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九頭竜川最上流地域一郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石

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九頭竜川最上流地域一郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
1
5
3
九頭竜川最上流地域一郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
脇田浩二'
Jurassic radio¥arians from Kuzuryu-ko-Gujo-hachiman area
Koji
WAKITげ
Abstract Jurassic radiolarians were extracted from siliceous shales and manganese
carbonate nodules i
nt
h
e geosynclinal sequences distributed from t
h
e uppermost stream
o
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h
e Kuzuryu t
ot
h
e western part of t
h
e Gujo-hachiman a
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. The radiolarian taxa
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d are Hs 叫lm maxwelli PESSAGNO, Tricoloc αpsa p/ic α rum YAO , Eucyrtidium(?)
unumαensis YAO , Tet γαdit γ ymαsp. c
f
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. cor γαlitosensis (PESSAGNO) and 50 o
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; Late Jurassic) and t
h
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blage (YAO e
t al. , 1980; Early Jurassic) , b
(YAO e
t al. , 1
9
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) and t
h
e “ Dic 句 omitrellα" s
p
. A-Pantanellium
s
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. A assemblage(MrzUTA.t呪 et al. , 1
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; Middle Jurassic).Therefore , t
h
e radiolarian
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h
e present area possibly indicates Middle J
u
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c
.
1.
マンガン炭酸塩鉱物からなる“マンガン団塊"から
はじめに
数多くのジュラ紀放散虫化石を得ることができた。
中部地方に広く分布する美濃帯の地向斜堆積物は,
このことは美濃帯と飛騨外縁帯をめぐる地質構造発
石灰岩中に産する紡錘虫化石によって長い間“古生
達史を考える上で重要な知見であると考えられるの
層"と考えられて来た。しかし近年になって,
で,ここにその概要を紹介し今後の研究の資料とし
紀のコノドント
(KorKE
紀のアンモナイト
(西田ほか,
e
t al. ,
三畳
1971 など)・ジュラ
(SATO , 1974) ・中生代型材化石
1974 など)の発見が相次ぎ.美 i農帯の
“古生層"の時代論は再検討をせまられてきた。こ
のような状況の中て\YAO (1 972)
代放散虫化石の研究はこのし
に始まった中生
たし当。
2.
地質
本地域の地屑は北から砂岩相・砂岩
チャート相
および頁岩ーチャート相に区分され,これらは後期
2 年のうちに大変盛
白亜紀の流紋岩類に覆われている(第 l 図)。砂岩
んになり,その結果ジュラ紀の放散虫化石が美濃帯
相の北縁は東西方聞の断層で石徹白亜層群(手取層
e
t al. , 1
9
8
0
;Mrzu
群)と接しており,そのすぐ北側には九頭竜亜層群
の各地で報告されて来た
(YAO
t al ., 1981; 脇田・岡村, 1979 , 1
9
8
2
)
.
TANl e
が分布している。砂岩相の南縁も断層によって砂岩
福井県東部の九頭竜川最上流地域では,中・後期
ーチャート相と境されている。それに対して,砂岩
ジュラ紀の浅海成堆積物からなる手取層群の九頭竜
ーチャート相はより南の頁岩ーチャート相に縫合に
豆層群(前回,
1957) が美滋帯の“古生層"の近く
に露出している(第 1 図)。筆者は,
この地域から
郡上八幡西方にかけての美漫帯北縁部に分布する従
来“古生層"と考えられていた地層中の珪質頁岩や
.地質調査所
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重なっている。走向は一般に東北東一西南西も しく
は東
西であるが,東南部では摺曲のために東北ー
南西,北ー南を向 く 場合がある。地層の傾斜は急で,
ー般的 l こ L 追って砂岩相では南に,
í也の二相では北に
か真 L 、ている。級化層理などの堆積構造によって地層
の t 下を判定した結果,
ー部に ノj 、槽曲はあるが,全
脇田浩
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第 1 r主1.
体と L て俗、右中11 で は|何へ ,
i也の - ~m で:ま北へ 11立の
I也)凶ヵ、 Ú(;な F ている 。 1Í'Jït ー チャ
トキ日の L -11I;: 主成
状砂主. ~ヵ、t-くぺ:り,砂1"f キ 11 と ffil以した山相となるた
め,
(,沙 EJ キ 11 は砂利一一チヘ'
トキ"よサ 1. 1.1)もしくは問
iJ .'f'Nf11 と巧えられる
砂岩相
