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IBM Connections 4.5 CR1 CCM 導入手順書
IBM Connections 4.5 CR1 CCM 導入手順書 Windows Server 2008 Enterprise Edition 64bit 版 Ver 1.0 2013 2013/09 発行 1/79 <目次> 1. はじめに ..................................................................................................................... 3 1-1. 序文 ................................................................ ...................................................................... ...................................... 3 1-2. 構築の流れ ................................................................ ................................................................ 4 2. 導入環境 .................................................................................................................... 5 2-1. 当資料で構築する環境 ...................................................... ...................................................... 5 2-2. 当資料で必要なインストールプログラム ....................................... ....................................... 6 2-3. 前提のハードウェアスペックおよびオペレーティング・システム ................. 6 3. CCM 導入作業 .............................................................................................................. 7 3-1. データベースの作成 ........................................................ ........................................................ 7 3-2. CCM の導入 ............................................................... ............................................................... 13 4.CCM の構成① .................................................................................................................. 24 4-1. 構成タスクの実行 構成タスクの実行 ......................................................... ......................................................... 24 5.FIX の適用 ..................................................................................................................... 28 5-1. 5-2. 5-3. 5-4. 5-5. 5-6. CPE サーバーの更新........................................................ ........................................................ 28 CPE アプリケーション(FileNet アプリケーション(FileNetEngine FileNetEngine)の更新 Engine)の更新 ............................... 34 FNCS アプリケーションの更新 ............................................... ............................................... 46 CPE クライアントの更新 .................................................... .................................................... 51 FNCS の構成 .............................................................. .............................................................. 56 IBM Connections 4.5 CR1 の適用 ............................................ ............................................ 65 6.CCM の構成②(オプション) ............................................................................................... 71 6-1. Activity Stream との連携 .................................................. .................................................. 71 6-2. 匿名アクセスの有効化 ..................................................... ..................................................... 79 2/79 当資料は、IBM 当資料は、IBM Connections 4.5 CR1(シングルクラスター構成)が導入済みの環境に、 CR1(シングルクラスター構成)が導入済みの環境に、Connections (シングルクラスター構成)が導入済みの環境に、Connections Content Manager( Manager(CCM)を追加導入し、 CCM)を追加導入し、Fix )を追加導入し、Fixの適用と構成を行う手順書です。 Fixの適用と構成を行う手順書です。 IBM Connections本体の導入手順は記述しません。本体の導入手順は製品ドキュメントを参照してく Connections本体の導入手順は記述しません。本体の導入手順は製品ドキュメントを参照してく ださい。 ださい。 http://www.lotus.com/ldd/lcwiki.nsf/xpDocViewer.xsp?lookupName=IBM+Connections+4.5+Document ation#action=openDocument&content=catcontent&ct=prodDoc 1. はじめに 1-1. 序文 当資料は、Windows Server 2008 Enterprise Edition 64bit 上に IBM Connections 4.5 CR1 が導入済 みの環境に、4.5 で追加された新コンポーネントである CCM を導入・Fix 適用・構成する手順書です。 CCM を導入することによって、コミュニティーで「ライブラリー」ウィジェットが使用できるように なります。 「ライブラリー」を使用して、 「ファイル」ウィジェットと同様、ファイルをコミュニティー メンバーと共有することができます。「ファイル」ウィジェットが持っている機能に加えて、フォルダ ー階層形式でのファイル管理(Files アプリケーションそのものにはフォルダー機能がありますが、コ ミュニティー内では使用できません)や、ファイル公開前の承認ワークフローの設定、ファイルを複数 のメンバーが同時に編集してしまうことを防ぐチェックアウト・チェックイン機能の利用ができます。 <<注意事項>> 当資料は日本アイ・ビー・エム株式会社ならびに日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニア リング株式会社の正式なレビューを受けておりません。