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ビジネス・ユニットの名前 DB2 V9.5 移行におけるFAQ集

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ビジネス・ユニットの名前 DB2 V9.5 移行におけるFAQ集
ビジネス・ユニットの名前
DB2 V9.5 移行におけるFAQ集
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<V1.00 2009年3月>
この文書のデータの利用または公開には、
©最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
Copyright IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 2009
ビジネス・ユニットの名前
当資料について
当資料の位置づけと使い方
– 当資料は、2008 年度に実施されたDB2 9 への移行検討TCT(技術検討会)において、
よく寄せられた質問に関する回答をまとめ、FAQとしたものです。
– 移行における具体的な質問事項とその回答を記載していますので、移行検討の際の参考資料と
してご利用ください。
– 注意事項
•
•
•
•
•
内容につきましては、その時点またはある特定環境においては誤りがないことを確認しておりますが、
すべての環境において適用できる保証はありません。
また、TCT (技術検討会)に代わるものではありません。移行に関する具体的な検討事項や質問事項がある
場合は、必要に応じてTCTをお申し込みください。
対象製品 : DB2 for LUW V9.5
作成者 : ソフトウェア事業 .データ・マネジメント・テクニカル・セールス
更新日 : 2009年4月13日
<お断り>
本書に含まれている情報は、正式なIBMのテストを受けていません。また、明記にしろ、暗黙的にしろ、なんらの保証もなしに配布されるものです。
この情報の使用またはこれらの技術の実施は、いずれも、使用先の責任において行われるべきものであり、それらを評価し、実際に使用する環境
に統合する使用先の判断に依存しています。それぞれの項目は、ある特定の状態において正確であることがIBMによって調べられていますが、
他のところで同じまたは同様の結果が得られる保証はありません。これらの技術を自身の環境に適用することを試みる使用先は、自己の責任に
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DB2 V9.5 移行におけるFAQ集
目次
カテゴリ
No.
【システム要件・移行の計画】
【移行手順の検討】
【パラメーター・チューニング】
【文字コード】
【新機能】
タイトル
1
DB2 V9.5 (AIX版) のシステム要件
2
DB2 V9.1 とV9.5の選定のポイント
3
DB2 V8.2とV9.5の代表的な変更点
4
DB2 V9.5 に接続可能なクライアント
5
SQLステートメントの変更
6
移行手順のパターン
7
DMS 表スペースにおける File コンテナーと Raw デバイス・コンテナーの選択
8
LOAD と IMPORT
9
Backup / Restore の動き
10
ストレージの見積もり方法
11
パラメーター・チューニングの必要性
12
エージェントプライベートメモリーに関する変更点
13
エージェント数を管理するパラメーターの変更点
14
num_poolagents に関する変更点
15
自己チューニングメモリー(STMM)
16
データベースの文字コード
17
行圧縮
18
DB2 Legacy CLI-based Type2 Driver
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3
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ビジネス・ユニットの名前
DB2 9.5 導入・移行考慮
点ガイド
カテゴリ
No.
1
タイトル
DB2 V9.5 (AIX版) のシステム要件
システム要件・移行の計画
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5 (AIX版) のシステム要件を教えてください。
回答
DB2 V9.5 (AIX版) の前提条件については、以下をご参照ください。
・System Requirements
http://www.ibm.com/software/data/db2/9/sysreqs.html
・Information Center:DB2 クライアントおよびサーバーのインストール要件 (AIX)
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.udb.uprun.doc/doc/r0008857.htm
・Information Center:DB2 サーバーおよび IBM Data Server Client のインストール要件 (AIX)
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.luw.qb.server.doc/doc/r0008857.html
補足1: 関連して以下の情報もご参照ください。
・テクニカル・フラッシュ
[テクニカル・フラッシュ: DB2 V8.2, V9.1, V9.5は、AIX V6.1をサポートします]
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=std35ba7a0cd734cc82d492574010003f54a
[テクニカル・フラッシュ: AIX環境でDB2 for LUWが必要とするxlCランタイムの最小バージョンについて]
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages1.nsf/page/default-000209A1
[テクニカル・フラッシュ: DB2 LUW V8/V9がサポートするXL C/C++ for AIXのバージョンについて]
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages1.nsf/page/default-00208176
・Flash (Alert)
・Known issues for DB2 on AIX 4.3.3, 5.1, 5.2, 5.3, and 6.1
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=71&uid=swg21165448
補足2 :
・AIXでは、カーネルは64bit、DB2のインスタンスも64bitである必要があります。
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-2」
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DB2 9.5 導入・移行考慮
点ガイド
カテゴリ
No.
