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IBM Lotus Notes 8.5.3 による ソーシャル・ソフトウェア機能との連携 2012/04/10 Lotus Technical Update Workshop

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IBM Lotus Notes 8.5.3 による ソーシャル・ソフトウェア機能との連携 2012/04/10 Lotus Technical Update Workshop
2012/04/10
Lotus Technical Update Workshop
IBM Lotus Notes 8.5.3 による
ソーシャル・ソフトウェア機能との連携
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
コラボレーション & モバイル 宮田 学
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
Agenda
ƒ Lotus Notes 8.5.3 のソーシャル連携強化とは?
ƒ IBM Connections概要
ƒ IBM Connectionsプロフィール機能とファイル機能概要
ƒ 連携プラグインのメリット
ƒ 連携によるその他のメリット
ƒ 構成、導入、動作概要と考慮点
ƒ まとめ
2
© 2012 IBM Corporation
Lotus Notes 8.5.3 のソーシャル連携強化と
は?
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
Lotus Notes 8.5.3 のソーシャル連携強化とは?
ƒ Lotus Notes 8.0から、ソーシャル・ソフトウェアであるIBM Connectionsと連携
が可能
– Lotus Notes 8.0 クライアントから、IBM Connectionsのアクティビティ機能
との連携を開始
• Lotus Notes Standard クライアントに対してのプラグインとして、Lotus Notesに同
梱
• 但し、IBM Connectionsのライセンスは別途必要
– Lotus Notes 8.5.3 クライアントにて、IBM Connectionsの
プロフィール機能とファイル機能との連携を提供
• IBM Connectionsのアクティビティ機能の連携方法と同じくプラグインとして提供
– Lotus Notesとプラグインの連携はLotus Notes 8.5.1から既に実現
• プラグインは、Lotus Greenhouseから提供
• 利用する際、IBM Connectionsのライセンスは別途不要
– Lotus Notesのライセンスのみで利用可能
4
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsのプロフィール機能とファイル機能との連携
ƒ Lotus NotesクライアントとEclipseのプラグインで連携
– Sametime連絡先やフィードと同じく、右側のサイドバーパネルにて実装
ƒ 他のプラグインと同様にあたかも同じ製品であるかのようにみえ、柔軟に連携を
実現
ファイル機能
の例
プロフィール
機能の例
5
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
利用するためのシステム要件
ƒ サーバー側
– IBM Connections 3.0.1 サーバーの構築
•
•
•
•
•
•
IBM WebSphere Application Server
IBM DB2
IBM Tivoli Directory Integrator
IBM Connections
LDAP Directory(Lotus Domino LDAPタスクなど)
詳細なバージョンなどはシステム要件を参照
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27021342
ƒ クライアント側
– Lotus Notes 8.5.3 Standard版の導入
– Lotus Notes Standard版への連携プラグインの導入
• 導入しなくとも、プロフィール機能、ファイル機能は利用可能
• Lotus Notesと連携するためには導入が必須
• 連携プラグインは Lotus Greenhouseにてダウンロードが必要
6
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
連携プラグインのシステム要件
ƒ IBM Connections 3.0.1 Status Updates Plug-in for Lotus Notes
– Lotus Notes 8.5.1 FP5、8.5.2 FP1以降、8.5.3(Standard版)
– OS
•
•
•
•
Microsoft Windows Vista SP2、7 SP1
Mac OS 10.5、10.6、10.7
RedHat Enterprise Linux Desktop 5.3、5.4、5.6
SUSE Linux Enterprise Desktop 10、11
– 詳細は以下に記載のシステム要件を参照
https://greenhouse.lotus.com/plugins/plugincatalog.nsf/assetDetails.xsp?action
=editDocument&documentId=2CF14839E75D41F5852577B6005AA2DE
ƒ IBM Connections 3.0.1 Files Plug-in for Lotus Notes
– Lotus Notes 8.5.1 FP5、8.5.2 FP1以降、8.5.3(Standard版)
– OS
• Microsoft Windows XP SP3、Vista SP2、7 SP1
• Mac OS 10.5、10.6、10.7
– 詳細は以下に記載のシステム要件を参照
https://greenhouse.lotus.com/plugins/plugincatalog.nsf/assetDetails.xsp?action
=editDocument&documentId=8D6C9FD0BB04E1868525780E0073F985
7
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
(参考)Lotus Greenhouse
ƒ Lotus Greenhouseとは
– Lotus製品のデモサイト
• http://greenhouse.lotus.com/
– ユーザー登録することでIBM ConnectionsやLotus SametimeなどのWeb
ベースで利用する様々なLotus製品を体験できる
– 前述の2つのプラグインもLotus Greenhouseからダウンロードする
(ユーザー登録が必要)
Lotus GreenHouse
ここから
ユーザー登録
8
© 2012 IBM Corporation
IBM Connections概要
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsとは?