{本として,塊状砂泊・頁岩催勢な砂宕頁岩互層・チ
ャ
卜・頁岩・法 11 ft 宕からなる ハ 本相;ま,頁岩
チャートキt1から砂岩相への漸移相と考えられる。,ìíi
問
(1957 )
の所暮砂岩層の ~ fW ,中ノノ'J,谷頁宕!説・
中りj 砂特柑の大白 1; 分に相、勺河合
1 ーとし C 非常'に厚 L 、塊状回、結と砂岩優勢
河原互 1肖お、よひ脇凹・凶l 村( 1982)
(1959)
の大
のスランプ相 A
な砂店以 ~thl\'iからなり,まれに頁岩や珪 ZZ 頁むの
(もしくはその-!i1; )に N 比主れると考えられる
1(1 を快イ l・する c チャー卜はみられない c 砂泊の I経 f型
頁岩 ー チャート相:頁~・頁岩優勢な砂岩貞岩 JJ:
l(!iに、 HI に j~ 化木 fr がみられる士とがある p 河合
(19;)9)
の JI:IJ1j{r.' if~, J,村()心 11[/);[ 五1Mを除く)の
l
勀l
11(1957) の iíJj. /df. 谷砂~頁 宕 I1 !弱,
の大 ~'il ~う i ,
-ti- 15 ,
fi可幕砂岩岡
I
j
'/水行以忠岡・ qJ t)J 砂岩 j肖のイ:;1;にキ日
、 'í' j-る 乙
砂岩 ー チャート相fi'þ':(;{{[ 勢な砂岩手i 岩 li 掃を主
膚・チャ
トを主体として,その他に珪 n 兵粁・線
色岩矧・イ i 以清からなる 。
“マ/ガン LIl塊"
珪 t't 頁 泊中には,まれに
(次草:で説叫)がみられることが
ある 。 頁岩優勢な砂岩頁岩 IU妊にはしばし:正スソン
ブ情 i査がみられ
1!'.(泊中には砂岩・チャー卜の大小
のブロソクが入 っ ていることヵ、ある
この相の見日 1;
1
5
5
九頭竜川最上流地域一郡七八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
“マンガン団塊"は酢酸約 10% に 4-5 日間,制 11 かく
にむけるチャー卜や石灰岩から 二登 紀・ 三畳紀のコ
1979) ,ごれら
した岩片を浸しておき,溶け出された残波を市販の
はジュラ紀放散虫化石を含む地府中に点れてしている
ガーゼと #225 のろ過布を通し,この 2 種類の布の中
ノドン卜が報告されているが(猪郷,
ことからオリストリスと推定される。本相は KANUMA
間の粒「支の残溢のみを過酸化水素水や塩酸を加えた
(1 958) の粥川層の官官に相、当し,河合(1 959) は
加熱処理をそれぞれ約 30 分ずつ行なったのち,乾燥
た門岳累層としているが,むしろ根尾!軒に対比され
させ.双眼実体顕微鏡で化石をひろい,'1', L ,走食 Z1
電子 顕微鏡を用いて,観察.
ると考えられる。
f
t
t
j志会 11 なった。
〔放散虫化石の種類〕産出した放散虫化石は第 1 表
3.
ジュラ紀放散虫化石を産する岩石
本地域では,
に示してある。これ以外にも数多くの種があるが,
ジュラ紀放青空虫化石は主として珪質
保存の悪いもの,層序 学 的価値の低そうなものなど
頁岩,“マンガン団塊",黒色頁岩から産する。産出
を
地点 lι 第 1 図に示した。このうち特に保存良好な化
に並べてある。ただし G1230C.F と G
石を産するのは,正主質頁岩(
G 1230C
.F
. G905 , G
部制愛した。第 1 表では上位のサンプルほど左
Q323B.
c ,そして G
1
4
6
4A
15 , Q 288
と
と G 1474 なとのように
G 990 のように断層
990 , G1274) と“マンガン団塊" (G1464A, G 1450
!f ぼ同層準と有えられるもの,
B )である〈これらに Q 288 を加えたサンプルの産
によって他のサンプルとの層序問{系がイ、時!のものも
出土也点については簡単なル
ある〉またとしたものは保存が悪いためにはっ
トマップを第 2 凶に示
きりとは同定できなかったものである。第 1 表の化
した。
珪質長岩は長;'f;より綴'&で珪 11 であるが,チャー
石リスト中で既に記載されているものを除いたすべ
卜のように滑らかな破断面はもたな1. ' 0 11昔緑色・緑
ての種と.記載されているもののうちの若干につい
褐色・赤褐色・灰色・黒色などの色を 呈 する。珪質
て簡単な説明を幻、下に 記 す っ ~\ 1 表で 一一← spp. とし
頁 岩;主成 層 状態によって 2 種類に分けられる。
l つ
は,単層が 5 -20cm の珪質シルト一員岩とより五年い
淡結色の凝灰質の薄層が互層している層状控 室t 頁岩
(脇田・岡村,
1982 ,
pl
.
2)
である。他の 1 つ
は 一 見層相がはっきりせず塊状であるが,
しばしば
たものは,その属に含まれるものでリストにのせた
種に|ロ]定できないもの全部全合んでいる。
(1)Archα eodictyomit γαspp. (Pl
.1 , F
igs. 1, 2):
d 般に A. rigidαPESSAG:\O ,
1977aI 二類似したものが
:f とんどであるが,まれに最後の 1
-3
の殻室の幅
粒度の差によりラミナが見られ,まれに淡緑色の凝
がだんだん小さくなっていくものがある(
灰質の薄層をはさむことがあるラミナ状 E圭質頁岩で
Fig 2)
ある。
あるつ
本報告で“マンガン団塊"と称するものは,ラミ
(2) Hsuum s
p
. A(PI
. 1, F
i
g
.5
) ::i
ナ状珪'lt頁岩に挟在する長桁 Fl ・卵形・レンズ形奏
た縦の後がかなり後の殻室 (di
した 主 としてマンガン炭酸塩鉱物からなる岩塊で,
出現する。
一 般に約 5 -60cm の長径をもっている。外側;主黒色
で,新鮮なものでは中が以内色の丸い rhodochrosi
t
e
の結晶の集合からなっており、風化したものは中身
PI
. 1,
】また A. rigidα よりず人ぐりとしたものも
っきりとし
s
t
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l part) になって
(3)“Dictyomitrellα" s
p
. A(P.
I 1, f
i
g
.6
):[
'
]
j
;
f
i
形の殻をもち多節。 I頁腺はなくドーム状の y良部室を
もち,その下に台形の殻主がおい ω 殻主の接合昔日の
“マンガン凶塊"はその
多くはその外側に顕著な横稜をもち,その直ート-直
長軸の方 f古1 が全体の府理面l に平行で,その延長方向
下に丸い殻孔をもっー横後の十の位孔手 IJ と.その[',
でも幾っか見つかることも多く,ときに層状のもの
の横楼の直下の殻孔列の聞には穴のあいていなし υト
もある。多くのものが風化しており,核を中心に成
さなくぼみが横に 2 列並んでいる,
全体が褐色を 呈 している。
長した跡がみえないため,ここでは“マン力、/団塊"
と“"をつけた c
4.
