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メッセージング・サービス MQ Everyplace MQ Telemetry Transport + Micro Broker Lotus Expeditor V6.1

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メッセージング・サービス MQ Everyplace MQ Telemetry Transport + Micro Broker Lotus Expeditor V6.1
ビジネス・ユニットの名前
Lotus Expeditor V6.1
メッセージング・サービス
- MQ Everyplace
- MQ Telemetry Transport + Micro Broker
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業
Lotusテクニカル・セールス&サービス
元木 章夫
IBM Corporation
8/3/05
この文書のデータの利用または公開には、
最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
© 2007 IBM Corporation
ビジネス・ユニットの名前
特記事項
ƒ 本資料の記載内容は、正式な IBM のテストやレビューを受けておりません。
内容について、できる限り正確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明示
または暗黙の保証も責任も負いかねます。本資料の情報は、使用先の責任
において使用されるべきものであることを、あらかじめご了承ください。
ƒ 掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転
載する事はご遠慮ください。
ƒ 本資料の著作権は日本アイ・ビー・エムにあります。非営利目的の個人利用
の場合において、自由に使用してもかまいませんが、営利目的の使用は禁止
させていただきます。
ƒ IBM、AIX、WebSphere、WebSphere MQ, WebSphere MQ Everyplaceは、IBM
Corporation の商標です。
その他、記載された社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録
商標です。
2
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
本書の目的
3
ƒ
本文書は、メッセージングの概要について理解することを目的としている。
ƒ
メッセージング・サービス・コンポーネント概要
– コンポーネント概要
– メッセージ処理形態
• Point-to-Point (P2P) &パブリッシュ/サブスクライブ メッセージング(Pub/Sub)
– 2つのコンポーネントの比較
ƒ
Point-to-Point
– MQ Everyplace 概要
– MQ Everyplace 構成要素とトポロジー
– ブリッジについて
– メッセージ送信
– システム構築
ƒ
パブリッシュ/サブスクライブ メッセージング
– MQ Telemetry Transport (MQTT)+ Micro Broker 概要
– トピックとサブスクリプション
– パブリッシュ/サブスクライブ動作概要とオプション
– トポロジー
– 適用事例: “FloodNet”
ƒ
開発環境
ƒ
JMSとクライアント・サービス
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
メッセージングサービス・コンポーネント概要
ƒ コンポーネント概要
ƒ メッセージ処理形態
– Point-to-Point (P2P) &パブリッシュ/サブスクライブ メッセージング(Pub/Sub)
ƒ 2つのコンポーネントの比較
- P2P:
MQ Everyplace
MQ Everyplace
JMS
- Pub/Sub: MQ
MQTT
Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker
Micro Broker
JMS
JMS Bridge
JMS JNDI Bridge
4
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
メッセ-ジングのカテゴリー
Point-to-Point (P2P, 1対1) メッセージング
JMS
MQ Everyplace
メッセージ
送信者
JMS
MQ Everyplace
JMS
MQtt
Micro Broker
メッセージ・
サーバー
メッセージ・
キュー
受信者
メッセージ
パブリッシュ/サブスクライブ (Pub/Sub) メッセージング
JMS
Micro Broker
メッセージ
発行者
(Publisher)
メッセージ・
ブローカー
トピック
購読者
メッセージ
(Subscriber)
購読者
メッセージ
(Subscriber)
購読者
メッセージ
(Subscriber)
5
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Point to Point キュー (1/6)
クライアント
6
IBM Corporation I 8/4/05
サーバー
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Point to Point キュー (2/6)
クライアント
7
IBM Corporation I 8/4/05
サーバー
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Point to Point キュー (3/6)
クライアント
8
IBM Corporation I 8/4/05
サーバー
