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IBM Lotus Quickr V8.1 services for Lotus Domino Lab. 01 Lotus Quickr
IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) ハンズオン・ワークショップ
IBM Lotus Quickr V8.1
services for Lotus Domino
ハンズオン資料
Lab. 01 Lotus Quickr
さわってみよう「プレース」
日時:
2008,5,29-30
場所:
渋谷 SWCoC
© Copyright IBM Corporation 2008. All rights reserved.
IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) ハンズオン・ワークショップ
1. ハンズオン概要 ............................................................................................................................. 3
1.1 ハンズオンの目的と重点内容 .................................................................................................. 3
1.2 ハンズオンの背景、ストーリー.................................................................................................. 4
2. ハンズオン環境のマシン起動 ........................................................................................................... 5
3. Lotus Quickr の既存の共有プレースにさわって操作に慣れる。(初心者の方向けです。経験者の方はこのス
テップを飛ばして 4 へ進んでください) ................................................................................................ 8
3.1 Lotus Quickr へのログインと基本操作(Standard 版)−ライブラリを使ってみよう ............................ 8
3.2 基本操作―ディスカッションにさわってみよう .............................................................................. 16
3.3 基本操作-ブログをさわってみよう.............................................................................................. 18
3.4 Lotus Quickr の基本操作(Entry 版)−マイファイル機能を使ってみよう........................................ 20
4. Lotus Quickr の機能を理解する。................................................................................................. 28
4.1 画面 UI の基本 .................................................................................................................... 28
5. 共有プレースで何ができるかを理解する .......................................................................................... 32
5.1 共有プレースでの操作........................................................................................................... 32
5.2 ライブラリー ......................................................................................................................... 36
6. Blog 機能 .................................................................................................................................. 41
7. Wiki ......................................................................................................................................... 45
8. Entry 版 .................................................................................................................................... 46
9. おさらい ..................................................................................................................................... 48
Lab01_Quickr81_さわってみよう「プレース」.doc
