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でのシステム対応支援サービス Oracle EBS 関連サービス IFRS
Solution Overvie Solution Overview Finance & Accounting IFRS関連サービス Oracle EBSでのシステム対応支援サービス IFRS 適用に伴う業務・システム対応の必要性が迫っていますが、Oracle EBS を導入している、もしくは、 導入を検討されるような大企業においては、IFRS 対応以外にも、アップグレードやシステム統合の必要 性があるなど、大きな経営課題・システム課題を抱えている企業がほとんどであると考えられます。 IFRS 適用に伴う業務・システム対応に当たって、IFRS 要件以外の対応は行わないと割り切れば、大き な投資をかけずに乗り切ることもできるかもしれませんが、制度対応だからと後ろ向きに取り組むのでは なく、抱えている経営課題・システム課題をクリアしていく良い機会であると考えています。 PwC(プライスウォーターハウスクーパース)では、IFRS の影響分析結果を踏まえて、IFRS 対応以外の 経営課題・システム課題に対応するためのロードマップ案を描き、対応の実現までをトータルで支援い します。 現在、多くの企業が IFRS 対応以外に抱えている経営課題・システム課題の代表例として、下図のような 項目があげられます。 これらは IFRS 対応と完全に切り離して検討すべきものではなく、同時進行的に考えて行かなくてはなら ない課題であると考えられます。 図:経営課題・システム課題の代表例 システム老朽化対応 (アップグレード/リプレース) IFRS対応 経営管理の高度化 (システム/データ活用) 経理業務・システムの標準化 (統一会計システム/データ標準/SSC※) ※SSC:シェアード・サービスセンター システム老朽化対応(アップグレード/リプレース) Oracle EBS の稼動に当たっては、万が一のトラブルに備え、日本オラクル社のサポートを継続して受け る必要があります。稼動しているバージョンによっては、無期限のサポートを約束されてはいますが、多 くの場合は、ハードウェアのサポート切れなどの影響を受け、Oracle EBS のバージョンもアップグレード せざるを得ない時期が来ます。 IFRS 対応と合わせて、アップグレードを行った方が長期的に見て効率的となるかどうかを見極めた対応 を検討する必要があります。 経理業務・システムの標準化(グループ統一会計システム/データ標準/SSC ) Oracle EBS 導入企業においても、グループ全体で見ると各社別々の会計システムが稼動しているケー スや、同じ Oracle EBS であっても、パッケージのカスタマイズ性が高いゆえに、AFF(※)や各種マスタ を各社個別最適に設定しているなど、業務やデータの標準化が不十分であるというケースも多く見られ ます。(※AFF:会計フレックスフィールド Oracle EBS 上の勘定科目体系) こういったケースでは、今後 IFRS 対応を検討し、システム改修や追加開発を行っていくにあたって、重 複対応が必要となるなど、コスト面で弊害となっていくことが考えられます。 IFRS 対応に伴い会計基準が統一されることを契機に、業務の標準化およびデータの標準化を図り、開 示や管理に資する精度の高い情報を提供することや、Oracle EBS をグループシェアードシステムとして 活用することで、間接業務のコスト削減とスピード・品質の向上を実現できると考えられます。 経営管理の高度化(システム/データ活用) Oracle EBS に限らず、多くの ERP システム導入プロジェクトでは、「IT を経営に活かす」ということが目 的に掲げられていますが、長期に渡る導入過程で、プロジェクトの計画変更を余儀なくされ、ERP シス テムの導入・安定稼動自体が目的と化してしまうケースも多く見られます。 IFRS 対応を契機に、経営管理の高度化を図り、ERP のデータを活用して質の高い情報をもとに、 ステークホルダーへの積極的な情報開示、グループ内の業績管理、ガバナンスを強化していくことは、 非常に有意義な取り組みになると考えられます。 会計システムにおける IFRS 対応には、たとえば複数帳簿による対応や単一帳簿による対応など、さま ざまなソリューションが示されます。