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Point to Point キュー (4/6)
クライアント
9
IBM Corporation I 8/4/05
サーバー
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Point to Point キュー (5/6)
クライアント
10
IBM Corporation I 8/4/05
サーバー
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Point to Point キュー (6/6)
クライアント
11
IBM Corporation I 8/4/05
サーバー
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Pub / Sub メッセージ通信 (1/4)
パブリッシャー
(発行者)
12
IBM Corporation I 8/4/05
サブスクライバー
(購読者)
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ビジネス・ユニットの名前
Pub / Sub メッセージ通信 (2/4)
パブリッシャー
(発行者)
13
IBM Corporation I 8/4/05
サブスクライバー
(購読者)
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
Pub / Sub メッセージ通信 (3/4)
パブリッシャー
(発行者)
14
IBM Corporation I 8/4/05
サブスクライバー
(購読者)
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ビジネス・ユニットの名前
Pub / Sub メッセージ通信 (4/4)
パブリッシャー
(発行者)
15
IBM Corporation I 8/4/05
サブスクライバー
(購読者)
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ビジネス・ユニットの名前
2つのコンポーネント MQ Everyplace と MQ Telemetry Transport
(MQTT) + Micro Broker の比較
WebSphere MQ Everyplace
MQ Telemetry Transport (MQTT) +
Micro Broker
JMS プロバイダーが含むもの
○ point-to-point プロバイダー
○パブリッシュおよびサブスクライブ
メッセージング形式
point-to-point (キュー実装)
パブリッシュ-サブスクライブ型
(トピック・ベース)
実装タイプ
Javaベース(プラットフォーム独立)実
装
Javaベース(プラットフォーム独立)実
装
(一部プラットフォームにNative実装あり)
(オープンソースのC言語コードあり)
Bridge to MQe and WebSphere
Business Integration Message and
Event Brokers
Bridge to MQ and WebSphere
Business Integration Message and
Event Brokers
Wire protocol
MQ Everyplace固有
MQTT 標準ベース
小フットプリント・クライアント
△ (500KB – 2MB ?)
○ 35KB(MQTT - Java),
30KB(MQTT C), 250KB (Micro
Broker – Java)
メッセージ伝播のQoS
応答不要送信(投げっ放し)、最低1回、 応答不要送信(投げっ放し)、最低1
正確に1回
回、正確に1回
ローカル & リモート・キュー
○
×
セキュリティの実装
○
×
ブリッジ機能接続先
provides bridge to ESB
16
IBM Corporation I 8/4/05
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
MQ Everyplaceとは?
注) 文中、MQ Evryplace を MQe と表記します。
ƒ キューを実装したメッセージングのソフトウェア
ƒ Point-to-Point (MQe-MQe同士)のメッセージング(JMS)
ƒ 同期と非同期のメッセージ交換をサポート
– 同期メッセージ (put message -> 結果:success/failure)
– 非同期メッセージ (ローカル・キューにput。バックスレッドで通信)
ƒ 送信のサービス品質(QoS) : 0=投げっ放し、1=最低1回、2=正確に1回
ƒ セキュリティ・サポート (ローカル、メッセージ・レベル、キュー・ベース)
ƒ 製品構成
– マニュアル
– サンプル
– 開発ライブラリ C & Java (JMS)
MQe利用には、アプリケーションが必要(MQe自身はツールキット)
17
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
Point-to-Point メッセージング
Receive
JMSアプリ
JMS
MQe
send
or Listen
キュー・
マネージャ
キュー
remote
キュー
キュー・
マネージャ
destination
JMSアプリ
JMS
MQe
ƒ キューを仲介にメッセージの交換を実施する
– 送受信の依存性少ない
– キューマネージャーによって管理される
ƒ 送り側 : キュー・マネージャーへコンタクトして
– キューにメッセージを置く
ƒ 相手側: キュー・マネージャーへコンタクトして
– アプリケーションがキューからメッセージを取り出す
18
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
構成要素 - キュー・マネージャとキュー
ƒ キュー
– メッセージの保管場所
