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その他新機能 その他新機能(内容)

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その他新機能 その他新機能(内容)
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
その他新機能
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
その他新機能(内容)
DataWareHouse新機能
区分KEY更新サポート
64ビット・サポート(AIX、Solaris、HP)
Windows 2000 AWE
Text Information Extender
DpropR新機能
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
1-2
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
ブランク・ページです
ブランク・ページです
3-4
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
DataWarehouse新機能
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
内容
1.UDB V7 データウェアハウス機能
2.OS/390エージェント
3.ウェアハウス・ソースの拡張
4.メタデータ交換
5.その他の新機能
6.V7.2(FixPack3)に対する注意
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
5-6
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
UDB V7 データウェアハウス機能の構成
データ・ソース
Data Warehouse
抽出(Extract) - 変換(Transform) - 配布(Distribute)
DB2 ファミリー
(3)
ORACLE
Warehouse
エージェント
(2)
(1)
Warehouse
サーバー
Data Warehouseセンター
定義
管理
操作
SYBASE
INFORM IX
メタデータ交換
SQL SERVER
ファイル
Group
(4)
DataJoiner
View
Desktop Manager
Desktop Help
Main
Group
View
Desktop Manager
Desktop Help
Main
コント
ロールDB
OS/390Agent
情報
カタログ
Classic
Connect
SAP, WSA
etc
(5)
情報カタログ
管理プログラム
情報カタログ管理/
情報カタログ・ユーザー
&
データアクセスツール
DB2
IMS & VSAM
データ
ウェアハウス
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
DB2 UDB V7ではデータウェアハウス機能がUDBに含まれるようになりました。
新しいDB2 V7のウェアハウス機能の構成要素は上の図のようになっており、それぞれの役割は以下のとおりです。 (図中の各
機能に付してある番号と以下の説明の番号は対応しています。)
(1) データウェアハウスセンター: 従来のVisual Warehouse管理クライアントに相当。 ウェアハウス機能に対するJavaベース
のGUI。 Web版もある。 DB2のベースプロダクト・パッケージ中のDB2コントロール・センターの1機能として統合された。 ウェ
アハウス・サーバーを含むすべてのウェアハウス機能、環境の管理に用いる。 Windows 95/98/NT/2000, AIX, Sunで稼動。
(2) ウェアハウス・サーバー: 従来のVisual Warehouseマネージャーに相当。 ウェアハウス機能の中心部分であり、他の構
成要素の作業をコントロールする。 Windows NT/2000上で稼動する。
(3) ウェアハウス・エージェント: データソースからターゲットへSQLまたはトランスフォーマーを用いてデータを変換、移行す
る。 Windows NT, AIX, Sun, OS/2, OS/400, OS/390版で稼動する。 デフォルトのエージェントおよびエージェント・プログラム
はWindows NT/2000のDB2ベースプロダクトのパッケージに含まれるが、他のエージェント、トランスフォーマーはウェアハウ
ス・マネージャー・フィーチャーにて導入される。
上記3コンポーネント (1, 2, 3)は同一マシンまたは複数のマシン上で分散して稼動させることができ、TCP/IPを用いて 相互に
通信する。
(4) コントロール・データベース: 従来のコントロール・データベースと同様。 Windows NT/2000のDB2のベースプロダクト・
パッケージに含まれる。
(5) 情報カタログ管理プログラムおよび情報カタログ: Visual Warehouse時のDataGuide(DataGuideおよびDataGuide情報カタ
ログ)に相当。 管理機能およびユーザー機能用の Windows GUI、ユーザー機能用のWebベースのGUIがある。
V7.1の発表以降に拡張された主な機能は以下のとおりです。(図中赤で示す)
新規エージェント(OS/390)
新規ウェアハウス・ソース
メタデータの交換
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
7-8
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
OS/390エージェント
DB2 for OS/390 Warehouse Managerフィーチャー
OS/390 V2.6以上
DB2 Warehouse Manager Sourcing Agant for OS/390 V7.2
OS/390 V2.7以上
Unix System Services(USS)上で稼動
DB2 for OS/390 V5, 6, 7をサポート
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
OS/390エージェントはDB2 UDB DataWarehouse機能のエージェントの一つであり、二つの入手方法があります。
DB2 Universal Data Server V7 (OS/390) Warehouse Managerフィーチャー
DB2 for OS/390 V7の有料フィーチャーです。
DB2 UDB V7.1 Warehouse Serverと組合わせて使用できます。
OS/390 V2.6以上が前提です。
DB2 Warehouse Manager Sourcing Agant for OS/390 V7.2
DB2 for OS/390とは別製品としてオーダーできます。
OS/390 V2.7以上が前提です。
OS/390を稼動させるためにはDB2に以下のAPARが必要です。
PQ36585またはPQ36586
DataWarehouse OS/390エージェントはUSS(Unix System Services)で稼動するプログラムです。
ウェアハウスのソースおよびターゲットとしてDB2 V5, 6, 7をサポートします。
V5, V6には以下のAPARが必要です。
V5: PQ31845
V6: PQ31846
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
9-10
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
DB2 UDB DataWarehouse機能
NT/2000
OS/390
Warehouse
エージェント
DataWarehouse Warehouse
Center
サーバー
Daemon
プロセスの
実行
11
12
起動
1
2
10
データベース・サーバー
ソース
データベー
ス
サーバー
ソース
データベース
Data
3
9
Agent
4
8
7
6
5
ターゲット
データベー
ス
サーバー
SQL
照会
/更新
ターゲット
データベース
コントロール
データベース
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
DB2 UDB Warehouse機能の構成要素と各要素の役割を模式的に書くと上の絵のようになります。
WarehouseCenter
ユーザーはウェアハウス・センター(GUI)を通じて、ソースやターゲット、ソースからターゲットにデータを移すプロセス、プロセス
がどのエージェントによって実行されるかなどを定義し、プロセス実行状況を監視します。
WarehouseServer
ユーザーの定義したソース,ターゲット、プロセスの情報はコントロール・データベース上に置かれます。
WarehouseServerはコントロール・データベースの情報に従って、プロセスをスケジュールします。
