーバー・インストール」を選択して「次へ」をクリックします。
- 28 -
2
#
8
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
導入するサーバー
の指定
詳細手順
「2サーバー・インストール – 検索サーバー」を選択して「次へ」をクリ
ックします。
9
OmniFind 導入パラ
メータ指定
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
(注)xxxxxxx2 には検索サーバー2のホスト名が表示されます。ネットワ
ーク環境の事情により IP アドレスが表示される場合は、ホスト名を指定
しておくことを強くお勧めします。特に、DHCP 環境で導入時の IP アドレ
スが登録されてしまった場合、アドレス変更後に正常に動作できなくなり
ます。
- 29 -
2
#
10
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
クローラー・サーバ
ーのホスト名指定
詳細手順
「ホスト名」にクローラー・サーバーのホスト名を指定して「次へ」をク
リックします。
11
メモリー構成指定
クローラー、索引、および検索サーバーのインストール時に指定したもの
と同じ値を選択し、「次へ」をクリックします。
- 30 -
2
#
12
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
WAS 導入確認
詳細手順
「WebSphere Application Server をインストール」を選択して「次へ」を
クリックします。
13
WAS 導入先指定
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
- 31 -
2
#
14
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
WASプラグイン導入
先指定
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
15
IHS 導入先等指定
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
- 32 -
2
#
16
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
WAS構成設定
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
(注)xxxxxxx2 には導入するマシン(検索サーバー2)のホスト名が表示
されます。
17
ポートの定義
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
- 33 -
2
#
18
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
ポートの定義(続
き)
詳細手順
デフォルトのまま「次へ」をクリックします。
19
言語設定
「日本語」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
- 34 -
2
#
20
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
導入内容確認
詳細手順
内容を確認して「インストール」をクリックします。
21
CD 交換(WAS 6)
WebSphere Application Server V6.0 の CD(CD 番号 C588FML)を挿入
して「次へ」をクリックします。
この後、ファイルのコピーが始まります。このステップは 10 分程度かかり
ます。
- 35 -
2
#
22
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示確認
詳細手順
内容を確認して「次へ」をクリックします。
23
結果表示
(OmniFind)
内容を確認して「次へ」をクリックします。
- 36 -
2
#
24
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示(デプロイ
メント)
詳細手順
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
25
結果表示(インフォ
メーション・センタ
ー)
内容を確認して「次へ」をクリックします。
- 37 -
2
#
26
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示(WAS)
詳細手順
WAS の導入結果はウィザードに表示されない場合があります。WAS のインス
トールが正しく行われたかを確認する場合は、インストール検査ツールで
確認します。手順は#30 に記載されています。
27
結果表示(WAS プラ
グイン)
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
- 38 -
2
#
28
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
作業概要 / タイト
ル
結果表示(IHS)
詳細手順
スクロールして内容を確認し、「次へ」をクリックします。
29
完了確認
「終了」をクリックします。
30
WAS 導入結果確認
WAS 導入先の bin ディレクトリに変更し、インストール検査ツールを始動
します。
cd /opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin (デフォルトの導入先の場合)
./ivt.sh server1 default
検査結果がシェル端末に表示されるので確認します。
以上で OmniFind の導入は完了です。
2.5
WAS 6.0 リフレッシュ・パック2のインストール
- 39 -
2 IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
WAS6.0 がインストールされた2台のサーバーに対して、WAS6.0 のリフレッシュ・パック2
を適用します。
リフレッシュ・パック2のダウンロードについては、本書「2.1事前準備」をご参照くだ
さい。
リフレッシュ・パック導入前に WAS および IHS 関連のサービスを停止させておく必要が
あります。
z
