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6-5. Net Search エクステンダー [6] エクステンダー 内容

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6-5. Net Search エクステンダー [6] エクステンダー 内容
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
[6] エクステンダー
6-5. Net Search エクステンダー
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
内容
1. Net Search エクステンダーとは
2. テキスト・エクステンダーとの違い
3. 動作環境構築手順
4. サンプル動作環境構築手順
5. 動作前提環境
6. 導入時の注意点
7. Net Search エクステンダー 関連情報
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 81-82 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
1.Net Search エクステンダーとは
1. Net Search エクステンダーとは
2. Net Search エクステンダーの検索パターン
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
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AdvSQL-6 ( 83-84 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
1-1. Net Search エクステンダーとは
高速テキスト検索機能を提供
ストアドプロシージャをCALLして高速にテキスト検索機能を行います
インターネット経由の検索が可能
Net.Data、Java、CLIアプリケーションで利用可能
DB2の表に格納されたテキスト・データをサポート
DB2の文字データタイプ
検索条件となる項目のデータタイプは、マニュアル上では以下の3種類をサポートします。
CHAR, VARCHAR, LONG VARCHAR
動作確認した際には、「GRAPHIC」、「VARGRAPHIC」も利用出来ました。
現在、LOB(Large OBject)のサポートはなし
2バイト文字の言語のサポート
日本語の利用はFixPack1の適用が必要です
Net Search エクステンダー索引で指定した列データは、メモリ上に展開
サーバーの共有メモリ領域に展開されます
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
1-1. Net Search エクステンダーとは
Net Search エクステンダー索引とアプリケーションの関連
DBサーバー
Webサーバー
アプリケーション
(Java,C,C++等)
Net Search
エクステン
ダー索引
DB2 UDB
Net Search
エクステンダー
データ検索専用
Stored Proceduer
JDBC等
アプリケーション
(Java等)
クライアント
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 85-86 )
Net.
Data
アプリケーション
(Java)
Webブラウザ
(NetScape
IE等)
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
1-2. Net Search エクステンダーの検索パターン
近い場所での検索
単語およびフレーズ検索
ワイルド・カード検索
検索条件でのブール演算子(AND,OR,NOT)の組み合わせ
ファジー検索 (例: 綴りのミス)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
1-2. Net Search エクステンダーの検索パターン
日本語での利用可否
近い場所での検索
例文
"COMPUTER" in same sentence as
"BOOK"
単語およびフレーズ検索
stemmed form of "STOCK"
不可
ワイルド・カード検索
"NIGHT%"
不可
検索条件でのブール演算子
(AND,OR,NOT)の組み合わせ
( "birds" | "nature" ) & "government"
可
ファジー検索
fuzzy form of 10 "security department"
(この例では10%の合致度合いを指定)
可
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 87-88 )
日本語での利用
可
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
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6.エクステンダー
2. テキスト・エクステンダーとの機能比較
1. テキスト・エクステンダーとの機能比較
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
2-1. テキスト・エクステンダーとの機能比較
テキスト・エクステンダーとの機能比較
データ取得方法
各エクステンダー専用索引
データのメモリ上展開有無
サポートしている
索引の種類
データ更新把握のための
トリガー
索引データ更新
Net Search エクステンダー
NetSearchエクステンダー専
用Stored ProcedureをCALL
あり
(サーバーの共用メモリ上)
テキスト・エクステンダー
通常のSQL文内でDB2 テキスト
エクステンダー関数を利用
Ngram(日本語対応)
Ngram(日本語対応)、Linguistic、
Precise、Dual
なし
あり
手動
手動、または 自動
CHAR, VARCHAR, LONG
VARCHAR,CLOB, DBCLOB,
GRAPHIC, VARGRAPHIC, LONG
VARGRAPHIC
あり
(但し、日本語対応されていない)
なし
検索可能なデータタイプ
CHAR、VARCHAR、
LONG VARCHAR
HTML/XMLサポート
なし
外部ファイルデータの
サポート
なし
あり
料金
有料(DB2 UDBとは別料金)
DB2 UDB 内に含まれる
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 89-90 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3. 動作環境構築手順
1. Net Search エクステンダー インスタンスの作成・削除
2. Net Search エクステンダー セットアップ
2-1. 環境変数の設定
3. Net Search エクステンダー環境作成・運用
3-1. データベース環境の準備
3-2. Net Search エクステンダー索引の準備
3-3. Net Search エクステンダー索引の保守
4. 環境の削除
5. Net Search エクステンダー索引状況と管理コマンドの関連
6. カストマイズ状況の表示
7. 検索の実行
<参考>コマンド一覧
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AdvSQL-6 ( 91-92 )
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6.エクステンダー
3-1. Net Search エクステンダーインスタンス作成・削除
Net Search エクステンダーインスタンスの作成(AIXの場合)
/usr/lpp/db2nx_07_01/instance/nxicrt [インスタンス名]
インスタンス作成コマンド実行は、ユーザー「root」でなければなりません
インスタンス名は、既存のDB2 V7.1インスタンスの名称でなければなりません