組織を越えた自由闊達な
コラボレーション環境を実現する
ソーシャルウェア
組織の壁を越える
暗黙知の活用
組織・企業を越えた
コラボレーション
様々な働き方への対
応
専門家への
リーチ
個々人に内在する知
恵・知見を効果的に結
合・融合して、新たな
価値を創造する
専門家との協業をサポート
10
開発本部
本社
営業部
研究者
専門家
専門家
プロジェクトメンバー
専門家
お客様
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsの機能概要
ブックマーク
ホーム
ブックマークの共有化によって、同様の興
味や関心を持つ同僚によって活用されて
いる情報源を知ることができます
Lotus Connections内で何が起きている
か把握できる、全てのコンテンツへの起
点です
プロフィール
アクティビティー
一連のタスクをまとめあげ、次のステップ
の計画をたて、プロフェッショナルネットワ
ークを展開する事によって、日常的な仕
事を、より迅速に実行します
専門性やプロジェクトでの役割をキーに
部門を超えて必要な人々を迅速に探し
出します
Wiki
フォーラム
問題解決やブレインストーミングのため
のディスカッションを、より効率的に行え
ます
ブログ ウェブログを使って、自分のアイデアの
提示や他者からのフィードバックを受け
る事により、より多くの経験や知識を学
ぶことができます
グループや個人で記事化を編集作成し、
英知の結集が図れます
ファイル
ファイルを共有し、更新し、コメントを付け
合い、評価付けできます
コミュニティー 共有の興味や関心、役割やある特定のエリアでの経験を持つ人とのコミ
ュニティーを実現します
11
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsの機能概要
Lotus Notesと連携された、
今回はこの2つが関連します。
ブックマーク
この2機能について
Lotus Connections内で何が起きている
ブックマークの共有化によって、同様の興
味や関心を持つ同僚によって活用されて
か把握できる、全てのコンテンツへの起
簡単に説明します。
ホーム
いる情報源を知ることができます
点です
プロフィール
アクティビティー
一連のタスクをまとめあげ、次のステップ
の計画をたて、プロフェッショナルネットワ
ークを展開する事によって、日常的な仕
事を、より迅速に実行します
専門性やプロジェクトでの役割をキーに
部門を超えて必要な人々を迅速に探し
出します
Wiki
フォーラム
問題解決やブレインストーミングのため
のディスカッションを、より効率的に行え
ます
ブログ ウェブログを使って、自分のアイデアの
提示や他者からのフィードバックを受け
る事により、より多くの経験や知識を学
ぶことができます
グループや個人で記事化を編集作成し、
英知の結集が図れます
ファイル
ファイルを共有し、更新し、コメントを付け
合い、評価付けできます
コミュニティー 共有の興味や関心、役割やある特定のエリアでの経験を持つ人とのコミ
ュニティーを実現します
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© 2012 IBM Corporation
IBM Connections
プロフィール機能とファイル機能概要
© 2012 IBM Corporation
プロフィール機能
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール概要
効果的なネットワークを組織内に構築するためのユーザー・ディレクトリー
組織情報
業績や専門の仕事分野
チームの関連メンバー
シンプルな「つぶやき」
・自分、他人の現在取り組みに
ついて可視性を向上、関与を高
める
・独自のネットワークの構築
15
ƒ 組織内の人と連絡を取る方法や、
その人のプロジェクト、スキル、
および関心分野を検索する方法を示す組織
のユーザー・ディレクトリー
(名簿) を提供します
ƒ プロフィールが、適切な人を素早く
検索して連絡を取ることを容易にし、コラ
ボレーション (共同作業) を促進します
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール画面
ƒ 自分個人や他ユーザーとの関連情報を表示
プロフィール情報
レポート・
チェーン
顔写真
* ボード
* 連絡先情報
* 経歴
がタブ形式で選択可能
状況メッセージ
ネットワーク
プロフィール・タグ
16
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール情報の表示
‒ 状況メッセージ、ボード
ƒ 「状況メッセージ」
– 「現在取り組んでいる作
業」入力欄に入力した簡
単なメッセージ
ƒ 「ボード」
– プロフィール所有者の最
近の状況メッセージと、
ユーザーがプロフィール
所有者のボードに投稿し
たコメント
17
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール情報の連携
ク
「ネットワーク」の構築 ‒ マイネットワー
•
「マイネットワーク」タブ
ワンクリックでネットワーク内の連絡先
に接続することが可能に
– マイネットワークに登録されているユ
ーザーの表示