2
タイトル
DB2 V9.1 とV9.5の選定のポイント
システム要件・移行の計画
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.1 とV9.5の選定のポイントや違いがありましたら教えてください。
回答
DB2 V9.1 と V9.5 の違いのうち、TCTで検討された項目例を以下に記載します。
・より長いサポート期間を求める場合や、DB2 V9.5 固有の新機能を使用したい場合は、V9.5をご検討ください。DB2 LUW V9.1以降、GA日から最低 5
年のテクニカル・サポートおよび、その後 3年のバックレベル・プログラム支援サービス(有償)が提供されます。新機能は下記の資料をご参照ください。
・DB2 V9.5 新機能ワークショップ資料
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001BED48
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001C70DF
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001DAA42
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001DDA9D
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001B138C
・ライセンスについて
V9.1とV9.5では待機系ライセンスの数え方が変更されています。DB2が起動している待機状態を「アイドル・スタンバイ」(例:HADR使用時)、DB2が起動
していない待機状態を「コールド・スタンバイ」(例:HA使用時)と呼びます。V9.5では、コールド・スタンバイの待機系にはライセンスは必要ありません。なお、
「DB2が起動している」とは、db2syscプロセスが起動していることを指します。
・Information Center:高可用性用のライセンス
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.luw.licensing.doc/doc/r0053244.html
・FixPack について
DB2 UDB V8では、V8.1にFP7を適用することでV8.2にUpdate可能でしたが、V9では、V9.1からV9.5に移行する場合はマイグレーションが必要になりま
す。(FixPack適用でV9.1からV9.5にUpdateすることはできません。)
・プロセスモデルについて
V9.1とV9.5間の大きな違いとしてあげられることに、V9.5からは従来のプロセスモデルからスレッドモデルになっている点があります。 (db2sysc 配下に
エージェントなどのスレッドが生成されます。移行という観点からは、今まで複数の DB2 プロセスを監視している場合には、監視対象を修正する必要があ
ります)。今まではOSのpsコマンドなどで、db2関連のプロセスが多数存在するのを確認できていましたが、db2pdコマンド等で監視します。db2pdコマンド
での監視方法は、下記資料をご参考ください。
・DB2 V9.5 新機能ワークショップ資料
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001BED48
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カテゴリ
No.