当資料は正式なマニュアルをはじめとする ドキュメントの補完資料として参照して下さい。 当資料は、製品の特定バージョンを使ってテストをした結果を基に記述しています。今後のPTF, Fix Packの適用により動作が当資料に記述された内容とは異なってくる可能性がありますのでご了承 下さい。 当資料は、Windows Server 2008 Enterprise Edition 64bitでのみ稼働確認を行っております。他 のオペレーティング・システムでの手順につきましては、マニュアルを参照下さい。 資料中、以下の略称を使用する場合があります。 略称 IC WAS WAS ND DB2 AD TDI IHS CCM Cognos 正式名称 IBM Connections WebSphere Application Server WebSphere Application Server Network Deployment DB2 Universal Database Microsoft Active Directory IBM Tivoli Directory Integrator IBM HTTP Server Connections Content Manager Cognos Business Intelligence 3/79 1-2. 構築の流れ 当手順書では、以下の手順が既に完了している環境をスタート地点として想定します。 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. データベースの導入、作成 LDAPサーバーの導入、構成 TDIの導入、構成 プロフィールDBへのデータ投入 WASの導入、構成 メールサーバーの構成 Cognosの導入 ICの導入 IHSの導入、SSL構成 IC管理者の設定 Cognosの構成 通知への「返信」機能の有効化 その上で、以下の作業の手順を記述します。 1. 2. 3. 4. 5. 6. CCM用データベースの作成 CCMの導入 CCMの構成① FileNet FP1の適用 CCM CR1の適用 CCMの構成② 4/79 2. 導入環境 2-1. 当資料で構築する環境 当資料で構築する環境 当資料の手順を実施する前の環境は以下のような状態です。 IBM Connections サーバーは 1 台でシングル・クラスター構成、DM と同じ WAS 上に同居しています。 同じ OS 上に IHS も導入されています。CCM 用以外の CR1 が適用済みの状態です。 データベース、TDI は 1 台の筐体に導入されています。 Cognos は IBM Connections とは別の WAS に導入します。 LDAP サーバーは AD を使用し、当環境内の全サーバーは同じドメインに参加している設定とします。 ※後の表に示す通り、実際には DB/TDI サーバーと Cognos サーバーは同一マシン上に構築してあります が、構成をわかりやすくするためにこの図では分けて描いています。 手順実施後は以下のような状態になります。 IC が導入されている WAS 上に「FNCS」 「FileNetEngine」アプリケーションが追加されます。また、フ ァイル管理に使用される FileNet も同 OS 上に導入されます。具体的には「FileNet Content Engine Server」 「FileNet Content Engine Client」 「FileNet Collaboration Services(FNCS)」という 3 つのコンポー ネントです。DB2 には「FNGCD」 「FNOS」という 2 つのデータベースが追加されます。 5/79 各マシンのマシン名、略称、導入製品は以下の通りです。なお、マシン名については資料作製時に使 用した環境のマシン名となり、実際の環境では置き換えることとなりますので、ご注意ください。なお、 資料中では略称を使用して操作を行うマシンを表すことがあります。 ※各マシン名は当資料用に作成した、実在しないマシン名です。 マシン名 略称 導入製品 connections45.ise.com 【IC】 ・ WebSphere Application Server Network Deployment 8.0.0.5 ・ IBM HTTP Server 8.0.0.5 ・ IBM Connections 4.5 CR1 ・ Content Platform Engine ・ FileNet Collaboration Services ・ FileNet Content Engine Server ・ FileNet Content Engine Client cognos45.ise.com 【DB】 ・ IBM DB2 Enterprise Server Edition 【Cognos】 10.1 ・ IBM Tivoli Directory Integrator 7.0 FP6 ・ WebSphere Application Server 8.0.0.5 ・ IBM Cognos Business Intelligence Server 10.1.1 FP1 ・ IBM Cognos Business Intelligence Transformer 10.1.1 paca05.ise.com 【AD】 ・ Microsoft Active Directory Windows Server 2008 R2 マシンの OS については、Windows Server 2008 Enterprise Edition 64bit (x86-64)を導入しています。 2-2. 当資料で必要なインストールプログラム 当資料で必要なインストールプログラム プログラム名 IBM FileNet Collaboration Services V2.0 Windows Multilingual IBM FileNet Content Engine V5.2 Windows Multilingual IBM FileNet Content Engine Client V5.2 Windows English メディア No. No. CIG7ZML CIQ57ML CIQ5FEN Fix 適用対象 5.2.0.1-P8CE-WIN-FP001 IBM FileNet Content Engine V5.2 Windows Multilingual 5.2.0.1-P8CE-CLIENT-WIN-FP001 IBM FileNet Content Engine Client V5.2 Windows English 2.0.0.1-FNCS-FP001-WIN IBM FileNet Collaboration Services V2.0 Windows Multilingual ※Fixは以下リンク先からダウンロードしてください。 http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21640797 2-3. 前提のハードウェアスペックおよびオペレーティング・システム 導入前提のハードウェアスペックおよびオペレーティング・システムについては、以下リンク先を参照してくだ さい。 [System Requirements for IBM Connections 4.5] 4.5] http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27037782 6/79 3. CCM 導入作業 3-1. データベースの作成 IC 導入時に CCM 用のデータベース「FNGCD」と「FNOS」を作成していない場合、CCM 導入前にデータ ベースの作成が必要です。データベース作成済みの場合はこの手順はスキップしてください。 1. 【DB】マシンにデータベース管理者ユーザー(DB2 導入時に設定した DAS ユーザー。当資料では db2admin)でログインします。 db2admin 2. スタートメニューから DB2 のコマンド・ウィンドウを起動します。 3. 以下のコマンドを実行し、DB2 の「DB2CODEPAGE DB2CODEPAGE」の値が「1208 1208」になっていることを確認します。 DB2CODEPAGE 1208 >db2set db2set ※もしも「DB2CODEPAGE」が設定されていなかった場合は以下のコマンドを実行してください。 >db2set DB2CODEPAGE=1208 >db2stop force >db2start 7/79 4. Windows のサービスを開き、DB2 関連のサービスが起動していることを確認します。 5. コマンド・プロンプトを開いて、以下を実行して DB2 インストール・ インストール・ディレクトリー ディレクトリー\BIN(当資料 BIN では C:\ C:\IBM\ IBM\SQLLIB\ SQLLIB\BIN)へ移動します。 BIN 6. 以下のコマンドを実行します。このコマンドは、DB2 コマンド行プロセッサーを開き、ユーザーの DB2 特権の設定も行います。このコマンドの実行結果は、以下のイメージとなります。 >db2cwadmin.bat db2cwadmin.bat 8/79 7. DB ウィザードの起動を行います。手順 6 で新しく開かれたコマンド・プロンプトで IBM Connections 4.5 インストール・ウィザードが配置されているディレクトリ(当資料では C:\ C:\Wizards)へ移動し Wizards て以下のコマンドを実行します。 >dbWizard.bat dbWizard.bat 8. データベース・ウィザードが起動したら「次へ 次へ」を押します。 次へ 9/79 9. データベース・タスクの選択画面が表示されます。新規に機能用データベースを作成しますので、 「作成 作成」を選択し「次へ 次へ」を押します。 作成 次へ 10. データベースの選択画面が表示されます。ここではデータベースとして DB2 を利用するため以下の ように選択して「次へ 次へ」 。 次へ を押します(データベース・インスタンスの値は環境に合わせてください) データベース・タイプ: DB2 Universal Database インストール・ロケーション: C:\ C:\IBM\ IBM\SQLLIB\ SQLLIB\ データベース・インスタンス: DB2 10/79 11. 機能の選択画面が表示されます。「IBM IBM Connections Content Manager」にチェックを入れて「次へ 次へ」 Manager 次へ を押します。 12. 要約画面が表示されます。問題がないことを確認し、「作成 作成」を押します。データベースの作成が 作成 開始されます。 11/79 13. 「詳細なデータベース・コマンドを表示する 詳細なデータベース・コマンドを表示する」にチェックを入れておくと、各 SQL コマンドを、ウ 詳細なデータベース・コマンドを表示する ィザードによって実行される前にプレビューできます。 「実行 実行」を押します。 実行 14. データベースの作成が実行されます。 12/79 15. データベースの作成が完了すると、以下のような画面が表示されます。問題がないことを確認し、 「終 終 了」を押してデータベース・ウィザードを終了させます。 3-2. CCM の導入 Installation Manager を使用して、CCM の追加を行います。その際、FileNet コンポーネントのイン ストールも同時に行われるため、前もってインストール・モジュールを展開しておく必要があります。 1. 【IC】マシンに OS 管理者としてログインします。 2. ダ ウ ン ロ ー ド し た 「 FN_COLLABORATION_SERVICES2.0_WIN_ML 」「 FN_CPE_5.2_WINDOWS_ML 」 「FN_CPEC_5.2_WINDOWS_EN FN_CPEC_5.2_WINDOWS_EN」の ZIP ファイルを全て展開し、できたフォルダーを一箇所(当資料で FN_CPEC_5.2_WINDOWS_EN は C:\ C:\temp\ temp\CCMInstall)に配置します。 CCMInstall 13/79 3. IC と、IC ノードの Node Agent を停止します。Deployment Manager が起動していることを確認しま す。 4. Windows のスタートメニューから「IBM IBM Installation Manager」を起動します。 Manager 5. Installation Manager が起動したら、「変更 変更」を押します。 変更 14/79 6. パッケージの変更画面で「IBM IBM Connections」を選択し、 「次へ 次へ」を押します。 Connections 次へ 7. パッケージの変更画面で、 「アドオン・フィーチャー アドオン・フィーチャー」の「IBM IBM Connections Content Manager」に アドオン・フィーチャー Manager チェックを入れます。その他のチェックが入っているアプリケーションはそのままで、「次へ 次へ」を 次へ 押します。 15/79 8. WAS 構成画面で、Deployment Manager の管理者ユーザーID とパスワードを入力、 「検証 検証」を押しま 検証 す。当資料では以下の通りです。 管理者ユーザーID wasadmin 管理者ユーザーID: ID: 管理者パスワード: passw0rd 9. 以下のようなポップアップが表示されたら「OK OK」を押します。検証が失敗した場合は、ユーザーID OK とパスワードが正しいこと、Deployment Manager が起動していることを確認して、再度検証してく ださい。 16/79 10. 「次へ 次へ」を押してください。 次へ 11. CCM 構成画面で、新規 FileNet 環境を導入するか、既存 FileNet 環境を利用するか選択します。当 資料では新規導入するため、「新規のデプロイメント 新規のデプロイメント」を選択します。 新規のデプロイメント 17/79 12. 「インストーラーの場所」に手順 2 で FileNet のインストーラーを配置したディレクトリー(当資 料では C:\ 「検証 検証」を押します。 C:\temp\ temp\CCMInstall)を選択し、 CCMInstall 検証 13. 以下のようなポップアップが表示されたら「OK OK」を押します。検証が失敗した場合は、指定したパ OK スを見直して、再度検証してください。手順 12 の画面に戻ったら「次へ 次へ」を押します。 次へ 18/79 14. トポロジー構成画面が表示されます。ここでは以下の値を設定し、「次へ 次へ」を押します。 次へ デプロイメントの種類を選択: 小規模 クラスター名: LC_Cluster ※クラスター名は環境に合わせてください。ノードとサーバーはクラスターを選択すると自動 選択されます。 15. データベース構成画面が表示されます。ここでは以下の値を設定します。設定後、「検証 検証」を押し 検証 ます。 データベースのロケーション: はい、アプリケーションは同じデータベース・インスタンス上に配置されます。 データベース・タイプ: データベース・タイプ: DB2 Universal Database (TM) データベース・サーバー ホスト名: cognos45.ise.com ポート: 50000 JDBC ドライバー・ロケーション: C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere\ WebSphere\AppServer\ AppServer\lib データベースの資格情報 すべてのアプリケーションに同じパスワードを使用します。 : チェック ユーザーID すべて「LCUSER LCUSER」 ユーザーID: ID: LCUSER パスワード: LCUSER のパスワード(ここでは のパスワード passw0rd) passw0rd 「グローバル構成」データベース名: FNGCD(デフォルト) FNGCD 「オブジェクト・ストア」データベース名: FNOS(デフォルト) FNOS 19/79 20/79 16. 以下のようなポップアップが表示されたら「OK OK」を押します。検証が失敗した場合は、指定したパ OK スを見直して、再度検証してください。 17. 「次へ 次へ」を押します。 次へ 21/79 18. 要約画面が表示されます。追加するフィーチャーに「IBM IBM Co Connections Content Manager」が表示 Manager してあることを確認し、 「変更 変更」を押します。インストールが開始します。 変更 19. インストールが完了したら「終了 終了」を押します。 終了 22/79 20. Deployment Manager の管理コンソールにログインします。 URL: http://connections45.ise.com:9060/ibm/console ユーザーID: wasadmin パスワード: passw0rd 21. 「システム管理 システム管理」→「ノード ノード」画面を開き、 「connections45Node01 connections45Node01」 システム管理 ノード connections45Node01 (IC のノード名)横のチェッ クボックスを選択し、「完全な再同期 完全な再同期」を押します。 完全な再同期 22. IC ノ ー ド の イ ン ス ト ー ル ・ デ ィ レ ク ト リ ー ( 当 資 料 で は C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere WebSphere\ Sphere\AppServer\ AppServer\profiles\ profiles\AppSrv01\ AppSrv01\installedApps\ installedApps\connections45Cell01 ) に EAR ファイル「FNCS.ear FNCS.ear」 FileNetEngine.ear」が同期されているかを確認します。 FNCS.ear 「FileNetEngine.ear FileNetEngine.ear 以上で CCM の導入は完了です。 