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Rational Integration Tester Rational Test Virtualization Server 利用ガイド © 2015 IBM Corporation

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Rational Integration Tester Rational Test Virtualization Server 利用ガイド © 2015 IBM Corporation
Rational Integration Tester
Rational Test Virtualization Server
利用ガイド
© 2015 IBM Corporation
ご注意
この資料は日本アイ・ビー・エム株式会社ならびに日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受
けておりません。
当資料は、資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありません。
資料の内容には正確を期するよう注意しておりますが、この資料の内容は2015年6月現在の情報であり、製品の新しいリリース、PTFな
どによって動作、仕様が変わる可能性があるのでご注意下さい。
今後国内で提供されるリリース情報は、対応する発表レターなどでご確認ください。
IBM、IBMロゴおよびibm.comは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の
製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストについては、
www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
当資料をコピー等で複製することは、日本アイ・ビー・エム株式会社ならびに日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式
会社の承諾なしではできません。
当資料に記載された製品名または会社名はそれぞれの各社の商標または登録商標です。
JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft, Windows および Windowsロゴは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
2
© 2015 IBM Corporation
目次(全体)
0. はじめに
1.
テスト仮想化ソリューションの
概要
•
•
•
•
•
•
•
3
2.
Rational品質管理ソリューションの全体像
テスト仮想化ソリューション概要
テスト仮想化によるシステム環境の遷移
テスト仮想化ソリューションの利用形態
テスト仮想化環境の構築ステップ
テスト仮想化ソリューションの効果
サポートするプロトコルやメッセージ・
フォーマット
© 2015 IBM Corporation
RIT/RTVSの導入と構成
2-1. 導入するコンポーネント
2-2. RTCPの導入と構成
•
•
•
•
RTCP 8.7.0の導入
RTCPの構成
RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
(補足)導入済みバージョンを確認する
方法
2-3. RIT Agentの導入と構成
•
•
RIT Agent 8.7.0の導入
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
2-4. DBの構成
•
•
DB2を利用した結果データベースの構成
RTCPで結果データベースを参照する設定
2-5. RITの導入と構成
•
•
•
RIT 8.7.0の導入
RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
RIT のライセンス適用
•
ライブラリ・マネージャーの構成
目次(全体)
3.
RITの利用
3-1. RITの概要
3-2. プロジェクトの作成
3-3. テスト対象のモデリング
• 同期によるモデル作成
• トポロジー・ディスカバリーによるモデ
ル作成
• スキーマのインポート
• 環境の定義
3-4. イベントの記録
3-5. テストの作成
• メッセージ交換パターンからのテストの
作成
• 記録からのテストの作成
3-6. テストの編集
• テスト・ステップのアクション
• メッセージの編集と検証
• タグの利用
• テスト・データ・セットの利用
3-7. テストの実行
3-8. テスト・スイートの作成と実行
3-9. 結果レポートの確認
4
3-10. スタブの作成
• メッセージ交換パターンからのスタブ
の作成
• 記録からのスタブの作成
3-11. スタブの編集
• 受信メッセージのフィルタリング
• 受信メッセージの保管とデータ引継ぎ
• 送信メッセージへの動的データ設定
3-12. スタブの実行と結果の確認
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目次(全体)
4.
RTVSの利用
4-1. RTVSの概要
4-2. ドメインの作成
• ドメインの作成
• ドメインのアクセス管理
4-3. 成果物の共有
• レコーディングされたイベントの共有
4-4. RITエージェントの管理
4-5. スタブの管理と実行
• スタブのパブリッシュ
• スタブの実行
4-6. スケジュール実行
• テストのスケジュール実行
4-7. 結果の管理
• 結果の表示
5
© 2015 IBM Corporation
はじめに
 本ガイドについて
–
–
–
本ガイドは、Rational Integration Tester(RIT)およびRational Test Virtualization Server
(RTVS)を使用してテスト仮想化を実施するための基本的な操作手順について解説する資料で
す
2015年6月時点の最新バージョンであるRIT v8.7.0.1およびRTVS v8.7.0.1を前提として、基
本的な操作手順を解説しています
なお、本ガイドはこれからRITおよびRTVSを導入して、テスト仮想化のための作業を始めると
いう入門者の方を対象として、特定のプロトコル(SOAP Webサービス)におけるテスト仮想
化を実施する際の操作手順について記述しています。他のプロトコルにおけるテスト仮想化の
操作手順やより詳細な情報については、以下のリンク先を参照ください
IBM Knowledge Center:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.accessibility.doc/hel
pindex_rit.html?lang=ja
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© 2015 IBM Corporation
1.テスト仮想化ソリューションの概要
7
Rational品質管理ソリューションの全体像
Rational Test Workbench
Eclipse Client
(モバイル) テスト自動化
Rational Integration Tester
(インターフェース・テスト)
ドライバ・スタブ自動生成
Rational Functional Tester
(自動テスト) 記録・拡張・実行
(スクリプト生成) Java / VS
Rational Performance Tester
(負荷テスト) 負荷生成
(分析) ボトルネック解析
Rational Test Virtualization Server
スタブ実行・管理エージェント
Rational Performance Test Server
負荷生成用エージェント
テスト管理プロセスとテストツール連携
DNG
Rational Quality Manager
RTC
情報連携・トレーサビリティ確保
要求管理
テスト計画
リスク・ベース・テスト
レポート
自動収集、ダッシュボード
要求分析
要求モデル
変更管理
手動テスト
組み込み手動テスト管理機能
自動テスト
テスト自動化ツール連携
IBM Rational Collaborative Lifecycle Management Solution
DNG: Doors Next Generation
8
構成管理
RTC: Rational Team Concert
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ビルド管理
テスト仮想化ソリューション概要
品質改善のためのよりスマートなソリューション
 Rational Integration Tester は、
開発者 & テスター
Rational Integration Tester
開発者/テスターに以下を実現するデスクトップ・ソリューション
です。
Rational Performance Test Server
•
仮想サービスを取得/モデル化
•
ユーザー・インターフェースが利用可能になるはるか以前にサービスお
よびアプリケーションをテストし、統合テストを行う (SOA、BPM)
•
機能テストおよびパフォーマンス・テストを作成
 Rational Test Virtualization
Server は、以下を提供するサーバー・ソリューションで
す。
•
異機種混合のハードウェア、ソフトウェア、およびサービスを仮想化す
る中核環境を用意し、24 時間 365 日利用可能なテスト機能を提供
•
従来のテスト環境にかかるインフラストラクチャー・コストを削減
•
仮想サービスはシステムのインターフェース定義から構築可能で、
HTTP、Web サービス、SOA、JMS、TIBCO、IBM WebSphere MQ、
Oracle などのさまざまなプロトコルをサポート
 Rational Performance Test
Server を使用することにより、Rational Test
Workbench のユーザーは、テスト・スクリプトを再利用し、パ
フォーマンス・テストに役立たせることができます。
9
•
仮想サービスと組み合わせて使用可能
•
システムのボトルネック特定のための調査
テスト対象の
アプリケーション
データベース
メインフレー
ム・アプリケー
ション
サード・パー
ティー・サービス
パッケージ・アプリケーション、
メッセージング・サービスなど
Rational Test Virtualization Server
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テスト仮想化によるシステム環境の遷移
ユーザー
インターフェース
アプリケーション
サーバー
ハブシステム
ESB
バックエンド
システム
Web画面
システムA
システムB
バックエンド
システム
RFT
RIT/RTVS
RPT
テスト
仮想環境
【特徴1】システムAからの要求に対して、テスト仮想環境が
システムBに代わって、応答することが可能となる
【特徴2】テスト仮想環境が代理応答するため、バックエンドシステムへの
アクセスが不要となる
【特徴3】システムAはシステムBの利用可能スケジュールに左右されず、
テスト実施が可能となる
10
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テスト仮想化ソリューションの利用形態(構成例)
「テスト仮想化ソリューション」に必要なテスト環境は以下のとおりです。
Rational Integration Tester
Rational Test Virtualization Server
Rational Performance Test Server
:
:
:
テストおよびスタブの作成
スタブ共有サーバー
負荷生成用サーバー
(クライアント)
(サーバー)
(サーバー)
[ ソリューションの特徴 ]
 テスト実行を代行
2-2. 負荷生成
Rational Performance
Test Server
 応答処理を代行
負荷テスト生成
テスト対象システム
2-1. 負荷テスト実行
ユーザー認証
顧客情報照会
顧客情報更新
演算ロジック
Rational Test
Virtualization Server
テスト担当者
Rational Integration Tester
3-1. スタブ公開
クライアント
[ RITの主な役割 ]
11
3-2. スタブ利用
1. テスト・ドライバ作成
2. 負荷テスト作成
3. スタブ作成
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スタブ共有
起動・停止
テスト仮想化環境の構築ステップ
※以下ステップは既存トランザクションからメッセージを記録して、ドライバおよびスタブを構築するイメージです
※新規開発プロジェクトなどの既存システムが存在しない場合でも、ツール画面からドライバおよびスタブの生成が可能です!
ステップ1
リスエスト
実環境での接続
レスポンス
関連システム
テスト対象システム
ステップ2
リクエスト
トランザクションの記録
バリエーション対応
レスポンス
テスト対象
システム
リクエスト
レスポンス
トランザクション記録
関連
システム
ステップ3
リクエスト
接続先が
不要に!
仮想環境の提供
レスポンス
テスト対象
システム
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トランザクション記録
テスト仮想化ソリューションの効果
並行
開発
自動
化
環境
共有
13




依存性排除によるテスト期間短縮を実現
早期テストによる障害対応コストを最小化
プロジェクト・リスクを最小化
計画通りの作業進捗を確保
 テスト実行および結果判別などの作業効率
向上に貢献
 多くのテストを短時間で実行できるため生産
性向上に貢献
 チームや組織で作成した資源を共有
 テスト環境を短時間で提供可能
 テスト環境をいつでも利用可能
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IBM Rational Test Virtualization Server
サポートするプロトコルやメッセージ・フォーマット
supports multiple platforms and protocols
Transport/Protocol
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
14
ActiveMQ
Email (SMTP, IMAP)
Files
FTP/S
HTTP/S
WebSphere MQ
Java RMI
JMS
SAP IDoc, BAPI, RFC
Software AG’s IB & IS
Sonic MQ
TCP/IP
TIBCO Rendezvous, Smart
Sockets & EMS
CICS TG
CICS IPIC
IMS Connect
MQTT
JDBC (not ODBC…)
Message Formats
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
.Net Objects
Bytes
COBOL Copybook
ebXML
ASC X12
UN/EDIFACT
DFDL
Fixed Width
Java Objects
MIME
SOAP
Software AG Broker Docs
SWIFT
CHIPS
FedWire
TIBCO ActiveEnterprise
HL7 v3
XML (DTD, XSD, WSDL)
ISO8583
Custom
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Technologies
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
CentraSite
Oracle Fusion
SCA Domain
Software AG IS, Broker,
BPMS
WebSphere Application
Server
WebSphere Message
Broker
WebSphere MQ
Websphere SI Bus
Sonic ESB
System z (CICS and IMS)
TIBCO ActiveMatrix
UDDI
Web Services
WebSphere RR
WSDL
BPM
Databases
Log Files
2.RIT/RTVSの導入と構成
15
2-1. 導入するコンポーネント
16
導入するコンポーネント
–
–
下図は、一般的に想定される構成の一例として、クライアント端末(Windows7)とサーバー
機(WindowsServer2008)にRTVSのコンポーネントを導入した場合の全体像です。
当ガイドでは、この構成を前提とした導入・構成手順を説明しています。
各コンポーネントは、必ずしもこの例のように配置する必要はありません。(1台のクライアン
ト端末に全てのコンポーネントをAll-in-oneで導入する構成も可能です。あるいは、同一ネット
ワーク上にあり相互通信可能な端末上であれば、それぞれのコンポーネントを個別の端末に導
入する構成も可能です。
凡例
Windows Server 2008
・・・OS
は
RTCP
・・・RIT/RTVSコンポーネント
RIT Agent
・RTVS/RITの成果物を
共有するサーバー
・RITで作成したテスト/スタブを
実行するエージェント
Windows7
RIT
・RITクライアント
・RIT機能を利用するための
ワークベンチ(UI)
RIT: Rational Integration Tester
RTVS: Rational Test Virtualization Server
17
DB2
・実行結果を格納するための
データベース
RTCP: Rational Test Control Panel
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2-2. RTCPの導入と構成
18
RTCP 8.7.0の導入
導入にあたってはInstallation Manager(v1.7.3以上)が必要です。
未導入の場合は、RTCPの導入時にインストールが行われます。
–
–
19
RTVS_8.7_Setup¥RTVS_SETUP¥launchpad64.exeを実行します
ランチパッドが起動したら「IBM Rational Test Virtualization Serverのインストール」をク
リックします
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RTCP 8.7.0の導入
IBM Installation Managerが未導入の場合、バージョン1.8.1が併せてインストールされます。
(チェックをはずすことは出来ません)
– IBM Rational Test Control Panelのバージョン8.7.0.0にチェックを入れます。
(それ以外の製品はチェックをはずします)
– 「次へ」をクリックします。
–
20
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RTCP 8.7.0の導入
–
–
21
「使用条件の条項に同意します」にチェックします。
「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
–
22
共用リソース・ディレクトリーおよびInstallation Managerのロケーションを指定します。
特に変更の必要がなければ、デフォルト値のまま「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
–
23
「新規パッケージ・グループの作成」にチェックを入れます。
インストール・ディレクトリは変更の必要がなければデフォルト値のままで「次へ」をクリック
します。
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RTCP 8.7.0の導入
–
–
24
インストールするフィーチャーを選択します。
特に変更の必要がなければ、デフォルト値のまま「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
25
ヘルプ・システムの構成は、特に変更の必要がなければデフォルト値のまま「次へ」をクリ
ックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
26
RTCPの構成では、特に必要がなければデフォルト値のまま「次へ」をクリックして進みます。
※設定値については、後から変更することが可能です
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RTCP 8.7.0の導入
–
27
警告ダイアログが表示される場合、「OK」をクリックして進みます。
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RTCP 8.7.0の導入
–
28
内部通信ポートの値について、明確な理由がない限りは変更せず、デフォルト値のまま
「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
–
29
RTCPの認証方法を設定します。デフォルトで選択されている「Rational Test Control
Panel Built-in」を利用する場合、管理者ユーザー名とパスワードを指定します。
「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
30
下図のような警告が出た場合は「OK」をクリックし、「インストール」をクリックしま
す。
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RTCP 8.7.0の導入
–
–
31
インストール中に、「ディスクの挿入」ダイアログが表示された場合は、
導入対象製品のインストーラーのdisk1のパスを正しく参照し、「OK」をクリックします。
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RTCP 8.7.0の導入
–
32
パッケージが正常にインストールされたら「終了」をクリックして完了します。
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RTCPの構成
–
33
デフォルトの設定でRTCPをインストールした場合、WindowsサービスとしてRTCP(およ
びIBM RIT HTTP Proxy)が登録されており、自動で開始済みとなっています。
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RTCPの構成
–
–
34
サーバーのFireWallが有効になっている場合、サーバー外からRTCPにアクセスすることが出
来ない場合があります。サーバーのFireWallにて、ポート7819を開放し外部との通信が可能
なようにしてください。
RTCPへのWebUIアクセスは以下のURLで可能です
http://<サーバー名>:7819/RTCP
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RTCPの構成
–
35
インストール時に指定した管理者ユーザー名とパスワードでログインするこ
とができます。
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
–
–
–
36
ここではオフライン環境でFixpackを適用する手順を紹介します。
Fixpack(rtcp8701.update.disk1.zip)はあらかじめダウンロードで入手し、zipは適当なデ
ィレクトリに解凍しておきます。
すべてのプログラム→「IBM Installation Manager」→「IBM Intallation Manager」をクリ
ックし、Installation Managerを起動します
起動したら、メニューバーの「ファイル」→「設定」をクリックして開きます
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
–
–
37
「リポジトリの追加」をクリックして、あらかじめ解凍しておいたFixpackのフォルダ内にあ
るdiskTag.infを参照します。
