Interim Fix 適用ガイド WebSphere Application Server V5.0/V5.1
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WebSphere Application Server V5.0/V5.1 Interim Fix 適用ガイド V1.0 年 8月 日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 2006 目次 はじめに.................................................................................................................................................. 2 1-a. WAS V5.0/V5.1 のバージョン表記について ...................................................................................... 2 1-b. Fix のインストール・アンインストールの順序 ...................................................................................... 2 1-c. 本ガイドで修正パッケージを適用するにあたって ............................................................................... 3 2. Update Installer のダウンロード............................................................................................................... 4 3. Interim Fix の入手 ................................................................................................................................... 5 4. Interim Fix のインストール ....................................................................................................................... 8 4-a. Interim Fix のインストール(GUI モード) ............................................................................................. 9 4-b. Interim Fix のインストール(CUI モード) ........................................................................................... 13 5. Interim Fix のインストール後の確認....................................................................................................... 15 6. Interim Fix のアンインストール ............................................................................................................... 16 6-a. Interim Fix のアンインストール(GUI モード).................................................................................... 16 6-b. Interim Fix のアンインストール(CUI モード) .................................................................................... 19 7. Interim Fix のインストール後の確認....................................................................................................... 21 1. 1 1. はじめに (以下WAS)では、定期的にFixを、以下の製品サポートWebサイトで公開し WebSphere Application Server ています。 http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/ 本ガイドは、WAS V5.0/V5.1のInterim Fix(個別Fix)の導入を手順書化したものです。 1-a. WAS V5.0/V5.1 のバージョン表記 バージョン表記について 表記について では、バージョンを 「V5. x. y. z」 というように、4つの数字の組み合わせで表記します。 各数字は、下表のFixレベルを表します。また、単体の個別FixのことをInterim Fixと呼びます。 WAS V5.0/V5.1 Fix レベル 表記例 Release 「x」 V5.0 Fix Pack 「y」 V5.0.2 Cumulative Fix 「z」 V5.0.2.18 Interim Fix V5.0.2.18 修正(Fix)の内容 大きな機能の追加や変更。 (リリースアップにはパスポート・アドバンテージ契約が必要) 機能の追加や前提条件の更新を含み、その以前に出ている Cumulative Fixを含んだFix(修正)の集合。 (V6.0からは、Refresh Packに名称変更。) 複数のFixがまとめて定期的に公開されたもの。その以前に出て いるCumulative Fixを含みます。前提のFix Packは別途導入が 必要です。 (例えば、V5.0.2.18の適用には、事前にV5.0.2が導 入されている必要があります。) 「PQ00000」や「PK00000」などの個別のFix。 + PQ00000 例えば、V5.0.2.18とは、V5.0を導入後、Fix Pack 2とCumulative Fix 18を適用した環境のことを指します。 1-b. Fix のインストール・ インストール・アンインストールの アンインストールの順序 をインストールする際、前提のFix Packがインストールされている必要があり、Interim Fixをイ ンストール際には、前提のFix Pack + Cumulative Fixの環境である必要があります。