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IBM Maximo Data Center Infrastructure Management データ・センターの物理インフラストラク

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IBM Maximo Data Center Infrastructure Management データ・センターの物理インフラストラク
IBM ソフトウェア
Tivoli
データ・シート
IBM Maximo Data
Center Infrastructure
Management
データ・センターの物理インフラストラク
チャーを可視化、管理、最適化します。
かつては、データ・センターの資産および施設の稼働状況を、スプ
特長
• データ・センターのフロアー・レイ
アウト、機器、資産を視覚化し、最
新に保ちます。
レッドシート、CAD アプリケーション、または単にスタッフの累積
知識によって追跡することが可能でした。しかし今日の高度なデー
タ・センターは、絶え間ない技術革新を伴う複雑なインフラストラ
クチャーを持ち、フロアにはあふれんばかりの機器があり、さらに
• スペースと電源容量を考慮して配置
を決定できます。
エネルギー使用量とコストを抑える必要性に駆られています。この
• データ・センターの資産および機器
の接続関係をポイント・ツー・ポイ
ントで表示できます。
スと電力容量に基づいて資産を配置し、効果的に変更するために必
• 今後の構成を決定するために複数の
シナリオを立案できます。
• IBM Tivoli® Asset Management for
IT と統合することにより、データ・
センターの全資産を全ライフサイク
ルに渡り表示します。
• インフラストラクチャーへの投資を
最適化し、データ・センターの耐用
期間を延ばします。
ような状況に必要とされるツールは、環境の詳細を文書化し、スペー
要な洞察を提供する高機能ツールです。
IBM Maximo® Data Center Infrastructure Management は、データ・セ
ンターの専門家と施設の専門家が IT 資産および非 IT 資産を管理
するために必要な可視性とマネージメント機能を提供します。企業
は、物理環境全体 (スペース、電力、ケーブル接続、およびネットワー
ク接続性に関する管理要件を含む) に関して、データ・センターのイ
ンフラストラクチャーを最適化することにより、エンタープライズ
規模の資産および施設管理をデータ・センターに対して拡張できま
す。その結果、コスト抑制が更に可能となり、データ・センターの
拡張および変更に伴うリスクを軽減することができます。
データ・センターに関してスマートな答えをご提供します。
データ・センター・インフラストラクチャー管理 (DCIM) として知
られる業務および機能は、資産管理、施設管理およびエネルギー管
理の統合点を提供するものとして、急速に拡大しつつある新たな分
野を形成しています。技術インフラストラクチャーの機器化、相互
接続性、高機能化が進むにつれ、環境を理解することの必要性がいっ
そう高まっています。
IBM ソフトウェア
Tivoli
データ・シート
「何を保有しているか?」
、「それはどこにあるか?」、
「それを
どこに配置できるか?」
、「その所有者は誰か?」
、「それはどの
ように接続されるのか?」といった質問に答えることは、成長
と変革を実現するために必要不可欠です。適切な答えだけで
なく、行動に結びつく情報を得ることは、変革の立案におい
ても実行においても欠かせないステップです。これらの答え
は、現在および今後の企業運営をサポートするための鍵にな
ります。
データ・センター管理に新たな次元をもたらします
移動、追加、変更 (MAC) は、常にデータ・センターにリス
クをもたらすものでした。すべてが順調に進めば、運用を更
新または拡張することでビジネスに対するサポートは向上し
ます。問題が起きると、データ・センターではエラーが発生
し、変更をロールバックするためにコストがかかることにな
うことさえあります。
Maximo Data Center Infrastructure Management により生成される、データ・セン
ターのフロアー・レイアウトのトップダウン・ビュー。計画立案および変更に
効果的なツールとなり得ます。
これまでデータ・センターでは、テクノロジー自体の管理に
• 拡張と変更: 使用可能なラック用スペースがどのくらいあ
ります。ダウン時間の原因となって企業活動が停止してしま
アプリケーションを使用してきました。しかし、今や DCIM
るか、ラックが過負荷状態に近づいていないかを管理者が知
ソリューションが、データ・センターに加わったダイナミッ
ることができるようになりました。データ・センターに対す
クな特質 (例えば、スペース利用、エネルギー利用と技術機器
る追加および変更をサポートするために十分な電力が供給
との関係) に対応します。これにより、IT の運用と施設の運
