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リレーメッセージ 卒業生の今 1 回和歌山県立医科大学保健看護学会を終えて∼
リレーメッセージ 卒業生の今 ∼第 1 回和歌山県立医科大学保健看護学会を終えて∼ 武用百子 去る 8 月 1 日に、第 1 回和歌山県立医科大学保健看護学会が開催されました。保健看護 学部は 2004 年に前身の看護短期大学部から転組し、これまで実に 800 名以上の卒業生を送 り出してきました。卒業生たちは今、全国各地の病院や保健所など、また大学教員として 働き、或いは大学院に進学して様々な研究テーマに取り組んでいました。 午前には全国各地で活躍している学会員の 23 演題の発表が行われ、午後からは特別講演 として、名古屋市立大学学長でいらっしゃる西野仁雄先生に「脳とこころ」のテーマでご 講演していただきました。その後、7 項目の分科会を行い、懇親会で親睦をはかりました。 私は、前身の看護短期大学部の開学当時助手 として働いておりましたが、在職中に大学院に 進学し、修了後は臨床の場で働き、昨年度 11 年 ぶりに再びこの大学で働くことになりました。 開学当時に出会った学生が、 “教え子”ではなく “対等の立場”で議論し合えることというのが、 おそらく大学教員の醍醐味なのだろうと感じま (特別講演:脳とこころ) した。 年 1 回開催されるこの学会が心のふるさととなり、 “対等の立場”として研究を発表して 議論することで、お互いが高められる場となることを願います。 (同窓会総会の準備をする卒業生) (保健看護学会理事長有田先生と卒業生)