プロセス実行時には、定義に従って(デーモンを通じて)エージェントを起動し、エージェントに対して処理を要求し、実行状況
を監視します。
ServerはWindowsNTまたは2000で稼動します。
WarehouseManager(エージェント)
エージェント・サイトではdaemonプロセスがWarehouseServerからの要求を待っています。
daemonはWarehouseServerからの要求によって、Agentプロセスを起動します。
AgentはServerから要求を受け取り、実際のSELECT-INSERT処理などを実行して、処理状況をServerに報告します。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
11-12
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
OS/390エージェントの機能
DB2ソースからターゲットへのデータの移動
DB2テーブル(およびフラットファイル)のサンプル内容表示
ユーザー定義プログラムの実行
ウェアハウス提供プログラム
FTP実行 (VWPFTP, ETIRCMVS)
JCLサブミット (VWPMVS, ETIEXMVS)
FTPによるファイルコピー(VWPRCPY)
MVSファイルの削除 (ETIDLMVS)
クライアント・トリガー・プログラム (XTClient)
DataJoinerを利用したDB2以外のデータソースへのアクセス
Classic Connectを利用したVSAM, IMSへのアクセス
DB2ユーティリテー(LOAD, REORG, RUNSTATS)の実行
DSNUTILS使用
DPropRによるデータ・レプリケーション
トランスフォーマーの実行
ピボット、統計処理など
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
OS/390エージェントの機能は以下のとおりです。
DB2ソースからターゲットへのデータの移動
DB2テーブル(およびフラットファイル)のサンプル内容表示
ユーザー定義プログラムの実行
ウェアハウス提供プログラム
FTP実行 (VWPFTP, ETIRCMVS):FTPコマンドを実行します。
JCLサブミット (VWPMVS, ETIEXMVS):JCLをサブミットします。OS/390エージェント特有の機能です。
FTPによるファイルコピー(VWPRCPY):FTPを使用してファイルをコピーします。
MVSファイルの削除 (ETIDLMVS):MVS上のファイルを削除します。
クライアント・トリガー・プログラム (XTClient):WarehouseServer側にトリガーを送って、プロセスを実行させるためのプログ
ラムです。ホスト起動でプロセスを実行したい場合に使用します。OS/390, AS/400エージェントでサポートされます。
ETI(Evolutionary Technologies Internationalのプログラムの実行にはDB2に対してFP2以上が必要です。
トリガープログラムの実行のためにはJDK1.1.8以上が必要です。
DataJoinerを利用したDB2以外のデータソースへのアクセス
Classic Connectを利用したVSAM, IMSへのアクセス
DB2ユーティリテー(LOAD, REORG, RUNSTATS)の実行
DSNUTILSを使用しているため、RRS, WLMの設定が必要です。
OS/390エージェントにAPAR PQ44904が必要です。
EXPORTはOS/390エージェントではサポートされていません。
DPropRによるデータ・レプリケーション
トランスフォーマーの実行
ピボット、統計処理など12種類のトランスフォーマーを提供
トランスフォーマーはJavaストアド・プロシージャーであるため実行には以下が必要です。
DB2に対してPTF UQ46170, UQ46114の適用
Visual Age for Java 2.0またはそれ以上
JDBCのインストール
RRS, WLMの設定
また、Warehouse ServerにはFP3(またはコントロールDBに対するTRANSREGISTERD=1, TRANSFENCED=1の設定)が必要
です。
INVERTDATA(データの逆転)トランスフォーマーはDB2 V5, 6ではサポートされません。
FORMATDATE(DATEフィールドの編集)トランスフォーマーはOS/390ではサポートされません。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
13-14
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
ウェアハウス・ソースの拡張
DB2ウェアハウス・マネージャー・コネクター
RDB以外のデータをWarehouseのソースとして取り込むためのコネクター
有料フィーチャー
SAP R/3
SAP R/3用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクターV7.2
Windows NT/2000
SAPビジネス・オブジェクトから情報を抽出してウェアハウス・ターゲットに書き出す
i2 TradeMatrix BPI
i2 TRADEMATRIX BPI用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクター V7.2
Windows NT/2000
i2 BPI(Business Process Intelligence)ビジネス・モデルを読み込んで、データマート、OLAPキューブを更新する
Webクリックストリーム・データ (WebSphere Site Analyzer)
Web用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクター
Windows NT/2000, AIX, Solaris
WebSphere Site Analyzerのログ、クリックストリーム・データを取り込む
MQSeriesメッセージキュー
Microsoft OLE DB およびMicrosoft Data Transaction Services
View(視点)としてウェアハウス・ソースに登録
MQSeriesアシスト、OLE DBアシスト・ウィザードをウェアハウスセンターから呼び出して定義
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
DB2 UDB V7.2 DataWarehouse機能ではRDB以外のウェアハウス・ソースを取り込むため、ウェアハウスマネージャーコネクターを
提供します。
ウェアハウスマネージャーコネクターはWarehouse Managerの有料フィーチャーです。
ウェアハウスマネージャーコネクターには以下の3種類があります。
SAP R/3用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクターV7.2 (Windows NT/2000)
I2 TRADEMATRIX BPI用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクター V7.2 (Windows NT/2000)
Web用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクター (Windows NT/2000, AIX, Solaris)
SAP R/3用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクターV7.2
SAPビジネス・オブジェクトからデータを抽出してウェアハウス・ターゲットに書き出すプログラムを提供
i2 TRADEMATRIX BPI用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクター V7.2
i2 BPI(Business Process Intelligence)ビジネス・モデルを読み込んで、データマート、OLAPキューブを更新する
Web用 DB2 ウェアハウスマネージャーコネクター
WebSphere Site Analyzerのログ、クリックストリーム・データを取り込む
これ以外のソースとして新たにMQSeriesメッセージ・キュー、Microsoft OLE DB/Microsoft DTSパッケージをサポートします。
MQSeriesメッセージキュー・アシスト・ウィザードおよびOLE DBアシスト・ウィザードをウェアハウス・ソース定義から呼び出して
視点(View)を定義します。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
15-16
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
MQメッセージキュー・ソース
ウェアハウス・ターゲットにViewとして登録
MQSeries Integrationの機能を使用
MQSeries Assistウィザード使用
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
