IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド IBM Lotus Software V8.1
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IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド IBM Lotus Software V8.1
IBM IBMLotus LotusSoftware Software IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 対応バージョン :V8.1 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 特記事項 当資料は日本アイ・ビー・エム株式会社、日本アイ・ビー・エム システムズ・エン ジニアリング株式会社の正式なレビューを受けておりません。 当資料は正式なマニュアルをはじめとするドキュメントの補完資料として参照して 下さい。 当資料は、製品の特定バージョンを使ってテストをした結果を基に記述していま す。今後のPTF,Fix Packの適用により動作が当資料に記述された内容とは異 なってくる可能性がありますのでご了承下さい。 2 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド はじめに 当資料はLotus Quickr のPortal版のテンプレート/プレースと WCMを使 用しているコンポーネントのカスタマイズに関しての情報を記載していま す。 Lotus Quickr Portal版は基本的にベースとなっている WebSphere Portal / IBM Workplace Web Content Management 6.0.x のアーキテク チャーに基づいていますが、カスタマイズに用いる画面や一部機能など はLotus Quickrで専用に用意されているものもあります。 当資料では、テンプレート/プレースとWCMを使用しているコンポーネン トの構成に関する情報を提供し、別冊でカスタマイズのサンプル手順書 を用意していますので合わせてご利用下さい。テーマ/スキンのカスタ マイズについては別資料の紹介をしています。 Lotus QuickrにはPortal版とDomino版があります。正式 名称は「IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal」ですが、以降、「Portal版」と表記している個所があ ります。 3 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド アジェンダ Lotus Quickrにおけるプレース / テンプレート / コンポーネントの関係 プレースとは Lotus Quickr Portal版 の アーキテクチャー Lotus Quickr プレースの利用/管理イメージ テンプレート/プレース、コンポーネントのカスタ マイズ、テーマの設定 テンプレート/プレース、コンポーネントのカスタ マイズ の関連図 Lotus Quickr の管理画面 の整理 テンプレート/プレースのカスタマイズ – – – – – プレースの「カスタマイズ」画面 「役割の編集」画面 WebSphere Portal とのアクセス権付与の比較 「テンプレートの管理」画面 標準テンプレートから作成できるプレース Quickrコンポーネントのカスタマイズ – Lotus Quickr Portal版 コンテンツ表示の基本概念 – 「カスタマイズ」から追加できるデフォルトコンポーネント一覧 – Lotus Quickr Portal版で用いられるWCM要素 – コンテンツ・オーサリング・ポートレット – – (参考)用語の整理について ∼「コンポーネント」と「ライブラ リー」 WCMサイト構造 と ポートレット – オーサリング・テンプレート と プレゼンテーション・テンプレート – – プレゼンテーション・テンプレートのエレメントに使用されるWCM コンポーネント プレゼンテーション・テンプレート と エレメント参照 – WCMコンポーネントの画面構造例 (連絡先) – WCMコンポーネントのサイト構造とポートレットの構成パラメー ター例 (連絡先) – WCMライブラリー と コンテンツ – WCMライブラリーの活用パターン ①共用ライブラリー – – – – – 新規ライブラリーの作成 – 管理するライブラリーの選択 WCMライブラリーの活用パターン ②プレース・コンポーネント・ ライブラリー – プレース・コンポーネント・ライブラリーにアクセスする – プレース・コンポーネントの設定画面からのアクセス カスタマイズ内容をどちらのライブラリーに格納すべきか (参考) Quickr8.1 Portal版のQuickrコンポーネント / WCM管 理用 ポートレット コンポーネントのカスタマイズサンプル手順(別冊)の内容 テーマのカスタマイズ 参考文献 4 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Lotus Quickrにおけるプレース / テンプレート / コンポーネントの関係 Lotus Quickrサーバー Lotus Quickr Portal版はコラボレーショ ンの場を「プレース」という形で提供 されます。プレースは「テンプレート」 に基づいて運用され、その設定は再 利用することができます。プレース にはブログやライブラリーなどの各 機能をコンポーネント(Quickr用 ポートレット)の形で提供します WebSphere Portal (Quickr) アプリケーション /テンプレート Webコンテン ツ・ライブラリー ポート レット WAS JCRDB テンプレート COMDB プレースはリポジトリDBに保管される エンドユーザー テンプレー トから新規 プレースの 作成 カスタマイズし たプレースを新 規テンプレート として保存 プレースA Webブラウザー経由 プレース プレースB コネクター経由 コンポーネント Quickr用の ポートレット (一部以外は WCMを使用) プレースのライブラリー 5 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド プレースとは プレース ライブラリー ページ ブログ コンポーネント プレースは、Lotus Quickr で作業する 際の中心的な場所です。この機能を使 用すると、プロジェクトやチーム用のオ ンライン・プレースを簡単に作成できま す プレースは、公開されている場合と、公開されていない場合 があります。