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マイグレーション Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5 新機能ガイド

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マイグレーション Rational Host Access Transformation Services (HATS) V8.5 新機能ガイド
®
IBM Software Group
Rational Host Access Transformation Services (HATS)
V8.5 新機能ガイド
マイグレーション
© 2012 IBM Corporation
IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
マイグレーション手順
(前提) HATS V8.5がインストール済みであること
1. プロジェクトのインポート
a. エクスポート済みプロジェクトのインポート
– 事前に前のバージョンのプロジェクトをZIP形式でエクスポートしておき(付録の「マイグ
レーションの準備」参照)、HATS V8.5 のワークスペースへインポート
WAR + EAR部分をエクスポート → インポート
b. 既存ワークスペース上のプロジェクトのインポート
– 既存ワークスペース上のプロジェクトをHATS V8.5 のワークスペースへインポート
c. 既存ワークスペースの使用
– HATS Toolkit起動時に前のバージョンで使用していたワークスペースを指定してHATS
V8.5 ワークスペースとして使用
2. Rational SDP ワークスペースのマイグレーション
3. プロジェクトのマイグレーション
※マイグレーションしたプロジェクトを元に戻すことはできないので注意
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
HATSプロジェクトのマイグレーション (1/5)
既存のHATSプロジェクトをマイグレーションするためには、既存のHATS プロ
ジェクトをHATS V8.5のワークスペース内に配置する必要がある
以下のいずれかの方法でワークスペースにHATSプロジェクトを取得
– コード・リポジトリー(CVSやRational ClearCaseなど)からプロジェクトをチェックアウト
– HATSプロジェクトを以下の手順でインポート
HATS Toolkitメニュー・バーの「ファイル」から「インポート」を選択
「一般」→「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択
現行のRational SDP(以下、RSDP)ワークスペースとして、古いバージョンの
RSDPワークスペースを指定可能
RSDPワークスペースをマイグレーションする
– RSDPのマイグレーションについての詳細は、ご使用のRSDPのヘルプを参照
ワークスペースのマイグレーションが正常に完了したら、HATSプロジェクトをマイグ
レーション可能
ただし、可能な限りHATSプロジェクトをマイグレーションする際は、新規ワークスペー
スで行うことが推奨
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
a. エクスポート済みプロジェクトのインポート
「ファイル」 → 「インポート」を選択
「一般」を展開し、「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択
マイグレーションしたい
マイグレーションしたい
プロジェクトを選択。
プロジェクトを選択。
EAR
EARとWAR
とWARを選択。
を選択。
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
b. 既存ワークスペース上のプロジェクトのインポート
1. Rational SDP を起動し、「ファイル」 → 「インポート」を選択
2. 「一般」 → 「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択
3. ルート・ディレクトリーを指定
4. EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方
を選択
既存ワークスペースの
既存ワークスペースの
ディレクトリーを選択。
ディレクトリーを選択。
EARプロジェクトに関連付いたWARプロジェクト
はすべて選択する
5. 「終了」をクリック
EAR
EARとWAR
とWARを選択。
を選択。
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
c. 既存ワークスペースの使用
Rational SDP 起動時に、前のバージョンで使用していたワークスペースを
指定
前のバージョンで使用していた
前のバージョンで使用していた
ワークスペースの場所を指定
ワークスペースの場所を指定
前のバージョンのプロジェクトが残っているのでダイアログが表示される
※このダイアログは、ワークスペースを開いたときにHATS V8.5 になっていない
HATSプロジェクトがある場合に表示されます。
ダイアログの内容を読み、「OK」をクリック
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
Rational SDP ワークスペースのマイグレーション
プロジェクトをワークスペースにインポートしたとき、または前のバージョンの
ワークスペースを指定したときに自動的にウィザードが起動される
※元のプロジェクトのターゲット・サーバーが
HATS V8.5で未定義の場合
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
プロジェクトのマイグレーション
HATSプロジェクト・ビューを開く
マイグレーションするプロジェクトの上で右クリック
「プロジェクトのマイグレーション」を選択
マイグレーション対象のプロジェクトを確認し、「OK」をクリック
a. マイグレーション対象のEARプロジェクトに関連付けられたWARプロジェクトは同
時にすべてマイグレーションされる
b. マイグレーション対象のEARプロジェクトに関連付けられたWARプロジェクトが
ワークスペース上にすべてない場合はエラーが表示され、マイグレーションは実
行されない
※a. の場合
※b. の場合