IBM WebSphere Application Server V6
WAS導入ディレクトリの bin ディレクトリで次のコマンドを実行して、停止します。
<server_name>には、大/小文字の区別をしてサーバー名を入れます。
cd /opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin (デフォルトの導入先の場合)
./stopServer.sh <server_name>
本手順書では、<server_name>にはserver1とESSearchServerが該当します。
z
IBM HTTP Server 6.0
HIS導入ディレクトリの bin ディレクトリで次のコマンドを実行して、停止します。
cd /opt/IBMIHS/bin (デフォルトの導入先の場合)
./apachectl stop
root ユーザーでログインして、以下の作業を行います。
■WAS 6.0 リフレッシュ・パック2の適用
#
1
作業概
要
リフレ
ッ
シ
ュ・パッ
ク2の
解凍
詳細手順
1.1. WAS導入先ディレクトリ(例:/opt/IBM/WebSphere/AppServer)に updateinstaller
ディレクトリがある場合は削除します。
1.2. Refresh Pack 2 の TAR フ ァ イ ル を 一 時 デ ィ レ ク ト リ に コ ピ ー し ま す 。( 例 :
/tmp/download)
1.3. TARファイルをWASディレクトリに解凍します。新しい updateinstller ディレクト
リが作成されます。
cd /opt/IBM/WebSphere/AppServer
tar –xvf /tmp/download/6.0-ws-was-linuxx32-rp0000002.tar
2
update
コマン
ドによ
る適用
2.1. WAS導入先の bin ディレクトリに変更し、次のコマンドを実行します。
cd /opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin
. ./setupCmdLine.sh
2.2. 次に、さきほど作成した updateinstaller ディレクトリに変更し、updateコマンド
を実行します。
cd /opt/IBM/WebSphere/AppServer/updateinstaller
./update
2.3. インストール・ウィザードが開きますので、指示に従って処理を進めます。
- 40 -
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
作業概
要
詳細手順
基本的には「次へ」をクリックして先に進みます。途中、以下の画面が出たら「再起動」
をクリックします。ウィザードの再起動が入ります。
このあと、ウィザードが再起動され、再度保守パッケージのインストール確認が行われ
ます。ここでも「次へ」を押して先に進みます。しばらく進むと、ファイルコピーと更
新作業が始まります。この作業は 10分から数十分かかります。
2.4. 最後に以下の画面が表示されましたら、「終了」をクリックします。
- 41 -
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
作業概
要
詳細手順
2.5. ウィザードが終了します。使用していたシェル端末を終了させます。
■WAS 6.0 プラグインのリフレッシュ・パック2の適用
#
1
作業概
要
リフレ
ッシ
ュ・パッ
ク2の
解凍
詳細手順
1.1. WAS プ ラ グ イ ン 導 入 先 デ ィ レ ク ト リ ( 例 : /opt/IBM/WebSphere/Plugins ) に
updateinstaller ディレクトリがある場合は削除します。
1.2. Refresh Pack 2 の TAR フ ァ イ ル を 一 時 デ ィ レ ク ト リ に コ ピ ー し ま す 。( 例 :
/tmp/download)
1.3. TAR フ ァ イ ル を WAS プ ラ グ イ ン 導 入 先 デ ィ レ ク ト リ に 解 凍 し ま す 。 新 し い
updateinstller ディレクトリが作成されます。
cd /opt/IBM/WebSphere/Plugins
tar –xvf /tmp/download/6.0-ws-wasplugin-linuxx32-rp0000002.tar
2
update
コマン
ドによ
る適用
2.1. WASプラグイン導入先の bin ディレクトリに変更し、次のコマンドを実行します。
cd /opt/IBM/WebSphere/Plugins/bin
. ./setupCmdLine.sh
2.2. 次に、さきほどWASプラグイン導入先に作成した updateinstaller ディレクトリに
変更し、updateコマンドを実行します。
cd /opt/IBM/WebSphere/Plugins/updateinstaller
./update
- 42 -
2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
作業概
要
詳細手順
2.3. インストール・ウィザードが開きますので、指示に従って処理を進めます。
※WAS 6.0 のリフレッシュ・パック同様、基本的には「次へ」をクリックして先に進
みます。途中、JVM のアップデートのため、一度「再起動」をクリックするタイミン
グがあります。ファイルコピー後、
「終了」をクリックします。こちらは数分程度です。
2.4. ウィザードが終了します。使用していたシェル端末を終了させます。
■IHS 6.0 リフレッシュ・パック2の適用
#
1
作業概
要
リフレ
ッシ
ュ・パッ
ク2の
解凍
詳細手順
1.3. IHS導入先ディレクトリ(例:/opt/IBMIHS)に updateinstaller ディレクトリがあ
る場合は削除します。
1.4. Refresh Pack 2 の TAR フ ァ イ ル を 一 時 デ ィ レ ク ト リ に コ ピ ー し ま す 。( 例 :
/tmp/download)
1.5. TARファイルをIHS導入先ディレクトリに解凍します。新しい updateinstller ディ
レクトリが作成されます。
cd /opt/IBMIHS
tar –xvf /tmp/download/6.0-ws-wasihs-linuxx32-rp0000002.tar