ディレクトリ、実行ファイル、ストアド・プロスージャ、サンプルファイルのインストール及び一部
環境設定が行われます
Net Search エクステンダーインスタンスの削除(AIXの場合)
/usr/lpp/db2nx_07_01/instance/nxidrop [インスタンス名]
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3-2. Net Search エクステンダーセットアップ
環境変数の設定
Net Search エクステンダーの管理作業コマンド
「db2nx "管理コマンド"」
を実行をする際は、UNIX環境変数が設定されている必要があります。
そのためNet Search エクステンダーの管理作業時は、以下の環境変数を設定してください。
DB2NX_INSTOWNERHOMEDIR = インスタンス所有者のホームディレクトリー
DB2DBDEF = デフォルトのデータベース名
(設定しない場合は管理コマンド実行時にデータベース名を指定する必要あり)
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 93-94 )
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6.エクステンダー
3-3. Net Search エクステンダー環境作成・運用
1. データベース環境の準備
db2nx "enable database"
2. Net Search エクステンダー索引の準備
db2nx "ENABLE TEXT COLUMN"
3. Net Search エクステンダー索引の保守
db2nx "UPDATE INDEX"
db2nx "ACTIVATE INDEX"
db2nx "DEACTIVATE INDEX"
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AdvSQL-6 ( 95-96 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-3-1. データベース環境の準備(1)
データベースをNet Search エクステンダーで使用可能にする
db2nx "ENABLE DATABASE [database-name] USER [user-id] USING [password]"
Net Search エクステンダーに対してデータベースでのテキスト検索を使用可能にします
database-name
:テキスト検索を使用可能にするデータベースの名前
user-id
:データベース「database-name」に対してDBADM権限を持つDB2インスタンスのユーザーID
password
:ユーザ「user-id」のパスワード
ENABLE DATABASE時に作成されるオブジェクト
表名と内容は現時点のものであり、変更される可能性があります
表:Net Search エクステンダーの管理表が3つ作成されます
DB2NX.FPCOLUMN : 表について定義されているNet Search エクステンダー索引の情報
DB2NX.FPMEMORY : Net Search エクステンダー索引がACTIVATEの時、メモリ上に保持される項目の情報
DB2NX.FPTAGS : TAGの定義情報
Stored Procedure:Net Search エクステンダーのStored Procedureが4つ作成されます
TEXTSEARCH : 通常の検索時に利用
TEXTSEARCH_T : 通常の検索+詳細なトレース情報を入手したい際に利用
TEXTSEARCH_R
TEXTSEARCH_RT
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3-3-1. データベース環境の準備(2)
ENABLE DATABASE時に作成される表
DB2NX.FPCOLUMN
項目名
TABSCHEMA
TABNAME
COLNAMEINDEX
COLNAMEKEY
データタイプ
CHAR(9)
CHAR(19)
CHAR(19)
CHAR(19)
ID
DIRECTORY
CHAR(9)
VARCHAR(128)
TEMPDIRECTORY
ORDERBY
VARCHAR(128)
VARCHAR(256)
説明
表のスキーマ名
索引を作成してある表名
検索可能な項目名
Net Search エクステンダー索引のデータと表の行を関連付
けるために利用される列名
Net Search エクステンダー索引名
Net Search エクステンダー索引データが保管されるディレク
トリ
一時索引ファイルが保管されるディレクトリ
索引付けの際の順番を指定するために使用される項目名
データタイプ
CHAR(9)
VARCHAR(256)
説明
Net Search エクステンダー索引名
項目名
データタイプ
CHAR(9)
CHAR(31)
説明
Net Search エクステンダー索引名
タグ
DB2NX.FPMEMORY
項目名
ID
COLNAME
DB2NX.FPTAGS
項目名
ID
TAG
(注) 表名と内容は現時点のものであり、変更される可能性がありま
す
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 97-98 )
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別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-3-2. Net Search エクステンダー索引の作成(1)
Net Search エクステンダー索引の作成
db2nx "ENABLE TEXT COLUMN [table-name] [text-column] INDEX [index-name] USING
[key-column] TAGS ([tag]) OPTIMIZE ON ([opt-column]) ORDER BY [order-column]
DIRECTORY [directory] TEMP DIRECTORY [temp-directory] DATABASE[database-name]
USER [user-id] USING [password]"
斜体はオプション
索引付けは、表データをロックすることなく行われる
メモリーに展開されるデータ
OPTIMIZE ONで指定した列データ
USINGで指定した列データ
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: Net Search エクステンダー索引の作成(1)
Net Search エクステンダー索引の作成:指定された[text-column]にNet Search エクステンダー索引を作成します
[構文]
db2nx "ENABLE TEXT COLUMN [table-name] [text-column] INDEX [index-name] USING [key-column] TAGS ([tag])
OPTIMIZE ON ([opt-column]) ORDER BY [order-column] DIRECTORY [directory] TEMP DIRECTORY [temp-directory]
DATABASE[database-name] USER [user-id] USING [password]"
[必須項目]
table-name :項目名「text-column」が含まれている表の名前です。
text-column :Net Search エクステンダー利用時に検索条件として指定出来る項目を指定します。ここに設定可能な項目
のデータタイプは「CHAR」、「VARCHAR」、「LOGN VARCHAR」の3種類のみとなります。
index-name :Net Search エクステンダー索引の名称を指定します。「directory」で指定したディレクトリにおいて、ユニーク
となる8文字以下の名前でなければなりません。 key-column :このNet Search エクステンダー索引「index-name」のデータ(行)と表「table-name」のデータ(行)を一意に