また、オフライン環境の場合は、「インストール中および更新中にサービス・リポジトリー
を検索」のチェックは外しておきます。
「OK」をクリックして画面を閉じます。
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
38
「更新」をクリックします。
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
39
「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
40
バージョン8.7.0.1にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします。
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
41
「使用条件の条項に同意します」にチェックをつけ「次へ」をクリックします
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
42
フィーチャーの選択はデフォルトのまま「次へ」をクリックします
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RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
43
「更新」をクリックします
© 2015 IBM Corporation
RTCP 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
44
パッケージの更新が完了したら「終了」をクリックして画面を閉じます。
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(補足)導入済みバージョンを確認する方法
45
–
すべてのプログラム→「IBM Installation Manager」→「インストール済みパッケージの表
示」をクリックします。
–
ブラウザで、導入済みパッケージ一覧が表示され、バージョン情報を確認できます。
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2-3. RIT Agentの導入と構成
46
RIT Agent 8.7.0の導入
47
–
RTVS_8.7_Setup¥RTVS_SETUP¥launchpad64.exeを実行します
–
ランチパッドが起動したら「IBM Rational Test Virtualization Serverのインストール」をク
リックします
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0の導入
–
–
48
Installation Managerが起動します。
IBM Rational Integration Tester Agentのバージョン8.7.0.0にチェックをつけ、「次へ」
をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0の導入
–
49
「使用条件の条項に同意します」にチェックをつけ「次へ」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0の導入
–
–
50
新規パッケージ・グループの作成にチェックをつけます。
インストール・ディレクトリーは特に必要なければデフォルト値のままで「次へ」をクリッ
クします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0の導入
–
51
「次へ」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0の導入
–
52
「次へ」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0の導入
–
–
53
RTCPへの登録をします。(※あとから変更も可能です。この時点でRTCPサーバーが不在の
場合などは、デフォルト値のまま先へ進むことも可能です)
RTCPにアクセスするためのURL、ユーザー名、パスワードをそれぞれ入力し、「次へ」をク
リックします。
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RIT Agent 8.7.0の導入
–
54
サービスを実行するユーザーを指定し「次へ」をクリックします。
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RIT Agent 8.7.0の導入
–
–
55
Agent構成を選択します。
RTVSとして構成する場合、「IBM Rational Test Virtualization Server(PVUモード)- IBM
Rational Test Workbenchと共に使用するため」を選択し、「次へ」をクリックします。
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(補足)モードの違いについて
エージェントと共にインストールされるバンドルの選択画面における各項目の概要

–
IBM Rational Performance Tester Server(PVUモード)-IBM Rational Test Workbenchと
共に使用するため
•
•
–
IBM Rational Test Virtualization Server(PVUモード)-IBM rational Test Workbenchと
共に使用するため
•
•
–
RITで作成したテスト/スタブを実行する機能。パフォーマンステストも可能。
トークンライセンスを利用する場合はエージェント・モードを選択する
このエージェントはプローブ実行のみを行います
•
•
56
RITで作成したテストでパフォーマンステストを実行する機能。スタブの実行はできない。
トークンライセンスを利用する場合はエージェント・モードを選択する
IBM Rational Test Virtualization Server(エージェント・モード)-IBM rational Test
Workbenchと共に使用するため
•
•
–
RITで作成したテスト/スタブを実行する機能。パフォーマンステストも可能。
PVUライセンスを購入した場合(あるいはトークンライセンス以外の形態)はPVUモードを選択する。
IBM Rational Performance Tester Server(エージェント・モード)-IBM Rational Test
Workbenchと共に使用するため
•
•
–
RITで作成したテストでパフォーマンステストを実行する機能。スタブの実行はできない。
PVUライセンスを購入した場合(あるいはトークンライセンス以外の形態)はPVUモードを選択する。
ライセンスファイルはないため構成は不要。
パフォーマンステストの計測対象サーバーに計測用エージェントとして導入
ライセンスは不要
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RIT Agent 8.7.0の導入
–
–
57
警告が表示された場合は「OK」をクリックします。
「インストール」をクリックします。
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RIT Agent 8.7.0の導入
–
58
インストール中にディスクの挿入ダイアログが表示されたら、「参照」ボタンをクリックし
IBM Rational Integration Tester Agent 8.7.0.0のインストーラー内にあるdisk1のパスを
ポイントし、OKをクリックします。
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RIT Agent 8.7.0の導入
–
59
インストールが完了したら、開始プログラムは「なし」を選択し、「終了」ボタンをクリッ
クします。
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RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
ここではオフライン環境でRIT AgentのFixpackを適用する手順を紹介します。
Fixpack適用前に、必ずRIT Agentを停止させてください。
デフォルトインストールの場合、AgentはWindowsサービスに登録されており、サ
ービス画面から停止可能です。
60
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RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
–
–
61
Fixpack(rita8701.update.disk1.zip)はあらかじめダウンロードで入手し、zipは適当なデ
ィレクトリに解凍しておきます。
すべてのプログラム→「IBM Installation Manager」→「IBM Intallation Manager」をク
リックし、Installation Managerを起動します
起動したら、メニューバーの「ファイル」→「設定」をクリックして開きます
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
–
–
62
「リポジトリの追加」をクリックして、あらかじめ解凍しておいたfixpackのフォルダ内にあ
るdiskTag.infを参照します。
また、オフライン環境の場合は、「インストール中および更新中にサービス・リポジトリー
を検索」のチェックは外しておきます。
「OK」をクリックして画面を閉じます。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
63
「更新」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
64
パッケージ・グループは「IBM Rational Integration Tester Agent」を選択し、「次へ」を
クリックします。
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RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
65
バージョン8.7.0.1にチェックがついていることを確認し、「次へ」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
66
「使用条件の条項に同意します」にチェックをつけ「次へ」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
67
「次へ」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
68
「更新」をクリックします。
© 2015 IBM Corporation
RIT Agent 8.7.0.1 Fixpackの適用
–
69
パッケージの更新が完了したら「終了」をクリックして画面を閉じます。
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2-4. DBの構成
70
DB2を利用した結果データベースの構成
RITの実行結果を格納するためにはデータベースの構成が必要です。ここではDB2を
利用した構成手順を説明します。

71
–
(参考)プロジェクト結果データベースの構成
http://www01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.install.d
oc/topics/t_ritinst_creat_proj_res_db_ibmdb2.html?lang=ja
–
DB2はあらかじめ導入済みの前提で、構成手順を説明します。当ガイドの説明例は、DB2
Server Edition v10.5.0.3が導入済みの環境です。
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DB2を利用した結果データベースの構成
–
–
DB2 コマンドウィンドウを管理者で起動します
以下のコマンドを実行し、ritresという名前の新規データベースを作成します
•
–
以下のコマンドを実行し、データベースritresに接続します
•
72
db2 create database ritres using codeset UTF-8 territory en
db2 connect to ritres user <db2ユーザー名> using <db2パスワード>
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DB2を利用した結果データベースの構成
– RIT-Agentインストールディレクトリ以下のscriptsフォルダに移動します。
(デフォルトインストールの場合、cd “C:¥Program Files¥IBM¥RIT-Agent¥scripts”)
– 以下のコマンドを実行しスクリプトを実行します。
•
73
db2 –vtf ghtester_db2.sql > output.log
–
出力されたログ output.logを開き、一連のSQLコマンドが正常に完了していることを確認し
ます。
–
DB2の構成手順は以上です。
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DB2を利用した結果データベースの構成
(補足)

–
74
別端末からDB2にアクセスさせる際に、FireWallが有効になっていると接続できない場合が
あります。その場合は、DB2を導入したサーバーのFireWallでポート50000を通信可能なよ
うに設定してください。
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RTCPで結果データベースを参照する設定
RTCPからテスト/スタブの実行結果を確認するために、RTCPとデータベースを接続す
るための設定が必要です

–
75
http://<rtcp-server-name>:7819/RTCP
にアクセスし、ログインします。
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RTCPで結果データベースを参照する設定
–
–
76
ホーム画面から「管理」メニューを開き、「結果データベース」タブを選択します。
結果データベースの「新規」ボタンをクリックします。
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RTCPで結果データベースを参照する設定
–
–
–
–
新規データベースに任意の名前をつけます・・・①
データベースのタイプを一覧から選択します・・・②
データベースのURLを入力し、接続ユーザー名とパスワードを入力します・・・③
入力後、「接続のテスト」をクリックします・・・④
・・・①
・・・②
・・・③
・・・④
77
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RTCPで結果データベースを参照する設定
–
78
データベース接続が正常に作成されました」というメッセージが出たら「OK」をクリックし、
元の画面で「保存」をクリックして完了します
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RTCPで結果データベースを参照する設定
–
79
ダイアログが閉じたら、元の画面で「保存」ボタンをクリックし、左側の一覧に結果データベ
ースが追加されたことを確認します。
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2-5. RITの導入と構成
80
RIT 8.7.0の導入
81
–
RTW_SETUP¥launchpad64.exeを実行します
–
ランチパッドが起動したら「Windows インストール」を選択し、「IBM Installation
Managerの起動」をクリックします
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RIT 8.7.0の導入
–
82
パッケージのインストールで、「IBM Rational Integration Tester」のみにチェックを入れて
「次へ」をクリックします。
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RIT 8.7.0の導入
–
83
「使用条件の条項に同意します」にチェックを入れ「次へ」をクリックします。
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RIT 8.7.0の導入
–
84
「新規パッケージ・グループの作成」を選択し、インストールディレクトリを指定して「次へ
」をクリックします。
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RIT 8.7.0の導入
–
85
「次へ」をクリックします
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RIT 8.7.0の導入
–
86
「次へ」をクリックします
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RIT 8.7.0の導入
–
87
「次へ」をクリックします
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RIT 8.7.0の導入
–
–
88
警告が表示された場合はOKをクリックして閉じます。
「インストール」をクリックします。
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RIT 8.7.0の導入
–
89
ディスクの挿入が表示されたら「参照」をクリックし、RIT v8.7インストーラ内のフォルダ「
disk1」を選択し、「OK」をクリックします。
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RIT 8.7.0の導入
–
90
インストールが完了したら、開始するプログラムは「なし」を選択し、「終了」をクリックし
ます。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
–
–
91
ここでは、製品のFixpackをオンライン環境で適用します。
※オフラインで適用する場合、RIT AgentのFixpack適用手順を参考に、同様の手順で
rit8701.update.disk1.zipを利用してFix適用します。
すべてのプログラム→「IBM Installation Manager」→「IBM Intallation Manager」をクリ
ックし、Installation Managerを起動します
起動したら、メニューバーの「ファイル」→「設定」をクリックして開きます
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
92
リポジトリーの設定画面で、「インストール中および更新中にサービス・リポジトリーを検索
」にチェックを入れ、「適用」->「OK」をクリックします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
93
「更新」をクリックします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
94
パッケージ・グループ一覧より、「IBM Rational Integration Tester」を選択し、「次へ」を
クリックします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
–
95
検索の結果、最新のFixpackが表示されます。
ここの例では、バージョン8.7.0.1が最新のため、これにチェックを入れて「次へ」をクリッ
クします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
96
「使用条件の条項に同意します」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
97
「次へ」をクリックします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
98
「更新」をクリックします。
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RIT 8.7.0.1Fixpackの適用
–
99
パッケージの更新が完了したら「終了」をクリックして画面を閉じます。
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RIT のライセンス適用
RITのワークベンチを利用するためには、ライセンスの適用が必要です。
ここではアクティベーションキットを適用する手順を説明します。
–
–
100
IBM Installation Managerを起動します
「ライセンスの適用」をクリックします。
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RIT のライセンス適用
–
–
101
IBM Rational Integration Testerのパッケージを選択し、「製品アクティベーション・キット
のインポート」をチェックします。
「次へ」をクリックします。
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RIT のライセンス適用
–
–
102
「参照」ボタンをクリックして、RITアクティベーション・キットのファイルを選択します。
「次へ」をクリックします。
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RIT のライセンス適用
–
103
「使用条件の条項に同意します」にチェックを入れ、「終了」をクリックします。
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RIT のライセンス適用
–
104
ライセンスのインポートが完了したら「終了」をクリックし画面を閉じます。
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ライブラリ・マネージャーの構成
–
–
–
105
RITで個別のテクノロジー(プロトコル)を利用したテスト/スタブを作成・実行するために
は、ライブラリ・マネージャーを使用して必要なライブラリーを構成する必要があります。
さらに、RTCPで提供されているツール・パッケージをダウンロードし、インストールして構
成する必要があります。
ライブラリ・マネージャーは、RITと同時にインストールされます。
Windowsの「すべてのプログラム」>「IBM Rational Integration Tester」>「ライブラリ
ー・マネージャー (セットアップ)」から起動することができます。
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ライブラリ・マネージャーの構成
–
–
106
ツールパッケージはRTCPからダウンロードすることが可能です。
RTCPにログインし、ホーム画面から「ツール」をクリックします
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ライブラリ・マネージャーの構成
–
107
ツール一覧が表示されます。必要なツールをクリックし、zipファイルをダウンロードしてイ
ンストールします。
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ライブラリ・マネージャーの構成
ライブラリ・マネージャーの設定やツールパッケージに関する詳細は、IBM
Knowledge Centerの記述を参照してください

–
ライブラリー・マネージャーの操作
•
–
Rational Integration Tester ツール・パッケージ
•
108
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.install.
