MQクライアント接続のための設定方法 (構成③の作業) < MQ Java システム構成 > Copyright ISE Co., Ltd.
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MQクライアント接続のための設定方法 (構成③の作業) < MQ Java システム構成 > Copyright ISE Co., Ltd.
< MQ Java システム構成 > MQクライアント接続のための設定方法 (構成③の作業) 29 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > MQクライアント接続の方法 Base Javaの場合 アプリケーション上でMQクライアント接続の設定を記述する クライアント接続をするためにはMQEnvironment.hostnameにMQサーバーのIPアドレスま たはホスト名のセットが必須 クライアント接続ではさらに以下をMQEnvironmentクラスに設定する チャネル名(channel)、ポート番号(port:デフォルト1414) ユーザーID(userID)、パスワード(password) CCSID番号(CCSID:デフォルト819) WASマシン 既存バックエンド WAS Base Javaアプリケーション ・・・・・・・・・・・・・・・ MQEnvironment.hostname =9.170.10.1; MQEnvironment.channel = CLNTQM1; ・・・・・・・・・・・・・・・ キュー・マネージャー MQIチャネル(CLNTQM1) IPアドレス(ポート番号) :9.170.10.1(1414) 30 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > MQクライアント接続の方法(続き) JMSの場合 JNDIネーム・スペース上のキュー接続ファクトリーやキュー宛先などに登録 アプリケーションで間接的にJNDIネーム・スペースをlookupしてMQクライアント接続 JNDIネームスペース ディプロイメント・ディスクリプタ(DD) 内のリソース参照 WASマシン JMSアプリケーション WAS ・・・・・・・・・・・・・・・ QueueConnectionFactory qcf = ・・・lookup(qcfname1); ・・・・・・・・・・・・・・・ Queue queue = ・・・lookup(qname1); ・・・・・・・・・・・・・・・ 取得 qcfname1→jms/QCF1 qname1→jms/LQ1 コネクション・ファクトリー jms/QCF1→Qmgr名:QM1 IPアドレス:9.170.10.1 ポート番号:1414 宛先 jms/LQ1→LQ1 既存バックエンド キュー・マネージャー MQIチャネル(CLNTQM1) 接続 IPアドレス(ポート番号) :9.170.10.1(1414) 31 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > その他の追加設定 32 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > MQ/Javaによる2PC(2フェーズ・コミット)サポート(ローカル接続) JMSを使う場合 MQローカル接続(WASとMQが同一筐体)での2PCが可能 WASがコーディネーターになる MQはリソース・マネージャー TM TM WAS RM MQ XA キュー・ マネージャー JMS XA RM DB Base Javaを使う場合 MQローカル接続(WASとMQが同一筐体)での2PCが可能 MQがコーディネーターになる MQ WAS Base Java TM TM キュー・ マネージャー RM XA XA RM DB 33 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > MQ/Javaによる2PCサポート(クライアント接続) JMSを使う場合 MQクライアント接続(WASとMQが別筐体)での2PCが可能 WASがコーディネーターになる MQはリソース・マネージャー 拡張トランザクショナル・クライアントが前提となる クライアント トランザクショナル・ TM TM MQ WAS JMS RM キュー・ マネージャー XA XA RM DB Base Javaを使う場合 MQクライアント接続(WASとMQが別筐体)での2PCはできない 34 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > 拡張トランザクショナル・クライアント 外部トランザクション・コーディネーターの制御下での2PCが可能 WAS、TXSeries、Tuxedoなどがコーディネーターとなる MQクライアント接続(WASとMQが別筐体)をサポート 開発言語はC言語とJMS Base Javaでの利用はできない WAS上で拡張トランザクショナル・クライアントを使用するためにはMQのフル・ライセンスが必要 WebSphere MQ V5.3のパッケージに同梱 製品のダウンロード・サイトでも入手可 WMQ Client V5.3+CSD03以降の適用が前提となる 接続先にはWMQ V5.3+CSD04以降の適用が必要 <サポートされている外部トランザクション・マネージャー> <トランザクショナル・クライアントのサポート> プラットフォーム AIX トランザクショナル・クラ トランザクショナル・クライアント利用アプ イアントを稼動でき リケーションからの接続がサポートさ るプラットフォーム れているMQサーバーのバージョン ○ V5.3 HP-UX ○ V5.3 Solaris ○ V5.3 Linux for Intel ○ V5.3 Linux for zSeries ○ V5.3 Windows ○ V5.3 iSeries × V5.3 z/OS × V5.3.1 35 プラットフォーム AIX 外部トランザクション・マネージャー BEA Tuxedo, V6.4 and V6.5 TXSeries, V4.3 and V5.0 WebSphere Application Server, V4.0 and V5.0 HP-UX BEA Tuxedo, V6.4 and V6.5 TXSeries, V4.2 and V5.0 WebSphere Application Server, V4.0 and V5.0 Solaris BEA Tuxedo, V6.4 and V6.5 TXSeries, V4.3 and V5.0 WebSphere Application Server, V4.0 and V5.0 Linux for Intel WebSphere Application Server, V4.0 and V5.0 Linux for zSeries WebSphere Application Server, V4.0 and V5.0 Windows system BEA Tuxedo, V6.4 and V6.5 (NT,XP,2000) Microsoft Transaction Server (MTS)/COM+ TXSeries, V4.3 and V5.0 WebSphere Application Server, V4.0 and V5.0 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > 2PC利用のための設定方法(Base Java) XAのために必要な設定および操作 スイッチ・ロード・ファイルの作成 キュー・マネージャー構成情報の変更 キュー・マネージャー起動環境における環境変数の設定 キュー・マネージャー起動ユーザーにDBアクセス権を付与 アプリケーション実行環境における環境変数の設定 アプリケーションの作成 2フェーズ・コミットを行なう場合、2フェーズ・コミットを行なわない通常のMQ Base Java を使用したアプリケーションが正常に 稼動する環境に、さらに上記の設定および操作が必要となります。 