関連付けるための項目名を指定します。ここに設定可能な項目のデータタイプは「INT」「CHAR」、「VARCHAR」、
「TIMESTAMP」の4種類のみとなります。なお、メモリ上のデータのみを検索する場合は一意である必要はありません。
key-columnの列データは、索引が活動化されると、メモリーにロードされます。
[オプション項目]
tag
:セクションをサポートするために文章内で指定されるタグの名称。最大5つまで指定可能です。
opt-column :メモリー上に展開される列名です。最大22列まで指定可能。
order-column:Net Search エクステンダー索引作成時のデータソート順を指定します。
directory
:Net Search エクステンダー索引のデータファイルが保管されるディレクトリです。
デフォルトはDB2インスタンスのホームディレクトリーの下の「db2nx/indices」です。
temp-directory:一次索引ファイルが保管されるディレクトリです。デフォルトは「/tmp」です。
database-name:データベースの名前です。デフォルトは、UNIX Login時のユーザー環境変数「DB2DBDEF」の値です。
user-id
:表「table-name」が含まれているデータベース「database-name」に対してDBADM権限を持つ
DB2インスタンスのユーザーIDです。
password
:ユーザ「user-id」のパスワードです。
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AdvSQL-6 ( 99-100 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-3-2. Net Search エクステンダー索引の作成(2)
索引作成例
db2nx ”enable text column db2nx.sample comment index comment
using docid optimize on (author,comment
author,comment)”
author,comment
comment列にNet Search エクステンダー索引「comment」を作成
DB2NX.SAMPLE表とNet Search エクステンダー索引「COMMENT」の行を、列「DOCID」で一
意に結びつける
メモリー内の表からのみ検索結果を取得するのであれば、キーは固有でなくてもよい
ストアド・プロシージャーをCALL時に、引数で指定 (0:メモリー、1:ディスク)
メモリーにロードされるのは、docid, author, commentの3列のデータ
索引「COMMENT」の活動化により、メモリーに
展開されたデータ
(データ所在場所: サーバーの共有メモリ上)
DOCID AUTHOR COMMENT
1
5
7
8
AAAA
BBBB
CCCC
DDDD
BBBCCC
HHHHII
OOOOOPP
ZZZZZZZZ
表「DB2NX.SAMPLE」
(データ所在場所:DISK(BUFFERFOPPL))
DOCID
5
8
7
1
AUTHOR
X
Z
Y
W
TITLE
BBBB
DDDD
CCCC
AAAA
COMMENT
HHHHII
ZZZZZZZZ
OOOOOPP
BBBCCC
・・・
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: Net Search エクステンダー索引の作成(2)
Net Search エクステンダー索引の作成:コマンド・パラメータ「USING [key-column]」に対する補足
NetSearchエクステンダーで検索を行う場合、検索結果の取得元について以下2つのいずれかを選択出来ます。
・「メモリ(Net Search エクステンダー索引)」:条件検索+検索結果ともにNet Search エクステンダー索引のデータを利用
・「DB2(表)」:条件検索のみNet Search エクステンダー索引のデータを利用、検索結果は、表のデータを戻す
もし、検索結果の取得元を「DB2(表)」と指定した場合には
Net Search エクステンダー索引の行と表の行を1対1で結びつける項目をNet Search エクステンダー索引に定義していないと
正しい結果が戻りません。
Net Search エクステンダー索引の行と表の行を1対1で結び付ける項目を定義するコマンド・パラメータが
「USING [key-column]」 です。
なお、この定義は項目 [key-column]がユニークである事をUDBが保証するわけではありません。
Net Search エクステンダー索引例:
db2nx enable text column db2nx.sample comment index comment using DOCID optimize on (author,comment)
(元表「DB2NX.SAMPLE」とNet Search エクステンダー索引「COMMENT」の行を項目「DOCID」で一意に結びます)
Net Search エクステンダー索引「COMMENT」
(データ所在場所: サーバーの共有メモリ上)
DOCID AUTHOR COMMENT
1
5
7
8
AAAA
BBBB
CCCC
DDDD
BBBCCC
HHHHII
OOOOOPP
ZZZZZZZZ
表「DB2NX.SAMPLE」
(データ所在場所:DISK(BUFFERFOPPL))
DOCID
5
8
7
1
AUTHOR
X
Z
Y
W
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 101-102 )
TITLE
BBBB
DDDD
CCCC
AAAA
COMMENT
HHHHII
ZZZZZZZZ
OOOOOPP
BBBCCC
・・・
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別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
解説: Net Search エクステンダー索引の作成(2)
Net Search エクステンダー索引の作成:
Net Search エクステンダー索引を作成する事によって、以下のようなファイルが作成されます。
例
索引作成文
db2nx enable text column db2nx.sample comment index comment using DOCID
optimize on (title,author,subject,comment,format_pub_date)
order by docid ASC DIRECTORY /home/db2ns/db2nx/indices DATABASE NSTEST
索引作成状況
ls -l /home/db2ns/db2nx/indices
-rw-r--r--rw-r--r--rw-r--r--rw-r--r--rw-r--r--
1
1
1
1
1
db2ns1
db2ns1
db2ns1
db2ns1
db2ns1
sys
sys
sys
sys
sys
3328 Sep 06 13:39 COMMENT.KEY
4852 Sep 06 13:39 COMMENT.LEY
208 Sep 06 13:39 COMMENT.POS
582 Sep 06 13:39 COMMENT.QOS
0 Sep 06 13:39 COMMENT.SHM
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
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AdvSQL-6 ( 103-104 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
<補足>タグの利用
タグの目的
1列に検索対象となるデータ内容を格納し、メモリーにロードする列データを削減する
1つのNet Search エクステンダー索引で検索可能な内容を増やす
タグの利用
1列にデータを格納する
索引作成時にtagを指定する(最大5つ)
db2nx ”enable text column db2nx.sample comment index comment