doc/topics/c_ritinst_app_using_lib_mngr.html?lang=ja
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.install.
doc/topics/r_rit_tools.html?lang=ja
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3.RITの利用
109
3-1. RITの概要
110
Rational Integration Tester(RIT)の概要
–
–
111
Rational Integration Testerは様々なサービスのテスト、仮想サービス(スタブ)、パフォー
マンステストを作成するためのデスクトップ・ソフトウェアです
テストは、既存のシステム動作を記録して作成することも、送信するデータと期待する戻りデ
ータを入力して要件から作成することもできます。テストの依存関係を削除する仮想サービス
や、以前のテストを有効にする仮想サービスを作成することもできます。 仮想サービスは IBM
Rational Test Virtualization Server(RTVS) によってデプロイされ、テスト開発ライフサイ
クルのすべてのフェーズをサポートできるオンデマンドの仮想化されたテスト環境を得ること
ができます
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RITによる基本的な操作フロー
–
本章ではRITで実施するテストやスタブに関連した以下のタスクについて解説します
プロジェクトの作成
テスト対象のモデリング
イベントの記録
テストの作成・編集
スタブの作成・編集
テストの実行
スタブの実行
テスト・スイートの実行
結果レポートの確認
112
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RITのパースペクティブ
 ホーム
–
113
対話ガイドや関連リソースへのリンクやフィードを表示します
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RITのパースペクティブ
 アーキテクチャー・スクール
–
114
論理ビュー、物理ビュー、および同期ビューを使用したテスト対象システムのモデリングや、
プロジェクトで使用可能なスキーマを管理します
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RITのパースペクティブ
 レコーディング・スタジオ
–
115
メッセージの記録を行います
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RITのパースペクティブ
 テスト・ファクトリー
–
116
テストやスタブの作成・編集を行います
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RITのパースペクティブ
 テスト・ラボ
–
117
テストやスタブの実行やRTCPへのパブリッシュを行います
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RITのパースペクティブ
 結果ギャラリー
–
118
実行したテスト・スイートと、スイート内またはテスト・サイクルの一部として実行されたテ
スト・ケースに関する、実行の要約と、詳細なカバレッジ、エラー、パフォーマンスの各レ
ポートを表示します
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3-2. プロジェクトの作成
119
プロジェクトの作成
 Rational Integration Testerの起動
120
–
スタートメニューからIBM Rational Integration Testerを起動します(Windowsの場合)
–
起動中の画面
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プロジェクトの作成
 新規プロジェクトの作成
–
121
以下のダイアログが表示されたら、新規プロジェクトを選択してOKを押下します
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プロジェクトの作成
 プロジェクト情報の入力
–
122
以下のダイアログが表示されたら、プロジェクト名とプロジェクト・ディレクトリーを入力し
て次へを押下します
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プロジェクトの作成
–
サーバー設定で、結果データベースおよびRational Test Control Panel(RTCP)の設定項目
を入力します。
• これらは後からプロジェクト設定で設定することも可能です
123
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プロジェクトの作成
124
–
結果データベースの接続の詳細を入力し「接続のテスト」をクリックすると、接続が正しく設
定されているかどうかを確認できます。
(下図のように、「データベース接続が正常に作成されました」と表示されれば正しいです)
–
接続ライブラリーがプリインストール済みのデータベース(DB2等)以外のデータベースを使
用する場合はライブラリー・マネージャーで接続ライブラリーを追加する必要があります。(
「2-5. RITの導入と構成 >ライブラリ・マネージャーの構成」を参照ください)
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プロジェクトの作成
–
–
125
同様に、RTCPのURLを入力し「開く」をクリックするとブラウザでRTCPに接続します。
正しいURLが入力されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
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プロジェクトの作成
 許可レルムの設定
–
–
126
プロジェクトのアクセス権を許可するための方式を選択します(なしにすることも可能)
適用する許可レルムを選択して次へを押下します
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プロジェクトの作成
 変更管理統合の設定
–
127
変更管理ツールとの統合を行う場合は変更管理統合を追加して終了を押下します
• これらは後からプロジェクト設定で設定することも可能です
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プロジェクトの作成
 作成の完了
–
128
新規プロジェクト情報がロードされた後、プロジェクトのホーム画面が表示されます
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プロジェクトの作成
 作成済みプロジェクトのオープン
–
129
作成済みプロジェクトを再度開く場合は、起動時のダイアログ上で作成済みプロジェクトを選
択してOKを押下します
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3-3. テスト対象のモデリング
130
テスト対象のモデリング
 テスト対象のモデリングの概要
–
–
RITでテストやスタブを作成するために、「アーキテクチャー・スクール」パースペクティブに
てテスト対象システムのモデルを作成します
論理ビューではサービスとインフラストラクチャーのコンポーネント、コンポーネントの依存
関係、入出力、およびインターフェース・パターンを視覚化し、物理ビューでは論理ビューで
示される各インフラストラクチャー・コンポーネントの構成をリソースとしてそのロケーショ
ンの詳細情報を指定します
論理ビュー
テスト対象システム
Webサーバー
サービス・プロバイダー
物理ビュー
サービス・クライアント
131
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テスト対象のモデリング
 モデリング方法
–
RIT上でテスト対象の環境をモデルを作成するには以下3つの方法があります
• リソース同期によるモデル作成
– インポートした外部リソースからシステム環境情報を取得して自動でモデルを作成
– サポートするリソースが存在すれば容易にモデルを作成できる
• トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
– 稼働中のテスト対象システムのコンポーネントを監視して取得したシステム環境情報
から自動でモデルを作成
– 対象システムが監視可能であれば容易にモデルを作成できる
• 手作業によるモデル作成
– 論理ビュー/物理ビュー上でシステム環境情報を参照しながら手作業でモデルを作成
– テスト対象の数が多い場合は負荷がかかる
–
本ガイドでは主にリソース同期によるモデル作成およびトポロジー・ディスカバリーによるモデ
ル作成方法について解説します
–
手作業によるモデル作成方法については以下を参照ください
論理ビュー:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_the_logical_view.html?lang=ja-jp
物理ビュー:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_physical_view.html?lang=ja-jp
132
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同期によるモデル作成
 同期化の概要と同期ビュー
–
RITの「同期」オプションを使用すると、テスト対象システムのモデルを作成することができ
ます。 このプロセスでは、システムによって提供されるサービスとインフラストラクチャーが
分析され、Rational Integration Tester の「アーキテクチャー・スクール」パースペクティブ
内でそれが複製されます。 同期化処理によって、システム内のさまざまなサービスで使用され
る論理ビュー、物理ビュー、環境、およびメッセージ・スキーマがセットアップされます
ここではWebサービスのWSDLをリソースとして同期化を実施する方法を解説します
–
まずアーキテクチャー・スクールの同期ビューを開きます
–
133
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同期によるモデル作成
 リソースの追加
–
–
134
同期ビューのツールバーの一般またはWebからWSDLを選択し、「新規同期ソースの作成
」ダイアログで新規を押下します。既存のWSDLを同期する場合は追加を押下します
続けて「ロケーションの選択」ダイアログで同期するWSDLのロケーションを入力します。
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同期によるモデル作成
 同期の実行
–
–
135
構成に指定したWSDLが表示されていることを確認し、終了を押下します。新規ではなく既
存の論理コンポーネントに追加する場合は次へを押下して次画面で追加するコンポーネントを
指定します
同期化処理が実行され、結果が同期ビューに表示されます
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同期によるモデル作成
 モデルの確認
–
–
136
論理ビューと物理ビューでモデルが作成されていることを確認します
WSDLに定義されたサービスURLのアドレスやポートなどが実際の環境と異なる場合は物
理ビュー上で該当のリソースを開いてトランスポート設定を変更します
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同期によるモデル作成
 サポートされるコンポーネント
–
137
同期対象としてサポートされるコンポーネントは以下の通りです
• webMethods Integration Server ドメイン
• IBM WebSphere Application Server
• WSDL 文書
• IBM WebSphere Message Broker
• TIBCO BusinessWorks プロジェクトまたは設計時ライブラリー
• WADL 資料
• SAP システム
• SCA ドメイン
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トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
 トポロジー・ディスカバリーの概要
–
トポロジー・ディスカバリーはテスト対象システムのコンポーネントを監視およびモデル化し
ます。 システムが呼び出すリソースを表示し、システム・モデルに含めるものを選択できます
。 次に、このモデルを使用して対話の詳細レコーディングを作成し、これらのレコーディング
およびモデル化されたリソースからテストおよび仮想サービスを作成できます
監視は、Rational Test Control Panel に登録済みのインターセプト、およびユーザーが構成す
る他の監視ポイント (例えば WebSphere MQ キュー・マネージャー) によって行います
ここではWebサービスを監視対象にしたトポロジー・ディスカバリーの方法を解説します
–
まずアーキテクチャー・スクールのトポロジー・ディスカバリー・ビューを開きます
–
–
138
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トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
 ディスカバリーの開始
–
Webサービスの監視はHTTPプロキシーによって行うため、HTTPプロキシーを起動します
監視ポイントビューのRTCP登録済みインターセプトタブにて最新表示を押下し、HTTPインタ
ーセプトの登録済み列が+1されることを確認します
HTTPインターセプトの監視列を選択し、
アイコンを押下してディスカバリーを開始します
–
監視リソースビューに以下が表示されます
–
–
139
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トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
 リソースの検出
–
–
140
テスト対象システムのWebサービス・クライアントを実行します
• 検出するにはWebサービス通信がHTTPプロキシー経由で実行される必要があります。そ
のための構成については後述の「HTTPトラフィックの記録ー記録のための構成(アプリ
ケーション)」を参照ください
選択された監視ポイント(HTTPインターセプト)で通信が検出されると、監視対象リソースビ
ューに以下のように検出されたリソース情報が表示されます
–
リソースを選択すると、下のペインに要約が表示されます
–
ディスカバリーを停止するには、監視ポイントビューの
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アイコンを押下します
トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
 リソースからのモデル作成
–
–
–
141
監視対象リソースビューで検出されたリソースを選択し、 アイコンを押下すると、以下のよ
うにモデル化されていないリソースが表示されます。次へを押下します
既にモデル化済みのリソースが検出された場合は一致する既存のリソース欄に表示されます
次の画面ではリソースを作成する親のサービス・コンポーネントを入力または選択します。親
サービス・コンポーネントも新規に作成する場合は、選択ボタンを押下して表示されるダイア
ログ上で
アイコンを押下してサービス・コンポーネントを追加します
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トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
 作成されたモデルの確認
–
ダイアログの次の画面ではディスカバリーの停止or続行(ディスカバリーが実行中の場合)お
よび移動先のビューを選択して完了を押下します
リソースのモデルが作成され、選択したビューに切り替わります。モデルを確認します
–
なおプロジェクトの設定でアクセス権を設定している場合、完了の押下時に警告が表示されます
–
142
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トポロジー・ディスカバリーによるモデル作成
 サポートされる監視ポイントのタイプ
–
サポートされるRTCP登録済みインターセプトのタイプは以下の通りです
• CICS DPL
• CICS TG
• HTTP
• JDBC
• SIB
• TCP (TCPの他、IPIC、IMS、MQTT、FIXのプロトコルの監視に使用)
–
WebSphere MQの監視ポイントを構成する場合は監視ポイントビューの構成可能タブを使用し
ます。詳しくは以下を参照ください
WebSphere MQ 監視ポイントの構成:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/t_ritref_topo_discovery_mq_c
onfig.html?lang=ja-jp
143
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スキーマのインポート
 スキーマの概要
–
–
–
–
RITが対象のサービスにより交換されるメッセージの各種コンテンツ・タイプを解釈し、メッセ