MQメッセージキューをウェアハウスのソースとして取り込みたい場合はMQの内容をビュー(視点)として登録します。
ウェアハウス・ソースの視点登録では、MQSeriesアシスト・ウィザードを呼び出します。
上の図はウェアハウス・センターでMQ視点を登録しようとしているところです。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
17-18
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
MQSeriesアシスト・ウィザード(1)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
MQSeriesアシスト・ウィザードではMQメッセージにアクセスするUDFを作成して登録します。
最初の画面でUDFのタイプを選びます。
RECEIVE
READ
READ/RECEIVE
画面2でUDFの名前を指定します。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
19-20
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
MQSeriesアシスト・ウィザード(2)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
3番目の画面で次のMQソースを定義します。
AMIサービス名
AMIポリシー名
デフォルトのサービス名ポリシー名は以下のとおりです。
Service名: DB2.DEFAULT.SERVICE
Policy名: DB2.DEFAULT.POLICY
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
21-22
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
MQSeriesアシスト・ウィザード(3)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
MQメッセージを解釈するための情報を与えます。
MQメッセージは(XNL以外の場合)フラットファイルと同様に扱われるので区切り文字(もしくは固定長のレコードの場合レコード長
情報)を与えます。
区切りに従って切り分けた場合のカラム情報を与えます。
情報に従ってキュー内容を表示することができます。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
23-24
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
MQSeriesアシスト・ウィザード(4)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
View名をつけて完成です。
これでウェアハウス・ソースとして指定したViewを使用することができます。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
25-26
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
メタデータ交換
CWMI (Common Warehouse Metadata Interchange)
V7.1+FP2から
OMG(オブジェクト・マネージメント・グループ)標準 CWM1.0準拠
XMLベースのメタデータ表記、交換
V7.2ではJDK 1.2.2または1.3が前提
Erwin
Erwinで定義されたデータベース情報をタグ言語形式で抽出してインポート
Erwin 3.5.2 SP3ビルド466 / WindowsNT4.0以降が前提
MQSeries XMLメッセージ
MQSeries Integrationを使用してメッセージを読み込み
DB2 XMLエクステンダーを使用してMQSeriesのXMLメッセージをメタデータとしてインポート
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
V7.2 Warehouse機能では、外部とのメタデータ交換の方法が拡張されています。
CWMI (CommonWarehouse Metadata Interchange)
OMG(オブジェクト・マネージメント・グループ)が2000/6に採用したウェアハウス・メタデータに関する標準 - CWM(Common
Warehouse Metamodel)1.0 - に準拠しています。
CWMはIBMとOracleが中心となっています。
CWMではメタデータをXMLで表記、交換します。
V7.1+FP2から使用可能です。
V7.2ではJDK 1.2.2または1.3が前提です。
Erwin
Erwinで定義されたデータベース情報をタグ言語形式で抽出してインポートします。
Erwin 3.5.2 SP3ビルド466 / WindowsNT4.0以降が前提です。
MQSeries XMLメッセージ
MQSeries Integration機能を使ってMQメッセージを読み込み、DB2 XMLエクステンダーを使用してMQSeriesのXMLメッセージ
をメタデータとしてインポートします。
XMLデータをインポートする際には、データ解釈のためXMLエクステンダーのDADファイルを指定します。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
27-28
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
その他の拡張
Trilliumによる名前、住所データのクレンジング
Trillium Software Systemをユーザー定義プログラムとして実行
データベース中の名前、住所、郵便番号などの情報をクレンジング
ターゲット表列の自動マッピング
GUIの向上
必須フィールドの表示
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
V7.2(FixPack3)に対する注意
WarehouseServerとエージェントは同一のサービスレベルであることが
必要
Windows版にFixPack3を適用(またはV7.2に)したらAgentもFixPack3(またはV7.2)が必要
OS/390の場合
WarehouseManager Sourcing Agent for OS/390 V7.2 または
WarehouseManager for OS/390 V7.1+UQ53589
AS/400の場合
FP3はまだ利用できない
WarehouseManager for iSeries V7.2を使用
V7.2以前のコントロール・データベースはV7.2用に移行が必要
db2updv7
V7.1 FP3 for Windowsではフィックスパック導入時にデータベース移行画面が表示される
フィックスパック適用前に活動状態だったデータベースについて
その他のDBは移行が必要
移行されたデータベースも念のためdb2updv7の実行をお勧めします
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
29-30
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
ブランク・ページです
ブランク・ページです
31-32
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
区分キーの更新サポート
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
内容
1.区分キーの更新サポート
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
33-34
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
区分キーの更新サポート
DB2 UDB EEEにおける区分化キーの更新が可能
レジストリー変数 DB2_UPDATE_PART_KEY (V7.2のデフォルトはYES)
区分キーの
更新
EMPNO
9
000120
4
000140
パーティション
マップ
Index
0 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10
11
区画
1 2 4 1 2
4 1 2 4 1 2
4
区画1
区画2
.. ..
.
..
.. .
区画3
..
4094
4095
..
区画4
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: 区分キーの更新サポート
V7.2以前はDB2 UDB EEEにおける区分キーの更新ができませんでした。そのため、区分キーを更新したい場合には、UPDATEの
代わりにDELETE/INSERTを実行する必要がありました。
$ db2 "update test_source set row_number=row_number+1"