そのため、Fixのインスト ールは、「Fix Packのインストール」 ンストール」→「Cumulative Fixのインストール」 インストール」→「Interim Fixのインストール」 インストール」の順 序で行います。また、WASのFix Pack/Cumulative Fixは累積Fixですので、適用Fix以前に出荷されているFix はインストールする必要はありません。(たとえば、V5.0.2.3を適用する場合、V5.0.2にCumulative Fix1(V5.0.2.1)、Cumulative Fix2(V5.0.2.2)をインストールする必要はなく、V5.0.2にCumulative Fix3(V5.0.2.3)のみを適用します。) Cumulative Fix のアンインストールでは、インストールと逆の順序でアンインストールします。「Interim fixのアンインストー ル」→「Cumulative fixのアンインストール」 アンインストール」→「Fix Packのアンインストール」 アンインストール」の順序で行います。 Fix 2 のバージョン表記のストラテジーについては、以下のWebサイトの情報もご参照ください。 WAS V5.0/V5.1 Cumulative Fix Strategy for WebSphere Application Server V5.0 and V5.1 releases http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg21145289 本ガイドでは、“Interim fix”(個別Fix)の適用手順について記述します。 1-c. 本ガイドで ガイドで修正パッケージ 修正パッケージを パッケージを適用するにあたって 適用するにあたって (以下WAS)ではFixの導入のために Update Installer というツールを用 意しています。 Fixを導入したり、既に導入済みのFixの情報を参照、あるいは削除したりする事が可能です。 但し、適用するFixの前提条件等もありますので、適用時には各FixのReadmeもご参照の上、適用をお願いし ます。 WebSphere Application Server 本文中で使用されている<WAS_ROOT>とは、WASのインストールディレクトリーのことであり、 各プラットフォームのデフォルトは、以下のディレクトリーとなります。 [AIX環境] Base版 :/usr/WebSphere/AppServer ND版 :/usr/WebSphere/DeploymentManager [Linux/Solaris/HP-UX 環境] Base版 :/opt/WebSphere/AppServer ND版 :/opt/WebSphere/DeploymentManager [Windows 環境] Base版 :C:¥Program Files¥WebSphere¥AppServer ND版 :C:¥Program Files¥WebSphere¥DeploymentManager 各コマンドやツールの詳細な情報については、適用するFix/Update Installerのreadmeや、infocenterを 合わせてご参照ください。 また、本文中のURLおよびWebサイトの画面イメージは、2006年8月現在のものであり、将来変更される場合 がありますのでご注意ください。 3 2. Update Installer のダウンロード 修正パッケージの更新・削除に使用するツールの Update Installer は、下記 Web サイトよりダウンロードして導 入をお願いします。 [V5.0 の場合] Update Installer for WebSphere Application Server V5.0 releases http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24001908 [V5.1 場合] Update Installer for WebSphere Application Server V5.1 releases http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24006036 既に Update Installer を導入されている場合も、最新版の Update Installer をご利用ください。 1. 上記 URL より updateInstaller ダウンロードサイトに移動します。下の画面で「Download package」の欄か らお使いのプラットフォームの「Download Options」(“FTP”もしくは“DD”)を選択し、クリックします。 2. ライセンスについての説明が表示されたら、内容を確認して“I agree”をクリックします。 ファイルのダウンロード・ウィンドウが表示されますので、任意のディレクトリーに保存します。 4 3. ダウンロードした Update Installer の zip ファイルを解凍し、任意のディレクトリーに展開します。 (例 : <WAS_ROOT>/updateinstaller/) 以上で UpdateInstaller のダウンロードは完了です。 3. Interim Fix の入手 は、下記製品サポート・サイトよりダウンロードできます。Fix によっては IBM サポート窓口より提供 されるものもあります。 Interim Fix WebSphere Application Server Support http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/was/support/ 以下には、参考として最新の推奨 Fix をダウンロードする手順を記述します。 1. 製品のサポート・サイトで、最新 Fix を調べます。下記 Web サイトにアクセスし、「 Download 」の 「Recommended fixes」をクリックしてください。 5 2. 各バージョンの最新 Fix 情報一覧が表示されます。「Version 5.0」あるいは「Version 5.1」をクリックすると、 最新の推奨 Fix 一覧表に移動します。ダウンロード可能な「Fix pack」「Cumulative Fix」「Interim Fix」が掲 載されています。適用する修正パッケージをクリックし、ダウンロードページに移動します。 3. 適用する修正パッケージをダウンロードします。ダウンロードページで、「 Download 「Download Options」の“FTP”もしくは“DD”をクリックします。 (“FTP”, “DD”のどちらを選択していただいても同じモジュールをダウンロードできます。) package 」の 6 4. ライセンスについての説明が表示されます。内容を確認して“I agree”をクリックします。 5. Fix ファイルのダウンロード・ウィンドウが表示されますので、任意のディレクトリーに保存します。 以上で Fix のダウンロードは完了です。 7 4. Interim Fix のインストール ●インストールに際し下記の確認事項をご確認のうえ、インストールを行ってください。 1. 導入前にすべての WAS, IHS が停止していることを確認してください。 2. AIX 環境では不要なライブラリをアンロードするため、root で slibclean を実行してください。 3. ファイルシステムのスペースが足りていることを確認してください。 ・[AIX] : /tmp、/usr に各々約 400M ・[Linux および AIX 以外の UNIX ベースのプラットフォーム] : /tmp、/opt に各々約 400M (上記のプラットフォームにおいて WAS のデフォルトのインストール先は、各/usr 、/opt 配下とな ります。デフォルトインストールディレクトリーを変更して WAS をインストールされている場合は、 そちらにファイルシステムのスペースを確保してください。) ・[Windows] : インストールを実行するディスクに約 800M ●インストールに際して下記の注意事項をご確認ください。 ・ WebSphere Application Server Network Deployment(WAS ND)を導入されているお客様は、 DeploymentManager(ND 版)と AppServer(Base 版)の両方の環境で、Fix を適用する必要があり ます。(1 台のマシンに DeploymentManager と AppServer をインストールしている場合、各インスト ールディレクトリーに対して Fix を適用する必要があります。) WAS ND 環境では、DeploymentManager の Fix レベルが AppServer より高く(新しく)なければな りません。WAS ND を導入されているお客様は、まず先に Fix を DeploymentManager へ適用し、 その後、AppServer へ適用をお願いします。 ・ アップデート・インストーラー・プログラムを並行して起動することはできません。複数の更新を同時に 実行すると、インストールの失敗や不完全なインストールを引き起こす可能性があります。 ・ テスト環境下での適用確認を 実行してからの本番環境での適用を推奨します。 ・ Fix 適用前に Back-up などをとり、問題発生時にすばやく対処できるよう対策をとることを推奨しま す。 ● UpdateInstaller にはウィザード(GUI)モードとサイレント(CUI)モードがあります。 8 4-a. Interim Fix のインストール(GUI モード) インストール モード まず初めに、ウィザード(GUI)モードによるインストールについて記述します。 1. “3. Interim Fix の入手” で入手した Fix ファイル(zip ファイルあるいは jar ファイル)を任意のディレクトリー に保管します。 (例 : <WAS_ROOT>/updateinstaller/efixes/PK13792_5114_5118.jar) 2. 3. 4. コマンドプロンプトを立ち上げます。 以下のコマンドは同じコマンドプロンプトで実行してください。 • <WAS_ROOT>/bin ディレクトリーに移動し、 setupCmdLine.bat ( UNIX/Linux の場合 は、 . ./setupCmdLine.sh )を実行します。 • UpdateInstaller を展開したディレクトリーに移動します。 UpdateWizard.bat (UNIX/Linux の場合は、UpdateWizard.sh)を実行します。 ウィザード形式の UpdateInstaller が起動します。インストール・ウィザードで用いる言語を選択し”了解”を クリックします。 ウィザードおよびライセンスについての説明が表示されます。内容を確認して“次へ”をクリックします。 9 5. コンピューター上にインストールされている WAS が全て表示されます。 複数のインスタンスが導入されている場合は、今回修正を適用する製品を選択し”次へ”をクリックします。 を選択し”次へ”をクリックします。 6. “修正の 修正のインストール” インストール” 10 で Fix ファイルを保存したディレクトリーを選択し、”次へ”をクリックします。 jar あるいは zip ファイルそのものではなくファイルの置いてあるディレクトリーを指定します。 (例:<WAS_ROOT>/updateinstaller/efixes など) 7. “手順 1” 8. Fix が一覧表示されます。適用する Fix を選択し、“次へ”をクリックします。 11 9. 内容を確認し、“次へ”をクリックします。インストールが開始されます。 10. インストールが完了したら、“終了” 終了”をクリックします。 以上で、Interim Fix のインストールは完了です。 12 4-b. Interim Fix のインストール(CUI モード) インストール モード サイレントモードによるインストールについて記述します。 1. “3. Interim Fix の入手” で入手した Fix ファイル(zip ファイルあるいは jar ファイル)を任意のディレクトリー に保管します。 (例 : <WAS_ROOT>/updateinstaller/efixes/PK13792_5114_5118.jar) 2. 3. コマンドプロンプトを立ち上げます。 以降の一連のコマンドは同じコマンドプロンプトで実行してください。 • <WAS_ROOT>/bin デ ィ レ ク ト リ ー に 移 動 し 、 setupCmdLine.bat ( UNIX/Linux の 場 合 は、 . ./setupCmdLine.sh )を実行します。 コマンドプロンプトで、UpdateInstaller を展開したディレクトリーに移動し、以下のようなオプションをつけて、 updateSilent.bat (あるいは updateSilent.sh)を実行します。 • 実行コマンド : (一行で続けて入力します) updateSilent.bat -installDir <WAS_ROOT> -fix -fixDir <Fix ファイルを ファイルを置いたディレクトリー いたディレクトリー> -install -fixes <Fix ID (Fix 番号)> • 各オプションの補足説明 -installDir: WAS のインストール・ルートへの絶対パス -fix: アップデートを Interim Fix(個別 Fix)のアップデートとして識別する -fixDir: 適用する Fix ファイルのあるディレクトリーへの絶対パス -install: アップデートをインストールとして識別する -fixes: Fix ファイルの ID (通常、拡張子 jar の前の部分(例:PK13792)) [例] (改行で表示していますが、実際は一行で続けて入力してください。) updateSilent.bat -installDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager -fix -fixDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥ updateInstaller¥efixes -install -fixes PK13792 ※詳細につきましては、下記 URL InfoCenter 「updateSilent」をご参照ください。 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v5r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base. doc/info/aes/ae/rins_updateSilent.html 13 コマンドの実行例とその出力結果 ● C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller>updateSilent.bat -installDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager -fix -fixDir C:¥IBM¥WebSphere51¥Deploymen tManager¥updateInstaller¥efixes -install -fixes PK13792 Install Root: C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥ Start of [ updateSilent.bat ] Verifying installer jar: [ installer.jar ] "C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥java_tmp¥bin¥java" -Xmx2 56m -cp "C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥installer.jar;C:¥I BM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥lib¥extfile.jar" com.ibm.websph ere.update.silent.SilentArgsCollector -installDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentM anager -fix -fixDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥efixes -install -fixes PK13792 Copyright (c) IBM Corporation 2002; All rights reserved. WebSphere Application Server バージョン 5 2006/06/02 更新インストーラー、バージョン 5.1、日付 2006/06/02 ターゲット製品ディレクトリー : C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager 修正更新が指定されました 修正ディレクトリー : C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥efixes インストールが指定されました : PK13792 1; が始動 (1/1) 2006/06/02 タスク 1; が終了 (1/1) タスク 2; が始動 (1/1) 修正 タスク 修正 PK13792 のインストール インストールの準備 修正 PK13792 PK13792 のインストール インストールの準備 修正 のインストール 1 のうちコンポーネント 1 をイ ンストール Quiet Mode: Logging to C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥logs¥update¥20060806 _233505_PK13792_webcontainer_install.log タスク 2; が終了 (1/1) 修正 PK13792 のインストール 1 のうちコンポーネント 1 をイ ンストール 3; が始動 (1/1) 修正 PK13792 のインストール インストールの完了 3; が終了 (1/1) 修正 PK13792 のインストール インストールの完了 WUPD0038I: 修正のインストールが正常に完了しました。 タスク タスク End of [ updateSilent.bat ] 以上で、Interim Fix のインストールは完了です。 14 5. Interim Fix のインストール後 インストール後の確認 <WAS_ROOT>¥properties¥version¥history¥event.history (event.history の抜粋を下記に示します。) を開いて確認します。 ● event.history の例 <event-history> ~省略~ <update-event event-type="efix" id="PQ99537" update-action="install" update-type="composite" log-name="C:¥WebSphere¥AppServer¥logs¥update¥ 20060403_124331_PQ99537_install.log" start-time-stamp="2006-04-03T12:43:31+09:00" end-time-stamp="2006-04-03T12:43:34+09:00" result="succeeded" result-message=" "> <update-event event-type="component" parent-id="PQ99537" id="webcontainer" is-required="false" is-custom="false" primary-content="update.jar" update-action="install" update-type="patch" is-external="false" root-property-file="" root-property-name="" root-property-value="" log-name="C:¥WebSphere¥AppServer¥logs¥update¥ 20060403_124331_PQ99537_webcontainer_install.log" backup-name="C:¥WebSphere¥AppServer¥properties¥version¥backup¥ 20060403_124331_PQ99537_webcontainer_undo.jar" start-time-stamp="2006-04-03T12:43:31+09:00" end-time-stamp="2006-04-03T12:43:34+09:00" result="succeeded" result-message=" "> </update-event> </update-event> </event-history> 成功した 成功したインストール したインストール 成功したインストール 適用した Interim Fix について以下のメッセージがログされていれば正しくインストールされています。 event-type="efix" id=<適用した 適用した Fix の ID> update-action="install" result="succeeded" result-message="Successful installation" (日本語環境では“成功した 成功したインストール したインストール”) 15 問題がある場合は<WAS_ROOT>¥properties¥version¥log にある log ファイルを確認し、どのモジュール置 換に問題があったかを確認してください。 6. Interim Fix のアンインストール 一度適用した Interim fix は、以下の手順でアンインストールすることができます。 ●アンインストールに際して下記の注意事項をご確認ください。 ( )では、DeploymentManager の Fix レベルが AppServer より高く(新しく)なければなりません。WAS ND を導入されているお客様は、 AppServer に適用した修正、DeploymentManager に適用した修正の順でアンインストールを実行して 下さい。 WebSphere Application Server Network Deployment WAS ND ● UpdateInstaller にはウィザード(GUI)モードとサイレント(CUI)モードがあります。 6-a. Interim Fix のアンインストール( アンインストール(GUI モード) モード) まずは、ウィザード(GUI)モードによるアンインストールについて解説します。 1. 2. ウィザード(GUI)モードによるアンインストールは、“4. Interim Fix のインストール“の“手順 2”から“手順 5”まで実行内容が同じです。そちらをご参照ください。“手順 6”の画面で“修正の 修正のアンインストール”を選択 し”次へ”をクリックします。 インストール済みの修正が一覧表示されます。表示されている修正のリストの中から今回アンインストー 16 ルするものを選択し、”次へ”をクリックします。 3. アンインストールについての確認画面が表示されます。内容を確認し、誤りがなければ ” 次 へ ” を クリックします。アンインストールが開始されます。 17 4. アンインストールが完了したら”終了” 終了”をクリックします。 以上で、Interim Fix のアンインストールは完了です。 18 6-b. Interim Fix のアンインストール( アンインストール(CUI モード) モード) サイレントモードによるアンインストールについて記述します。 1. 2. コマンドプロンプトを立ち上げます。 以降の一連のコマンドは同じコマンドプロンプトで実行してください。 • <WAS_ROOT>/bin デ ィ レ ク ト リ ー に 移 動 し 、 setupCmdLine.bat ( UNIX/Linux の 場 合 は、 . ./setupCmdLine.sh )を実行します。 コマンドプロンプトで、UpdateInstaller を展開したディレクトリーに移動し、以下のようなオプションをつけて、 updateSilent.bat (あるいは updateSilent.sh)を実行します。 • 実行コマンド : (一行で続けて入力します) updateSilent.bat -installDir <WAS_ROOT> -fix -fixDir <Fix ファイルを ファイルを置いたディレクトリー いたディレクトリー> -uninstall -fixes <Fix ID (Fix 番号)> • 各オプションの補足説明 -installDir: WAS のインストール・ルートへの絶対パス -fix: アンインストールを Interim Fix(個別 Fix)のアンインストールとして識別する -fixDir: 適用した Fix ファイルのあるディレクトリーへの絶対パス -uninstall: アップデートをインストールとして識別する -fixes: Fix ファイルの ID (通常、拡張子 jar の前の部分(例:PK13792)) [例] (改行で表示していますが、実際は一行で続けて入力してください。) updateSilent.bat -installDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager -fix -fixDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥ updateInstaller¥efixes -uninstall -fixes PK13792 ※詳細につきましては、下記 URL InfoCenter 「updateSilent」をご参照ください。 