ージを可視化できるようにするためには、コンテンツ・フォーマットの記述、つまりスキーマ
をメッセージのコンテンツと関連付ける必要があります
いくつかの一般的なコンテンツ・フォーマットがRITに組み込まれているほか、同期中に生成さ
れるものや、手動で追加可能なものがあります。Webサービスの場合、WSDLの同期化により
WSDLがスキーマとして自動で追加されます
RITで使用可能なスキーマは「アーキテクチャー・スクール」パースペクティブのスキーマ・ラ
イブラリービューにて管理されます
スキーマについて詳しくは以下を参照ください
スキーマ・リソースのタイプ:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_creating_schema_res
ources.html?lang=ja-jp
144
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スキーマのインポート
 WSDLのインポート
–
–
–
145
ここではWebサービスのWSDLをスキーマ・ライブラリーに追加する方法について解説します
スキーマ・ライブラリーのツールバー上で追加を押下し、Web > WSDLを選択します
ダイアログ上でWSDLのロケーションをファイル or URL or サービス・レジストリーのいずれ
かの方法で指定し、OKを押下すると、ライブラリーにWSDLが追加されます
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環境の定義
 環境の概要
–
–
–
146
環境は論理リソースと物理リソースを関連付けするためのバインディング情報の集合です
複数の環境を定義することにより、単一の論理リソースに対して複数の物理リソースを関連付
けられるため、単一のオペレーションを様々な環境で実行することができます
例えば、テスト内またはスタブ内でデータベースにアクセスする必要がある場合、RITは環境
に定義されたバインディング情報を検索して、複数のデータベースの中でどれにアクセスすべ
きかを判別します
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環境の定義
 環境の管理
147
–
現在の環境はRITのタイトルバー上に表示されます
–
環境の作成や編集、切り替えはRITのプロジェクトメニューから行います。環境ごとのバインデ
ィング情報は環境の編集メニューで表示される環境エディターで確認・編集可能です
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3-4. イベントの記録
148
HTTPトラフィックの記録
 レコーディング・スタジオの使用
–
「レコーディング・スタジオ」パースペクティブを使用して、イベントをモニターおよびキャ
プチャーしたり、テストなどRIT プロジェクトで使用するその他の成果物のために、キャプ
チャーしたイベントを利用できます
–
本ガイドではHTTPプロキシーを使用して、WebサービスにおけるHTTP通信のトラフィック
によるイベントを記録する方法について解説します。以下はHTTPプロキシーによりHTTPトラ
フィックを記録する場合の構成の例です
クライアント
アプリ
RIT
HTTP
プロキシー
制御リンク
記録されたイベント
制御リンク
149
HTTP
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Webサービス
RTCP
HTTPトラフィックの記録
 記録のための構成(アプリケーション)
–
–
アプリケーションがHTTP通信をプロキシー経由で実行するための設定を行います
例えばWebサービス・クライアントがJavaアプリケーションの場合、実行時に以下のようなオ
プションの指定を行います。
>java -Dhttp.proxyHost=localhost*1 -Dhttp.proxyPort=3128*2 -jar WebServiceClient.jar
*1 プロキシーが稼動するホスト名
–
*2 プロキシーのポート番号(3128がデフォルト)
様々なアプリケーションのための構成方法については以下の参照ください
HTTP/TCP プロキシーのセットアップ:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.ritpp.install.doc/topics/c_ritpp_setup_http_pro
xy.html?lang=ja-jp
150
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HTTPトラフィックの記録
 記録のための構成(RIT物理リソース)
–
–
続けてRIT上のWebサーバー・リソースに記録のための設定を行います
アーキテクチャー・スクールの物理ビュー上で該当のWebサーバー・リソースを開き、レコーデ
ィング・タブのレコーディング・モードで「外部プロキシー・サーバー」を指定します
–
レコーディング・モードではパケット・キャプチャーも指定可能ですが、多くの制限がありま
す。詳しくは以下を参照してください
パケット・キャプチャーの制限事項:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.troubleshoot.doc/topics/r_rittcp_packet_cap
ture_limits.html?lang=ja-jp
151
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HTTPトラフィックの記録
 モニターの構成
–
–
–
152
レコーディング・スタジオを開き、モニター構成ビューの
アイコンを押下します
「選択」ダイアログで対象のオペレーションまたはトランスポートを選択してOKを押下します
。次画面で参照コンポーネントを合わせて追加することもできます
選択したオペレーションまたはトランスポートがモニター構成ビューに使用可能状態で表示さ
れます
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HTTPトラフィックの記録
 記録の実施
–
–
–
–
153
HTTPプロキシーが起動していなければ起動しておきます
イベントビューのツールバー上の
アイコンを押下して、イベントの記録を開始します。RIT
のステータスバー(左下)に「レコーディングの進行中...」と表示されます
Webサービス・クライアントを実行して、記録対象のオペレーションまたはトランスポートに
対するHTTP通信を発生させます
イベントがイベントビューに表示されたことを確認します。終了する際は
を押下します
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HTTPトラフィックの記録
 記録したイベントの確認
–
154
イベントビュー上で記録したイベントを選択すると、該当イベントのメッセージ内容を画面上
で確認することが可能です
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HTTPトラフィックの記録
 記録したイベントの保存
–
イベントビューのツールバー・オプションを使用して、記録されたイベントをファイルやRTCP
上にエクスポートしたり、テスト、スタブとして保存することができます
イベントの保存
155
イベントのエクスポート
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3-5. テストの作成
156
テストの作成
 テストの概要
–
–
–
–
157
RITでは各種プロトコルに対応したサービスのテストを作成・編集・実行することができます
テストは、入力メッセージを外部サービスまたはシステムにプロトコル固有の方法で送信し、
予想される結果に照らして応答を検証します
テストは初期化、テスト・ステップ、終了処理の3つの部分で構成される、様々なアクション
の集合です。アクションは通常上から順番に実行されますが、テストフローのロジックを定義
することも可能です
テストの作成方法は主に以下のような方法がありますが、本ガイドでは2、3の方法によるWeb
サービスのテストの作成方法について解説します
1. 空のテスト作成
2. メッセージ交換パターン(MEP)からのテスト作成
3. 記録されたイベントからのテスト作成
4. テンプレートからのテスト作成
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メッセージ交換パターンからのテスト作成
 メッセージ交換パターンの概要
–
–
メッセージ交換パターン(MEP:Message Exchange Pattern)とはオペレーションで交換す
るメッセージのパターン、スキーマ、およびバインディングを定義するものです
この情報を使用すると、MEPで定義された規則に従ったテストを作成できます
パターン:
適切なメッセージ・パターン (「パブ
リッシュ」または「要求/応答
(Request/Reply)」) を選択します
スキーマ:
該当する各メッセージ・タイプに適用
するスキーマまたはフォーマットを選
択します。「参照」をクリックしてス
キーマを見つけて選択するか、または
「クリア」をクリックして現在の選択
内容をクリアします
バインディング:
「参照」をクリックして、オペレーシ
ョンのメッセージに適用する既存のト
ランスポートを選択します。トランス
ポートによっては、トランスポート選
択項目の下にあるタブを使用して、追
加のメッセージ・オプションを構成し
ます
158
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メッセージ交換パターンからのテスト作成
 MEPの確認とスキーマの適用
–
–
159
MEPはアーキテクチャー・スクールの論理ビューで対象のオペレーションを選択し、右クリッ
ク > 開く、またはダブルクリックで起動するオペレーション・エディター上で内容の確認や変
更ができます
MEPのスキーマが設定されていない場合は、スキーマの要求・応答それぞれの参照ボタンを押
下して表示されるダイアログで該当のスキーマ(Webサービスの場合WSDL)を選択して設定
します。適用するスキーマは予めスキーマ・ライブラリーに登録しておく必要があります
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メッセージ交換パターンからのテスト作成
–
–
160
スキーマ選択ダイアログでは、スキーマ・ライブラリーに登録されたスキーマのリストが表示さ
れます。スキーマ・タイプはWSDLの中から該当のWSDLを選択すると、右ペインにスキーマ
の内容が表示されるので、該当のオペレーションをドロップダウンリストから選択して終了を
押下します
要求応答パターンの場合、要求、応答それぞれにスキーマを適用します
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メッセージ交換パターンからのテスト作成
 MEPからのテスト作成
–
–
–
161
テストの作成は「テスト・ファクトリー」パースペクティブ上で実施します。ここではMEPを
使用する単一のテストの作成方法を解説します
対象のオペレーションまたはフォルダーを右クリック > 新規 > テストから作成するテストを
選択します。あるいはテスト・ファクトリーのツールバーの
アイコンから選択することも
可能です
メッセージ交換パターンを使用する単一のテストを選択し、ダイアログ上で作成するテストの
名前を入力してOKを押下すると、テストが作成されます
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メッセージ交換パターンからのテスト作成
–
–
–
162
作成されたテストのテスト・ステップには予めMEPのパターンに基づくアクションが定義され
ています。(下図は要求応答パターンから作成したテストの例です)
アクションを選択して右クリック > 開く、またはダブルクリックすると、トランスポートやメ
ッセージ・フォーマット情報などステップの詳細を確認、編集できます
この方法で作成した場合、各メッセージ内の値については空欄状態で作成されます
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記録からのテスト作成
 記録されたイベントからのテスト作成
–
–
163
レコーディング・スタジオで記録されたイベント情報を基にテストを作成します
まずレコーディング・スタジオでイベントの記録を実施し、イベントビューに表示された該当
の記録済みイベントを選択します
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記録からのテスト作成
–
–
164
イベントビューのツールバーの
アイコンを押下するか、選択したメッセージを右クリック
> テストの作成 or パラメータ化されたテストの作成を選択します
表示されるダイアログで、作成するテスト・タイプを以下から選択して次へを押下します
• 単体テスト
– 選択したオペレーションの MEP タイプに基づいたテストを作成する場合
• 統合テスト
– 選択したイベントに含まれているアクションに基づいたテストを作成する場合
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記録からのテスト作成
–
165
ダイアログの次画面でメッセージに含まれる値を格納する方法を選択して次へを押下します
• ハードコーディングされた値として(通常のテスト作成の場合のデフォルト)
– メッセージ上の値がハードコーディングされた形のテストを作成します
• 単純データ・セット内(パラメータ化されたテスト作成の場合のデフォルト)
– メッセージ上の値にタグを使用する形のテストを作成します。タグは、メッセージ
のベース名と同じ名前を持つ、イベントの値が格納された新規データ・セットを参
照します。データ・セットについては後述の「テストの編集 > テスト・データ・セ
ットの利用」を参照ください
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記録からのテスト作成
–
166
ダイアログの次画面ではデフォルトで割り当てられたオペレーションを確認し、必要に応じて
変更して次へを押下します
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記録からのテスト作成
–
–
167
ダイアログの次画面ではトランザクション単位でのイベントのグループ化を行います
該当のイベントを選択してグループ化またはグループ化解除を押下することにより、単一トラ
ンザクションに相当する複数のイベントをグループ化します。完了したら次へを押下します
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記録からのテスト作成
–
–
–
168
メッセージの値をテスト・データ・セット内に格納する場合は、次画面でそれぞれの値をデー
タ・セット内のどの列にマッピングするかを設定します
既に割り当てられた列名を変更するには、該当のフィールドを選択して
アイコンを押下す
るか、またはダブルクリックして表示されたダイアログでマッピングする列を選択し、完了し
たら次へを押下します
イベントごとに当該画面が表示されるので、全てのイベントについて同様の設定を行います
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記録からのテスト作成
–
–
169
ダイアログの次画面でメッセージのヘッダー項目の変換有無について設定します
記録されたイベントのHTTPヘッダー項目が全て表示されるので、変換列に指定された処理の実
行有無を判断し、必要に応じて該当行の右端のチェック有無を変更します。完了したら次へを
押下します。(デフォルトではメッセージをより汎用的なものとするため、オペレーションを
互いに区別するうえで役立つヘッダーのみが使用可能にされ、残りのヘッダーは使用不可とし
て削除対象となります)
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記録からのテスト作成
–
170
ダイアログの次画面でテスト名を入力し、要約内容を確認の上、終了を押下するとテストが作
成されます。終了後に作成されたテストの編集画面を開く場合は「終了後にリソースを開く」
にチェックをつけておきます
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記録からのテスト作成
–
–
–
171
作成されたテストのテスト・ステップには予め該当するオペレーションのMEPのパターンに基づ
くアクションが定義されています。(下図は要求応答パターンから作成したテストの例です)
該当アクションを選択して右クリック > 開く、またはダブルクリックすると、トランスポートや
メッセージ・フォーマット情報などアクションの詳細を確認、編集できます
この方法で作成した場合、各メッセージ内の値が以下いずれかで設定された状態で作成されます
• 値をハードコーディングする場合、記録されたメッセージの値が設定される
• 値をデータ・セットに格納する場合、データ・セットを参照するタグが設定される
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記録からのテスト作成
–
–
172
メッセージ内の値をデータ・セットに格納する設定を行ってテストを作成した場合は、テスト・
ステップに予め「テスト・データの反復」アクションが定義され、そのアクションを開くとデー
タ・セットの反復設定を確認、編集できます。また下位の各アクションのメッセージのフィール
ドの値には前述の通りデータ・セットを参照するためのタグが設定されます