3
タイトル
DB2 V8.2とV9.5の代表的な変更点
システム要件・移行の計画
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V8.2とV9.5の代表的な変更点を教えてください。
回答
DB2 V8.2 と V9.5 の違いのうち、TCTで検討された項目例を以下に記載します。
・DB2 V9.5からスレッドモデルになった
db2sysc 配下にエージェントなどのスレッドが生成されます。複数の DB2 プロセスを監視している場合には、監視対象を修正する必要があります。
・パラメーターのAUTOMATIC 化
多くのパラメーターがデフォルトで AUTOMATIC となっています。
また、DB共用メモリー、アプリケーション共用メモリー、などを含めたインスタンス全体のメモリーの上限を設定できるINSTANCE_MEMORYなど
パラメーターの意味合いも変化しています。「 DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド」 (下記)を参照しながらパラメーターを検討してください。
・リアルタイムで統計情報を収集
必要に応じてステートメント実行(最適化)の前に、自動的にRUNSTATSが実行されます。
・インスタンスの64ビット化が主に
V9.5では、 64ビットDB2インスタンスが主になります。32ビットのインスタンスが作成できるのは、32ビットWindowsと、32ビットLinux環境のみとなり
ます。インスタンスを32 ビットから64 ビットへ変更した場合は、バッファプールサイズの見直し(サイズの拡張)も検討してください。
・ディスクスペースの増加
V9からデータ用表スペースにラージ表スペースが使用できるようになりました。これにより、表スペース・サイズ、表サイズの上限などが増加し、
1ページ辺りの行数も255行以上に拡張されます。現行で、表スペースの制約に抵触する可能性がある場合には、ラージ表スペースへの変更を
検討してください。なお、ラージ表スペースを使用する場合は、RowIDの長さが変更されるため、必要な表スペースおよび、ログ量が増えます。
関連情報
・Information Center:V9.1 の新機能: データベースが追加のスペースを必要とする
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9/topic/com.ibm.db2.udb.rn.doc/doc/c0023928.htm
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]全般 (特に、「X-13∼17」「B-10」「B-26」「E-10」、他)
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DB2 9.5 導入・移行考慮
点ガイド
カテゴリ
No.
4
タイトル
DB2 V9.5 に接続可能なクライアント
システム要件・移行の計画
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5 へ接続することが可能なクライアントを教えてください。
回答
• DB2 V9.5 サーバーへは、V9.5クライアントからの接続に加え、V8クライアントおよび V9.1 クライアントより接続が可能です。
• DB2 V7クライアントからDB2 V9.5サーバーへの接続は、サポートされません。
・補足1:
クライアント・サーバー間に 、DB2 V8.2 32bit の DB2 Connect インスタンスを立てて、ゲートウェイ構成とすることで V7.2 クライアントから V9.1サーバー
に接続することは可能です。
【注】DB2 V7は既にサポート終了しています。サポートを得るためにはバックレベル・プログラム支援サービス(有償サポート延長)が前提となります。
・補足2:サーバーとクライアントのバージョンが異なる場合
DB2サーバーのみをV8よりV9以降に移行し、クライアントは当面V8のままで使用するケースがあります。逆のケースもあります。お客様がV8のバックレ
ベル・プログラム支援サービスを締結されない場合、PAサポートに関しては、DB2 V8サポート終了日(2009/4/30)以降は下記の対応になりますのでご注
意ください。
・問題判別を行います。
・問題判別の結果、PAサポート期間内の製品(V9以降)に問題がある場合は、通常のPAサポートを提供します。
・問題判別の結果、PAサポート終了済みの製品(V8)に問題があると判別した場合は、サポートの提供ができません。
したがって、必要に応じて、DB2サーバーがV9以降・DB2クライアントがV8以前でご使用のケースにおいても、バックレベル・プログラム支援サービスの
利用をご検討ください。
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-3」
・[クライアントとサーバーのバージョンのサポートされている組み合わせ]
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.luw.qb.client.doc/doc/r0009731.html
・[クライアントのマイグレーションに関する重要事項]
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http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/topic/com.ibm.db2.luw.qb.migration.doc/doc/c0022579.html
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タイトル
SQLステートメントの変更
カテゴリ
システム要件・移行の計画
更新日
2009/04/13
質問
移行にあたってSQLステートメント変更の必要性がありますか?
回答
SQLステートメントの変更点は以下のマニュアル・サイトにリストがあります。今回変更になったSQLステートメントを使用していないかをご確認ください。
通常の SELECT 、INSERT、UPDATE には変更がなく、アプリケーションへの影響はほとんどありません。
関連情報
・Information Center:V9.1:データベース・アプリケーションの移行に関する重要事項 - SQL ステートメントの構文の変更点
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9//topic/com.ibm.db2.udb.uprun.doc/doc/c0023412.htm
・Information Center:V9.5:SQL ステートメントの変更点によるマイグレーションへの影響
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5//topic/com.ibm.db2.luw.qb.migration.doc/doc/r0052003.html
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タイトル
移行手順のパターン
カテゴリ
移行手順の検討
更新日
2009/04/13
質問
移行手順のパターンを教えてください。どのような方法がありますか?