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1.ハンズオン概要
1.1 ハンズオンの目的と重点内容
このラボに先立つ講義では、IBM Lotus Quickr の機能概要を学びました。このラボでは最初に、講義のお
さらいの意味で、IBM Lotus Quickr の機能を一通り触ってみて、ユーザー・インターフェースを理解します。
各機能を理解することで、製品コンセプトを今一度しっかりと理解し、お客様のニーズに合わせた提案活動
を行えるようになります。
その上で、以下の 2 つのことを体験学習します。
Lotus Quickr Entry 8.1 の理解と Lotus Quickr Standard 8.1 との差違の理解
提案活動の中では、製品の理解と差違について、確実に理解しておく必要があります。特に、既に Entry の
使用権を持っている既存の Lotus Notes や Lotus Domino Web Access ユーザーに対してきちんとした説
明が、効率的営業活動とトラブル回避に不可欠だからです。お客様が「自分たちは Entry の使用権を持っ
ているのだが、どこまで利用できるか」と尋ねられた場合を想定してハンズオンをやってみましょう。
Lotus Quickr の代表的機能の理解と、重点的にバージョン管理機能(新機能)
Lotus Quickr の標準的なプレースを例に機能を理解していきます。その中には、お客様が特に興味を持た
れるファイル共有関係の機能(ライブラリー)を中心に見ていきます。Lotus Quickr の案件の多くは、経験的
に、ファイルサーバーの代替目的であることが多いためです。8.1 では特にバージョン管理の機能が強化さ
れました。どのようなところまでできるのかをしっかり把握して、質問に答えられるようにしましょう。
その他として標準的なプレースとして、Wiki とブログを取り上げています。
この演習では、ユーザーの立場から製品を理解することをまず目的としているため、管理者的視点は含ま
れておりません(別のハンズオンで行います)。
このハンズオンは、インストールや構成のハンズオンと異なり、ステップ毎の指示は殆どありません。画面
を確認しつつ操作を行い、製品のコンセプトに配慮した説明を加えることで、より製品のコンセプトを理解で
きるようにしています。
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1.2 ハンズオンの背景、ストーリー
通常、Workshop ではインストールから始まることが多いですが、Lotus Quickr のワークショップでは、架空
の銀行である Zeta Bank に試験的に構築された Lotus Quickr のサーバー (実際には各自のワークステー
ション内のサーバー)にアクセスしていると仮定します。この中での登場人物は、以下の 4 人です。この 4 人
が Lab01 から 03 まで通して登場します。
ダン 三沢 (営業部長) リーダーの相川に情報共有の推進を指示する人物。
相川さん (第 1 営業部のリーダー) Dan の指示を受け、Lotus Quickr の利用を推進する人物
瀬川さん(第 1 営業部のメンバー)
Blog/Wiki など一般的 Web ツールの利用は得意
香取さん(第 2 営業部のメンバー)
IT の使いこなしについては Follower
この Lab01 では、主に瀬川(Naoki Segawa)さんになったつもりで、Lotus Quickr の一通り使ってみることに
なります。Lotus Quickr の Wiki や Blog を早速作ってみた彼ですが、Lotus Quickr 自体は知りません。が、
仕事なのでそうも言っていられません。相川の指示で、まずは恐る恐る Lotus Quickr を覗くことにしました。
リーダーの相川さんからは、既に自分が作った場所、「第一営業部情報共有プレース」があるので、それを
まず見ろと指示され、これからアクセスにいくところです。
「初めて Quickr に触っている瀬川さん」になったつもりで、一通り Lotus Quickr を触ってみてください。
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2.ハンズオン環境のマシン起動
__ 1. PC の電源を立ち上げて、ハンズオン環境の OS に次のユーザーID/パスワードでログインしてください。
ユーザーID/パスワード:
lotusadmin/passw0rd (0 は数字のゼロ)
__ 2. ホスト OS 上には既存の Lotus Domino サーバーがインストールされています。次のアイコンから Lotus
Domino サーバーを起動してください。
__ 3. “起動時のオプションの選択” の画面が出る場合、次の選択をして、「OK」をクリックしてください。
“Start Domino as regular application”:
選択
“Don’t ask me again”:
チェックを付ける
__ 4. Lotus Domino サーバーが起動します。起動した Lotus Domino サーバーのコンソールに「HTTP Server:
Started」の表示が出るまでお待ち下さい。
__ 5. ホスト OS 上の次のアイコンから、VMware を起動してください。
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__ 6. VMware のイメージは、「Quickr8.1 さわってみよう」を選択して、「この仮想マシンを起動」をクリックして
ください。
__ 7. 「この仮想マシンは移動またはコピーされた可能性があります」のポップアップが表示される場合は、
「移動しました」を選択してください。
__ 8. VMware 上の Windows 2003 Server には、次のユーザーID/パスワードでログインしてください。
ユーザーID/パスワード: lotusadmin/passw0rd (0 は数字のゼロ)
__ 9. ゲスト OS 上の“Lotus Domino Server” のアイコンから、Lotus Domino サーバーを起動してください。
__ 10. “パスワードの入力” の画面では、次のパスワードを入力してください。
パスワード:
passw0rd (0 は数字のゼロ)
ただし、タイプしたものは何も表示されません。