– キューはプログラムから見て外部の存在
• プログラムが終了しても存続可能
– ローカル・キュー(自分自身)とリモート・キュー(ネットワーク先にあるキューの参照)
– キュー・マネージャーがキューを管理
ƒ キュー・マネージャー
– メッセージングやキューイング・ネットワークをアクセスするための中心点
– 1つのJVMで1つのキュー・マネージャーが動作
– 機能
•
•
•
•
•
19
クライアント側キューイング
接続制御
管理機能
メッセージ配布
エラー状態からの自動回復
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
ローカル・キューとリモート・キュー
ローカル・キュー
安全かつ確実にメッセージを保持 (ハード・エラーやデバイスの紛失を除く)
ローカル・キューは、ある特定のキュー・マネージャーに属する。(このキュー・マネージャーはスタンド
アロンなキュー・マネージャーでもネットワークに接続されたキュー・マネージャーでも良い。)
QM1
アプリケーション・
プログラム
(キュー・マネージャー)
クライアント
Q1
192.168.0.100
QM2
サーバー
(キュー・マネージャー)
コネクター
QM1/Q1
(リモートキュー)
192.168.0.1
Port:8082
<MQe プロトコル>
ネットワーク
ネットワーク
192.168.0.1
リスナー
Port:8082
メッセージ・
リスナー
リモートキュー
他のキュー・マネージャー・ネットワーク上に存在するキューに対するローカルな参照。
ローカルな参照はターゲットのキューと同じ名前を持つ。リモート・キューとしての定義が、実際のキューを管理するキュー・マネー
ジャーを特定。アクセス方法は同期、非同期両方あり。
20
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
非同期メッセージ送信 (1) クライアントÆ サーバー
ƒ 未接続状態
MQeサーバー1
キュー
コミュニケーションが確立し、メッセージ
送信が始まるまで、メッセージはクライア
ント1上の“リモート”の「終了した作業」
キューに存在
「終了した作業」
通信切断状態
1
MQeクライアント1
に接続
Msg
2
リモート・キュー
MQeサーバー1上
の「終了した作業」
キューにメッセージ
を送信
(MQeサーバー1)
「終了した作業」
MQeクライアント1
JMS アプリケーション
クライアント
21
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
非同期メッセージ送信 (1) クライアントÆ サーバー
ƒ 接続状態
MQeサーバー1
コミュニケーションが確立し、メッセー
ジの送信が開始されると、“リモート”
キュー上のメッセージがサーバー上
のキューに移動
キュー「終了した作業」
接
続
状
態
Msg
3
Msg
リモート・キュー
(MQeサーバー1)
「終了した作業」
MQeクライアント1
JMS アプリケーション
クライアント
22
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
非同期メッセージ送信 (2) サーバーÆ クライアント
ƒ 未接続状態
1 MQeサーバー1へ接続
2 MQeクライアント1上
の「要処理の仕事」
キューにメッセージを
送信
「要処理の仕事」
MQeクライアント1
Msg
JMSアプリケーション
MQeサーバー1
サーバー
コミュニケーションが確立し、デバイス
がペンディング中のメッセージを要求
するまで、メッセージはサーバー上の
送信キューに存在
通信切断状態
MQeサーバー1用
ホーム・サーバー 「要処理の仕事」
・キュー
MQeクライアント1
クライアント
23
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
非同期メッセージ送信 (2) サーバーÆ クライアント
ƒ 接続状態
「要処理の仕事」
MQeクライアント1
Msg
接続状態
JMSアプリケーション
MQeサーバー1
サーバー
3
4
コミュニケーションが確立し、
クライアント上でメッセージの送信が開始さ
れると、サーバー上でホーム・サーバー・
キュー上にメッセージがないかチェックされ、
デバイス上のターゲット・キューに移動させ
られる
24
IBM Corporation I 8/4/05
Msg
MQeサーバー1用
ホーム・サーバー・ 「要処理の仕事」
キュー
MQeクライアント1
クライアント
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
相手のネットワーク・アドレスが不明な時の接続方法
ƒ アドレスを固定したストア&フォワード・キュー経由で接続する方法が便利
Store and Forwardキュー
MQeStoreAndForwardQueue
qm2.SFQ
宛先QMGR: qm3
push
qm1
MQeRemoteQueue
qm3.invQ
mode:asynchronous
put( qm3, invQ, Msg )
IBM Corporation I 8/4/05
pull
qm3
Connection qm3
goes to qm2
リモート・キュー
25
ホーム・サーバー・キュー
リモート・キュー・マネジャー上
のストア&フォワード・キューと結
び付けられている。ストア& フォ
ワード・キューから自分のローカ
ル・キュー・マネージャーに向け
られたメッセージを取り出す。
qm2
ストア&フォワード・キュー
ストア&フォワード・キューはひと
つ以上のキュー・マネージャー
に代わり、それらが受信可能に
なるまでメッセージを一時的に
保管する。
Connection qm2
ホーム・サーバー・キュー
MQeHomeServerQueue
qm2.SFQ
ローカル・キュー
MQeQueue
qm3.invQ
Msg = get( qm3, invQ )