放散虫化石
〔処理〕珪質頁岩はフッ化水紫駿約 5% に約 24DN 間,
M IZUTANI el al
.
(1 981 , p
.
1
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g 2-a) の“Dictyomitrcllαsp , A
と |υl
積。
(4) P α rvicingula s
p
. A(PI
. 1, f
i
g
s
. 7-10)
円錐形の殻をもち多節( 8 ー 13)
までほぼ;ま円錐形で,
第 1- 第 4 1,~圭ー
その F に台形の殻主主が続く。
戸山田
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九頭竜川最上流地域一郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
第 1 表
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siliceous shale
sil1ceous shale
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2 -8
2 - 10
2 - 11
Archaeodic.
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spp
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1 -1 , 2
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3
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3
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sp. A
Tricoloc.
epsa plicarュm YAO
T.(φ)
fusiformis YAO
T. 50. cf. T. ruesti TAN
Stichocapsa japonica YAO
canveX8 YAO
s
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.(今)
sp. A
Cyrtocapsa mS5toidea YAO
c
.(1)
5'0. A
Unu皿a e
chinatus ICHI K.A!,lA 晶 YAO
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sp. A
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sp. B
Protunuma fusifor
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.(ヲ) or Un四a(?) Spp
Saitou皿 sp. .
s.
sp. B
S
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Napora spp.
Podoburs8
. s
p.
(PISSACNO)
T.(1)
50. 1
3
Tetratrabs sp. A
sp. B
T.
Hagiastru
.
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,・A岨判
A
曲4
~.
A
』・ 臼O・晶
H
4
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日i. gu:n as tra
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F国・凶・、
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占 =i 占是主主
加
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日由U)戸
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咽H・u4a ・Fu4-4 司,u・44圃-
H
-』明i4 H
甲A的l4
う -9 , 10
6
6
6
6
6
g ~.;
V
u
4
吋ω-
5明
CHERT FAιlE
ω
同ω
H
WA叫甲H曲14
針執ほ AND
ぷ凶
‘
-6 , 7
-8
-9 s
S
p
.
o
(
r
?
1
8
)
0
E
a
t
u
rnalis p
E
u
r
o
b
o
t
b
olfoor
ロ恒
gius Y
Y
A
A
O
O
-10
-12 S.(?)
tetraspinus YAO
-11 S.(?)
hexagonus YAO
5
.(?)
spp
4 -13 Paraseturnelis sp.
5 -1 叶 itr a.bs sp. A cf. T. e.
.
n
.ngi
5
5
5
5
o
S
A
m
N
D
S
T
T側
FAιE IAE悶
S
FACIES
5
凶-:i
判~明u-.u-4 叫~同ω伺
・ sílic.sh. ー laminated
gy冒 gray(ish)
.0切
晶
3LOトE
A
6 -11 Archaeospongoprun凶n 5pp
6 -10IOrb.
iculifOT
L
'
¥
:
l s
p
,
4・
今?
.
.
4・
‘
.
.
.
3・
4降
"“
?
ー
ー
・・
4・
..
.
.
.
158
脇田浩二
頭部室は円錐形でほとんど殻孔はなく,短かくて太
となどの点で P E
S
S
A
G
:
;
O(
1977a)の Paγ 叫 cingulα
い項練をもっ 。 頭部室内の骨格 (P l. 1
.f
i
g 9) は,
の定義と呉なる。 (6)-(8)
v
e
r
t
i
c
a
l spine が上にのびて先端が広がり. Fo阻MAN
B , C は,
の Foγ manina
s
p
.A
.
EMPSON-MoRIN (1 981) の Fo γ em仰 ina の
が text-figs 4-6 に示した 骨格 構造と同じ
定義と巽なり,関口昔日に近い部分 (di s
t
a
l part) の
である。版部室の下には小さな突出部があるが,第
殻室の接介部の外側ではこふ、が連結し横綾が形成さ
4~ 第 8 殻室の閣の殻釜の接合部ではその空ト側に顕
れている。両属は密接な関係をもっと考えられ,こ
(1 966)
s
p
.A , B
: Forem α削 πα
若なこぶが突き出している。第 8 殻室と第 9 殻室の
こに報 ff干した Parvicingula
聞の接合部より下の殻室の接 合 部のタト側ではこぶが
s
p
. A, B
. C. D
連結し横綾とな って いる。各殻室の周囲には横に 3
では m 練のあるものを Parvicingula.
予 IJ.五の目型に大きな:hい殻孔が並 ぶ勺 殻孔枠は多
For em απ tnα とし た
(5)
Pαγ vicingulαsp.
ここ
ないものを
(
10
) Caηoptum s
p
. A , B. C (PI
.2
.f
i
g
s
. 6.7.8.
角形(ふつう 5~6 角形)である。
B(P.
I2
.f
i
g.1
) :比車交的大
型で,小さな脱線があ る【
もその{中間と局えられるが,
非常に多くの殻室 (20 以
9):殻の外側は所々に微小な 穴 のあるンリカの膜で
穣われ,その内側に大きな丸い殻孔が横に並んだ殻
(PI
.2
. fig.9) 。 主主のすト *3 で 3 手重を i哉日 11 した。
上 )からなり.そ れそれの殻司王の外側には横 3 列に
があ る
並んだ殻孔がある。殻 2主の接合部の?トイ別に l 主情稜が
Canoptum s
p
. A i 土スム ースな円錐~紡錐形の殻を
ある。
m燃の~無を除いては Parvicingula
(市川・八尾.