2
update
コマン
ドによ
る適用
2.1. IHS 導 入 先 に 作 成 し た
updateinstaller デ ィ レ ク ト リ ( 例 :
/opt/IBMIHS/updateinstaller)に変更し、updateコマンドを実行します。
(setupCmdLine.sh の作業はありません。)
cd /opt/IBMIHS/updateinstaller
./update
2.2. インストール・ウィザードが開きますので、指示に従って処理を進めます。
※基本的には「次へ」をクリックして先に進みます。ここでは、JVM のアップデートの
ためのウィザードの再起動は行われません。ファイルコピー後、「終了」をクリックし
ます。作業は数分程度です。
2.3. ウィザードが終了します。使用していたシェル端末を終了させます。
以上でリフレッシュ・パック2の適用は完了です。
正しく適用が行われたかを確認するには、以下のコマンドでバージョンの確認を行います。
z
WAS のバージョン確認方法
¾ WAS 導入先の bin ディレクトリ(例:/opt/IBM/WebSphere/AppServer/bin)
で ./versionInfo.sh を実行し、インストール済み製品のバージョンが 6.0.2.0 と記
載されていることを確認します。
- 43 -
2 IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
z WAS プラグインのバージョン確認方法
¾ WAS プラグイン導入先の bin ディレクトリ(例:
/opt/IBM/WebSphere/Plugins/bin)で ./versionInfo.sh を実行し、インストール済
み製品のバージョンが 6.0.2.0 と記載されていることを確認します。
z
2.6
IHS のバージョン確認方法
¾ IHS 導入先の bin ディレクトリ(例: /opt/IBMIHS/bin)で ./apachectl –v コ
マンドを実行し、「Server version: IBM_HTTP_Server/6.0.2 Apache/2.0.47」と書
かれた行があることを確認します。
web サーバー・プラグインの再生成
WAS6.0 リフレッシュ・パック 2 を導入すると、6.0 で構成されていた web サーバー・プ
ラグインが使用できなくなる場合があります。その際にはプラグインの再生成を行います。
web サーバー・プラグインの再生成は以下の手順で行います。
#
1
作業概要 / タイトル
WAS の起動
2
configurewebserver1.sh
の実行
3
マスター構成の変更
詳細手順
WAS導入先のbinディレクトリで、
./startServer.sh server1
コマンドで起動させます。
WASプラグインの bin ディレクトリ(例:
/opt/IBM/WebSphere/Plugins/bin)で、 ./configurewebserver1.sh を
実行します。
3.1. WAS の管理コンソールにログオンします。
( http://<hostname>:9060/admin )
3.2. 左のメニューから「アプリケーション」→「エンタープライズ・ア
プリケーション」をクリックします。右側のペインで「ESAdmin」を
クリックします。
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2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
作業概要 / タイトル
詳細手順
3.3. 「サーバーにモジュールをマップ」をクリックします。
3.4. 「ESAdmin」の横のチェックボックスにチェックを入れ、
「クラスタ
ーおよびサーバー:」リストから「ESSearchServer」と「webserver1」
を選択し、「適用」ボタンをクリックします。
3.5. 下の「OK」ボタンをクリックします。
3.6. 「保管」リンクをクリックします。
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2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
作業概要 / タイトル
詳細手順
3.7. 「保管」ボタンをクリックします。
3.8. 上記の手順を「ESSearchApplication」と「ESSearchServer」につい
ても実施します。
4
プラグインの生成
4.1. 左のメニューから「サーバー」→「Webサーバー」をクリックし、
「webserver1」の横のチェックボックスにチェックを入れます。
4.2. 「プラグインの生成」ボタンをクリックします。
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2
IBM OmniFind Enterprise Edition V8.4 のインストール
#
作業概要 / タイトル
詳細手順
4.3. IBM HTTP Server を以下のコマンドで停止、再起動します。
cd /opt/IBMIHS/bin
./apachectl stop
./apachectl start
以上で web サーバー・プラグインの再生成は完了です。
- 47 -
3
3
IBM OmniFind Enterprise Edition v8.4 の起動・停止
IBM OmniFind Enterprise Edition v8.4 の起動・停止
本章では、OmniFind の起動・停止手順を示します。以下の手順は、OmniFind の管理者ア
カウント(例:esadmin)でログインして実行します。
3.1
事前準備
あらかじめ、2台のサーバー上で以下のコマンドを使用して、CCL をバックグラウンドで起
動しておきます。
startccl.sh -bg
3.2
OmniFind の起動
2台のうちのいずれか1台のサーバーのシェル端末から「esadmin system startall」を実行
します。
(注)この作業は任意の1台で実行することで2台のサーバーが同期して全システムが起動
します。
表 3 OmniFind 起動例
[esadmin@XXXXXX1 ~]$ esadmin system startall
FFQC5302I システムを始動しています...