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
システムの構築について
ƒ MQe利用には、アプリケーションが必要
注) 文中、MQ Evryplace を MQe と表記します。
– プログラミング・インターフェースでアプリケーション開発
• JMS API
• MQe API (オプション)
– サンプル (ExpeditorのサンプルとMQeディレクトリ)
ƒ いくつかのGUIツール(オプションのSupport Pacs)を利用可能
– XML変換ユーティリティ(EA01)
– JDBCアダプター・ご使用者ガイド(EP02)
– サーバー・サポート (ES06)
• MQe_Explorer: キュー・マネージャー管理用グラフィカル・ツール
ローカル/リモートのキュー・マネージャーを構成管理
• MQe_Script: コマンド・ライン・スクリプト構成ツール
• MQe_Service: ローカル・キュー管理とゲートウェイ構成用ウィザード・ベー
スのツール
• MQe_MiniCertServer: キュー・マネージャーとキューの認証管理
– IBMサポート・サイトからダウンロード
•
26
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27007197#
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Everyplace:
エンタープライズとの接続 MQeブリッジ(ゲートウェイ機能)について
MQe ブリッジ (ゲートウェイ機能)
ƒ
WebSphere MQ リモート・キュー・マネージャー上のキューを表す特殊なリモート・キュー
(WebSphere MQキュー・マネージャ・プロキシー)
ƒ
Bridgeクラスを利用 (ブリッジ利用可能なキュー・マネージャー)
ƒ
ブリッジ上でメッセージ変換(MQe<->MQ)を実施
ƒ
クライアント接続チャネル
ƒ
ブリッジ・キュー
– WMQキューの位置を定義
–
ƒ
ユーザー定義の変換を利用可能
MQe
Bridge
MQSeries
MQSeries
WMQキュー・マネージャ名のみ
変換キュー・リスナー
–
27
MQe
接続定義
–
ƒ
MQSeries
MQSeries
MQe
Bridge
MQe
MQe
MQe
Bridge
MQSeries
ユーザー定義変換を利用可能
IBM Corporation I 8/4/05
MQe
Bridge
MQe
Bridge
MQSeries
MQe
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
パブリッシュ/サブスクライブ メッセージング
JMS
用語解説
JMS
MQ Everyplace
Micro Broker
メッセージ
メッセージ
ブローカー
発行者
トピック
(Publisher)
購読者
JMS
MQtt
Micro Broker
メッセージ
(Subscriber)
購読者
メッセージ
(Subscriber)
ƒ パブリッシャー(発行者)
購読者
– ブローカーに向けてメッセージを発行する側
メッセージ
(Subscriber)
ƒ サブスクライバー(購読者)
– パブリッシャーが発行したメッセージから必要なメッセージを受取る(サブスクライブ)側
ƒ ブローカー
– パブリッシャー、サブスクライバーが接続するメッセージのハブの役割
ƒ トピック
– パブリッシュされるメッセージについて記述した文字列
– (サブスクライブの判断に利用)
28
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
Micro Broker
JMS
MQtt
Micro Broker
ƒ 小さなメッセージ・ブローカー
ƒ エンタープライズ・ブローカーと同一Publish/Subscribeモデル
ƒ 軽量実装
– 小さなフット・プリント(250KB-), 100% Java
ƒ メッセージング、通知、イベント・サービスをサポート
ƒ トピックによるサブスクリプションのマッチング
ƒ 接続形態
– Micro Broker同士の接続
• 同一VM上, 同一マシン、ネットワーク経由の接続
– ブリッジ機能を経由して WebSphere Business Integration Message Brokers (WBI
Message Broker) または WebSphere MQ (WMQ) と接続可能
• メッセージの変換とルーティング機能
ƒ 通信プロトコルとしてTCP/IP上のMQ Telemetry Transport (MQTT) を利用
ƒ プログラミング
– JMS 1.1 API (javax.jms)をサポート
29
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
MQ Telemetry Transport (MQTT)
JMS
MQtt
Micro Broker
ƒ オープンな通信プロトコル
– http://www.mqtt.org/ で公開 (C実装、Java実装)
ƒ 軽い実装
– Java実装(Expeditor) ・・・フットプリント約35KB
ƒ 通信の特徴
– 小さな通信サイズ – 2バイト固定のヘッダー
– 同期通信(キューなし)
– 転送品質: 3レベルのQoSを指定可能
• QoS 0:投げっ放し, QoS 1:最低1回, QoS 2:正確に1回
– クライアント停止か通信切断時に、 Last Will and Testament(遺言状)を発行可能
ƒ プログラミング API : MQttClient API –com.ibm.mqtt.MqttClient.*
– シンプルな5つの命令 connect, disconnect, publish, subscribe, unsubscribe
30
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
トピック
ƒ トピックとは?
