アップグレードの手順と注意事項の概要 IBM Notes/Domino 9.0 バージョンアップセミナー 日本アイ・ビー・エム(株)
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アップグレードの手順と注意事項の概要 IBM Notes/Domino 9.0 バージョンアップセミナー 日本アイ・ビー・エム(株)
IBM Notes/Domino 9.0 バージョンアップセミナー アップグレードの手順と注意事項の概要 日本アイ・ビー・エム(株) © 2013 IBM Corporation Agenda • • • • • • アップグレードの準備・計画 サーバー移⾏の考え⽅ 新機能:SAMLの導入 クライアント移⾏の考え⽅ 混在環境の注意点 参考情報 この時間の目標 IBM Notes/Domino 9.0 へのアップグレード方法と考慮点を理解する ⇒現在の環境をアップグレードする方法について 2 © 2013 IBM Corporation Agenda • • • • • • 3 アップグレードの準備・計画 サーバー移⾏の考え⽅ 新機能:SAMLの導入 クライアント移⾏の考え⽅ 混在環境の注意点 参考情報 © 2013 IBM Corporation アップグレードの例 •例として、以下の環境をバージョンアップすることを想定する。 メールサーバー1 メールサーバー2 一般ユーザー システム管理サーバー アプリサーバー1 管理者 4 アプリサーバー2 サーバー © 2013 IBM Corporation アップグレードの基本 • IBM Notes/Domino システムのアップグレードとは・・・ – IBM Domino サーバーのアップグレード メール/ IBM iNotes(※)サーバー アプリサーバー ハブサーバー MTAサーバー など – IBM Notes クライアントのアップグレード – メールテンプレートのアップグレード アップグレードの基本3要素 – アプリケーションの新環境対応 1. サーバー 2. クライアント 3. アプリケーション 5 ※ IBM Notes/Domino 8.5 から “Domino Web Access(DWA)” は “IBM iNotes” と改名されました © 2013 IBM Corporation 推奨されるアップグレードの順序 1. IBM Domino Administrator クライアント IBM Domino 9.0 サーバーを管理するために 2. IBM Domino ディレクトリ 下位互換性あり ( IBM Domino 8/8.5でも稼動可能) 3. IBM Domino システム管理サーバー IBM Domino 9.0 の adminp リクエストを処理するために IBM Domino ディレクトリと同一タイミングのことが多い 4. ハブサーバー ユーザーが直接アクセス出来ないサーバーから 5. メールサーバー メールテンプレートは IBM Domino 9.0 サーバー上で稼動保証されており、 テンプレートの種類が少ないため移⾏しやすい 6. アプリケーションサーバー これまでのサーバー移⾏での経験を元に 7. IBM Notes クライアント サーバーの移⾏完了後に⾏うのが理想的 8. メールテンプレート IBM Notes クライアント移⾏後に、メールテンプレートを 9.0 に置換可能 6 © 2013 IBM Corporation 基本方針の策定 • IBM Notes/Domino 環境のアップグレードにあたり、プロジェクトのゴールを 制定 – パターン1 : 既存環境を純粋にアップグレードする サーバーのみ サーバー&クライアント など – パターン2 : 移⾏のタイミングで、追加拡張を考える クライアントの種類を変更する (Web 化、メールクライアントの変更) 障害対策、災害対策の実装 サーバー集約/再編成 プラットフォーム変更 IBM Notes/Domino 9.0 新機能の活用 ※パターン2の場合、純粋なアップグレードに⽐べて、移⾏設計として必要とされる項 目が多い ※ バージョンアップ先のバージョンは、最新のバージョンを選択し、 最新のFix Packを適用することを推奨 7 © 2013 IBM Corporation アップグレードの例 -基本方針 •各サーバーはアップグレードと同時にハードウェアをリプレースする •IBM Dominoサーバーは最新バージョンへのアップグレードのみを⾏う –IBM Dominoサーバー名は変更しない サーバー名はそのま –IBM Dominoサーバーの統廃合は⾏わない まにして、H/Wのリ –新機能は利⽤しない プレースを⾏う 旧メールサーバー1 新メールサーバー1 •クライアントはサーバーと同じバージョンを上書きアップグレードする •クライアントのアップグレード後にメールテンプレートをアップグレード する 2. メールテンプレー 1. IBM Notes クライアントを アップグレード 8 ユーザー トをアップグレード 新メールサーバー1 © 2013 IBM Corporation 事前の確認必須事項 • サポートされるプラットフォーム とバージョン – IBM Domino サーバー – クライアント IBM Notes クライアント、 Web ブラウザなど • 利⽤しているサードパーティツー ル (アンチウィルス製品など )が サポートする IBM Domino リリ ース、プラットフォームとバージ ョン •ハードウェア要件 –サーバースペック Technote の記述は最低要件 ユーザー数の増加やクライアントタイプ の変更がないかの確認 –クライアントスペック IBM Notes クライアント ※Standard 版では特に確認が必要 IBM iNotes クライアント ※詳細を最新のサポート技術情報で 必ず確認して下さい。 IBM Notes/Domino 8.5 から、リリース情報の提供形態が変更され、従来の IBM Notes データベース<readme.nsf> ではなく HTML ファイル<readme.html>で提供されます。 