されているかを知ることができます。機器を設置、移動、廃
棄するプロセスを一元的に行うことができます。
用とが一体化されました。Maximo Data Center Infrastructure
• 保守: 管理者は、どの機器がどの部門または職務をサポート
Management は、既存の IT 管理ソリューションに新機能を統
合することにより、データ・センターの可視化と把握のため
しているかについて理解が深まり、更新、変更、定期保守に
に、さまざまな要求に対応します。これにより管理者は、よ
際して時間を無駄にしたり複雑さが増したりすることを避
り効果的な計画立案および変更を実現し、データ・センター・
けられます。
インフラストラクチャーを最適化することができます。
データ・センターの主要な機能をサポートします
データ・センターの物理層を表示することにより、Maximo
Data Center Infrastructure Management は、施設管理者および
データ・センター管理者に、これまでは厄介で困難だった業
務運用のさまざまな局面に対応するために必要な可視性を提
供します。DCIM の機能を利用して、管理者は以下のような
業務をサポートするために必要な洞察を得ることができます。
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IBM ソフトウェア
Tivoli
データ・シート
• 最適化: 分析力は、技術を最大限に活用し、インフラストラ
Maximo Data Center Infrastructure Management を使用すること
クチャーの運用年数を延ばし、新規データ・センターの構築、
により、データ・センター管理者および施設管理者は以下の
または既存のデータ・センターの拡張に対する出費を避ける
ことを行う能力が向上します。
ために必要となります。
• リスクの軽減: IT 管理者および施設管理者は、適切なスペー
• データ・センターのフロアー・レイアウト、機器、資産の可
ス利用計画および配置を決定するために必要な管理機能を
視化。IT 管理者および施設管理者は、フロアー・レイアウ
獲得でき、計画ミスや最善とは言えない変更による停止を含
トやラック立面図など、データ・センターのスペースを可視
むダウン時間を避けられます。
化したものを動的に最新の状態に保持することができます。
• 共通管理ビュー: IT 管理者と施設管理者との連携の重要性
また、特定の場所または資産に関する詳細をドリルダウンし
が日増しに高まっています。データ・センターおよびそのイ
て、特定の場所またはラックでどのくらいのスペースが使用
ンフラストラクチャーのビューをこれらのグループが共有
されているかを確認することができます。
することで、連携を容易に実現できます。それにより、デー
管理者は、ケーブル接続をエンドツーエンドで可視化するこ
タ・センターに関する作業に連携して取り組み、コミュニ
とを含めて、資産および機器のポイント・ツー・ポイントの
ケーションを活発にすることができます。
接続を表示できます。データ・センターのスペースを、ラッ
クまたはジャックを開始点としてナビゲートすることが可
管理性向上のための強力な機能を提供します
能です。AutoCAD の図面をインポートして、その図面に関
Maximo Data Center Infrastructure Management は、ビルから IT、
連付けられた情報を維持しつつ、変更内容をそのアプリケー
電気通信、輸送、生産に至るさまざまな企業運営に影響を及
ションにエクスポートすることができます。さらに、保有す
ぼす、施設、スペース、資産の管理を行うためのエンタープ
る基幹業務アプリケーションおよびデータ・センター・イン
ライズ規模のプログラムに、データ・センターをリンクさせ
フラストラクチャーの使用状況を表示することができます。
• スペース利用計画立案および MAC の強化。Maximo Data
ます。特に、企業の重要な業務の妨げとなり得るスペースお
Center Infrastructure Management を使用することにより、
よび電力の制約に対処します。
データ・センター管理者または施設管理者は、次のことが可
能になります。スペースおよび電力容量に関する情報に加え
て、サーバーやラックの放熱に関する情報が得られます。
ラックのリアルタイムの使用可能状況を場所、顧客、使用率
ごとにグラフィカルに表示できます。データ・センターでど
のくらいのスペースが使用可能か、あるいは既に使用されて
いるかを知ることができます。変更を断念しなければならな
くなる電力しきい値を判別できます。この情報から得た環境
に関する知識を活用して、管理者は、図面上で直接データ・
センターに新規資産を配置したり、資産を移動したりするこ
とができます。
• 電力容量に応じた資産配置。データ・センター管理者または
施設管理者は、特定の場所における電力容量と資産および機
器との関係を明確に把握できます。ラックの電力消費量と使
用率を追跡することが可能です。この情報に基づいて将来の
成長に向けた計画を立案し、電力需要が容量を超えた場合に