データ・セットの利用設定はテスト作成後の編集作業により後から追加することが可能です。デ
ータ・セットについて後述の「テストの編集 > テスト・データ・セットの利用」を参照ください
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3-6. テストの編集
173
テストの編集
 テスト・エディターの使用
–
–
作成済みのテストに対して、テスト・ファクトリービュー上で選択して右クリック > 開く、ま
たはダブルクリックするとテスト・エディターが開き、テストの内容の追加や編集を行うこと
ができます
テスト・エディター上ではアクション・パレット(ツールバー上の各種アイコン)からテスト
・アクションを追加したり、アクションを右クリックして表示されるメニューから、アクショ
ンの追加、編集、削除、名前・タイプの変更、有効・無効化、移動などを行うことが可能です
。各操作については以下を参照ください
テストの内容の変更:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_m
anipulating_contents_of_test.html?lang=ja-jp
 テスト・フェーズの使用方法
–
–
–
174
初期処理
• プラグイン、サーバー、またはターゲットのリソースを開始または構成するコマンドを実
行します。 このフェーズを使用してテストの準備 (例えば、環境変数の設定など) を行え
ますが、 これらの変数がテスト・ステップで上書きされた場合、元の値に復元されること
はありません。またデータ・セットには初期処理からアクセスできません
テスト・ステップ
• テストの主となるアクションを実行します
終了処理
• リソースの割り振り解除やプロセスの終了などにのみ使用します
• テスト・ステップ内のアクションが失敗した場合も必ず実行されます
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テスト・ステップのアクション
–
–
テストの各ステップはアクションで構成されます。次頁にテストで使用する主なアクションの
一覧を示します。これらのアクションはスタブ・エディター上でも使用することが可能です
各アクションはテスト・エディターのアクション・パレットおよびアクションやフェーズを選
択して右クリック > 新規から追加します
アクション・パレット
–
各アクションの設定はアクションを選択して右クリック > 開く、またはダブルクリックで表示
されるプロパティ画面で行います。設定項目はアクションにより異なります
–
各アクションについて詳しくは以下を参照ください
テスト・ステップのアクション:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_te
st_actions.html?lang=ja-jp
175
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テスト・ステップのアクションの一覧
 アクション一覧
メニュー
一般
フロー
176
名前
概要
コメント
テストのアクションの中にコメントまたは注釈を追加
ファイルの比較
セミコロン区切りファイルなどのファイルを比較
マップ
XSLによるXMLデータの変換
関数
登録されている関数セットを実行
コマンドの実行
コマンドまたはプログラムを実行
GUIとの対話
既存の GUI テスト・スクリプト(TestDriveなど)を RITから実行
ユーザーとの対話
ユーザーに情報を提示したり、ユーザー入力を要求
SQL照会
DBに照会して、内容と選択された値が一致するかどうかを検証
SQLコマンド
DBに対しSQL コマンド (行の挿入、更新、または削除)を実行
ストアード・プロシー
ジャー
DBのストアード・プロシージャーを実行
アクション・グループ
複数のアクションをまとめて 1 テスト・ステップとして扱う
アサーション
テストを続行するかどうかを決定する式のリストを作成
決定
関数の実行結果によってテスト・フローを制御
成功
成功したものと見なして「終了処理」ステップにジャンプ
失敗
失敗したものと見なして「終了処理」ステップにジャンプ
ログ
指定の出力メッセージをコンソールおよびログ・ファイルに出力
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テスト・ステップのアクションの一覧
 アクション一覧(続き)
メニュー
フロー
(続き)
メッセージ
177
名前
概要
テストの実行
別のテストを現行のテストのステップ (サブテスト) として実行
スリープ
指定された時間 (ミリ秒) だけ、テストの実行を停止
テスト・データの取り
出し
テスト・データ・セットからデータを既存のテスト・タグにマップ
テスト・データのルッ
クアップ
データ・セットのデータに対するキーによる検索
反復
指定したグループに含まれているアクションを反復実行
テスト・データの反復
データ・セット内で検出されたフィルターとの一致件数による反復
条件付き反復
指定した条件が満たされる限り反復を実行
パブリッシュ
サブジェクト、トピック、またはキューにメッセージを送信
サブスクライブ
サブジェクト、トピック、またはキューからメッセージを受信
サブスクライブ解除
永続サブスクリプションにおけるメッセージ受信の停止
要求の送信
パブリッシュと同様だが必ず応答の受信とセットになる
応答の受信
サブスクライブと同様だが必ず要求の送信とセットになる
要求の受信
サブスクライブと同様だが必ず応答の送信とセットになる
応答の送信
パブリッシュと同様だが必ず要求の受信とセットになる
メッセージ・スイッチ
受信したメッセージを後続のメッセージ・ケースに渡す
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テスト・ステップのアクションの一覧
 アクション一覧(続き)
メニュー
BPM
名前
概要
ケースの開始
ケースの取得
ケースの終了
TIBCO iProcess用のアクション。詳しくは以下を参照ください
TIBCOアプリケーションのテスト:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rat
ional.rit.integration.doc/topics/c_tibco_overview.html?lang=ja-jp
タスクの取得
タスクの変更
イベントのトリガー
パフォーマンス
178
時限セクションの開始
パフォーマンステストにおいてセクション開始を示すマーカー
時限セクションの終了
パフォーマンステストにおいてセクション終了を示すマーカー
ログ測定
パフォーマンス・テスト中に結果DBにカスタム・データを出力
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テスト・ステップのアクションの一覧
 アクション一覧(続き)
–
以下のアクションはスタブのみで使用します
カテゴリ
スタブ
179
名前
概要
セッションの作成
セッションを確立するためのキー値を生成
パススルー
スタブが応答できないメッセージを受信した場合の挙動を制御
データ・モデル
スタブ上でRDBと同様の機能を実現
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メッセージの編集
 送信メッセージの編集方法
–
–
–
180
テスト内ではテスト対象サービスへ送信するメッセージを検証することができます。フィール
ド・エディターを使用して送信メッセージの特定フィールドの値を設定したりすることが可能
です
ここでは要求の送信アクション内で送信メッセージ・フィールドの値の設定を行う方法を解説
します
まずテスト・エディター上で該当のアクションのプロパティ画面を開きます
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メッセージの編集
 フィールド・エディターの起動
–
–
181
メッセージ欄で対象フィールドを選択して右クリック > コンテンツ > 編集、またはダブルク
リックして該当フィールドのフィールド・エディターを開きます
フィールド・エディターのタブの配置は以下のようになります
• 出力メッセージの場合、「値」「検証」「格納」
• 入力メッセージの場合、「フィルター」「検証」「格納」
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メッセージの編集
 フィールドの値の設定
–
–
–
–
フィールド・エディターの値タブ上で「アクションを使用可能にする」をチェックし、アクシ
ョン・タイプをリストから選択して画面下部にアクションの設定を行います
例えば特定の値をフィールドに設定する場合はアクション・タイプを値にして、画面下部の値
タブに設定値を入力します
設定が完了したらOKを押下してエディターを閉じ、テストを保存すると設定が反映され、テス
トの実行時に設定値が送信メッセージに適用されます
フィールドの各アクションについて詳しくは以下を参照ください
アクション・タイプ:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_the_fiel
d_editor.html?lang=ja-jp#wp1006320__wp1006321
182
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メッセージの編集
–
183
値アクションについては、要求の送信アクションのプロパティ画面上でも設定値の編集やアク
ションの有効/無効化が可能です。画面上のメッセージおよびアクションの値やチェックを直接
入力して設定変更できます
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メッセージの検証
 受信メッセージの検証方法
184
–
–
テスト内ではテスト対象サービスから受信したメッセージを検証することができます
検証に失敗した場合、テスト自体の結果も失敗になります
–
–
ここでは応答の受信アクション内で受信メッセージの検証を行う方法を解説します
まずテスト・エディター上で該当のアクションのプロパティ画面を開きます
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メッセージの検証
 フィールドの値の検証
–
–
–
–
185
該当フィールドのフィールド・エディターを開きます。検証タブにはデフォルトで3つの検証
アクション(同等、名前、タイプ)が定義されています。アクションは新規追加、削除、複製
を行うことが可能です。また該当アクションを選択してアクション・タイプのリストからアク
ションを変更することもできます
アクションのチェックのON/OFFにより検証を有効/無効化できます
検証内容の設定が必要なものについては、各アクションを選択の上、画面下部に必要な設定を
入力します。例えば同等アクションの場合、該当フィールドに入る想定値を入力します
全ての検証アクションを追加、設定したらOKを押下します。フィールド・エディタおよびプロ
パティ画面を閉じてテストを保存すると反映され、テストの実行時に検証が実行されます
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メッセージの検証
–
186
同等(等価)アクションについては、応答の受信アクションのプロパティ画面上でも設定値の
編集やアクションの有効/無効化が可能です。画面上のメッセージおよびアクションの値やチェ
ックを直接入力して設定変更できます
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メッセージの検証
 検証アクション
–
フィールドに対する検証アクションの一覧です。各アクションについては以下を参照ください
スカラー・フィールドの検証:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_validation_for_scalar
_fields.html?lang=ja-jp
187
アクション
説明
同等(等価)
単純な文字列の検証
タイプ
フィールド・タイプの検証
名前
フィールドの名前の検証
長さ
文字列の長さが範囲内かの 検証
スキーマ
フィールドのデータが スキーマに従っていることの確認
XPath
XPath 2 の式による検証
正規表現
一意に決められないフィールドへのパターンによる検証
関数
関数による複合的もしくはカスタムの検証
NULL/非NULL
ヌルもしくは任意の値の有無の検証
XSD タイプ
メッセージ中のフィールドへのXSDのタイプの検証
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タグの利用
 タグの概要
–
–
–
タグはRITで作成されるテストやスタブ内で利用可能な変数です。タグを使用して異なるテスト
やアクション間でデータを引き渡したり、システム変数やテスト・データ・セットのデータを
利用することが可能になります
テストで使用可能な全てのタグはタグ・データ・ストアで管理されます。タグには以下の種類
が用意されており、タグ・データ・ストア上でタグの作成、編集、削除や複製等が可能です
• テスト・タグ
– テスト内でデータを格納・参照するためのタグ。テスト・アクション間での値の共
有が可能
• グローバル・テスト・タグ
– テスト・スイート内のテスト間で値を共有するためのタグ
• システム・タグ
– 時刻・日付など一般的なシステム変数にアクセスするためのタグ
• 環境タグ
– 環境ごとに異なる値を設定するためのタグ。環境エディターで作成や編集を行う
• オーバーライドされた環境タグ
– 環境タグと同名で値を上書きするテスト・タグ
タグおよびタグ・データ・ストアについて詳しくは以下を参照ください
タグ・データ・ストア:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_tag_dat
a_store.html?lang=ja-jp
188
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タグの利用
 タグの値の参照と格納
–
–
テスト・タグにメッセージ・フィールドの値を格納する際はフィールド・エディターの格納タ
ブを使用します。いくつかの格納アクション・タイプから選択できます
タグの値を参照する際は「%%タグ名%%」記法により可能です。入力時に右クリック > タグ
の挿入からタグを選択して入力することもできます
タグへの値の格納
189
タグの値の参照
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テスト・データ・セットの利用
 テスト・データ・セットの概要
–
–
テスト・データ・セットによりテストの外部のデータソースで管理するデータを使用したデー
タ駆動型テストの実現が可能です。テストをパラメータ化して、テスト中の反復で特定のメッ
セージ・フィールドをデータソースの値で動的に置換したり、別のテスト・アクションの結果
を検証することができます
RITではデータソースとして以下の4つをサポートしています
• ファイル
– CSVなど特定の文字で区切られたデータ列を持つファイルから値を使用
• Excel
– Microsoft Excelファイル内の値を使用
• ディレクトリー
– ファイル全体またはそれらのプロパティーの内容から値を使用
• データベース
– 外部のDBの値を使用
テスト・データ・セット
190
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テスト・データ・セットの利用
 テスト・データによる反復の作成
–
–
–
191
ここでは新規に作成するExcelデータソース上のテスト・データ・セットを使用してテスト・デ
ータによる反復をテストに組み込む方法について解説します
テスト・ファクトリーで該当のテストを選択して右クリック > 開く、またはダブルクリックし
てテスト・エディターを開きます。ステップタブ上でテスト・ステップを選択し、ツールバー
(アクション・パレット)上の
アイコンを押下します
すると「テスト・データの編集または作成」ダイアログが起動します
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テスト・データ・セットの利用
–
–
–
192
「Excelテスト・データ・ファイル」の参照を押下してデータ・ファイルの場所と名前を入力し
します。「テスト・データ・セット」では該当のデータ・セットを配置する論理リソースツリ
ーの親リソースを指定します
アクションの構成で以下が選択されていることを確認します。(必要に応じて変更します)
• 「次の新規アクションでこのテスト・データを使用」を選択
• 「新規アクション・タイプ」はテスト・データの反復アクションを選択
• 「次の後に挿入」はテスト・ステップを選択
次へを押下します
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テスト・データ・セットの利用
–
–
193
次画面で
アイコンを押下して「タグの作成」ダイアログを開きます。タグの名前やデフォ
ルト値、説明を入力し、入出力やスコープの設定を必要に応じて行いOKを押下します
一覧にタグが追加されます。テストの反復で使用するデータ項目分のタグを作成し、全てのタ
グを選択して次へを押下します
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テスト・データ・セットの利用
–
–
–
194
次画面ではデータがNULLの場合についての設定を行い、「終了時にExcelデータを編集」にチ
ェックして終了を押下します
Excelが起動し、作成されたデータ・ファイルが開きます。(エラーが発生して開けない場合は