SQL0270N 関数をサポートしていません (理由コード = "2")。 SQLSTATE=42997
DB2 UDB V7.1のFIXPAK1で新たにレジストリーDB2_UPDATE_PART_KEYが提供されるようになりました。こちらの変数の値を以
下のようにYESに設定すると、区分キーの更新ができるようになります。
$ db2set DB2_UPDATE_PART_KEY=YES
DB2 UDB EEEでは、区分キーの値を0-4096の値にHashingし、その値とパーティションマップを突き合わせることにより、その行が
どのDB区画へ配置されるべきかが決まります。ですから、区分キーの更新を行うことにより、DB区画間での行の移動が発生する
ことになります。下記は区分キーを更新している例です。区分キーであるROW_NUMERが更新された結果、その行の入っている
DB区画が1から2へ変わったことがわかります。
$ db2 "select nodenumber(row_number) from test_source where row_number=5"
1
----------1
1 レコードが選択されました。
$ db2 "update test_source set row_number=300 where row_number=5"
DB20000I SQL コマンドが正常に終了しました。
$ db2 "select nodenumber(row_number) from test_source where row_number=300"
1
----------2
1 レコードが選択されました。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
35-36
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
64ビット・サポート
(AIX、Solaris、HP-UX)
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
内容
・64ビット・サポート(AIX、Solaris、HP-UX)
・64ビット版DB2サーバーがサポートするクライアント
・64ビット版ではサポートされない機能
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
37-38
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
64ビット・サポート(AIX、Solaris、HP-UX)
V7.1 Fixpak1から64ビット対応
Fixpak1からは、64ビット版と32ビット版の2種類のFixpakがあることに注意
一度64ビット版を適用すると、その後は必ず64ビット版のFixpakの適用が必要
前提となるOS
AIX,SolarisはFixpak1から、HPはFixpak2から64ビット対応
AIX 4.3.3 (現在、AIX 5Lの64bitインスタンスのサポートはなし)
Solaris 7 および パッチ 106541-07, 106327-06, 106300-07
HP-UX 11.00
64ビット版で32ビット版インスタンスを、移行せずにそのまま稼動することも可能
32ビットと64ビット版インスタンスの共存が可能
EEE構成ノードは、全て32ビットか、全て64ビットである必要がある
64ビット対応による利点
大容量のバッファープール、ソートヒープ、パッケージ・キャッシュによるパフォーマンス向上
ヒープ不足エラーの解消
機能制限あり
DB2コネクトも64ビット・サポート(PE,EE,WE)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: 64ビット・サポート(AIX、Solaris、HP-UX)
64ビット版では、構成パラメーターの上限が大きくなっています。
DBM構成パラメーターの上限の変更(V7.1以前の値 と V7.1+Fixpackの値)
FCM_NUM_ANCHORS 120000
524288
FCM_NUM_BUFFERS 65300
524288
FCM_NUM_CONNECT 20000
524288
FCM_NUM_RQB 120000
524288
SHEAPTHRES
2097152
2147483647
DB構成パラメーターの上限の変更
BUFFPAGE
524288
2147483647
DBHEAP
60000
524288 (32ビット版、64ビット版の両方が変更になっています))
LOGBUFSZ
4096
65535
PCKCACHES 64000
524288
「db2iupdt -w 64 インスタンス名」により、32ビット版のインスタンスを64ビット版に移行することが可能です。
64ビット版に移行せずに、32ビット版インスタンスのまま使用する場合、-w 64を指定しない
移行時の注意点
移行前に32ビット版のFixpak1(またはそれ以上)を、事前に適用しておく必要あり
移行前にPSMが作成されていないこと
移行前にデータベースが保留状態でないこと
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
39-40
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
64ビット版DB2サーバーがサポートするクライアント
サポートされるプロトコル
TCP/IPのみ
サポートされる接続形態
64ビット版クライアント → 64ビット版DB2 UDBサーバー
32ビット版コネクト・パーソナルエディション → 64ビット版DB2 UDBサーバー
64ビット版クライアント → DB2コネクト・ゲートウェイ → 64ビット版DB2 UDBサーバー
64ビット版コネクト・パーソナルエディション → 64ビット版DB2 UDBサーバー
サポート外の接続形態
64ビット版クライアント → 32ビット版サーバー
32ビット版クライアント → 64ビット版サーバー
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
ブランク・ページです
41-42
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
64ビット版ではサポートされない機能(1)
DB2 UDBの機能
JDBC
Webコントロール・センター/管理サーバー/クライアント構成アシスタント
IWM/Query Patroller
DCE セキュリティー
DPROPR (レプリケーション機能)
DB2 Extenders
DLFM(データリンク・マネージャー)
Java stored procedures
Java User Defined Functions
SQLJ
Datajoiner
拡張ストレージ
言語
PERL、COBOL、FORTRAN (AIX以外のUNIX)、REXX
プロトコル
SNA、SNA Syncpoint Manager、IPX
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
64ビット版ではサポートされない機能(2)
接続形態
64 ビット版 クライアントから 32 ビット版 サーバーへの接続
32 ビット版 クライアントから 64 ビット版 サーバーへの接続
V8ではこれらの制限の多くを除去する予定
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
43-44
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
64ビット版インスタンスへの移行
db2iupdt -w 64 インスタンス名
64ビット版に移行せずに、32ビット版インスタンスのまま使用する場合、-w 64を指定しない
内部的にdb2migwdszが実行され、通常のインスタンス更新に加えて、以下を行う
パッケージにINVALIDマークをつける(使用時に自動的にREBINDされる)
ROLLFORWARD回復可能なローカル・データベースをBACKUP保留にする
ローカル・データベースのデータベース・ディレクトリー、カタログされているデータベースのディレクトリーの更新
db2iupdtが失敗しても、32ビット対応のインスタンスとして使用可能
SQL1707が戻される
エラー情報出力先: sqllib/db2dump/db2migwdsz.err
移行時の注意点
移行前に32ビット版のFixpak1(またはそれ以上)を、事前に適用しておく必要あり
移行前にPSMが作成されていないこと
移行前にデータベースが保留状態でないこと
IMPORTANT: If word size update fails after some databases/nodes are marked backup
pending, these databases must be "unmarked" manually. Use the "db2bkpen" tool.
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: 64ビット版インスタンスへの移行
