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WebSphere Enterprise Service Bus for i5/OS POWER

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WebSphere Enterprise Service Bus for i5/OS POWER
WebSphere Enterprise Service Bus, Version 6.1.0
WebSphere Enterprise Service Bus for i5/OS 導入・構成ガイド
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社
POWER システムズ
© Copyright IBM Japan, Ltd. 2007. All rights reserved.
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
Disclaimer
この資料に含まれる情報は可能な限り正確を期しておりますが、日本アイ・ビー・エム株式会社ならび
に日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受けておりません。
当資料は、資料内で説明されている製品の仕様を保証するものではありません。
この資料の内容は 2008 年 3 月現在の情報であり、製品の新しいリリース、PTF などによって動作、仕
様が変わる可能性があるのでご注意下さい。
資料のすべてあるいは一部を問わず、日本アイビーエム・システムズ・エンジニアリング株式会社の許
可なく使用、改変することを禁じます。
© Copyright IBM Japan Systems Engineering, Co.Ltd. 2008. All rights reserved.
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
目次
はじめに ......................................................................................................................................... 4
1. WebSphere Enterprise Service Bus for i5/OS 概要 ........................................................... 5
1.1 SOAにおけるWESBの位置づけ.......................................................................................... 5
1.2 IBM WebSphere Enterprise Service Busの主な機能...................................................... 6
2. WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OSのインストール ....................................... 7
2.1 WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS 導入要件 ...................................... 7
2.1.1 ハードウェア要件 ........................................................................................................... 7
2.1.2 ソフトウェア要件............................................................................................................. 7
2.1.3 導入のための準備......................................................................................................... 9
2.2 WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OSのインストール .............................. 10
2.2.1 新規インストール ......................................................................................................... 12
2.2.2 WebSphere Application Server Network Deployment 導入済み環境へのインストー
ル.......................................................................................................................................... 19
2.2.3 WebSphere Enterprise Service Bus 導入によって生成されるオブジェクト.............. 27
2.2.4 Profile Management Tool Client for i5/OSのインストール........................................ 27
2.3 フィックスの適用 ................................................................................................................ 31
2.3.1 アップデート・インストーラーの導入............................................................................... 31
2.3.2 アップデート・インストーラーを用いたフィックス適用方法 ............................................... 35
2.4 WebSphere Enterprise Service Bus用プロファイルの作成 ............................................. 37
2.4.1 Derbyを使用したプロファイルの作成 ............................................................................ 37
2.4.2 DB2 for i5/OSを使用したプロファイルの作成 ............................................................... 47
3. WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OSの初期構成 ........................................ 57
3.1 サーバーの初期設定 ......................................................................................................... 57
3.1.1 ライセンス情報の登録................................................................................................... 57
3.1.2. SQLサーバー・ジョブ数の調整..................................................................................... 59
3.2 サーバーの起動・停止........................................................................................................ 59
3.2.1 サーバーの起動 ........................................................................................................... 60
3.2.2 サーバーの停止 ........................................................................................................... 62
4. まとめ ...................................................................................................................................... 66
参考資料リンク ............................................................................................................................. 66
付録 ............................................................................................................................................. 68
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
はじめに
このガイドは、System i において WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS(以降 WESB と
略称)を導入し、初期構成を行なったうえでアプリケーションを実行できることを目的としています。
1 章では製品の概要について、2 章では WESB の導入について、3 章では初期実行環境構築の手順
について解説します。
ガイドで説明する初期構成は、アプリケーションを実行するための基本的な部分のみを取り上げている
ものです。WESB の全ての機能を網羅したシナリオとはなっておりません。記載されていない機能の使
い方については、インフォメーション・センター等ご参照ください。
・想定する当ガイドの対象者
– System i のインフラ担当者
– WebSphere Enterprise Service Bus インフラ担当者
・ガイドが対象とする製品のバージョン
– IBM WebSphere Enterprise Service Bus V6.1
– i5/OS V5R4
・ガイドにおいて前提とする知識
– IBM WebSphere Application Server もしくは IBM WebSphere Application Server Network
Deployment を用いたサーバー構成全般
※当資料は WESB V6.1 (当資料作成の 2008 年 3 月時点の Fix バージョン)、i5/OS V5R4 を前提に
書いております。WESB のバージョンが異なることで、挙動が変わる可能性もございます。その場合は
フィックスのリリース・ノートなどを参照し、ご確認ください。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
1. WebSphere Enterprise Service Bus for i5/OS 概要
WESB は、WebSphere Business Integration 製品の後継であり、SOA (サービス志向アーキテクチャ
ー) のコア製品として位置づけされています。2007 年 12 月に新しく発表された WESB V6.1 では新た
に、i5/OS もサポートされるようになりました。当ガイドでは、WESB の基本的な機能や概要のみを範囲
とし、V6.1 における詳細機能については、WESB V6.1 新機能紹介資料などをご参照ください。
1.1 SOAにおけるWESBの位置づけ
前述の通り WESB は、SOA をベースとしたソリューションにおいて、中心的な位置付けとなっておりま
す。WESB は、さまざまな種類のアプリケーションやサービスを連携し統合するバスの役割を果たしま
す。Web サービスや JMS、ネイティブ MQ などのクライアントに対してインターフェースを持ち、各処理
要求の仲介役を担います。WESB は IBM SOA リファレンス/アーキテクチャーにおいてエンタープライ
ズ・サービス・バスに位置づけられ、広範囲にまたがるあらゆるサービスを連携し、統合を実現するた
