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US Topics PwC PwC の「IFRS and US GAAP:similarities and differences」の 2013 年版公表

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US Topics PwC PwC の「IFRS and US GAAP:similarities and differences」の 2013 年版公表
US Topics
PwCが発行している「Flashline」から米国関連記事を翻訳・掲載しています。
Flashlineの原文はPwC CFOdirect からアクセスできます(会員登録が必要です/無料)。
No. 2013-43
October 24, 2013
PwC
PwC の「IFRS and US GAAP:similarities and differences」の 2013 年版公表
PwC の人気の高いガイド、「IFRS and US GAAP: similarities and differences」が公表されました。
この刊行物は、企業による国際財務報告基準(IFRS)と米国における一般に公正妥当と認めら
れた会計原則(US GAAP)との主な相違点についての幅広い理解を促すことを目的にしていま
す。公開企業か非公開企業か、大企業か中小企業かにかかわらず、財務諸表を作成する米国
企業にとって IFRS の知識は重要なものです。米国の公開企業による IFRS への移行の可能性
はあるとしても長期化が見込まれますが、多くの米国企業が国境を越えた M&A や米国外の利
害関係者に対する財務報告を行い、国外事業を運営している昨今、IFRS は米国企業にとって
ますます関連性の高いものとなってきています。
Investor Exchange 2013 のハイライト
「Investor Exchange 2013 のハイライト」は、PwC による初開催のイベント「Investor Exchange」に
おいて投資家と PwC のプロフェッショナルが共有した情報や意見の概要をまとめたものです。こ
の会議において、PwC は、さまざまな問題が企業の財務報告、データの完全性、事業活動、情
報資料へのアクセス、サプライチェーン、カスタマーロイヤルティにどのような影響を与えるかに
ついて検討しました。また、PwC による 2013 年度の Investor Survey の結果についての情報を
共有しています。
掲載されているトピックには、「金融危機以降の世界におけるリスク-市場および産業界のリスク
に関する議論」、「サステナビリティ-新たな潮流」、および「監査というカーテンの背後で-監査
人、企業経営者、監査委員会が会計上の問題解決のためにどのように協働できるか」等が含ま
れています。さらに、米国証券取引委員会(SEC)の前コミッショナーであるエリス・B・ウォルター
氏が、ワシントン DC での自身の経験を語っています。
今日の企業が直面するリスクおよびその管理方法の理解に対する投資家の関心はかつてない
ほどに高まっています。世界的な税務政策、テクノロジー・リスク、都市化や天然資源不足のよう
なメガトレンドなどの幅広い論点についてパネリストと参加者との間で共有された洞察をお読み
ください。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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2013 年第 3 四半期版「会計および財務報告の最新動向」ウェブキャスト-オンデ
マンド版公開
9 月 23 日に行われた PwC による 2013 年第 3 四半期版「会計および財務報告の最新動向」ウ
ェブキャストを見逃していませんか?もしそうならば、まだウェブキャストの視聴と CPE 単位の獲
得の機会が残されています。皆様の便宜のため、オンデマンド版の 2013 年第 3 四半期版ウェ
ブキャストを提供しています。このオンデマンド版は、あなたのご都合のよい時にいつでもアクセ
スすることができます。また、視聴者は、ウェブキャスト終了後のアンケートへの回答を完了する
と CPE 1.5 単位の獲得資格を得ることができます。
米国証券取引委員会 (SEC)
SEC がクラウドファンディングに関する提案を公表
SEC は、企業に対してクラウドファンディングを通じた有価証券の募集および売り出しを認める、
JOBS 法に基づく規則案を公表しました。クラウドファンディングとは、画期的な製品に関するア
イディアから映画や音楽など芸術娯楽作品の企画に至るさまざまなプロジェクトのための資金を
インターネットを通じて調達するという、証券業界の外で利用されている、現在発展しつつある
資金調達方法のことです。JOBS 法第Ⅲ編が米国証券法の免除規定を設けたため、有価証券
の募集および売り出しのためにもこの種の資金調達方法を容易に利用することができます。ま
た JOBS 法は、この資金調達方法のための規制構造の基盤を確立しています。
SEC は、連邦広報掲載後の 90 日間、この規則案に関するパブリック・コメントを求めています。
米国財務会計基準審議会 (FASB)
FASB が 2 つの EITF 公開合意案に関するコメントを募集
FASB は、2013 年 9 月の EITF 会議で合意に達した公開合意案を含む 2 つの会計基準アップ
デート(ASU)案をパブリック・コメント募集のために公表しました。提案されている ASU 案は以下
のとおりです。