64ビット版インスタンスの新規作成には、db2icrtコマンドで以下のオプションを指定します。
db2icrt -w 64 -u <FENCEDユーザーID> <インスタンス・ユーザーID>
DB2/AIXで、既存のDB2 UDB V7.1インスタンスが、32bit用なのか、64bit用なのかわからなくなってしまった場合には、以下の
ファイルをチェックしてください。(注)ファイルを絶対に編集しないで下さい。
<ファイル名>
インスタンスのホームディレクトリー/sqllib/ctrl/.instuse
<ファイルの記述内容>
BitWidth=32
InstanceType=3
BitWidth=32であれば、32bit用、BitWidth=64であれば、64bit用です。
BitWidth=の記述がない場合は、32bit用です。
[注意点]
ただし、現時点では、db2setupでインスタンスを自動生成した場合には、32bit用のインスタンスが生成され、
Bitwidthの記述は書かれません。db2icrtコマンドでインスタンスを手動作成した場合には、BitWidthの記述が書かれます。
64bit用のインスタンスは、Fixpackを適用後、db2icrtコマンド-w64オプションを指定して、明示的に作成する必要があります。
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45-46
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
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DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
Windows 2000 AWE
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
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内容
・Windows 2000 AWE サポート
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49-50
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
Windows 2000 AWEサポート
DB2 UDB V7.2はMicrosoft社のAWE(Address Windowing Extensions)
をサポートします。
最大64GBまでのメモリーを使用するバッファープールをMicrosoft AWEを使用して割り振るこ
とが出来ます。
Windows 2000全ての製品にてサポート
Windows 2000 Advance Server では最大8GBまでのメモリーをサポートします。
Windows 2000 Datacenter Server では最大64GBまでのメモリーをサポートします。
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解説: Windows 2000 AWEサポート
Windows 2000を使用する場合、DB2は最大で64GBまでのバッファープールがサポートされます。(Windows Datacenter Server上
でDB2だけが稼動している場合です。)大容量の仮想アドレス空間を使用し、メモリ内にデータをキャッシュすることで高い性能を
発揮することができます。このサポートはMicrosoft Address Windowing Extensions(AWE)を通じて得ることが出来ます。
標準の32ビット・アドレスは、最大4GBの物理アドレスしかマッピングできません。したがって、Microsoft Windows 2000の32ビット
プロセスの標準のアドレス空間は、4GBに制限されます。ただし、4GBの物理メモリを搭載したコンピュータの場合、Windows 2000
は4GBのメモリを2GBずつに分け、一方の2GBをカーネル用の仮想アドレス空間として予約します。したがって、アプリケーション
(ユーザーモードのプロセス)は、残りの2GBの仮想アドレス空間内で実行されることになります。
Windows 2000は、「Enterprise Memory Architecture(EMA)」により4GBを超える大容量物理メモリをサポートしています。EMAで
は、「アプリケーションメモリ調整」と「PAE(Physical Address Extensions)x86」という2種類のメモリ拡張方式が提供されています。
アプリケーションメモリ調整は、2GB以上の物理メモリを搭載したシステムで、PAE x86は4GB以上の物理メモリを搭載したシステ
ムで使用できます。またアプリケーションメモリ調整は「4GB調整(4GT)」とも呼ばれています。
アプリケーションメモリ調整は、カーネル用に割り当てられる仮想アドレス空間を1GBに抑制し、ユーザーメモリ空間を最大3GBま
で使用できるようにします。アプリケーションメモリ調整を有効にするには、システムドライブのboot.iniファイルでWindows 2000の
起動に /3GBスイッチを指定します。例えば以下のような指定になります。
multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(2)\WINNT = "Windows 2000 Advanced Server"/3GB
4GB以上の大容量メモリは、PAE x86でサポートされます。大容量メモリを使用するためには、インテルのPAEを使用し、システム
においてカーネルとAPIで4GB以上の大容量メモリをサポートします。PAE x86を有効にするには、boot.iniファイルでWindows 2000
の起動に /PAEスイッチを指定します。PAE x86を有効にすると、Windows 2000カーネルは4GB以上の物理メモリを利用できるよう
になります。また、/3GBと/PAEスイッチの両方を指定するときは、ブランクで区切るようにしてください。
AWEは Microsoft Win32(R) APIのメモリ管理機能に対する一連の拡張機能であり、これによりアプリケーションは標準の32ビット
アドレス指定で利用可能な4GBよりも多いメモリを指定できるようになります。AWEによって、アプリケーションは物理メモリを非
ページ化メモリとして獲得し、その非ページ化メモリのビューを32ビットアドレス空間に動的にマッピングできます。32ビットアドレス
空間は4GBに制限されますが、非ページ化メモリはもっと大きくすることができます。これにより、大型のデータベース・システムな
ど、メモリを集中的に使用するアプリケーションは、32ビットアドレス空間でサポートされるメモリよりも多くのメモリをアドレス指定で
きます。
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51-52
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
解説: Windows 2000 AWEサポート
ただし、コンピュータ上に16GB を超える利用可能な物理メモリがある場合、Windows 2000ではシステム用に2GBの仮想メモリアド
レス空間が必要になるため、サポートできる仮想アドレス空間は2GBのみになります。boot.iniファイルでWindows 2000の起動に
/3GBスイッチを指定しないで下さい。この場合は /PAEパラメータのみの指定になります。
アプリケーションメモリ調整とPAE x86は相互に補完し合う技術です。例えば、8GBの物理メモリを搭載したシステムの場合、アプ
リケーションメモリ調整により3GBの仮想アドレス空間をアプリケーション用にロックし、PAE x86カーネルとAWE APIセットを使用す
ることで、残りの5GBの物理メモリをアプリケーションのキャッシュとして利用できます。結果として、アプリケーションは8GBから
カーネルの必要分を差し引いた物理メモリを使用できるようになります。
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53-54
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
Windows 2000 AWEサポート
DB2の設定
Windows 2000上で 「メモリ内のページのロック」権利を Windows 2000の「サービス」でDB2イ
ンスタンスを起動するログオン・ユーザーに割り当てます。
DB2_AWE レジストリ変数を設定します。
バッファープールに対しての設定は必要ありません。
カタログテーブル(SYSCAT.BUFFERPOOLS)やDB CFGで設定されているバッファープールのサイズはDB2_AWE レ
ジストリの値でオーバーライドされます。
バッファープールでAWEが使用されているとdb2diag.logにメッセージが表示されます。
DB2_AWEレジストリ変数
AWEバッファープール構成に使用されます。
DB2_AWE = <Entry> [,<Entry>,...]