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__ 11. Lotus Quickr サービスと HTTP タスクが起動したことを確認してください。
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3.Lotus Quickr の既存の共有プレースにさわって操作に慣れる。
(初心者の方向けです。経験者の方はこの
ステップを飛ばして 4 章へ進んでください)
3.1 Lotus Quickr へのログインと基本操作(Standard 版)−ライブラリを使ってみよう
このセクションでは、Lotus Quickr の操作に慣れるため、基本的な機能をステップバイステップで操作し
てみましょう。
__ 1. ホスト OS 上の Internet Explorer を起動し、Lotus Quickr サーバー
(http://quickr.lotus.com/LotusQuickr)にアクセスします。すると以下の画面が表示されます。右
上のログインをクリックします。
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__ 2. ログインをクリックすると下記のログイン画面が表示されます。ユーザー名:segawa パスワード:
passw0rd( 0 は数字のゼロ)を入力してログインボタンをクリックしてください。
__ 3. ログインすると次の画面が表示されます。マイプレースが 3 件表示されていることを確認してくださ
い。これが瀬川さんのアクセスできるプレースです。まずはじめに、「社内情報共有ツールの学
習」プレースをさわってみましょう。「社内共有ツールの学習」をクリックしてください。
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__ 4. 「社内情報共有ツールの学習」プレースにアクセスすると次の画面が表示されます。これは Lotus
Quickr でよく使用される標準的なプレースになります。この画面はプレースにアクセスしたときに
最初に表示される画面です。「ようこそ」「チームの目標」「チームのニュース」がタブとして表示さ
れています。ここにはプレースの使用目的やメンバーに目を通しておいて欲しい事項などを書い
ておくと便利でしょう。管理者または編集者であればこの部分は編集できます。
__ 5. ではさっそく瀬川さんのアクセス権限を確認してみましょう。左メニューからメンバー管理をクリック
してください。下記の画面が表示され、瀬川さんは「編集者」権限が付与されていることが確認で
きます。
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__ 6. では次に最もよく利用されるライブラリ機能を操作してみましょう。左ナビゲーションから「ライブラ
リ」をクリックします。下記の画面が表示されます。いろんな文書が保管されていることがわかりま
す。
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__ 7. ではファイルをひとつアップロードしてみましょう。ウィンドウズ・エクスプローラを開いて、
C:¥Labs¥lab01¥Quickr8.1 発表.doc を、ブラウザー上のドラッグ&ドロップ領域にドラッグ&ドロッ
プします。
__ 8. 「このファイルをアップロードしますか?」とポップアップが出ますので、「続行」をクリックしてくださ
い。
__ 9. ファイルが正常にアップロードされたことを示す下記のポップアップ画面がでたら「OK」をクリックし
てください。
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__ 10. ファイルが無事アップロードされていることを確認しましょう。
__ 11. 次はアップロードボタンを使ってファイルをアップロードしてみましょう。緑色のアップロードボタン
をクリックすると、下記のファイル選択画面が表示されます。ファイル選択ボタンをクリックして、
C:¥Labs¥lab01 フォルダーを開き、「Sample.xls」ファイルを選択して開くをクリックします。
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__ 12. ファイルの名前と概要を入力して、チェックインボタンをクリックします。
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__ 13. ファイルがアップロードされたことを確認しましょう。
__ 14. 今度は今アップロードしたファイルを削除します。Sample.xls と表示されている右側の下向きの
▼をクリックすると操作できるメニューが表示されます。削除を選択すると、「削除しますか?」と
ポップアップがでますので OK を押してください。ファイルが削除されます。
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3.2 基本操作―ディスカッションにさわってみよう
__ 1. では次にディスカッション機能を操作してみましょう。左ナビゲーションからディスカッションをクリッ
クすると下記の画面が表示されます。緑色の新規投稿ボタンを押してトピックを投稿してみましょ
う。
__ 2. 下記のように入力し、緑色のチェックインボタンをクリックしてください。
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__ 3. 新規投稿がアップロードされました。次に返答文書をつけてみます。トピック「Quickr 勉強開催に
ついて」の右側に表示されている下向きの▼をクリックして「返答」→「新しい返答」を選択します。
__ 4. 下記のように返答文書を入力し緑のチェックインボタンをクリックします。返答文書が追加されて
いることを確認してください
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3.3 基本操作-ブログをさわってみよう
__ 1. 次にブログをさわってみましょう。現在アクセスしている「社内情報共有プレース」から「なおきの気
になること」へ移動します。画面上部の「マイプレース」タブをクリックしてください。アクセスできる