using docid tags [ xxtitle, xxteacher, xxlocation ] optimize on (author)”
データとしては、タグ名の後ろに1ブランク、各セクションは2つのブランク行で区切る
例)以下は、コース名、講師、場所を含んでいる1列(comment列)のデータです
XXtitle DB2 Universal Database performance tunning
XXteacher ISE Database sys
XXlocation MAKUHARI
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
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AdvSQL-6 ( 105-106 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-3-2. Net Search エクステンダー索引の作成(3)
Net Search エクステンダー索引の活動化に必要なメモリーの見積もり
Net Search エクステンダー索引の活動化に必要な共用メモリーの容量は、以下の式により
見積もることが可能。
尚、Net Search エクステンダーは末尾のスペースを保管しない事によってメモリー用件を
最適化するため、実際に必要なメモリー容量は、以下の計算式で求められた量よりも少なく
なります。
Net Search エクステンダー索引に必要な共用メモリーの容量
= データ件数 × ( キー列の幅 + メモリに保持される列の幅 )
データ件数: 索引付けされる文章が保管されるデータベース表の行数(表のデータ件数)
キー列の幅: 索引の作成時にENABLE TEXT COLUMNコマンドのUSINGパラメーターで指定されたキーの列幅
メモリに保持される列幅: 索引の作成時にENABLE TEXT COLUMNコマンドのOPTIMIZE ONパラメーターで指定
された列幅
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3-3-3. Net Search エクステンダー索引の保守
Net Search エクステンダー索引の保守に関するコマンド
db2nx "UPDATE INDEX [index-name] [database-name] USER [user-id] USING [password]"
Net Search エクステンダー索引のデータを最新の状態に更新するとともに、Net Search エクステンダー索引を
活動化(※1)します
この処理では指定されたNet Search エクステンダー索引を再作成します
(Net Search エクステンダー索引データ更新処理はReplaceとなります。Append処理は出来ません)
Net Search エクステンダー索引処理中は、このNet Search エクステンダー索引が使用出来なくなる事にご注意
ください
db2nx "ACTIVATE INDEX [index-name] [database-name] USER [user-id] USING
[password]"
Net Search エクステンダー索引を非活動化(※2)->活動化(※1)します
db2nx "DEACTIVATE INDEX [index-name] [database-name] USER [user-id] USING
[password]"
Net Search エクステンダー索引を活動化(※1)->非活動化(※2)します
※1.活動化: メモリーへNet Search エクステンダー索引で指定した列のロードを行い、Net Search エクステンダー
での利用を可能な状態にする事
※2.非活動化: Net Search エクステンダー索引データに利用していたメモリーを解放し、NetSearch エクステンダー
での利用を不可能な状態にする事
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 107-108 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-4. 環境の削除
Net Search エクステンダー索引の削除
db2nx "DISABLE TEXT COLUMN INDEX [index-name] [database-name] USER [user-id]
USING [password]"
Net Search エクステンダー索引を非活動化し、
Net Search エクステンダー索引が使用していたディスク領域を解放して定義情報を削除します。
Net Search Extenderを利用不可能にする
db2nx "DISABLE DATABASE [database-name] USER [user-id] USING [password]"
Net Search エクステンダーに対してデータベースでのテキスト検索を非活動化し、
データベースに関連付けられているNet Search エクステンダー索引を、メモリ・ディスク・定義情報から全て削除
します。
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3-5. Net Search エクステンダー索引状況と管理コマンドの関連
Net Search エクステンダー索引状況と管理コマンドの関連
Net Search エクステンダー
索引活動化中
Net Search エクステンダー
索引非活動化中
UPDATE
INDEX
UPDATE
INDEX
DEACTIVATE
INDEX
ACTIVATE
INDEX
Net Search エクステンダー
索引未定義
DISABLE
TEXT COLUMN
DISABLE
DATABASE
DISABLE
DATABASE
DISABLE
DATABASE
ENABLE
データベースでの
TEXT COLUMN
Net Search エクステンダー
索引使用可能状態
NetSearch エクステンダー
インスタンス
作成済み状態
DISABLE
TEXT COLUMN
ENABLE
DATABASE
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 109-110 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-6. カストマイズ状況の表示(1)
データベースの状況を表示
db2nx "GET STATUS [database-name] USER [user-id] USING [password]"
Net Search Extender索引の状況を表示
db2nx "GET INDEX STATUS [index-name] [database-name] USER [user-id] USING
[password]"
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3-6. カストマイズ状況の表示(2)
データベースのカストマイズ状況表示例
db2nx "GET STATUS"
Database is enabled for 'DB2 Net Search Extender' <= NetSearch エクステンダーでデータベースが利用可能
Table DB2NX.EMP is enabled
IndexName ColumnName
--------- ---------EMP_NAME EMP_NAME
Table DB2NX.SAMPLE is enabled
IndexName ColumnName
--------- ---------COMMENT
COMMENT
TITLE
TITLE
FPD
FORMAT_PUB_DATE
MYINDEX
COMMENT
<= TABLE「DB2NX.EMP」に定義されているNet Search エクステンダー索引
<= TABLE「DB2NX.SAMPLE」に定義されているNet Search エクステンダー索引
DES7800I The command completed successfully.