– フォローしているユーザーの表示
– フォロワーの表示
–
18
•
ネットワークへの招待、フォローは、そ
のユーザーのプロフィールに表示され
るボタンから実行
•
招待を行うマイ・ネットワークに対し、
関心のあるユーザーをフォローして、
それらの人々の最新の更新を入手す
ることが可能
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール情報の表示 - レポート・チェーン
ƒ 「レポート・チェーン」
– プロフィール画面ではミニ・レポート・
チェーンが階層表示されています
– 下部のビュー・オプションから 1つ選択
するとレポート・チェーン用のページに
移動します
•フル・レポート・チェーン
–プロフィール所有者から組織図のトップまで
の中で、プロフィール所有者の位置を示します
•同じ組織
–プロフィール所有者の管理者に対して報告す
る別の人を表示します
•管理対象の社員(マネージャーのみ)
–プロフィール所有者が管理する人も含めて、
組織図全体でのプロフィール所有者の位置を示
します
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© 2012 IBM Corporation
ファイル機能
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル概要
ƒ Web上での効率的な資料作成支援や共有を提供
– ファイルのバージョン管理やコメントにより資料の作成を支援
– ユーザー単位でセキュリティを設定してファイルを共有可能
ファイルをWeb上に
アップして共有
チームメンバーからの
コメント
バージョン管理が可能
セキュリティ(公開、非公開、一部公開)の
設定が可能
ダウンロードユーザーや
ファイルの情報が確認できる
21
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイルの機能 - アップロード
ƒ ファイルをアップロードする
– アップロード時の設定
•
•
•
•
ファイル・パス
ファイル名
タグ
共有
– アップロード後の設定
•
•
•
•
•
22
フォローの開始と停止
プロパティーの編集
コメントの追加
コミュニティーにコピーを追加
ごみ箱に移動
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイルの機能 他の人のファイルを扱う
ƒ 他の人のファイルを扱う
– 読者権限の場合
• 表示する
• コメントする
• ダウンロードする
– 編集者権限の場合
• 読者権限に加えて次のことが可能
– アップロード、プロパティーの設定、フォルダへ追加、ファイル変更時やコメント時の通知、
ファイルの共有、古いバージョンの削除
– 他の人が自分のファイルを編集したとき
• 元のファイルは1つ前のバージョンとして残る
• 古いバージョンのファイルもダウンロードできる
• 古いバージョンからの復元も可能(現在の最新バージョンは別バージョンとして管理される)
※所有者が自分のファイルを編集した場合も同じ動作になります。
<バージョンの管理>
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© 2012 IBM Corporation
連携プラグインのメリット
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール連携プラグイン①
ƒ 「状況メッセージ」の入力
– 連携プラグインから「状況メッセージ」を入力可能
ƒ ボードを表示
– マイ・ネットワークのユーザーの「状況メッセージ」やコメントを参照する
• 他のユーザーの状況を簡単に確認できる
「状況メッセージ」
の入力が可能
マイ・ネットワークの
「状況メッセージ」
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© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール連携プラグイン②
ƒ マイ・ネットワークに招待
– メールから送信者をマイ・ネットワークに招待可能
• メールを右クリック → ユーザー名 → マイ・ネットワークに招待
• 招待された側がブラウザーから「受け入れる」ことによって双方のマイ・ネット
ワークに追加される
「受け入れる」ことで
双方のマイ・ネット
ワークに追加される
右クリックメニューから
ユーザー名→
マイ・ネットワークに招待
26
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル連携プラグイン①
ƒ ファイルのアップロード
– デスクトップやエクスプローラーから連携プラグインにファイルをドラッグ&
ドロップすることで簡単にアップロード
– Lotus Notes の添付ファイルもドラッグ&ドロップで直接アップロード可能
ドラッグ&ドロップ
でアップロード
ドラッグ&ドロップ
でアップロード
OS上の
ファイル
添付ファイル
27
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル連携プラグイン②
ƒ ファイルのダウンロード
– 連携プラグインからデスクトップやエクスプローラーにドラッグ&ドロップす