公開されていない場合は、チーム・プレースへ のアクセスが制限されます。 プレースは「ページ」「コンポーネント」「アクセス権限設定」 などがセットになって管理されます。 管理者 アクセス権限 編集者 参加者 新規プレースを作成するときは、既存のテンプレートを使用 すると、個々の目的に合ったプレース (チーム・ブログ、プロ ジェクト・ライブラリー、Wiki など) を簡単に作成できます。 「カスタム」テンプレートを使用すると、チームのプレース内 で利用可能なサービスを一から構成できます。また、作成し たプレースを新たなテンプレートとして保存することができ ます。 読者 : テンプレート 6 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Lotus Quickr Portal版 の アーキテクチャー Lotus Quickr Portal版はWebSphere PortalとIBM Workplace Web Content Management (Webコンテンツ管理機能、以降「WCM」と表記)の各機能をベースにしています。それぞれ のカスタマイズの際には、これらのベースとなる機能についての知見が役に立ちます Quickr (WebSphere_Portal) テーマ/ス キン GUI (Quickr テーマ/スキン) コンポジット・アプリ ケーション/テンプ レート Web Content Management プレース/テンプ レート ポートレット Quickrコン ポーネント Quickrのカスタマイズ対象となるアーキテクチャー 7 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Lotus Quickr プレースの利用/管理イメージ ログイン ホーム Lotus Quickr管理画面 Quickr管理者 サイト管理 (リソース管理、 ユーザー登録) プレース/テンプ レートのバック アップ エンドユーザー 各プレースページ プレース管理者 プレースの活用 ・コンテンツの投稿 プレース管理画面 ・タスク管理 ・ファイル共有 チームWiki チームブログ プレースの 作成・管理 (ページ作成、 ACL付与) 議事録 ライブラリー 8 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド テンプレート/プレース、コンポーネントのカスタマイズ、テーマの設定 テンプレート – 直接「テンプレートの作業」で作成して編集するか、「プレースの作成」を行ってプレースとして 編集(カスタマイズ)してから新たに別のテンプレートとして保管することでカスタマイズします – 「テンプレートの作業」「(プレースの)カスタマイズ」では、役割やページ、ポートレット(コンポー ネント)の配置の編集ができます コンポーネント – テーマ – 9 実体はポートレットであり、一部はWCMを表示に用いたポートレットなので、「サイト管理」 WCMの「コンテンツ管理」からカスタマイズすることができます。オーサリング/プレゼンテーショ ンの管理はページに実装したコンポーネントからも編集画面へのパスがあります プレース内のページ単位か、各プレースの上位のアプリケーション・ルートに「サイト管理」 「拡張管理」(ポータルの管理画面)-「ページの管理」から設定することができますが、プレース 単位で一度に設定することはできません。テンプレートではページ単位でテーマを設定すること ができます © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド テンプレート/プレース、コンポーネントのカスタマイズ の関連図 プレースA テンプレートA プレースの作成 プレースの作成 アプリケーション ルート/ページ単位 実装済 実装済 みテーマ みテーマ テンプレートでの作業 テンプレートでの作業 ・新規作成、削除 ・プロパティーの編集 (テンプレート名、所有者) ・レイアウトの編集(ページ、コンポーネント、テーマ) ・役割の編集 ・XMLファイルのインポート/エクスポート ・テンプレートのアクセス権 ページ単位 (プレースの)カスタマイズ (プレースの)カスタマイズ プレースの管理 プレースの管理 ・コンポーネントの追加 ・削除、ロック ・ユーザー/グループの管理、役割 の管理 ・お気に入り、アラート ・プロパティーの編集 (プレース名、 所有者、バックアップ可否) テンプレートA’ ・バックアップ、リストア ・レイアウトの編集(ページ、コン ポーネント、テーマ) ・テンプレートに保管 コンポーネント(WCM コンポーネント(WCM ポートレット)の設定画面 ポートレット)の設定画面 ポートレット ポートレット(非WCMポートレット含む) (非WCMポートレット含む) WCMポートレットの「構成」画面 WCMポートレットの「構成」画面 コンテンツの管理 コンテンツの管理 ・WCMコンテンツコンテキスト ・コンテンツ ・テンプレートサイト ・サイトエリア ・コンポーネント (メニュー、JSP、イメージ…) ポートレット / Webコンテンツ管理 10 ・オーサリング・テンプレート ・プレゼンテーション・テンプレート © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Lotus Quickr の管理画面 の整理 「ホーム」画面 ・プレースの作成 ・プレースの管理 ・テンプレートの管理 Quickr管理者 Quickr管理者 プレース管理者 Quickr管理者 フッターのクイック・リンク ・サイト管理 「ポリシーの管理」 「コンテンツの管理」 「ホーム」画面の管理リンク集 「ユーザーおよびグループ」 「拡張管理」 ・プレースのカスタマイズ 「コンポーネント」 プレースのページ 「ユーザー」 プレース管理者 「ページ」 「プロパティー」 11 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド テンプレート/プレースのカスタマイズ Template Place 以下の資料も参照下さい: IBM Lotus Quickr V8.0.0.2/8.1 services for WebSphere Portal 利用ガイド http://www-06.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/quickr81_wincls.shtml 12 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド プレースの「カスタマイズ」画面 (1/3) プレースの管理者* がアクセスできる画面です。