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
Notes
マイグレーションされているHATSプロジェクトと関連するすべてのHATSプロジェクトがマイグ
レーションされます。
その他のHATSプロジェクト
HATS EARプロジェクト
リンクHATS / WebFacing EARプロジェクト
WebFacingプロジェクトはこの方法ではマイグレーションされません。
WebFacingプロジェクトにリンクされたHATSプロジェクトをマイグレーションする場合、WebFacingプロジェ
クトのマイグレーションも必要
WebFacingプロジェクトのマイグレーションについては、Information Centerの「WebFacingアプリケーショ
ンの開発」の「WebFacingプロジェクトのマイグレーション」の章を参照
– http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/topic/com.ibm.hats.doc/doc/PDFs/ja/webfacing.pdf
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
マイグレーションの完了ダイアログ
マイグレーション・レポート
マイグレーション終了時にポップアップ表示され、詳細の確認が可能
※正常にマイグレーションされた場合
※マイグレーションに失敗した場合は、「詳細表示」およびログを参照してください
マイグレーションのログはmigration.log ファイルに保管
– HATSプラグインのmigration フォルダーに配置
例) C:¥Program Files¥IBM¥SDP70Shared¥plugins¥com.ibm.hats_8.5.0.201205161233¥migration
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
MigrationBackupディレクトリー
マイグレーション・プロセスによって上書きされたファイルが保管される
マイグレーション前後の比較 / マージするために保存
マイグレーション後削除することも可能
※MigrationBackupフォルダーが原因で、マイグレーション後の
プロジェクトをWASへの公開に失敗する場合があります。
その場合はMigrationBackupフォルダーを削除してください。
マイグレーション前の
マイグレーション前の
状態のファイル
状態のファイル
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
サービス・ヒストリー・ファイル
serviceHistory.xmlというファイルが以下に保持される
HATSプロジェクト
– プロジェクト設定ファイル(application.hap)と同一フォルダー
「プロジェクト」→「Web Content」→「WEB-INF」→「profiles」
HATS EARプロジェクト
– プロジェクトのルート
HATS RCPプロジェクト
– Runtime Extensionのルート
「ナビゲーター」ビューで確認可能
「HATSプロジェクト」ビューには表示されない
プロジェクトが作成/更新/移行されたときのプラグインのバージョン情報を含む
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
マイグレーションの考慮事項 (1/2)
自動拡張
HATS V6では、lxgfunction.jsファイルに行”turnAutoTabOn();”を追記して自動拡張機能を
有効にしていました。HATS V8.5でこの機能を使用可能にしたい場合は、プロジェクト設定
ファイルの「その他」タブ→「クライアント設定」から「自動フィールド移動を有効にする」設定
を使用する必要があります。
ボタン・ウィジェット
HATS V7.0.0.2より前のバージョンで作成されたプロジェクトで、かつスタイルシー
ト”blacktheme.css”を使用したプロジェクトをマイグレーションする場合に、「前景色を使用
可能にする」オプションを使用するには、”blacktheme.css”を手動で更新する必要がありま
す。
フィールド・ウィジェット
マイグレーションしたプロジェクトのフィールド・ウィジェットに「モノスペース・フォントを使用し
てレンダリング」設定を使用する場合、かつプロジェクトがV7.0以前のリリースで作成されて
いる場合、CSSファイルを以下のように更新する必要があります。
1. 次のクラスをwhitetheme.css、graytheme.css、monochrometheme.css、tantheme.css、
blacktheme.cssファイルに追加
.HF { font-family: courier new, monospace; }
2. すべてのCSSファイルのすべてのH-color (HATSカラー)クラスから次の設定を除去
font-family: monospace
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
マイグレーションの考慮事項 (2/2)
以下のバージョンからのマイグレーションは非サポートです。
HATS V4.0.x
HATS LE
HATS V4.0.xおよびHATS LEからのマイグレーションは、以下の2ステップのプロセス
が必要です。
まずは、 HATS V5、V6、V7、V7.1、またはV7.5のいずれかへマイグレーション
その後、HATS V8.5へマイグレーション
Host Publisher からのマイグレーション
Host Publisher V4 からマイグレーションする場合、プロジェクト全体をマイグレーションすること
も、既存プロジェクトの統合オブジェクトのみをマイグレーションすることもできます。
詳細については、ヘルプの「ユーザーと管理者のガイド」 → 「HATS V8.5 へのマイグレーショ
ン」 → 「Host Publisher ユーザーのためのHATS」を参照してください。
変換をマイグレーションした後は、元に戻すことはできません。
その他マイグレーションの詳細は、ヘルプの「ユーザーと管理者のガイド」 → 「HATS
V8.5 へのマイグレーション」を参照してください。
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
付録
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
付録