プレースが一覧表示されます。「なおきの気になること」をクリックしてください
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__ 2. 瀬川さんがこれまでに書いたブログが一覧表示されています。では早速ブログをひとつ書いてみ
ましょう。緑色の「新しいブログエントリ」ボタンをクリックします。
__ 3. ブログの編集画面が表示されます。自由にブログを書いてみましょう。書き終わったら緑色の
「チェックイン」ボタンをクリックしてください
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__ 4. ブログの確認画面が表示されます。左ナビゲーションのブログをクリックします。
__ 5. 今書いたブログが投稿されていることが確認できます。Lotus Quickr(Standard 版)の操作につい
ては以上です。
3.4 Lotus Quickr の基本操作(Entry 版)−マイファイル機能を使ってみよう
__ 1. 次に Lotus Quickr Entry 版の機能を操作してみましょう。最上部のバーで現在は「プレース」が選
択されていますが、「ファイル」をクリックしてください。
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__ 2. 共有ファイルの検索画面が表示されます。ここでは個人が公開しているファイルを検索することが
できます。ためしに相川さんの公開しているファイルを検索してみましょう。入力フィールドに「ai」と
入れると候補リストが表示されるので入力が楽になります。相川さんのアドレスを入力したら検索
ボタンをクリックします
__ 3. 相川さんが公開しているファイルが表示されました。ここから相川さんの資料をダウンロードしたり、
資料へのリンクをメール送信したりすることができます。
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__ 4. では瀬川さんもなにか資料をアップロードしてみましょう。上部の「マイファイル」タブをクリックしま
す。ここが瀬川さん個人のファイル置き場になります。「ファイルのアップロード」ボタンをクリックし
ます。
__ 5. 下記のファイル選択画面が表示されます。 「参照」をクリックします。
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__ 6. C:¥Labs¥lab01 から「Quickr8.1 発表.doc」ファイルを選択して、下記のようにファイル情報を入力
し「保存」を押します。「リストされていない文書」のところはチェックを入れないでください。ここで
チェックを入れない場合、ファイルは公開文書となります。チェックを入れると非公開文書となり他
の人から検索しても見えなくなります。
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__ 7. 次はドラッグ&ドロップでファイルをアップロードしてみましょう。C:¥Labs¥lab01¥Sample.xls をブラ
ウザー上のドラッグ&ドロップ領域にドラッグ&ドロップします。
__ 8. ドラッグ&ドロップでアップロードしたファイルはデフォルトでは公開文書となります。
__ 9. 共有ファイルの検索タブをクリックして、瀬川さんの共有ファイルを検索してみます。「se」と入力す
ると候補リストが表示されるので入力が楽になります。検索ボタンをクリックしてください。
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__ 10. 2 つの文書が表示されています。Sample.xls ファイルの右側にある追加情報をクリックし、編集
をクリックします。
__ 11. Sample.xls を非公開文書にします。「リストされていない文書」にチェックをし、保存をクリックしま
す。これでこの文書は非公開文書になりました。画面上に「このファイルはリストされていません」
とメッセージが出ていることを確認してください。
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__ 12. 瀬川さんでログアウトし、相川さんでログインしてみてください。ユーザー名:aikawa パスワード:
passw0rd(0 は数字のゼロ)でログインします。
__ 13. 上部のバーでファイルを選択し、さらに共有ファイルの選択画面にうつります。
__ 14. 瀬川さんのアドレスを入力し、検索をクリックします。入力するときに「se」といれると候補リストが
出てくるので入力が楽になります。
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__ 15. 瀬川さんの公開文書が表示されました。先ほど非公開文書にした Sample.xls が表示されていな
いことを確認してください。
以上で Lotus Quickr Entry 版の操作は終わりです。お疲れ様でした。Quickr の操作には慣れていただけ
ましたでしょうか?お時間のある方は Step4 へお進みください。
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4.Lotus Quickr の機能を理解する。
4.1 画面 UI の基本
このセクションでは、多少文字が多いですが、製品の基本思想を理解する上で重要な部分ですので、
じっくりと読んでみてください。既に済んだ講義の内容と重複する部分は、確認程度に一読してくださ
い。
__ 1. Internet Explorer を起動し、Lotus Quickr サーバー(http://quickr.lotus.com/LotusQuickr)にアク
セスします。すると以下の画面が表示されます。
デフォルト画面の表示と確認
Tips: URL の最後に/を入れると 404 エラーとなります。
Tips: URL の構造を少し気にしてみてください。
/LotusQuickr/lotusquickr/Main.nsf となっています。管理やバックアップをする上で役立ちます。
①
②
①
③
④
⑤
⑥
この画面は、実習環境の画面とは異なります。
順番に主要項目を解説しますので、触りながら確認してください。
① 「プレース」と「ファイル」