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
AdvSQL-6 ( 111-112 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-6. カストマイズ状況の表示(3)
Net Search Extender索引のカストマイズ状況表示例
db2nx "GET INDEX STATUS COMMENT"
Settings of index 'COMMENT'
Table
Column
Index directory
= 'DB2NX.SAMPLE'
= 'COMMENT'
= '/home/db2ns/db2nx/indices/'
Temporary directory = '/home/db2ns/db2nx/indices/'
Key-column
= 'DOCID'
Order by
= 'DOCID ASC '
Optimize on:
1. = TITLE
2. = AUTHOR
3. = SUBJECT
4. = COMMENT
5. = FORMAT_PUB_DATE
Tags
= no tags defined
In-Memory Table 'COMMENT'
ID
Address
Permissions
Creator
m
9699359 0x49130810 --rw-r--r-db2ns1
m
2097197 0x53130810 --rw-r--r-db2ns1
m 11534351 0x44130810 --rw-r--r-db2ns1
<=Net Search エクステンダー索引の元TABLE
<=索引が出来ている項目
<=Net Searchエクステンダー索引データが保管されるディレクトリ
<=一次索引ファイルが保管されるディレクトリ
<=Net Search エクステンダー索引と元表を関連させる項目
<=索引付けの際の順序
<=メモリに展開される
項目名1
項目名2
項目名3
・
・
<=TAGの定義情報
Group
db2iadm1
db2iadm1
db2iadm1
DES7220I
Index is active.
DES7800I
The command completed successfully.
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AdvSQL-6 ( 113-114 )
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別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
3-7. 検索の実行(1)
NetSearch エクステンダーによる検索
データ検索する際にはプロシージャ「textSearch」を利用します
検索条件の記述については、SQL/MM(=Multi Media) 規格(ISO/IEC 13249-2:SQL
multimedia and application packages - Part2: Full-Text)に合わせて記述します
詳細は、「Net Search エクステンダー 管理およびプログラミング」第5章をご覧下さい
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
3-7. 検索の実行(2)
プロシージャ「textSearch」の例
プロシージャ「textSearch」の例
Net Search エクステンダーの検索は、
ストアド・プロシージャ「textSearch」を呼び出すことによって行います。
CALLステートメントを使用してクライアント・プログラムから「textSearch」を呼び出すことができます。
CALLステートメントは静的SQLステートメントとして使用することもできますし、
SQLPrepare()またはSQLExecute()などの関数を使用してCLIプログラムから実行することもできます。
次の検索関数例では、'stemmed form of "test"'という語の検索結果のうち
0から50行の ProductId、Title、Author、Format、Year
という列のデータを返します。結果はテキスト索引のデータではなく、DB2の表から取得します。
textSearch(outTotalDocs,
"stemmed form of \"test\"",
"32000",
"32000",
"0",
"50",
"index",
"/home/myuserid/indexes",
"/home/myuserid/tmp",
<=
<=
<=
<=
<=
<=
<=
<=
戻されるヒットの合計数を返す出力変数
検索条件(SQLMM構文)
処理するヒットの最大数
各検索語に対して処理するヒットの最大数
結果バッファーに結果を保管し始める行の番号
戻される行の最大数
使用される索引
索引が保管されるディレクトリ
(デフォルト値あり)
<= ストアド・プロシージャが使用する一時ディレクトリ
(デフォルト値あり)
<= 検索結果として取得する項目、表示順の指定
"select ProductId,Title,Author
,Format
,year(PublicatinDate) as Year
from db2nx.sample
where productid in (%s)
order by Title,Author for read only",
"1",
<= 検索結果データの取得元の指定(0=メモリー,1=ディスク)
outWordCounts,
<= 検索語ごとにヒット数を戻す変数
outTable)
<= 結果表を戻す出力変数(Net.Data特有のもの)
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別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
<参考>コマンド一覧
データベース環境の準備
db2nx "enable database"
Net Search エクステンダー索引の準備
db2nx "ENABLE TEXT COLUMN"
Net Search エクステンダー索引の保守
db2nx "UPDATE INDEX"
db2nx "ACTIVATE INDEX"
db2nx "DEACTIVATE INDEX"
Net Search エクステンダー索引の削除
db2nx "DISABLE TEXT COLUMN"
Net Search エクステンダーを利用不可能にする
db2nx "disable database"
Net Search エクステンダーの状況確認
db2nx "GET STATUS"
db2nx "GET INDEX STATUS"
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6.エクステンダー
4. サンプル動作環境構築手順
1. サンプル環境構築前提
2. サンプル環境構築手順
3. サンプル・プログラムの実行例
3-1. Net.Dataサンプル・プログラムの実行例
3-2. Javaサンプル・プログラムの実行例
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4-1. サンプル環境構築前提
Net Search エクステンダーサンプル環境構築前提
以下の環境を前提としてサンプルコマンドを記述しております。
OSがWindows2000、WindowsNT4.0の場合は、手順・コマンドが一部異なります。
詳細は「DB2 Net Searchエクステンダー 管理及びプログラミング バージョン7.1」を
ご参照ください。
サーバーOS :AIX Version4.3
DB2 UDB EE Version7.1.0
Net Seatch エクステンダー Version7.1.1
また、この資料では
「DB2 Net Searchエクステンダー 管理及びプログラミング バージョン7.1」の
「第4章 サンプル・プログラムの実行」
で利用しているサンプル・プログラムと同一の内容です。
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6.エクステンダー
4-2. サンプル環境構築手順(1)
1. Net Search エクステンダーの導入とFix Packの適用(日本語対応)
AIXへユーザ「root」でLoginします
Net Seatch エクステンダー Version7.1.0をインストールします
Net Seatch エクステンダーVersion7.1.0にFix Packを適用します
2. DB2インスタンス停止
Net Search エクステンダーの稼動対象インスタンスを停止します
3. Net Search エクステンダーインスタンス作成
AIXへユーザ「root」でLoginします
インスタンスを作成します
4. NetSearch エクステンダー 管理コマンド実行環境準備
AIXのユーザ「DB2インスタンス管理者」のUNIX環境変数を追加します
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解説: サンプル環境構築手順(1)
1.Net Search エクステンダーインストールおよびFix Packの適用