– パブリッシュされるデータについて記述した文字ストリング
ƒ トピックの特徴
– 1バイト文字のみのサポート
– 大文字/小文字を区別
– 長さは 64Kに制限
– 特殊文字 / (区切り文字), #, + (ワイルドカード)
ƒ トピックは木構造で管理
トピックの例
トピックツリーの例
finance
stock
ibm
closingprice currentprice
31
IBM Corporation I 8/4/05
xyz
closingprice currentprice
finance
finance/stock
finance/stock/ibm
finance/stock/xyz
finance/stock/ibm/closingprice
finance/stock/ibm/currentprice
finance/stock/xyz/closingprice
finance/stock/xyz/currentprice
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
サブスクリプション
ƒ ワイルドカードの使用
– 複数レベル・ワイルドカード
• finance/stock/ibm/#
– 単一レベル・ワイルドカード
• finance/stock/+
finance/stock/ibm
finance/stock/ibm/closingprice
finance/stock/ibm/currentprice
finance/stock/ibm
finance/stock/xyz
ƒ フィルタリング
– finance/stock/ibm/currentprice のサブスクリプションにセレクター‘CURRENT_PRICE
> 90’ を指定
• 株価が $90 以下の間、サブスクライバーはパブリケーションを受け取らない
ƒ サブスクライブの寿命を指定
– 非永続サブスクリプション・・・期間指定
• アプリケーションが切断するか、明示的にunsubscribeすると、削除される
– 永続サブスクリプション ・・・期間指定なし
• アプリケーションが明示的にunsubscribeしないと、ブローカーから削除されない
32
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
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ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
パブリッシュ/サブスクライブ動作概要とオプション
パブリッシャー(1~複数)
開始
ブローカー(唯一)
開始
サブスクライバー(1~複数)
ブローカーに接続
開始
ブローカーに接続
(トピック登録)
publish
切断
終了
(パブリッシュ)
(メッセージ受信)
(トピック削除)
unsubscribe
切断
終了
接続先が切断されている際に
パブリケーションのコピーを
保存可能(保存パブリケーショ
ン)
33
(メッセージ判断)
subscribe(トピック登録)
IBM Corporation I 8/4/05
•永続サブスクリプション
unsubscribeしない限り残る
終了
•非永続サブスクリプション
(接続時の寿命)
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
エンタープライズとの接続方法(1) MQTTからの直接接続
WBIEB, WBIMB
遠隔の企業システムへ直接接続
ƒ
(Event / Message Broker)
全ての処理をサーバーに集約
– 集中管理
– サーバー負荷がかかる (コスト大)
MQTT
MQe
JMS apps
MQTT
WMQ
MQTT
サーバーブローカーの
他のクライアント
MQTT
(サブスクライバー or パブリッシャー)
表示装置
センサー
注) 文中の略称は、以下になります。
WBIEB: WebSphere Business Integration Event Brokers
WBIMB: WebSphere Business Integration Message Brokers
34
IBM Corporation I 8/4/05
WMQ: WebSphere MQ
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
エンタープライズとの接続方法(2) Micro Brokerブリッジを経由した接続
WBIEB, WBIMB, WMQ
ブリッジ機能(オプション)でローカル統合して
(Event / Message Broker) or MQ
遠隔のエンタープライズ・システムへ接続
他のMicro Broker
接続ロジック
topic/content xform
ブリッジ
MQTT
MQ通信
MQクライアント
store/forward
JMSアプリ
MQTT
MQTT
ƒ 処理をローカルで実施
–
–
–
–
–
フィルタリング
トピック変換
コンテンツ変換
プロトコル変換 (MQとの)
他のMicro Brokerとの連携
MQTT
Micro Broker
表示装置
センサー
35
IBM Corporation I 8/4/05
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
Micro Broker トポロジー
Client
JVM
Client
MQ Telemetry
Transport
Client
Client
machine
Local
Micro
Broker
Micro Broker
MQTT
Client
Client
Micro
Broker
Bridge
Micro
Broker
Client
(a) スタンドアロン
Client
Client
(b) Peer to Peer
Client
MQTT
Client
Micro
Broker
Bridge
(c) エンタープライズ接続
36
IBM Corporation I 8/4/05
WBI
Message
Broker
MQTT
MQ
Client
WBI
Event
Broker
WebSphere
MQ
これらの複合も可能です