相互に切り替えてみてください。そして、「プレース」を選択してください。この一見不釣り合いな 2 つの
名称がついた最も上位に位置するこのトグル式選択は、Lotus Quickr を理解する上で最も重要です。
「プレース」とは共有する場所を意味します。「ファイル」は個々人が公開しているファイルを検索する場
所を示しています。つまり、Lotus Quickr は、共同活動と個人活動を両面から支える製品であることを
意味しています。Lotus Quickr は共同活動ばかり強調されていますが、必ずしもそれだけではないこと
も理解しておきましょう。選択したモードは、左上の青帯部分にも反映され、強調されて表示されます。
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② ログイン
後ほど利用します。今は匿名のままでいてください。ログインの場所の確認のみです。
③ 「公開されたプレース」と「利用統計情報」
「公開されたプレース」はログオン前に表示されるプレース一覧です。ログオンすると「マイプレース」と
して自分が参加しているプレースが表示されます。
利用統計情報には、プレース毎のサイズや最終アクセス日、ログイン回数、投稿数、読まれた回数、
文書数などが表示されます。各項目でソートできますので、Lotus Quickr サーバーでの、プレース毎の
利用状況を大枠で把握できます。(文書毎のアクセス数など小さな単位での統計情報はとれません。)
④ 左サイドには、薄い黄色の背景色で Tips が基本的に表示されます。コンテキスト・ヘルプに近い位置
づけです。場合によっては、この画面のようにボタンが配置されます。Lotus Quickr の特長である、プ
レースをすぐに誰でも作れるように、大きく分かりやすく配置しています。
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⑤ Lotus Quickr では、匿名ユーザーの場合にはプレースの表示がされませんが、この設定は変更できま
す。今回の実習環境では匿名ユーザーにもプレースの表示を行う設定になっているため、以下のよう
な画面になっています。
⑥ ナビゲーションおよび設定
元に戻るための「ホーム」や、「タイムゾーンの設定」があります。サーバーの場所に依存せず時刻表
示がされるように、この設定があります。「プレースの管理(Place Administration)」と「テンプレートでの
作業(Work with Template)」は管理者向けの機能ですので、ここではスキップします。
また、中央下や右側下「ホーム」、「プレースの作成」、「タイムゾーン」、更に右側にはヘルプや製品に
ついてのリンクが並んでいます。
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__ 2. 「ファイル」画面の確認
画面上部の「プレース」を「ファイル」に切り替えます。すると、「マイファイル」と「共有ファイルの検索」のタブ
が表示されます。タブ内のボディ部分には、「個人ファイルの共有」のシンプルな画面がでてきます。
この画面は、「匿名アクセスでも利用可能になっていること」に注意してください。Lotus Quickr では、「個人
が了承して公開したファイル」なら、ユーザー名を頼りに誰でも参照できることように設計されています。こ
れは、「個人の情報公開、情報発信」のニーズを汲んだ設計思想に基づいたものであると同時に、マーケ
ティング的な理由からでもあります。多くの既存 Lotus Notes/Domino ユーザーに、この機能部分を Entry
ライセンスとして付与することで、Lotus Quickr のマーケットへの浸透を図っています。
ここでは、ログインしてない状態(=ライセンスがないユーザー)でも公開されたファイルにアクセスできること
を、以下の操作で確認します。
__ 3. ユーザー名を入れて検索する
入力欄に a と入れます。すると、検索…のメッセージののち、ヒットするユーザー名候補が表示されま
す。このように部分一致で候補を表示してくれます。ai と入れると一人に絞り込まれます。この時点で
は、ファイル名では検索できないことに注意してください。ユーザー名のみが利用できます。
Risa Aikawa をクリックしてください。すると、Risa Aikawa のファイルの画面に遷移します。
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__ 4. URL の確認
…/LotusQuickr/risaaikawa_at_wtslabs_com/Main.nsf/…となっていることを確認してください。ホー
ム URL である/Lotus Quickr の配下に、ユーザー名_at_domainname になっています。今後理解の
補助のために構造だけ理解しておいてください。
ここからは個人のプレース、すなわち Entry で利用可能な範囲の機能部分になりますので、後述しま
す。
これで、基本ユーザー・インターフェースの理解は終了です。
5.共有プレースで何ができるかを理解する
5.1 共有プレースでの操作
ホームに戻っていることを確認します。
__ 1. segawa / passw0rd でログインします。瀬川 直輝でログインしていることを確認します。
__ 2. 自分のプレース(マイプレース)として 2 件表示され、プレース名、概略、所有者の 3 つが表示され
ます。所有者のところは mailto:リンクが設定されており、メールを簡単に即座に送れるようになっ
ています。
件数が多い場合に使う、1 ページあたりの表示件数選択機能、タイトルと所有者でソートする機能
があることを確認してください。
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__ 3. 「社内情報共有ツールの学習」を選択します。これは、Lotus Quickr の標準的なプレースです。プ
レースはこれから見ていく、様々な部品から構成されており、管理者が選択できます。また、プ
レース作成時には、複数の部品をひとつにまとめたテンプレートを利用して即座にプレースの実
体を作ることができます。
別ウィンドウが開きます。ここで、URL が http://quickr.lotus.com/LotusQuickr/collabtool/Main.nsf/...