23/79 4.CCM 4.CCM の構成① 導入完了後、P8 ドメイン、グローバル構成データ(GCD)、オブジェクト・ストア、アドオンの作成を 行います。 4-1. 構成タスクの実行 1. IC サーバーと Node Agent、Deployment Manager が起動していることを確認します。 2. 【IC】マシンでコマンド・プロンプトを開き、以下のディレクトリーに移動します。 Connections インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\ccmDomainTool (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\addons\ addons\ccm\ ccm\ccmDomainTool) ccmDomainTool 3. 以下のコマンドを実行します。P8 ドメインと GCD の作成が行われます。 createGCD.bat 4. 途中でパスワードの入力が求められるので、Domain admin user のパスワード(当資料では wasadmin のパスワードである「passw0rd passw0rd」 passw0rd )を入力し、Enter キーを押します。 24/79 5. 途中でユーザー名の入力が求められるので、Domain admin user のユーザーID(当資料では wasadmin) wasadmin を入力し、Enter キーを押します。 6. 続けてパスワードの入力が求められるので、先に入力したユーザーのパスワード(当資料では passw0rd)を入力し、Enter キーを押します。パスワードはコマンド・プロンプト上には表示され passw0rd ません。 25/79 7. 完了すると以下のような画面になります。 8. コマンド完了後、カレント・ディレクトリーが移動しているので、再び手順 2 と同じディレクトリ ーに移動します。 9. 以下のコマンドを実行します。オブジェクト・ストアの作成とアドオンの導入が行われます。 createObjectStore.bat 26/79 10. 途中でパスワードの入力が求められるので、Domain admin user のパスワード(当資料では wasadmin のパスワードである「passw0rd passw0rd」 passw0rd )を入力し、Enter キーを押します。 11. 完了すると以下のような画面になります。 以上で CCM の構成①は完了です。構成の続きは、Fix 適用後に行います。 27/79 5.Fix 5.Fix の適用 当資料作成時点での最新 Fix である、FileNet の 3 つのコンポーネントに対する FP1 の適用を行いま す。その後、IC 4.5 の CCM 用 CR1 を適用します。 3 つの FP1 は以下リンク先からダウンロードしてください。 [IBM Connections Content Manager (CCM) – Information on FileNet 5.2.0 FP1] FP1] http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21640797 5-1. CPE サーバーの更新 まず、Content Platform Engine(CPE)サーバーに FP1 を適用します。 1. 【IC】マシンに OS 管理者としてログインします。 2. IC サーバーと Node Agent、Deployment Manager を停止します。 3. 以下のファイルをバックアップします。 IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\ContentEngine\ ContentEngine\tools\ tools\configure\ configure\profiles profiles\ es\ CCM\ CCM\ear\ ear\EngineEngine-ws.ear (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\addons\ addons\ccm\ ccm\ContentEngine\ ContentEngine\tools\ tools\configure\ configure\profiles\ profiles\ CCM\ CCM\ear\ ear\EngineEngine-ws.ear) ws.ear 4. ダウンロードした CPE サーバーの FP1、 「5.2.0.1 5.2.0.15.2.0.1-P8CEP8CE-WINWIN-FP001.EXE」を実行します。 FP001.EXE 5. インストーラーが起動するので、「Next Next」を押します。 Next 28/79 6. Microsoft Web Services Enhancement がないという警告が表示されます。これは FileNet Enterprise Manager を使用する際に必要なもので、今回は FileNet Enterprise Manager は導入しないため不要 です。 「OK OK」を押して次に進みます。 OK 29/79 7. コンポーネント選択画面が表示されます。以下の選択をして「Next Next」を押します。 Next Install Set: Set: Typical 選択: Content Platform Engine Server 8. インストール・ディレクトリーの確認画面が表示されます。上書きインストールのため、ディレク トリーを変更する UI は表示されません。そのまま「Next Next」を押します。 Next 30/79 9. 構成 URL 入力画面が表示されます。以下のファイル内に記述されている「RemoteServerUrl RemoteServerUrl」の値を RemoteServerUrl 記入し、「Next Next」を押します。 Next 参照ファイル: IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\ContentEngine\ ContentEngine\tools\ tools\PE\ PE\config\ config\ WcmApiConfig.priperties (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\addons\ addons\ccm\ ccm\ContentEngine ContentEngine\ gine\tools\ tools\PE\ PE\config\ config\ WcmApiConfig.priperties) WcmApiConfig.priperties 当資料での入力 URL: URL: http://localhost:9080/wsi/FNCEWS40MTOM/ (WcmApiConfig.properties ファイルの内容) 31/79 10. 要約画面が表示されます。内容に間違いがなければ「Install Install」を押します。 Install 11. インストールが始まります。当資料を作成した環境では 10 分弱かかりました。 32/79 12. インストールが完了したら、「Start Configuration Manager」のチェックは入れずに「Done Done」を押 Done します。 13. 以下のファイルを開き、「P8 P8 Content Platform Engine」のバージョンが「5.2.0.1 5.2.0.1」になっている Engine 5.2.0.1 ことを確認します。 IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\ContentEngine\ ContentEngine\ce_version.txt (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\addons\ addons\ccm\ ccm\ContentEngine\ ContentEngine\ce_version.txt) ce_version.txt 以上で CPE サーバーの更新は完了です。 33/79 5-2. CPE アプリケーション(FileNetEngine アプリケーション(FileNetEngine)の更新 FileNetEngine)の更新 Content Platform Engine アプリケーション(FileNetEngine アプリ)の更新を行います。 1. Node Agent、Deployment Manager を起動します。 2. Deployment Manager の管理コンソールにログインします。 3. 「アプリケーション アプリケーション」 WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」 「FileNetEngine」 アプリケーション →「WebSphere アプリケーション を開き、 FileNetEngine 左横のチェックボックスにチェックを入れて、「アンインスト アンインストール アンインストール」を押します。 