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
MQ Telemetry Transport (MQTT) + Micro Broker:
適用事例: “FloodNet”
英国の貿易産業省が後援したプロジェクト河川モニタと洪水警告
PDA
WWW Portal
センサー
ノード
GPRS(携帯パケット)
を介した
MQTT通信
802.11無線ネット
ワーク上での
ad-hoc接続での
MQTT
GIS
Visualisation
WebSphere Business Integration
Message Broker
Micro Broker
on Gateway
Simulation
model
洪水レベルをモニター
37
IBM Corporation I 8/4/05
Database (DB2)
© 2007 IBM Corporation
この文書のデータの利用または公開には、最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
ビジネス・ユニットの名前
開発環境:
Java Message Service (JMS) プログラミング
ƒ メッセージのためのオープン標準の Java API
ƒ JMSアプリケーションは、package javax.jms内のインターフェースへの参照のみ使用
– 2 つのメッセージング・カテゴリーをサポート
• Point-to-Point メッセージング (MQe)
• パブリッシュ/サブスクライブ・メッセージング (MQTT + Micro Broker)
ƒ 他のJMS実装とのインターオペラビリティを提供
ƒ Lotus Expeditorランタイムでの実装
– Point-to-Point JMS プロバイダー (MQe)
• Queue オブジェクト*
• QueueConnectionFactory
– パブリッシュ/サブスクライブ・プロバイダー (MQTT + Micro Broker)
• Topic オブジェクト*
• TopicConnectionFactory / ConnectionFactory
– 必要に応じてJNDI (Naming Directory Interface)を利用可
• 作成したオブジェクトをネームスペースに格納
• オブジェクトのリファレンスを取得して使用
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ビジネス・ユニットの名前
JMS とクライアント・サービス:
クライアント・サービス・ターゲット・プロファイル・フィーチャー
ƒ Expeditor Client ToolkitでサポートされるClient Servicesプロジェクトのタスク
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タスク
ターゲット・フィーチャー
組込み Point-to-Pointメッセージング
MQ Everyplace
JMS Point-to-Point メッセージング
MQe JMS サポート + JMS API
MQTT プログラミング
MQ Telemetry Transport Client
JMSパブリッシュ/ザブスクライブ・メッセージング
MQTT JMSサポート + JMS API
組込みパブリッシュ/ザブスクライブ・メッセージン
グ
Lotus Expeditor micro broker
WebSphere MQへのmicro brokerメッセージ・
ブリッジング
Lotus Expeditor micro broker JMS Bridge
(J2SE 1.4 および Java 5のみでサポート)
JNDIをサポートする他のJMSプロバイダーへの
micro brokerメッセージのブリッジング
Lotus Expeditor micro broker JNDI JMS
Bridge
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ビジネス・ユニットの名前
まとめ
ƒ 本資料ではメッセージングの概要以下について整理した
ƒ メッセージング・サービス・コンポーネント概要
– コンポーネント概要
– メッセージ処理形態
• Point-to-Point (P2P) &パブリッシュ/サブスクライブ メッセージング(Pub/Sub)
– 2つのコンポーネントの比較
ƒ Point-to-Point
– MQ Everyplace 概要
– MQ Everyplace 構成要素とトポロジー
– ブリッジについて
– メッセージ送信
– システム構築
ƒ パブリッシュ/サブスクライブ メッセージング
– MQ Telemetry Transport (MQTT)+ Micro Broker 概要
– トピックとサブスクリプション
– パブリッシュ/サブスクライブ動作概要とオプション
– トポロジー
– 適用事例: “FloodNet”
ƒ 開発環境
ƒ JMSとクライアント・サービス
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ビジネス・ユニットの名前
参考資料
ƒ メッセージング・アプリケーションの開発 (Expeditor InfoCenter)
– http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ledoc/v6r1/topic/com.ibm.rcp.tools.doc.
appdev/lpp_usingwct_developmessagingapps.html
ƒ MQ Telemetry Transport (MQTT) (オープンソース)サイト C言語サンプル実装
等掲載
– http://www.mqtt.org/
ƒ MQ Everyplace Support Pacs
– http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27007197#
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おわり
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