FFQC5359I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の CCL サービスは実行中です。サーバーは使用可
能です: controller,crawler,search
FFQC5373I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の Web サーバーを開始しています。次のコマンド
の完了をお待ちください: [esclientexec.sh search invokeHTTPWASCommands.sh startHTT
P]
FFQC5371I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の Web サーバーが実行中です。
FFQC5377I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の WebSphere アプリケーション・インスタンスを
開始しています。次のコマンドの完了をお待ちください: [esclientexec.sh search invo
keHTTPWASCommands.sh startWAS]
FFQC5375I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の Websphere アプリケーション・インスタンスが
実行中です。
FFQC5390I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上のインフォメーション・センターを開始しています
。次のコマンドの完了をお待ちください: [esclientexec.sh search invokeHTTPWASComman
ds.sh startIC]
FFQC5388I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上のインフォメーション・センターが稼働中です。
FFQC5368I 索引サーバー上のセッションを開始しています。次のコマンドの完了をお待ち
ください: [esadmin system start]
FFQC5365I 索引サーバー上の必要なセッションが実行中です。
FFQC5394I エンタープライズ・サーチ・システムの使用に必要なすべてのサービスが開始済み
です。
[esadmin@XXXXXX1 ~]$
(注)ファイアーウォール、SELinux 等の設定によっては、以下のようなメッセージが出る
- 48 -
3 IBM OmniFind Enterprise Edition v8.4 の起動・停止
ことがあります。この場合は設定を変更して、再度 OmniFind の起動を行ってください。
表 4 OmniFind 起動の失敗例
[esadmin@XXXXXX1 ~]$ esadmin system startall
FFQC5302I システムを始動しています...
FFQC5359I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の CCL サービスは実行中です。サーバーは使用可
能です: controller,crawler,search
FFQC5373I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の Web サーバーを開始しています。次のコマンド
の完了をお待ちください: [esclientexec.sh search invokeHTTPWASCommands.sh startHTT
P]
FFQC5371I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の Web サーバーが実行中です。
FFQC5377I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の WebSphere アプリケーション・インスタンスを
開始しています。次のコマンドの完了をお待ちください: [esclientexec.sh search inv
okeHTTPWASCommands.sh startWAS]
FFQC5375I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上の WebSphere アプリケーション・インスタンスが
実行中です。
FFQC5390I XXXXXX1.yyyyyy.ibm.com 上のインフォメーション・センターを開始していま
す。次のコマンドの完了をお待ちください: [esclientexec.sh search invokeHTTPWASCom
mands.sh startIC]
FFQC5387W 検索サーバーのインフォメーション・センターにアクセスできません。XXXXX
X1.yyyyyy.ibm.com 上のインフォメーション・センターが稼働していません。
null
FFQC5368I 索引サーバー上のセッションを開始しています。次のコマンドの完了をお待ち
ください: [esadmin system start]
FFQ5369E 索引サーバー上のセッションを開始する要求が失敗しました。 /home/esadmin/
logs/trace/startstatus.log を参照してください。
FFQC5395E 必要なシステム・サービスで稼働していないものが 1 つ以上あります。エラ
―・メッセージおよび警告メッセージを調べて、開始されていないサービスを確認し、問
題の詳細を入手してください。追加情報については、ログ・ファイル /home/esadmin/log
s/trace/startstatus.log を参照してください。
[esadmin@XXXXXX1 ~]$
管理 GUI もしくは検索アプリケーションが起動していることを確認します。
■ 管理 GUI
¾ http://<hostname>/ESAdmin または http://<hostname>:9080/ESAdmin
■ 検索アプリケーション
¾ http://<hostname>/ESSearchApplication または
http://<hostname>:9080/ESSearchApplication
管理 GUI および検索アプリケーションの利用方法は製品のマニュアルをご参照ください。
3.3
OmniFind の停止
2台のうちのいずれか1台のサーバーのシェル端末から「esadmin system stopall」を実行
します。
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3
IBM OmniFind Enterprise Edition v8.4 の起動・停止
(注)上記の停止処理を行うと、2台のサーバーの OmniFind が停止します。CCL について
は、停止処理を行ったサーバーのもののみ停止します。
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4 参考文献
4
参考文献
[1] エンタープライズ・サーチ インストール・ガイド バージョン 8.4 (GD88-6373-03)
[2] OmniFind v8.4 インフォメーション・センター
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/discover/v8r4/index.jsp
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