9 © 2013 IBM Corporation Agenda • • • • • • 10 アップグレードの準備・計画 サーバー移⾏の考え⽅ 新機能:SAMLの導入 クライアント移⾏の考え⽅ 混在環境の注意点 参考情報 © 2013 IBM Corporation アップグレードの例 – サーバーのアップグレード メールサーバー1 メールサーバー2 まずは管理者の作業 用クライアントをア ップグレード 一般ユーザー アプリサーバー1 管理者 ※サーバーのアップグレード前にIBM Domino Administratorをアップグレード しておく 11 システム管理サーバー アプリサーバー2 サーバー © 2013 IBM Corporation バージョンによる考え方の違いはあるのか? •⼤きな流れは変わらない 移⾏計画の策定 既存環境の確認・⾒直し アップグレード作業の検討 12 IBM Domino 9.0 特有の項目 あり © 2013 IBM Corporation 移⾏計画の策定 1. スケジュールの検討 – ⼤まかな移⾏の流れに従ってスケジュールを検討 サーバー台数、ロケーションなど、スケジュールへの影響要素の考慮 クライアント展開、アプリケーション修正などとのタイミングとの調整 2. 混在環境への対応検討 – 移⾏シナリオ、既存環境にあわせて、混在環境時の注意点の洗い出し、および事前 検証 3. 個々のアップグレード作業の検討 – – 必要な手順の明確化、および事前検証 ロールバックプランの検討 – 詳細については、「新機能の適用におけるポイント」セッションにて 4. 移⾏後の新機能利⽤ 13 © 2013 IBM Corporation 既存環境の確認・⾒直し 現環境の設定の⾒直し – サーバー設定 – notes.ini パラメータ • ⾒直す際のポイント – 移⾏作業に関係する (移⾏作業中に作業が発⽣する) 設定項目 – 現環境の設定や新バージョンのデフォルト設定が、移⾏後に影響する設定 項目 • 14 © 2013 IBM Corporation ⾒直しのポイント① 安全な移⾏のための環境として – データベースの安定化 (“updall -r , fixup , compact -c” 実施) 実⾏には時間がかかるため、実施する場合はスケジュールを検討 • トラブルシューティングしやすい環境として クラッシュ時の NSD 取得、サーバー再起動 (FaultRecovery) 機能の 利⽤ Router, Replica, Amgr, Update など主要なタスクのログ詳細度を上げ る サーバーのプロセス情報とセマフォ情報のログ出⼒機能の利⽤ • Debug_ThreadID、Debug_Capture_Timeout、 Debug_Show_Timeout コンソールロギング機能の利⽤ • 既存の運⽤や移⾏スケジュールを考慮し、実施の判断を⾏う 15 © 2013 IBM Corporation ⾒直しのポイント②-1 〜廃⽌/仕様変更された機能〜 • • IBM Notes/Domino 8.5 で廃止された機能 1. 共有メール 代替として、8.5の新機能であるDAOSを利⽤するかどうかの検討が必要 2. XPC プロトコルとモデム・ファイル 利⽤が必須な場合はIBM Notes/Domino 8.0.x までのバージョンで維持す ることが必要 3. サーバーヘルスモニター OS のモニタリング機能や他モニタリング製品などの利⽤を考慮 IBM Notes/Domino 8.5.2 で仕様変更された機能 1. NETBIOS プロトコル デフォルトでは内部的に無効になっているため、使用する場合はNotes.ini で”ALLOW_NETBIOS_FOR_WINDOWS=1”の設定が必要 2. DB2NSF機能 8.5.2から新規に使⽤することは不可。 16 © 2013 IBM Corporation ⾒直しのポイント②-2 〜廃⽌/仕様変更された機能〜 • • IBM Notes/Domino 8.5.2 で仕様変更された機能 1. IBM Domino 8.5.2 以降では、グループ⽂書にショートネームを使⽤することができ ない IBM Domino 8.5.2 以降にIBM Dominoディレクトリのカスタマイズを⾏い、グル ープ文書にショートネームフィールドを追加している場合、IBM Domino 8.5.2 で はグループ文書が使用できない カスタマイズを⾏っている場合は、対応が必要 <詳細情報> (参考)Lotus Domino 8.5.2 ではグループ文書に ShortName フィールドを使用できない http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21474064 IBM Notes/Domino 8.5.3 で仕様変更された機能 1. DEBUG_THREADID Notes.ini パラメーター”DEBUG_THREADID”のデフォルト値が”1”に変更された 無効にする場合は明示的に”DEBUG_THREADID=0”の設定が必要。 2. CONSOLE_LOG_MAX_KBYTES Notes.ini パラメーター “CONSOLE_LOG_MAX_KBYTES”のデフォルト値 が”10240”に変更された サーバーを起動する毎に最大10MBのコンソールログファイルが出⼒される。 17 © 2013 IBM Corporation ⾒直しのポイント②-3 〜廃⽌/仕様変更された機能〜 • IBM Notes/Domino 9.0 で廃止された機能 1. iNotes 9ではSametimeとの連携にST Linksがサポートされない iNotes 9とSametimeを組み合わせて利⽤する場合は、ST Proxyを利⽤す る必要がある <詳細情報> Removal of ST Links Support http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21633405 18 © 2013 IBM Corporation ⾒直しのポイント③ 〜従来からある機能で注意が必要なもの〜 • • 19 新しい ODS バージョン (ODS52) の利⽤(9.0.1以降) – デフォルト設定では ODS 43 適用する場合は、notes.ini に “CREATE_R9_DATABASES=1” の設定 が必要 notes.ini にメモリ関連のパラメータがある場合 IBM Domino 8.5 以降ではデフォルトで最適化されており、基本的にメ モリ関連のパラメータは必要ないため削除する – NSF_Buffer_Pool_Size, NSF_Buffer_Pool_Size_MB – PercentAvailSysResources – ConstrainedSHM, ConstrainedSHMSizeMB – MEMAddressableMem, MEMAddressableMemSizeMB – MEM_EnablePreAlloc, MEM_EnableSubAlloc © 2013 IBM Corporation ⾒直しのポイント④ 〜 IBM iNotes 9.0 へ移⾏する場合〜 •IBM iNotes テンプレートの統合 –IBM iNotes 専用テンプレートファイルは提供されず、IBM Notes も IBM iNotes も mail9.ntf を使用 ユーザー登録処理において、IBM iNotes メールシステムと mail9.ntf メールテンプレ ートを指定する必要がある •IBM iNotes 8.5 から、メールおよび、デスクトップ設定ポリシーがサポートさ れる –メールポリシー IBM iNotes 向けの設定が “IBM iNotes” タブとして追加 –デスクトップポリシー 既にポリシーを利⽤している場合は、追加された項目に対して事前に設定しておく必 要がある 20 © 2013 IBM Corporation アップグレード作業の検討 〜注意点〜 •【全般】 アップグレード後の初回起動時に notes.ini の “ServerTask” 関連パ ラメータが変更される –“ServerTasks=…” と “ServerTaskAtX=…” <例> design /updall タスクの実⾏時間をデフォルト設定から変更している場合に、アップグ レード後、デフォルト時間に戻っている [参考情報]Lotus Domino Server performance suffers after upgrade http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21322585 事前に “SetupLeaveServerTasks=1”を設定することで変更を禁⽌可能 ただし、廃止された共有メール機能のための “ServerTasksAt3=Object Info -Full” は削除する必要がある 21 © 2013 IBM Corporation アップグレードの例 – システム管理サーバー •事前作業 –新HWにOSなどを導入しておく –IBM Domino 9.0 サーバーも導入しておく •当日作業 新環境に持っていく DBを安定化させたい –現⾏サーバーの停⽌ 場合は実施 –“fixup、compact –c”の実⾏ –新HWへのデータ移⾏ notes.ini、IDファイル、データベース、テンプレート、その他必要なファイル –notes.iniの編集 ドメイン最初の1台な ので、IBM Dominoデ 不要パラメーターの削除、新設定の追加 ィレクトリのアップ –IBM Dominoサーバーの起動 グレードを実施 IBM Dominoディレクトリをアップグレードする データの移 –“compact –c、updall –r”の実⾏ ⾏が必要 ODSの変換、ビュー索引、全⽂索引の再構築 –稼動確認 旧サーバー 22 新サーバー © 2013 IBM Corporation アップグレードの例 – メールサーバー・アプリサーバー •事前作業 –新HWにOSなどを導入しておく –IBM Domino 9.0サーバーも導入しておく •当日作業 –ユーザーアクセスの遮断 –現⾏サーバーの停⽌ –“fixup、compact –c”の実⾏ –新HWへのデータ移⾏ notes.ini、IDファイル、データベース、テンプレート、その他必要なファイル –notes.iniの編集 不要パラメーターの削除、新設定の追加 –IBM Dominoサーバーの起動 DBメンテナンスには時 間がかかるため注意 –(必要に応じて)データベース設計の置換 –“compact –c、updall –r”の実⾏ ODSの変換、ビュー索引、全⽂索引の再構築 –稼動確認 –ユーザーサービスの開始 旧サーバー 23 データ移動には時間 がかかるため、スケ ジュールに注意 新サーバー © 2013 IBM Corporation Agenda • • • • • • 24 アップグレードの準備・計画 サーバー移⾏の考え⽅ 新機能:SAMLの導入 クライアント移⾏の考え⽅ 混在環境の注意点 参考情報 © 2013 IBM Corporation SAMLを使った IBM Notesクライアントログイン(Notes 統合ログイン) •SAMLを使った場合のメリット –IBM Notesクライアント/Webブラウザでのシングルパスワードを実現出来 る –Windows/Mac/Linuxなど、クライアントのプラットフォームに依存せず利 用可能。 –Citrix環境においても利⽤可能 •環境による制約があるため注意が必要 –スマートカード、USBインストール、複数パスワードのIDファイル、個人 アドレス帳に格納されたIDファイル(ローミング)など、一部の特殊環境では 利⽤出来ない。 