もっ。 Ca問ptum s
p
.Bi 立.殻1fの接合部で段をつけ
s
p
.A
1
9
7
9
. Tr-J-4. f
i
g
s 7.8) に似てい
Cαηoplum
る。
(6) Fo γ emanina sp.A (P.
l2
.f
i
g
.2):細長い円
錐形の殻をもち,多節 (25以止に
各殻 E主には備 3
(7) Fo γ em αnina s
p
.B (P.
l2
.f
i
g
.3): fIl1lt 形で
多節 c 日貞行1; の方には小さな殻孔がまばらにあるの殺
室の接合 m~ には.中央官じでこ」、が規 j!l!的に並 び,
F
:'iJ)でほ陥後ができている 2 各般車の問聞には惰円~
円形の殻孔が やや小 規[1 1] に 3 タl 並 ';':0
より妓孔が小さ く,
こ ぶ も小さ~
Parv兤ingula
), :
:
:
;
また IH 練
がないー殺のあちころ;手し頭状小突起があるのが特
jjx で、 ある。
(8)
nina s
p
.B
(P.
I2
.f
i
g4
)
: Fore間 α­
と Parvicingulαsp. A の中間の火きさの
;,i!l fしをもっー
Fo γemαnznαsp .
B のような手 L~貞 4犬小
突起はな く ,
Parvicingu/αsp.
A ほとこぶが日íi 著で
はな く.
あり
f(! 練もなし、 c
rfi 川・八尾
(1979.
p
.b
f
i
g
s9
. 10)σ)Paγ vic ingula? s
Tr-J-4.
と{以ている 。
(9) Fo γ emanlnαsp.D (PI.2. f
i
g 5):
紡銭形の
伎をもち.殻室の f妾 {~fH) においてかなり突出したこ
殺3'iのしきりの部分に くびれが あるふ
(
12
) Stichocoγ ys (?)s
p
. A(PI
.2 , fig.ll): 完全 Jしの
ないドーム状の頭部 室にが っしりしたIf'i疎が発達し
ている
とは .'N なる。(
の極 (1 いくつかの点で属の本来の定義
4)の J> a
rv
i
cingu/ αsp.
上下 i~ 殻孔をも っ 備後があり,
の間には小さなこぶや六がある 。
2 つの検後
開口昔日の近くで、 :ま,
この tlliì主力、舌しれることがある c
(
1
3
) Eucyrtidium(?)s
p
. A(Pl
.3
.f
i
g
.2): Eu.
cy γ lid ium uηum α ensis
YAo<
1979.p.39. pl
.9
.f
i
g
s
.
や Eucyrtidium
ptyctum RIEDELand SA:¥
FILIPPO0974 , p.778. pl.5 , f
i
g
.
7
. pl
.1
2f
i
g
s
.1
4
.
15) ,二外形が似ているが,
11製作1; 室の外側の七百 1; にの
み縦の峻がある点でそれらと異なる 1
(1
4) Stichoc αps α (? )s
p
.A(PI
.3
.f
i
g
.8
):頭部室
に近い方ーから,円錐形・慌にふくれた栴円体・逆円
錐形の 3 つの部分:ニ分かれ番ふくれた部分に大
きなこぶが並ぶ。 1{~ 孔;ま楕円形である 。 最下 ~e の逆
Pl 錐形の部分(ニ;まより大きなプL が聞いている。
(
15
) Cyrtocapsa(?js
p
.A(Pl
.3
. fig. ]O):小型で,
ぶカ、あり,備手査はみられない
(4)~(8)
縦に援が
2 つの綾の問:ニー列の大きな殻孔が並んでい
1 ー 11)
Foremanínαsp . C
s
p
. C は殺 室 ごとにくびれがある 。
(11) Dictyomit γ a s
p
.(Pl
.2
.f
i
g
.10):
るζ
ダ 11 の,汲孔が並び,妓'寺:の接合自 1; に:主情稜がある〈
s
p
.A
ながら土部の円錐形の殻の下に台形の殻室が続く。
A や(
5)の
Pα円!icingu/αsp. B :1 , 殺主主の銭合古じのタト1MI] 1.,頭部
'七寄りでは繍殺ではなくこ ぶが 発達していること,
(5) の Pα 川町 ingula s
p
. B のIíi練の発達が思いこ
p
licae が必すしもよ主軸プjr白l に延ひず,
しばしば斜め
に走っているぜ小さな I良線がみられる吻合がある。
(
17
) Unuma s
p
. A(PI
.4
. fig.1): 縦駿の聞の殻孔
:正丸く大き\"'\,::縦稜;主政ト古 1; まで続き,最下宮町、は
より大きな殻子しが後の聞に削いている υ
九頭竜川最上流地域
1
5
9
郡上八幡西方地減に産するジュラ紀放散虫化石
(
18
) u加ma s
p
. B(Pl.4 , f
i
g
.2): 頭部室にはがつ
しりとした項練があり,縦稜も太い。殻孔は横に長
い楕円形である。
は 3-5 角形と多様。
(32) Emiluviαsp. B(PI
.6 , f
ig
.8):放射練は 4 本
ほぼ同じ長さをもち ,
(
19
) Protunuma(?)or U問問α(? )s
p
p
.:保存が悪
Emil山 ia s
p
.A と同様の断面
をもっ。殻の表面の殻孔枠が 4 角形。市川・八尾
く開 r I 部付近の構造が不日月のものをここに入れた。(1 979 , T ト J-1 , f
i
g
.10) の Emilω ia sp と似ている。
(
2
0
) Saitoum s
p
.A(PI
.4 , f
i
g
.4): 溝と稜をもっ
項練が穴のないドーム状の頭部室の上についている。
市川・八尾(1 979 ,
Tr-J-3 f
i
g
s
.8 , 9) の
Saitoum
sp. に似ている。
(33) Pαnt αnellium s
p
.A(PI
.7 , f
i
g
s
.1
.2): 球状の
殻をもち,海と稜の発達した長短 2 本の放射嫌があ
る。 AA' および BB' 方向 (PESSAGNO
1980,
(
2
1
) Saitoum s
p
.B(PI
.4 , f
i
g
.5): m 練がなく.