回答
基本手順としては、(1)∼(3) のいずれかを選択します。バックアップ/リストアに関しては、移行前の環境(V8またはV9.1)でバックアップを取得し、新規V9.5
環境にリストアするために、オフライン・バックアップを取得してください(オンライン・バックアップから移行することはできません)。
(1) migrate コマンドによる移行 (サーバーを変更する場合には対応できません)
【メリット】
【デメリット】
移行に必要なDISK領域が最小
migrate databaseの所要時間は、データ量には直接依存しない
V8以降のバージョンからの移行時のみ選択可能
(2)Backup/Restore による移行
【メリット】
Export/Loadに比べ、一定の手順で移行が可能
Redirect Restoreにより、表スペース・コンテナーのレイアウトを変更することが可能
【デメリット】 バックアップ・ファイル用の一時領域が必要
表スペースのSMS・DMSの変更はできない
(3)Export/Load による移行
【メリット】
表単位の移行になるため、表スペースへの表の配置など、物理設計が柔軟に見直し可能
Backup/Restoreと違い、全データを一括して取得できるデータ領域がなくても、移行可能
【デメリット】 移行するオブジェクトごとの作業となるため、手順が煩雑になる
関連情報
・[DB2 9.5移行手順ガイド]
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-4」 「X-5」「X-22」「A-7」 「A-8」 「D-1」 「D-8」
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カテゴリ
移行手順の検討
No.
7
タイトル
DMS 表スペースにおける File コンテナーと Raw デバイス・コンテナーの選択
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5 へ移行した後に新規にDMS 表スペースを作成する予定です。DMS 表スペースのコンテナーとして、File コンテナーと Raw デバイス・
コンテナーのどちらを選択するか、検討項目または指針がありましたら教えてください。
回答
DMS 表スペースの、File コンテナーと Raw デバイス・コンテナーの選択にあたっては、以下のような観点より検討します。
・DB2 V9.5 では、File コンテナーを使用する DMS 表スペースであっても、表スペースの属性で NO FILE SYSTEM CACHING がデフォルトでONに
指定されていてるため、Raw デバイス・コンテナーとの SQL パフォーマンスの違いは、特にないと考えられます。
・Fileコンテナーを使用する DMS 表スペースとした場合には、表スペースの自動拡張機能が使用可能となるため、表スペースの容量管理面での運用
管理が容易になります。
・ただし、HA 環境においては、Active 機よりStandby 機に表スペースを含むデータベース・ファイルの引継ぎが発生する際に、
File コンテナーの場合は、表スペースのファイル・システム・チェックを行う時間が引き継ぎ時間に加算されます。
一方、Raw デバイス・コンテナーではその時間が不要であるため、ファイル・システム・チェックの時間分の引継ぎ時間は短縮されます。
・LOBを使用している場合は、SMS表スペース/DMS 表スペース(Fileコンテナー)を使用することで OSのファイルキャッシュの対象とすることができるた
め、繰り返し検索する場合にパフォーマンス向上が見込まれます。ただし、V9.5 環境では、デフォルトではファイルキャッシュを行いませんので、明示的
に有効にしてください。
[Information Center:ファイル・システム・キャッシュ構成]
https://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/index.jsp?topic=/com.ibm.db2.luw.admin.dbobj.doc/doc/c0051304.html
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「E-18」
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点ガイド
質問
No.
8
タイトル
LOAD と IMPORT
カテゴリ
移行手順の検討
更新日
2009/04/13
DB2 V9.5へのデータ移行にあたり、旧環境より表単位でデータをEXPORTし、新規環境にIMPORTまたはLOADを行うことを計画
しています。
1. LOAD と IMPORT の違いを教えてください。
2. 外部キー制約がついた表への LOAD 方法を教えてください。
3. IMPORTコマンドのCREATEオプション使用上の注意点について教えてください。
回答
1.