めの実行環境を提供します。
対話サービス
プロセス・サービス
情報サービス
エンタープライズ・サービス・バス ( ESB)
パートナー
(組織間)
サービス
ビジネス・
アプリケーション・
サービス
アプリケーション
情報アクセス・
サービス
IT サービス・マネジメント
開発サービス
ビジネス革新と最適化サービス
インフラストラクチャー・マネジメント・サービス
[IBM SOA リファレンス・アーキテクチャー]
WESB V6.1 は、これまでの機能に加え、以下について機能強化、拡張を行っています。
・
新しいバインディング、接続性、QoS(Quality of Service)への強化
・
新しいタイプのメディエーション
・
プラットフォーム・ラインナップ
・
製品の導入・構成
・
使いやすさとビジネスへの柔軟な対応
・
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
1.2 IBM WebSphere Enterprise Service Busの主な機能
WESB は、Service Component Architecture(SCA)で定義された処理(サービス) 間のメッセージ・
フローを管理します。ESB におけるメディエーション・モジュールは、リクエスターとプロバイダー間の処
理方法の違いや、プロトコルの違い、インターフェースの違いなどを包括し、仲介処理(メディエーション)
を行ないます。SCA ベースのソリューションにおいては、メディエーション・モジュールも SCA モジュー
ルの一種として扱われます。メディエーション・モジュールは、特殊な役割を果たし、ビジネス・レベルで
実行される他のコンポーネントとは、少し異なる性質を持っています。
通常のビジネス・アプリケーション・コンポーネントでは、メッセージそのもののコンテンツよりも、基盤
におけるメッセージのフローが注目されますが、メディエーション・コンポーネントは、サービス・エンドポ
イント間でのメッセージ交換処理そのものに着目しています。ビジネス処理内容ではなく、メッセージの
ルーティングやトランスフォーメーション(変換) 、ロギングなどの処理を行ないます。通常メッセージを
どのように処理するかといった情報は、ビジネス・メッセージのヘッダーに含まれています。この処理を、
IBM の SOA プログラミング・モデルでは、サービス・データ・オブジェクト(SDO)をサポートするため、サ
ービス・メッセージ・オブジェクト(SMO)パターンを採用しています。
WESB は、サービス・エンドポイント間の連携に関し、3 つのレベルでサポートしています。
・
幅広い接続機能
・
多種多様な処理モデルと高い品質
・
メディエーション機能
WESB で提供している接続機能には、さまざまなプロトコルや API がサポートされています。Web サー
ビスにも対応するため、以下のような Web サービスに置ける標準的な実装も行なわれています。
・
SOAP/HTTP, SOAP/JMS, WSDL 1.1
・
UDDI 3.0 Service Registry (WebSphere Integration Developer 使用による)
・
WS-Security や WS-Atomic Transactions
また、WESB は WAS を基盤としているため、WebSphere MQ や WebSphere MessageBroker など
の他の WebSphere 製品とも柔軟に連携させることができます。他にも IBM WebSphere Adapters ソ
リューションを活用することで、既存アプリケーションと連携させ、さまざまなビジネス・イベントも取り込
むことを可能にします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2. WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OSのインストール
この章では、IBM WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS の導入要件、導入方法ついて
解説します。導入にあたっては、以下の 2 つのパターンが挙げられます。
-
新規インストール
-
IBM WebSphere Applicarion Server Network Deployment V6.1 for i5/OS (以降 WAS ND) が
導入されている環境へのアップグレード・インストール
当ガイドでは、新規にインストールする方法、WAS ND が導入されている環境へのインストール方法
を順番に説明します。
2.1 WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS 導入要件
IBM WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS を導入するための前提条件について説明し
ます。
2.1.1 ハードウェア要件
・
IBM POWER 5 ファミリーのプロセッサー以上のシステム
・
1CPU 以上
・
4GB メモリー以上
・
CD-ROM ドライブ (System i ローカルで導入する場合)
※上記の要件を満たしていない場合でも導入、稼動は可能ですが、アプリケーションが正しく動作しな
いことや、期待するパフォーマンスを得られないことがあります
2.1.2 ソフトウェア要件
WebSphere Enterprise Service Bus V61 for i5/OS 導入のための、ソフトウェア要件は以下の表の通
りです。
i5/OS バージョン
i5/OS V5R4
(IBM Technology for Java
注意: Container Managed Messaging はサポートされていません
32-bit JVM 使用)
i5/OS バ ー ジ ョ ン (64-bit
i5/OS V5R3
Classic JVM 使用)
i5/OS V5R4
注意: Container Managed Messaging はサポートされていません
アプリケーション・サーバー
IBM WebSphere Application Server Network Deployment 6.1 Fix Pack 13
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
・J2SE 5.0 32 bit ( 5722JV1 option 8) + 最新 PTF の適用
JavaTM
・Java Developer Kit 5.0 64bit (5722JV1 option 7) + 最新 PTF の適用
注意:WebSphere 提供の Java2SDK(Software Development Kit) は、ランタ
イム環境とリモート Java クライアントの実行の両方に必要です
データベース
IBM Cloudscape 10.1
IBM DB2 for i5/OS 5.3
IBM DB2 for i5/OS 5.4
Java
Database
Derby JDBC Provider (XA)
Connectivity (JDBC) ドラ
Derby Network Server using Derby Client Provider (XA)
イバー
IBM DB2 Universal JDBC Provider (XA) 2.8 (type 2)
IBM DB2 Universal JDBC Provider (XA) 2.8 (type 4)
IBM DB2 Universal JDBC Provider (XA) from DB2 z/OS (type 4)
IBM Application Connectivity to DB2 for z/OS Feature
IBM Toolbox (XA) for Java/JTOpen JDBC Driver 4.8 (type 4)
IBM OS/400 Native JDBC (XA) Driver
IBM Informix JDBC (XA) Driver 3.00 JC3 (type 4)
Oracle 9i JDBC (XA) Driver
Oracle 10g JDBC (XA) Driver
IBM WebSphere embedded Connect JDBC (XA) 3.5 build 37 (type 4)
DataDirect Connect JDBC (XA) 3.5 build 37 (type 4)
LDAP サーバー(オプション
IBM Tivoli Directory Server 6.0
機能の使用にのみ必要)
IBM Lotus Domino Enterprise Server 6.5.4
IBM Lotus Domino Enterprise Server 7.0
Note: Refer to the 'Supported LDAP servers' section of the appropriate
supported operating system to see the LDAPs supported remotely on that
Operating System.
Web サーバー
IBM HTTP Server for i5/OS
IBM Lotus Domino Enterprise Server 6.5.4
IBM Lotus Domino Enterprise Server 7.0
JMS プロバイダー
IBM WebSphere MQ 6.0.2
(オプション機能の使用に
IBM WebSphere Application Server デフォルト・メッセージング・プロバイダ
のみ必要)
Oracle 10g - Oracle AQ
詳細については、以下の URL をご参照ください。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=2307&uid=swg27009845
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2.1.3 導入のための準備
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS 導入する前に、システムの設定を確認します。導
入前に、確認すべき設定内容は次の通りです。
TCP/IPの設定
IP アドレス、及びホスト名が設定されていることを確認します。WAS 同様、WESB プロファイルでは、デ
フォルトでサーバーのホスト名がセル名の一部として使用されます。
5250 コマンド・ラインから、CFGTCP コマンドを実行し、メニュー12 を選択、実行します。
TCP/IP ドメインの変更
(CHGTCPDMN)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
ホスト名
ドメイン名
. . . . . . . . . . . HOSTNAME
. . . . . . . . . . DMNNAME
ドメイン検索リスト
. . . . . . DMNSCHLIST
ホスト名検索優先順位
. . . . . HOSTSCHPTY
ドメイン・ネーム・サーバー :
INTNETADR
IP アドレス . . . . . . . . .
'APPLE'
'xxxxx.IBM.COM'
*DFT
*LOCAL
*NONE
終り
F3= 終了
F4=ポワ]ポ n
F12= 取り消し
F5= 最新表示
F10= 追加のパラメーター
F13= この画面の使用法
F24= キーの続き
ホスト名(HOSTNAME)、ドメイン名(DMNNAME)が設定されていることを確認します。
前提PTFの確認
WAS が既に導入されている環境である場合、前提 PTF を満たしている必要があります。WAS ND6.1
が既に導入されている場合、6.1.0.13 以上である必要があります。
WAS 前提 PTF の詳細については、以下 URL を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/in
fo/iseriesnd/ae/cins_is_prqptfin.html
サーバー停止の確認
WAS ND が既に導入されている場合、サーバー及びサブシステム QWAS61 は停止している必要があ
ります。サーバー及びサブシステムの停止方法は、各製品のインフォメーション・センターを参照してく
ださい。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
ホスト・サーバー稼動の確認
クライアント端末から、リモート・インストールを実施する場合、i5/OS 上でホスト・サーバーが起動して
いる必要があります。ホスト・サーバーを起動するためには、5250 コマンド・ラインから以下のコマンド
を実行します。
STRHOSTSVR SERVER(*ALL)
WESB は WAS ND をベースとしているため、導入ための準備は基本的に WAS ND の導入の場合と
同じです。WAS ND 導入のための準備内容については、以下のリンクを参照してください。
(参考)
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.iseries.doc/in