エクスプローラー等から手動で直接開いてください)
各列の1行目にタグ名が入力されています。各列の2行目以降に該当タグを置換する値を入力し
ます
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テスト・データ・セットの利用
–
–
–
195
作成時に指定した論理リソース配下に該当のテスト・データ・セットが作成されていることを
確認します。作成されたテスト・データ・セットを選択して右クリック > 開く、またはダブル
クリックしてExcelデータソースの設定を確認、編集できます
Excelファイルのシートを追加したりフォーマットを変更する場合は、ワークブック(使用する
シート名)やフォーマット構成の項目を必要に応じて変更します。(シート名が未入力の場合
はファイル中の最初のシートが使用されます)
画面下部の最新表示を押下するとファイル中のデータをプレビューできます
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テスト・データ・セットの利用
–
196
テスト・エディター上ではテスト・データの反復アクションが作成されています。反復の対象
とするアクションを選択してドラッグ&ドロップで反復アクションの配下に移動します
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テスト・データ・セットの利用
–
–
–
197
テスト・アクションにデータ・セットのデータを使用するためのタグを設定します。該当デー
タ・セットのデータを使用するアクションのプロパティ画面を開きます
データを置換するメッセージ・フィールドを選択し、値欄をダブルクリックして右クリック >
タグの挿入 > テスト・スコープ から置換するタグを選択します
該当データが「%%タグ名%%」で置換されます
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テスト・データ・セットの利用
–
なお反復の設定はテスト・データの反復アクションのプロパティ画面で構成できます。反復の
回数やペーシング(頻度)、失敗時の続行有無、タイミング(時間制限)などの設定が可能で
す。詳しくは以下を参照ください
「反復」アクション:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rit.ref.doc/topics/c_ritref_flow_actions.html?lan
g=ja-jp&cp=SSBLQQ_8.7.0#iterate_actions
–
198
設定が完了したらテストを保存します。実行時にはデータ・セット内のデータが使用されるよ
うになります
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3-7. テストの実行
199
テストの実行
 テスト実行の概要
–
–
–
–
200
作成したテストを実行する際は「テスト・ラボ」パースペクティブを使用します
テストの実行方式としてはローカルRIT上で即時実行する以外に、リモートのRTVS環境(RIT
エージェント)での即時実行やスケジュール実行を行うことが可能です
ここではローカルRIT上での即時実行の方法について解説します。RTVS環境でのテスト実行に
ついては次章「4.RTVSの利用」にて解説します
テストの実行結果はタスク・モニターやコンソールといったビューで確認できます。テスト・
スイートではなく単体で実行したテストの結果は「結果ギャラリー」パースぺクティブでは参
照できないのでご注意ください
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テストの実行
 テストの実行と結果の確認
–
201
ローカルRITでのテストの実行には以下のようにいくつかの方法があります
• リソースツリー上で該当のテストを選択して右クリック > 実行
• リソースツリー上で該当のテストを選択してダブルクリック
• リソースツリー上で該当のテストを選択してRITのメイン・ツールバーの アイコンを押下
• タスク・モニター上で該当のテストを選択してF5を押下
• タスク・モニター上で該当のテストを選択してツールバーの アイコンを押下
• RITのメイン・ツールバーの アイコン横のリストから対象のテストを選択
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テストの実行
–
–
前頁の方法でテストを実行すると、タスク・モニターに該当テストのエントリが追加されて状
況が表示され、コンソールにも状況に応じた出力が行われます
タスク・モニター上では進行状況バーと状況欄でテストの実行状況が判別できます。実行中のテ
ストを選択して アイコンを押下することにより停止させることも可能です
成功したテスト(緑)
失敗したテスト(赤)
実行中のテスト
202
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テストの実行
–
コンソールではテスト中の実行状況や検証結果、テスト全体の結果が出力されます。ログアク
ションにより任意の内容を出力することも可能です
成功したテストの出力
ログアクションによる出力
検証結果
テスト結果(成功)
失敗したテストの出力
テスト結果(失敗)
203
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テストの実行
–
204
コンソール上の検証結果メッセージを押下すると、想定メッセージ内容と実際のメッセージ内
容を比較して詳細を確認することができます
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3-8. テスト・スイートの作成と実行
205
テスト・スイートの作成
 テスト・スイートの概要
–
–
–
206
複数のテストを作成する場合、それらを順次的または並列的に実行するためのテスト・スイー
トを作成できます。テスト・スイートは、テスト、テスト・スイート、またはシナリオの任意
の組み合わせから成るグループとして構成します
テスト・スイートは主に、再使用可能で、パッケージされたリグレッション・テストを構成す
るために使用し、複数の環境で、または同じ環境で繰り返して実行することができます
テスト・スイートを実行すると、スイートの各ステップが上から下の順に処理されます
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テスト・スイートの作成
 テスト・スイートの作成方法
–
–
207
テスト・スイートは「テスト・ファクトリー」パースペクティブにて、テスト・スイート・エ
ディターを用いて作成します。ここでは作成済みの複数のテストを自動で順次実行する簡単な
テスト・スイートの作成方法を解説します
まず画面左のリソース・ツリー上で対象を選択して右クリック > 新規 > テスト > テスト・ス
イート、またはツールバー上の アイコンを押下して空のテスト・スイートを作成します
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テスト・スイートの作成
–
–
208
リソース・ツリー上でスイートに含める対象の作成済みテストを選択し、テスト・スイート・
エディター上にドラッグ&ドロップすると、シナリオの配下に選択したテストが追加されます
テストの追加は、テスト・スイート・エディターのツールバー上の アイコンを押下して、ダ
イアログ上で対象のテストを選択、またはエディター上で右クリック > テストの追加の押下に
よっても追加できます
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テスト・スイートの作成
 テスト失敗時の挙動の制御
–
209
テスト・スイート内のテストの内、特定のテストが失敗した際の挙動については「失敗時にも
続行」チェックボックスにより制御します。デフォルトは有効になります
• 有効(選択)の場合
– 選択した項目が失敗した場合でもテスト・スイートは実行を継続し、選択した項目
よりも先に進みます
• 無効(クリア)の場合
– 選択した項目が失敗した場合、テスト・スイートは失敗し、実行は停止します
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テスト・スイートの作成
 テストの並行実行
–
–
210
テスト・スイートを構成する各テストを並行に実行するには、対象のテストの親のシナリオを
選択して右クリック > シナリオの編集、またはダブルクリックして起動するシナリオ・エディ
ター上で、「テストを並行実行」にチェックします
テストを並行実行する場合、「失敗時にも続行」オプションが無効となっているテストが失敗
しても、既に実行中のテストは停止しません
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テスト・スイートの実行
 テスト・スイート実行の概要
–
–
–
–
211
作成したテスト・スイートを実行する際は「テスト・ラボ」パースペクティブを使用します
テスト・スイートの実行方式としてはローカルRIT上で即時実行する以外に、リモートのRTVS
環境(RITエージェント)での即時実行やスケジュール実行を行うことが可能です
ここではローカルRIT上での即時実行の方法について解説します。RTVS環境でのテスト・スイ
ート実行については次章「4.RTVSの利用」にて解説します
テスト・スイートの実行結果はタスク・モニターやコンソールといったビューで確認できます
。またテスト・スイートの結果は「結果ギャラリー」パースぺクティブで結果レポートとして
参照することもできます。(「テスト結果レポート」にて後述します)
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テスト・スイートの実行
 テスト・スイートの実行と結果の確認
–
212
ローカルRITでのテスト・スイートの実行にはテスト同様いくつかの方法があります
• リソースツリー上で該当のテスト・スイートを選択して右クリック > 実行
• リソースツリー上で該当のテスト・スイートを選択してダブルクリック
• リソースツリー上で該当のテスト・スイートを選択してRITのメイン・ツールバーの アイ
コンを押下
• タスク・モニター上で該当のテスト・スイートを選択してF5を押下
• タスク・モニター上で該当のテスト・スイートを選択してツールバーの アイコンを押下
• RITのメイン・ツールバーの アイコン横のリストから対象のテスト・スイートを選択
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テスト・スイートの実行
–
213
前頁の方法でテスト・スイートを実行すると、まず「スイート実行アーカイブ・ポリシー」ダ
イアログが表示されます。スイート実行結果のアーカイブ・ポリシーを設定して、ポリシーと
共に実行を押下するか、または特に設定を行わず、ポリシーなしで実行を押下します
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テスト・スイートの実行
–
–
テスト・スイートを実行すると、タスク・モニターに該当テスト・スイートおよびスイート内
の各テストのエントリが個別に追加されて状況が表示され、コンソールにも状況に応じた出力
が行われます
テスト・スイート自体の実行結果と各テストの実行結果はタスク・モニター上の個別のエント
リとして各々確認することが可能です。スイート自体の実行結果は含まれるテストが全て成功
した場合のみ成功となります
失敗したテスト・スイート(赤)
スイート内の各テスト
の結果
成功したテスト・スイート(緑)
214
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テスト・スイートの実行
–
タスク・モニターでテスト・スイート自体のエントリを選択すると、コンソールでは含まれる
各テストの実行状況やスイート全体の結果が出力されます
成功したテスト・スイートの出力(順次実行)
各テストの結果(成功)
失敗したテスト・スイートの出力(並列実行)
テスト・スイート結果(成功)
失敗したテスト結果
テスト・スイート結果(失敗)
215
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3-9. 結果レポートの確認
216
結果レポートの確認
 結果レポートの概要
–
–
–
217
テスト・スイートを実行すると、「結果ギャラリー」パースペクティブ上で、実行したテスト
・スイートとスイート内で実行された各テストに関する、結果DBに格納された実行の要約と詳
細なカバレッジ等の各レポートを表示できます
結果ギャラリーにはテスト結果ビューがあり、このビューは上部の実行の要約と、下部のレポ
ート・ビューアーに分割されています。レポート・ビューアーでは、ユーザーは多数のレポー
ト・テンプレートから結果の表示に使うテンプレートを選択できます
実行結果を表示するときは、リソース・タイプ・ボタンを (スイート、テスト、スタブ、テス
ト・サイクル、パフォーマンス・テストから選択して) 押下して対象のリソースを選択します
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結果レポートの確認
 テスト・スイートの実行結果
–
–
218
リソース・タイプでスイートを選択すると、テスト・スイートの実行結果の要約と詳細レポー
トを参照できます。参照を押下して対象のテスト・スイートを選択し、インスタンスのリスト
から対象のテスト・スイート・インスタンスを選択します
テスト・スイートの実行の要約では以下の項目を表示します
項目
説明
リソース
選択されたテスト・スイートの内容
メモ
選択されたリソースのメモの有無
状況
選択されたリソースの全体的な状況
合計反復
選択されたリソースまたは子リソースの合計反復回数
成功
選択されたリソースまたは子リソースの成功した反復回数
失敗
選択されたリソースまたは子リソースの失敗した反復回数
開始時刻
選択されたリソースの実行開始時刻
終了時刻
選択されたリソースの実行終了時刻
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結果レポートの確認
–
テスト・スイートの詳細レポートでは以下の項目を表示します。実行の要約上でテストを含む
シナリオを選択した場合にビューアーに表示されます。(ビューアーには複数のタブがありま
すが、ここではレポートタブについて解説します)
テスト・スイート全体の
結果情報
テスト・スイート内の
各テストの結果の要約情報
219
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結果レポートの確認
 テストの実行結果
–
–
–
220
リソース・タイプでテストを選択すると、テストの実行結果の要約と詳細レポートを参照でき
ます。参照を押下して対象のテストを選択します
レポートを参照できるのはテスト・スイート内で実行されたテストのみです
テストの実行の要約では以下の項目を表示します
項目
説明
スイート
選択されたテストを含むテスト・スイート
シナリオ
選択されたテストを実行したシナリオ
環境
選択されたテストを実行した環境
実行日
選択されたテストを実行した日付と時刻
メモ
選択されたテストのメモの有無
状況
選択されたテストの状況
合計反復
選択されたテストの合計反復回数
成功/失敗
選択されたテストの成功/失敗した反復回数
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結果レポートの確認
–
テストの詳細レポートでは以下の項目を表示します。実行の要約上で選択したテストについて
ビューアーに表示されます
テスト全体の結果情報
テストの各反復の
結果の要約情報
テストを実行した
環境の情報
(次頁に続く)
221
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結果レポートの確認
テスト・ステップ全体の情報
反復内の各ステップの
結果の要約情報
反復実行時のテスト・タグの情報
(次頁に続く)
222
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反復内の各ステップの
詳細情報(要求の送信)
結果レポートの確認
反復内の各ステップの
詳細情報(応答の受信)
検証(アサーション)の情報
・
・
(以降、後続の反復情報が続く)
223
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反復内の各ステップの
詳細情報(ログ)
結果レポートの確認
–
224
詳細レポートについてはレポート・ビューアーのツールバーより以下の操作が可能です
•
アイコンを押下してレポートをHTML形式でエクスポートします
•
アイコンを押下してレポートを印刷します
•
アイコンを押下してレポートをデフォルト・ブラウザーで開きます
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3-10. スタブの作成
225
スタブの作成
 スタブの概要
–
–
スタブは、自分が使用できないサービス、あるいは使用不可の状態になっている場合があるサ
ービスをシミュレートするための仕組みです
スタブは基本的に、サービスに対する要求メッセージを受信して(オプションで) 内容を検証し
、検証結果に基づいて、または単にメッセージを受信したという事実に基づいて、何らかの静
的応答 (単純なログ・アクションや応答メッセージなど) を返します。また様々なテスト・アク
ションをスタブ内で使用することにより、受信したメッセージの内容に基づいて処理を実行し
、よりインテリジェントな方法で応答を生成して返すような複雑なスタブを作成することも可