プレース の管理者はここでメンバーの追加やページ構成のカスタ マイズ、コンポーネントの追加を行います この画面自体は、テーマのpageHeaderContent.jspファイルにハードコー ディングされている * 具体的には、「この役割のメンバーに、アプリケーションの編集も許可す る。」にチェックの入った「役割」のメンバー プレース管理者 13 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド プレースの「カスタマイズ」画面 (2/3) コンポーネントをプレースに追加 (新規ページ or 既存ページ) ユーザーレジストリーのユーザーをプレースのメン バーとして「役割」に追加する簡易管理画面 「役割」の管理画面 メンバーの詳細 管理画面 14 役割の編 役割の編 集画面へ 集画面へ © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド プレースの「カスタマイズ」画面 (3/3) ページ構造の編集 ページ管理の起点画面 ページ順位の 簡易管理画面 レイアウトの編 集 (コンポーネ ントの追加) プロパティーの編集 テンプレートと して保管 プロパティーの編集画面 ・プレース名 ・バックアップの可否 ・所有者変更 15 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 「役割の編集」画面 既存の役割の、ページや各コンポーネントに対する権限設定を編集 したり、新規の役割を作成することもできる 1) プレースの「カスタマイズ」ボタンにアクセス できる。下の「この役割のメンバーに、アプリ ケーションのメンバーシップの管理も許可す る。」も付随して自動的にチェックされる 2) 「役割」にユーザーを登録できる 1) 3) 各コンポーネントの使用権限。「参加者 (Contributor)」以上であればコンポーネントに コンテンツを投稿できる。このプレースで使用 されているコンポーネントだけがリストされてい る。コンポーネントにアクセスするには、下記5) で同じポートレットに対する「ユーザー(User)」 以上の権限が必要 2) 3) 4) 4) (すべての)ページに対するアクセス権。「編 集者(Editor)」権限があればレイアウト変更や ページ名変更が可能 5) 5) 各ページ上のコンポーネント(ポートレット) へのアクセス権。「編集者(Editor)」権限があ ればポートレットの「共用設定の編集」が可能 役割とアクセス権のレベル 16 © 2008 IBM Corporation http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr.admin.wpv81.doc/caitai/i_bedt_c_roles.html IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WebSphere Portal とのアクセス権付与の比較 WebSphere Portal WP管理者 Lotus Quickr Quickr管理者 起動 テンプレート ページA ページB ポートレット 編集者 編集者@A ユーザー (読者) 編集者@B プレース 管理者 プレース1 編集者 ユーザー@A ユーザー (読者) 編集者@B ユーザー@B 編集者 ページA ページB ページC 編集者@α 編集者@β 読者@γ 読者 読者@β ・ACL設定は「役割@リソース」で表現さ れる 例)編集者@ページA ・同じ権限を複数のユーザー/ユーザー グループに付与するには、権限付与設 定を繰り返すか、権限と同期したグルー プをLDAPに用意することになる。 Quickrはプレース運営に特化した「役割」を提供 17 αコンポーネント 読者@γ オリジナル役割 編集者@γ ・プレースの「役割」は個々のリソースのアク セス権のセット ・役割(のセット)を作成/カスタマイズできる © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 「テンプレートの管理」画面 (1/2) テンプレートもプレースと同様に編集することができま す プロパティーの編集 (テンプ レート名、所有者…) ページ構造 / レイアウトの編集 パラメーターの編集 (コンポーネントのボ タンのラベルなど) 18 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 「テンプレートの管理」画面 (2/2) テンプレートのインポート (XMLファイル) 役割の管理 / 編集 このテンプレートに対するアクセス権 19 削除 XMLファイルにエクスポート © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 標準テンプレートから作成できるプレース テンプレート名 ページ コンポーネント 用途 カスタム なし なし :空白のキャンバスから開始して、必要なコンポーネント を追加します。 チームWiki 「チームWiki」 Wiki 「新規Wikiへようこそ」 :他のユーザーと共同作業してコンテンツの書き込みお よび編集を行います。 チーム・プレース 「ようこそ」 リッチテキスト・エディター 「新規チーム・プレースへようこそ」 :すべてのタイプのチーム・コンテンツを管理します。 (チーム・ジャーナルでの意見交換、ライブラリでのファイ ル管理、および Wiki でのコンテンツ作成) 「ブログ」 ブログ 「ライブラリー」 ライブラリー 「<プレース名>」 「Wiki」 Wiki 「新規Wikiへようこそ」 チーム・ブログ 「チーム・ブログ」 ブログ :チーム・ブログでアイディアを交換します。チーム・ブロ グを使用してチームまたはプロジェクトのマイルストーン を記録します プロジェクト・ライブラ リー・プレース 「ようこそ」 ・アナウンス :チーム・プロジェクトの文書を作成および管理します。ア ナウンス、プロジェクト・タスク、および連絡先リストを使 用してチームと共同作業します。 ・連絡先 「プロジェクト・ライブラリー」 ・プロジェクト・タスク ・ライブラリー ミーティング・プレース 「ようこそ」 ・セットアップ・タスク 「議題」 :チームミーティングを構成および管理します。 ・アナウンス ライブラリー 20 「ミーティングの資料」 ライブラリー 「<プレース名>」 「記録」 Wiki 「All Minutes」(議事録) 「ライブラリー」 ライブラリー :ライブラリー内のチーム・コンテンツの作成、管理、およ び共用を行います。 