fo/iseriesnd/ae/tins_is_prep.html
2.2 WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OSのインストール
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS の導入方法について解説します。WESB の導入
には、3 通りの導入方法があります。
-
リモート GUI インストール
System i にネットワーク経由で接続した Windows 端末から GUI を使って導入します
System i にサインオンする処理がある以外は、他のプラットフォームとインストーラーの画面イメ
ージは同じです
-
リモート・サイレント・インストール
リモート GUI インストール同様、System i にネットワーク経由で接続された Windows 端末から導
入しますが、応答ファイル (responsefile) を使用して導入に必要なパラメーターを定義し、対話
処理なしでインストールします
-
ローカル・サイレント・インストール
System i の IFS 上にインストール・イメージをコピーした上で、導入を実行します
導入には、リモート・サイレント・インストール同様、応答ファイル (responsefile) を使用して、導
入のためのパラメーターを指定します
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
[3 タイプの導入方式]
このシナリオでは、最も簡単に導入できる「リモート GUI インストール」での導入方法を説明します。ま
た、導入と同時にプロファイルを作成するか、もしくは製品のみインストールし、プロファイルを別で作成
することもできます。このシナリオでは、プロファイルは導入後 Profile Management Tool を使って作成
します。
[製品導入からプロファイ作成の流れ]
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2.2.1 新規インストール
IBM WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS を、新規にインストールする方法について説
明します。ここで紹介するインストール・シナリオは、クラスターやデプロイメント・マネージャーなど構成
せず、シングル・サーバーで構成することを前提としています。
また、インストール時にデフォルト・プロファイルを構成することもできますが、プロファイルの作成は製
品導入後 2.4 WebSphere Enterprise Service Bus用プロファイルの作成 で、プロファイル作成を行
います。
1. 導入用メディアを、インストールに使用する PC 端末に装填します。自動でインストール・ウィザード
が起動します。
ウィザードが起動しない場合、CD メディアを Windows エクスプローラーで開き、launchpad をダブ
ルクリックして実行します。
2. 「ようこそ」画面が表示されます。実行できるメニューの一覧の中から、[WebSphere ESB のインス
トール] を選択します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3. 「WebSphere ESB のインストール」画面が表示されます。メニュー一覧から [WebSphere ESB の
インストール・ウィザードの起動] を選択し、インストールを開始します。
4. 「i5/OS用IBM Common Installation Engine for WebSphere Software バージョン 6.1.0.0」画面
が表示されます。ネットワーク経由で、WESBの導入を行なうため、接続するSystem i のホスト名、
もしくはIPアドレス、サインオンするためのユーザー・プロファイル、パスワードを指定し [OK] をク
リックします。
※ 2.1.3 導入のための準備 にもあるように、リモート・インストールを行なう場合、ホスト・サーバ
ーが起動している必要があります
※ サインオンに使用するユーザーは、*ALLOBJ、*SECADM権限が必要です
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
5. 「IBM WebSphere Enterprise Service Bus 6.1.0.0 のインストール・ウィザードへようこそ」画面が
表示されます。 [次へ] をクリックします。
6. 「ソフトウェア・ライセンス情報」画面が表示されます。内容を確認し [使用条件の条項に同意しま
す] ラジオ・ボタンを選択し [次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
7. 「システムの前提条件の検査」画面が表示されます。ここで、導入するシステムに WAS ND や
WESB が既に導入されているかどうかの確認が行なわれます。前提条件の検査結果を確認し、
[次へ] をクリックします。
8. 「WebSphere Enterprise Service Bus インストール・タイプの選択」画面が表示されます。このシ
ナリオでは、 [標準的インストール] を選択し、 [次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
9. 「フィーチャーの選択」画面が表示されます。 [WebSphere Enterprise Service Bus サンプル] を
導入するかどうかを選択します。このシナリオではサンプルを導入するため、チェックボックスにチ
ェックが入っていることを確認し、 [次へ] をクリックします。
10. 「WebSphere Enterprise Service Bus のインストール・ルート・ディレクトリー」画面が表示されます。
ここでは、デフォルトで指定されているディレクトリーを使用するため、内容を確認し [次へ] をクリ
ックします。
デフォルトでは、以下のディレクトリーが使用されます。
<製品ディレクトリー>
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB
<デフォルト・プロファイル・ディレクトリー>
/QIBM/UserData/WebSphere/ESB
<プロダクト・ライブラリー>
QWAS61A
※プロダクト・ライブラリーは変更することができません
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
11. 「WebSphere Enterprise Service Bus 環境」画面が表示されます。このシナリオでは、プロファイ
ルは作成せず、WESB 製品の導入のみ行なうため、 [なし] を選択し、 [次へ] をクリックします。
※当ガイドでは「なし」を選択していますが、導入時にプロファイルも作成する場合は、ここで「スタ
ンドアロン・サーバー」などを選択します。プロファイル作成することを選択すると、プロファイルにお
けるセキュリティーの設定の画面が表示されます。
12. 「次へ」をクリックすると、「WebSphere Enterprise Service Bus では、1 つ以上のプロファイルが
機能している必要があります。プロファイルを作成せずに続行しますか?」 というメッセージが表
示されます。ここでは [はい] を選択し、インストールを続けます。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
13. 「インストールの要約」画面が表示されます。
14. インストールが開始されます。インストールは、WAS ND の導入の後、WESB コンポーネントの導
入、WESB 機能の構成が行なわれます。
15. 「インストールの結果」画面が表示されます。デフォルトでは「プロファイル管理ツール」が起動され
ます。ここでは先にフィックスを適用するため、チェックをはずし[終了]をクリックします。
インストールの結果詳細については、以下のログ・ファイルから確認することができます。
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB/logs/wbi/install/log.txt
次に、2.2.4 Profile Management Tool Client for i5/OSのインストール へ進みます。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2.2.2 WebSphere Application Server Network Deployment 導入済み環境へのインストール
IBM WebSphere Enterprise Service Bus 製品は、WAS ND を基盤とする製品であるため、WAS ND
が導入されている必要があります。新規インストールの場合、WAS ND が同時に導入されますが、既
に WAS ND が導入されている場合、その環境をエンタープライズ・サービス・バス用に拡張することも
できます。
ここでは、WAS ND が既に導入されている環境での、WESB の導入方法について説明します。
1. 既存の WAS ND 環境を確認します。WAS ND に同梱されている versionInfo スクリプトなどを使
用し、バージョンを確認します。WESB6.1 を導入するためには、WAS ND は 6.1.0.13 以上である
必要があります。
WAS ND がバージョン 6.1.0.13 以下である場合、WAS グループ PTF を適用し、WESB の前提を
満たすよう準備します。
2. WESBを導入するための前提Fix Pakを適用します。WESB導入メディア(CD 3)に含まれている以
下のFixPackを適用します。
- WebSphere Application Server interim fix 6.1.0.13-WS-WAS-IFPK56164 Multiplatform
Mutilingual (C1818ML)
メディアからFixPakファイル「6.1.0.13-WS-WAS-IFPK56164.pak」を、任意のIFS上にコピーし、
UpdateInstallerを使って適用します。UpdateInstallerを使ったFixの適用方法については、2.3.2
アップデート・インストーラーを用いたフィックス適用方法 を参照してください。
※この前提Fixを適用せずにWESBの導入を行なうと、ウィザードの途中、以下のような「失敗」メッ
セージが表示されます。なお、これはWAS NDを拡張しWESBを導入する場合にのみ表示されま
す。(WAS ND導入環境に新規でWESBを導入する場合、この操作は不要です)
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3. 前提条件がそろったところで、WESB を導入します。導入用メディアを、インストールに使用する
PC 端末に装填します。自動でインストール・ウィザードが起動します。
ウィザードが起動しない場合、CD メディアを Windows エクスプローラーで開き、launchpad をダブ
ルクリックして実行します。
4. 「ようこそ」画面が表示されます。実行できるメニューの一覧の中から、[WebSphere Enterprise
Service Bus のインストール] を選択します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
5. 「WebSphere Enterprise Service Bus のインストール」画面が表示されます。メニュー一覧から
[WebSphere Enterprise Service Bus のインストール・ウィザードの起動] を選択し、インストール
を開始します。
6. 「i5/OS用IBM Common Installation Engine for WebSphere Software バージョン 6.1.0.0」画面
が表示されます。ネットワーク経由で、WESBの導入を行なうため、接続するSystem i のホスト名、
もしくはIPアドレス、サインオンするためのユーザー・プロファイル、パスワードを指定し [OK] をク
リックします。
※ 2.1.3 導入のための準備 にもあるように、リモート・インストールを行なう場合、ホスト・サーバ
ーが起動している必要があります。
※ サインオンに使用するユーザーは、*ALLOBJ、*SECADM権限が必要です
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
7. 「IBM WebSphere Enterprise Service Bus 6.1.0.0 のインストール・ウィザードへようこそ」画面が
表示されます。 [次へ] をクリックします。
8. 「ソフトウェア・ライセンス情報」画面が表示されます。内容を確認し [使用条件の条項に同意しま
す] ラジオ・ボタンを選択し [次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
9. 「システムの前提条件の検査」が行なわれます。ここで、導入するシステムに WAS ND や WESB