IMPORTはSQL(INSERT)を使用して、ログを書きながらデータを表に入力していきます。
一方、LOADは、インプットデータからページイメージを作成して表にデータを追加してゆくような動きになります。
さらに、LOADは、SQLを使用していないため、ログの書き出しやバッファープールの処理などがバイパスされ、IMPORTに比べると一般的に高速で
す。
補足:
LOADはログは取りませんので、ロールフォーワード回復可能データベースでLOADを実行する場合は、LOADの Nonrecoverable オプションを
追加してLOAD後にデータベース・バックアップを取るか、LOADのコピーファイルを作成する(COPY YESオプションを追加してLOADを実行する)
必要があります。
2.
外部キーのある表にLOADを行うとチェックペンディングになりますので、SET INTEGRITYコマンドを使用して外部キーの整合性をチェックして
表へアクセスできるようにする必要があります。
外部キーをDROPしておき、全ての表のロードが終わってから外部キーを作成しなおす、という方法も考えられます。
3.
IMPORTでCREATEオプションで表を作成した場合には、volatile属性やData Capture Changes属性などの表属性が設定されません。
そのため、V9.5では、IMPORTコマンドのCREATEオプションは非推奨となっています。
移行元の表と同じ属性が必要な場合には、db2lookを使用して取り出したDDLを使用して、表定義を行った後に、IMPORTするように
してください。
[参考]:「DB2 9.5移行手順ガイド」-「3-3-3. データ移動ユーティリティによる移行」
関連情報
・Information Center:推奨されなくなった IMPORT コマンド・オプション CREATE および REPLACE_CREATE
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5//topic/com.ibm.db2.luw.wn.doc/doc/i0052280.html
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9
タイトル
Backup / Restore の動き
カテゴリ
移行手順の検討
更新日
2009/04/13
DB2 V8からDB2 V9.5へ移行するためにデータベースの Backup / Restore を使用する場合、その動作について教えてください。
質問
(1) Backup / Restore により、データベース構成パラメーターは移行されますか?
(2) コンテナー、表スペース定義は移行されますか?
(3) Restore 時に表スペースのコンテナーを変更することはできますか?
(4) V9からV8への Restore は可能ですか?
回答
(1)
データベースの設定済みパラメーターに関しては移行されます。ただし、値が設定されていても Automatic に設定されるパラメーターもあり、
システム・リソースに応じて自動的にチューニングされます。V8 からV9.5のパラメーターの違いは、「 DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイ
ド」 (下記)に記述がありますので参照ください。
•
Information Center:バージョン 9.5 で AUTOMATIC に設定される構成パラメーター
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/topic/com.ibm.db2.luw.wn.doc/doc/i0052504.html
(2)
Backup/Restoreではコンテナーや表スペースの定義もそのまま移行されます。
(3)
コンテナーのパスの変更は Restore のリダイレクト・オプションにより行うことができます。
注:ただし、Restore のリダイレクト・オプションでは SMS 表スペースから DMS 表スペースへの変更はできません。変更が必要な場合は、Restore
後、表スペースの再作成(+ 表データのExport/Load)といった手順が必要になります。
(2)
不可能です。
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-12」 「X-13」 「X-14」 「X-15」 「X-16」 「X-17」 「X-21」
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カテゴリ
No.