能です
クライアント
アプリ
プロキシー
サービス
スタブ
–
226
スタブの作成方法は主に以下のような方法がありますが、本ガイドでは2、3の方法によるWeb
サービスのスタブの作成方法について解説します
1. 空のスタブ作成
2. メッセージ交換パターン(MEP)からのスタブ作成
3. 記録されたイベントからのスタブ作成
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メッセージ交換パターンからのスタブ作成
 MEPからのスタブ作成
–
–
–
227
スタブの作成はテストと同様「テスト・ファクトリー」パースペクティブ上で実施します。こ
こではMEPを使用するスタブの作成方法を解説します
対象のオペレーションまたはフォルダーを右クリック > 新規 > スタブ > メッセージ交換パタ
ーンを使用するスタブを選択します。あるいはテスト・ファクトリーのツールバーの
アイ
コンから選択することも可能です
ダイアログ上で作成するスタブの名前を入力してOKを押下すると、スタブが作成されます
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メッセージ交換パターンからのスタブ作成
–
–
–
228
作成されたスタブには予め対象のオペレーションへの要求を処理するためのイベントが定義さ
れています
イベントの下部では、要求からの入力となる受信メッセージ(入力タブ)および要求に対する
応答生成などの処理(アクティビティータブ)の詳細を確認、編集できます
この方法で作成した場合、各メッセージ内の値については空欄状態で作成されます
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記録からのスタブ作成
 記録されたイベントからのスタブ作成
–
–
229
レコーディング・スタジオで記録されたイベント情報を基にスタブを作成します
まずレコーディング・スタジオでイベントの記録を実施し、イベントビューに表示された該当
の記録済みイベントを選択します
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記録からのスタブ作成
–
–
–
ここではWebサービスの単純なスタブの作成方法を解説します。イベントビューのツールバー
の アイコンを押下するか、選択したメッセージを右クリック > スタブの作成を選択します
表示されたダイアログでデフォルトで割り当てられたオペレーションを確認し、必要に応じて
変更して次へを押下します
この画面の使用方法について詳しくは以下を参照ください
基本スタブの作成:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rtvs.ref.doc/topics/t_rtvs_crt_basi
c_stubs.html?lang=ja
230
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記録からのスタブ作成
–
–
–
ダイアログの次画面ではトランザクション単位でのイベントのグループ化を行います
該当のイベントを選択してグループ化またはグループ化解除を押下することにより、単一トラ
ンザクションに相当する複数のイベントをグループ化します。完了したら次へを押下します
この画面の使用方法について詳しくは以下を参照ください
基本スタブの作成:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rtvs.ref.doc/topics/t_rtvs_crt_basi
c_stubs.html?lang=ja
231
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記録からのスタブ作成
–
–
232
ダイアログの次画面でメッセージのヘッダー項目の変換有無について設定します
記録されたイベントのHTTPヘッダー項目が全て表示されるので、変換列に指定された処理の実
行有無を判断し、必要に応じて該当行の右端のチェック有無を変更します。完了したら次へを
押下します。(デフォルトではメッセージをより汎用的なものとするため、オペレーションを
互いに区別するうえで役立つヘッダーのみが使用可能にされ、残りのヘッダーは使用不可とし
て削除対象となります)
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記録からのスタブ作成
–
233
ダイアログの次画面でスタブ名を入力し、要約内容を確認の上、終了を押下するとスタブが作
成されます。終了後に作成されたテストの編集画面を開く場合は「終了後にリソースを開く」
にチェックをつけておきます
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記録からのスタブ作成
–
–
–
234
作成されたスタブには予め対象のオペレーションへの要求を処理するためのイベントが定義さ
れています
イベントの下部では、要求からの入力となる受信メッセージ(入力タブ)および要求に対する
応答生成などの処理(アクティビティータブ)の詳細を確認、編集できます
この方法で作成した場合、各メッセージ内の値については記録されたイベントの値が設定され
た状態で作成されます
• 入力タブのメッセージの値でスタブが受信するメッセージがフィルタされます
• アクティビティータブのメッセージの値をスタブが送信メッセージに設定して応答します
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3-11. スタブの編集
235
スタブの編集
 スタブ・エディターの使用
–
–
–
作成済みのスタブに対して、テスト・ファクトリービュー上で選択して右クリック > 開く、ま
たはダブルクリックするとスタブ・エディターが開き、スタブの内容の編集を行うことができ
ます
スタブ・エディターのイベントタブ上ではスタブが受信したイベントを処理する方法を定義し
ます。イベントタブ上部のイベント・リストでは処理対象とするイベントがリストされ、スタ
ブがイベントを受信した際にはこのリストを検索して処理対象となるイベントを検出します
イベントタブの使用方法について詳しくは以下を参照ください
「イベント」タブ:
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rtvs.ref.doc/topics/c_rtvs_tr
ans_tab.html?lang=ja-jp
236
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スタブの編集
–
イベントタブ下部の入力タブでは受信したメッセージのフィルタリングなど、メッセージの各
フィールドに対するアクションを設定したり、メッセージに対するガード条件を設定します
–
イベントタブ下部のアクティビティータブでは、スタブによる簡易出力応答を指定したり、よ
り複雑なビジネス・ロジックを入力したりします。
複雑なスタブの場合、イベント・アクティビティーで「ビジネス・ロジック」を選択して「ビ
ジネス・ロジック」ウィンドウに切り替え、テストにアクションを追加するのと同じ方法で各
種アクションを追加できます。(アクションについては前述の「テストの編集 > テスト・ステ
ップのアクション」を参照ください)
ビジネス・ロジックにアクションを追加後に簡易出力に戻す場合は警告が表示され、戻した後
はアクションがデフォルトの初期状態に置き換えられます
–
–
237
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受信メッセージのフィルタリング
 フィールドのフィルタリング
–
–
–
–
238
スタブ・エディター上のメッセージ・フィールドに対して、テストと同様にフィールド・エデ
ィターを使用して受信メッセージのフィルタリングや検証、送信メッセージの値の設定を行う
ことができます
ここでは受信メッセージのフィルタリングについて解説します。受信メッセージのフィールド
にスタブの処理対象にするためのフィルター条件を設定することにより、処理対象としてスタ
ブが受信するメッセージをフィルタリングすることができます
スタブ・エディターの入力タブから、該当フィールドのフィールド・エディターを開きます
フィルタータブ上にアクションが無ければ新規を押下します。「同等」アクションが追加され
るのでフィルター条件として特定の値を設定する場合は続けて値欄にその値を入力します
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受信メッセージのフィルタリング
–
–
–
–
239
異なるアクションによるフィルター条件を設定する場合はアクション・タイプを変更し、必要
な項目を入力します。新規の押下により他のフィルター条件を追加することも可能です
フィルターのアクションは検証と同じものが選択できます。詳しくは前述の「テストの編集 >
フィールドの検証」を参照ください
設定が完了したらOKを押下してフィールド・エディターを閉じ、スタブを保存します。次回ス
タブを実行すると設定済みのフィルター条件を満たすメッセージのみが処理対象となります
またアクションによっては以下のようにスタブ・エディター上での直接入力により追加や変更
が可能です
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受信メッセージの保管とデータ引継ぎ
 テスト・タグによるメッセージ間のデータ引継ぎ
–
–
–
240
タグを利用して受信メッセージ・フィールドの値を送信メッセージ・フィールドに引継ぐこと
ができます
スタブ・エディターの受信メッセージ(入力タブ)上から該当の受信メッセージ・フィールド
の値をテスト・タグに格納するよう設定し、送信メッセージ(アクティビティータブ)上から
該当送信メッセージ・フィールドにテスト・タグの値を参照するよう設定します
タグへの値の格納や参照については前述の「テストの編集 > タグの利用」を参照ください
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送信メッセージへの動的データ設定
 テスト・データ・セットからのデータ設定
–
–
タグやテスト・データ・セットを使用して、スタブからの送信メッセージのフィールドに動的
に値を設定することができます。ここではExcelベースのテスト・データ・セットを作成し、そ
のデータ・セットの値を検索(ルックアップ)して送信メッセージ・フィールドに値を設定す
る方法について解説します
まずテスト・データを定義したExcelファイルを用意し、それを読み込むためのデータ・セット
を作成します。
• Excelファイルには検索のキー値(受信メッセージから取得)の列とそれに対応する送信
メッセージ設定用の値の列を用意しておきます
stub.xls
検索のキー列
メッセージ設定用の値の列
ret01=XXX
XXX
送信MSG
受信MSG
arg01=xxx
xxx
241
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送信メッセージへの動的データ設定
–
242
リソース・ツリーから右クリック > 新規 > テスト・データ > Excelデータ・ソースを選択し
ます。エディター上で参照を押下して用意したExcelファイル名を指定し、シート名やフォーマ
ットに関する設定などを行い、データ・ソースを保存します
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送信メッセージへの動的データ設定
243
–
スタブ・エディター上で
アイコンを押下してタグ・データ・ストアを開き、検索キー列と
値列の各々の列名のテスト・タグを作成します
–
タグ・データ・ストアを閉じ、スタブ・エディターの入力タブ上で検索キー値を取得するフィ
ールドに検索キー列のテスト・タグを設定します
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送信メッセージへの動的データ設定
244
–
スタブ・エディターのアクティビティータブでイベント・アクティビティーを「ビジネス・ロ
ジック」に切り替え、応答の送信アクションのプロパティ画面を開いてデータ・セットから値
を設定するメッセージ・フィールドに値列のテスト・タグを設定します
–
アクション・パレットのフローメニュー > テスト・データのルックアップを選択して、応答の
送信アクションの前にテスト・データのルックアップアクションを追加します
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送信メッセージへの動的データ設定
245
–
テスト・データのルックアップアクションのプロパティ画面を開きます。構成タブ上で参照を
押下して該当のデータ・セットを選択し、ルックアップ値のところに検索キー列と対応するテ
スト・タグを各々「列キー」と「ルックアップ値」に入力します。(必要に応じてキー列を追
加します)
–
同じく格納タブでは検索により取得される値列(データ・フィールド)とそれを格納するタグ
名のマッピングを確認、必要に応じてタグ名を変更します。完了したらOKを押下します
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送信メッセージへの動的データ設定
–
–
スタブ・エディター上でテスト・データのルックアップアクション配下の検出/不検出フォル
ダに各々値を検出した場合/検出できなかった場合のアクションを必要に応じて追加します
ビジネス・ロジックの編集が完了したらスタブを保存します。次回のスタブの実行時には受信
メッセージ内の値に応じて応答の送信メッセージ内の値が動的に設定されるようになります
コンソールのログ出力例
246
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3-12. スタブの実行と結果の確認
247
スタブの実行
 スタブ実行の概要
–
–
–
–
–
–
248
作成したスタブを実行する際はテスト同様「テスト・ラボ」パースペクティブを使用します
スタブの実行方式としてはローカルRIT上で即時実行する以外に、リモートのRTVS環境(RIT
エージェント)にパブリッシュして実行することが可能です
ここではローカルRIT上での即時実行の方法について解説します。RTVS環境でのスタブ実行に
ついては次章「4.RTVSの利用」にて解説します
RITでスタブを実行する場合、以下のような制限があります。RTVS環境ではこのような制限は
ありません
• 実行時間は 5 分間のみ (ただし、関連するテスト・シナリオでより長時間の実行が必要な
場合を除く)
• 1 秒あたりのトランザクションは1個
スタブへのルーティングにプロキシーを使用する場合、事前にプロキシーを起動してください
スタブの実行結果はタスク・モニターやコンソールといったビューで確認できます。またテス
ト・スイートではなく単体で実行したスタブの結果についても「結果ギャラリー」パースぺク
ティブの結果レポートで参照できます
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スタブの実行
 スタブの実行と結果の確認
–
249
ローカルRITでのスタブの実行には以下のようにいくつかの方法があります
• リソースツリー上で該当のスタブを選択して右クリック > 実行
• リソースツリー上で該当のスタブを選択してダブルクリック
• リソースツリー上で該当のスタブを選択してRITのメイン・ツールバーの アイコンを押下
• タスク・モニター上で該当のスタブを選択してF5を押下
• タスク・モニター上で該当のスタブを選択してツールバーの アイコンを押下
• RITのメイン・ツールバーの アイコン横のリストから対象のスタブを選択
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スタブの実行
–
–
–
前頁の方法でスタブを実行すると、タスク・モニターに該当スタブのエントリが追加されて状
況が表示され、コンソールにも状況に応じた出力が行われます
タスク・モニター上では進行状況バーと状況欄でスタブの実行状況が判別できます。実行中のス
タブを選択して アイコンを押下することにより停止させることも可能です。(スタブの場合
、進行状況バーは成功/失敗ではなく要求の処理件数を表示します)
スタブを実行すると対象のオペレーション要求に対するスタブへのルーティング設定が実施さ
れ、該当サービスへの要求をスタブがListenします。この状態で該当サービスに対する要求が
実行されると、サービス本体ではなくスタブにより要求が受信、処理され結果として応答が返
されます
完了したスタブ
実行中のスタブ
250
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スタブの実行
–
コンソールではスタブ中の実行状況や検証結果が出力されます。テスト同様、ログアクション
により任意の内容を出力することも可能です
スタブによる要求の
処理結果(1件目)
スタブによる要求の
処理結果(2件目以降)
が続く
検証結果メッセージを
押下すると詳細を確認可能
(テストと同様)
起動から5分経過したことに
よる完了のメッセージ
251
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スタブの結果レポートの確認
 スタブの実行結果
–
–
–
–
252
スタブの結果についても「結果ギャラリー」パースペクティブ上でレポートを参照できます
リソース・タイプでスタブを選択すると、スタブの実行結果の要約と詳細レポートを参照でき
ます。参照を押下して対象のスタブを選択します
要約および詳細レポートはスタブが処理した要求単位で作成されます。(1度のスタブ実行で複
数件の要求を処理した場合、処理件数分のレポートが作成されます)