詳細はヘルプ参照 IBM Notes 8.5.x での共有ログイン機能の技術的制約の一部から解放される 25 © 2013 IBM Corporation SAML(Security Assertion Markup Language)のサポート •シングルサインオン(SSO)に関する標準規格の1つ –様々な異なる製品間で、SSO が可能になる –ユーザーがパスワードを⼊⼒する回数を減らすことが出来る –ユーザーが覚えるパスワードの数を減らすことが出来る –IBM Notes/Domino 9.0 は、SAML 1.1, SAML 2.0 をサポート •IBM Notes/Domino 9.0 のSAMLサポートで出来ること –SAML を使った、IBM Domino Webサーバーへのログイン –SAML を使った、IBM NotesクライアントのIDログイン 「Notes Federated Login(Notes 統合ログイン)機能」と呼ばれる IBM Notesクライアントは Standard版のみが利⽤可能 –SAML を使った、IBM iNotes 、暗号化メールのアクセス 「Web Federated Login(Web 統合ログイン)機能」と呼ばれる 26 © 2013 IBM Corporation SAML環境の概要 •SAML Identity Provider (IdP / IDプロバイダ) –認証を⾏い、XMLメッセージ(SAML アサーション) を発⾏するサーバー パスワードベースの認証、統合Windows認証(SPNEGO/Kerberos) などを使ってユ ーザー認証する SAML アサーションは電子署名されており、ユーザー情報、時間などが含まれる –IBM Notes/Domino 9.0 では、以下の 2つの IdP をサポート Microsoft ADFS IBM Tivoli Federated Identity Manager (TFIM) (IBM Domino は 現在 IdP としては機能しない) •Service Provider (SP / サービスプロバイダ) –IdP に問い合わせを⾏い、結果の SAML アサーション を処理する –IBM Domino 9.0 が SPとして動作する IBM Domino 9.0 の 新機能 •クライアントは Webブラウザ、IBM Notes Standard 9.0 クライアント 27 © 2013 IBM Corporation SAMLを使った IBM Notesクライアントログイン時の動作概略 •IBM Notesクライアントは適用されているポリシーを確認。SAML適用の場合は、埋め込み ブラウザがIdPへHTTPでアクセスし、認証を⾏う •IdPは認証を⾏い、SAMLアサーションを発⾏する。IBM Notesクライアントは、それを NRPC プロトコルで、IDボールトサーバー に送信する •IDボールトサーバーは、SAMLアサーションのインターネットアドレスを確認し、ユーザー IDファイルを識別する。 •IDボールトは パスワードをアンロックしたIDファイルをユーザーに送る。IDファイルは、 IBM Notesクライアントのメモリ上で管理され、ディスク上には残らない IdPのディレクトリを使 って認証する IdP IDファイルは、メモリ のみに存在する ②認証要求 (HTTP) ③SAMLアサーション発行 アサーション発行 ④SAMLアサーション送信 アサーション送信 NRPC ①ポリシー適用の確認 IBM Notesクライアント ⑤パスワードアンロックされたIDファイル ⑤パスワードアンロックされた ファイル 28 IBM Domino NRPC (ホームサーバー) IDボールトサーバー (Domino) © 2013 IBM Corporation Agenda • • • • • • 29 アップグレードの準備・計画 サーバー移⾏の考え⽅ 新機能:SAMLの導入 クライアント移⾏の考え⽅ 混在環境の注意点 参考情報 © 2013 IBM Corporation アップグレードの例 – クライアントのアップグレード サーバーの環境は、 アップグレード済 み サーバーの次は クライアントの アップグレード メールサーバー1 クライアントのア ップグレード後に メールの設計を置 換する メールサーバー2 一般ユーザー システム管理サーバー アプリサーバー1 管理者 アプリサーバー2 サーバー 30 © 2013 IBM Corporation バージョンによる考え方の違いはあるのか? •⼤きな流れは変わらない 移⾏計画の策定 既存環境の確認と移⾏先環境の決定 アップグレード作業の検討 31 IBM Notes 9.0 特有の項目 あり © 2013 IBM Corporation 移⾏計画の策定 • 移⾏要件と移⾏環境の調査 – 対象バージョン – ユーザー環境 • 移⾏⽅法の決定 – クライアント移⾏⽅法の検討 – クライアント移⾏とメールテンプレートの移⾏タイミングの検討 – ユーザーへの移⾏アナウンス⽅法の検討 • クライアント管理に向けた、ポリシーの設計 – Smart Upgrade など、移⾏にポリシー機能を併⽤する場合、移⾏後のクライアン ト運⽤を考えてのポリシー定義も⾏う • スケジュールの決定 – 移⾏期間はどのくらい必要となるのか (混在環境の有無) • ユーザー教育、ヘルプデスクなどに関する準備 – 特に Standard 版はユーザーインターフェースが大きく変わるため、ユーザーへの 事前教育・連絡必要 – 問い合わせに対するヘルプデスクの用意 32 © 2013 IBM Corporation 既存環境の確認 〜移⾏要件と移⾏環境の調査〜 • 対象バージョン、クライアントタイプ – IBM Notes 8.x – IBM Notes クライアント / IBM Domino Administrator クライアント / IBM Domino Designer クライアント • 既存ユーザー環境 – クライアント OS の確認 – OS アカウント権限の確認 – クライアント PC スペックの確認 CPU Memory HDD 空き容量 33 © 2013 IBM Corporation 移⾏先環境の決定 〜クライアントタイプとPC端末〜 • 移⾏クライアント – IBM Notes 9.0 Standard / IBM Notes 9.0 Basic/(IBM Notes Browser Plug-in) 決定要素1:機能 【参考】 Lotus Notes/Domino 8.5 機能評価ガイド http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20090227nd.html 決定要素2: サポート OS と推奨スペック 【参考】 IBM Notes 9 Social Edition System Requirements http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27037998 