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Quickrコンポーネントのカスタマイズ Component Contents Presentation Template Elements 以下の資料も参照下さい: IBM Lotus Quickr V8.0.0.2/8.1 services for WebSphere Portal 利用ガイド http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20080711.html この章の理解には合わせて別冊のサンプル手順書もご参照下さい。 21 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Lotus Quickr Portal版 コンテンツ表示の基本概念 Lotus Quickrのアプリケーションはテンプレート/プレースの中でコンポーネントによっ て実現されます Lotus Quickrに同梱されているデフォルトのコンポーネントは2種類のアーキテク チャーに分かれます – WCMを表示に用いているQuickrコンポーネント – Wiki、ブログ、リスト(連絡先やアナウンスメント、プロジェクト・タスクなど) – WCMを用いていないQuickrコンポーネント – フィード・リーダー、ライブラリー WCM使用 ブログ Wiki WCM非使用 アナウンス プロジェクト ・タスク 連絡先 ディスカッション チーム ・フォーラム ・カレンダー フィード・リーダー ライブラリー WCM(IBM Workplace Web Content Management)では、Webページを部品化する ことにより、デザイン要素、コンテンツ自体といった部品ごとに作成作業を分担すること ができ、部品の再利用や部品の連携を管理することができます このページ以降は、WCMを用いているQuickrコンポーネントの仕組みについて扱ってい ます 22 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 「カスタマイズ」から追加できるデフォルトコンポーネント一覧 (1/2) ライブラリー 共有ファイルを 集中管理 23 ブログ チーム活動を日 記形式で記録 Wiki 文書をチームで 編集 プロジェクト プロジェクト作業 の進捗管理 フィード・リーダー RSS/Atomフィー ドを購読 連絡先 プロジェクト関連 連絡先リスト © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 「カスタマイズ」から追加できるデフォルトコンポーネント一覧 (2/2) 文書エントリにコメント付加 が可能 アナウンス ニュース項目を リスト 入力画面はリッチテキスト・ エディター対応 8.1 New! ディスカッション・ フォーラム ユーザー間で議 題を討議 8.1 New! チーム・カレンダー チームの共有カレ ンダー 24 それぞれの文書エントリ・ ビューのフィードURLを提供 各コンポーネントの画面について は別資料「Lotus Quickr利用ガイ ド」で解説しています © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Lotus Quickr Portal版で用いられるWCM要素 ライブラリー – WCMでWebサイト構築にあたって作成する全ての設計要素、コンテンツなどを保存する単位 – Webコンテンツ・オーサリング・ポートレットで操作します サイト構造の準備 – サイト・フレームワーク (サイト、サイト・エリア) – プレゼンテーションのマッピングとトップ画面のデフォルト・コンテンツを指定 オーサリング・テンプレート (作成・編集用画面) :エレメントのフィールドを定義 プレゼンテーション・テンプレート (表示用画面) :コンポーネントを参照 (再利用可能な部品) コンテンツ :入力されたデータそのもの Lotus Quickrでは以下のWCM機能をサポートしません : – 統合コンテンツ・エレメント – ライブラリーのシンジケーション – ローカル・レンダリング・ポートレット、リモート・レンダリング・ポートレット – カスタマイズ・キャッシュ (デフォルト設定は Lotus Quickr サーバー用に最適化されている) – 事前レンダリングされたサイト – ワークフロー WP6.0 InfoCenter :Web コンテンツの管理 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wpdoc/v6r0/topic/com.ibm.wp.ent.doc/wcm/wcm_intro.html Lotus Quickr8.1 InfoCenter :プレース・コンテンツの管理 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr.admin.wpv81.doc/ts/ts_admin_content.html 25 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド Webコンテンツ・オーサリング・ポートレット Quickrのサイト設計者、サイト管理者などが、サイトや設計要素の作成・管理を行うポートレットで、作成 されたコンテンツやコンポーネントは階層化されたユーザーインターフェースで、管理可能です。 「サイト管理」->「コンテンツの管理」 画面や、プレース内で実装して使うことができます。 ユーザーに権限のある機能 ボタンが表示される 選択してい るWCMラ イブラリー 設計要素がツリー構造で登 録・管理される 26 左ペインで選択された階層の 中身を一覧表示 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド (参考)用語の整理について ∼「コンポーネント」と「ライブラリー」 Lotus QuickrはWP、WCMの仕組みを用いていますが、一部Lotus Quickr とWCMで混同する用語 が用いられているため、ここで整理しています コンポーネント(Quickrサイト) Quickrが持っているアプリケーションで、プレースのページに実装して利用されます。 実体はWebSphere Portalのポートレットで、WCMを使用しているものとそうでないも のがあります。 例)ブログ、Wiki、ライブラリー… コンポーネント(WCM開発) WCMの中のテンプレートのエレメントとなる個々の部品です。 例)JSP、メニュー、テキスト、イメージ… ライブラリー(Quickrサイト) ライブラリー・コンポーネントのことで、ポートレットとして実装されています。文書ファイ ルを保管・管理できます。WCMの仕組を使用していません。Webブラウザー画面の ほか、QuickrコネクターやREST形式のDocumentService APIなどからアクセスでき ます。 