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UISG School Mission ユタロイは、 であり、 理想的な教育環境
UISG School Missionミッション ユタロイは、これまでの歴史から、 ユタロイは、 - 将来に役立つスキルを身につけられるよう、自主 性と積極性を育くむ教育を実施しています - 生徒全員がそれぞれ違った個性や得意分野、才 能があることを認識しているため、それぞれに適し た学習指導を行っています - IBカリキュラムでは、ほかのカリキュラムに比べ、 ユタロイ卒業後の人生においても、常に前向きで 解決策を見出せる基礎力を身につけることが出来 ます。 理想的な教育環境 であり、 特色に溢れた学校生活 と IBの方針に沿った教育 が整っています よくあるご質問(FAQ) 子供の英語力を出来るだけ早く上達させたいのですが、学校ま たは保護者は何をすればいいですか。 調査によりますと、子供が十分な英語力を身につけるために必要な「平均時間」は約7年間だとい われています。 (Cummins, 1996)。中高校生は幼い生徒よりも早く英語を習得するといわれていま すが、的確できちんとしたサポートをEALから受け続けることは大変重要です。(Yates, de Courcy and Nicholas 2007)。 保護者の皆様は是非とも以下のことをご理解ください: - 英語の上達には時間がかかります - 習得速度は一人ひとり違います。従ってほかのお子さんやご自身の経験などと比較して判断 する事はよい方法とは言えません。 - EALによるサポートは、英会話がペラペラにできるようになった人でも必要です。だからこそユタ ロイでは、EAL教師を強化し、Kクラスから12年生に至る全ての学年でサポートできる体制を整 えています。多くの他校では、 EALによる十分なサポートなしで、ネイティブスピーカーに照準を 合わせたカリキュラムを組んでいます。そういった環境ですと、 EALの生徒は多くの場合すべて の科目において十分に授業を理解しないままとなっています。 子供が学校で英語だけを使って過ごしているかどうか、きちんと 監督してもらえるのでしょうか 学校としましては、もちろん教室の内外で英語を使うように推奨しています。ただし、母国語で しっかりと学習をすることが、ひいてはその他の言語(英語)の力を高めることに深くつながってい るという考えの下、当校では母国語をとても重要視したプログラムを組んでいます。 確かな根拠: - 母国語で語学習得のスキルを身につけられれば、そのスキルは他の言語習得でも生かされます。 - 母国語を通じて多くのことを学ぶことで、他言語の文章についてもより正確に理解し、文化の特 徴を認識できるようになり、世界に通用する幅広い知識を身につけることができるようになります。 - 母国語で読書の楽しさを知って習慣化していれば、他言語の習得の際にも進んで読書をするよ うになります。(Krashen 2004) 英語を学んだユタロイの卒業生たちは、それぞれの母国の大学から多くの入学オファーを得て きています。現に、日本と韓国に戻って進学する生徒は、特に国公立や優秀な大学の入試におい て優秀な結果を残してきています。これは生徒たちがIBプログラムを通じて、多様なスキルや知識 を十分に身につけたからこその結果だと言えます。2015年度の卒業生を例に挙げますと、6人の 生徒が日本および韓国の国公立大学から奨学金を受けました。 母国語の学校(日本人学校など)で学んでいる生徒のほうが私 の子どもに比べ、日本語の上達が早いと思うのですが、原因は 何でしょうか。 ユタロイは、基本的に英語で学ぶ学校です。 生徒は、基本的に時間割にある「日本語クラス」内のみで日本語を学習します。その学習時間数 はPYP, MYP そして DPと上がっていくにつれて増えていきます.従って、小中学校で学ぶ各教科の 専門用語やユニットのコンセプトなどは日本語ではなく英語のみで学習していることになります。 しかし、前述しましたように、当校の生徒は母国語の最終結果において高いスコアを残してきて おり、毎年日本の多くの優秀な大学に進学しております。 当校の生徒は、日本式のカリキュラムで学んだ生徒と比べても、十分に張り合えるだけの日本 語能力を培ってきています。 また、ユタロイのディプロマの生徒は、大学側が出願の際に参考にするその他プラスアルファの スキルも十分に身につけていきます。 母国語クラスが週に3回のみというのは十分でしょうか。 ユタロイでは、母国語を含め全ての科目において常に振り返りや検証を行っております。 PYP, MYP, DPを有するIBスクールとして定められているカリキュラムにおいて、言語の学習は大変重要 なものと位置付けられています。特に本校が強みとしているプログラムは、語学クラスとホーム ルームで同じテーマで学習をすることであり、これにより同じ課題を英語と母国語の両方で学ぶこ とで、広く根付いた知識が得られると考えています。母国語クラスの教師はその重要性を十分に 理解したうえで、文化的背景や各国ならではの追加の知識が必要であればそれも併せて教えて います。 時間割構成の面から、日本語の授業を増やすということは英語の授業を減らすことを意味します ので、これ以上の増加はありません。いかに日本語クラス(母国語クラス)を減らすことなく継続し ていくかが重要だと考えています。 これまでの卒業生の実績から見ますと、IBディプロマをやり遂げた生徒は非常に優れた成績を 残し、国公立大学や一流大学に進学していっています。