IBM Workload Deployer 運用管理 Part1 1 © 2011 IBM Corporation
by user
Comments
Transcript
IBM Workload Deployer 運用管理 Part1 1 © 2011 IBM Corporation
IBM Workload Deployer 運用管理 Part1 1 © 2011 IBM Corporation Disclaimer この資料は日本アイ・ビー・エム株式会社の正式なレビューを受けておりませ ん。 当資料は、資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありませ ん。 資料の内容には正確を期するよう注意しておりますが、この資料の内容は 2012年12月現在の情報であり、製品の新しいリリース、PTFなどによって動作、 仕様が変わる可能性があるのでご注意下さい。 今後国内で提供されるリリース情報は、対応する発表レターなどでご確認くだ さい。 2 © 2011 IBM Corporation 内容 §1. アプライアンス管理 管理インターフェース モニタリング イベント通知 監査 ライセンス管理 §2. デプロイされたシステムの運用管理 仮想システム/仮想アプリケーションの管理 プロセス監視 リソース・モニタリング ログ管理 3 © 2011 IBM Corporation §1. アプライアンス管理 4 © 2011 IBM Corporation アプライアンス管理 ハードウェア情報 管理インターフェース –コマンドライン・インターフェース –REST API ハードウェア管理 モニタリング –レポーティング –イベント通知 監査 ライセンス管理 5 © 2011 IBM Corporation ハードウェア情報 IBM Workload Deployerはアプライアンスとして提供 2Uサイズ – dimensions 8.89 cm (3.5 in) x 43.8 cm (17.25 in) x 58.4 cm (23 in) EIA-310-D 48.3-cm (19インチ)×奥行き71.1 cm (28 in)ラックに導入可能 IBM Workload Deployer 同梱物: – 電源ケーブル – シリアルケーブル (Ethernet to serial) – ラックレール インターフェース: – シリアルポート(初期設定用) – 管理ポートx2 (MGT 0, MGT1) – 1GB Ethernetポートx8 – 10GB Ethernetポートx2 シリアルポート 管理ポートx2 Ethernetポートとシリアルポート はアプライアンス前面に配置 1 Gb Ethernetポートx8 6 10 Gb Ethernet ポートx2 © 2011 IBM Corporation 管理インターフェース - コマンド行ツール 7 スクリプトによるCUIのツール インタラクティブ・モードとバッチ・モードをサポート GUI管理コンソールとCUIは1対1ではない ローカル環境にコマンド行ツールをダウンロードして使用 コマンド行ツールは “deployer.cli-<version>.zip”としてパッケージ ローカルのファイルシステムに展開 WindowsとLinux両方に対応 Java™ Runtime Environment (JRE), version 6 以上が前提 © 2011 IBM Corporation 管理インターフェース - コマンド行ツールでできること 管理 – – – – – – – – – IBM Workload Deployer アプライアンス クラウド・リソース カタログ パターン 仮想システム 仮想アプリケーション・パターン 仮想アプリケーション・インスタンス 共有サービス システム・プラグイン 問題判別 – トレースの構成 – ログ閲覧 – トレースのダウンロード パターンのインポートとエクスポート 仮想イメージのインポートとエクスポート 緊急フィックス – 緊急フィックスのアップロードと管理 – 仮想システムへのフィックス適用 外部の仮想マシン管理製品との連携 – VMware VirtualCenter – IBM Systems Director サンプル・スクリプトの提供 8 © 2011 IBM Corporation 管理インターフェース - REST API RESTはデフォルトで有効 HTTPSプロトコルで、443ポート上でサポート サポートするアクション – 証明書 – クラウドグループ – Diagnostics.zip ファイル – ハイパーバイザー – IP アドレス – IP グループ – ログ・ビューアー・マネージャー – ネットワーク – パターン – ストレージ – ユーザー、ユーザーグループ – 仮想マシン – 仮想システム 9 © 2011 IBM Corporation ハードウェア管理 システム>設定 アプライアンスの管理機能 –再起動/シャットダウン –アプライアンス内のメモリー、ディスク使用状況 –ハードウェア温度 10 © 2011 IBM Corporation レポーティング レポートの種類 –マシン・アクティビティー・レポート –ユーザー・アクティビティー・レポート マシン・アクティビティー・レポート –ハイパーバイザーまたは仮想マシン単位でのCPU使用率 –ハイパーバイザーまたは仮想マシン単位でのメモリー使用率 –デバイスによるストレージ使用率 –クラウド内のIP使用率 ユーザー・アクティビティー・レポートでは、各ユーザーが使用して いるリソース(アクティブ仮想マシン、予約CPU数、予約メモリー数 )を表示 11 © 2011 IBM Corporation レポート例:ハイパーバイザーのCPU使用率 レポート>マシン・アクティビティー>ハイパーバイザーによるCPU 使用率 12 © 2011 IBM Corporation レポート例:ユーザー・アクティビティー レポート>ユーザー・アクティビティー データのダウンロード –CSV形式でダウンロード可能 13 © 2011 IBM Corporation イベントの通知 -SNMPエージェント SNMPエージェントがアプライアンス上で稼動 IWD SNMPエージェントは管理コンソールまたはCLI から構成 SNMPの構成オプション –SNMP エージェントの有効化/無効化 –エージェントのポート番号の構成 –SNMPv2cコミュニティの構成 –Workload Deployer のSNMP実装用のMIBファイルのダウ ンロード –トラップ・サブスクリプションの編集 –トラップ・サブスクライバーの構成 14 © 2011 IBM Corporation 監査 セキュリティおよび管理に関する監査情報の取得機能 システム>監査 –全体,もしくは期間を指定して監査情報をダウンロード –結果はCSVファイルでダウンロードされる 15 © 2011 IBM Corporation 監査 監査対象のイベント –ログインの成功・失敗 –保護されたリソースへのアクセスの成功・失敗 –権限付与 –特権ユーザーによるアクション • ユーザー・アカウント、グループの作成・変更、削除 • ロールの作成・変更 –プロセスの呼び出し –大量データの転送 –構成変更 16 © 2011 IBM Corporation ライセンス管理 クラウド環境でのライセンス管理 –ライセンス使用状況の把握が重要 • ライセンス費用のコントロール • デプロイメントの管理 IBM Workload Deployerを使用した環境でのライセンス管理方法 –IBM Workload Deployer自身が提供するライセンス管理機能での管理 –IBM License Metric Tool (ILMT)との連携による管理 ライセンス管理 –クラウド>製品ライセンス • ライセンス・レポート • ILMTとの連携の構成 • ネイティブのライセンス管理ツール 17 © 2011 IBM Corporation ILMTとの連携 ILMTとは? –無償で利用できるIBMソフトウェア用ライセンス・トラッキング・ツール –IBM パスポート・アドバンテージのユーザーがフル・キャパシティーおよび仮 想化キャパシティー (サブキャパシティー) のプロセッサー・バリュー・ユニット (PVU) 使用量の要件を判別するため のツール –適正なライセンス保有をしているかの判別をサポート –IWDからデプロイされる仮想イメージにはILMTエージェントが含まれる –VM上のエージェントがライセンス使用状況を確認しILMTサーバーに報告 18 © 2011 IBM Corporation ライセンス・レポート機能 ライセンスの使用状況のレポート機能を提供 期間と製品名を指定してダウンロード date 2012/12/5 2012/12/6 2012/12/7 2012/12/8 2012/12/9 2012/12/10 2012/12/11 2012/12/12 2012/12/13 19 productid day high week high month high lifetime high licensetype 5725-A26 840 840 840 840 PVU 5725-A26 560 840 840 840 PVU 5725-A26 560 840 840 840 PVU 5725-A26 560 840 840 