になっていることに気をつけてください。これも理解を助ける知識として役に立つ場面があります。
__ 4. 「ホーム」とそのユーザー・インターフェース
番号順にユーザー・インターフェースを確認してください。
②
①
③
④
⑥
⑤
⑦
① ナビゲーション
このプレースで利用できるツール(部品)が表示されます。このプレースは、Lotus Quickr の標準的
なプレースです。プレースは様々な部品から構成されており、管理者が選択できます。また、プ
レース作成時には、複数の部品をひとつにまとめたテンプレートを利用して即座にプレースの実体
を作ることができます。
② パンくずリストを利用してナビゲーションが可能です。
③ すべてのツールで共通ですが、この部分に、処理や操作を行うためのドロップダウンリストが表示
されます。例えば、ホームの画面ではどのようなアクションが可能か試してください。いま瀬川さん
はこのプレースの管理者ではないので、ホームでのアクションは限定的です。編集者以上の権限
がある場合には、編集メニューが表示されます。「通知」を使うと、メールでリンクを送ることができ
ます。
④ 「ホーム」では「ようこそ」、「チームの目標」、「チームのニュース」のタブがあり、いずれも管理者な
いしは編集者が変更できます。
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⑤ 検索の画面です。どのような検索オプションがあるかを確認してください。
⑥ 現在開いている「ホーム」に対して新しいタブを追加したり、その他のツールに文書やカレンダー
エントリーなどを追加できます(権限、設定により表示されないものもあります)。
__ 5. 画面左の「新規ページ/フォルダ...」をクリックします。
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__ 6. 文書を作成しましょう。Microsoft Word ページを選択して文書を作成します。
__ 7. C:¥Labs¥lab01¥Quickr8.1 発表.doc を、Java アプレット部分にドラッグ&ドロップしてください。アッ
プロードの確認画面とアップロードのゲージが表示された後、完了します。ブラウザーの画面がリ
フレッシュされます。
Cl¥Labs¥lab01¥QUickr8.1発表.doc
__ 8. チェックインを押します。どこに文書が表示されるかを確認してください。
Tips: この機能では、文書がどこに保存されるか分かりにくい部分があります。イベントやタスク
の場合は、自ずとカレンダーやタスクに入るのが分かりますが、MS Word ページは作成した場所
によりホームにタブが追加されることがあります。そのような場合には、オプションを指定して
チェックイン...を利用して、明示的にどこに保存するかを指定します。
__ 9. 同様にタスクやスケジュール、ディスカッション文書の投稿などを行ってください。その操作から分
かることは、「多少、当惑することもあるが、慣れによりその度合いが減っていくこと」と、「どこから
でも、いちいちツールまで移動しなくても文書を作成できるメリット」を理解出来るようになります。
ファイルは C:¥Quickr¥Lab01¥にファイルをいくつかの形式でいれておきますので適宜利用してみ
てください。
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5.2 ライブラリー
__ 1. ライブラリーの画面を左ナビゲーションで選択します。ライブラリーはお客様が最も重視する機能
です。Lotus Domino 版には「プリビュー画面がないこと」を理解してください。WebSphere Portal
版ではマウスをエントリー上にのせると、表紙が表示されます。混同しやすいので注意してくださ
い。また、文書を開いた際も同様にプレビュー画面はありません。
参考:エントリーの右側に下矢印が出ている場合は、クリックすると、その文書に対する処理
内容が表示されます。あらゆる場面で共通ですので、触ってみて、なにができるかをみてくだ
さい。
__ 2. 緑色の「アップロード」ボタンを押して、別のファイルをアップロードしてみます。この画面には件名
やサマリーを記述したり、複数のファイルを登録することができます。登録時に「オプションを指定
してチェックイン」を利用するとアクセス制限を登録時に行えます。
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__ 3. これで 2 つの登録方法のメリット・デメリットが理解できたと思います。勿論、ドラッグ&ドロップで登
録した場合でも後から後者の登録方法と同様の設定が可能です。登録した画面を開いて確認し
てみてください。
__ 4. 次に登録したファイルの操作について確認します。自分が登録したファイルをクリックします。
__ 5. 緑色の大きなボタン「チェックアウトして編集」は編集時に利用します。どのような動きになるか確
認してみてください。平易な動作ですので、特に説明は付けませんが、ファイルを右クリックして、
「編集」ができることに注目してください。ローカルにダウンロードしなくても、ファイルの所在を気に
せず、編集に専念できるようになっています。
