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IBM Bluemix オンラインセミナー Bluemix いつでもWebinarシリーズ 第26回

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IBM Bluemix オンラインセミナー Bluemix いつでもWebinarシリーズ 第26回
IBM Bluemix
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IBM Bluemix オンラインセミナー
Bluemix いつでもWebinarシリーズ
第26回
「IoT 開発実践」
日本アイ・ビー・エム
システムズ・エンジニアリング株式会社
エマージング・テクノロジー 小林 祐介
IBM Bluemix
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本日のご説明内容





はじめに
デバイス向けフロントエンドの開発
バックエンドの開発
PC向けフロントエンドの開発
まとめ
2
© 2015 IBM Corporation
IBM Bluemix
www.bluemix.net
本日のご説明内容
 はじめに
 IoT について
 当 Webinar の概要
 シナリオ
 取り上げるテクノロジー
 アプリケーション構造




デバイス向けフロントエンドの開発
バックエンドの開発
PC 向けフロントエンドの開発
まとめ
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Internet of Things (IoT) の時代の到来
家電や車、ビルや工場、橋など、世界中の様々なモ
ノがインターネットにつながり始めている
HealthCare
Smart Scales
Vending
Machine
Smart Meter
Connected car
Mobile
Container
Tracking
Heating and Air
Conditioning
Smart Deliveries
Building
Security
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インターネットに接続するデバイスの推移
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Source: Dave Evans, Internet of Things: How the Next Evolution of the Internet Is Changing Everything (Cisco, April 2011)
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IoT デバイスの数
開発されるアプリの
が爆発的に増える
数が爆発的に増える
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当 Webinar の概要
 対象:開発者
 目標:Bluemix を活用して以下を実現できるようになる
 デバイスからのデータ収集
 収集したデータを活用するための迅速な開発
 前提 : Bluemix のアカウントを取得していること
 シナリオ
 参加者のスマホから加速度を取得し可視化する
(from MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう)
 内容
 上記シナリオを実現する上で MQTT や IoT Foundation 、
Node-RED など技術的な内容を中心に解説、一部開発
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シナリオ
デバイス向けフロントエンド
バックエンド
PC向けフロントエンド
加速度データの可視化
デバイスデータの配信
加速度データの配信
スマホを振ることで
加速度やジャイロなど検知
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取り上げるテクノロジー
デバイス向けフロントエンド
バックエンド
凡例:プロトコル
PC向けフロントエンド
• MQTT ブローカー
• デバイス登録・認証
MQTT プロバイダー
MQTT
MQTT
• MQTT サブスクライバー
• Node-RED
(Node.jsのビジュアル開発)
(*) 詳細は割愛
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MQTT(MQ Telemetry Transport)とは?
 ブローカー・ベースの軽量なパブリッシュ/サブスクライブ型
メッセージ・プロトコル
 HTTP と MQTT のプロトコルの違い
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IoT Foundation とは?
クラウド上で提供されるMQTTサーバー(MQTT ブローカー)
認証なしで、誰でも使用出来る「Quickstart」が使える
IoT Foundation
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Node-RED とは?
ブラウザベースのUIで、データフローを書きアプリを作成
IoT Foundationからのストリームデータを容易に加工可能
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アプリケーション構造
デバイス向けフロントエンド
バックエンド
PC向けフロントエンド
<<外部サービス>>
Internet of Things Foundation
<<既存アプリ, git からデプロイ>>
iot-html5-phone
<<Bluemix Service>>
<<Node-REDを利用して新規作成>>
<<既存アプリ、developerworksから入手し配置>>
カスタムアプリ
visualize.html
<<Bluemix Runtime>>
<<Bluemix Runtime>>
<<Bluemix Runtime>>
SDK for Node.js
SDK for Node.js
SDK for Node.js
IBM Bluemix
IBM Bluemix
IBM Bluemix
<<Bluemix Service>>
iotf-service
Cloudant
NoSQLDB
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アプリケーション構造
デバイス向けフロントエンド
- テクノロジーとのマッピング -
バックエンド
PC向けフロントエンド
<<外部サービス>>
Internet of Things Foundation
MQTT ブローカー
<<既存アプリ, git からデプロイ>>
iot-html5-phone
<<Bluemix Service>>
MQTT プロバイダー
Cloudant
<<Bluemix Service>>
iotf-service
NoSQLDB
<<Bluemix Runtime>>
SDK for Node.js
IBM Bluemix
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<<Node-REDを利用して新規作成>>
<<既存アプリ、developerworksから入手し配置>>
カスタムアプリ
visualize.html
<<Bluemix
Runtime>>
• MQTT
サブスクライバー
for Node.js
• SDK
WebSocketサーバー
(*)
• 上記をNode-REDで開発
IBM Bluemix
WebSocketクライアント
<<Bluemix Runtime>>
(*)
SDK for Node.js
IBM Bluemix
(*) 詳細は割愛
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アプリケーション構造
デバイス向けフロントエンド
- 補足 -
バックエンド
PC向けフロントエンド
<<外部サービス>>
Internet of Things Foundation
<<既存アプリ, git からデプロイ>>
iot-html5-phone
<<Bluemix Service>>
iotf-service
<<Bluemix Service>>
Cloudant
NoSQLDB
IoT Foundationへの
SDK for接続情報を提供
Node.js
<<Bluemix Runtime>>
IBM Bluemix
• CloudantNoSQLDBへの
接続情報を提供
• <<Node-REDを利用して新規作成>>
CloudantNoSQLDBには <<既存アプリ、developerworksから入手し配置>>
IoTカスタムアプリ
Foundation接続情報を
visualization
保持(詳細は割愛)
<<Bluemix Runtime>>
<<Bluemix Runtime>>
SDK for Node.js
SDK for Node.js
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本日のご説明内容
 はじめに
 デバイス向けフロントエンドの開発
 アプリケーションのデプロイ
 アプリケーションの実行
 Internet of Things Foundation ダッシュボードでの接続確認
 アプリケーションの理解
 バックエンドの開発
 PC向けフロントエンドの開発
 まとめ
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アプリケーションのデプロイ
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.8)
http://bit.ly/1RBbanR
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アプリケーションの実行