頭部室に殻孔がいくつか聞いている。
(
2
2
) Tγi t γαbs (
?)s
p
.B (Pl
.5 , f
i
g
.2): external
beams が 6 本以上あるので Tritrabs の定義にあわな
い。
and BLOME ,
p.241 , t
e
x
t
f
i
g
.5)には 5 つの丸い殻孔が
並ぶ。殻孔枠の集合点に小さなくぼみがあるのが特
徴。 MIZ町ANI
e
l α l. , (1981 , p.197 ,
Pαn! αnellium
s
p
.A と同一種である。
f
i
g
.2-b)の
(
3
4
)Pan!anellium s
p
.B(PI
.7 , f
i
g3): 外殻はやや
長事由方向に長い [u] 転楕円体で大きく,そこに AA' 方
(23) Tetralrabs s
p
.A (Pl
.5 , f
i
g
.3): 6 本の
externaI beams からなり腕状殻は先へ向 っ て細く
向に 5 つ BB' 方向に 4
(5)つの 5-6 角形の殻孔枠を
もつ大きな殻孔があいている。放射線に長短がある
なる 。 中央部には,小さなこぶが bar によ って :il方
が,長い方が先端まで保存されたサンプルは得られ
形を形成するよう連結している。
ていない。
(
2
4
) Telra!rabs sp.B(P I. 5 , fig.4): Tel γα Irabs
(
3
5
) Pαnlanellium s
p
.C(PI
.7 , fig ,
4): 幅の広い
s
p
.A より殻の構造が単純で、中央部の殻にはこ ふ、がつ
議と狭い稜からなる長短 2 本の放射線をもっている 。
ながって X 型の模機ができる。
球状の殻には AA\BB' 方向ともに 5 つの殻孔をも
(
2
5
) Hagiaslrum s
p
.(Pl
.5 , f
i
g
.5): 4 本の先細
りする腕状殺をもち,その断面は亜長方形である。
(
2
6
) Higumaslr αsp.(P I. 5 , figs.6-8): 腕状殻の
断面 I 'J. H叩lmas Ir α の構造をノ示す(
P1
.5 , f
i
g
.8)。先
ち,殻孔枠は 5-6 角形である。殻孔枠の集まる所
には顕著なこぶもくぼみも見られない。
(
3
6
) Pachyoncus s
p
.c
f
.P.lumidus PESSAGNO
and BLOME(Pl
.7 , f
i
g
.5 , 6 , 7): 保存のよい化石は 得
制りする腕状殻をもち,全体の外形 l ま Higumaslr α
られていないが,殻孔枠が全体に Z 方向に 厚く ,ま
s
p
.B
た放射線の性質も P町 hyonc ωt 印刷 dus
BAlJMGAR廿<E R
(1 980 , p
.291 , pl
.11 , f
i
g
.3) に
似ているが,飛膜 (patagi um) のなごりがなく,腕
PESSAGNO
and BLOME (1 980 , p.237 , pl
.10 , figs.9 , 16 , 17 ,
;[犬殺の上の殻孔の列がより多いことから Higumast 叩
19 , 20 , pl.ll , fig.12) と類似している。長い方の
s
p
.B
放射線はときおり先端が曲がっているが PESSAGNO
BAlJMGAR叩ER とは異なる。
(
2
7
) Paronaella s
p
.A(PI
.6 , f
i
g
.1): 海綿状の殻
をもち,
3 本の腕状殻は先へゆくとやや太くなり先
端に練が 1 本ずつ付いている。
(
2
8
) Paronaellαsp.B(P I. 6 , fig .2): 腕状殻の先
端にそれぞれ 3-4 本の臓が付いている 。
(
2
9
) Paronaella s
p
.C(P I. 6 , fig . 3): 腕状殻の先
には嫌が目立たず丸く突き出て終っている。
(
3
0
) Angulobracchia s
p
.B(PI
.6 , f
i
g.6): 先が大
and BLOME (1 980 , pl
.11 , f
i
g
.12) の Pachyo 町山
lumidus にも同様の性質がみられる。
(3 7) Z
arlus s
p
.A(Pl
.7 ,
f
i
g
s
.10, 12): 第 2 次赫
(secondary spine) が非常に発達した Zarlus
(PESSAGNO
and BLOME , 1980 , p.249) 。殻は AA' 方
向に 5 つ BB' 方向に 5 つ(まれに 4 つ)の 5 - 6 角
形の殻孔枠をもっ大きな穴があいている。放射線は,
幅の広い 3 つの滋と幅の狭い 3
脇田浩;一
160
車車が内殻の表面までまっす ぐ につながる第一ー次連結
のうち G1464A と G990 は岩石の種類や採取地点の岩
骨格とはつながっておらず,その
中目が異なっているにもかかわらず .
a 部に細い第二次
Zarlus s
p
.A を
連結骨格が接しているにすぎない (P l. 7 , f
i
g
.12) こ
隻当に含み ,
とから Cecrops( PESSAGNO , 1977b , p
.32) とは異なる。
を伴うなど,いくつかの持徴的な穫を共通に産する。
(38) Goγgansw叩 sp. A(PI
.7 , f
i
g
.1
1): Pantane.
