コカ・コーラナショナルビバレッジ社 新たなサプライチェーン構築に着手

2008 年 6 月 16 日
報道関係各位
コカ・コーラ ナショナル ビバレッジ株式会社
コカ・コーラナショナルビバレッジ社 新たなサプライチェーン構築に着手
コカ・コーラ ナショナル ビバレッジ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：安井
孝。以下 CCNBC）は、原材料の価格高騰や急速に変化する日本の飲料市場に対し、これまで
以上に迅速・柔軟・効率的に対応することを目指し、現在 CCNBC が行っているコカ・コーラ
システム全体のサプライチェーン（SCM）に関する業務（製造・調達・物流を含む）と組織
を見直し、2009 年 1 月より新たな体制に移行することを決定しました。CCNBC では、今回の
移行に関わる必要な諸手続きを本年 12 月までに完了する予定です。
全国のコカ・コーラボトラー社とザ コカ・コーラ エクスポートコーポレーション
（ザ コカ･コーラ カンパニーの子会社）の共同出資により、
2003 年に設立された CCNBC は、
第一段階として、同年 10 月より、一部のコカ・コーラ社製品の製造と原材料・資材の調達
を開始し、第二段階として、2005 年１月より全てのコカ・コーラ社製品の製造・調達・物
流に関する全国統合サプライチェーンに関する業務を本格始動しました。
この結果、2007 年までに、当初目標を上回るコスト削減と SCM 全般に関わる効率の改善を
実現し、2008 年度も同様に目標を達成する計画です。
2009 年以降、更なるサプライチェーンの進化を目指し、これまでのコスト削減や効率改善
を可能にしたインフラを基盤に、今後の飲料市場の変化に一層迅速・柔軟に対応できる体制
へ移行する計画です。
最適なサプライチェーンの組み合わせを実現
コカ・コーラシステムは、2009 年から、全国統合サプライチェーンのインフラを基盤に、
コカ・コーラボトラー各社が担う地域単位 SCM、複数のボトラーを跨ぐリージョナル SCM、
そして海外のコカ・コーラシステムと連携したグローバル SCM を、それぞれの区分や目的に
応じ柔軟に組み合わせることにより、これまで以上の生産性向上・在庫削減・物流コストの
低減等、あらゆる分野で総合的なシナジー効果の実現を目指します。同時に、それぞれの
SCM 区分が有する SCM 効率化の技術やノウハウの相互活用を推進します。
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高品質供給オペレーション
新たなサプライチェーンの体制に移行することで、コカ・コーラシステムの強みである各ボ
トラー社の地域に根ざした販売活動と、それぞれの持つサプライチェーンを密接に結びつけ
ることにより、消費者が求める高品質な製品を供給し、消費者や顧客へのサービスを一層向
上させる計画です。同時に、長期的な事業成長を実現するための先行投資、環境との調和を
目指すための新たな SCM 技術の導入等について、従来以上に積極的に取り組みます。
CCNBC の再編スケジュール
CCNBC の再編に当たっては、CCNBC が培ってきたこれまでの全国統合のサプライチェーンに
関する様々な技術力を基盤に、より迅速な意思決定を行うことができる体制を目指し、現在
様々な観点から検討を行っており、具体的な新体制については、決定次第発表を行う計画で
す。
以上
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本件に関するお問合せ先
日本コカ・コーラ株式会社
広報・パブリックアフェアーズ本部
担当：井垣
代表：03-5466-8120 直通：03-5466-8027
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添付資料
コカ・コーラ ナショナル ビバレッジ株式会社
会社概要（2008 年 6 月 16 日現在）
商号：
コカ・コーラ ナショナル ビバレッジ株式会社
設立：
2003 年 4 月 1 日
所在地：
〒106-0032 東京都港区六本木 6-2-31 六本木ヒルズ ノースタワー
資本金：
50 億 1,050 万円
決算期：
12 月
事業目的：
1.
清涼飲料水の原料調達、製造及び物流（サプライチェーン）に関する企画、調査、立案及び
管理に係るコンサルティング業務
2.
清涼飲料水、清涼飲料用シロップ、清涼飲料用パウダーの製造、購入及び販売
3.
清涼飲料水の製造、販売に関する資材（缶、ペットボトル、瓶、甘味料）の購入及び販売
販売先： コカ・コーラボトラー社
役員：
代表取締役社長
安井孝
取締役副社長
若狹二郎
取締役
角野中原
（北海道コカ・コーラボトリング株式会社 代表取締役社長）
平野博史
（三国コカ・コーラボトリング株式会社 代表取締役社長）
茂木康三郎
（利根コカ・コーラボトリング株式会社 代表取締役社長）
ホセ・ルイス・カヨン（東京コカ・コーラボトリング株式会社 代表取締役社長）
高橋顕三
（コカ・コーラセントラルジャパン株式会社 代表取締役社長）
末吉紀雄
（コカ・コーラウエストホールディングス株式会社
代表取締役 CEO）
橋本建夫
（四国コカ・コーラボトリング株式会社 代表取締役社長）
ダニエル・Ｈ・セイヤー（日本コカ・コーラ株式会社 代表取締役社長）
マイケル・クームス （日本コカ・コーラ株式会社 代表取締役副社長）
監査役
村山太郎
（常勤）
中川龍二
（常勤）
三島義裕
（非常勤）
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株主： 14 社
北海道コカ・コーラボトリング株式会社
5.02％
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社
3.54％
仙台コカ・コーラボトリング株式会社
4.09％
三国コカ・コーラボトリング株式会社
8.06％
利根コカ・コーラボトリング株式会社
7.68％
東京コカ・コーラボトリング株式会社
10.52％
コカ・コーラセントラルジャパン株式会社
14.14％
近畿コカ・コーラボトリング株式会社
10.49％
北陸コカ・コーラボトリング株式会社
4.11％
四国コカ・コーラボトリング株式会社
3.15％
コカ・コーラウエストホールディングス株式会社
14.49％
南九州コカ・コーラボトリング株式会社
5.61％
沖縄コカ・コーラボトリング株式会社
1.40％
ザ コカ・コーラ エクスポートコーポレーション*
7.69％
（*ザ コカ・コーラ カンパニーの子会社）
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