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.9)
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IoT Foundation ダッシュボードでの接続確認①
自動でバインドされた
「iotf-service」をクリック
「ダッシュボードを起動」を
クリック
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IoT Foundation ダッシュボードでの接続確認②
「iotphone」というデバイス
タイプが登録されている。
これはアプリケーションにより
登録されたもの。
このダッシュボードから接続する
デバイスを追加することも可能。
次に、「デバイス」タブをクリックして、接続を確認する。
スマホで指定したデバイス名を
クリック。
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IoT Foundation ダッシュボードでの接続確認③
下の方に「接続ログ」がある。
「Token auth succeeded」となっていれば接続できている。
(スマホからデバイス・データが送られている)
確認できたらデバイスの詳細情報を閉じる。
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アプリケーションの理解①
 アプリケーション・コードの確認
 (MQTTとアンドロイドで本格的
IoTを体験しよう p.18-19)
 アプリケーション・コード
Bluemix 上で稼働する
Node.js のメインコード
ブラウザ側の
メインコード
JavaScript で MQTT Client を
構成する際に必要なライブラリ
(今回は Paho を利用)
スマホのブラウザ上で
稼働するコード群
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参考)Pahoとは?
MQTT の実装を簡単にするオープンソースライブラリ(C, Java, Python, JavaScript, .. )
http://www.eclipse.org/paho/
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アプリケーションの理解② シーケンス
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アプリケーションの理解② シーケンス
DB に認証情報を
問い合わせる
MQTT プロバイダーとして
IoT Foundation へ接続する際の
デバイス認証情報を要求する
• 認証情報が無かった場合、
IoT Foundation に新規に
デバイスを登録
• 登録後、認証情報を
DB に書き込み
認証情報が得られたら、
デバイスデータを送信し続ける
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アプリケーションの理解③ device.js
 デバイス認証情報の取得
IoT Foundation への
デバイス認証情報を
HTTP GET で取得
• 認証情報を取得できたら、それらを利用して
MQTT クライアントオブジェクトを生成
• なお、認証情報とは以下
次ページで解説
• 組織ID, 認証トークン、MQTT ブローカー URL
(IoT Foundation サービス・バインド時に自動設定)
• デバイスID(スマホから指定)
• デバイス・タイプ(今回は固定値。デバイス登録時に指定)
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アプリケーションの理解④ device.js
 MQTT ブローカーへの接続
• connect ファンクションで MQTT クライアント
からMQTTブローカーへ接続
• 成功時、失敗時のコールバックの他、取得済みの
認証情報(今回は認証トークン)を渡す。
• TLS 接続する場合、証明書を設定の上で接続。
 MQTT ブローカーへ送信
// (中略)
送信するデバイス・データを
JSON 形式に変換
• MQTT のメッセージを作成し、
送信する部分。
• トピックは以下
仕様は右記:iot-2/evt/<event-id>/fmt/<format>
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アプリケーションの理解⑤ app.js
デバイス認証情報の取得
• HTTP GET メソッドの定義
• デバイスIDをパラメーターに受け、
デバイス認証情報を返す
DBにデバイス認証情報があれば
HTTP レスポンスに入れて返す
• 認証情報がなければ IoT Foundation へ
HTTPS POST して新規作成(詳細次ページ)
• 今回は IoT Foundation のRESTサービス
を利用して作成しているが、前述の通り、
ダッシュボードから作成することも可能
デバイス認証情報がIoT Foundation上
登録されたらCloudantにも保持した上で
HTTP レスポンスに入れて返す
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アプリケーションの理解⑥ app.js
IoT Foundation へ接続するには資格情報が必要
この資格情報は Bluemix サービスの「資格情報の表示」
から確認できる
app.js から POST する際の資格情報は以下で指定
資格情報は VCAP_SERVICES という環境変数
から取得
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本日のご説明内容
 はじめに
 デバイス向けフロントエンドの開発
 バックエンドの開発
 アプリケーションの作成
 Node-RED によるアプリケーション開発
 PC向けフロントエンドの開発
 まとめ
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アプリケーションの作成
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.4)
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Node-RED によるアプリケーション開発
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.5)
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Node-RED 開発 - Node の配置 (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.6)
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Node-RED 開発 - Node間の接続 (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.7)
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Node-RED 開発 - MQTT サブスクライブの設定① (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.12)
p.29で確認した資格情報の
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Node-RED 開発 - MQTT サブスクライブの設定② (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.13)
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Node-RED 開発 - MQTT サブスクライブの設定③ (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.13)
• 今回登録したデバイスのデータだけで
あれば以下でも良い
•
•
•
•
Device Type : iotphone (固定値)
Device Id : (スマホで指定した値)
Event : sensorData (MQTT Topicから)
Format : json (MQTT Topicから)
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Node-RED 開発 - デバッグ (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.14)
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Node-RED 開発 - Functionによるデータ変換 (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.15)
msg.payload= {
"ax": msg.payload.d.ax,
"ay": msg.payload.d.ay,
"az": msg.payload.d.az
};
return msg;
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Node-RED 開発 - 変換されたデータのデバッグ (MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.16)
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Node-RED 開発 WebSocketの定義
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.17)
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