ライブラリー(WCM開発) WCMのテンプレートやコンポーネントが保管されています。共用リソースとプレース・ コンポーネント・ライブラリーがあり、後者には投稿されたコンテンツも保管されます。 「Webコンテンツ・オーサリング・ポートレット」からアクセスできます。 27 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WCMサイト構造 と ポートレット ポートレット(WCM使用) サイト・エリ ア1 サイトフレーム定義 マッピング定義 この図では、Lotus Quickrで用いられる WCM設計要素の関連を示しています。 オーサリング・ テンプレート 作成・編集 エレメント デフォルト・コンテンツ コンテンツ投稿者 サイト・エリ ア2 プレゼンテーショ ン・テンプレート エレメント 読取り コンテンツ WCMライブラリー 28 コンポーネント JSP イメージ メニュー テキスト : ユーザー © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド オーサリング・テンプレート と プレゼンテーション・テンプレート WCMシステムの観点からすると、コンテンツはテキスト、数値、画像といったデータの要素 (エレメント)の集まりです。コンテンツには2つの方法でアクセスします – オーサリング・テンプレート – コンテンツの作成、編集に用いる。個々のコンテンツの作成や編集時の画面表示を定義 – プレゼンテーション・テンプレート – コンテンツの読み取り表示の際に使用する オーサリング・テンプレートはプレゼンテーション・テンプレートにマッピングされます オーサリング・テンプレートやサイトに関連付けられたプレゼンテーション・テンプレートは、 ユーザーにコンテンツを表示するのに使用されます 「連絡先」で用いられる サイト・エリア「Contacts」におけるマッピング設定例 ポートレット サイト・ エリア サイト・ エリア コンテンツ オーサリング・ テンプレート プレゼンテーショ ン・テンプレート コンポーネント WCMライブラリー 29 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド プレゼンテーション・テンプレートのエレメントに使用されるWCMコンポーネント プレゼンテーション・テンプレートはWCMのコンポーネントの参照を含んでいます。参照されたコンポーネン コンポーネント トは再利用可能な部品として まるでそれらがテンプレートの一部にあるかのように表示されます。 エレメントは1つのコンテンツに関する情報がどのようにユーザーに提示されるか、またはその情報がどん なフォーマットかを表します。コンポーネント・タイプにはHTMLコード、画像、リッチテキスト、スタイルシートな どが含まれます。 WCMコンポーネントを参照すると、コンポーネント(HTMLかリッチテキストコンポーネントなど)のコンテンツ に置換されるか、またはWCMコンポーネントのコンテンツのURL (画像やスタイルシートコンポーネントな ど)に置換されます。 以下はプレゼンテーション・テンプレートで使用されるエレメントの例で、Webコ ンテンツ・オーサリング・ポートレットの「コンポーネント」で管理されます。 :コンテンツの新規作成、編集、削除、承認、却下など ポートレット :HTMLコードの表示 :メニューの表示。Quickrではコンテンツ項目のリストなどで使用 サイト・ エリア サイト・ エリア コンテンツ WCMライブラリー 30 オーサリング・ テンプレート プレゼンテーショ ン・テンプレート :JSPコードをWCMコンポーネントで使用。 (例プロジェクト・タス クの進捗イメージなど) :テキスト入力 :リッチテキストの入力 :番号入力 コンポーネント :日時の入力 :画像を表示するエレメントタイプ :ユーザー選択のエレメントタイプ © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド プレゼンテーション・テンプレート と エレメント参照 プレゼンテーション・テンプレートではWeb ページのレイアウトを定義す るのと同じ方法で、HTMLを用いてレイアウトを定義しています。 また、WCMタグを使用して、プレゼンテーション・テンプレート内のエレ メントを参照します。エレメントは、サイト、サイト・エリア、コンテンツ項 目、およびコンポーネントから参照できます。 エレメントの参照 (InfoCenter) http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr. admin.wpv81.doc/wcm/wcm_dev_referencing_tags.html WCMタグによるエレメント参照の例 ユーザーが参照している現 行のサイト・エリア、またはコ ンテンツ項目からエレメント を参照 ID 詳細を表示 <div class="content-container"> IDフィールド <IDCmpnt context="current" type="content" field="title" start="<h4>@[email protected]@</h4>"/> <Element context="current"コンテンツとして参照 type="content" key="phone_number" エレメントを表示 参照されるエレメント名 start="<h4>@[email protected]@</h4>"/ <Element context="current" type="content" key="mobile_number" start="<h4>@[email protected]@</h4>"/> : 戻されるデータをラップ 31 多言語対応した文字列 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WCMコンポーネントの画面構造例 (連絡先) プレゼンテーション・テンプレート デフォルトのメイン画面 List – Main オーサリング・ツール JSP List- Main Icon List- Home Action Links エレメント ├ phone_number (テキスト) ├ mobile_number (テキスト) ├ work_number (テキスト) ├ fax_number (テキスト) ├ address (テキスト) ├ company (テキスト) ├ email_address (テキスト) ├ url (テキスト) └ notes (リッチ・テキスト) オーサリング・テンプレート List – Contacts プレゼンテーション・テンプレート