これは、大学で学ぶに十分な言語レベル に達するよう、 PYPからMYPそしてDPと段階に合わせて十分に計算された当校のカリキュラムによ るものだと言えます。 授業以外で、よりよい母国語(日本語)クラスにするために学校 はどのようなサポートをしていますか。また、母国語(日本語)ク ラスの教師の資格は十分なものですか? 全校を通じての最重要事項は、英語中心の学習環境の下、バランスの取れた学習カリキュラム を提供することです。多くのご家族が当校を選ばれたのは、このような多くの選択が用意されてい るからだと思います。当校の母国語プログラムは家族の文化的背景を理解し、それぞれの確固た る個性を形成し、安定した精神面を育むことになります。子供が文化的アイデンティティーを持って いることは成功するためのカギだと信じています。 また、学校外で塾や家庭教師によって学習を補うお考えの皆様もいらっしゃると思いますので、 その際はどのような補修方法や学校がいいのかということについてもアドバイスしていきたいと考 えています。 ユタロイの母国語の教師は資格を有し、また豊富な経験を持っています。また全教師は一般的 な教育方法から各言語に特化したものに至るまで、幅広いカテゴリーにおいての研修を常時受け ています。その結果、当校の母国語教師はそれぞれの出身国内で教えている教師に比べまして も、教育面、授業内容のプランなどにおいて高い技術を有しているといえます。 もしもわが子をアメリカまたはイギリスの大学へ進ませたいと考 えた場合、アメリカンスクールやブリティッシュスクールに通わせ た方がいいでしょうか。 アメリカ、イギリス、香港(当校の多くの生徒が出願します)を含めた世界中の大学は、IBディプロ マを修了した学生を好んでいますので、当校で学習する事は大きなアドバンテージだといえます。 大学は以下のような要素を持っていると捉えています。 IBディプロマの生徒は; - 広範囲に置いて高いスキルを有している生徒である。例えば、エクステンディッドエッセイでは、 大学レベルのリサーチ力を培い、論文をまとめ上げています。事実、卒業生は大学に入学してす ぐに単位を取得し、2年生の課題に取り組むよう進められる例もあります。 - 自ら学習する姿勢を有している。大学は、課題に対し自主的に取り組み解決をしていくことがで きる学生を求めています。 - 大学生活を大いに楽しみ、大学主催のイベントに積極的に参加する。様々な経験を通して生活 に役立つスキルを身につけていきます。 - とても忍耐強い人物である。ほかのカリキュラムを経て入学してきた生徒に比べると、IBの生徒 は自分が選んだ学科を修了するまで大学に通うことが多く、中退が少ないという結果があります。 (前スライドから続く) 更に、 British/IGCSE/A Level やUS カリキュラム は、課題を暗記し覚えることに偏る傾向があり、生 徒が本来そこから広げて学べることを得られない面があります。一方でIB の生徒はバランスの取 れた学習をすることが求められています。 ディプロマで学ぶ6教科は幅広い学習範囲をカバーしています; 1) 母国語(日本語) 2) 第二言語(英語) 3) 理科1科目 (2科目選択も可能) 4) 社会1科目(2科目選択も可能) 5) 数学 6)アート・音楽・ドラマ・第3外国語・理科または社会の2科目めのいずれかを一つ選択 ハイレベル(大学レベル)3教科とスタンダードレベル3教科を学習することで確実に知識は深まり ます。更に以下の3課題を通して、右に示した力を培うことになります。 エクステンディッドエッセイ (8,000字) 調査能力 CASアクティビティ 人としての成長 TOK 知識の増加 11年生になったばかりの時期は、ほとんどの生徒が大学で何を専攻し学んでいくのかについて、 明確なビジョンを持っていませんが、IBディプロマの各科目を学んでいく過程で様々な選択肢に気 づくことがでいます。また、大学で学ぶために必要なだけのスキルをDPの間に身につけていくので、 大学においても素晴らしい成果を収めることになります。 References: Cummins, J. (1996). Negotiating identities: Education for empowerment in a diverse society. Ontario, CA : California Association for Bilingual Education. Yates, L., de Courcy, M. and Nicholas, H. (2007, April) The complex mix of social and cognitive influences in the course of English language development among three age groups of Iraqi refugees. Paper presented at the conference, ‘Social and Cognitive Aspects of Second Language Learning and Teaching’, hosted by the University of Auckland, April 1114, 2007. A Year in the Life of UISG Krashen, S. (2004) The Power of Reading: Insights from the Research. Heinemann. Portsmouth.