トピック WebSphere MQ Queue Load / Unload Utility (MO03)
by user
Comments
Transcript
トピック WebSphere MQ Queue Load / Unload Utility (MO03)
便利なサポート・パックの紹介 便利なサポート・パックの紹介 WebSphere MQ Queue Load / Unload Utility (MO03) ISE Transaction System 2006年3月 Copyright ISE Co,.Ltd トピック 概要 導入手順 使用方法 実行イメージ ファイル・フォーマット 使用例 2 Copyright ISE Co,.Ltd 概要 Queue Load / Unload Utility キューに滞留しているメッセージのコピーや移動を行うユーティリティー メッセージをコンソールに表示、ファイルへ出力 キューからキューへメッセージをコピー(移動) ファイルに出力されているメッセージを、キューに書き戻す メッセージの内容は可読なテキスト・ファイルとして出力される 別のキューに書き込む前に編集する事が可能 MO03 メッセージの受信/ブラウズ MO03 ファイルに出力された メッセージの読み込み キューやファイル(コンソール)へ出力 キューへ出力 サポート・レベル カテゴリ2 - As-is. IBMからの正式サポートなし パッケージ Windows、 AIX、HP-UX、Solaris、Linux環境での実行ファイル ソース・ファイルの配布はなし Copyright ISE Co,.Ltd 3 導入手順 1.サポートパックのダウンロードサイトからダウンロードしたZipファイルを解凍する ファイルの内容 MO03.pdf ・・・ マニュアル README ・・・ ReadMeファイル 実行ファイル ・・・ 下記表を参照 フォルダ名 AIX HP11 Linux Solaris Windows ファイル名 内容 qloac AIX環境でのローカル接続用ユーティリティー qloadc AIX環境でのクライアント接続用ユーティリティー qload HP環境でのローカル接続用ユーティリティー qloadc HP環境でのクライアント接続用ユーティリティー qload Linux環境でのローカル接続用ユーティリティー qloadc Linux環境でのクライアント接続用ユーティリティー qload Solaris環境でのローカル接続用ユーティリティー qloadc Solaris環境でのクライアント接続用ユーティリティー qload.exe Windows環境用ユーティリティー(ローカル接続/クライアント接続) 2.対象となるプラットフォームの実行ファイルをFTPで任意のディレクトリにアップロードする ※ サポートパック ダウンロードサイト http://www-306.ibm.com/software/integration/support/supportpacs/ 4 Copyright ISE Co,.Ltd 使用方法 実行コマンド ローカル接続 qload [オプション] クライアント接続 qloadc [オプション] オプションの指定 接続方法の指定 オプション 内容 -m 接続するキュー・マネージャー名を指定 -l 接続方法の指定(Windows環境) mqm : ローカル接続 mqic32 : クライアント接続 ※キュー・マネージャーにクライアント接続する場合は、クライアント・チャネル定義テーブルもしくは MQSERVER環境変数を使用する Copyright ISE Co,.Ltd 5 使用方法 キュー接続方法の指定 オプション 内容 -i 入力キューを指定(メッセージはブラウズする) -I 入力キューを指定(メッセージはGETする) -o メッセージを送信するキューを指定 -c コード変換におけるCCSIDとエンコーディングを指定 xxx:X’yyy’ : 文字コードxxx、エンコーディングyyyで変換 0 : ローカル環境の文字コードとエンコーディングを使用 出力方法の指定 オプション 内容 -f 入出力ファイル名(出力時にファイルが存在する場合は上書き確認が表示される) stdout を指定すると、コンソールに出力 -F 出力ファイル名(ファイルが存在する場合は上書きする) 6 Copyright ISE Co,.Ltd 使用方法 メッセージの選択受信 オプション 内容 -r メッセージ・インデックスでの選択受信(-diで表示されるインデックス) x : インデックスが x のメッセージだけが対象 x..y : x から y までのメッセージが対象 x#y : x から y件のメッセージが対象 #y : 先頭のメッセージから y件のメッセージが対象(= 1#y) -s 引数の文字列(ASCII)を含むメッセージのみ選択 -S 引数の文字列(ASCII)を含まないメッセージを選択 -e 引数の文字列(EBCDIC)を含むメッセージのみ選択 -E 引数の文字列(EBCDIC)を含まないメッセージを選択 -x 引数の文字列(Hex)を含むメッセージのみ選択 -X 引数の文字列(Hex)を含まないメッセージを選択 表示方法の指定 オプション 内容 -d メッセージの表示方法を指定 