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v5r0/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base. doc/info/aes/ae/rins_updateSilent.html 19 コマンドの実行例とその出力結果 ● C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller>updateSilent.bat -installDi r C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager -fix -fixDir C:¥IBM¥WebSphere51¥Deploymen tManager¥updateInstaller¥efixes -uninstall -fixes PK13792 Install Root: C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥ Start of [ updateSilent.bat ] Verifying installer jar: [ installer.jar ] "C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥java_tmp¥bin¥java" -Xmx2 56m -cp "C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥installer.jar;C:¥I BM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥lib¥extfile.jar" com.ibm.websph ere.update.silent.SilentArgsCollector -installDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentM anager -fix -fixDir C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥efixes -uninstall -fixes PK13792 Copyright (c) IBM Corporation 2002; All rights reserved. WebSphere Application Server バージョン 5 2006/06/02 更新インストーラー、バージョン 5.1、日付 2006/06/02 ターゲット製品ディレクトリー : C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager 修正更新が指定されました 修正ディレクトリー : C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥updateInstaller¥efixes アンインストールが指定されました : PK13792 1; が始動 (1/1) 2006/06/02 タスク 1; が終了 (1/1) タスク 2; が始動 (1/1) 修正 タスク 修正 PK13792 のアンインストール アンインストールの準備 修正 PK13792 PK13792 のアンインストール アンインストールの準備 修正 のアンインストール 1 のうちコンポーネント 1 をアンインストール Quiet Mode: Logging to C:¥IBM¥WebSphere51¥DeploymentManager¥logs¥update¥20060807 _004809_PK13792_webcontainer_uninstall.log タスク 2; が終了 (1/1) 修正 PK13792 のアンインストール 1 のうちコンポーネント 1 をアンインストール 3; が始動 (1/1) 修正 PK13792 のアンインストール アンインストールの完了 3; が終了 (1/1) 修正 PK13792 のアンインストール アンインストールの完了 WUPD0039I: 修正のアンインストールが正常に完了しました。 タスク タスク End of [ updateSilent.bat ] 以上で、Interim Fix のアンインストールは完了です。 20 7. Interim Fix のインストール後 インストール後の確認 <WAS_ROOT>¥properties¥version¥history¥event.history (event.history の抜粋を下記に示します。) を開いて確認します。 ● event.history の例 <event-history> ~省略~ <update-event event-type="efix" id="PQ99537" update-action="uninstall" update-type="composite" log-name="C:¥WebSphere¥AppServer¥logs¥update¥ 20060403_134724_PQ99537_uninstall.log" start-time-stamp="2006-04-03T13:47:24+09:00" end-time-stamp="2006-04-03T13:47:26+09:00" result="succeeded" result-message=" "> <update-event event-type="component" parent-id="PQ99537" id="webcontainer" is-custom="false" primary-content="update.jar" update-action="uninstall" update-type="patch" is-external="false" root-property-file="" root-property-name="" root-property-value="" log-name="C:¥WebSphere¥AppServer¥logs¥update¥ 20060403_134726_PQ99537_webcontainer_uninstall.log" backup-name="C:¥WebSphere¥AppServer¥properties¥version¥backup¥ 20060403_134726_PQ99537_webcontainer_undo.jar" start-time-stamp="2006-04-03T13:47:26+09:00" end-time-stamp="2006-04-03T13:47:26+09:00" result="succeeded" result-message=" "> </update-event> </update-event> </event-history> 成功した 成功したアンインストール したアンインストール 成功したアンインストール アンインストールした Interim Fix について以下のメッセージがログされていれば正しくアンインストールされてい ます。 event-type="efix" id=<適用した 適用した Fix の ID> update-action="uninstall" result="succeeded" result-message="Successful uninstall" (日本語環境では“成功した 成功したアン したアンインストール アンインストール”) 21 問題がある場合は<WAS_ROOT>¥properties¥version¥log にある log ファイルを確認し、どのモジュール置 換に問題があったかを確認してください。 22