ール 4. アンインストールの確認画面が表示されるので、 「OK OK」を押します。 OK 5. 以下のようなメッセージが表示されるので、 「保存 保存」を押します。 保存 34/79 6. 「システム管理 システム管理」→「ノード ノード」画面を開き、 「connections45Node01 connections45Node01」 システム管理 ノード connections45Node01 (IC のノード名)横のチェッ クボックスを選択し、「完全な再同期 完全な再同期」を押します。 完全な再同期 7. 同期の完了後、Node Agent と Deployment Manager を停止します。 8. 以下のディレクトリーを削除します(ディレクトリーがない場合はそのまま次の手順に進みます)。 WAS インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー \profiles\ profiles\AppSrv01\ AppSrv01\temp\ temp\IC ノード名\ ノード名 \IC サーバー名 \FileNetEngine (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere\ WebSphere\AppServer\ AppServer\profiles\ profiles\AppSrv01\ AppSrv01\temp\ temp\LC_Cluster_server1\ LC_Cluster_server1\ FileNetEngine) FileNetEngine 9. Deployment Manager、Node Agent、IC を起動します。 10. Windows のスタートメニューから「IBM IBM FileNet P8 Platform」→「Configuration Configuration Manager」を起 Platform Manager 動します。 35/79 11. 「File File」→「Upgrade Upgrade Profile」を押します。 File Profile 12. 現在の構成が表示されます。「Next Next」を押します。 Next 36/79 13. 以下の通り入力し、「Test Test Connection」を押します。 Connection Application server administrator user name: WAS 管理者(当資料では wasadmin) name: 管理者 wasadmin Application server ad administrator password/Confirm: password/Confirm:WAS 管理者パスワード 管理者パスワード(当資料では 者パスワード passw0rd) passw0rd ※その他の欄はデフォルトのまま 14. テスト接続が成功すると以下のようなポップアップが表示されるので「OK OK」を押します。失敗した OK 場合は手順 13 で入力した情報が正しいかどうか、Deployment Manager が起動しているかどうかを 確認してから再度テスト接続を行ってください。 15. 手順 13 の画面に戻るので「Finish Finish」を押します。 Finish 37/79 16. 確認画面が表示されます。 「OK OK」を押します。 OK 17. Content Platform Engine Task View 画面に戻り、 「Configure Configure Bootstrap and Text Extraction」 Extraction を押します。 38/79 18. 右側に開いた画面で「Save Save」を押します。 Save 19. 「Run Run Task」を押します。Engine-ws.ear が更新されます。 Task 39/79 20. 右下の「Console」に「Done Done installing and updating EAR file.」と出力されたことを確認したら、 file. 「Deploy Deploy Application」を押します。 Application 21. 右側に開いた画面で「Save Save」を押します。 Save 40/79 22. 「Run Run Task」を押します。CPE アプリケーションがデプロイされます。 Task 23. 右下の「Console」に「Finished Finished running Deploy Application」と出力されたことを確認したら、 Application Configuration Manager を閉じます。 41/79 24. Deployment Manager の管理コンソールにログインします。 25. 「アプリケーション アプリケーション」→「WebSphere WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」の画面を開き、 アプリケーション エンタープライズ・アプリケーション 「FileNetEngine FileNetEngine」をクリックします。 FileNetEngine 26. 「モジュ モジュールの管理 モジュールの管理」を押します。 ールの管理 42/79 ボタンを押すと一括で選択できます) 、 「クラスタ 27. モジュール横のチェックボックスを全て選択し( ーおよびサーバー」から Ctrl キーを押しながら IC のクラスターと Web サーバーを選択して、 「適用」 適用 を押します。 ※画面キャプチャでは画面サイズの都合上 4 つしかモジュールが表示されていませんが、実際の画 面ではより多くのモジュールが表示されます。全て選択してください。 28. 全てのモジュールの 「サーバー」 列に IC クラスターと Web サーバーが追加されたことを確認したら、 画面下部までスクロールして「OK OK」を押します。 OK 43/79 29. 以下のようなメッセージが表示されるので、 「保存 保存」を押します。 保存 30. 「システム管理 システム管理」→「ノード ノード」画面を開き、 「connections45Node01 connections45Node01」 システム管理 ノード connections45Node01 (IC のノード名)横のチェッ クボックスを選択し、「完全な再同期 完全な再同期」を押します。 完全な再同期 31. 同期が完了したら、 「サーバー」 サーバー →「Web Web サーバー」 サーバー 画面を開き、Web サーバー(当資料では webserver1) webserver1 横のチェックボックスを選択し、「プラグインの生成 プラグインの生成」を押します。 プラグインの生成 44/79 32. 生成が完了したら、再び Web サーバー横のチェックボックスを選択し、 「プラグインの伝搬 プラグインの伝搬」を押し プラグインの伝搬 ます。 33. プラグインの伝搬が完了したら、IHS、IC、Node Agent、Deployment Manager を再起動します。 34. 全サーバーが起動したら、Web ブラウザーで以下の URL にアクセスします。 http://IHS ホスト名/FileNet/Engine ホスト名/FileNet/Engine (当資料では http://connections45.ise.com/FileNet/Engine) http://connections45.ise.com/FileNet/Engine 35. 表示された画面で、「Build Build Version」の値と、 「Startup Startup Message Version Message」に記載されている値が一致して essage いることを確認します。 以上で CPE アプリケーションの更新は完了です。 45/79 5-3. FNCS アプリケーションの更新 続いて、FNCS アプリケーションの更新を行います。 1. IC サーバーと Node Agent、Deployment Manager が起動していることを確認します。 2. Deployment Manager の管理コンソールにログインします。 3. 「アプリケーション アプリケーション」→「WebSphere WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」を開き、 「F FNCS」左横 アプリケーション エンタープライズ・アプリケーション NCS のチェックボックスにチェックを入れて、「アンインストール アンインストール」を押します。 アンインストール 4. アンインストールの確認画面が表示されるので、 「OK OK」を押します。 OK 5. 以下のようなメッセージが表示されるので、 「保存 保存」を押します。 保存 46/79 6. 「システム管理 システム管理」→「ノード ノード」画面を開き、 「connections45Node01 connections45Node01」 システム管理 ノード connections45Node01 (IC のノード名)横のチェッ クボックスを選択し、「完全な再同期 完全な再同期」を押します。 