<Entry>は以下のようになります。必ず全てのパラメータを入力してください。全て指定しないと、データベースに接続
する時にdb2syscがアプリケーションエラーとなりDB2が停止します。
<Bufferpool ID>,<Number of physical pages>,<Number of Address Windows>
Bufferpool ID
: バッファープールのID(カタログテーブル(SYSCAT.BUFFERPOOLS)で確認できます)
Number of physical pages
: DB2 によって使用される物理ページの数。使用可能な物理ページの合計よりも小さい値に設定し
ます。またページサイズはバッファープールのページサイズになります。
Number of Address Windows : アドレス・ウィンドウ・ページの数
例 : テーブルスペースID ”1”(ページサイズ:4KB) に対して16GBのバッファープールを割り当てます。
$ db2set DB2_AWE=1,4000000,1000000
例 : テーブルスペースID ”2”(ページサイズ:16KB) に対して16GBのバッファープールを割り当てます。
$ db2set DB2_AWE=2,1000000,1000000
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解説: Windows 2000 AWEサポート
Windows 2000では、DB2のインストールされているユーザーに 「メモリ内のページのロック」権利を割り当てるようにします。(ここ
では、Windows 2000の”サービス”でDB2インスタンスを起動するユーザー(ログオンのアカウント)に、この権利を割り当てるよう
にしてください。) 「メモリ内のページのロック」権利を割り当てるには、Windows 2000の ”スタートメニュー” の ”管理ツール” フォ
ルダーにある ”ローカル セキュリティ ポリシー” を選択してください。表示されたウィンドウで、 ”ローカル ポリシー” の中にある ”
ユーザー権利の割り当て” を選択してください。 ”ポリシー” の中に ”メモリ内のページのロック” を選択し、ユーザーを追加しま
す。
インスタンスでは、DB2_AWE レジストリ変数を設定しなければなりません。 このレジストリー変数を正しく設定するには、AWE の
サポートを許可したい バッファー・プールのバッファー・プール ID を知っておく必要があります。 また、割り振る物理ページとアド
レス・ウィンドウ・ページの数も 認識していなければなりません。 割り振る物理ページの数は、AWEサポートとしてDB2のバッ
ファープールに使用される物理ページの数です。ここで指定したメモリーはDB2のバッファープールとしてのみ使用され、他の用途
として使用することは出来ません。値は使用可能な物理ページの合計よりも小さい値に設定します。また、またここでのページの
ページサイズはバッファープールのページサイズです。実際に選択する数は作業環境によって異なります。 たとえば、DB2 と
データベース・アプリケーションだけがシステムで使用される環境の場合、 DB2_AWE レジストリ変数で使用する値として、物理
ページの合計サイズより 0.5GB から 1GB程度小さい値を選択します。 その他の非データベース・アプリケーションがシステムを
使用している環境の場合、 より多くの物理ページを他のアプリケーションに対して許可するために 合計から減算する値を増やす
必要があります。 また、アドレス・ウィンドウ・ページの上限は 1.5GB となってます。ただしWindows 2000のブート時に/3GBパラ
メータを指定している場合、2.5GBとなります。
上記の二つを設定することで、最大64GBまでのバッファープールが使用可能になります。(バッファープールに対しての設定はあ
りません。)これらの設定がされている時は、カタログテーブル(SYSCAT.BUFFERPOOLS)やDB CFGで設定されているバッファー
プールのサイズはDB2_AWE レジストリ変数の値でオーバーライドされます。(このオーバーライドした値が、データベースで使用
するバッファープールのサイズとなります。)
バッファープールでAWEが使用されているかどうかは、db2diag.logで確認できます。(バッファープールがAWEを使用しているとい
うメッセージが表示されます。)また Windows2000 の”Windows タスク マネージャー” で見ることも可能です。”Windows タスク マ
ネージャー” は ”タスクバー”を左クリックすると、”タスクマネージャー”として表示されますので、それを選択して起動させます。
ウィンドウの中のパフォーマンスタグでは、物理メモリが表示されていますが、その中の ”利用可能” をご覧下さい。AWEが使用さ
れる時は、データベースに接続した後で利用可能なメモリの量がDB2_AWE レジストリ変数で指定したメモリ分だけ少なくなりま
す。
DB2_AWE レジストリ変数を使用してバッファープールを割り振る時には、以下の点に注意してください。
拡張ストレージ(ESTORE)は使用できません。
DB2_AWE レジストリ変数は、バッファープールIDの指定だけでデータベースの指定が出来ません。複数のデータベースがあ
る場合には、全てのデータベースで指定されたバッファープールIDに対してAWEのバッファープールを使用します。
接続時に物理メモリを占有します。接続時に指定しているだけの物理メモリ・サイズが利用可能か確認してください。
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55-56
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
Text Information Extender
Net Search Extender
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
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(内容)
Text Information Extender
1.
2.
3.
4.
5.
Text Information Extender とは?
動作環境
Text Information Extender の概要
Text Information Extender の使用方法
既知の問題または制限事項
Net Search Extender新機能
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57-58
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
1. Text Information Extender とは?
テキストデータの全文検索をSQL文で行うための機能を提供
DB2の表および外部ファイルに格納されたテキストデータをサポート
サポートされるデータタイプ
CHAR、VARCHAR、GRAPHIC、VARGRAPHIC、LONG VARCHAR、LONG VARGRAPHIC、CLOB、BLOB、
DBCLOB、DATALINK
構造化文章の検索が可能
サポートされる構造化文書
XML、HTML、GPP(General Purpose Parser)
DB2 UDB V7.2 に同梱
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1. Text Information Extender とは?
Text Information Extender の位置付け
DB2 UDB V8?
Text Information Extender
DB2 UDB V7.2
検索エンジンのバージョンアップ
Text Extender の基本的な機能を実装
DB2 UDB V7.1
Net Search Extender
大量のテキストデータの高速な検索
DB2 V2.1.1
Text Extender
SQLに統合された高度な全文検索
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59-60
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
1. Text Information Extender とは?
Text Information Extenderの新機能
DB2のオプティマイザーとの統合
ユーザー表に対する変更が不必要
索引作成のために、handle 列を追加しない
検索関数のDB2への組み込み
64bit 索引サイズ
高速な検索と索引付け
Datalink のサポート
構造化文書(format)のサポート
ユニコード(UTF-8)・データベースでのDBCSキーワードによる検索のサポート
Text Extender V7.1 ではユニコード・データベースでのDBCSキーワードの検索はサポートしておらず、今後のサポー
ト予定もありません。
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1. Text Information Extender とは?
Text Extender、Net Search Extender との比較
Text Information Extender
Text Extender
Net Search Extender
データ取得方法
SQL文内でText Information
Extender 関数を利用
SQL文内でText Extender 関数
を利用
Net Search Extender 専用
Stored Procedure をCALL
索引データのメモリ上展開の有無
なし
なし
あり(サーバーの共用メモリ上)
サポートしている索引の種類
Ngram (日本語対応)
Ngram (日本語対応)、
Linguistic、Precise、Dual
Ngram (日本語対応)
データ更新のためのトリガー
あり
あり
なし
索引データ更新
手動または自動
手動または自動
手動
検索可能なデータタイプ
CHAR、VARCHAR、LONG
VARCHAR、CLOB、DBCLOB、
GRAPHIC、VARGRAPHIC、
LONG VARGRAPHIC、BLOB、
DATALINK
CHAR、VARCHAR、LONG
VARCHAR、CLOB、DBCLOB、
GRAPHIC、VARGRAPHIC、
LONG VARGRAPHIC
HTML/XMLサポート
あり
あり(ただし、日本語対応されて
いない)
なし
外部ファイルのサポート
あり
あり
なし
料金
DB2 UDB サーバー製品に含ま
れる
DB2 UDB サーバー製品に含ま
れる
有料(DB2 UDB サーバー製品
とは別料金)
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61-62
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
1. Text Information Extender とは?
Text Information Extender の構成
Application
Internet/Intranet
Java,JDBC, C, C++
End User
SQL API
db2text ...
DB2 client
Client
Server
DB2
Server
Database
Admin.
Text Information Extender
TIE search built-in /
internal UDFs
TIE admin. stored proc.
