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IBM Integration Bus V9.0 -導入ガイド (Windows 64 ビット環境)- 2013 年 9 月

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IBM Integration Bus V9.0 -導入ガイド (Windows 64 ビット環境)- 2013 年 9 月
IBM Integration Bus V9.0
-導入ガイド (Windows 64 ビット環境)-
2013 年 9 月
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業
WebSphere 第二テクニカル・セールス
© Copyright International Business Machines Corporation, 2007, 2010. All rights reserved.
US Government Users Restricted Rights - Use, duplication or disclosure restricted by GSA ADP Schedule Contract with IBM Corp.
Page 2
IBM Software
目次
1
概要
4
2
事前準備
5
3
IIB V9 の導入
6
3.1
IIB V8 のインストール・イメージの展開
6
3.2
WebSphere MQ の導入
9
3.3
IIB V9.0 の導入
11
3.4
IIB Toolkit V9.0 の導入
15
3.5
IBM Integration Bus Explorer V8.0 の導入
23
4
IIB のデフォルト構成作成
28
5
各コンポーネントの起動/終了方法
32
6
(ご参考)IBM INTEGRATION BUS のサンプル・ギャラリー
34
7
(ご参考)MQ のオプション・フィーチャーの導入
35
IBM Integration Bus V9.0
Page 3
1 概要
このインストール・ガイドでは、IBM Integration Bus V9.0 の Windows (x86-64)版導入の手順を説明いたし
ます。IBM Integration Bus は以下 IIB と以下略すこともあります。
このインストール・ガイドでは、1 台の Windows 7PC にすべてのコンポーネントを導入し、開発・単体テスト
環境の構築するものとします。コンポーネント構成の概要を以下に示します。
Windows 7
IBM Integration
Toolkit 9.0
IBM Integration Bus
V9.0
IBM Integration
Explorer Plug-in
WebSphere MQ
Explorer V7.5
開発・管理環境
開発ツール
Page 4
WebSphere MQ
V7.5
ランタイム・コンポーネント
実行環境
IBM Software
2 事前準備
① システムの前提を確認します。IIB を導入するファイルシステムは NTFS でフォーマットされている必要が
あります。また、導入/構成は Administrator 属性を持つユーザーID で実行してください。ユーザーID は
12 文字以内である必要があります。”Administrator”ではなく、”mqsiadm”,”iibadmin”などの導入/構成
用の ID を用意してください。この文書では”mqsiadm”をユーザーID として使用する前提で手順を記載し
ます。
製品の前提となる詳細なシステム要件については下記のページに記載されています。
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=849&uid=swg27038798
② 製品モジュールその他必要ファイルの確認
以下のような製品モジュールを入手する必要があります。ここではダウンロード版を使用するものとします。
コンポーネント名
ファイル名
ファイル・サイズ
1
IBM Integration Bus V9.0
Windows x86-64 Multilingual
IIB_V9.0_WINDOWS_X86-64.zip
959,142,503
2
WebSphere MQ Windows
V7.5.0.1 for IBM Integration
Bus V9.0. Windows
MQ_WIN_V7.5.0.1_FOR_IIB_V9.0.zip
376,317,751
3
IBM Integration Toolkit V9.0
Windows
IIB_V9.0_WINDOWS_X86-64.zip
959,142,503
6
IBM IBM Integration Bus
V9.0 Quick Start Guide for
Multiplatform Multilingual
IIB_V9.0_QUICK_START.zip
1,810,085
#
製品名
IIB V9
IBM Integration Bus V9.0
Page 5
3 IIB V9 の導入
3.1
IIB V8 のインストール・イメージの展開
__1.
導入モジュールを解凍します。
ディレクトリ C:\temp\IIB9_Windows に製品バイナリーが用意されているものとします。
ディレクトリ C:\temp\IIB9_Windows_work ディレクトリを作成し、解凍した製品イメージを配置す
るものとします。

ブローカー・ランタイム
IBM Integration Bus V9.0 Windows
x86-64 Multilingual
IIB_V9.0_WINDOWS_X86-64.zip
WebSphere MQ Windows V7.5.0.1
for IBM Integration Bus V9.0
Windows
MQ_WIN_V7.5.0.1_FOR_IIB_V9.0.zip
上記2つのファイルをディレクトリ内に解凍すると、Integrationbus_runtime1, Integrationbus_runtime2とい
う2つのフォルダが作成されますので、それぞれのフォルダーの内容をC:\temp\IIB9_Windows_workに移
動します。同名のファイルが存在するため上書きするかどうか尋ねられますが、同一ファイルです
ので上書きしてもしなくても構いません。
上記のファイルは開発端末上で単体テストを実行する際に必要となります。端末外で稼動する実行環境へ
のデプロイを行う場合、デプロイ先の実行環境にはライセンスが必要となりますのでご注意ください。