が導入されているかどうかの確認が行なわれます。結果を確認し、[次へ]をクリックします。
10. 「検出された WebSphere Application Server」画面が表示されます。検出結果を確認し、このシナ
リオでは、既存の WAS ND に拡張インストールするため、[WebSphere Application Server
Network Deployment の既存のインストールを使用する] ラジオ・ボタンを選択し、[次へ] をクリッ
クします。
※既存 WAS ND 環境とは別に、WESB を新規導入することもできます。この場合、IFS の別ディ
レクトリー上に、WAS ND も導入されることになります。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
11. 「インストール・タイプの選択」画面が表示されます。このシナリオではシングル・サーバー構成とす
るため、[標準的インストール] を選択し [次へ] をクリックします。
12. 「フィーチャーの選択」画面が表示されます。このシナリオでは、サンプル・アプリケーションを導入
するため[WebSphere Enterprise Service Bus サンプル] にチェックを付け、 [次へ] をクリックし
ます。
※ここで「WebSphere Enterprise Service Bus サンプル」にチェックをつけることで、プロファイル
作成時に、そのプロファイルのサーバーでサンプル・アプリケーションをデプロイすることができま
す。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
13. 「WebSphere Enterprise Service Bus 環境」画面が表示されます。このシナリオでは、プロファイ
ルを別途作成するため、インストール時は [なし] を選択し [次へ] をクリックします。
以下のような [警告] メッセージが表示されますが、[はい] をクリックします。
14. 「インストールの要約」画面が表示されます。導入する内容を確認し、[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
15. WESB の導入が開始されます。完了すると、「インストールの結果」画面が表示されます。プロファ
イルを作成する前に、WESB のフィックスを適用するため、ここでは[プロファイル管理ツールを使
用してプロファイル作成] のチェックをはずし [終了] をクリックします。
インストールの結果詳細については、以下のログ・ファイルから確認することができます。
/QIBM/ProdData/WebSphere/AppServer/V61/ND/logs/wbi/install/log.txt
※下線部分は、導入時に指定した導入ディレクトリー
以上で、WAS NDが既に導入されている環境への、WESB導入手順の終了です。次に、プロファイル
管理ツールを導入するため、2.2.4 Profile Management Tool Client for i5/OSのインストール へ進み
ます。プロファイル管理ツールが既に導入されている場合、フィックスの適用を行ないます。フィックス
の適用は、2.3 フィックスの適用 を参照してください。
【参考:導入所要時間について】
WESB の新規導入には、WAS ND の導入、WESB 機能の導入、ESB 機能の構成を行なうため、導入
に多少時間がかかります。また、当資料でのシナリオのように、リモート GUI インストールの場合、ネッ
トワーク帯域、クライアント PC のスペックに依存します。以下に目安として、2 つのシステム環境での導
入所要時間結果を参考として記します。
なお、導入時のシステム稼動状況、ネットワーク環境や、導入に使用するクライアント端末などのスペッ
クによって、結果は異なることがあります。ご了承ください。
モデル
プロセッサー
メモリー
ディスク
所要時間
550
1CPU(3800CPW)
11GB
917.3 GB
30 分
520
0.8CPU(2400CPW)
4GB
175.8 GB
40 分
※上記時間に、プロファイル作成の時間は含まれておりません。これとは別に、プロファイル作成に時
間がかかります。
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26
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2.2.3 WebSphere Enterprise Service Bus 導入によって生成されるオブジェクト
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS の導入により、以下のディレクトリーやライブラリ
ーが作成されます。
◆新規インストール時に作成されるディレクトリーとライブラリー
IFS ディレクトリー
ライブラリー
説明
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB (デフォルト)
製品ディレクトリー
/QIBM/UserData/WebSphere/ESB (デフォルト)
プロファイル・ディレクトリー
QWAS61
WAS 6.1 製品ライブラリー
QWAS61A
WESB 製品ライブラリー
QWBI
ライセンス・
5724I82
プログラム
5733W61 *INSTALLED
WebSphere Application Server V6.1 for i5/OS
5733W61 *INSTALLED
WebSphere Application Server V6.1 Network Dep
*INSTALLED
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1
◆ND への追加インストール時に新規に作成されるディレクトリーとライブラリー
IFS ディレクトリー
/QIBM/ProdData/WebSphere/AppServer/V61/ND/(デフ
WESB 製品ディレクトリー
ォルト) ディレクトリー下に以下のディレクトリーが追加で
作成されます
dbscripts
eventbrowser
lafiles.wbi
uninstall.wbi
universalDriver_wbi
ライブラリー
QWBI61
ライセンス・
5724I82
WESB 製品ライブラリー
*INSTALLED
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1
プログラム
2.2.4 Profile Management Tool Client for i5/OSのインストール
WESB では WAS 同様、プロファイルを作成するために「IBM WebSphere Profile Management Tool
Client for i5/OS」(以降 PMT) を使用します。PMT は WESB 導入と共に IFS 上にも自動で導入されま
すが、ここではクライアント PC へ PMT を導入する方法について説明します。
1. WESB 導入用メディアを、インストールに使用する PC 端末に装填します。自動でインストール・ウ
ィザードが起動します。ウィザードが起動しない場合、CD メディアを Windows エクスプローラーで
開き、launchpad をダブルクリックして実行します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2. 「ようこそ」画面が表示されます。実行できるメニューの一覧の中から、[IBM WebSphere Profile
Management Tool Client for i5/OS のインストール] を選択します。
3. 「IBM WebSphere Profile Management Tool Client for i5/OS のインストール・ウィザードの起動」
を選択し、インストールを開始します。
4. 「IBM WebSphere Profile Management Tool Client for i5/OS の InstallShield ウィザードへようこ
そ」画面が表示されます。 [次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
5. 「ソフトウェア・ライセンス情報」画面が表示されます。内容を確認し、[IBM および第三者が提示す
る条件に同意します] を選択し、[次へ] をクリックします。
6. PMT を導入する、PC 上のディレクトリーを指定します。ここではデフォルトのまま使用しますが、他
のディレクトリーを指定する場合 [ブラウズ] ボタンをクリックすることで、エクスプローラーから指
定することができます。
※デフォルトでは、C:¥Program Files¥IBM¥WebSPhere¥PMTClient に導入されます
7. 導入の要約画面が表示されます。内容を確認し、[次へ] をクリックすると PMT の導入が開始され
ます。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
8. 導入の終了を確認し、[終了] をクリックします。
以上で、クライアント PC への PMT 導入は終了です。WESB 導入後、この PMT を使用して WESB 用
のプロファイルを作成します。
プロファイルを作成前に、WESBにフィックスを適用するため、2.3 フィックスの適用 に進みます。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2.3 フィックスの適用
WESB へのフィックスを適用する際には、WAS 同様 UpdateInstaller を使用します。ここでは、
UpdateInstaller を新規に導入し、フィックスの適用を行なう方法について説明します。
2.3.1 アップデート・インストーラーの導入
ここでは、WESB の導入メディアに同梱されている、アップデート・インストーラーの導入方法について
説明します。アップデート・インストーラーも、WESB 同様リモートから導入します。
既にアップデート・インストーラーが導入されている場合は、2.3.2 アップデート・インストーラーを用い
たフィックス適用方法 を参照してください。
1. 「IBM WebSphere Enterprise Service Bus 6.1」のインストーラーが起動されていることを確認し、
表示されるメニューより [WebSphere ソフトウェアのインストール用の IBM Update Installer] →
[IBM Update Installer のインストール・ウィザードを起動します] を実行します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2. 「i5/OS 用 IBM Common Installation Engine for WebSphere Software バージョン 6.1.0.0」画面
が表示されます。アップデート・インストーラーの導入先となる System i のホスト名、もしくは IP アド
レス、サインオンに使用するユーザープロファイル、パスワードを入力し [OK] をクリックします。
3. 「Update Installer のインストール・ウィザード」 画面が表示されます。[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
4. 「ソフトウェア・ライセンス情報」画面が表示されます。内容を確認し、[使用条件の条項に同意しま
す。] ラジオ・ボタンを選択し、[次へ] をクリックします。
5. 「システム前提条件の検査」画面が表示されます。検査結果を確認し [次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
6. 「インストール・ディレクトリー」画面が表示されます。アップデート・インストーラーの導入先ディレク
トリーを指定します。ここではデフォルトを使用します。ディレクトリーを設定し、[次へ] をクリックし
ます。
デフォルトでは、/QIBM/ProdData/UpdateInstaller/V61/UPDI ディレクトリーが作成され導入され
ます。
7. 「インストールの要約」画面が表示されます。内容を確認し [次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
8. 導入が開始されます。アップデート・インストーラーの導入が完了すると、導入結果が表示されます。
また、導入のログも以下のディレクトリーに出力され、導入の結果を確認することができます。
/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/logs/install/log.txt
※下線部分は、アップデート・インストーラーの導入時に指定したディレクトリーです
アップデート・インストーラーの導入により、以下の IFS ディレクトリーが新規に作成されます。
◆新規インストール時に作成されるディレクトリーとライブラリー
説明
IFS ディレクトリー
製品ディレクトリー
/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller
(デフォルト)
以上でアップデート・インストーラーの導入は終了です。続いて、アップデート・インストーラーを使用した
フィックスの適用方法について説明します。
2.3.2 アップデート・インストーラーを用いたフィックス適用方法
ここでは、WebSphere Enterprise Service Busへのフィックス適用方法について説明します。基本的
な適用手順は、WASと同じです。前提として、アップデート・インストーラーが導入されている必要があ
ります。アップデート・インストーラーの導入方法については、2.3.1 アップデート・インストーラーの導入
を参照してください。
1. フィックス用のファイルをサポート・Webサイトからダウンロードします。
(参考)
Recommended Fixes for WebSphere Enterprise Service Bus
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&context=SSEQTP&uid=swg27007485
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2. zipファイルを展開し、フィックス用の.pakファイルを、iSeriesナビゲーターなどを使用し、アップデー
ト・インストーラーのmaintenanceディレクトリーに配置します。デフォルトのディレクトリーは、以下
の通りです。
/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/maintenance
※下線ディレクトリーは、アップデート・インストーラーの導入時に指定したディレクトリーです
<注意> *.pak ファイルは展開、もしくは解凍せずそのまま使用します。
3. フィックスを適用する際に使用する応答ファイルを編集します。
/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/responsefiles ディレクトリーにある、
install.txt を同じディレクトリーに名前を変えてコピーし、編集します。
編集箇所は以下の通りです。
-
製品ディレクトリー:
-W product.location=”/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB”
-
フィックスのあるディレクトリー:
-W
maintenance.package=”/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/mainte
nance”
※ここでは、silent に Fix を適用するため、responsefile を用いていますが、update スクリプト
を実行時に product.location、maintenance.package を指定する方法も可能です。
4. フィックス適用のコマンドを実行するため、5250 セッションを開始します。*ALLOBJ 権限のある、ユ
ーザー・プロファイルにてサインオンします。
5. フィックスを適用する前に、QWAS61 サブシステムが起動していないことを確認し、QSHELL を起
動します。コマンドラインから、STRQSH コマンドを実行します。
6. 「QSHコマンド入力」画面から、フィックス適用のコマンドを実行します。応答ファイルには、各自用
意したファイル名を指定します。
/QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/update
-options /QIBM/ProdData/WebSphere/UpdateInstaller/V61/UPDI/responsefiles/myres.txt
※myres.txtには、各自用意した任意ファイル名を指定
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
7. フ ィ ッ ク ス 適 用 処 理 結 果 は 、 ロ グ か ら 確 認 す る こ と が で き ま す 。 以 下 の ロ グ か ら
「INSTCONFSUCCESS」というメッセージが表示されていることを確認します。
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB/logs/update/install/updatelog.txt
※下線部分は、WESB導入時に指定したディレクトリーです
(2007/12/26 13:48:20), Install, com.ibm.ws.install.ni.ismp.actions.ISMPLogSuccessMessageAction,
msg1, INSTCONFSUCCESS
以上で WESB のフィックス適用の説明は終了です。アップデート・インストーラーの使用方法は、WAS
にフィックスを適用する場合と同じです。
アップデート・インストーラーの詳細については、アップデート・インストーラー導入時に同時に、IFS ディ
レクトリーにコピーされる os400_readme_updateinstaller.html ファイルを参照してください。
2.4 WebSphere Enterprise Service Bus用プロファイルの作成
実際にアプリケーションを稼動するサーバーとして、WebSphere Enterprise Service Bus用のプロファ
イルを作成します。プロファイルはスクリプトから作成することもできますが、当ガイドではPMTを使用し
ます。PMTがクライアントPCに導入されていない場合、2.2.4 Profile Management Tool Client for
i5/OSの導入 を参照して導入してください。
WESB は、共通イベント・インフラストラクチャー(CEI)や WESB のさまざまな機能において共通で使用
するデータベースがあります。このデータベースは、ローカルもしくはリモートのシステムを使用すること
も可能ですし、DB2 for i5/OS もしくは Derby など選択することもできます。
当ガイドでは、ローカルの DB2 for i5/OS を使用する場合、そしてローカルの Derby Database を使用
する場合の 2 通りのプロファイル作成方法を紹介します。
2.4.1 Derbyを使用したプロファイルの作成
ここでは、デフォルトで構成されるプロファイルと同様、Derby を WESB のリポジトリー・データベースと
して使用する場合のプロファイルを作成します。なお、Derby Database は、本番稼動環境で使用する
ことが推奨されていません。
1. PMT の導入されたクライアント端末より、PMT を起動します。[スタート] → [プログラム] → [IBM
WebSphere] → [Profile Management Tool Client for i5/OS] で PMT を起動します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2. 「Profile Management Tool for i5/OS」が起動されます。接続する System i のホスト名もしくは IP
アドレス、接続に使用するユーザー・プロファイル、パスワードを指定し [OK] をクリックします。
3. プロファイル管理ツールで処理できる WAS ND/WESB のディレクトリーが表示されます。ここで導
入した WESB のディレクトリーを選択し、[プロファイル管理ツールの起動] をクリックします。
※WAS ND 環境に追加インストールした場合、表示されるディレクトリーが異なります。導入した際
に指定したディレクトリーが表示されることを確認します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
4. プロファイル作成ツールが起動します。ここでは新規に WESB 用のプロファイルを作成するため、
[作成] をクリックします。
5. 「プロファイル管理ツールへようこそ」画面が表示されます。[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
6. 「環境の選択」画面が表示されます。作成するプロファイルのタイプを選択します。ここでは、
WebSphere Enterprise Service Bus を選択し [次へ] をクリックします。
7. 「プロファイル・タイプの選択」画面が表示されます。このシナリオでは [スタンド・アロン Enterprise
Service Bus のプロファイル] を指定し、[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
8. 「プロファイル作成オプション」画面が表示されます。「標準的なプロファイル」を選択することで
Derby データベースを使用するプロファイルを作成することができますが、ここでは詳細設定する
ため、[高度なプロファイル作成] を選択し、[次へ] をクリックします。
9. 「アプリケーション・デプロイメント」画面が表示されます。ここでは、新規作成するプロファイルにデ
プロイしたいアプリケーションを選択することができます。[管理コンソールのデプロイ] 、[デフォル
ト・アプリケーションのデプロイ] が選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。
※今回は開発環境を想定しているため、[サンプル・アプリケーションのデプロイ] も選択していま
すが、本番環境では導入しないことが推奨されています。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
10. 「プロファイル名およびロケーション」画面が表示されます。このシナリオでは、デフォルトの設定で
作成します。任意のプロファイル名、プロファイル用のディレクトリーを指定し、[次へ] をクリックし
ます。
•
プロファイル名:
•
プロファイル・ディレクトリー:/QIBM/UserData/WebSphere/ESB/profiles/ESB01
ESB01
11. 「ノード、ホスト、およびセルの名前」画面が表示されます。明示的に指定することもできますが、こ
こではデフォルトの設定で作成します。[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
12. 「管理セキュリティー」画面が表示されます。[管理セキュリティーを有効にする] にチェックがつい
ていることを確認し、ユーザー・パスワードを指定します。また、デプロイするサンプル・アプリケー
ションの認証に使用するユーザー 「sample」に対してパスワードを設定し [次へ] をクリックします。
13. 「ポートの割り当て」画面が表示されます。新規に WESB プロファイルを作成する場合は、デフォル
トの値が使用されます。既に WAS ND などのプロファイルが存在している場合、ポート競合を検知
し、別のポートを推奨の値として提示してくれます。もしくは、機能ごとに任意のポートを割り振るこ
ともできます。ポート番号を指定し、[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
14. 「Web サーバー定義」画面が表示されます。ここから Web サーバーを作成することができますが、
このシナリオでは作成せずに [次へ] をクリックします。
15. 「Common Event Infrastructure の構成」画面が表示されます。Common Event Infrastructure で
使用するデータベース構成を設定します。データベース製品の選択に [Derby Embedded] をドロ
ップダウン・リストから指定します。また、データベース名には、[EVENT01] を設定します。設定内
容を確認し、[次へ] をクリックします。
※ここで指定するデータベース名は、複数プロファイルを作成する場合を考慮し、デフォルトのまま
ではなく数字を付けたデータベース名を指定しています。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
16. 「Common Event Infrastructure の構成(第 2 部) 」画面が表示されます。構成する Derby データ
ベースにおける認証の設定を行ないます。任意のユーザー名、パスワードを入力し [次へ] をクリ
ックします。
17. 「データベース構成」画面が表示されます。ここでは、WESB 共通で使用されるデータベースを指
定します。「データベース製品の選択」には[Derby Embedded] を選択し、「データベース名」には
[WPRCSDB1] を指定し [次へ] をクリックします。
※デフォルトでは、WPRCSDB ですが、複数プロファイルを作成する場合などを考慮し、数字を付
けたデータベース名を使用しています
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
18. 「プロファイル作成の要約」画面が表示されます。作成されるプロファイルの設定内容を確認し、
[作成] をクリックします。