AIXへユーザ「root」でLoginします
smitを利用してNet Seatch エクステンダー Version7.1.0をインストールします
smit install_latest
smitを利用してNet Seatch エクステンダー Version7.1.0にFix Packを適用します
smit install_latest
2.DB2インスタンス停止
Net Search エクステンダーの稼動対象インスタンスを停止します
db2stop
3.Net Search エクステンダーインスタンス作成
AIXへユーザ「root」でLoginします
以下のコマンドを実行してインスタンスを作成します
/usr/lpp/db2nx_07_01/instance/nxicrt db2ns1(インスタンス名)
4.NetSearch エクステンダー 管理コマンド実行環境準備
AIXのユーザ「DB2インスタンス管理者」の.profile(or .cshrc)に以下の4行を追加します
DB2DBDFT=<DATABASE-NAME>
export DB2DBDFT
DB2NX_INSTOWNERHOMEDIR=<NetSearch エクステンダーオーナーHome-Directory>
export DB2NX_INSTOWNERHOMEDIR
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6.エクステンダー
4-2. サンプル環境構築手順(2)
5. DB2インスタンス起動
AIXへユーザ「DB2インスタンス管理者」でLoginします
インスタンスを起動します
6. Net Search エクステンダーサンプルデータベース作成
AIXへユーザ「DB2インスタンス管理者」でLoginし、サンプル作成コマンドを実行します
この後のサンプル・プログラムで利用する「DB2NX.SAMPLE」について
データ件数:7件
表定義:
列名
DOCID
(Primary_Key)
AUTHOR
TITLE
SUBJECT
COMMENT
FORMAT_PUB_DATE
データタイプ
INTEGER
VARCHAR(50)
VARCHAR(50)
VARCHAR(100)
LONG VARCHAR
LONG VARCHAR
作成されるNet Search エクステンダー索引の作成文
db2nx enable text column db2nx.sample comment index comment using DOCID optimize on
(title,author,subject,comment,format_pub_date)
order by docid ASC DIRECTORY /home/db2ns/db2nx/indices DATABASE NSTEST
db2nx enable text column db2nx.sample title index title using DOCID optimize on (title,author,subject,comment,format_pub_date)
order by docid ASC DIRECTORY /home/db2ns/db2nx/indices DATABASE NSTEST
db2nx enable text column db2nx.sample format_pub_date index fpd using DOCID TAGS (zzformat,zzpub,zzdate)
optimize on (title,author,subject,comment,format_pub_date)
order by docid ASC DIRECTORY /home/db2ns/db2nx/indices DATABASE NSTEST
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解説: サンプル環境構築手順(2)
5.DB2インスタンス起動
AIXへユーザ「DB2インスタンス管理者」でLoginし、インスタンス起動コマンドを実行します
db2start
6.Net Search エクステンダーサンプルデータベース作成
AIXへユーザ「DB2インスタンス管理者」でLoginし、サンプル作成コマンドを実行します
/usr/lpp/db2nx_07_01/samples/nxsample NSTEST
(この例では「NSTEST」というデータベース名でサンプルデータベースを作成しています)
この後のサンプル・プログラムで利用する「DB2NX.SAMPLE」について
データ件数:7件
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6.エクステンダー
4-3. サンプル・プログラムの実行例(1)
4-3-1. Net.Dataサンプルプログラムの実行
実行前提条件
DB2 Net.Data環境をセットアップ済み
/usr/lpp/db2nx_07_01/samples/nxsample.d2wをNet.Dataマクロ・ディレクトリにコピーし、コ
ピーしたファイルの以下の3つの変数を編集してください。
DATABASE = "database-name"
LOGIN="db2-login-user-id"
PASSWORD="password"
※1.ライブ接続でログインが構成済みの場合は、「LOGIN」を削除してください。
※2.ライブ接続でパスワードが構成済みの場合は、「PASSWORD」を削除してください。
次にブラウザーで
マクロ
http://your_hostname/cgi-bin/db2www/nxsample.d2w/main
を実行してください。
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4-3. サンプル・プログラムの実行例(2)
4-3-1. Net.Dataサンプルプログラム実行例(起動時)
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6.エクステンダー
4-3. サンプル・プログラムの実行例(3)
4-3-1. Net.Dataサンプルプログラム(検索結果表示時)
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6.エクステンダー
4-3. サンプル・プログラムの実行例(4)
4-3-2. Javaサンプルの実行
実行前提条件
DB2 Javaプログラムを実行する環境をセットアップ済み
詳細は、
UDBマニュアル「アプリケーション構築の手引き」-「Javaアプレットおよびアプリケーションの構築」
の節をご参照ください。
1. /usr/lpp/db2nx_07_01/samples/NXSample.javaを作業ディレクトリにコピーし、CLASSPATH
環境変数がそのディレクトリを指すようにしてください
2. サンプル・プログラムをコンパイルします
javac NXSample.java
3. サンプル・プログラムを実行します
java NXSample [datase-name] [search-key-word]
実行コマンド例(¥はエスケープ文字)
なお、サンプルで用意されているデータはAsciiコードの文字しかありません。
例6、例7のようなダブルバイト文字データを試される場合は、表「db2nx.sample」のデータを変更してからお試しください。
例1..java NXSample NSTEST " \"kid\" "
例2.java NXSample NSTEST " (\"bestseller\" | \"pulitzer\") & \"book\" "
例3.java NXSample NSTEST " \"kid\" & not \"duck\" "
例4.java NXSample NSTEST " \"computer\" IN SAME SENTENCE AS \"book\" "
例5.java NXSample NSTEST " \"ki%\" "
例6.java NXSample NSTEST " FUZZY FORM OF 1 \"アイヒエム\" "
例7.java NXSample NSTEST " STEMMED FORM OF \"アイ・ビー・エム\" "
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4-3. サンプル・プログラムの実行例(5)
4-3-2. Javaサンプルプログラム(検索結果1)
java NXSample NSTEST " \"kid\" "
DB2 Net Search Extender Java search sample
Search parameters:
index name:
comment
search term:
"kid"
sql query:
max hit count:
32000
max intermediate: 32000
start row number: 0
max rows to return: 100
data source:
0
Search results:
Row 0 : 3 Barney's Springtime Fun Halfmann, Janet Education & Teaching
This is a kid's book about a big purple dinosaur.