ブローカー・ツールキット
IBM Integration Toolkit V9.0
Windows
IIB_TOOLKIT_V9.0_WINDOWS.zip
上記ファイルをディレクトリ内に解凍します。ファイル容量が大きいため、圧縮・解凍ソフトによっては解凍でき
ない可能性があります。7-zip等大容量のファイルに対応したソフトをご利用ください。
解凍してできたIntegration_ToolkitディレクトリをC:\temp\IIB9_Windows_work以下に配置します。
【ご参考 :IIBのGUI管理ツール MB Explorerについて】
IIBのGUI管理ツールであるMB Explorerはランタイム環境用のコンポーネント(IBM Integration Bus V9 for Windows, および
WebSphere MQ V7.5.0.1 for Windows)をインストールすることで導入されます。ランタイムを導入せずにMB Explorerのみを導入
したい場合、別途サポートパックとして提供されている下記のコンポーネントをダウンロード、導入する必要があります。
MS0T: WebSphere MQ Explorer
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg24021041&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en
Page 6
IBM Software
IBM Integration Bus Explorer Plug-inについては2013年7月1日現在未リリースですが、リリースされた場合には下記のペー
ジより探すことができます。
WebSphere MQ - SupportPacs by Product
http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27007197#2
今回はランタイム環境用のバイナリーで提供されているMB Explorerが導入されます。
IBM Integration Bus V9.0
Page 7
c:\temp\Integrationbus_runtime_work\mqsilaunchpad.exeを実行し、IIB V9のLaunchpadを立ち上げ
ます。「IBM Integration Busのインストールの起動」ボタンを押します。
Page 8
IBM Software
3.2
WebSphere MQ の導入
__1.
MQ 準備 Wizard が自動的に起動されます。「次へ」ボタンをクリックします。
__2.
WebSphere MQ ネットワーク構成では「いいえ」ラジオボタンを選択し、「次へ」ボタンをクリックして
ください(MSFC 環境で Windows ドメインのセキュリティー設定が必要な場合、ここで行うことができ
ます。)
__3.
WebSphere MQ 準備ウィザードの完了画面ではすべてのチェックボックスのチェックを外して「完
了」をクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 9
__4.
Page 10
「WebSphere MQ 準備ウィザードの完了」画面でオプションのチェックをすべてはずし「完了」ボタン
をクリックします。
IBM Software
3.3
IIB V9.0 の導入
__1.
IIB V9.0 の導入開始パネルで「OK」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 11
__2.
次の画面ではそのまま「次へ」ボタンをクリックします。
__3.
「IBM および第三者が提示する条件に同意します。」ラジオボタンを選択し、「次へ」ボタンをクリック
します。
Page 12
IBM Software
__4.
デフォルトの導入ディレクトリを受け入れて「次へ」をクリックします。
__5.
インストール・オプションを確認して「インストール」ボタンをクリックします。導入が開始されます。
インストール中は次の画面が表示されます。
IBM Integration Bus V9.0
Page 13
__6.
インストール完了画面が表示されたら「完了」ボタンをクリックして IIB の導入を終了させてください。
__7.
並行して他の導入コンポーネントの導入プロセスが始まっています。次は IBM Integration Toolkit
V9.0 の導入開始パネルに移ります。
Page 14
IBM Software
3.4
IIB Toolkit V9.0 の導入
__1.
導入開始パネルで
C:\temp\IIB9_Windows_work\Integration_Toolkit\IM_Win32 \install.exe ファイルを指定します。
その後、OK ボタンをクリックします。
__2.
「次へ」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 15
__3.
Page 16
「使用条件の条項に同意します。」ラジオボタンを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
IBM Software
__4.
「共有リソース・ディレクトリー」はデフォルトを受け入れて、「次へ」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 17
__5.
Page 18
「新規パッケージ・グループの作成」ラジオボタンを選択されていることを確認し、導入ディレクトリは
デフォルトを受け入れて「次へ」ボタンをクリックします。
IBM Software
__6.
「日本語」にチェックボックスが入っていることを確認して「次へ」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 19
__7.
Page 20
インストールするフィーチャーが下記のように選択されていることを確認して「次へ」ボタンをクリック
します。
IBM Software
__8.
「要約」を確認後、「インストール」ボタンをクリックします。
__9.
導入が開始されます。しばらく時間がかかります。
__10.
「正常終了」のパネルが表示されたら Toolkit の導入は成功です。「終了」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 21
__11.
開発物を補完するためのワークスペースの場所を選択する画面が開きますので、デフォルトを受け
入れて「OK」ボタンをクリックします。
IBM Integration Toolkit が起動しますが、ここでは一旦起動した Toolkit を終了します。
Page 22
IBM Software
3.5
IBM Integration Bus Explorer V8.0 の導入
__1.
IBM Integration Bus Explore V8.0 の導入開始画面で OK ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 23
__2.
「次へ」ボタンをクリックします。
__3.
「IBM および第三者が提示する条件に同意します。」ラジオボタンを選択し、「次へ」ボタンをクリック
します。
Page 24
IBM Software
__4.
インストール先フォルダーを指定して、「次へ」ボタンをクリックします。ここでは、デフォルトをそのま
ま使用します。
__5.
内容を確認して、「インストール」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 25
__6.
Page 26
導入が成功したら、「完了」ボタンをクリックしてインストラーを終了します。
IBM Software
__7.
IIB 導入を終了します。IBM Integration Explorer 以外のすべてのコンポーネントが「インストール済
み」の状態になったことを確認し、Launcher 画面右下の「Launchpad の終了」ボタンをクリックして
IIB Launchpad を終了させます。
IBM Integration Explorer は Launchpad の表示上は「保留」となる場合がありますが、正しく今まで
の手順を正しく実施して、エラーが出ていなければ問題なくインストールされています。
__35. Windowsを再起動します。
IBM Integration Bus V9.0
Page 27
4 IIB のデフォルト構成作成
一式のソフトウェア導入が終了した後、IIBのデフォルト構成を作成します。
IIBのデフォルト構成を利用すると、単体テストなどに利用するため一通りの製品コンポーネント(MQキュー
マネージャー、IIBブローカー)を簡単に作成と、単純な構成(MQで使用するポートの設定や、ブローカーの
実行グループの作成)が簡単に行えます。
__8.
IBM Integration Explorer を立ち上げます。これは IIB の管理用 GUI ツールです。「プログラム」→
「IBM IBM Integration Bus 9.0.0.0」→「IBM Integration Explorer 」を選択して起動します。
__9.
「MQ エクスプローラー・ナビゲーター」で「統合ノード」をフォーカスします。「MQエクスプローラー・コ
ンテンツ」画面から「デフォルト構成の作成」ボタンをクリックします。
Page 28
IBM Software
__10.
「デフォルト構成ウィザード」が起動します。「次へ」ボタンをクリックします。
IBM Integration Bus V9.0
Page 29
__11.
Page 30
デフォルト構成が正常に作成されたことを確認し、「終了」ボタンをクリックします。
IBM Software
__12.
IBM Integration Explorer で作成した統合ノード情報が表示されます。
デフォルト構成は以下のリソースが定義されます。
デフォルトキュー・マネジャー(WMQ):
IB9QMGR
デフォルト・ブローカー:
IB9NODE
WMQリスナー ・ポート:
2414
実行グループ名
default
:
IBM Integration Bus V9.0
Page 31
5 各コンポーネントの起動/終了方法
必要なサービスは(ツール以外)自動的に開始されるように構成されています。
IBM Integration Bus Explorerからの起動・停止
統合ノード等のIIBコンポーネントはMBエクスプローラーから起動/終了ができるようになっています。IIBエ
クスプローラーは「スタート」→「プログラム」→「IBM Integration Bus 9.0.0.0」→「IBM Integration Bus
Explorer」で立ち上げます。