List – Contacts Item 作成・編集画面 プレビュー画面 オーサリング・ツール List - Item Action Links メニュー List- Contacts Menu ヘッダー (ラベル表記) 検索結果 イメージ Contacts List Icon Contacts サイト・エリア のプロパティーで指定 ├ コンテンツ │ Contacts/Items/Contact ├ テンプレート・マッピング (オーサリング – プレゼンテーション) │ List – Default List - Main │ List – Contact List - Contact Item └ メニュー List- Contacts Menu 32 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WCMコンポーネントのサイト構造とポートレットの構成パラメーター例 (連絡先) 連絡先 パラメーター 値 titleKey @nls:com.ibm.workplace.wcm.teamspace.buscomp@CONTACTS_LIST_TITLE@ templateSite shared resources/Contacts descriptionKey @nls:com.ibm.workplace.wcm.teamspace.buscomp@CONTACTS_LIST_DESCRIPTION@ componentType contacts_list WCM_CONTENT_CONTEXT /Contacts/items/contact ポートレットの構成画面のパラメーターでサイ ト構造やタイトル文字列の定義が行われる プレースに実装されると、ポートレットのク ローンが作成され、投稿されたコンテンツは プレース・コンポーネント・ライブラリーに保管 される ポートレット サイト・ エリア サイト・ エリア コンテンツ WCMライブラリー 33 オーサリング・ テンプレート プレゼンテーショ ン・テンプレート コンポーネント ・サイト構造 SharedResources (ライブラリー) └ Contacts (サイト・エリア) └ Items (サイト・エリア) └Contact (コンテンツ) ・ テンプレート・マッピング (オーサリング – プレゼンテーション) List – Default List - Main ├List- Main Icon └List- Home Action Links List – Contact - List - Contact Item ├Contacts List Icon └List - Item Action Links ・エレメント参照 (メニュー) List- Contacts Menu © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WCMライブラリー と コンテンツ Quickrサイト プレース・コンポーネントの作成に使用される 項目、およびそれらに格納されているコンテン ツは、ライブラリーに格納されます Quickrサイトの共用ライブラリー ・SharedResources プレース/テンプレート – デフォルトは「SharedResources」 ・カスタマイズライブラリー(作成) – すべてのプレース・コンテンツ・アプ リケーションが使用する Fixの適用によって更新され得る プレース・コンポーネント・ ライブラリー ・プロジェクトタスク : コンテンツ – プレース・コンテンツ・ライブラ リー – – ポートレット サイト・ エリア 共用リソース・ライブラリー ・Webコンテンツ ・連絡先 サイト・ エリア オーサリング・ テンプレート – プレゼンテーショ ン・テンプレート コンポーネント テンプレートまたはプレースに追加 する各プレース・コンポーネントが 持っている独自のライブラリー ブログの投稿や Wiki ページなど、 プレース・コンポーネントに追加され たすべてのコンテンツが格納される プレース・コンポーネントの設定 ビュー(拡張外観設定)を使用してカ スタマイズしたプレゼンテーション・ テンプレートまたはオーサリング・テ ンプレートもここに追加される WCMライブラリー 34 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WCMライブラリーの活用パターン ①共用ライブラリー (1/3) Quickrサイト プレースの外に ある共用リソー スなので、各プ レース / テンプ レートのコンポー ネントから参照 できます プレースA Quickrサイトの共用ライブラリー ・SharedResources ・Webコンテンツ ・カスタマイズライブラリー(作成) SharedResources の中でデフォ ルトの部品をコピーし、別名保存し てカスタマイズする あるいは、 共用ライブラリーを新規に作成して そこにデフォルト部品をコピーする プレースAのコンポーネン ト・ライブラリー プレースB プレースBのコンポーネン ト・ライブラリー 共用ライブラリーには、 「サイトの管理」->「コンテンツの 管理」にあるコンテンツ・オーサ リング・ポートレットからアクセス できる。 35 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド ①共用ライブラリー (2/3) 新規ライブラリーの作成 共用ライブラリー の一覧 「サイト管理」->「拡張管理」において、 「ポータル・コンテンツ」->「Webコンテン ツ・ライブラリー」ポートレットの「新規ライ ブラリーの作成」から作成できる 36 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド ①共用ライブラリー (3/3) 管理するライブラリーの選択 デフォルトはSharedResources ライブラリーのみ表示 共用ライブラリー を選択 できる 「サイト管理」->「コンテン ツの管理」において、コ ンテンツ・オーサリング・ ポートレットの設定を編 集して、複数のライブラ リーを選択することで新 規に作成したライブラ リーにアクセスできる 37 ライブラリー間で設計要 素をコピー / 移動できる © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド WCMライブラリーの活用パターン ②プレース・コンポーネント・ライブラリー (1/3) Quickrサイト コンテンツ・ オーサリング Quickrサイトの共用ライブラリー ・SharedResources ・Webコンテンツ プレースA ・カスタマイズライブラリー(作成) プレースAのコンポーネン