Unum α echinaltιICHlKA\\'A and YAO
この精成内容は,中期シュラ紀の U山間α echiηα tus
l
l
i
u
ms
p
.A と ltíl 燥な殻 の 構造をもち,放射練が 3 本
群集(市川・八尾,
ある。
T!\.XI e
t α1. ,
〔時代〕本地械に産出した放散虫化石の中には,
Archaeodicl 百0 肌 zt γα , Hsuum , Pαγ vicingula , Fo γ e.
manlnα , Podobuγ sa, Emiluvi α, Hαgíast γ um ,
Pαγ0 ・
1979; YAOe
l al. , 1980;l
l
i
l
l
Z
U
1981; 八 J~ ・松岡,
1981
) (以下 U. e
.
群集)に似ている c G 1450B( 立第;次疎の発達の懇
、 Uηuma echinα lus (
?)しか含まず Zαγ lus も lf固{本
しか見つかっていないし,
G1450c は Zarlus を含ま
叩ella など従 来ジュラ 紀ないし白亜紀にしか矢口られ
会いが,その他の群集組成から G1450B. C も
ていなかった属が数多 くみ られる c
群此に対応すると考えている
また.近年蓄積
された三笠紀放散 El\化石の研究(D E \\E児 R e
t α 1. ,
U . e.
その他のサ/ブルは
Unuma echin α lus や Zαγ lus を含まず,その他の点、
1979;:"J必くASEKO and I\ ISHI\1U RA , 1979; PESSAGrゅ
では U. e 群1tと共通刊が多 く ,“ Ðiclyomilrella" s
p
.
e
t al. , 1979;PESSAG:¥Oand BLO\lE , 1980; YAOe
l
A
. p,αnl αnetlium s
p
.A を合んでいる ので ,
やはり
al. , 1980) によ って戦告され た 三 位:紀に特徴的な縄
中間ジュラ紀の“D 町 lyomit 同 fla " s
p
.A-Pαnlane.
は含まれていなし、 。 G 1464A
. G1450B などに産出し
I/ iu間 sp. A 群集(",IIZUTANI e
l al. ,
ている化主 l のうち ,
Trilrabs s
p
.A c
f
.T
.ewingi ,
Tel γαdit γ yma sp.
c
f
.
T. corralitoseη sis , Angulo ー
bγαcchiαsp. A c
f
. A.digilal α( 主,
(1980) によってギリ シ γ の中.
1981) (以ド D
P. 群生ニ汁花、 すると身えられる
たどし,
G1274
には保{f:J:悲く:まっきりと:主制定でき♀いがじηumu
BAL'MGART:\ER
echinα lus ぞふ Trillus が ff まれており,
G 1274 は:主っ
J-.~l~ シュラ系から
おりとした群集への付花、;まできな L 、
また G
報 f 与されているものにイ以ている。
また
Zartus ,
Pαη lane /l iulll s
p
.A i J:少な く .
F に:J:,
1230C.
P αchyoncus
Trillus は P ESSAG
NOand B1βME(1980) i': よって北
が多いことで O.P 群集の(也のサンフルと:主主宅なる。
アメ リカ..f t 凶古Il で :n; .中古 I~ ンユラ系に限って 1玄
このように将来に残されたいくつかの問題はあるが,
~H すると宇佐 代されでいる, G 1
230C
. F に;ょ
ここではとりあ えず 2 つの群集に分けて考えた。
Pac ー
hyoncus lumidus PESSAGNOand BLO\IEi ニ比車交さ
れるものが産よるが .Pα chyoncus
lumidusi 立
PESSAGNOand BL
O¥I
E (1980 ) によって..f tf メ 1) カ
~tilli:~I; の upper middle Bajocian-upper Bajocian
から桜 :;1;- されている。
考察
〔加散虫化石群集と層序 〕今凶報 告 した放散虫化石
のほとんとは,岡村 0979 ,
(1979 ,
M 近美 ù~ 祐:で宇w t'らされた後其IJ ジューJ 紀の Miri(usus
bω leyi m'W, (木谷.
5.
198 1)や rìíj )1))シ
L ラ紀と考えら
1982)
M S)や ßhhflJ .I出l 村
が報告 L た郡 L 八 幡北方の中生帽に
も店主出している 、
特徴的な簡のいくつかの産地を脇
I
F
I .r,品]村 (1982) の1$; 5[>([中のサンプル地点でポす
れていう Dic l
yomitrc /lαsp. C-A γ c haeodic1yomi
t γα
と Unuma echinα lus :
J
:No
.
l7 , 68 , 70 , 84 i 二 , P αchyoncus
s
p
.A 群集(Y.~O et α1 . , 1980) とノト凶報告じたもの
s
p
.c
f
.P.lumidusI 立 No.4 6 , 67 , 681 二似たものが産出し
とは情 l,x内科においてかなり裂な っ ている 。
ている(脇田・ i出l 村,
~:.t 1 -.0) ニとか ら ,
Jui員 t迂 111 :lá hiTU也 Í!& ヵ、ら君ru-.J\
見られる
ジ ュラ紀のもの であり 司その多くはおそらく中井11 シ
る層準のと下関係は.
した各サンフルには
Hsuum
Tricoloc αpsu plic α rum Y へ0 ,
(1出l 村,担、{,; )。これらの待徴種の産出す
1llUて八幡北方地域と今|凶報告
した九日良竜川計上流地域
〔放散虫化石群集 )~\l lÆにあるように,今副桜告
m αxwelli
PESSAGNO.