19. プロファイルが作成されると、「プロファイル作成の完了」画面が表示されます。作成が成功したこ
とを確認し [終了] をクリックします。
※手動でサーバー起動するため、ファースト・ステップ・コンソールは起動しないよう、[ファースト・ス
テップ・コンソールの起動]のチェックをはずします。
以上で、Derby をデータベースとして使用するプロファイルが作成されました。
続いて、DB2 for i5/OS を使用するプロファイルの作成について説明します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
2.4.2 DB2 for i5/OSを使用したプロファイルの作成
ここでは、DB2 for i5/OS を WESB のリポジトリー・データベースとして使用する場合のプロファイルを
作成します。作成方法は、Derby を使用する場合と大きく異なりませんが、DB 作成の指定方法、作成
されるオブジェクトが異なります。
1. PMT の導入されたクライアント PC より、PMT を起動します。[スタート] → [プログラム] → [IBM
WebSphere] → [Profile Management Tool Client for i5/OS] で PMT を起動します。
2. 「Profile Management Tool for i5/OS」が起動されます。接続する System i のホスト名もしくは IP
アドレス、接続に使用するユーザー・プロファイル、パスワードを指定し [OK] をクリックします。
*ALLOBJ, *SECADM
権限のあるユーザーで
ログイン
3. プロファイル管理ツールで処理できる WAS/WESB のディレクトリーが表示されます。ここで導入し
た WESB のディレクトリーを選択し、[プロファイル管理ツールの起動] をクリックします。
※WAS ND 環境に追加インストールした場合、表示されるディレクトリーが異なります。導入した際
に指定したディレクトリーが表示されることを確認します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
4. プロファイル作成ツールが起動します。ここでは新規に WESB 用のプロファイルを作成するため、
[作成] をクリックします。
5. 「プロファイル管理ツールへようこそ」画面が表示されます。
[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
6. 「環境の選択」画面が表示されます。作成するプロファイルのタイプを選択します。
ここでは、[WebSphere Enterprise Service Bus] を選択し [次へ] をクリックします。
7. 「プロファイル・タイプの選択」画面が表示されます。このシナリオでは [スタンド・アロン・プロセス・
サーバーのプロファイル] を指定し、[次へ] をクリックします。
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8. 「プロファイル作成オプション」画面が表示されます。カスタマイズされた設定を行なうため、[高度な
プロファイル作成] を選択し、[次へ] をクリックします。
9. 「アプリケーション・デプロイメント」画面が表示されます。ここでは、新規作成するプロファイルにデ
プロイしたいアプリケーションを選択することができます。[管理コンソールのデプロイ] 、[デフォル
ト・アプリケーションのデプロイ] が選択されていることを確認し、[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
10. 「プロファイル名およびロケーション」画面が表示されます。このシナリオでは、デフォルトの設定で
作成します。任意のプロファイル名、プロファイル用のディレクトリーを指定し、[次へ] をクリックし
ます。このシナリオでは、以下を使用します。
•
プロファイル名:
•
プロファイル・ディレクトリー:
ESB02
/QIBM/UserData/WebSphere/ESB/profiles/ESB02
※プロファイル名は、デフォルトでは ESB[nn] (nn=2 桁数字の連番) で作成されます
※このプロファイルをデフォルトにする にチェックを付けることでサーバー起動のコマンド実行時
など、プロファイルを指定せずにデフォルト・サーバーとして起動することができます
11. 「ノード、ホスト、およびセルの名前」画面が表示されます。明示的に指定することもできますが、こ
こではデフォルトの設定で作成します。[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
12. 「管理セキュリティー」画面が表示されます。ISC ログインに使用するユーザー/パスワードを設定し、
[次へ] をクリックします。サンプル・アプリケーションを導入する場合、そのサンプルアプリケーショ
ンで使用するユーザーadmin に対するパスワードも設定します。
13. 「ポートの割り当て」画面が表示されます。新規に WESB プロファイルを作成する場合は、デフォル
トの値が使用されます。既に WAS ND などのプロファイルが存在している場合、ポート競合を検知
し、別のポートを推奨の値として提示してくれます。もしくは、機能ごとに任意のポートを割り振るこ
ともできます。ポートを指定し、[次へ] をクリックします。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
14. 「Web サーバー定義」画面が表示されます。ここから Web サーバーを作成することができますが、
このシナリオでは作成せずに [次へ] をクリックします。
15. 「Common Event Infrastructure の構成」画面が表示されます。Common Event Infrastructure で
使用するデータベース構成を設定します。データベース製品の選択に [DB2 UDB for iSeries(ネ
イティブ)] をドロップダウン・リストから指定します。データベース名はデフォルトの [*LOCAL] を
指定します。設定内容を確認し、[次へ] をクリックします。
※当資料作成時点では、プロファイル作成時の CEI データベース作成が失敗する不具合が確認さ
れているため、「データベース・スクリプトの実行を遅延させる」を選択し、プロファイルが作成され
てからスクリプトを実行する必要があります。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
16. 「Common Event Infrastructure の構成(第 2 部) 」画面が表示されます。使用するデータベースの
詳細設定を行ないます。データベースに接続するユーザープロファイル、パスワードを入力します。
JDBC ドライバーのクラスパス・ファイルはデフォルトのものを使用します。データベース・コレクショ
ン名は任意の名前を指定することができます。ここでは、[EVENT02] とします。
※データベースの認証に使用するユーザーには、適切な権限設定を行ないます
※「データベース・コレクション名」で指定した名前のライブラリーが、i5/OS 上に作成されます
17. 「データベース構成」画面が表示されます。ここでは、WESB 共通で使用されるデータベースを指
定します。「データベース製品の選択」には[DB2 UDB for iSeries (ネイティブ) ] を選択し、「データ
ベース名」には デフォルトの [*LOCAL] を使用します。設定を確認し [次へ] をクリックします。
※ここでは、デフォルトの [新規ローカル・データベースの作成] を選択します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
18. 「データベース構成 (第 2 部) 」画面が表示されます。データベース認証で使用するユーザープロ
ファイル、パスワードを設定します。JDBC ドライバーのクラスパスはデフォルトを使用し、任意のデ
ータベース・コレクション名を指定します。ここでは[W02RCSDB] を設定します。
※「データベース・コレクション名」で指定した名前のライブラリーが、i5/OS 上に作成されます
※コレクション名は、先頭 3 文字をユニークなものを指定してください。データベース作成の際、先
頭 3 文字で始まる複数の関連するコレクションが作成されます。(P.56 手順 21 参照)
19. 「プロファイル作成の要約」画面が表示されます。作成されるプロファイルの設定内容を確認し、
[作成] をクリックします。
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55
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
20. プロファイルが作成されると、「プロファイル作成完了」画面が表示されます。
初期構成を行なうため [ファースト・ステップ・コンソールの起動] のチェックをはずし、[終了] をクリ
ックします。サーバーの起動方法については、3.2 サーバーの起動・停止 を参照してください。
21. プロファイルが作成されると、追加で IFS ディレクトリーやライブラリーが作成されます。作成される
オブジェクトは以下の通りです。
◆プロファイル作成後、作成されるディレクトリーとライブラリー
IFS ディレクトリー
ライブラリー
説明
/QIBM/UserData/WebSphere/ESB01
ユーザー・ディレクトリー
(デフォルト)
(プロファイルなど)
EVENT(デフォルト)
CEI(Common
Event
Infrastructure)用
WPRCSDB(デフォルトの名前)
ESB 共通ライブラリー
WPRCM00(デフォルトの名前)
WPRSA00(デフォルトの名前)
WPRSS00(デフォルトの名前)
※Derby を使用する場合、上記 IFS ディレクトリー上に Derby 用のディレクトリーが作成されます。
以上でプロファイルの作成は終了です。ここでは、プロファイル作成時にデータベースも自動で作成し
ていますが、事前に提供されているスクリプトを使用して、データベースを用意することも出来ます。デ
ータベース作成用のスクリプトは、以下のディレクトリーに用意されています。
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB/dbscripts/CommonDB/db_type
※下線部分は、WESB 導入時に指定したディレクトリー
次に、WebSphere Enterprise Service Bus の初期構成を行ないます。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3. WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OSの初期構成
ここでは、WESB V6.1 for i5/OS における初期構成、サーバーの起動停止などについて説明します。
3.1 サーバーの初期設定
WESB を導入後、サーバーを起動する前に、サーバーに対して行なう初期設定があります。基本的に
は WAS サーバーと同様になります。以下にその詳細を説明します。
3.1.1 ライセンス情報の登録
WESB は、WAS をベースとしているため、WAS 同様、サーバーを起動する前にライセンス情報の登録
が必要です。ここでは、購入したソフトウェア・ライセンス証書(POE)に基づき System i 上での設定方法
について説明します。
1. WESB を導入した System i に接続する、5250 セッションを開始します。*ALLOBJ 権限のある、任
意のユーザーでサインオンします。
2. 5250 コマンドラインより、以下のコマンドを入力し [F4] ファンクション・キーを押します。
CHGLICINF 5733W61
「機能(FEATURE)」には、WAS ND を示す「5103」を入力し、Enter キーを打鍵します。
ライセンス情報の変更
(CHGLICINF)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
プロダクト識別コード . . . . . PRDID
ライセンス条件 . . . . . . . . LICTRM
機能 . . . . . . . . . . . . . FEATURE
> 5733W61
> V6
> 5103
終り
F3= 終了
F4=ポワ]ポ n
F13= この画面の使用法
F5= 最新表示
F12= 取り消し
F24= キーの続き
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57
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3. 「使用制限(USGLMT)」 フィールドが表示されます。ライセンス証書に従い、数値を入力します。
入力後、[Enter] キーを押します。
ライセンス情報の変更
(CHGLICINF)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
プロダクト識別コード
ライセンス条件 . . .