通常のアプリケーションが稼動する環境の設定については、マニュアル「Using Java」を参照してください。 またここでは、AIX環境およびWindows環境においてDB2との2フェーズ・コミットを行なう場合の設定のみを記述しています。 36 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > スイッチ・ロード・ファイルの作成 AIXの場合 /usr/mqm/java/lib/jdbcディレクトリにある"Makefile"を利用して作成 上記ディレクトリで以下のコマンドを実行 >make db2 スイッチ・ロード・ファイル"jdbcdb2"が作成される Windowsの場合 <WMQ_inst_dir>¥Java¥lib¥jdbc ディレクトリに下記スイッチ・ロード・ファイルがあることを 確認 jdbcdb2.dll 37 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > キュー・マネージャー構成情報の変更 AIXの場合 qm.ini ファイルに"XAResourceManager"スタンザを追加 qm.iniファイル パラメータ Name :任意の名前 SwitchFile :スイッチ・ロード・ファイルの絶対パス XAOpenString :DB名 Windowsの場合 XAResourceManager: Name=DB2 XATESTDB SwitchFile=/usr/mqm/java/lib/jdbc/jdbcdb2 XAOpenString=XATESTDB "MQSeries サービス"の画面より使用するキュー・マネージャーの"プロパティ"を開き、"資源"の以下の 属性を設定 名前 :任意の名前 スイッチ・ファイル :スイッチ・ロード・ファイルの絶対パス XAオープン・ストリング :データベース名 制御のスレッド :"PROCESS"を選択 38 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > その他の設定および確認事項 環境変数の設定 キュー・マネージャー起動環境において、"DB2INSTANCE"環境変数に使用するDBを 持つインスタンス名を設定 (Windowsのみ)"Path"に<jdk_inst_dir>¥jre¥bin¥classic を追加 アクセス権の付与 キュー・マネージャー起動ユーザーにDBへのアクセス権を与える 例)ユーザー"mqm"にデータベース"XATESTDB"へのアクセス権を与える場合 >db2 connect to XATESTDB >db2 grant connect on database to user mqm DB2パラメーターの設定(Windowsのみ) TP_MON_NAMEを下記コマンドで設定 db2 update dbm cfg using TP_MON_NAME mqmax キュー・マネージャーを起動し、正常に起動することを確認 正常に起動しない場合、エラー・ログを確認し、再度設定を確かめる 39 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > アプリケーション実行環境の設定 アプリケーション実行環境の設定 アプリケーション実行環境に下記環境変数を設定 DB2INSTANCE=使用するデータベースを持つインスタンス名 CLASSPATHに下記ファイルを追加 AIXの場合 <DB2インスタンス・ホーム・ディレクトリ>/sqllib/java12/db2java.zip Windowsの場合 SQLLIB¥java12¥db2java.zip 40 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > 2PC利用のための設定方法(JMS) XAのために必要な設定 XA用JDBCプロバイダーの登録 キュー接続ファクトリーの作成時にXAを使用可能に設定する アプリケーションの作成 2フェーズ・コミットを行なう場合、2フェーズ・コミットを行なわない通常のJMS を使用したアプリケーションが正常に稼動する 環境に、さらに上記の設定および操作が必要となります。 通常のアプリケーションが稼動する環境の設定については、マニュアル「Using Java」を参照してください。 またここでは、AIX環境およびWindows環境においてDB2との2フェーズ・コミットを行なう場合の設定のみを記述しています。 41 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > JDBCプロバイダーの登録 データ・ソースの作成方法 ナビゲーション・ペインから「リソース」→「JDBCプロバイダー」を選択 「DB2 JDBC Provider(XA)」→「データ・ソース」を選択し、作成 JDBCプロバイダー の新規作成 JDBCプロバイダー のエントリーが出来る 次のページへ 42 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > JDBCプロバイダーの登録(続き) 前のページの続き 次のページへ 43 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > JDBCプロバイダーの登録(続き) データ・ソースに対するデータベース名の紐付け設定 「カスタム・プロパティー」→「databaseName」を選択 一般プロパティの「値」にデータベース名をセットする 前のページの続き 44 Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > MDBを使用する場合の追加設定 WAS管理コンソールでリスナーポートの追加作成が必要 ナビゲーション・ペインから「サーバー」→「アプリケーション・サーバー」を選択 「server1」→「メッセージ・リスナー・サービス」→「リスナー・ポート」を選択し、作成 「アプリケーション・サーバー」 を選択する 45 次のページへ Copyright ISE Co., Ltd. < MQ Java システム構成 > MDBを使用する場合の追加設定(続き) 前のページの続き リスナーポートの設定 46 Copyright ISE Co., Ltd.