Broker
[起動方法]
ナビゲーターの統合ノードを右クリックして「開始」を選択します。
[終了方法]
同様に右クリックして「停止」を選択します。
ツールの起動方法

IBM Integration Toolkit
「スタート」→「プログラム」→「IBM Integration Toolkit 」→「IBM Integration Toolkit 9.0.0.0」→
「Integration Toolkit 9.0.0.0」
IIB用コマンド入力用のコマンド・プロンプト起動方法

IBM Integration Bus コマンド・コンソール
Page 32
IBM Software
「スタート」→「プログラム」→「IBM IBM Integration Bus 8.0.0.1」→「Command Console」
mqsistartなどIIBのコマンド・インターフェースを使用したい場合に使います。
IBM Integration Bus V9.0
Page 33
6 (ご参考)IBM Integration Bus のサンプル・ギャラリー
IBM Integration Bus には非常に多くの機能が備わっています。サンプル・ギャラリーには様々な機能を利用
した開発物がサンプルとしてまとめられており、必要な機能を素早く学習するのに役立ちます。
ここでは参考のためにサンプル・ギャラリーの利用方法をご紹介します。
サンプルは、IBM Integration Toolkit のメニューから、「ヘルプ」→「サンプルおよびチュートリアル」→「IBM
Integration Toolkit 」で表示することができます。
IIB のいろいろな機能のサンプルが用意されています。メニューの横の逆三角アイコンをクリックすると、それ
ぞれのメニューの中身が表示されます。
これらのサンプルを利用することで IIB に用意されているさまざまな機能の利用方法を短期間で理解するこ
とができます。また、すべてのサンプルはデフォルト構成にデプロイして実際の稼動を確認することもできま
す。
Page 34
IBM Software
7 (ご参考)MQ のオプション・フィーチャーの導入
IIB のインストーラーは MQ のコンポーネントについては最小限のものしか導入しません。
オプションのフィーチャーである MQ MFT や MQ AMS, MQ Telemetry 等をインストールしたい場合
には別途 MQ のインストーラーを起動して導入したいコンポーネントを後から追加することができ
ます。
IBM Integration Bus V9.0
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