スタブの実行の要約で表示する項目はテストの場合と同様です。(前述の「結果レポートの確
認」を参照ください)
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結果レポートの確認
–
スタブの詳細レポートでは以下の項目を表示します。実行の要約上で選択したスタブの処理に
ついてビューアーに表示されます
該当処理全体の結果情報
スタブの各ステップの
結果の要約情報
スタブを実行した
環境の情報
(次頁に続く)
253
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結果レポートの確認
スタブの処理ステップ全体の
情報
スタブ内の各ステップの
詳細情報(要求の受信)
(次頁に続く)
254
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結果レポートの確認
検証(アサーション)の情報
スタブ内の各ステップの
詳細情報(応答の送信)
255
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4-1. RTVSの概要
256
RTVSの概要
 RTVS機能概要
–
–
–
基本的にRational Test Control Panel(RTCP)上から操作し利用します
RITで作成したスタブやテスト実行結果をRTCPで共有し利用・参照することができます
RITエージェントやプロキシーを利用して、スタブの実行や負荷テストの実行ができます
 RTCP各メニューの概要
テストの日時指定実行が可能
RITエージェントやプロキシーの一元管理
各RITやRITエージェントで実行されたテスト、スタブ、スイートの実行
結果を参照
ドメインと環境の組み合わせで管理され、RITからパブリッシュされた
スタブを管理、実行
RITでレコーディングしたイベント成果物を登録し、他ユーザーと共有
して利用
各種テクノロジーを仮想化するためのツール・パッケージを提供
ユーザー管理、セキュリティー管理、ドメイン管理など
257
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4-2. ドメインの作成
258
ドメインの作成
–
ドメインは大規模な開発プロジェクトなど複数のチームがRTVS環境を共用する場合などにおい
て、スタブやテストをグルーピングし管理しやすくするための機能です。
–
ドメインは、RTCPまたはRIT上で作成することができます。詳しくは以下を参照ください。
–
ドメイン管理
•
259
http://www-01.ibm.com/support/knowledgecenter/SSBLQQ_8.7.0/com.ibm.rational.rtcp.sysadmin.doc/t
opics/c_rtcpadmin_mng_dom.html?lang=ja
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ドメインの作成
 RTCPからドメインを新規追加する方法
–
–
260
RTCPにアクセスします。
ログイン後、ホーム画面上の「管理」をクリックします。
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ドメインの作成
–
261
「ドメインと環境」タブを選択します
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ドメインの作成
–
262
新規ドメインの欄に、任意のドメイン名を入力し「追加」ボタンをクリックします
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ドメインの作成
–
263
新規ドメインが追加されリストに表示されます
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ドメインの作成
 RITから新規ドメインを作成する方法
–
264
スタブをパブリッシュする際に、ドメイン「新規ドメインの作成」を選択することで、このタ
イミングで新規ドメインを作成することができます
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ドメインのアクセス管理
 ドメインごとのユーザーアクセス権管理
–
265
「管理」>「セキュリティ」タブを開き、ドメイン・レベルのセキュリティを「有効にする」
をクリックします。
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ドメインのアクセス管理
–
266
確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
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ドメインのアクセス管理
–
–
267
各ドメインにユーザーを追加します「ドメインと環境」タブを開き、任意のドメインを選択し
ます。
中央のメニューから「ユーザー」を選択し、ユーザー追加ボタン(
)をクリックします。
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ドメインのアクセス管理
–
–
–
268
ドメインへのユーザーの追加ダイアログが表示されます。既存ユーザーのリストから、このド
メインへアクセスさせたいユーザーにチェックを入れます。
チェックしたユーザーに付与する役割にチェックをいれます。
「保存」ボタンをクリックします。
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ドメインのアクセス管理
 (補足)役割について
–
–
–
269
ドメイン管理者
• ドメインに関する管理者権限を所持
ユーザー
• 一般的なユーザーにはこの役割を付与する
• RTCP上で、自身がユーザーとして追加されているドメインに関する操作や設定、情報の
参照が可能
• 管理メニューの操作は出来ない
APIユーザー
• エージェントやプロキシーに付与するための役割
• APIユーザーではRTCP上でドメインに関する操作は出来ない
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ドメインのアクセス管理
–
270
一般ユーザーでRTCPにログインした場合の例です。user3は、ドメイン“システムA”へのみア
クセス可能な設定であるため、他のドメインは表示されません
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4-3. 成果物の共有
271
レコーディングされたイベントの共有
 RTCPを介して、RITでレコーディングされたイベントを他ユーザーと共有することが出
来ます。
–
–
272
RTCPのホームから「ライブラリー」を選択します
現在、RTCP上で共有されている成果物一覧を照会することができます
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レコーディングされたイベントの共有
 イベントのエクスポート(RTCPへの登録)
–
–
273
RITでイベントをレコーディング後、イベントを選択し、メニューバーから「ファイル」->
「エクスポート」をクリックします
選択されたイベントのエクスポート先として「Rational Test Control Panel」を選択し「次
へ」をクリックします
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レコーディングされたイベントの共有
 イベントのエクスポート(RTCPへの登録)
–
–
–
274
成果物名を入力します
簡易説明、説明、ラベルは任意で入力します
「終了」をクリックすると、RTCPへ成果物がエクスポート(登録)されます。
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レコーディングされたイベントの共有
 イベントのインポート(RTCPからRITへのダウンロード)
–
–
275
RITのメニューバーから「ファイル」->「インポート」をクリックします
イベントのインポート元として「Rational Test Control Panel」を選択し「次へ」をクリック
します
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レコーディングされたイベントの共有
 イベントのインポート(RTCPからRITへのダウンロード)
–
–
276
「ラベル」または「フリー検索」でインポート対象を検索します(下図の例では、ラベルを
キーとして検索しています(ラベル=SAMPLE))
「次へ」をクリックします
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レコーディングされたイベントの共有
 イベントのインポート(RTCPからRITへのダウンロード)
–
–
277
検索結果として条件に該当する成果物一覧が表示されます
インポートする成果物にチェックをつけ「終了」をクリックします
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レコーディングされたイベントの共有
 イベントのインポート(RTCPからRITへのダウンロード)
–
278
レコーディング・スタジオ・パースペクティブにイベントがインポートされます
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4-4. RITエージェントの管理
279
RITエージェントの管理
–
–
RTCPのホーム画面から「エージェント」をクリックします
登録済みRITエージェント一覧が表示されます
–
RITエージェントインストール時に、登録対象RTCPサーバーを指定しているため、インストー
ル済みのエージェントは自動的に表示されます
右端にあるアイコン
をクリックすると、使用状況の詳細を確認できます
–
280
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4-5. スタブの管理と実行
281
スタブのパブリッシュ
–
–
282
RITで作成したスタブをRTCPにパブリッシュし、チームでスタブを共用したり、RITエージェ
ント環境でスタブを実行したりすることができます。
RITで作成済みのスタブをパブリッシュする場合、テスト・ファクトリー・パースペクティブを
開き、対象のオペレーションまたは「スタブ」フォルダを右クリックし、「スタブのパブリッ
シュ」をクリックします。
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スタブのパブリッシュ
–
283
パブリッシュするスタブのバージョン、RTCPおよびドメインを指定し、「パブリッシュ」ボタ
ンをクリックします
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スタブのパブリッシュ
–
284
ダイアログが表示されたら「OK」ボタンをクリックします
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スタブの実行
 RTCPにパブリッシュされたスタブをRITエージェント上で稼動
–
285
RTCPにログインし「環境」をクリックします。
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スタブの実行
–
286
任意の「ドメイン」と「環境」を選択し、「ダッシュボードの表示」をクリックします。
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スタブの実行
–
287
一覧から稼動対象の右側にある「スタブの開始」ボタンをクリックします。
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スタブの実行
–
–
288
稼動対象スタブとバージョンを選択します。また、構成やエージェントなどの設定は必要に応
じて実施します
最後に「スタブの開始」をクリックします。
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スタブの実行
289
–
–
一覧の右端にある状況列で、現在の状況を確認します。
「準備完了」になったらスタブが開始しています。
–
スタブを停止する場合は、右クリックし「スタブの停止」をクリックします。
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スタブの実行
 環境のロック
–
–
290
実行中のスタブを他ユーザーが勝手に停止できないよう、環境にロックをかけることができま
す
画面右上のツール・アイコン「環境のロック」をクリックします
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スタブの実行
 環境のロック
–
291
予想所要時間を入力し、「環境のロック」をクリックします
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スタブの実行
 環境のロック
–
–
292
環境がロックされます
ロックを解除する場合は、再度右上のツール・アイコン「環境のアンロック」をクリックしま
す
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4-6. スケジュール実行
293
テストのスケジュール実行
–
RITのテストは、2種類の実行方法があります
•
•
–
294
ローカルでの実行:即時実行
RTCPを経由したリモート・エージェントでの実行:実行タイミングの指定が可能
ここでは、リモート・エージェントでの実行を利用して、テストをスケジュール実行するため
の方法を説明します
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テストのスケジュール実行
–
既存のテストを右クリックし、「実行...」をクリックします。
※実行メニューが2つありますが、下側の実行をクリックします
ローカルのRITで実行
リモートで実行
295
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テストのスケジュール実行
–
実行構成のカスタマイズ画面が開きます。
•
•
•
–
296
実行設定を「後で実行」にチェックします。
属性の選択で実行先エージェントを指定することができます。(未指定の場合は使用可能な任意のエー
ジェントで実行されます)
スケジュールは「一度」を選択し、任意の日時をカレンダーで指定します。
上記指定後、「実行」ボタンをクリックします。
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テストのスケジュール実行
 (補足)指定可能なスケジュールの種類
– 実行設定を「後で実行」に指定した場合、実行するタイミングは下記3パターンから選択可能です
•
•
•
297
一度: 指定した日時に1度だけ実行
毎日: 毎日指定した時刻に実行(毎N日(Nは整数)、または平日のみなどオプションを指定可能)
繰り返し: 指定したCron式に基づき該当するタイミングで繰り返し実行
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テストのスケジュール実行
298
–
–
RTCPにログインし、ホーム画面で「スケジューリング」を開きます。
RITからスケジュール実行を指定したテストは、RTCP上に指定済みスケジュール一覧に表示さ
れます。
–
–
この画面上で、テストの即時実行や停止、削除の制御も可能です。
またこの一覧に表示されるテストは、未来日時でスケジュール指定された未実行のテストのみ
です。過去日時のテストや実行済みテストは、ここには表示されません。
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4-7. 結果の管理
299
結果の表示
–
300
RITやRITエージェントで実行されたテスト、スタブの結果はRTCPから参照することができま
す。RTCPにログインし、ホーム画面から「結果」をクリックします。
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結果の表示
–
–
301
結果データベースを選択し、タイプと、実行開始・終了日時を指定して「検索」ボタンをク
リックします。
条件に該当する結果一覧が表示されます。
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結果の表示
–
302
詳細を確認する場合、対象をクリックします。
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結果の表示
–
303
実行結果の詳細レポートが表示されます。
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結果の表示
 (補足)結果データベースにテスト結果を残す方法
304
–
RITでテストを単体実行した場合、結果はデータベースに格納されません。
テスト実行結果はRITのコンソール上に表示されますが、コンソールをリフレッシュしたりRIT
を再起動すると結果は消去されます。(再表示はできません)
–
テスト実行結果をデータベースに保存し後から参照可能にするためには、テストをスイートに
含めて実行する必要があります。
テストスイートに含めて実行されたテストの結果は、構成済みの結果データベースに自動的に
格納されます。
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