__ 6. 追加のアクション」をクリックします。「コピー」でエントリーの複製を作ったり、削除や、他のフォル
ダーへの移動ができます。このコンテンツについて知らせる通知や印刷画面になる印刷を操作し
て動作を確認してみてください。返信をつけると、コンテンツに対して他者がコメントを付けることも
できます。
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__ 7. ここで特長となるのは、アクセス権の詳細な設定ができるところです。作成者の追加は Lotus
Notes/Domino 的には「作成者」ですが、Lotus Quickr では「編集者権限」の意味ですので注意し
てください。
__ 8. 「作成バージョン」は、8.1 から強化された機能ですお客様からの要件として示されることが多い機
能ですので、重点的に見ていきます。
__ 9. 「追加のアクション…」で「作成バージョン」をクリックします。プロンプトがでてきますので、「5 月改
訂版」などなにか適当な文字を入れて「OK」ボタンを押します。
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__ 10. 画面下側に、新しいバージョンが表示されます。「Version 1」は自動的に入ります。
__ 11. もう一度、同じ処理を行うと、下の画面がでてきます。「編集しないかぎり、バージョンは作れな
い」という旨のメッセージです。あるステータスからは複数のバージョンを作ることができない仕様
になっています。
__ 12. 先ほどの画面下に作られたバージョン 1 をクリックしてください。すると下の画面が表示されます。
タブが増え、左側に現行のバージョンを示す「発行済み」、そして右側に作成した新しいバージョン
が表示されます。そして「追加のアクション…」のメニューなどを確認してください。編集する機能は
ありません。つまり、「作成バージョン」機能とは、分岐して「固定バージョンを作る」という意味にな
ります。「バージョン管理」という言葉は解釈の幅が広いので、お客様の要件をよく確認する必要
があります。端的に言えば、「履歴管理」の意味になります。また、「自動的にバージョンを作る機
能がない」ことも注意してください。これもお客様要件でよく問われます。
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__ 13. 次に、「追加のアクション…」の「バージョンの復元」を選択して、バージョンの取り消しを行います。
つまり、元に戻すことになります。以下のようなプロンプトが表示されます。
__ 14. バージョンが元に戻った旨のメッセージが表示されます。
__ 15. 発効済みのタブに戻ると、新しいバージョンが作られ、コメントとして、Restored from Version 2
(2.0)など、どこから戻したかの表示ができます。この動作もまた、あまり一般的ではありませんの
で憶えておいてください。
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6.Blog 機能
Lotus Quickr には今見てきた標準的なフォーラム以外にも、Blog 専用のページを簡単に作れる機
能を持っています。瀬川さんには自分のブログページがあります。瀬川さんのマイプレースから、自分
のブログに入ってみましょう。
すでにサンプルのエントリーが入っています。ここで注意する点は 2 点あります。
一つはアクセス権の設定です。下の図の用に「More Actions…」-「Set Access」を選択します。編集権を
持つひとと、読者権限を持つひとを設定できます。注意したいことは、これらを設定するには、左ナビの
Members でメンバーの登録を行う必要があるという点です。文書個別にアクセス権を設定することもで
きれば、ブログ全体に適用されるアクセス権も設定できます。部門のブログを作った際には Members
のメニューでユーザー設定を行います。こういったニーズは企業ブログで要件とされやすいので注意し
ておいてください。
__ 1. ブログを開いたところです。
もう一つは、カスタマイズのページです。左ナビにプレースのカスタマイズがあるので、これを選択しま
す。すると、多くのカスタマイズ項目があるので、ここではひとつひとつ触れません。お客様の要件に合
わせてチェックを行ってください。特長としてフォームのカスタマイズができる点です。Blog といっても、
企業内ではフォーマットを定めておきたいニーズがあります。ワードをテンプレートとしておけば、ワード
内のフォーマットに文書を書き入れるだけで定型文書をブログで発行できます。より敷居の低いブログ
運用も可能です。試しに作ってみましょう。
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__ 2. カスタマイズの画面からそれぞれの画面で「フォーム」→「新しいフォーム」→「Microsoft Office
フォーム」を選択します。
__ 3. 次に進んで、「タイトル」を設定します。ひな形となる Word の文書のドラッグ&ドロップ欄には、これ
まで使用した「Quickr8.1 発表.doc」を使います。その 2 つ下には、「このフォームで作成した場合