Eucyγ tidium (?)u
nu
mα e nsis YAO なと数多くの共通植が認 めら れる。こ
また Zα rlus s
p
.A は
No.17 , 26 , 84 , 167 に , Eucyrtidium(
?)sp 目 A :仼o.63I こ
附州 }jl也岐にかけて広 J れする放散虫化石 I J
:Iりl らかに
ユラ紀のも のであろう r
1982) 、
なっている
mu-ーペ I幡内方地域では 呉
また後者の地域に限つでも.僧曲や断
層によってではなく U. e 群集と
D. P. 群集が繰返し
あらわれる,このような事実は,ジュフ紀放散虫 f ヒ
石を合計岩石の- ..rm にオリストリスがある可能性を
九頭竜川最上流地域ー郡上八幡西方地域に産するジユラ紀放散虫化石
示唆している。ブロック状の含ジュラ紀放散虫岩は
郡上八幡北方地域(脇田・岡村,
1982) で知られて
いる。オリストリスの存在の可能性を考慮すると,
1
6
1
謝辞
水谷伸治郎教授をはじめ名古屋大学地球科学科構
本土也械の地層の堆積は中期ジュラ紀以降で,この地
造地質学研究室の方々には,放散虫化石の研究方法
層が流絞宕類に覆われることから後期白亜紀以前と
について御指導いただき,美 j農帯から産出した放置支
いうことになる。しかし,広い地域から採取したサ
虫化石の最新の情報を教えていただいた。同研究室
ンプルのいずれにも白亜紀に特徴的な放散虫化石が
の木戸
ないことから,本地域の地層はおそらく中一後期ジ
御意見をいただき,文献について教えていただいた。
ュラ車己のもので、あろう。
大阪大学
〔手取層群との関係〕砂岩相の北側には断層を隔で
聡氏には,本報告の放散虫化石についても
中世古幸次郎助教授には放散虫研究につ
いての基礎を教えていただき,数々のアドノ f イスをい
で.中期ジユラ紀一前期白亜紀の手取層群が分布し
ただいた。地質調査所
ている。特に砂岩相の北限に近い荷暮川沿いではジ
稿を読んでいただき,御指導いただいた。地質調査所
ユラ紀のアンモナイト
問村行信 氏には氏の抽出した放散虫化石をみせてい
(Perisphincles s
pp.)を産
田中啓策氏には本報告の原
する九頭竜亜層群が露出している。一方,砂岩相は
ただき,本報告の化石についても御意見をいただい
ジュラ紀の放青空虫化石を産している。両者は岩相も
た。また,名古屋大学森忍氏,地質調査所山
産出化石内容も異なっているが堆積年代は非常に近
崎晴雄氏には走査型電子顕微鋭の補修でお世話にな
い。この堆級相の異なるジュラ紀層が堆積時どのよ
った。
うな位置関係にあったかは,今後に残された課題で
ある。
6.
以上の方々に厚く御礼申しょげる。
文献
まとめ
BAUMGAR刊ER ,
(1)九頭竜川最上流地域から郡上八幡西方地域に
かけて美漉帯北縁部の地向斜堆積物が分布している。
これらは岩相によって北から,砂岩相・砂岩
チャ
ート相・貞岩ーチャー卜相にわけられ.砂岩相は北
縁で断層を隔てて手取層群と接している。
(2)これらの地層中に扶在する珪'ït頁岩および
“マ ンガ ン団塊"にジュラ紀放散虫化石が多産する。
(3)産出した放散虫化石のうちには. BAUMGART.
NER (1 980) がギリシヤの中・上部ジュラ系から,
PESSAGNOand BLOME (1 980) が北アメリカ北西部
の下・中部ジュラ系から報告している化石に類似し
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でいる。一方.後期ジュラ紀の Mi γ i(usus
b
a
i
l
e
y
i
1980) とは群集組成が異なっている。
(5)以
f: のことから,本地域に産出した放散虫化
石の多 く は中期ジュラ品己のものと考えられる。
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1
6
3
九頭竜川最上流地域ー郡上八嶋西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
化石の番号
化石種
Plate 1
1 , 2. Archaeodiclyomitra spp
3 , 4. Hsuu叫 maxwelli PESSAGNO
5. Hsuu冊 sp. A
6. “ Dictyomit γ ell αsp. A
7,
8,
9, 1
0
. Parvicingula s
p
.A
(KWA T)
1= 5- 2 (8.6); 2= 3 ー 11 (
7
.1
)
3=5-2 (6.4); 4=5-2 (7.6)
5= 5- 2 (5 , 6)
6= 3-1
4 (4.3)
7=5- 4 (7.6); 8 ,
9 , 10=4-4 (
5
.1
)
Scale=O.lmm (
fi
g
s
.9 , 10 のみ 1 m
m
)
Plate 2
l. Pαγ 別 cingula s
p
.B
2. Fo γ emα別 na s
p
.A
3
. Fo γ emαnm αsp. B
4. Fo γ emanina s
p
.C
5
. Fo γ emanln αsp. D
6 , 9. Canoplum s
p
.A
7. Canoplum s
p
.B
8. Canoptum s
p
.C
1
0
. Dictyomit γa sp
11
. Stichocorys (
?
)sp
Scale=O.lmm
1= 5 - 3 (
7
.