決定要素3:クライアントタイプ • IBM Domino Designer クライアントは IBM Notes 8.5 以降は Eclipse と統合した開発環境となったため、Standard 版を導入する必要がある • PC 端末との関係 – パターン① 新規端末への移⾏ (PC リプレイス) ユーザー環境や – パターン② 既存クライアントのアップグレード 移⾏クライアントなど により決定(次頁参照) 34 © 2013 IBM Corporation 【参考】 IBM Notes クライアントのバージョンによる違い 【バージョンによるサポート OS ・ 推奨スペックの違い】 サポート OS 推奨 H/W スペック IBM Notes 9.0 Windows XP SP3以降 Windows 7 Windows 8 CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上 Mem: 最小 1 GB IBM Notes 8.5 Windows Windows Windows Windows CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上 Mem: (XP) 最小 512 MB, 1 GB 以上を推奨 (Vista) 最小 1 GB, 1.5 GB 以上を推奨 IBM Notes 8 Windows XP SP2以降 Windows Vista 35 XP SP2以降 Vista 7(8.5.1FP1以降) 8(8.5.3FP4以降) CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上 Mem: 最小 512 MB, 1 GB 以上を推奨 © 2013 IBM Corporation アップグレード作業の検討① 【クライアントの導入】 【既存データの移⾏】 〜移⾏ステップの確認〜 ①新規端末への移⾏ ②既存端末でのアップグレード 導入するパスを合わせる ※導⼊パスの変更は可能だが、 既存 notes.ini の Directory パラメータ修正が必要 上書きインストール ※ 導⼊するパスの変更は不可 ※ 管理者権限が必要 各クライアント設定や環境に notes.ini のコピーにより既 存環境の引継ぎは可能 関する既存ファイルのコピー ※既存と IBM Notes 9.0 の差 分パラメータについては確認 が必要 アップグレード の考え方は次頁 【ユーザーによる初回起動】 ローカルDBが バージョンアップされる ブックマーク デスクトップ 個人アドレス帳 ツールバーは初期化される 36 © 2013 IBM Corporation アップグレード作業の検討② 〜導⼊イメージ配布と実⾏の⽅法〜 IBM Notes 9.0 インストールキットサ イズ Standard 版 : 653MB Basic 版 : 254MB + 移⾏環境に与える影響 ネットワーク負荷 複数ユーザーからのネットワーク経由でのモジュールダウンロードなど、まとまった データ転送に耐えうる環境であるかどうか? 導入イメージの配布方法 CD 配布 導⼊イメージの実⾏⽅法 手動 明確に手順が決められるため、 事前のバックアップなどの制 御 は⾏いやすい 37 YES NO + ダウンロード Smart Upgrade アップグレードの期限設定 や 移⾏状態の管理が可能 © 2013 IBM Corporation アップグレード作業の検討③ 〜クライアント導⼊時の考慮点〜 • Windows アカウントの権限 – IBM Notes 9.0 インストール時には管理者権限またはシステム特権 を持つユーザーが必要 • NSD が Windows サービスとしてインストールされる – IBM Notes クライアントをユーザー権限で利⽤する場合でも NSD の確実な実⾏のため、IBM Notes 8.5以降ではNSDがサービスとし てインストールされるようになった 38 © 2013 IBM Corporation メールテンプレートのアップグレード • アップグレードのタイミングの決定 – 順次⾏う IBM Notes クライアントをアップグレードしたユーザーから順次テンプレートの変 換を⾏う シームレス・メール・アップグレード機能の利⽤(巻末参照) – ⼀括で⾏う 全ユーザーの IBM Notes クライアントをアップグレード完了後にテンプレートの 変換を⾏う 管理者による、Convert タスクの実⾏ ユーザーは、「クライアントの移⾏」と「メールテンプレートの移⾏」の2段階の 移⾏を経験することになる • メールテンプレート更新の注意 – メールテンプレートの更新が集中すると、サーバーに負荷がかかり、サーバーのパフ ォーマンスが悪化する可能性がある – メールテンプレート更新後のユーザーアクセスは、ローカルキャッシュが使えないた め、ネットワーク負荷が高まる – メールテンプレート更新後、ビュー再構築もあわせて⾏う – mail90.ntf を Web からもアクセスする場合、IBM iNotes の設計となるため、 「Web メール」インタフェースとしてアクセスしていた場合は注意が必要 39 © 2013 IBM Corporation Agenda • • • • • • 40 アップグレードの準備・計画 サーバー移⾏の考え⽅ 新機能:SAMLの導入 クライアント移⾏の考え⽅ 混在環境の注意点 参考情報 © 2013 IBM Corporation 混在環境の考慮ポイント •サポートされる移⾏対象バージョン –IBM Notes/Domino 8.0 以上 •サポートされる混在環境 –これまで同様、推奨される移⾏シナリオでの混在環境はサポートされる 推奨される移⾏シナリオ : 「サーバー → クライアント → テンプレー ト」 •混在環境の注意の考え方は、これまでのバージョンと違いはない –IBM Domino ディレクトリの複製 –テンプレートの複製 –ODS –新機能の利⽤ 41 © 2013 IBM Corporation アップグレードを成功させるために… 移⾏時の考慮点を事前に理解する Redbook Information Center IBM サポート技術情報 (英語・日本語) ⼊念な計画と⼗分なテスト 混在環境へ細心の注意を払い、できるだけ混在期間 を短くする 新機能を利⽤する場合は、互換性を意識して、可能 な限り移⾏完了後から利⽤する 42 © 2013 IBM Corporation 43 © 2013 IBM Corporation IBM Notes/Domino 9.0 バージョンアップセミナー 参考情報 日本アイ・ビー・エム(株) © 2013 IBM Corporation DJX 環境の移⾏ • Lotus Domino ディレクトリの設計をアップグレード (djxdd.ntfを使用) インストール後の自動アップグレードでは pubnames.ntf に置換される • DJX 管理ツール(djxadmin.nsf)、DJX管理データベース(djxmstr.nsf)のアップグレ ード – 管理者のクライアントは IBM Notes 9.0 になっている必要がある エージェントが無効になるのを防ぐため、設計の引継ぎは⾏わない • メールテンプレートのアップグレード – IBM Notes クライアント、IBM iNotes とも共通テンプレート(djxmail9.ntf)を使用 • サーバー設定文書の IBM iNotes 設定の確認 – 日本語環境設定ガイドの 「IBM iNotes のための設定」を参照 45 ※日本語環境設定ガイドの 「Lotus Notes/Domino 8.0 以降のリリースから IBM Notes/Domino 9.0 Social Edition へのアップグレード」 を参照して下さい。 © 2013 IBM Corporation Lotus iNotes 移⾏概要 【移⾏の流れ】 1. サーバーのアップグレード IBM Domino 8.x のサーバーを IBM Domino 9.0 にアップグレード – 2. サーバー上のメールテンプレート置換 – サーバーコンソール上にて、convert タスクを実施 • convert タスク実⾏には時間がかかるため注意が必要 • • – “-u” オプションにも注意 (フォルダ設計置換) 設計置換後に、ビューインデックスの再構築が必要 (“updall ‐r”) IBM Notes クライアントからのメールファイルアクセスがある場合は、全 IBM Notes クライアントのバージョンアップ後に設計置換が推奨される( mail9.ntf 利⽤の 観点より) 3. (DOLS 利⽤時) Sync Manager 移⾏ 46 IBM iNotes 9.0 を利⽤開始後、必ず Sync Manager もバージョン 9.0 にする © 2013 IBM Corporation Lotous Notes クライアントのアップグレードを サポートする機能 • SURun-As – Smart Upgrade において、ユーザーが制限付き権限の環境である場合、管理 者権限でインストールを可能にする機能 – 機能は IBM Domino Administrator クライアントに含まれる IBM Notes/Domino 8.0 での検証において、Standard クライアントの自己 解凍形式でのパッケージ作成に失敗しているため、IBM Notes/Domino 9.0 においても、利⽤する場合は事前に充分な検証を推奨 【参考情報】 IBM Lotus Notes/Domino Smart Upgrade、6.5から7への機 能検証レポート http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20070914.html • (他社製品) InstallShield Tuner for Lotus Notes – クライアントインストールにおける、カスタムインストーラー(変換ファイ ル)の作成が可能 – サイレントインストールや導⼊する機能設定を定義/変更することが可能 ただし、InstallShield 社製品のため、IBM ではサポート外 47 © 2013 IBM Corporation メールテンプレートのアップグレードをサポートする機能 • シームレス・メール・アップグレード – – – – デスクトップポリシーにて設定 クライアントのアップグレードの後、メールテンプレートを⾃動に更新 各ユーザーのメールのアップグレードの完了報告を管理者へ通知することも可能 テンプレートの更新だけでなく、同時にフォルダの更新も可能 クライアントのアップグレード⇒サーバーへの初回アクセス⇒メールテンプレートの更新(Convertコマンド の実⾏) ⇒フォルダの設計更新 (画面)ユーザーへのダイアログ表示 【初回サーバー接続時に更新ダイアログ】 48 【フォルダ設計の更新】 【完了】 © 2013 IBM Corporation 混在環境の考慮点(1) 〜設計要素〜 • IBM Domino ディレクトリ – 下位互換性あり : IBM Domino 8.x サーバーで利⽤可能 IBM Domino 8.5 以前のサーバー上の、pubnames.ntf は、削除するか置き換えた ほうが無難(Design タスクとの兼ね合い) ただし IBM Domino 9.0 の新機能は、IBM Domino ディレクトリで有効化されて あっても、下位リリースでは動作しない – 設計要素の複製禁⽌を⾏うことで、各サーバーのリリースそれぞれの設計要素で動作 させることも可能 • データベースの設計、テンプレート – システムテンプレートは基本的に下位互換性がある admin4.nsf, events4.nsf は、アップグレード時に自動的に IBM Domino 9.0 の 設計になる • 下位サーバーと複製しても構わないが、設計の反映を嫌う場合は、設計要素の複 製禁止にしてもよい • events4.nsf は DDM 関連の設定文書が競合するので、競合文書を無効にする、 削除するなどの注意が必要 – テンプレート(ntf)も複製される 複製後は、下位サーバーのテンプレートの設計が、IBM Domino 9.0 の設計になる ため、下位サーバーのテンプレートを削除しておくなどが無難 Design タスクが IBM Domino 9.0 と IBM Domino 8.5 以前の両方で動作するこ とは好ましくないため、テンプレートの削除、もしくは Design タスクの停止など を実施 49 © 2013 IBM Corporation 混在環境の考慮点(2) • ODS (On Disk Structure) – データベース内のデータの格納形式 – データベースのプロパティで確認可能 IBM IBM IBM IBM IBM Notes R4.x Notes R5 Notes/Domino 6, 7 Notes/Domino 8 Notes/Domino 8.5, 9.0 ODS20 ODS41 ODS43 ODS48 ODS51 • ODS の互換性 – 高いバージョンの ODS のデータベースへは、ローカルからはアクセスできない – リモートアクセスは問題ない 例) Notes 8.0.x から Lotus Domino 9.0 上の ODS51 のデータベースへのアクセ ス – IBM Domino 8.0サーバーに FTP などする場合は、ODS48 に戻す必要がある “compact -r” • IBM Domino 9.0では、ODS 51の利⽤を推奨 – “compact -c” 実⾏で ODS 変更可能 notes.ini に “CREATE_R85_DATABASES=1” の設定が必要 – ODS51 を前提条件とする IBM Domino8.5の新機能 (DAOS) 利⽤時は ODS51が 必須となる 50 © 2013 IBM Corporation その他注意点 • 51 Domino Configuration Tuner(DCT)機能が使⽤不可 – DCT機能は、日本語環境のIBM Domino サーバー上では使用することができない 〔参考情報〕Domino Confuguration Tuner によるスキャンが日本語版 Lotus Domino サーバーに対して実⾏できない http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21467168 © 2013 IBM Corporation 参考情報 (一般) •IBM Lotus Domino and Notes Information Center –http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/domhelp/v8r0/index.jsp •Product Documentation –http://www.lotus.com/ldd/dominowiki.nsf/xpViewCategories.xsp?lookupName =Product%20Documentation •Lotus サポート技術情報 (Technote) –Lotus Notes/Domino 8.5 リリース情報の提供について –http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21467871 –Detailed system requirements for Lotus Notes, Lotus Domino, Lotus Domino Administrator, Lotus Domino Designer, and Lotus Notes Traveler –http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=475&uid=swg27007909 –Domino support for Windows Server 2012 –http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21617697 –Supportability Q&A about Notes and Windows 8 –http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21615390 –FAQ: 64-bit version of Domino –http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21296452 52 © 2013 IBM Corporation 参考情報 (移⾏関連) • IBM Redbooks –IBM Lotus Notes and Domino 8 Deployment Guide http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg247506.html –Lotus Notes/Domino 7 エンタープライズ・アップグレードとベスト・プラクティス http://publibfp.boulder.ibm.com/epubs/pdf/g8885520.pdf • developerWorks –IBM Lotus Notes/Domino 8 デプロイメント・ガイド http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20080801_nd.html –Lotus Notes/Domino 8.5へのアップグレード http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20090401nd.html • Lotus サポート技術情報 (Technote) –IBM Notes/Domino 9.x がサポートする環境とマイグレーションの諸注意事項 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21643950 –Upgrade Central: Planning your upgrade to IBM Notes and Domino 9.0.x http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21623106 –Supported configurations for Notes and Domino 8.5 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21358406 –Supportability matrix of operating systems and Notes 8.5 client and embedded plug‐ins http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21329357 53 © 2013 IBM Corporation 参考情報 (機能) • IBM Redbooks –Understanding Lotus Notes Smart Upgrade http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/redp4180.html • Lotus Developer Domain –Lotus Notes/Domino 8.5 機能評価ガイド http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20090227nd.html –IBM Lotus Notes/Domino Smart Upgrade、6.5から7への機能検証レポート http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20070914.shtml –IBM Lotus Notes/Domino 7 スマート・アップグレードの機能拡張 http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20050429.html • Lotus サポート技術情報 (Technote) –Is Shared Mail supported in Notes and Domino 8.5? http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21328028 –XPC protocol no longer supported in V85 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21321062 –Server Health Monitoring tool not generating reports in dommon.nsf http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21327774 –Lotus Domino Web Access product name changed to 'Lotus iNotes' in release 8.5 http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21328805 –(参考) Lotus Domino ポリシーを使⽤して変更できる Lotus iNotes 設定 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21463665 54 © 2013 IBM Corporation notes.ini 情報 • IBM Notes and Domino wiki にある notes.ini 文書 – IBM Notes and Domino wiki で提供される notes.ini の変数についての説明は下記 URL の⽂書に⼀元化され、定期的に頻繁に更新される予定 http://www.lotus.com/ldd/dominowiki.nsf/xpViewCategories.xsp?lookupName=Notes.ini 55 © 2013 IBM Corporation © IBM Corporation 2013. All Rights Reserved. ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで 提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本プレゼンテ ーションに含まれている情報については、完全性と正確性を帰するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わな いものとします。本プレゼンテーションまたはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないも のとします。 本プレゼンテーションに含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したも のでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。 本プレゼンテーションでIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するも のではありません。本プレゼンテーションで言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつで も変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本資料に含まれている内容 は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果 を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマ ンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多く の要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。 記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実 際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。 IBM、IBM ロゴ、ibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。 56 © 2013 IBM Corporation