zzformat Paperback
zzpub Lyrick Publishing
zzdate February 1999
Row 1 : 5 In the Rain with Baby Duck
Hest, Amy
Juvenile Fiction
This is a kid's book about a baby duck that hates the rain. zzformat Trade Paperback
zzpub Candlewick Press
zzdate April 1999
Documents: 2
Word Counts: 2
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6.エクステンダー
4-3. サンプル・プログラムの実行例(6)
4-3-2. Javaサンプルプログラム(検索結果2)
java NXSample NSTEST " (\"bestseller\" | \"pulitzer\") & \"book\" "
DB2 Net Search Extender Java search sample
Search parameters:
index name:
comment
search term:
("bestseller" | "pulitzer") & "book"
sql query:
max hit count:
32000
max intermediate: 32000
start row number: 0
max rows to return: 100
data source:
0
Search results:
Row 0 : 2 State of Siege Clancy, Tom
Fiction & Literature This book is a New York Times bestseller
about peacekeeping soldiers called "Keepers" that devise a shocking scheme to get the world's attention
after their tour of duty ends. zzformat Paperback
zzpub Berkley Publishing Group
zzdate July 1999
Row 1 : 4 The Color Purple
Walker, Alice Fiction & Literature
This is a Pulitzer Prize winning book. zzformat Trade Paperback
zzpub Pocket Books
zzdate February 1998
Documents: 2
Word Counts: 1 1 5
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4-3. サンプル・プログラムの実行例(7)
4-3-2. Javaサンプルプログラム(検索結果3)
java NXSample NSTEST " \"kid\" & not \"duck\" "
DB2 Net Search Extender Java search sample
Search parameters:
index name:
comment
search term:
"kid" & not "duck"
sql query:
max hit count:
32000
max intermediate: 32000
start row number: 0
max rows to return: 100
data source:
0
Search results:
Row 0 : 3 Barney's Springtime Fun Halfmann, Janet Education & Teaching
This is a kid's book about a big purple dinosaur.
zzformat Paperback
zzpub Lyrick Publishing
zzdate February 1999
Documents: 1
Word Counts: 2 1
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AdvSQL-6 ( 131-132 )
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別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
5. 動作前提環境
1. Net Search エクステンダー動作前提環境
2. Net Search エクステンダー動作サポート言語
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AdvSQL-6 ( 133-134 )
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6.エクステンダー
5-1. Net Search エクステンダー動作前提環境
Net Search エクステンダー動作環境
OS:
AIX(R) Version 4.2.1以上
Solaris Version2.7
Windows 2000
WindowsNT(Service Pack5)
DB2製品(必須)
DB2 EE Version 7.1
DB2製品(任意)
Net Data Version 7.1
Net Search エクステンダー Fix Pack
Fix Pack1が出ていますので適用してください。
適用する事で日本語環境がサポートされます
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5-2. Net Search エクステンダー動作サポート言語
Net Search エクステンダーサポート言語
037
ASCII
850
Latin 1 850
819
Latin 1 ISO 8859-1
874
タイ語
932,942,943 日本語(S-JIS)
949,970,1383韓国語 EUC
950
中国語(繁体字)(Big5)
1250
Latin2
1251
キリル文字
1252
Latin 1 1252
1253
ギリシャ語
1254
Latin5、トルコ語
1255
ヘブライ語
1256
アラビア語
1257
バルト語、エストニア語
1258
ベトナム語
1381
中国語(簡体字)(GB)
1386
中国語(簡体字)(GBK)
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6.エクステンダー
6. 考慮事項
1. DB2環境設定上の考慮点
2. 運用時の考慮点
3. パフォーマンス上の考慮点
4. その他の考慮点に関する情報
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AdvSQL-6 ( 137-138 )
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6.エクステンダー
6-1. DB2環境設定上の考慮点
6-1. DB2環境設定上の考慮点
大規模データベースを利用される際は、以下のDB2パラメーターが推奨されます
データ・ベース・パラメーター
パラメーター
dbheap
pckcachesz
maxappls
catalogcache_sz
推奨値
1200
-1
500
256
省略時値
1200
8*maxappls
40
64
データ・マネージャ・パラメーター
パラメーター
maxdari
keepdari
推奨値
500
YES
省略時値
-1(maxcoordagentに同じ)
NO
環境変数
環境変数
DB2_NO_PKG_LOCK
推奨値
ON
省略時値
OFF
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解説: 6-1. DB2環境設定上の考慮点