完全な再同期 7. 同期の完了後、IC、Node Agent、Deployment Manager を停止します。 8. 以下のディレクトリーを削除します。 WAS インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\profiles\ profiles\AppSrv01\ AppSrv01\temp\ temp\IC ノード名\ ノード名\IC サーバー名\ サーバー名\FNCS (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere\ WebSphere\AppServer\ AppServer\profiles\ profiles\AppSrv01\ AppSrv01\temp\ temp\LC_Cluster_server1\ LC_Cluster_server1\FNCS) FNCS 9. 以下を実行し、FNCS をアンインストールします。ウィザード画面などは表示されません。 IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\FNCS\ FNCS\uninstall\ uninstall\fncsfncs-uninstall.exe (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\ addons\ addons\ccm\ ccm\FNCS\ FNCS\uninstall\ uninstall\fncsfncs-uninstall.exe) uninstall.exe 10. アンインストールが完了すると、手順 9 で EXE を実行したディレクトリーがなくなります。 47/79 11. ダウンロードした FNCS の FP1「FNCS FNCSFNCS-2.0.0.12.0.0.1-WIN.exe」を実行します。 WIN.exe 12. インストーラーが起動します。 「日本語 日本語」を選択して「OK OK」を押します。 日本語 OK 13. ようこそ画面が表示されます。 「次へ 次へ」を押します。 次へ 48/79 14. 使用条件画面が表示されます。 「使用条件の条項に同意します。 使用条件の条項に同意します。 」を選択し、 「次へ 次へ」を押します。 次へ 15. インストール・ディレクトリー入力画面が表示されます。以下の通り入力し、「次へ 次へ」を押します。 次へ IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\FNCS (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connetions\ Connetions\ addons\ addons\ccm\ ccm\FNCS) FNCS 49/79 16. 要約画面が表示されます。内容を確認し、「インストール インストール」を押します。 インストール 17. インストールが完了したら「完了 完了」を押します。 完了 以上で FNCS アプリケーションの更新は完了です。 50/79 5-4. CPE クライアントの更新 CPE クライアントの更新を行います。 1. Deployment Manager、Node Agent、IC を起動します。 2. ダウンロードした CPE クライアントの FP1「5.2.0.1 5.2.0.15.2.0.1-P8CEP8CE-CLIENTCLIENT-WINWIN-FP001.EXE」を実行します。 FP001.EXE 3. インストーラーが起動します。 「Next Next」を押します。 Next 51/79 4. インストール・ディレクトリーが表示されます。 「Next Next」を押します。 Next 5. CPE サーバーのパラメーター入力画面が表示されます。以下の通り入力し、 「Ne Next Next」を押します。 xt Content Platform Engine Server host name: name: IC サーバーのホスト名(当資料では connections45.ise.com) サーバーのホスト名 connections45.ise.com Port number: number: IC サーバーの WC_defaulthost のポート番号(当資料では 9081) のポート番号 9081 Protocol: Protocol:HTTP 52/79 6. IC サーバーへの接続テストが成功すると以下のポップアップが表示されるので、 「OK OK」 OK を押します。 失敗した場合は手順 5 で入力した値が正しいかどうか、WAS が起動しているかどうか確認してくだ さい。 7. アプリケーション選択の画面が表示されます。デフォルトで「IBM IBM FileNet Services for Lotus Quickr」が選択されているので、そのまま「Next Quickr Next」を押します。 Next 53/79 8. アプリケーションのインストール・ディレクトリーが表示されます。 「Next Next」を押します。 Next 9. Common Files ディレクトリーを設定します。当資料では以下のディレクトリーとします。 C:\ C:\Program Files\ Files\IBM\ IBM\FileNet\ FileNet\Common Files 54/79 10. 要約画面が表示されます。内容を確認し、「Install Install」を押します。 Install 11. インストールが完了したら「Done」を押します。 以上で CPE クライアントの構成は完了です。 55/79 5-5. FNCS の構成 FileNet 側更新作業の最後に、FNCS の構成を行います。 1. 以下のファイルを実行します。 IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\FNCS\ FNCS\configmanager\ configmanager\configwizard.bat (当資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\ addons\ addons\ccm\ ccm\FNCS\ FNCS\configmanager configmanager\ nfigmanager\configwizard.bat) configwizard.bat 2. 構成ウィザードが起動します。 「日本語 日本語」を選択して「OK OK」を押します。 日本語 OK 3. ようこそ画面が表示されます。 「次へ 次へ」を押します。 次へ 56/79 4. CPE の情報入力画面が表示されます。以下のように入力し、 「次へ 次へ」を押します。 次へ Content Platform Engine の URL: URL: iiop://IC iiop://IC サーバーのホスト名: サーバーのホスト名: BOOTSTRAP_ADDRESS のポート番号/FileNet/Engine のポート番号/FileNet/Engine (当資料では iiop://connections45.ise.com: iiop://connections45.ise.com: 2811/FileNet/Engine) 2811/FileNet/Engine オブジェクト・ストアのシンボル名: ICObjectStore Content Platform Engine への接続テスト: チェック WebSphere Application Server へのアプリケーションのデプロイ: チェック 57/79 5. アプリケーション・サーバーの構成画面が表示されます。以下のように入力し、 「次へ 次へ」 次へ を押します。 WebSphere Application Server バージョン:8.0 バージョン:8.0 WebSphere Application Application Server のインストール・ディレクトリー:C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere\ WebSphere\AppServer 6. アプリケーション・サーバーの構成画面が表示されます。以下のように入力し、 「次へ 次へ」 次へ を押します。 Content Platform Engine のユーザーID wasadmin) のユーザーID: ID: WAS 管理者(当資料では 管理者 wasadmin パスワード: WAS 管理者のパスワード(当資料では passw0rd) 管理者のパスワード passw0rd 58/79 7. CPE サーバーへの接続が行われます。「次へ 次へ」を押します。 次へ 8. Web クライアント・アプリケーションは「なし なし」を選択し、 「次へ 次へ」を押します。 なし 次へ 59/79 9. IBM Connections の URL 入力画面が表示されます。当資料では以下のように入力し、「次へ 次へ」を押し 次へ ます。 http://connections45.ise.com 10. アプリケーション・サーバー・プロファイル画面が表示されます。