10
タイトル
ストレージの見積もり方法
移行手順の検討
更新日
2009/04/13
質問
移行時に必要な ストレージの見積もり方法について教えてください。
回答
•
移行方法によって、必要となる領域が変わりますので、ストレージ見積もりは移行方法に基づいて検討してください。
例えば、Backup & Restoreによる移行では、バックアップ・ファイルを保管する領域が必要となります。
データ移動ユーティリティーによる移行では、現行データベースから、移行するデータを出力する領域が必要となります。
•
MIGRATEコマンドを使用して移行する場合は、DB2はMIGRATE中に、カタログ情報などを書き換えるため、空き容量が必要になります。
以下が目安になります。移行終了後に、表スペースの不要なサイズは、リサイズを行うことができます。
•
システムカタログ表スペース
:少なくとも、使用済みの合計スペースの2倍を推奨
•
TEMPORARY表スペース
:少なくとも、SYSCATSPACEの合計サイズの2倍を推奨
•
ログ・ファイル・スペース
:現行値の2倍を推奨(現行値に十分な余裕がある場合は不要)
•
索引表スペース
:索引毎に、1ページ分の空きが必要
・[Information Center: DB2 サーバーのマイグレーションに関するディスク・スペース要件]
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/topic/com.ibm.db2.luw.qb.migration.doc/doc/r0007005.html
[参考情報]
•
インスタンスホーム領域で必要とされる領域がV9.5では増えています。AIX 環境でテストしたところ、V9.1で約15MBだったものが、V9.5で
約210MBに増加していました。インスタンスホーム領域の容量を確認後、必要に応じて拡張してください。
[重要]
いずれの方法においても、移行時には十分に余裕を見込んで必要ストレージを用意してください。
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-22」 「D-1」
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No.
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タイトル
パラメーター・チューニングの必要性
パラメーター・チューニング
更新日
2009/04/13
質問
移行に伴うパラメーター・チューニングの必要性について教えてください。
回答
DB2 V9.5では、DB2エンジン・デザインの変更に起因するメモリー関連のパラメーターに多くの変更が入っています。
DB2 V9.5のデザインを考慮したパラメーター設計を行ってください。
•
大きな変更点として、V9から STMM (Self-Tuning Memory Manager) がデフォルトで有効であり、それに伴い、STMM のチューニング対象の
パラメーターの多くが AUTOMATIC になっています。
•
DB2 V9.5では、INSTANCE_MEMORYの意味も大きく変わりましたのでご注意ください。V9.1以前ではインスタンスの管理用に割り振られる
メモリーでしたが、V9.5では、インスタンス全体で使用されるメモリーの最大値を設定するものとなりました。
•
DB2 V9.5では、APPL_MEMORYは、特定のデータベースでdb2agentが使用可能なメモリーの総量を表します。
•
maxfilop パラメーターは、データベースに対して同時に開くことのできるファイル・ハンドルの最大数を表すように変更されました。以前のリリースでは、
各データベース・エージェントに対して、同時に開くことのできるファイル・ハンドルの最大数を示していました。
また、その他パラメーター関連の検討で、TCTで検討された項目例を次ページより記載します。 No.13∼16 を合わせてご参照ください。
関連情報
・DB2 V9.5 新機能ワークショップ資料
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001BED48
・テクニカルフラッシュ:DB2 V9.1以降でSTMMを使用する場合、OSのメモリー関連設定に注意してください
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages1.nsf/page/default-0002EA21
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-14」 「X-15」 「X-16」 「X-17」 「X-18」「B-17」「B-27」
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14
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ビジネス・ユニットの名前
DB2 9.5 導入・移行考慮
点ガイド
カテゴリ
パラメーター・チューニング
No.