ト・ライブラリー プレースB プレース内のリ ソースなのでプ レース内からしか アクセスできませ ん 38 プレース内でコンポーネントが 追加されるごとに作成される専 用ライブラリー コンポーネントに投稿されたコ ンテンツや設定画面からカスタ マイズされた内容が格納される 他のプレースやサイト管理の 「コンテンツ・オーサリング」ポー トレットからはアクセスできない プレースBのコンポーネン ト・ライブラリー プレース・コンポーネント・ライブラ リーには、プレース内に追加したコ ンテンツ・オーサリング・ポートレッ トやWCMコンポーネントの設定画 面からアクセスできる 部品は SharedResources などか らコピーしてきて格納する © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド ②プレース・コンポーネント・ライブラリー (2/3)プレース・コンポーネント・ライブラリーにアクセスする プレースの「カス タマイズ」画面 プレースの「カスタマイズ」で 「Webコンテンツ・オーサリン グ」ポートレットをプレース内 ページに追加すると、設定でコ ンポーネントごとのライブラ リーが選択できる プレースで使われてるコン ポーネントごとのライブラ リーがリストされる 39 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド ②プレース・コンポーネント・ライブラリー (3/3)プレース・コンポーネントの設定画面からのアクセス 40 プレース・コンポーネントの設定ビューを使用 して、個々のプレース・コンポーネントをカスタ マイズできる – 「カスタマイズ」 :テンプレートをコピーして編集し、保 存する。さらに「編集」「復元(元のデフォルトテンプレー トに戻す)」が可能 – 「別のテンプレートを選択」 :カスタマイズ済のテンプ レートに切り替える カスタマイズしたテンプレートはプレース・コン ポーネント・ライブラリーに格納される テンプレート切り替え前に投稿したコンテンツ を表示するには、コンテンツ・オーサリング・ ポートレットでコンテンツ参照の設定が必要 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド カスタマイズ内容をどちらのライブラリーに格納すべきか Quickrサイト コンテンツ・ オーサリング Quickrサイトの共用ライブラリー ・SharedResources ・Webコンテンツ プレースA ・カスタマイズライブラリー(作成) プレースAのコンポーネン ト・ライブラリー プレースB テンプレートB テンプレート化ではプレース・ コンポーネント・ライブラリー (コンテンツ、カスタマイズテン プレートなど)も格納される プレースBのコンポーネン ト・ライブラリー プレース・コンポーネント・ライブ ラリーに格納した内容は他のプ レースから参照できないが、テン プレート化するとき一緒に格納さ れるなどのポータビリティーがある 共用ライブラリーに格納されたも のは複数のプレースから参照でき るが、テンプレートには入らない プレース間で再利用するカスタマ イズ内容は共用ライブラリーに格 納するのが推奨 SharedResources 内でデフォルトの部品を名前を変更しないでカスタマイズする のは、将来Fix適用の際などに変更内容が失われる可能性があるので推奨されま せん プレース・コンテンツ・ライブラリー に入れたカスタマイズ内容はテンプレートにも保 管されますが、同じカスタマイズ内容を個々のプレース内で参照するのはパフォー マンスの観点から推奨されません。カスタマイズしたWCM内容は共用ライブラリー に保管して、別途エクスポート/インポートするのが推奨です Web コンテンツ・ライブラリーのエクスポートとインポート http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr.admin.wpv8 1.doc/wcm/wcm_config_wcmlibrary_export.html 41 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド (参考) Quickr8.1 Portal版のQuickrコンポーネント / WCM管理用 ポートレット Webモジュール アプリケーション ポートレット (固有名) 備考 iwwcm-teamspaceportlet.war Blog Application ブログ(wps.p.web.blog) WCMポートレット Wiki Application Wiki (wps.p.web.wiki) WCMポートレット Forums Application ディスカッション・フォーラム (wps.p.web.forum) WCMポートレット Contacts List Application 連絡先 (wps.p.web.contacts) WCMポートレット(List形式) Announcements List Application アナウンス (wps.p.web.announcement) WCMポートレット(List形式) Setup Tasks List Application セットアップ・タスク (wps.p.web.setuptasks) WCMポートレット(List形式) Project Tasks List Application プロジェクト・タスク (wps.p.web.projecttasks) WCMポートレット(List形式) List Viewer Application リスト・ビューアー (wps.p.web.listviewer) WCMポートレット(List形式) HTML Application HTML ビューアー (wps.p.web.htmlviewer) WCMポートレット Rich Text Application リッチ・テキスト・エディター (wps.p.web.richtextviewer) WCMポートレット com.ibm.wps.dm.61.1 ライブラリー (wps.p.Documents) WCMポートレットではない 文書ピッカー (wps.p.DocPicker) ライブラリー内で利用 ライブラリー・ビューアー (wps.p.web.libraryviewer) WCMポートレットではない pdm.war 42 teamCalendar.war Team Calendar Portlets チーム・カレンダー (wps.p.teamCalendar) WCMポートレット feedreader.war FeedReaderPortlet フィード・リーダー・ポートレット (wps.p.web.feedreader) WCMポートレットではない