はじめに
デバイス向けフロントエンドの開発
バックエンドの開発
PC向けフロントエンドの開発
 アプリケーションのデプロイ
 アプリケーションの変更
 アプリケーションの実行
 まとめ
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アプリケーションのデプロイ
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.18-19)
https://ibm.biz/abc0720dl
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アプリケーションの変更
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.20)
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アプリケーションの実行
(MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう p.21-22)
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本日のご説明内容





はじめに
デバイス向けフロントエンドの開発
バックエンドの開発
PC向けフロントエンドの開発
まとめ
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本日のまとめ
学習したこと
 MQTTを使用したデバイスからのデータ収集
MQTT ブローカー は IoT Foundation が提供
接続するデバイスの管理は IoT Foundation のダッシュボード、
または、RESTサービスより実施
RESTサービスを利用するには、Bluemix 上のIoT Foundation サービス・バインデ
ィングから資格情報を利用
MQTT プロバイド/サブスクライブ する際の認証情報は IoT Foundation から公開
MQTT トピックは IoT Foundation 上、以下の仕様
iot-2/evt/<event-id>/fmt/<format>
 収集したデータを活用するための迅速な開発
Node-RED は Node.js アプリケーション開発をノードの配置と結合で実現
 今回は MQTT サブスクライバー, データ変換のための function, WebSocketを配置
ノードの種類によって、設定は異なる
 MQTT サブスクライバー ・・・資格情報とトピック
 function・・・JavaScriptによる変換ロジック
 WebSocket ・・・タイプやパス
デバッグ・ノードによる処理結果の確認
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MQTTとアンドロイドで本格的IoTを体験しよう
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WebSocket仕様
tools.ietf.org/html/rfc6455
Java EE 7 アプリケーション設計ガイド – WebSocket編
ibm.co/209NhKd
Bluemixを試す Bluemixフリートライアル
ibm.biz/BMtrial
Bluemixについてもっと学びたい Bluemix Webinar
ibm.biz/Bmwebinar
Bluemixオンライン・ハンズオン・セミナー
ibm.biz/BMwebhandson
Bluemix技術情報
ibm.co/1rzkro2
Bluemixご紹介
ibm.co/1Wlk13M
Bluemixのお客様事例
ibm.biz/BMuserref
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