ることで最新バージョンのファイルを簡単にダウンロード
ドラッグ&ドロップ
でダウンロード
OS上に
ドロップ
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© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル連携プラグイン③
ƒ ファイルに対しての権限付与
– 新規ファイルのアップロード時にファイルのアクセス権限を設定
– アップロード後にも権限は変更できる
• 読者……ファイルのダウンロードが可能
• 作成者…新規バージョンのアップロードや権限の変更も可能
右クリック
メニューから
アップロード後
に権限を変更
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© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル連携プラグイン④
ƒ リンクの貼り付け
– 連携プラグインから編集中のノーツ文書にドラッグ&ドロップすることでファ
イルへのリンクを簡単に貼り付け
– Lotus Sametimeにもドラッグ&ドロップでファイルへのリンクを貼り付け可
能
ドラッグ&ドロップで
リンクの貼り付け
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連携によるその他のメリット
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsとのプロフィール連携によるメリット①
ƒ Domino Directoryに保管されているユーザー情報から簡単に企業のユーザー
ディレクトリーを作成することが可能
ƒ DJXで登録した情報をうまく活用し、漢字名の表示も可能
プロフィール
ユーザー文書
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IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsとのプロフィール連携によるメリット②
ƒ Domino Directoryに保管されている、DJXの組織階層の情報を元にしてレポート
チェーンにより承認フローを簡単に確認することが可能
– レポートチェーンを動作させる為には、上司のUIDの情報を部下のユーザー文
書に付与する仕組みが必要
ユーザー文書
プロフィール
レポートチェーン
を生成
①上司の情報を追加
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②バッチファイルを実行
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IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsとのファイル連携によるメリット①
ƒ ファイルの最新バージョンを簡単に把握でき、かつ、バージョン管理を自動的に
実施
– 連携プラグインから最新バージョンに簡単にアクセス可能
– 古いバージョンは、ブラウザーでアクセスすることにより取り出し可能
• 連携プラグインの右クリックメニューから「ブラウザー」で開く
• 「バージョン」タブから過去のバージョンをダウンロード
ダブルクリックや
ドラッグ&ドロップで
最新バージョンを
ダウンロード
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右クリックメニュー
から対象のファイ
ルをブラウザーで
開く
「バージョン」タブから
過去のバージョンを
ダウンロード
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connectionsとのファイル連携によるメリット②
ƒ ファイルへのコメント
– ファイルにコメントをつけることで作成者にフィードバック
– 簡単に情報共有が可能
• ブラウザーから「コメントの追加」
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© 2012 IBM Corporation
構成、導入、動作概要と考慮点
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connections 構成
ƒ 拡張を踏まえた最小構成
– 最小構成は拡張を踏まえると3台構成となる
– 性能拡張するには
• LDAPの増強は負荷分散装置と複数LDAPサーバーで対応
• WAS/Connections、DB2はCPU,メモリーを増強することで拡張
– 耐障害性を高めるには
• LDAPは負荷分散装置と複数LDAPサーバーで対応
• WAS/Connections、DB2は多重化する
拡張性を踏まえた最小構成
クライアント
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LDAP
(Lotus Domino)
WAS
Connections
DB2
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
IBM Connections サーバー導入
ƒ