840 PVU 5725-A26 560 560 840 840 PVU 5725-A26 560 560 840 840 PVU 5725-A26 840 840 840 840 PVU 5725-A26 840 840 840 840 PVU 5725-A26 770 840 840 840 PVU © 2011 IBM Corporation ネイティブのライセンス管理機能 クラウド>製品ライセンス>製品から利用 プールされているライセンスとライセンスの使用状況の確認 設定したライセンス使用量を越えた場合管理者へ通知 保有ライセンスを超えた場合のデプロイメント時のアクションの設定 20 © 2011 IBM Corporation §2. デプロイしたシステムの運用 21 © 2011 IBM Corporation 仮想システム・インスタンスの管理 IWDのコンソールから管理 インスタンス>仮想システム・インスタンス>(インスタンスを選択) –仮想マシン群の一括始動/停止/削除 –仮想マシン単位の始動/停止/削除/複製(追加)、 –Fixの適用 –リソースの使用状況の確認 –アサインされたリソースの確認 –VNC、SSH、WAS管理コンソールへのアクセス –各OSやMWの従来通りの個別管理も可能 22 © 2011 IBM Corporation 仮想システム・インスタンスの管理 IWDコンソールからのオペレーション •仮想マシンの複製(追加) •Fixの適用 •リソースの使用状況の確認 •VNC、SSH、WAS管理コン ソールへのアクセス 23 © 2011 IBM Corporation 仮想アプリケーション・インスタンスの管理 IWDのコンソールから管理 従来どおりの管理は制限されることが多い – パターン・タイプによって異なる – 例:Webアプリケーション・パターンではWASの管理コンソールは利用不可 インスタンス>仮想システム・インスタンス>(インスタンスを選択) – インスタンスごとに管理画面が作成される ロギング ロギング ロギング ロギング ロギング ロギング モニタリング モニタリング モニタリング モニタリング モニタリング モニタリング 24 設定更新、アプリケーション管理 設定更新、アプリケーション管理 設定更新、アプリケーション管理 設定更新、アプリケーション管理 設定更新、アプリケーション管理 設定更新、アプリケーション管理 © 2011 IBM Corporation 仮想アプリケーションの管理 インスタンスの確認 – ミドルウェア観点 – 仮想マシン観点 アプリケーションへのURL表示 25 © 2011 IBM Corporation 仮想アプリケーションのモニタリング 仮想マシンごとのリソース使用状況をグラフ化 –メモリー –プロセッサー 26 –ネットワーク –ストレージ © 2011 IBM Corporation 仮想アプリケーションのログ管理 ログの集中管理機能の提供 –IWDエージェント –OS –ミドルウェア –アクセス・ログ など ログ・ファイルのダウンロード もサポート 27 © 2011 IBM Corporation アプリケーション実行環境の管理 アプリケーション実行環境の運用に必要な機能を提供 –「操作」をクリックすると下記を提供するポータルを表示 • セキュリティー • アプリケーションの更新 – 証明書の更新など • ミドルウェア構成の変更 • 手動スケールアウト/イン ・・・ • トラブル・シューティング • サーバーの再始動 – トレース設定 • オートスケーリングの一時停止/再開 – Javaコア取得 – システム・ダンプ/メモリー・ダンプ取得 28 © 2011 IBM Corporation プロセス・VM監視 従来の監視 –Ping監視などでプロセスの稼動状態を監視 仮想アプリケーション環境の場合 –スケーリング・ポリシによるオートスケールを行っている場合は必ずしも必須 ではない • ポリシーに応じてサービス・レベルは確保される –イベントの管理は必要 29 © 2011 IBM Corporation まとめ アプライアンスの管理 –IWDでは複数のインターフェースをサポート –アプライアンスのステータス、リソース使用状況などのモニタリング・ツール を提供。SNMPによるイベントの通知も可能。 –ILMTとの連携のほかにネイティブのライセンス管理ツールをサポート デプロイされたシステムの運用管理 –仮想アプリケーション・インスタンスと仮想システム・インスタンスでは運用の 方法が異なる –仮想システム・インスタンスは従来どおりの運用が可能。 –仮想アプリケーション・インスタンスはIWDから運用管理 30 © 2011 IBM Corporation