12
タイトル
エージェントプライベートメモリーに関する変更点
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5でのエージェントプライベートメモリーに関する変更点を教えてください。
回答
•
エージェントプライベートメモリーに関する変更点
DB2 V9.5では、db2agent が使用するメモリーのデザインが大きく代わり、個別のdb2agent に対して上限を設定する方法から、APPL_MEMORY
データベース構成パラメーターを使用して総枠を設定する方法へと変わっています。
•
それに伴い、Application Heap、statement heap、statistics heap等のデフォルトがAutomaticへと変わりました。
それぞれのパラメーターに値を設定することで、各ヒープサイズのハードリミットを設定することも可能ですが、
基本的にはAutomaticに設定し、APPL_MEMORYでトータルの使用量に制限をかける方式を推奨します。
補足:
•
APPL_MEMORYに明示的な値を設定する場合、db2agent に割り振るメモリー量の総量を設定することになります。
DB2 V9.1での設定値が存在する場合、
1Agent 辺りのメモリー使用量 x maxagents数
を用いて算出することが可能です。
DB2 V9.1での設定値が特にない場合も基本的な考え方は同様です。
1Agentあたりのメモリー使用量としては、アプリケーションの特性(SQLの数、複雑さ等)による差が大きいため、負荷テスト等での実測値を用いる
ことをお勧めします。
関連情報
・[Information Center: APPL_MEMORY-アプリケーションメモリー構成パラメーター]
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/db2luw/v9r5/topic/com.ibm.db2.luw.admin.config.doc/doc/r0050670.html
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-14」 「B-27」
・DB2 V9.5 新機能ワークショップ資料
PSU_temp_0522
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001BED48
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カテゴリ
パラメーター・チューニング
No.
13
タイトル
エージェント数を管理するパラメーターの変更点
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5において、エージェント数を管理するパラメーターに関する変更点を教えてください。
回答
•
DB2 V9.1までのバージョンで、db2agentの最大数を管理するパラメーターであった maxagents データベース・マネージャー構成パラメーターは、
DB2 V9.5でのスレッド化に伴い廃止されています。
クライアント・アプリケーションの最大数を制限したい場合は、 max_connections DBM 構成パラメーターを使用してください。
関連情報
・DB2 V9.5 新機能ワークショップ資料
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001BED48
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「B-29」
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カテゴリ
No.
14
タイトル
num_poolagents に関する変更点
パラメーター・チューニング
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5でのnum_poolagentsに関する変更点を教えてください。
回答
•
num_poolagentsの変更について
num_poolagentsの意味がDB2 V9.5で変更されています。NUM_POOLAGENTSは、接続が切れて不要になったエージェントを消滅させるか、
そのままIDLE AGENTとして残すかの判断基準となる数字です。
・DB2 V8/V9.1では、「Active + Idel」のdb2agent数がNUM_POOLAGENTSと比較されましたが、
・DB2 V9.5ではidelであるdb2agent数のみが、NUM_POOLAGENTSと比較されます。
そのため、Active(50) + Idex(20) = 70として、NUM_POOLAGENTSに70を設定している場合、DB2 V9.5ではNUM_POOLAGENTS=20に修正
する必要があります。
関連情報
・メモリの変更:WS資料「第2章 管理機能強化(前半)」 P.11∼
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/dminfo.nsf/doc/001BED48
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「B-30」
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15
タイトル
自己チューニングメモリー(STMM)
パラメーター・チューニング
更新日
2009/04/13
質問
自己チューニングメモリー(STMM) の使用にあたっての注意点を教えてください。
回答
• 自己チューニングメモリー(STMM)の検討について
DB2 V9.1からの新機能であるSTMMは、メモリー・チューニングを自動的に行うため、本格的なチューニングが行われずにデフォルト値が多用されてい
る環境では特に有効です。DB2 V9.5では、デフォルトでSTMMはONとなっています。
注意点として、STMMは物理メモリーの空き容量を積極的に使う傾向が挙げられます。必要に応じ、DB2の INSTANCE_MEMORYデータベース・
マネージャー構成パラメーターにて、メモリーに上限を設定することも検討してください。また、テスト段階でSTMM を用いてチューニング/負荷テストを行い、
パラメーター値とパフォーマンスを確認し、本番環境での採用を検討する方法が考えられます。
(例) 一つの考え方として、 バッファープールについては初期値を与えた後、一定期間 STMM によるサイズ自動調整をおこない、安定したところ
でサイズを固定する方法があります。OLTP 処理のパフォーマンスを確保したいのであれば、バッファープールを固定したほうが 他のメモリー
ヒープ拡張によってバッファープールが縮小される可能性がなくなるため安定します。
• 補足:
STMM 使用時、DB2 を再起動した場合AUTOMATICで指定されているパラメーターは、停止時の設定値を引き継いで起動します。ただし、起動時に
実メモリの割り当てができないような状況下では、ヒープを縮小してデータベースを活動化します。
• 参考情報:
•「DB2 V9.1以降でSTMMを使用する場合、OSのメモリー関連設定に注意してください」
•
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages1.nsf/page/default-0002EA21
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「B-17」
・[DB2 self-tuning memory manager log parser]
・STMMのログを見やすくするツールの情報(DB2 V9.1ベース) http://www.ibm.com/developerworks/db2/library/techarticle/dm-0708naqvi/
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No.