報酬-株式報酬(Topic 718):株式報酬の契約条件が従業員による必要なサービス期間
の終了後に業績目標を達成することを認めている場合の株式報酬の会計処理

デリバティブ及びヘッジ(Topic 815):株式の形で発行された複合金融商品における主契
約が負債と資本のどちらにより類似しているかの判断
この ASU 案へのコメント期限は、2013 年 12 月 23 日です。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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また、この EITF 会議で達した議論および決定の概要について、PwC の EITF observer 2013 年
9 月版をお読みください。
FASB が想定元本の開示に関する US GAAP 財務報告タクソノミー導入ガイドを公
表
FASB は「想定元本の開示」と題された US GAAP 財務報告タクソノミ―(UGT)の導入ガイドを公
表しました。このガイド案は、想定元本の開示モデルが UGT の中でどのように構造化されている
かに関する UGT の利用者の理解を助けるための設例を提供しています。この設例は、企業が
想定元本の開示に関する US GAAP および(または)SEC 基準書等に基づく報告要件を満たし
ているという前提に基づいています。
このガイド案に対するコメント期限は 2013 年 12 月 12 日です。
FASB の会議およびプロジェクトアップデート
会議の概要: FASB は今週、以下の会議を開催しました。

10 月 23 日:FASB は (1)非営利財務報告:財務諸表、および(2)投資会社:他の投資会社
に対する投資の開示に関する FASB プロジェクトについて議論しました。この会議における
決定事項の要旨については FASB ウェブサイトをご覧ください。

10 月 24 日:FASB は、「連結:本人か代理人かの分析」に関するプロジェクトについて議論
しました。この会議における決定事項の要旨については FASB ウェブサイトをご覧くださ
い。
次回の公開会議:来週、FASB は以下の会議を開催予定です。

10 月 30 日:FASB 会議:FASB は非公開企業の定義に関するプロジェクトについての議論
を予定しています。

10 月 30 日:FASB/IASB 合同会議:両審議会は収益認識に関する共同プロジェクトにつ
いての議論を予定しています。
これらの会議に関する詳しい情報については FASB ウェブサイトをご覧ください。
プロジェクトアップデート:FASB はリースに関するプロジェクトの概要を更新しました。
発生問題専門委員会 (EITF)
9 月 13 日開催 EITF 会議の最終議事録
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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FASB スタッフは、9 月 13 日 EITF 会議の最終議事録を公表しました。この会議において、EITF
は、業績目標のある株式に基づく報酬、および、特定の複合金融商品に影響を与える 2 つの論
点について公開合意に達しました(上掲の FASB セクションに記載の、これらの論点に関する
ASU 案をお読みください)。また、適格な低価格住宅プロジェクトに対する投資に影響する論点
に関する議論も継続されました。
この会議における議論および決定事項の概要については、2013 年 9 月版の PwC の EITF
observer をお読みください。
11 月 14 日 EITF 会議資料
FASB 職員は、11 月 14 日の EITF 会議のため以下の資料を公表しました。

アジェンダ案

ASU 案 「連結(Topic 810):連結された債務担保事業体の金融負債の測定(EITF Issue
No.12-GR)」に関するコメントレター第 1 号~第 23 号

ASU 案 「サービス委譲契約(Topic 853)(EITF Issue No.12-H)」に関するコメントレター第 1
号~第 3 合

ASU 案 「債権-債権者による不良債務再編成(Subtopic 310-40):不良債務再編成にお
ける不動産抵当ローンの再分類(EITF Issue No 13-E)に関するコメントレター第 1 号~第
18 号
アメリカ公認会計士協会 (AICPA)
ARSC が明瞭化プロジェクトに基づく調整業務基準の大幅な変更を提案
AICPA の会計レビューサービス委員会(ARSC)は、3 つの基準案を含む公開草案をパブリック・
コメント募集のために公表しました。これらの基準案は、ARSC の明瞭性規約を適用したもので
すが、現行基準の要求事項に大幅な改訂を加えたものとなっています。

「財務諸表の作成」は、会計士がある企業の財務諸表の作成には関与しているものの、そ
れらの財務諸表の調製、レビュー、または監査の実施には関与していない場合における
要求事項およびガイダンスを規定しようとするものです。

「調製業務」は、会計士が過去の財務諸表の調製に関与している場合にのみ適用される
要求事項およびガイダンスを規定しようとするものです。

「財務諸表との関係」は、会計士が、調整報告書、レビュー報告書、または監査報告書を
発行していない財務諸表を含む報告書、文書、または書面による通信において当該会計
士の氏名の使用を認めることに合意している場合の要求事項およびガイダンスを規定しよ
うとするものです。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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コメント募集期限は 2014 年 5 月 2 日です。
あらた監査法人
東京都中央区銀座8丁目21番1号 住友不動産汐留浜離宮ビル (〒104-0061)
お問い合わせ: [email protected]
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This content is for general information purposes only, and should not be used as a substitute for consultation with
professional advisors.
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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