以下のように入力し、 「次へ 次へ」を 次へ 押します。 アプリケーション・サーバー・プロファイル: Deployment Manager のプロファイル(当資料では Dmgr01) のプロファイル Dmgr01 管理者ユーザーID WAS 管理者(当資料では wasadmin 管理者ユーザーID: ID: 管理者 wasadmin) sadmin パスワード: WAS 管理者のパスワード(当資料では passw0rd) 管理者のパスワード passw0rd 60/79 11. デプロイ・ターゲットは「アプリケーション・サーバー・クラスター アプリケーション・サーバー・クラスター」を選択し、 「次へ 次へ」を押しま アプリケーション・サーバー・クラスター 次へ す。 12. アプリケーション・サーバー・クラスター名として IC クラスター(当資料では LC_Cluster)を選 LC_Cluster 択し、 「次へ 次へ」を押します。 次へ 61/79 13. アプリケーション名画面で、大文字の 大文字の「FNCS 「次へ 次へ」を押します。 大文字の FNCS」と入力し、 FNCS 次へ 14. 要約画面が表示されます。内容を確認し、「次へ 次へ」を押します。デプロイが始まります。 次へ 62/79 15. デプロイが完了したら「完了 完了」を押します。 完了 16. Deployment Manager の管理コンソールにログインします。 17. 「システム管理 システム管理」→「ノード ノード」画面を開き、 「connections45Node01 connections45Node01」 システム管理 ノード connections45Node01 (IC のノード名)横のチェッ クボックスを選択し、「完全な再同期 完全な再同期」を押します。 完全な再同期 18. 同期が完了したら、IC、Node Agent、Deployment Manager を再起動します。 63/79 19. Web ブラウザーで以下の URL にアクセスし、構成情報表示されることを確認します。 URL: http://connections45.ise.com/dm) URL: http://IC http://IC サーバーのホスト名/dm サーバーのホスト名/dm(当資料では /dm http://connections45.ise.com/dm ログイン ID: WAS 管理者(当資料では wasadmin) ID: 管理者 wasadmin パスワード: WAS 管理者のパスワード(当資料では passw0rd) 管理者のパスワード passw0rd 以上で FNCS の構成は完了です。 64/79 5-6. IBM Connections 4.5 CR1 の適用 FileNet 側の更新が終わってから、IC の CR1 を適用します。当資料では CCM 用の CR1 以外の CR1 は全 て適用済みの前提ですので、CCM 用 CR1 のみを適用する手順を記述します。 1. IC サーバーと Node Agent を停止します。 2. ダウンロードした CCM 用 CR1「LO75060 LO75060IC インストール・ディレクトリ LO75060-IC4500IC4500-CR01CR01-CCM.jar」を CCM.jar ー\updateInstaller\ C:\ updateInstaller\fixes(当資料では fixes C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\updateInstaller\ updateInstaller\fixes)に配置しま fixes す。 3. 【IC】マシンでコマンド・プロンプトを開き、WAS WAS インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\bin(当資料で bin は C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere\ ebSphere\AppServer\ AppServer\bin)に移動し、以下のコマンドを実行します。 bin setupCmdLine.bat 4. 同じコマンド・プロンプトで IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\updateInstaller(当資料では updateInstaller C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\updateInstaller)に移動し、以下のコマンドを実行します。 updateInstaller updateWizard.bat 5. 更新ウィザードが起動します。 「次へ 次へ」を押します。 次へ 65/79 6. 更新の選択画面が表示されます。以下のように入力し、 「次へ 次へ」を押します。 次へ 更新操作の選択: 更新のインストール ディレクトリー・パス: ディレクトリー・パス: 手順 2 で jar を配置したパス(当資料では C:\ を配置したパス C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\updateInstaller\ updateInstaller\fixes) fixes 7. 適用 Fix の選択画面が表示されます。 「LO75060 LO75060IC4500-CR01CR01-CCM.jar」を選択し、 CCM.jar 「次へ 次へ」を押しま LO75060-IC4500次へ す。 66/79 8. 以下のようなポップアップが表示されます。環境に合わせてどちらかを選択し、「OK OK」を押します。 OK 9. WebSphere 管理ユーザー入力画面が表示されます。以下のように入力し、 「次へ」を押します。 管理者ユーザーID wasadmin) 管理者ユーザーID: ID:WAS 管理者(当資料では 管理者 wasadmin パスワード:WAS passw0rd) パスワード:WAS 管理者のパスワード(当資料では 管理者のパスワード passw0rd 10. 検証に成功すると以下のようなポップアップが表示されるので「OK OK」を押します。失敗した場合は OK 手順 9 で入力した値が正しいか、Deployment Manager が起動しているか確認してください。 67/79 11. 要約画面が表示されます。内容を確認し、「インストール インストール」を押します。 インストール 12. インストールが完了したら「終了 終了」を押します。 終了 68/79 13. Node Agent を起動します。 14. Deployment Manager の管理コンソールにログインします。 15. システム管理」→「ノード システム管理 ノード」画面を開き、 「connections45Node01 connections45Node01」 ノード connections45Node01 (IC のノード名)横のチェック ボックスを選択し、 「完全な再同期 完全な再同期」を押します。 完全な再同期 16. 同期が完了したら、IC を起動します。 17. コマンド・プロンプトを開き、IC IC インストール・ディレクトリー\ インストール・ディレクトリー\addons\ addons\ccm\ ccm\ccmDomainTool(当 ccmDomainTool 資料では C:\ C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\addons\ addons\ccm\ ccm\ccmDomainTool)に移動し、以下のコマンドを実行しま ccmDomainTool す。 ccmUpdate.bat ccmUpdate.bat ※もし以下の画面のようなエラーとなった場合は、Deployment Deployment Manager プロファイル・ルート \bin\ bin\dminfo.properties(当資料では dminfo.properties C:\ C:\IBM\ IBM\WebSphere\ WebSphere\AppServer\ AppServer\profiles\ profiles\Dmgr01\ Dmgr01\bin\ bin\dminfo.properties) dminfo.properties を削除してから再度コマンド を実行してください。 69/79 18. 途中でパスワードの入力を求められるので、WAS WAS 管理者のパスワード(当資料では passw0rd)を入 管理者のパスワード passw0rd 力して Enter を押します。 19. 以下の画面のように「finished finished」と表示されたら完了です。 finished 以上で Fix の適用作業は完了です。 70/79 6.CCM の構成②(オプション) の構成②(オプション) 最後に、オプションの構成について記述します。 6-1. Activity Stream との連携 ライブラリーでの更新を Activity Stream に表示するためには以下の作業が必要です。 1. まず、この後の設定に使う SID を生成します。