5
)
2= 5 - 2 (3.5)
3= 4 - 3 (
2.6)
4= 5 - 4 (
3.2)
5= 4 - 1 (8.4)
6 = 5 - 2 (6.5); 9=5-2 (6.5)
7= 4 -6 (8.4)
8= 5-5 (6.6)
10=5 - 3 0
.7)
1
1= 3 -1
3(
8
.1
)
Plate :
1
1
. Eucyrtidium(?) unumaensis YAO
2. Eucyrtidium(?)s
p
.A
3
. Tricolocaps α plicarum YAO
4
.
Tγ icolocapsa(?) fusifo γ 問 is YAO
1= 5 -4 (
3
.
5
)
2= 1 -15 (
9
.
3
)
3= 4 -6 (
5
.
4
)
4= 2 -1
9 (7.1
)
5. TRlCOLOCAPSA s
p
.c
f
.T γ 也 s /i TAN SI"HOK
6. Stichoc αps αlα ponicaYAO
7. Slichocapsa convexa YAO
8. Slichocapsa( ヲ )sp.A
9. Cy γ locapsa mastoidea YAO
5= 2 -27 (3.4)
6=5-2 (5.4)
7=4 -3 (3.3)
8=3-13(8.7
)
9=2 -28 (6.6)
1
0
. Cyrlocapsa(
?)s
p
.A
11 , 1
2
. Unu1TUl echinα lus JcHlKAWA& YAO
10=2 -1
1 (8.5)
11=5 -4 (6.2); 12=5 -2 (
3
.
4
)
Scale=O.lmm
RUFD
只以、ーヮ
rb
1ょ
司4
A守
づ,,
一一
-A 噌ハ b
にdsuEQU
弓4
lmm
一
Scale 二 O.
刊日ロ日
Saito 山n s
p
.B
6. 7. Nα po γαspp.
8. Podoburs αsp.
9. Spongos α luγnα lis PTotofo γ mis YAO
1
0
. Spoηgos α lu γηαli s( つ ) suboblongus YAO
11
. Spongosalu γγα lis (
?)hex αgonus YAO
1
2
. Spongosaturnalis(
?)l
elraspinus YAO
1
3
. Pα TQS α turnα lis sp
・
5
.
4
ICHlKAWA& YAO
))))))))))))
6
67851833343
Prolunumα fusiformis
4. Saitou1ηsp. A
一一一一一一一一一一一
s
p
.A
s
p
.B
63552123U34U
Uη uma
545444553553
Uηu問 a
12345689
1.
2
.
3.
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
Plate 4
1
6
4
脇田、冷三
Plat
e5
1
. Tril γ abs s
p
.A '
( T
.ewingl (PESSAC1
'
O)
2. Tγ il γα bs(?)sp.B
Tel ゲ α Irab 斥
4 -…
,
Plate 6
. Pは γ onaella sp
立
Paron α eila sp.B
p" グ onα ella
sp ,
C
Angulob γα cchiαsp.
(7 ,ぶ}
4=1-5 (
1
.5
)
5 ニニ 4- 1 (
8
.
6=5-2 (
6
.1); 7 , 8=5-3 (3.6)
7
.1
)
9. 10= 旦ー 2 (
1 コ 5 (
8
.
2=5-2 (
1.
b
)
3=5 ーヨ
.P乙lY onaell αsp.
5
.
(
8
.
-
2=4 - 5 (3.7)
sp ,
4. Telralrabs s
p
.B
Hagiastrum sp ,
6. 7 , 8. H!gumastra s
p
.
9, 1
0
. Tetraditrym.
as
p
.cf T
.r 。 γralitnsensjs
(PESSAGNO)
{
ig
.10 のみ 1 mm)
Scale=0.1mm (
3
.
lι5
A c
f
.A.d gitata
(6. 里 1
4~ 4 - 5 (4.8)
5= 4 -5 (4 , 6)
BAUMGARI
'
"
i
¥ER
s
p
.B
p
.A
Emiluvia s
邑 . E帥 iluvia s
p
.B
9. Tグ ilonche(? )0 γ din αγi.'
6.
6= 3-13 (
1
.3
)
5-4 (
5
. )
Angulo6 γ acchia
8=4
PES 弓~(;NO
10= 5一一
Orbiculil.μy 叫α 凡 p ,
11
.
A γ chaeospo η gop γ 包 num
治 ale
乙
s
p
p
.
(5.4 ノ
9=4-2 (1.川
(
7
.
11=5 - 2 (
2
.
5
)
ふ O.1mm
Plate 7
1 , 2. Pα ntanellium s
p
.A
1
. PIl7
1
l
a
n
e
l
l
i
u
m sp , B
.P必は tαη elliμm s
p
.C
5 , 6 , 7. Pachyoncus sp ・
1= 4 - 4 (3.4); 2= 5 -6 (7.4)
3=5 伊号
c f,
P
.lumidus
(3 ,君、
4 4 -2 (7.8)
1
.4
)
5 = 2 -29 (4.4); 6. 7=2-30 (
PESS ヘ心:-10 ぬ汚 LOME
8,
9. T
r
i
l
l
u
ss
p
p
.
12 , Zar
11
.
ぷ sp
s
p
.A
Scale=O.lmm
Gorga ηS 出m
8. 9= 5 .4 (
5
.
3
)
12=
-4 (3.3)
11=3 -14 (5.μ
1仏
九頭常川最上流地織ー郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
Plate
1
6
5
166
Plate 2
Hß
田;告ー
九頭竜川最上流地減ー郡上八幡西方地域に産するジユラ紀放散虫化石
Plate 3
167
1
6
8
Plate 4
脇田浩二
九頭音量川最上流地域
Plate 5
郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
1
6
9
1
7
0
Plate 6
脇田浩ー
九頭竜川故上流地域ー郡上八幡西方地域に産するジュラ紀放散虫化石
Plate 7
1
7
1
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