マイグレーションのための準備
HATS V5、V6、V7.0、V7.1、V7.5およびV8.0 アプリケーション
J2EEのマイグレーション
問題判別
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
マイグレーションのための準備 - HATS V5~V8.0
マイグレーションするプロジェクトのエクスポート
エクスポート用のファイル形式は以下の2通り
(EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方をエクスポート)
–
ZIPファイル
–
プロジェクト交換ファイル
例) HATS V7.5 Toolkitよりプロジェクトのエクスポート
1. 「ファイル」 → 「エクスポート」をクリック
2. 「その他」 → 「プロジェクト交換」を選択し、
「次へ」をクリック
EARプロジェクトとWAR
EARプロジェクトとWAR
プロジェクトの両方を選択
プロジェクトの両方を選択
3. EARプロジェクトとWARプロジェクトの両方を選択
4. エクスポート先を指定
5. 「終了」をクリック
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
Note
HATS V8.5にプロジェクトをマイグレーションするために、マイグレーションするプロジェクトをHATS SDPから
エクスポートする必要があります。エクスポート用のファイル形式は以下の2通りです。
ZIPファイル
プロジェクト交換ファイル
プロジェクトをエクスポートする際は、ひとつのプロジェクト交換ファイル、あるいはZIPファイルに対して、ひと
つのWARプロジェクトとEARプロジェクトをエクスポートします。WARプロジェクトのみをエクスポートして
HATS V8.5にマイグレーションする場合は、HATS V8.5でEARプロジェクトを新規作成するか、あるいは
HATS V8.5に既存のものを使用すること。
上記の例はHATS V7.5のものですが、他のバージョンも同様の手順で行ってください。
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
J2EEのマイグレーション
J2EE 1.4 レベル(WAS V6.1)のHATSアプリケーションをマイグレーション
する場合
J2EE 1.4 レベルのままマイグレーションされる
そのままでWAS V8.5 上で稼動させることが可能
Java EE 5 or 6 レベルのHATSアプリケーションにマイグレーションするためには、
Rational SDPの機能を使用する
– 手順は次ページからを参照
エンタープライズ・アプリケーションのJ2EEのレベルおよびターゲット・ランタ
イム(プロジェクトが対象としているWASのレベル)の確認方法は以下の通り
ナビゲーター・ビューを開き、EARプロジェクト上で右クリックし、「プロパティー」を選
択
「プロジェクト・ファセット」および「ランタイム」欄を参照
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
J2EEレベルのマイグレーション手順 (1/2)
1.ナビゲーター・
1.ナビゲーター・
ビューを表示
ビューを表示
2.マイグレーション対象の
2.マイグレーション対象の
EAR
EARプロジェクトを右クリック
プロジェクトを右クリック
4.「次へ」をクリック
4.「次へ」をクリック
3.「J2EE」
3.「J2EE」→
→「仕様アップ
「仕様アップ
グレード・ウィザード」を選択
グレード・ウィザード」を選択
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
J2EEレベルのマイグレーション手順 (2/2)
5.「J2EE
5.「J2EEバージョン」と
バージョン」と
「ターゲット・ランタイム」を選択
「ターゲット・ランタイム」を選択
6.「終了」をクリック
6.「終了」をクリック
7.マイグレーション完了
7.マイグレーション完了
のレポートを確認
のレポートを確認
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
問題判別 (1/3)
マイグレーション時のエラーおよび警告は、マイグレー
ション完了ダイアログに表示される
マイグレーション中に上書きされたファイルはプロジェ
クト内のMigrationBackupフォルダーに保存される
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
問題判別 (2/3)
MigrationBackupフォルダー内のエラー
マイグレーション中に上書きされたファイルのバックアップが含まれる
マイグレーションが完了し、必要なくなった場合は削除可能
削除した場合、MigrationBackupフォルダー内のエラーは消える
詳細については、「ユーザーと管理者のガイド」を参照
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
問題判別 (3/3)
Facesリソースの更新が必要
エラーを右クリックし、Facesリソースを更新するために「クイック・フィックス」を選択
マイグレーション
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IBM Rational Host Access Transformation Services V8.5 新機能ガイド
参考情報
HATSのマイグレーションに関する情報は、Information Centerの「ユーザー
と管理者のガイド」の「HATS V8.5へのマイグレーション」の章を参照
http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/topic/com.ibm.hats.doc/doc/P
DFs/ja/uguide.pdf
WebFacingのマイグレーションに関する情報はInformation Centerの
「WebFacingアプリケーションの開発」の「WebFacingプロジェクトのマイグ
レーション」の章を参照
http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/hatshelp/v85/topic/com.ibm.hats.doc/doc/P
DFs/ja/webfacing.pdf
マイグレーション
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