Search
Engine
Text
Indexes
User tables
TIE meta data
TIE: Text Information Extender
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2. 動作環境
OS
Windows NT 4.0 SP5 またはそれ以降
Windows 2000
AIX 4.2 またはそれ以降
Solaris 2.6 またはそれ以降
DB2 UDB
V7.2 または V7.1 + FP3 EE
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63-64
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
3. Text Information Extender の概要
管理コマンド
データベースをテキスト検索用に準備するコマンド db2text を提供
Text Index の作成、更新、変更
索引の自動更新のための background deamon
検索関数
SQL文内に統合
CONTAINS
検索語句が文書に含まれている場合に1を、含まれていない場合に0 を返す
... where contains (textcolumn, '"search term"') = 1
SCORE
文書内の検索語句に対する一致度合いを0以上の実数で返す
SELECT c1, score(c2, '"search term"') from table ...
NUMBEROFMATCHES
文書内に検索語句が現れた回数を返す
SELECT c1, numberofmatches(c2, '"search term"') from table ...
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3. Text Information Extender の概要
検索関数の引数
複数の単語を指定(OR条件)
(例) select c1, c2 from textdata where contains(c3, '"データベース", "DB2"') = 1
AND演算子、OR演算子を使用した検索
ANDは「&」、ORは「|」
(例) select c1, c2 from textdata where contains(c3, '"データベース" & "DB2"') = 1
(例) select c1, c2 from textdata where contains(c3, '"データベース" | "DB2"') = 1
ワイルドカード検索
「%」は任意の数の任意の文字、「_」は任意の一文字を表す
半角英数字のみ検索可能
select c1, c2 from textdata where contains(c3, '"data%"') = 1
NOT演算子を使用した検索
「検索語」を含まない行を返す
select c1, c2 from textdata where contains(c3, 'NOT("data%")') = 1
ファジー検索
検索単語と類似した用語を検索する
マッチレベルを1~100 で指定する(100が完全一致)
select c1, c2 from textdata where contains(c3, 'fuzzy form of 70 "ユーザーシンポジウム"') = 1
その他、シソーラス検索、フリーテキスト検索など。
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65-66
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
3. Text Information Extender の概要
HTML、XML、GPP(General Purpose Parser)に関して、指定したフィー
ルド内のみの検索が可能
それぞれの形式に固有なDocument Model ファイルを記述する
Document Model はXML形式
構造化文書の検索
索引作成時に format 文節を指定
検索時に sections 文節 を指定
検索フィールドを指定する
Document Model
検索対象のHTML文書
<HTML>
<HEAD>
<META NAME="Author" CONTENT="J.Grisham
J.Grisham">
J.Grisham
<TITLE>The
The Firm </TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<H1>Synopsis
Synopsis</H1>
Synopsis
...
</BODY>
索引付けされる部分
<?xml version="1.0"?>
<HTMLModel>
<HTMLFieldDefinition
name="title"
tag="title"/>
<HTMLFieldDefinition
name="head1"
tag="h1" />
<HTMLFieldDefinition
name="author"
tag="meta"
meta-qualifier="Autor" />
</HTMLModel>
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3. Text Information Extender の概要
索引を作成する列を指定
索引は外部ファイルに作成される
Handle 列は使用しない
表には単一列からなるPrimary Key が必要
特に指定しない場合には、データベースのデフォルトで作成される
データベースのデフォルトを確認するには...
db2 "select * from db2ext.dbdefaults"
DEFAULTNAME
-----------------------------CCSID
LANGUAGE
FORMAT
MODEL_CCSID
UPDATE_FREQUENCY
UPDATE_MINIMUM
INDEX_DIRECTORY
WORK_DIRECTORY
LOG_TABLESPACE
UPDATE_COMMITCOUNT
CLEAR_COMMITCOUNT
DEFAULTVALUE
---------------------------943
EN_US
TEXT
943
NONE
1
D:\SQLLIB\db2ext\indexes
D:\SQLLIB\db2ext\indexes
NULL
0
0
11 レコードが選択されました。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
67-68
これらの値は索引作成時に明示
的に指定可能
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
3. Text Information Extender の概要
内部的なログ表が作成される
索引付けした列に対する insert/delete/update の記録はログ表に保管され、索引更新時に
索引に反映される
ログ表に対するinsert はトリガーで自動的に行われる。
(例)
db2 insert into sample values ('Third row', 'TEST')
db2 update sample set description='TEST2' where name = 'Third row'
db2 select * from db2ext.tlogIX451612
OPERATION
----------0
1
2
TIME
IDENTIFIER PARTITION PK01
-------------------------- ----------- ----------- -------------------------------2001-06-07-18.42.38.782000
- Third row
2001-06-07-18.51.29.264000
- Third row
2001-06-07-18.52.50.181000
- Third row
3 レコードが選択されました。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3. Text Information Extender の概要
索引更新・ロックデーモンを使用
db2text start/stop
Windows では、各インスタンスに対するサービスとして起動
索引ファイルに対する排他制御を行う
db2extlm.cfg ファイルに省略時値を記述
db2text control ... コマンドで表示、ロックの開放
索引の自動更新が可能
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69-70
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
4. Text Information Extender の使用方法
1. 準備
Text Information Extender サービスの起動
db2text start
データベースに接続、表の作成、データの挿入など
db2 connect to databasename; ...
enable database の実行
db2text enable database for text connect to databasename
索引の作成
db2text create index indexname on tablename ( columnname ) for text connect to databasename
索引の更新
db2text update index indexname for text connect to databasename
2. 検索の実行
検索語句に一致する行を求める
select columnname from tablename where containes(textcolumn, '"keyword"') = 1
一致する検索語句の数を求める
select columnname, numberofmatches(textcolumn, '"keyword"') from tablename
...