SID は CCM および FileNet が内部的に使用するユー ザーID の形式です。WAS 管理者(当資料では wasadmin)と IC 管理者(当資料では icadmin)の SID wasadmin icadmin を生成しておく必要があります。 【 IC 】 マ シ ン で コ マ ン ド ・ プ ロ ン プ ト を 開 き 、 IC イ ン ス ト ー ル ・ デ ィ レ ク ト リ ー \addons\ C:\ addons\ccm\ ccm\ccmDomainTool(当資料では ccmDomainTool C:\IBM\ IBM\Connections\ Connections\addons\ addons\ccm\ ccm\ccmDomainTool)に移動 ccmDomainTool します。 2. 以下のコマンドを実行します。 generateSID.bat 3. 途中でパスワードの入力が求められるので、Domain admin user のパスワード(当資料では wasadmin のパスワードである「pa passw0rd passw0rd」 ssw0rd )を入力し、Enter キーを押します。 4. SID を生成したいユーザー名の入力が求められるので、まず wasadmin と入力します。 71/79 5. 生成された SID が表示されてバッチが終了します。表示された SID をメモしておきます。 6. 手順 1-3 を繰り返し、手順 4 のステップで、icadmin icadmin と入力します。 7. 手順 5 と同様に、生成された SID をメモしておきます。 8. Web ブラウザーで以下の URL にアクセスし、ログインします。 URL: URL:http://IC ホスト名:9081/acce ホスト名:9081/acce ユーザー名:WAS wasadmin) ユーザー名:WAS 管理者(当資料では 管理者 wasadmin パスワード:WAS passw0rd) パスワード:WAS 管理者のパスワード(当資料では 管理者のパスワード passw0rd ※Web ブラウザーがシステム要件を満たしていないと正常に動きません。Internet Explore は 9 しかサ ポートされていないので注意してください。詳細は以下リンク先を参照してください。 [FileNet Content Manager 5.2 Detailed system requirements for the Administrative Console for Content Content Platform Engine deployable component] http://pic.dhe.ibm.com/infocenter/prodguid/v1r0/clarity-reports/report/html/softwareReqsFor ProductByComponent?deliverableId=1313767706422&duComponent=Server_9AE2B280862B11E2A2006CAA0 925FE1B# 72/79 9. 「Object Object Stores」を開いて表示される「ICObjectStore ICObjectStore」を右クリックし、メニューから「Open Open」 Stores ICObjectStore Open を選択します。 10. ICObjectStore タブが開いたら、「Search Search」を押します。 Search 11. 「Select Select from table」欄で「コラボレーション構成 コラボレーション構成」を選択します。 table コラボレーション構成 73/79 12. 「Select Select columns」の「Columns Columns」で「* *」を選択し、 「→ →」を押します。 「*」が「Selected Selected」に移り columns Columns Selected ます。 13. ページを下までスクロールし、 「Search Search」ボタンを押します。 Search 14. 以下のようなポップアップが表示されるので、「OK OK」を押します。 OK 74/79 15. 検索結果が表示されたら、ID をクリックします。 16. 表示された画面の「Properties Properties」タブを開きます。 Properties 17. 以下の値を設定します。 Property Value Property Name ア ク テ ィ ビ {ecm_files} ティー・スト リーム取得 URL ア ク テ ィ ビ https://IC ホスト名 ティー・スト (当資料では https://connections45.ise.com) リ ー ム HTTP エンドポイ ント URL ア ク テ ィ ビ {connections}/resources/web/com.ibm.social.ee/ConnectionsEE.xml ティー・スト リーム・ガジ ェット URL 構成 1 構成 2 のユーザーのパスワード(当資料では passw0rd) 構成 2 WidgetContainer アプリケーションの「trustedExternalApplication」ロールの ユーザー(当資料では wasadmin) ア ク テ ィ ビ activityStreamRetrievalURL={0}/atom/library/{1}%3B{2}/{3}/{4}/entry ティー・スト activityStreamAnonymousRetrievalURL={0}/atom/anonymous/library/{1}%3B{2}/{3}/ リ ー ム 拡 張 {4}/entry 75/79 設定 ダウンロー ド・カウント を無視する ユーザーID 匿名ダウン ロードとし てカウント するユーザ ーID アクティビ ティー・スト リームを無 視するユー ザーID activityStreamOauthRetrievalURL={0}/atom/oauth/library/{1}%3B{2}/{3}/{4}/entry activityStreamFileLinkURL={0}/atom/library/{1}/document/{2}/media/{3} activityStreamNullifyActionableURL={0}/connections/opensocial/basic/rest/ activitystreams/@me/@all/@all/{1} WAS 管理者・IC 管理者の SID 任意のユーザーの SID(当資料では設定なし) WAS 管理者・IC 管理者の SID ※「アクティビティー・ストリーム アクティビティー・ストリーム拡張設定 ダウンロード・ アク アクティビティー・ストリーム拡張設定」 拡張設定 「ダウ ダウンロード・カウ ンロード・カウントを カウントを無視 ントを無視するユーザー 無視するユーザーID するユーザーID」 ID 「アク ティビティー・ストリームを無視 無視するユーザー ティビティー・ストリームを 無視するユーザーID するユーザーID」は以下の手順で複数値入力してください。 ID ①「Property Value」欄右の「▼」を押し、 「Display Display or Edit Value」をクリックします。 Value ②表示されるウィンドウの「Enter Enter a string value」欄に、一つ目の値を入力し、 「Add Add」を押します。 value Add 76/79 ③入力した値が下の欄にセットされます。 ④同様にして残りの値も入力し、「OK OK」を押します。 OK 77/79 18. 全ての値を入力し終えたら「Save Save」を押します。 Save 19. 保存されたら「Close Close」を押します。 Close 設定完了後、ファイルをライブラリーにアップロードすると、アップロードしたユーザーやコミュニ ティーをフォローしているユーザーの Activity Stream に通知されます。 78/79 6-2. 匿名アクセスの有効化 これは、IC にログインする前のユーザーが、公開コミュニティーに配置されているライブラリーを参 照できるようにするための設定です。 この設定を行っていない場合、ライブラリーを配置されている公開コミュニティーに未ログインユー ザーがアクセスすると、ログインページにリダイレクトされます。 当資料では詳細な手順の記述は割愛します。以下リンク先を参照してください。 [Setting up anonymous access for a new FileNet deployment] http://www.lotus.com/ldd/lcwiki.nsf/xpDocViewer.xsp?lookupName=IBM+Connections+4.5+Document ation#action=openDocument&res_title=Setting_up_anonymous_access_for_a_new_FileNet_deploymen t_ic45&content=pdcontent 79/79