機能 . . . . . . . .
使用制限 . . . . . .
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
PRDID
LICTRM
FEATURE
USGLMT
>
>
>
>
5733W61
V6
5103
2
終り
F3= 終了
F4=ポワ]ポ n
F13= この画面の使用法
F5= 最新表示
F12= 取り消し
F24= キーの続き
4. さらにパラメーターが表示されます。適宜パラメーターを設定し、Enter キーを押して実行します。
ライセンス情報の変更
(CHGLICINF)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
プロダクト識別コード
ライセンス条件 . . .
機能 . . . . . . . .
使用制限 . . . . . .
しきい値 . . . . . .
メッセージ待ち行列 .
ライブラリー . . .
ログ
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
. . . PRDID
. . . LICTRM
. . . FEATURE
. . . USGLMT
. . . THRESHOLD
. . . MSGQ
. . .
値の続きは+
. . . . . . . . . . . . . LOG
>
>
>
>
5733W61
V6
5103
2
0
*NONE
*NO
終り
F3= 終了
F4=ポワ]ポ n
F13= この画面の使用法
F5= 最新表示
F12= 取り消し
F24= キーの続き
5. WRKLICINF コマンドから、5733-W61 の機能 5103 を選択表示し、設定された内容が正しいこと
を確認します。
以上で、ライセンス・情報の設定は終了です。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3.1.2. SQLサーバー・ジョブ数の調整
WESB のプロファイルを作成する際、WESB で使用するさまざまなレポジトリー・データベースに DB2
for i5/OS を指定した際、SQL サーバー・ジョブが多数使用されます。ここでは、現行の SQL サーバー・
ジョブ数の見直し、調整を行ないます。
なお、プロファイルでデフォルトの Derby DB を使用する場合、この処理は必要ありません。
1. 5250 セッションを開始し、適切なユーザーでサインオンします。
2. 5250 コマンドラインから、「CHGPJE SBSD(QSYSWRK) PGM(QSQSRVR)」 とコマンド入力し、
[F4] ファンクション・キーを打鍵します。「ジョブの最大数」 を任意の数値に設定します。マシンの
スペックや、システムでの処理アプリケーションに拠りますが、「ジョブの最大数」 を「*NOMAX」に
設定することが推奨されます。
事前開始ジョブ項目の変更
(CHGPJE)
選択項目を入力して,実行キーを押してください。
サブシステム記述 . . .
ライブラリー . . . .
プログラム . . . . . .
ライブラリー . . . .
ユーザー・プロファイル
ジョブ開始 . . . . . .
初期ジョブ数 . . . . .
しきい値 . . . . . . .
追加のジョブ数 . . . .
ジョブの最大数 . . . .
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
. > QSYSWRK
.
*LIBL
. > QSQSRVR
.
*LIBL
. *SAME
.
*SAME
.
*SAME
.
*SAME
. *SAME
. *SAME
名前
名前 , *LIBL, *CURLIB
名前
名前 , *LIBL, *CURLIB
名前 , *SAME
*SAME, *YES, *NO
1-9999, *SAME
1-9999, *SAME
0-999, *SAME
1-9999, *SAME, *NOMAX
終り
F3= 終了
F4=ポワ]ポ n
F12= 取り消し
F5= 最新表示
F10= 追加のパラメーター
F13= この画面の使用法
F24= キーの続き
以上で、サーバーの初期構成は終了です。WESB の初期構成は、原則 WAS と同じです。
次に、サーバーの起動・停止方法について説明します。
3.2 サーバーの起動・停止
プロセス・サーバーの起動、停止方法について説明します。サーバーの起動および停止は、IBM Web
Administration もしくは 5250 コマンドラインから行ないます。起動方法については、5250 コマンドライ
ンから、停止方法については、IBM Web Administration を使った方法を説明します。
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3.2.1 サーバーの起動
サーバーの起動は、5250 エミュレーターから、WESB に含まれるサーバー起動スクリプトを使用しま
す。
1. 5250 エミュレーターを起動し、サーバーにサインオンします。
2. 5250 コマンドラインより、QSHELL を起動します。コマンドラインにて、「STRQSH」 コマンドを実行
します。「QSH コマンド入力」画面が表示されます。
3. 「QSHコマンド入力」画面より、以下のコマンドを実行し、作成したプロファイルを起動します。
/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB/bin/startServer –profileName ESB01
※/QIBM/ProdData/WebSphere/ESB は、導入時にインストール用に指定したディレクトリーに置
き換えます
※ESB01 は、作成したプロファイル名に置き換えます
4. サーバーが起動したことを確認します。QSH コマンド入力画面に「CWNATV00I:プロファイル
xxxxx のアプリケーション・サーバー yyyyy は始動されており、管理ポート nnnn で接続を受け
入れる準備が出来ています」 というメッセージが表示されていることを確認します。
xxxxx = プロファイル名
yyyyy = サーバー名 (通常、プロファイル名と同一)
nnnn = 管理用ポート (ISC 接続に使用するポート)
QSH コマンド入力
> /QIBM/ProdData/WebSphere/ESB/bin/startServer –profileName ESB01
CPC1221: ジョブ 408855/QEJBSVR/ESB01 がライブラリー QWAS61 のジョブ待ち
行列 QWASJOBQ に投入された。
CWNATV00I: プロファイル ESB01 のアプリケーション・サーバー ESB01
は始動されており、管理ポート 9060 で接続を受け入れる準備ができています。
$
===>
F3= 終了
F13= 消去
F6= 印刷
F17= 先頭
F9= コマンドの複写
F18= 最後
F12= 切断
F21=CL コマンド入力
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60
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
5. F12 キーを打鍵し、QSHELL を一時終了し、5250 コマンドラインより WRKACTJOB コマンドで、プ
ロセス・サーバーのジョブが起動していることを確認します。
コマンドラインにて、「WRKACTJOB SBS(QWAS61)」 と実行すると、WAS6.1 同様に、QWAS61
サブシステム下に、プロファイルと同じ名前のジョブが起動されていることが確認できます。
活動ジョブの処理
CPU %:
.0
経過時間 :
00:00:00
活動ジョブ数 :
07/12/17
259
13:40:33
オプションを入力して,実行キーを押してください。
2= 変更
3= 保留
4= 終了
5= 処理 6= 解放
7=x ョネーニ゙ の表示
8=ヌポーモ、ホヲ b モ の処理
13= 切断 ...