に格納するフォルダー」を指定することもできます。これで「完了」です。
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__ 4. 完成したフォルダーを使って、エントリーを作成します。ブログのトップに戻り、左ナビの「新規ペー
ジ/フォルダ」を選択します。作成した「ブログ用ひながた」が追加されています。これを選択して新
規作成を行います。
__ 5. フォームには Word が入っていますので、これをクリックして編集して、保存、チェックインをすれば、
Word の内容がフォーマットそのままでパブリッシュされます。実際的な利用方法として提案が可
能です。適当な文書を作ってチェックインしてください。
__ 6. チェックインを押すと、ページの作成先の確認画面が表示されます。「次へ」ボタンを押すとページ
が実際に作成/登録されます。
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__ 7. 作成されたページが表示されます。
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7.Wiki
Lotus Quickr では、ブログ同様に Wiki も簡単に利用できます。すでに作成されている瀬川さんの Wiki を見てみ
ましょう。マイプレースから Wiki に入ってください。基本的な機能をそなえて Wiki と変わりません。基本構造は
ディスカッションと似ています。適当に返答をつけたり、編集を重ねるなどして履歴残ることを確認してみてくださ
い。
__ 1. Lotus Quickr トップページから Wiki「なおきの提案書 Wiki」にはいります。
__ 2. 履歴は下のように表示されます。Lotus Quickr ではディスカッションと Wiki は似ていますので、問
われた時に答えられるようにしておきましょう。
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8.Entry 版
Entry 版は、このハンズオンの冒頭で紹介しましたが、「個人のファイル公開の場」という位置づけです。他
のユーザーファイルへのアクセスと、自分のファイルの公開が行えます。匿名でもアクセスできることから、
社内で利用する場合には、運用やセキュリティー面など様々な考慮が必要です。提案時には、機能と合わ
せて考慮すべきことを必ず一緒に説明する必要があります。
__ 1. ユーザー・インターフェースの確認を行います。
画面最上部の「ファイル」をクリックして、「マイファイル」を選択します。すると、次の画面が表示さ
れます。RSS フィードのアイコンがあることがわかります。これを使えば特定の個人や業務 ID の個
人プレースで公開されたファイルを簡単に知ることができるようになります。画面構成はシンプルで、
左上のファイルの登録「ファイルのアップロード」や Java アプレットでの登録機能があるほか、左ナ
ビには時間軸で絞り込む機能があることを確認してください。ソートは日付か名前順のみです。
__ 2. ファイルのアップロードを使って、ファイルを登録してみましょう。これまで使ったファイルを適宜利
用してください。すると下のような画面が表示されます。ダウンロードがある程度のシンプルな作り
です。
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__ 3. ユーザー・インターフェースの確認を行います登録したファイルをクリックして、右側にある「追加情
報」を押して、表示情報内容を拡張してみます。
__ 4. 4 つのメニューがでてきます。本人以外は、推奨のみが表示されます。これを使って他人にリンク
メールを送信できます。ここをクリックするとメーラーが立ち上がります。匿名アクセスでも利用でき
るためこのような作りになっています。本文部分に URL が付加された形で新規メールが作成され
ます。
__ 5. 編集ボタンをクリックします「リストされていない文書」というオプションがあります。これを選択して
保存してみてください。
__ 6. に他人に見えなくなったことを示すアイコンとテキストが表示されます。これが唯一の機能です。
この個人プレースは以上です。
Lotus Notes ユーザーなら Entry ライセンスが付与されているため、追加コストなしで利用できます。が、
その分機能もある程度のレベルで抑えられています。
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9.おさらい
瀬川さんの役はおわりましたが、提案活動や技術的支援を行う皆さんとしては、以下のことが理解できた
か確認してみてください。
Entry の位置づけと、Standard の位置づけを機能面で理解できたか。
Entry の限界を理解できたか。どのような場合に使えるか。
どのような場合に Entry が有効に使われるかを考えてみてください。
バージョン機能の正しい理解と説明ができるか確認してください。
Lotus Quickr で戸惑いやすい機能などをガイドできるか確認してみてください。
以上でこの演習は終了です。お疲れ様でした。
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