ilwwcm-authoringportlet.war Web Content Management Authoring Web コンテンツ・オーサリング (-) WCM管理用 (「コンテンツの 管理」ほか) ilwwcmlocalrenderingportlet.war Web Content Management Content Viewer Web コンテンツ・ビューアー (-) WCMポートレット iwwcmadministrationportlet.war (参考) Web Content Management Administration Web コンテンツ・サブスクライバー (-) Quickrでは用いない Web コンテンツ・シンジケーター (-) Quickrでは用いない Web コンテンツ・ライブラリー (-) WCM管理用(「拡張管理」) © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド コンポーネントのカスタマイズサンプル手順(別冊)の内容 カスタマイズのサンプル手順 (別冊)では、デフォルトの「連 絡先」コンポーネントをベースに して、新しいList形式コンポーネ ント「QuickWorksメンバー」を 作成しています。 アイコン、タイト ルの変更 表示文言の変更 Theme Policy 画像やクリック可能なリンクなど、 入力項目、表示項目の追加・変更 43 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド テーマのカスタマイズ Theme / Skin Color Palette Theme Policy こちらについては以下の別資料を参照下さい: IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal テーマとスキン 開発リファレンス http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20080718.html 44 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 参考文献 (1/2) <developerWorks、Wiki> developerWorks Japan > Lotus > Lotus Quickr 8 http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/products/quickr8index.html IBM Lotus Quickr V8.0.0.2/8.1 services for WebSphere Portal 利用ガイド http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20080711.html IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portalテーマとスキン 開発リファレンス http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20080718.html Customizing components in IBM Lotus Quickr services for IBM WebSphere Portal 8.0 http://www.ibm.com/developerworks/lotus/library/quickr-components/ Photo Book for IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal http://www.ibm.com/developerworks/lotus/library/quickr-photobook/ Redbook Wiki: Customizing Lotus Quickr 8.1 – Table of Contents http://www-10.lotus.com/ldd/lqwiki.nsf/dx/customizing-lotus-quickr-table-of-contents-for-redbooks-wiki 45 © 2008 IBM Corporation IBM Lotus Quickr services for WebSphere Portal カスタマイズガイド 参考文献 (2/2) <製品マニュアル> Lotus Quickr 8.0/8.1 InfoCenter http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/index.jsp 複合アプリケーション http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr.admin.wpv81.doc/caitai/i_b edt_c_tempsapps_intro.html プレース・コンテンツの管理 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr.admin.wpv81.doc/ts/ts_adm in_content.html Web コンテンツ・ライブラリーのエクスポートとインポート http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/topic/com.ibm.lotus.quickr.admin.wpv81.doc/wcm/wcm _config_wcmlibrary_export.html <WP、WCM> Building composite applications and templates in WebSphere Portal V6 http://download.boulder.ibm.com/ibmdl/pub/software/dw/wes/pdf/0608_stober-CompositeApps.pdf Best practices for using IBM Workplace Web Content Management V6 http://www.ibm.com/developerworks/websphere/library/techarticles/0701_devos/0701_devos.html IBM Workplace Web Content Management V6 テクニカル・ガイド http://www.ibm.com/developerworks/jp/lotus/ldd_tech/20070202.html 46 © 2008 IBM Corporation