IBM Connectionsサーバー導入の主な流れ
1. Lotus DominoをLDAP化
2. IBM Connectionsを導入するためのベースとなる、WAS、DB2、TDIを導
入
– DB2のデータベースを作成するとき、利用する機能を限定してデータベース作成
3. IBM Connections導入
– プロフィール機能、ファイル機能、ホームページ機能に限定して導入
4. IBM Connectionsでホームページ機能を無効化
– developerWorks の技術情報で導入ガイドの公開を予定していますので、
導入の際はご参照ください。
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プロフィール機能考慮点
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール動作概要
ƒ ユーザーがConnectionsにアクセスすると、DB2のデータベースを参照し、プロ
フィール情報を取得
ƒ DB2のプロフィール情報は、TDIを利用して、Domino LDAPからDB2へ転送
– TDIでは、Domino Directoryの情報をそのままDB2へ格納することも、
JavaScriptで加工して、DB2へ格納することも可能
Lotus Domino
(Domino LDAP)
Domino
Directory
TDI
DB2
参照
TDIがDominoから情
報をDB2へ転送する
40
WAS/Connections
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール考慮点①
ƒ IBM Connectionsで表示するプロフィール情報を検討したうえで、DB2にデータ
を転送することが必要
– ユーザー文書の値そのままでよいものは、TDIで単純にマッピング
– Domino Directoryのデータを変更することなしに、TDIのJavaScriptで部分
的にDB2へ転送することが可能
• 例えば、「ユーザー名の別名」から、「姓」だけ、「名」だけを取り出してDB2へ
転送することが可能
41
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
DJX環境でのプロフィール設定(例)
ƒ DJX環境でのマッピングの例
ユーザー文書
プロフィール
JavaScript
で加工
LDAP属性を
マッピング
42
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
プロフィール考慮点②
ƒ 運用時の夜間処理の依存関係と処理時間を考慮しておくことが必要
– 処理の依存関係を踏まえた上で実行することが必要
• DJX管理ツールを実行した後で、TDIの転送バッチを実行
– Lotus DominoサーバーとDB2がどちらもアクセス可能な状態でTDIを実行
• メンテナンスタスク実行中(Fixup、Compact、Updall)やDB2のメンテナンス処
理中(統計情報収集、再編成など)はTDIを実行しないのが望ましい
Domino
組織階層
DB
②ManagerUID
登録
DJX
管理ツール
Domino
Directory
DB2
TDI
③転送
①登録
WAS/Connections
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ファイル機能考慮点
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル機能動作概要
ƒ クライアントからファイルが登録されると、ファイルの登録情報はConnections
サーバーとDB2に分散して格納
– DB2へはConnectionsへ入力したタグやアクセス権等の情報とConnectionsに
て自動生成されたファイル名等が格納
– WAS/Connections上のファイルの実体は、WAS/Connectionsサーバーの
ファイルシステム上に格納
WAS/Connections
Lotus Notes
クライアント
プラグ
イン
ファイルシステム
DB2
ファイルの登録情報
実ファイルとの
マッピング情報
等
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
45
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル機能考慮点①
ƒ
アップロードするファイルサイズの制限
– 巨大なファイルをアップロード/ダウンロードすることによりHTTPコネク
ションやネットワークを占有してしまう。
•
1ファイルあたりのアップロードできるサイズの検討が必要
WAS/Connections
Lotus Notes
クライアント
プラグ
イン
ファイルシステム
巨大なファイルの
アップロード/ダウ
ンロードで占有
46
DB2
ファイルの登録情報
実ファイルとの
マッピング情報
等
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
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IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