大規模データベースの使用に合わせてDB2パラメータを更新してください
大きなデータベースを、大量メモリを搭載した高性能サーバーで使用する場合の推奨パラメータがあります。
詳細は、「DB2 Net Search エクステンダー 管理およびプログラミング」「第2章 管理の概要」をご参照ください。
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AdvSQL-6 ( 139-140 )
DB2 UDB(PC & Unix)デザイン・ガイド
別冊 アドバンストSQL編
6.エクステンダー
6-2. 運用時の考慮点
6-2. 運用時の考慮点
Net Search エクステンダー索引データの保守をユーザー側で実施してください
Net Search エクステンダー索引更新中はNet Search エクステンダー索引した検索はできま
せん
オペレーティング・システムを再始動した場合は、必要なNet Search エクステンダー索引を活
動化してください
Net Search エクステンダー索引のバックアップは、UNIXコマンドを利用してコピーしてください
Net Search エクステンダーの環境を作成後、DB2データベースのバックアップ取得をお薦め
します
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解説: 6-2. 運用時の考慮点
Net Search エクステンダー索引データの保守をユーザー側で実施してください
Net Search エクステンダーは、ある条件をトリガーとしてNet Search エクステンダー索引を更新する機能を提供していません
そのため、表のデータが更新されても、Net Search エクステンダー索引のデータは連動して更新されません
Net Search エクステンダー索引データ更新中はNet Search エクステンダー索引を利用できません
Net Search エクステンダー索引データ更新中は、その索引と関連しているメモリー内の表が再作成されますので、更新中に
検索を実行することができません。更新中のNet Search エクステンダー索引を利用するアプリケーションが実行されないよう
に制御してください
または、Net Search エクステンダー索引を利用出来ない場合の対応処理を組み込んでください
メモリ・ページングを回避してください
Net Search エクステンダー索引データをサーバーの共有メモリ上に展開し、DISK I/Oの発生を回避する事でパフォーマンス
を良くしています
このメリットを相殺する事がないようにメモリ・ページングの監視及び発生の回避を行ってください
メモリ・ページング回避方法の1つとして、Net Search エクステンダー索引を活動化する期間を最小限にすることを検討してく
ださい
オペレーティング・システムを再始動した場合は、必要なNet Search エクステンダー索引を活動化してください
オペレーティング・システムを再始動した場合は、全てのNet Search エクステンダー索引が非活動状態になります
Net Search エクステンダー索引のバックアップはUNIXコマンドを利用してください。
スキーマ「SYSCAT」などにある管理情報は通常のデータベースのバックアップでバックアップされますが、Net Search エクス
テンダー索引のファイルはバックアップされませんので、UNIXのcpコマンドなどを利用してファイルをバックアップしてください。
なおNet Search エクステンダー索引のファイルをバックアップしていなかった場合でも、管理コマンド「UPDATE INDEX」を利用
してNet Search エクステンダー索引を再構築する事も出来ます。
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AdvSQL-6 ( 141-142 )
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6.エクステンダー
6-3. パフォーマンス上の考慮点
6-3. パフォーマンス上の考慮点
検索結果を制限してください
ストアド・プロシージャーをCALLする際の引数で指定
ライブ接続を使用してください (Net.data使用時)
メモリ・ページングを回避してください
必要な列のみメモリーにロードするように索引の指定を行う
可能であれば、1列にデータを格納し、索引作成時にtagを使用してください
例)以下の列は、コース名、講師、場所を含んでいる1列のデータです
XXTITLE DB2 Universal Database performance tunning
XXTEACHEAR ISE Database sys
XXLOCATION MAKUHARI
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解説: パフォーマンス上の考慮点
検索結果を制限する
ストアド・プロシージャtextSearchのパラメーターmaxHitCountおよびmaxIntermediateHitCountを設定することにより検索結果
を制限して下さい
ライブ接続を使用する
Net.dataを使用する場合、ライブ接続機能(Live Connection)を使用して、検索呼び出しごとにDB2サーバーへの新規接続が
確立されないようにして下さい
メモリ・ページングを回避してください
複数のNet Search エクステンダー索引をロードしなくてすむように、1列にデータを格納することにより、メモリーを有効利用できま
す。
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AdvSQL-6 ( 143-144 )
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6.エクステンダー
6-4. その他の考慮点に関する情報
「DB2 Net Search エクステンダー 管理およびプログラミング」をご参照ください
Readmeをご参照ください
(C)日本IBMシステムズ・エンジニアリング(株) データシステム部
解説: その他の考慮点に関する情報
「DB2 Net Search エクステンダー 管理およびプログラミング」の以下の章をご参照ください
「第2章 管理の概要」
Readmeをご参照ください
新しい製品ですので有益な情報が追加されている可能性が有ります。
そのため新しいFixPackがリリースされるたびにReadmeをご参照ください。
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AdvSQL-6 ( 145-146 )
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6.エクステンダー
7. Net Search Extender 関連情報
マニュアル
DB2 Net Searchエクステンダー管理及びプログラミング
Fix Packに添付されているReadme
ワークショップ資料
DB2 UDB V7.1 Transition Workshop(日本語版)
EDISコースコード:KDU07-02
Web
DB2 Net Search Extender HOME PAGE
http://www.ibm.com/software/data/db2/extenders/netsearch/
DB2 Net Search Extender 試供版 Download PAGE
http://www.ibm.com/software/data/db2/extenders/netsearch/download.html
(参考)SQL標準規格
ISO/IEC 13249-2
Information technology - Database languages - SQL multimedia and application packages - Part2: Full-Text
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