テーマを IFRS に限定して対応策を検討した場合、最も安価で安易 な対応策でも最低限の対応は可能と考えられますが、それ以外の経営課題・システム課題への対応も 考慮すると、よりコストを要する対応策の選択が、長期的には最適であるという判断も当然ありえます。 PwC のサービスでは、豊富な Oracle EBS 導入支援などのノウハウを通じ、Oracle EBS の活用方法を 再検討しつつ、これら IFRS 要件以外の課題への対応を含めた総合的なロードマップの策定、各課題 への対応、および取り組み全体のプロジェクト管理を支援します。 図:PwC のサービス PwCのサービス IFRS対応ロードマップ(サンプル) 1 プロジェクト・ プログラム 管理支援 2 差異 分析 会 計 業 務 ・ シ ス テ ム 経営管理 の高度化 実 態 調 査 詳 細 調 査 対 応 方 針 策 定 各種 影響 調査 分析 計 画 立 案 その他 各テーマ ① プロジェクト・プログラム管理(PMO※)支援 現状 調査 & 影響 分析 将来像 立案 & 要件 整理 会計マニュアル 作成 業務プロセス 再設計 勘定科目 再設計 グループ 展開 グループ 展開 (パイロット) トライア ル マーケットコミュニケーション の実施 内部統制の改善 グループ展開 (全展開) 各種業務プロセス およびシステム の改修 マニュアル作成 経営管理システム (設計・開発・テスト) 要件 定義 ・・・ 設計 開発 テスト IFRS 報告日 IFRS 会計 財務 全面 マニュア 諸表 適用 ル類 作成 開示 改定 内部統制への 影響調査 システム改修 要件 定義 期首 残高 比較 F/S 作成 マーケットコミュニケーション の戦略構築 トライアル 本番稼動 (計画系/実績計) パイロット導入 ・ ・ ・ 会計 システム 展開 業務 システム 概要 調査 2 1 IFRS 移行日 グローバル展開 ・・・ ・・・ ・・・ ※PMO(Program Management Office) IFRS 対応に限らず、広く経営課題に取り組むためには、単独のプロジェクトの管理だけでなく、複 数のテーマ・プロジェクトを統括し整合性を確保していくプログラム管理の概念が必要です。 統一会計システムのグループ展開や Oracle EBS のアップグレード、またはシェアード・サービスセ ンター設立など、複数の関連するプロジェクトが同時並行で動くことを想定し、それぞれの影響範囲 や共通課題などを把握・コントロールし、ゴールに向けた確実なプロジェクト推進を支援します。 ② IFRS 対応ロードマップ案作成支援 現在抱えている経営課題・システム課題などから IFRS 対応と合わせて検討すべき項目を抽出し、 対応案のバリエーションとして、例えばアップグレードを事前に実施する場合と将来的に実施する 場合など、複数のシナリオ案を設定します。 現状調査を行い、IFRS の影響を受ける業務・システムを俯瞰します。これを本社と主要なグループ 各社に対して行い、シナリオ案を比較・検討するための情報を抽出・整理します。 IFRS のシステム対応については、Oracle EBS を用いた対応案を元に、主要論点に対するシステ ム対応案を具体的に検討します。 各シナリオ案の IFRS の影響分析を検討・比較し、対応項目・優先順位・対応範囲などを考慮して、 IFRS 対応のロードマップ案を作成します。 ③ 各課題への対応支援 IFRS 対応と同時並行で進める必要のある経営課題・システム課題について、豊富なソリューション を活かし、多方面での対応をトータルでご支援します。 <関連ソリューション> - 経理業務プロセス全体の効率化 - シェアード・サービスセンター設立 - 会計システムの再構築 - グループ経営管理高度化支援 - ERP システム導入におけるデータ標準化 3 経営管理インフラの実現 I F R S 対 応 会 計 方 針 策 定 Phase3 導入・定着化 グループ展開 PMO ロードマップ( 詳細) 策定 • IFRS対応と同時並行で進める必要のある経営課 題・システム課題について、豊富なソリューション を活かし、多方面での対応をトータルでご支援し ます 設計開発 管理 3 各課題への 対応支援 方針策定 ロードマップ( 概略) 策定 • お客様の現状、ニーズに合わせて、各課題につ いて、何から、何時から、どの程度対応すべき IFRS対応 か、 IFRSの影響分析結果を踏まえたロードマッ ロードマップ プ案の作成をご支援します 案作成支援 • Oracle EBSを用いた対応案を元に、主要論点に 対するシステム対応案を具体的に検討します Phase2 実行 Phase1 予備調査 グループ展開方針策定 • 複数の関連するタスク・プロジェクトに対し、それ ぞれの影響範囲や課題などを把握・コントロール し、ゴールに向けた確実なプロジェクト推進をご 支援します PwC の強み 日本オラクル社認定制度 『Specialization』 認定 PwC は、日本オラクル社の新認定制度 『Specialization』 において、「Oracle E-Business Suite Financial Management」の認定を受けております。この認定には、一定数の認定コンサルタントや導入 事例などが必要となります。 PwC では、多くの R11i の認定コンサルタントが各社に先駆けて R12 認定を取得することで、R12 FIN 領域においても、国内最多の認定コンサルタントを擁しており(2010/12/31 現在)、Oracle EBS(FIN) のスペシャリストとして認知されています。 日本オラクル社 Award 受賞実績 日本オラクル社が主催し Oracle ビジネスにおいて特に顕著な貢献をしたパートナーに対して贈られる 『Oracle Award』について、2002 年より毎年継続して、受賞を続けています。 日本オラクル社との強力なアライアンスにより、Oracle 関連プロジェクトの成功に大きく貢献いたします。 Oracle Application の豊富な導入実績 PwC には、30 社以上の Oracle EBS 導入実績があり、海外子会社へのロールアウト支援や、大規模な 導入プロジェクト、或いは、R11i や R12 の国内ファーストユーザーへの導入支援など、難易度の高いプ ロジェクトを数多く成功に導いています。 また、連結システムとして、Hyperion の導入実績に関しては、国内最多を誇り、グローバル企業を含む 200 社以上に対して、コンサルティングサービスを提供してきました。 IFRS の対応において、単体会計システムだけでなく、連結システムも含めた包括的なサポートをご提供 いたします。 グローバルネットワーク PwC は、154 カ国 161,000 人以上のパートナーおよびスタッフを擁し、顧客の多様なニーズに迅速かつ 丁寧に対応できる体制を整えた、真にグローバルな総合プロフェッショナルファームです。 戦略コンサルティングファームと異なり、グループ内に業務改善や会計・税務に精通した部門を抱えて いるため、企業戦略を策定するだけでなく、その実行まで支援することが可能です。 グローバルネットワークを活用して、海外展開などのニーズに対してお応えできることも当社の強みと言 えます。 お問い合わせ先: PwC Japan IFRS プロジェクト室 03-3546-8192 [email protected] プライスウォーターハウスクーパース株式会社 | 〒104-0061 東京都中央区銀座 8-21-1 住友不動産汐留浜離宮ビル 本資料は概略的な内容を紹介する目的で作成されたもので、プロフェッショナルとしてのアドバイスは含まれていません。個別 TEL (代表): 03-3546-8480 | Fax: 03-3546-8481 |Our Site: http://www.pricewaterhousecoopers.co.jp/ にプロフェッショナルからのアドバイスを受けることなく、本冊子の情報を基に判断し行動されないようお願いします。本冊子に 含まれる情報は正確性または完全性を、(明示的にも暗示的にも)表明あるいは保証するものではありません。また、本冊子 に含まれる情報に基づき、意思決定し何らかの行動を起こされたり、起こされなかったことによって発生した結果について、プ ライスウォーターハウスクーパース株式会社、およびメンバーファーム、職員、代理人は、法律によって認められる範囲におい ていかなる賠償責任、責任、義務も負いません。 © 2011 PricewaterhouseCoopers Co., Ltd. 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