16
タイトル
データベースの文字コード
カテゴリ
文字コード
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5で新規にデータベースを作成する際の文字コードについて教えてください。
回答
• V9.5では新規にデータベースを作成する際、CODESETを明示指定しない場合、UnicodeのDBになります。
(例)
例えば、Export/Import で移行するケースで、既存のデータベースと同じ文字コードのデータベースを作成したい場合は、CREATE DATABASE
コマンドに明示的にオプションを指定する必要があります。
移行元のV8.2 のデータベースがIBM-943 のCODESETであるなら、V9.5では明示的に CODESET IBM-943とし、COLLATE,TERRITORY も
既存のDBと同じ値を指定してください。
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「X-19」 「B-6」
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No.
17
タイトル
行圧縮
カテゴリ
新機能
更新日
2009/04/13
質問
DB2 V9.5 に移行後、新規にデータ行圧縮機能を採用したいと考えています。その場合、どのくらいの圧縮率が可能となりますか?
回答
• 圧縮率について
圧縮率はデータの内容(たとえば、連続して同じ文字が出現するか等)により異なるため、可能であればテスト環境に本番と同等あるいは同質のデータを
用意し、圧縮率の確認を行ってください。
•表に対する行の圧縮効果を見積もる圧縮見積もりオプションが、INSPECT ユーティリティーで使用できます。
注意点:
• XML列を圧縮する場合は、INLINE (XMLのサイズはページサイズ以下)で行う 必要があります (ページサイズを超えるXML列の場合、INLINE にでき
ず、圧縮することができません) 。
• 行圧縮には、表データのレプリケーション・サポートとの互換性はありません。(レプリケーションを使用している場合、圧縮された表をレプリケーション
することはできません。)
• ライセンスについて
行圧縮機能(COMPRESSオプション) を利用する場合、DB2 Storage Optimization Feature が必要になります。DB2 Enterprise Server Edition の有料
フィーチャーとなっており、Workgroup Server Edition では利用できませんのでご注意下さい。
関連情報
・[DB2 V9.5 の新機能と設定手順概要] : 3.行圧縮機能の設定手順
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点ガイド
カテゴリ
No.
18
タイトル
DB2 Legacy CLI-based Type2 Driver
新機能
更新日
2009/04/13
質問
DB2 v9.5 でも、DB2 JDBC Type2 Driver (レガシードライバー)を使用できますか?
回答
•
DB2 JDBC Type 2ドライバー(いわゆるLegacy Driver)については、使用すること自体は、特に問題ありませんが、DB2 V8.2 以降では非推奨となっ
ているため、機能拡張などは行なわれませんので、ご了承ください。
また、WAS V7.0ではLegacy Driverのサポートがありませんのでご注意ください。
参考:テクニカルフラッシュ
WAS V7.0はDB2 Legacy CLI-based Type2 Driverをサポートしません (WAS-08-055)
http://www.ibm.com/jp/domino01/mkt/cnpages1.nsf/page/default-00073259
・IBM Data Server Driver for JDBC and SQLJ (いわゆるUniversal Driver) への移行を推奨いたします。
関連情報
・[DB2 V8からV9.5へうまく移行するためのガイド]: 「F-2」 「F-3」 「F-4」
・[<補足資料>JDBCドライバー移行の考慮点]
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