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5. 既知の問題または制限事項
Windows版のインストールで、最初にでてくる”~は準備中です”のパネ
ルでフォントが一部縦書きのものになっています。(インストールシール
ドの問題です)
日本語のテーブル名/カラム名を持つテーブルに対して created index
は出来ません。今後のFixPakにてサポート予定です。
日本語のindex名はサポートされません。今後のFixPakにてサポート予
定です。
Text Extender との共存はできません。 (C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
71-72
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
Net Search Extender 新機能
稼動OS環境の追加
Solaris V2.7 or higher
AIX 4.2.1 or higher
HP-UX11
Linux (min. kernel 2.2.12,glibc level 2.1.2, no particular distribution prereqs)
Windows NT with service pack 5, Windows 2000
Enable a text columnコマンドのオプション追加
fastrecovery (Windows版を除く)
incremental
Update Indexコマンドのオプション追加
incremental
reorg
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: Net Search Extender 新機能
NetSearchExtenderの機能も強化されています。主な機能強化には以下のような機能があります。
稼動環境の追加
以下のOSで利用出来るようになりました。
Solaris V2.7 or higher
AIX 4.2.1 or higher
HP-UX11
Linux (min. kernel 2.2.12,glibc level 2.1.2, no particular distribution prereqs)
Windows NT with service pack 5, Windows 2000
Enable a text columnコマンドのオプション追加
以下のオプションが追加されました。
fastrecovery (Windows版を除く)
ActivateIndexコマンドの処理時間が早くなります。
incremental
Indexを差分更新可能にするために、環境設定を行います。
Update Indexコマンドのオプション追加
以下のオプションが追加されました。
incremental
差分更新します。
reorg
Indexが利用しているシェアード・メモリーを圧縮します。
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73-74
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
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75-76
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
DPropR
お断り:当資料は、DB2 UDB V7.2(UNIX,PC) をベースに作成されています。
<第1.00版>2001年6月
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DpropR (内容)
DpropRとは
Apply新規パラメーター
DPROPR?
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77-78
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
DPropRとは
3つのコンポーネント
CONTROL
SOURCE
TARGET
APPLY
TARGET
UNIT OF WORK
TARGET
CHANGE DATA
SOURCE
TARGET
Full Row Logging
Log
ADMINISTRATION
CONTROL
Source Tables
Column Selection
After Image or Before &
After Image
CAPTURE
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
DpropR製品(機能)群-3つのコンポーネント
Capture(変更データ収集プログラム)
Apply(適用プログラム)
Administration
UDB コントロール・センター
DataJoiner Replication Administration(DJRA)
update
insert
delete
ログ 変更データの
収集・書出し
複写先
Capture
更新
照会
複写元
変更データ(CD)表
(ステージング表)
Apply
Spillファイル
Administration
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79-80
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
新規APPLYパラメーター
OPT4ONE
そのApplyにひとつのセットしか定義されていない場合に限り、SUBS_MEMBER,SUBS_COLS
表の定義内容をキャシュに持つ。もし実行中の上記2つのテーブルに変更があった場合は
Applyを再スタートしなければ変更された値は認識されない
COMMIT(x)
トランザクション順序のコピー。xトランザクション実行後ターゲット表にコミットが実行される
SQLERRCONTINUE
Apply実行中に処理を続行するSQLSTATEを20個まで<apply_qual>.SQS に保管可能
<apply_qual>.SQSはApply実行ディレクトリー直下に置く
TRCPERF/TRCRWK
Performanceデータやset_reworkedでリーワークされた内容をトレースする
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解説:
OPT4ONE
Applyは起動時にSUBS_MEMBER,SUBS_COLS表の情報を読み込みキャシュに保管する
Performance向上
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81-82
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
解説:
通常のコピーはTable単位
SOURCE
BASE
UOW TABLE
BASE
UOW TABLE
CD TABLE A
BASE
UOW TABLE
CD TABLE B
CD TABLE C
1
TARGET
Spill
File A
Spill
File B
Spill
File C
2B
2A
2C
APPLY
2A
BASE A
COPY
2B
2C
BASE B
COPY
BASE C
COPY
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
COMMIT(x)を指定するとトランザクション単位
nはn Transaction毎にコミットを発行する
3つのSpillファイルは同時にOpenされる
SOURCE
BASE
UOW TABLE
CD TABLE A
BASE
UOW TABLE
BASE
UOW TABLE
CD TABLE B
CD TABLE C
1
TARGET
Spill File
A
Spill File
B
2A
APPLY
BASE A
COPY
83-84
2
BASE C
COPY
BASE B
COPY
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
Spill File
C
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
解説:
SQLERRCONTINUE
Apply program compiled at 09:35:14 on Apr 11 2001 (Level 70109z)
Apply qualifier is QUAL1.
Control srvr name is V7DB.
Issue Sleep msg.
Will not invoke ASNLOAD.
Will not invoke ASNDONE.
COPYONCE is specified
NOLOGREUSE is in use
NOLOGSTDOUT is in use
NOTRLREUSE is in use
SQLERRCONTINUE is in use
COMMIT(n) is not specified
IMSG: Instance name is DB2
.
IMSG: The log file name is QUAL1.APP.
CEXPC: connect to V7DB
CPEXPC: retrieveIDPW rc is -14
CEXPC: serverIsolationUR is 1. isMvsServer is 0.
CEXPC: (AC)
CIMPC: serverIsolationUR is 1.
CIMPC: The local_srvr is V7DB.
ABIND: sqlca.sqlcode is 0
CIMPC: Userid is AZUMA
MSGF: MsgNumber is 45.
The NLS msg is ASN1045I: The Apply program was started using database V7DB..
INIT: sqlstate file QUAL1.SQS is opened
CPINIT: sqlstate string is 23505
INIT: sqlerror file QUAL1.ERR is opened
--- Process next subscription (1) --(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説:
TRCPERF
<Apply_Qual>.TRCの内容
trace file name is QUAL1.TRC
Apply program compiled at 09:35:14 on Apr 11 2001 (Level 70109z)
S, SET1, 1, S, 2001/6/7 20:18:5.497, 2001/6/7 20:18:5.497, 2001/6/7 20:18:5.507, 2001/6/7 20:18:5.507,
2001/6/7 20:18:5.517, 2001/6/7 20:18:5.517, , , ,
M, SET1, 1, 0, 2001/6/7 20:18:5.507, 2001/6/7 20:18:5.507, 2001/6/7 20:18:5.507, 2001/6/7 20:18:5.507,
2001/6/7 20:18:5.517, 2001/6/7 20:18:5.517, 4, 0, 0, 0
Set level:
1) record type (S)
2) set name
3) cycle counter
4) who's on first (S or F)
5) time before cntl server connect
6) time after cntl server connect
7) time before source server connect
8) time after source server connect
9) time before target server connect
10) time after target server connect
11) time before opening spill file *
12) time after closing spill file *
13) time before the final source server connect
14) time after the final source server connect
Member level:
1) record type (M)
2) set name
3) cycle counter
4) member number
5) time prior to prepare
6) time prior to open cursor
7) time prior to the first fetch
8) time prior to the last fetch
9) time before opening spill file
10) time before closing spill file
11) # of rows inserted
12) # of rows updated
13) # of rows deleted
14) # of rows reworked
* (for replica or transactional apply only)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
85-86
DB2 UDB (PC&UNIX) V7.2
その他新機能
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