a : メッセージをHexとASCIIの両方で表示する A : メッセージがASCIIで表示可能な場合はASCIIで表示 表示できない場合はHex表示 i : メッセージのインデックスを表示 -q 処理概要を表示しない Copyright ISE Co,.Ltd 7 使用方法 コンテキストの指定 オプション -C 内容 コンテキスト・オプションの指定 A : 全てのコンテキストを設定する (※1) I : IDENTITYコンテキストのみ設定する (※1) a : 全てのコンテキストを引き継ぐ (※2) i : IDENTITYコンテキストのみ引き継ぐ (※2) d : デフォルトのコンテキストを設定する n : コンテキスト値を設定しない ※1 ファイルに保存されているMQMDのコンテキスト情報を設定する(-fオプションと併用) ※2 コンテキスト情報は入力キューのメッセージから引き継ぐ(-i/Iオプションと併用) 8 Copyright ISE Co,.Ltd 実行イメージ qload実行イメージ キュー・マネージャー:QMGR1のキュー:QL01から受信し、文字列 SALES を含むメッ セージをファイルに出力する QMGR1 MO03 QL01 message.log C:¥SupportPacs¥MO03¥Windows>qload -m QMGR1 -I QL01 -s SALES -da -f message.log QLOAD Program by Paul Clarke [ V1.0 Build:Jul 13 2005 ] Messages Read : 7 Bytes Read : 33 コマンド処理概要 Messages Written: 2 Bytes Written: 18 C:¥SupportPacs¥MO03¥Windows> Copyright ISE Co,.Ltd 9 ファイル・フォーマット 出力ファイル MO03で使用するメッセージ・ファイルは以下のフォーマットで記述される 先頭の1文字は以下の記号により、その行の表示項目を表す S : テキスト・データ X : Hexデータ A : MQMDの属性 * : コメント行 * QLOAD Version:1.0 Created:Wed Jan 18 18:24:11 2006 * Index 1 A RPT 0 A MST 8 A EXP -1 MQMDの属性名は以下の形式で記述する A FDB 0 RPT : Report A ENC 273 MST : MsgType A CCS 943 EXP : Expiry A FMT MQSTR FBD : Feedback A PRI 0 ENC : Encoding A PER 0 CCS : CodeCharSetId A MSI 414D5120514D4752312020202020202043CDFE1720000201 FMT : Format A COI 000000000000000000000000000000000000000000000000 PRI : Priority A BOC 0 PER : Persistence A RTQ MSI : MsgId A RTM QMGR1 COI : CorrelId A USR mqm A ACC 0332333000000000000000000000000000000000000000000000000000000006 BOC : BackoutCount RTQ : ReplyToQ A AID RTM : ReplyToQMgr A PAT 6 USR : UserIdentifier A PAN ACC : AccountingToken A PTD 20060118 AID : ApplIdentityData A PTT 08390891 PAT : PutApplType A AOD PAN : PutApplName X 54657374204D657373616765 <Test Message> PTD : PutDate PTT : PutTime AOD : ApplOriginData 10 Copyright ISE Co,.Ltd 使用例 ケース キュー・マネージャー:QMGR1のキュー:QL01のメッセージをファイルに保存 保存したメッセージのExpiry値を無限にし、パーシステント・メッセージとする キュー・マネージャー:QMGR02のキュー:QL02に送信する [コマンド] qload -m QMGR1 -I QL01 -f ./message.txt QMGR1 QL01 MO03 <message.txt> * QLOAD Version:1.0 Created:Wed Jan 18 13:55:39 2006 QMGR2 MO03 A RPT 0 A MST 8 A EXP -1 ←Expiryを無限(-1)に変更 A FDB 0 A ENC 546 A CCS 932 A FMT MQSTR A PRI 0 A PER 1 ←Persistenceを1(PERSISTENT)に変更 : QL02 [コマンド] qload -m QMGR2 -o QL02 -f ./message.txt 11 Copyright ISE Co,.Ltd