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Rational Functional Tester 活用 活用ガイド –
Rational Functional Tester 活用ガイド 第４版 活用ガイド –第 導入と 導入とテスト環境準備 テスト環境準備編 環境準備編 © Copyright 2009 IBM Corporation Rational Functional Tester 活用ガイド 目次 ０．Rational Functional Tester 活用ガイド 活用ガイド-事前準備編 位置づけ ....................................- 2 ガイド 事前準備編-の 事前準備編 の位置づけ １．テスト環境 3テスト環境、 環境、リソースを リソースを準備する 準備する.....................................................................................する １．１ 環境構成 ..................................................................................................................- 3 １．２ 環境設定 ..................................................................................................................- 3 １．２．１ 環境の構成を使用可能にする.......................................................................- 3 １．２．２ 記録対象オブジェクトの認識可否をチェックする ......................................- 7 １．３ オフライン環境 オフライン環境で 利用する場合 ヒント 8環境で RFT を利用する する場合の 場合のヒント...................................................１．３．１ FixPack の適用について...............................................................................- 8 - １．３．２ ヘルプコンテンツのセットアップについて...............................................- 12 - © 2009 IBM Corporation - 1 - Rational Functional Tester 活用ガイド ０．ＲＦＴ活用 の位置づけ ＲＦＴ活用ガイド 活用ガイド-導入 ガイド 導入と 導入とテスト環境準備 テスト環境準備編 環境準備編-の 位置づけ 当ガイドは、Rational Functional Tester(以降、RFTと記述)を活用するにあたり、テスト自動 化を推進するリーダー、テストチームのリーダー、もしくは実際の現場のテスターなどの方向け のガイドです。RFTを導入する際に、忘れがちな設定を記載し、自動テストを成功させるコツを 述べています。テスト計画を立てる際にもご活用ください。 © 2009 IBM Corporation - 2 - Rational Functional Tester 活用ガイド 1． ．テスト環境 テスト環境、 環境、リソースを リソースを準備する 準備する １．１ 環境構成 RFT によるテスト自動化を行う場合、RFT をインストールするマシンを用意する必要があり ます。RFT はスタンドアローンで動作する製品であり、一般的なクライアント PC にインスト ールすることが出来ます。RFT のインストールマシンに必要なハードウェア要件や、サポート されている OS の情報は、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/rfthelp/v8r0m0/index.jsp? より、 「インストールおよびアップグレード」＞「Rational Functional Tester のインストール」 ＞「インストール計画」＞「インストール要件」の項目を参照ください。 RFT スクリプト作成時は、スクリプト作成担当者が占有して作業できるマシンが用意されて いると便利です。また RFT スクリプトを実行し自動化テストを行う際には、スクリプト実行中 のマシンの画面は RFT に占有されるため、同じマシンで並行して別の作業をすることは出来ま せん。したがって、効率的に自動化テストを実施する場合には RFT 専用のマシンを用意するこ とを推奨します。 １．２ 環境設定 RFT のインストール後、テストの記録を開始する前に、テスト可能な環境かどうか確認しま す。具体的には Java とブラウザーの環境チェックを行います。 １．２．１ 環境の構成を使用可能にする テスト対象のアプリケーションを動作させたい JRE を「構成」＞「テスト用の環境の使用可 能化」＞「Java 環境」にて設定しておきましょう。 もしテスト記録時に、操作しても記録がされていない、検査ポイント挿入時にオブジェクトフ ァインダーをドラッグしても認識しない（赤枠が出ない）などといった現象が起きた場合には、 「構成」＞「テスト用の環境の使用可能化」で、テスト対象アプリケーションに設定されている JRE が使用不可になっていないかを確認します。 「Java 環境」タブで「検索」をクリックして、 「クイック検索」にチェックを入れて「検索」 © 2009 IBM Corporation - 3 - Rational Functional Tester 活用ガイド をクリックしてください。 「Java 環境」の欄にお使いの JRE が表示されたら「使用可能にする」をクリックしてくだ さい。 *下の画面のようにマシン内にインストールされている JRE が表示されますが、 テスト対象アプリケーションで使用している JRE を選択してください 「Java 環境」の欄にお使いの JRE が表示されたら「使用可能にする」をクリックしてくださ い。 *画面のようにマシン内にインストールされている JRE が表示されますが、 テスト対象アプリケーションで使用している JRE を選択してください 「テスト」をクリックし、表示されたウインドウで「了解」をクリックしてください。 © 2009 IBM Corporation - 4 - Rational Functional Tester 活用ガイド その後、 「適用」をクリックすれば、Java 環境設定は終了です。 テスト対象がWebアプリケーションの場合には「構成」＞「テスト用の環境の使用可能化」 ＞「Webブラウザ」タブにて、ブラウザの設定を確認し環境に問題がないことを確認しておき ます。 タブ「Webブラウザー」を選択し、右側にあるボタン「テスト」をクリックします。 © 2009 IBM Corporation - 5 - Rational Functional Tester 活用ガイド 下図のような画面が表示されたら「Click Here to Run Diagnostic Tests」ボタンをクリックし ます。 ブラウザーが正常に使用可能になっている場合、テストの結果は「Passed！」と表示されま す。 © 2009 IBM Corporation - 6 - Rational Functional Tester 活用ガイド もし設定に不備がある場合は、結果が「Failure」になります。その際はタブ「Problem and Solution」をクリックすると解決策が表示されます。解決策を試し、再度Browser Enablement Diagnostic Toolを実行して、結果が「Passed！」になることを確認してください。 １．２．２ 記録対象オブジェクトの認識可否をチェックする RFT のテスト・オブジェクト・インスペクターという機能を使うことで現在表示されている 画面上のオブジェクトが RFT でどのように認識されるかを見ることができます。これで事前に RFT の適用可能性を確認することができます。また、問題が発生した時に問題判別に使うこと もできます。 テスト・オブジェクト・インスペクターはツールバーより「テスト・オブジェクト・インスペ クターを開く」アイコンをクリックすることで起動出来ます。 （または、メニューバーより「実 行」＞「テスト・オブジェクト・インスペクター」を選択します） © 2009 IBM Corporation - 7 - Rational Functional Tester 活用ガイド １．３ オフライン環境 オフライン環境で 利用する場合 環境で RFT を利用する する場合の 場合のヒント RFT v8 をオフライン（インターネットに接続出来ない）環境で利用する場合には、RFT のア ップデートモジュールや、ヘルプのコンテンツを、別途ダウンロードして、ローカルでセットア ップをする必要があります。 １．３．１ FixPack の適用について RFT v8 を利用するマシンがオンライン（インターネットに接続出来る）環境にある場合には、 IBM Installation Manager（各 IBM 製品のインストールやアップデートを管理する製品です）が 自動的にアップデートサイトを検索し、現時点で最新の Fix を適用することが出来ます。 RFT をオンライン環境で利用できない制限がある場合には、アップデートモジュールを別途 入手し、マシンからアクセスできるロケーションにファイルを配置します。 アップデートモジュールは、下記のサイトから検索、ダウンロード出来ます。 【Support & Download】 http://www.ibm.com/products/finder/us/en/finders?pg=ddfinder © 2009 IBM Corporation - 8 - Rational Functional Tester 活用ガイド Products of IBM の Category は「Software」＞「Rational」を選択し、Sub-category で「Rational Functional Tester」を選択し、検索します。 検索結果の画面にて、ダウンロード可能なコンテンツのリンク一覧が表示されます。該当する FixPack のバージョンを選択してリリースの情報を参照します。 © 2009 IBM Corporation - 9 - Rational Functional Tester 活用ガイド リンク先の画面では、各FixPackのリリースの概要が記載されています。ページの後半に、下図 のようなダウンロードモジュールのダウンロードサイトが掲載されていますので、「HTTP」の リンクをクリックします。 （この図は、RFT v8.0.0.2の場合の例です） ダウンロードの確認画面が表示されます。 「I agree」をクリックします。 © 2009 IBM Corporation - 10 - Rational Functional Tester 活用ガイド © 2009 IBM Corporation - 11 - Rational Functional Tester 活用ガイド ファイルのダウンロードが表示されたら、 「保存」をクリックして、ファイルをローカルに保存 します。 ダウンロードが完了したら、zip を解凍しておきましょう。 zip に含まれるコンテンツが、アップデートに必要です。 コンテンツを RFT マシンがアクセス可能な任意のロケーションに配置します。 RFT のバージョンを更新する際、オフライン環境でも IBM Installation Manager を利用します。 オンラインの場合は自動的にモジュールを検索しますが、オフラインの場合には、自分でダウン ロードしたアップデートモジュールのロケーションを設定画面で指定する必要があります。 IBM Installation Manager を起動したら、メニューバーの「ファイル」＞「設定」をクリックし て設定画面を開きます。 リポジトリーの設定画面で、「リポジトリーの追加」ボタンをクリックし、アップデートモジ ュールのロケーションのフルパス（xxx¥disk1¥diskTag.inf）を指定します。ロケーションのリス トにリポジトリーが追加されたら、 「接続のテスト」ボタンをクリックして正常に接続出来てい ることを確認します。その後、 「OK」ボタンをクリックして、設定画面を閉じます。 Installation Manager のトップ画面にて「更新」ボタンをクリックすると、先ほど設定画面で指 定したロケーションからアップデートモジュールを検索します。 