ファイル機能考慮点②
ƒ
実ファイルの格納領域の容量
– 1ユーザーあたりの最大容量を制限することが可能
– 最大容量見積もりは以下の方法で算出
•
1ユーザー当たりの最大容量 × ユーザー数 で最大サイズを計算
WAS/Connections
Lotus Notes
クライアント
プラグ
イン
ファイルシステム
1ユーザーあたりの
最大容量 × ユーザー数
で計算
47
DB2
ファイルの登録情報
実ファイルとの
マッピング情報
等
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
実ファイル
© 2012 IBM Corporation
IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
まとめ
ƒ Lotus Notes 8.5.3 から IBM Connectionsのプロフィール機能とファイル機能
が無償で利用可能
ƒ 連携プラグインを利用することで、あたかもLotus Notesクライアントの機能の
一部としてプロフィール機能のボードやファイル機能に簡単にアクセス
ƒ Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携は、連携プラ
グインだけではなく、IBM Connectionsのプロフィール機能とファイル機能を
利用できるので、既存ディレクトリを利用したレポートチェーンやファイルの
バージョン管理にも利用可能
まずは無償で使えるプロフィール機能とファイル機能を使って
Lotus Notes クライアントからソーシャル・ソフトウェアを体験
してみませんか?
48
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IBM Lotus Notes 8.5.3 によるソーシャル・ソフトウェア機能との連携
参考資料
ƒ [IBM Lotus Notes/Domino 8.5.3 - いますぐソーシャル・ビジネス化を実践」
– http://www.ibm.com/software/jp/lotus/products/nd85/853.html
ƒ [Connections 3.0.1 System Requirements]
– http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27021342
ƒ [IBM Lotus Notes 8.5.3 System Requirements]
– http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27023119
ƒ [IBM Lotus Greenhouse]
– http://greenhouse.lotus.com/
ƒ [IBM Connections 3.0.1 Status Updates Plug-in for Lotus Notes ]
– https://greenhouse.lotus.com/plugins/plugincatalog.nsf/assetDetails.xsp?action=editDocu
ment&documentId=2CF14839E75D41F5852577B6005AA2DE
ƒ [IBM Connections 3.0.1 Files Plug-in for Lotus Notes ]
– https://greenhouse.lotus.com/plugins/plugincatalog.nsf/assetDetails.xsp?action=editDocu
ment&documentId=8D6C9FD0BB04E1868525780E0073F985
ƒ [Lotus Connections 3.0 ハンズオンワークショップ資料]
– http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/connections30_ws.html
ƒ [IBM Connections 3.0.1 導入手順書 (Windows版)]
– http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/2011_lc301_inst.html
ƒ [IBM Connections 3.0.1 製品資料]
– http://infolib.lotus.com/resources/connections/3.0.1/doc/lc301abd001/ja_jp/htmlwrapper.html#c_connectors_status_updates_overview
ƒ [IBM Connections Wiki]
– http://www-10.lotus.com/ldd/lcwiki.nsf
ƒ [IBM Connections Wiki - Setting a maximum size on files]
– http://www.lotus.com/ldd/lcwiki.nsf/dx/Setting_a_maximum_size_on_files_ic301
49
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