現行
OPT ナボニヌ mw/ニ゙ュボ マーナ゙ー
jb ポ CPU %
機能
状況
QWAS61
QSYS
SBS
.0
DEQW
ESB01
QEJBSVR
BCH
.0 PGM-jvmStartPa
THDW
終わり
パラメーターまたはコマンド
===>
F3= 終了
F5= 最新表示
F7= 検索
F11= 経過 m ゙ー j の表示
F12= 取り消し
F10= 統計の再始動
F23=e ポニュ] 続き
F24= キーの続き
6. ISC に接続し、起動したサーバーに接続できることを確認します。ブラウザーを起動し、以下の
URL にアクセスします。
http://hostname:9060/ibm/console
※hostname には、サーバーのホスト名もしくは IP アドレスを指定します
※9060 ポート番号には、サーバー起動時に表示された管理ポート番号を指定します
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
7. ISC 用に登録したユーザー名を入力し、ログインします。プロファイル作成時、「セキュリティーの設
定」で指定したユーザーID 及びパスワードでログインします。
※ユーザーID は、セッション管理の目的に使用されるのみで、OS のユーザー・プロファイルとは関
係がありません。
※また、プロファイル構成時にセキュリティーの設定を行なわなかった場合、パスワードを入力す
るフィールドは表示されません。その場合は、任意のユーザー名を入力しログインします。
8. ISC の 左側のメニューにある「サーバー」を展開し、「アプリケーション・サーバー」を選択します。
アプリケーション・サーバーの一覧に、起動したサーバー「ESB01」が表示され、[バージョン欄] に、
「WebSphere Enterprise Service Bus 6.1.0.0」 と記載されていることを確認します。
以上でサーバー起動方法に説明は終了です。
3.2.2 サーバーの停止
サーバーの停止は、IBM Web Administration から行ないますが、事前に *ADMIN (HTTP)サーバー
を起動しておく必要があります。
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62
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
1. 事前に、iSeries ナビゲーターもしくは、5250 コマンドラインから、HTTP サーバーの*ADMIN サー
バーを起動します。
5250 コマンドラインより、「STRTCPSVR SERVER(*HTTP) HTTPSVR(*ADMIN) 」と実行します。
活動ジョブの処理
CPU %:
11.5
経過時間 :
00:21:24
活動ジョブ数 :
07/12/17
264
14:01:58
オプションを入力して,実行キーを押してください。
2= 変更
3= 保留
4= 終了
5= 処理 6= 解放
7=x ョネーニ゙ の表示
8=ヌポーモ、ホヲ b モ の処理
13= 切断 ...
現行
OPT ナボニヌ mw/ニ゙ュボ マーナ゙ー
jb ポ CPU %
機能
状況
QHTTPSVR
QSYS
SBS
.0
DEQW
ADMIN
QLWISVR
BCH
.0 PGM-QLWISVR
JVAW
ADMIN
QTMHHTTP
BCH
.0 PGM-QZHBMAIN
SIGW
ADMIN
QTMHHTTP
BCI
.0 PGM-QZSRLOG
SIGW
ADMIN
QTMHHTTP
BCI
.0 PGM-QZSRHTTP
SIGW
ADMIN_
QLWISVR
BCI
16.2 JVM-com.ibm.lw
THDW
パラメーターまたはコマンド
===>
F3= 終了
F5= 最新表示
F7= 検索
F11= 経過 m ゙ー j の表示
F12= 取り消し
F10= 統計の再始動
F23=e ポニュ] 続き
F24= キーの続き
2. WRKACTJOB で*ADMIN サーバーが起動したことを確認し、ブラウザーより、以下の URL にアク
セスします。サインオン画面が表示されるので、i5/OS のユーザープロファイル、パスワードを入力
します。
http://hostname:2001
※hostname には、サーバーのホスト名もしくは IP アドレスを指定します
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
3. 「i5/OS タスク」 画面が表示されます。メニュー一覧から [IBM Web Administration for i5/OS] を
選択します。
4. [管理] タブが表示されていることを確認し、[Application Server] を選択します。サーバー・ドロッ
プダウン・リストから停止するサーバーを選択します。
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64
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
5. サーバーが [実行中] であることを確認し、停止ボタンをクリックします。
6. サーバー停止の確認メッセージが表示されます。停止するアプリケーション/サーバーにチェックが
入っていることを確認し、[停止] ボタンをクリックします。
※セキュリティーが構成されている場合、以下のようなユーザー/パスワードの入力画面が表示さ
れます。
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65
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
7. 状況が [停止済み] となったら、サーバーが停止されたことを示します。
以上でサーバーの停止方法は終了です。サーバーを停止する際は、アプリケーション・サーバー同様
に、連携させているHTTPサーバーの停止も必要ですが、ここでは説明を割愛いたします。HTTPサー
バーの構成、起動・停止については、参考資料に掲載している「IBM WSDD - System i5 ユーザーの
ためのWebSphere Application Server V6.1」を参照してください。
4. まとめ
この資料では、WESB for i5/OS の導入、プロファイルの作成、基本構成について説明しました。詳細
の機能や、WID を使ったアプリケーション開発などについては、参考資料に記載されているドキュメント
や Web サイトを参照してください。
参考資料リンク
◆WESB 関連情報
・WebSphere Enterprise Service Bus に関するサイト(US)
http://www-306.ibm.com/software/integration/wsesb/
・WebSphere Business Integration 製品群 Information Center
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/index.jsp
・WebSphere Enterprise Service Bus Information Center
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/dmndhelp/v6rxmx/topic/com.ibm.websphere.wesb.root.
doc/info/welcome.html
・WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 製品発表レター
http://www-01.ibm.com/cgi-bin/common/ssi/ssialias?infotype=an&subtype=ca&htmlfid=897/ENU
S207-230 (英語)
http://www-06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/SWA07113(日本語)
・WebSphere Enterprise Service Bus – Library
http://www-306.ibm.com/software/integration/wsesb/library/
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
・IBM WSDD - System i5 ユーザーのための WebSphere Application Server V6.1
http://www-06.ibm.com/jp/software/websphere/developer/was/wv61/system_i5/
◆WID 関連情報
・WebSphere Integration Developer に関するサイト(US)
http://www-306.ibm.com/software/integration/wid/
・IBM WSDD - WebSphere Integration Developer V6 入門
http://www-06.ibm.com/jp/software/websphere/developer/bi/wid/v6/intro/
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WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
付録
導入時に設定する項目が多くあります。以下のワークシートを記入し、予め設定項目を決定しておくと
導入時に便利です。
設定項目
値
備考
環境のタイプ
例;WebSphere Enterprise Service Bus
プロファイルのタイプ
例:スタンドアロン・サーバーのプロファイル
詳細な設定を行なう場合「高度なプロファイル作
プロファイル作成オプション
成」を選択
アプリケーション・デプロイメント
サーバーにデプロイするアプリケーションを選択
プロファイル名
デフォルトでは、ESB[nn] (nn 連番で 01~)
デフォルトでは
プロファイル・ディレクトリー
/QIBM/UserData/WebSphere/ESB/profiles/ESB
01
開発テンプレートの適用
開発目的のためのプロファイルの場合に選択
デフォルト設定することで、パラメーターを指定せ
プロファイルをデフォルト設定
ずに起動/停止などが可能
WAS ND 構成の場合と同様
ノード名
デフォルトでは、「ホスト名_プロファイル名」
導入前に CFGTCP Opt12 で設定されている必要
ホスト名
があります
WAS ND 構成の場合と同様
セル名
デフォルトでは「ホスト名_プロファイル名」
管理セキュリティーの有効化
ユーザー名
パスワード
サンプルアプリケーション・ユーザー
サンプル・アプリケーションをデプロイする場合の
名
み設定
サンプルアプリケーション・パスワー
〟
ド
ポート
WAS ND 構成の場合と同様
管理コンソール
デフォルト:9060
管理コンソール・セキュア
デフォルト:9043
HTTP トランスポート
デフォルト:9080
HTTPS トランスポート
デフォルト:9443
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68
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
ブートストラップ
デフォルト:2809
SIP
デフォルト:5060
SIP セキュア
デフォルト:5061
SOAP コネクター
デフォルト:8880
SAS SSL ServerAuth
デフォルト:9401
CSIV2 ServerAuth リスナー
デフォルト:9403
CSIV2 MultiAuth リスナー
デフォルト:9402
ORB リスナー
デフォルト:9100
HA マネージャー通信
デフォルト:9353
サービス統合
デフォルト:7276
サービス統合セキュア
デフォルト:7286
サービス統合 MQ インターオペラビ
デフォルト:5558
リティー
サービス統合 MQ インターオペラビ
デフォルト:5578
リティ・セキュア
Web サーバー定義の作成
後から作成することもできます
Web サーバー・タイプ
Web サーバーOS
Web サーバー名
Web サーバーのホスト名(IP アドレ
ス)
Web サーバーのポート
CEI データベース製品
データベース名
*LOCAL を指定
データベース・スクリプトの実行遅延
データソースのオーバーライド
データベースで認証するユーザー
i5/OS 上に存在するユーザー
データベースで認証用のパスワード
JDBC ドライバーのクラスパス
デフォルトで設定されています
データベース・コレクション名
ライブラリー名に相当
共通データベース用のデータベース製
品
データベース名
*LOCAL を指定
データベース・スクリプトの実行遅延
メッセージング・エンジンでの使用
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69
WebSphere Enterprise Service Bus V6.1 for i5/OS
データベースで認証するユーザー
i5/OS 上に存在するユーザー
名
データベースで認証用のパスワード
JDBC ドライバーのクラスパス
デフォルトで設定されています
データベース・コレクション名
ライブラリー名に相当
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70
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