この後の更新手順は、オンラインの場合と同様ですので、Installation Manager の画面の指示 に従いながら進めていきます。 １．３．２ ヘルプコンテンツのセットアップについて オンライン環境で RFT を利用する場合には、RFT の「ヘルプ」は Web から情報を取得して 表示しています。オフライン環境で RFT を利用する場合には、Web のコンテンツにアクセスす ることができないため、ヘルプで表示したいコンテンツをあらかじめローカルの環境にダウンロ © 2009 IBM Corporation - 12 - Rational Functional Tester 活用ガイド ード・セットアップしておく必要があります。 ここでは、ヘルプコンテンツのダウンロード方法と、ローカル環境でのヘルプのセットアップ方 法を説明します。 （１） ヘルプコンテンツのダウンロード IBM の Support & Download のページより、Rational Functional Tester の Fixpack をダウンロー ドする手順と同様にヘルプコンテンツをダウンロードすることができます。 2009 年 6 月時点では、Rational Functional Tester v8.0.0.1 の FixPack ダウンロードサイトにて、 最新のヘルプ用のモジュールがダウンロード可能です。 【Rational Functional Tester v8.0.0.1】 http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24021989&rs=0&cs=utf-8&context=SSJM XE&dc=D400&loc=en_US&lang=en&cc=US Help.war file のダウンロード用リンク「HTTP」をクリックします。 ダウンロードの確認ウィザードが表示されますので、 「I agree」をクリックします。 © 2009 IBM Corporation - 13 - Rational Functional Tester 活用ガイド ファイルのダウンロードが表示されたら「保存」をクリックし、任意のロケーションへ保存しま す。 © 2009 IBM Corporation - 14 - Rational Functional Tester 活用ガイド help.zip ファイルのダウンロードが完了したら、zip を解凍しておきます。 （２）ヘルプコンテンツのセットアップ方法について オフラインでヘルプを利用するケースでは、RFT のインストール時のオプションにて「ヘル プをダウンロードしてローカルでコンテンツにアクセス」を選択しておく必要があります。 ※ このオプションを選択していない場合、インストール後に「ウィンドウ」＞「設定」から変 更することが可能です。 左側のメニューから「ヘルプ」＞「コンテンツ」を選択し、「リモート・インフォメーショ ン・センターのヘルプ・コンテンツを組み込む」のチェックボックスがオンになっているこ とを確認します。 さらに、使用可能のステータスを設定します。ローカルヘルプを利用する場合には、「RFT Infocenter」を「使用不可」とし、 「Local」を「使用可能」にします。 （右側のボタンより「使 用可能にする」または「使用不可にする」をクリックして変更します） 設定変更後、「OK」をクリックして設定画面を終了します。 ①RFT が起動されている場合は終了します。RFT インストールディレクトリにある help フォル ダ直下に、 「work」＞「webapp」フォルダが存在することを確認します。 デフォルトのインストールディレクトリは 「C:¥Program Files¥IBM¥SDP¥help¥work¥webapp」です。 また、RFT インストール後に 1 度も RFT と RFT ヘルプを起動していない場合には「work」フ ォルダが作成されていない場合があります。この場合は 1 回ヘルプを起動するか、または指定 の場所に「work」という名前のフォルダを作成します。 © 2009 IBM Corporation - 15 - Rational Functional Tester 活用ガイド ②ダウンロード・解凍したフォルダ（WEB-INF と META-INF）を webapp ディレクトリ以下に コピーします。 ③RFT を起動します。 メニューバーの「ヘルプ」＞「ヘルプ目次」をクリックし、ヘルプ目次の中に「テスト」という 項目が表示されていることを確認します。 ※起動時に、上記のように「テスト」のコンテンツが反映されていない場合は、RFT メニュー バーの「ウィンドウ」＞「設定」を開き、 「ヘルプ」＞「コンテンツ」の項目を表示させます。 「リモート・インフォメーション･センターのヘルプ･コンテンツを組み込む」のチェックボック スを一旦オフにし、再度オンにして、 「OK」をクリックしてウィザードを終了します。 © 2009 IBM Corporation - 16 - Rational Functional Tester 活用ガイド 上記の作業後、再度「ヘルプ」＞「ヘルプ目次」を開くと、新規の内容に更新されます。 （３）オフライン利用時に、ヘルプコンテンツの内容を最新にする方法について RFT のローカルヘルプは、インターネット経由で「ローカル･ヘルプ更新プログラム」を利用し て最新の内容へアップデートすることが可能です。 したがって、インターネットに接続不可能な環境にて RFT を利用する場合には、ローカル・ヘ ルプ更新プログラムを利用することができませんので、以下の手順でアップデートをする必要が あります。 ①インターネットに接続可能な PC を別途用意し、最新のローカルヘルプコンテンツをダウンロ ードします。 （この PC に RFT をインストールしておく必要があります。また、ヘルプはローカルヘルプを 利用する設定になっている必要があります） ダウンロードが完了したら、最新のヘルプ内容が表示されるかどうか確認します。 ②最新のローカルヘルプコンテンツをダウンロードした PC の、RFT インストールディレクト リーにある help ディレクトリ以下を全てコピーし、オフラインで使用する RFT のインストール ディレクトリーの help ディレクトリーにコピーします。 ③RFT を再起動し、最新のヘルプが表示されるかどうか確認します。 © 2009 IBM Corporation - 17 -