発生し得るダウン時間を回避し、電力の過剰使用に起因する
コストを削減することができます。
ラック立面図。管理者はラック内の機器を把握し、ポイント・ツー・ポイント
の接続などの関連属性を表示できます。
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• 正確なレポートの作成と活用。管理者は Maximo Data
Center Infrastructure Management により、ラックの構成内
容、システム間の相互接続、放熱、電力負荷、基幹業務ア
プリケーション資産の保有状況などに関するレポートを
作成できます。
• 資産管理の統合。Maximo Data Center Infrastructure
Management を IBM Tivoli Asset Management for IT と統
合することにより、企業はこれら 2 つのアプリケーショ
ンの間で重要な資産データを共有することができます。
ユーザーは、Maximo Data Center Infrastructure Management
の図面から Tivoli Asset Management for IT のワークフ
ロー・エンジンを利用することもできます。
IBM を選択する理由
IBM は、データ・センターなどエンタープライズのすべて
の施設における IT 資産と非 IT 資産の両方に対して、エン
ドツーエンドの資産管理および施設管理を提供します。
ラック、サーバー、ケーブル、ルーターからスペースおよ
びエネルギーの使用可能状況まで、IBM Maximo Data Center
Infrastructure Management は、資産の配置、可視化、文書化
のための強力な機能を提供します。これにより、効率を高
め、コストを削減しつつ、データ・センターの計画立案、
拡張および変更をサポートします。
IBM Maximo Data Center Infrastructure Management は、エネ
ルギー、資産、ネットワーク、ストレージ、セキュリティー、
および IT サービスの管理において業界トップの機能を提
供する IBM Tivoli データ・センター管理ソリューション・
ポートフォリオの中の主要なソリューションです。
参照情報
IBM Maximo Data Center Infrastructure Management およびエ
ンタープライズ規模の資産管理、施設管理、データ・セン
ター管理のための IBM ソリューションについて詳しくは、
IBM 担当員もしくは IBM ビジネス・パートナーにご連絡
ください。以下のサイトにアクセスしてください。
ibm.com/software/jp/tivoli/solution/asset/
© Copyright IBM Corporation 2010
日本アイ・ビー・エム株式会社
〒 103-8510
東京都中央区日本橋箱崎町 19-21
Produced in Japan
September 2010
All Rights Reserved
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、Maximo および Tivoli は、世界の多くの
国で登録された International Business Machines Corp. の商標です。他の
製品名およびサービス名等は、それぞれ IBM または各社の商標であ
る場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、
http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
本書に記載の製品、プログラム、またはサービスが日本においては提
供されていない場合があります。日本で利用可能な製品、プログラム、
またはサービスについては、日本 IBM の営業 担当員にお尋ねくださ
い。
IBM の事前の書面による許可なく、本書のいかなる部分も、いかなる
形式であれ、複製、送信を行うことはできません。
製品データは、最初の発表日においてその正確性について確認されて
います。製品データは、予告なしに変更される場合があります。IBM の
将来の方向性および指針に関するすべての記述は、予告なく変更また
は撤回される場合があります。これらは目標および目的を提示するも
のにすぎません。
本書に記載された情報は、現状のまま提供され、明示もしくは黙示の
いかなる保証も適用されません。IBM は、商品性の保証、特定目的適
合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を負わないものとします。
IBM 製品は、IBM 所定の契約書の条項 (例えば、IBM Customer
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お客様は自己の責任で法規定を遵守しなければならないものとします。
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