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WebSphere MQ V6.0 for Windows 導入ガイド

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WebSphere MQ V6.0 for Windows 導入ガイド
WebSphere MQ V6.0
for Windows
導入ガイド
ISE エンタープライズ・ミドルウェア
この資料では、WebSphere MQ (以下 MQ) for Windows V6.0 の MQ サー
バー導入に関する項目、MQ クライアント導入に関する項目、参考資料をトピックと
して取り上げていますので、目的に合わせて参照してください
各トピックが、必須項目と、オプション項目にわかれている場合、必須項目は必ず
行ってください
注意事項は、※印、または破線のボックスに記述されています
ユーザーの入力部分はイタリックになっています
この資料は、あくまで参考情報であり、内容について保障するものではありませんの
で、あらかじめご了承ください
2
トピック
前提条件の確認・・・・
MQサーバー導入関連項目
前提ハードウェアの確認
前提ソフトウェアの確認
前提ディスク容量の確認
MQクライアント導入関連項目
参考資料
MQサーバーの導入・・
MQサーバーの導入
ドメイン環境に MQ を導入する場合
CSDの適用
導入可能コンポーネント
WebSphere MQ V6へのマイグレーション
WebSphere MQ V6のアンインストール
3
トピック
MQサーバーの導入確認・・・
導入確認 (ローカル接続)
導入確認 (サーバー間接続)
MQサーバー導入関連項目
MQクライアント導入関連項目
参考資料
MQクライアントの導入・・・・・
MQクライアントの導入
MQクライアントの導入確認
その他 ・・・・・・・・・・・・・・・・
マニュアル一覧
オンライン・マニュアル
4
前提条件の確認
✤ 前提ハードウェア
✤ 前提ソフトウェア
✤ 前提ディスク容量
✤・・・導入に必須の作業
✢・・・オプション
5
前提ハードウェア
WebSphere MQ サーバー/クライアントを使用する場合
Windows2000、Windows XP、Windows 2003 と互換性があると認定された IBM®
PCマシン (またはその互換機)
800 × 600 以上の画面サイズの OS に適合するモニター
WebSphere MQ エクスプローラーを使用する場合
512 MB RAM
1GHz プロセッサー
1024 × 768 以上の画面サイズの OS に適合するモニター
MQの前提ハードウェア、ソフトウェアに関する最新情報は、Webから入手可能
URL: http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/requirements/index.html
6
前提オペレーティング・システム
Microsoft® Windows® 2000 + SP04 (32 bit) 以降
Microsoft Windows 2000 Professional
Microsoft Windows 2000 Server
Microsoft Windows 2000 Advanced Server
COM+ を使用する場合
„
COM+ Rollup Package 18.1 以降
COM+ ロールアップ・パッケージ 18.1 の Microsoft Knowledge Base の資料番号は
Q313582 で、次の Microsoft Web サイトから入手可能
http://www.microsoft.com
Microsoft Windows XP Professional + SP01 (32 bit) 以降
Microsoft Windows Server 2003 (32 bit)
Microsoft Windows Server 2003 Standard Edition
Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
7
前提ソフトウェア
使用する OS
前提ソフトウェア
Windows 2003
・Microsoft® Installer (MSI) 2.0 以降
・Java™ Runtime Environment(JRE) V1.4.2以降 (MQサーバーのみ)
・WebSphere® Eclipse プラットフォーム V3.01.1
Windows XP
・Java™ Runtime Environment (JRE) V1.4.2 以降
・Windows版 IBM® 32bit SDK, Java 2 Technology Edition, V1.4.2 (MQサーバーのみ)
・WebSphere® Eclipse プラットフォーム V3.01.1
Windows 2000で
・Microsoft® Installer (MSI) 2.0 以降
・Java™ Runtime Environment (JRE) V1.4.2 以降
・Windows 版 IBM® 32bit SDK, Java 2 Technology Edition V1.4.2
・WebSphere® Eclipse プラットフォーム V3.01.1
項目
内容
コネクティビティー
・TCP/IP
・SNA (※)
・NetBIOS
・SPX
必須
※ Windows で SNA を使用する場合は以下の製品のいずれかが必要
Attachmate EXTRA! Personal Client、バージョン 6.7
Attachmate myEXTRA! Enterprise 2000
Attachmate Extra! Presentation Services、バージョン 7.11
IBM® Communications Server for Windows®、バージョン 6.1.2 (MQサーバーのみ)
IBM Personal Communications バージョン 5.7 (MQサーバーのみ)
Microsoft® SNA Server、バージョン 4.0
Microsoft Host Integrated Server 2004
Microsoft Host Integrated Server 2000
8
前提ソフト・ウェア
前提ソフトウェア
項目
内容
外部トランザクション・モニ
ター
WebSphere® Application Server、V 5.0 および V 5.1 (※1)
WebSphere® Application Server、V 6.0.1 (※2)
BEA Tuxedo、バージョン 8.1 (※3)
TX Series V5.1
WebLogic バージョン 8.1 + Windows 2000 (SP4) & Sun’s JDK 1.4x (※4)
MTS/COM (OSと同等レベルのもの)
OP
データ・ベース
IBM® DB2 Universal Database™、バージョン 8.2.
Informix® Dynamic Server (IDS) バージョン 9.40 with Client SDK V2.90
Informix® Dynamic Server (IDS) バージョン 10 with Client SDK V2.90
Oracle 9i Release 2 Patch Set 4 (9.2.0.5) + patch 3501955
Oracle 10g Release 1
Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE) 12.5.1 ESD #1
OP
※1 Windows 2000 Server、Windows 2000 Advanced Server、Windows Advanced Server、Windows 2003 Standard
Edition、Enterprise Edition のみサポート
OP・・・オプション
※2 WAS V6 以降のバージョンの使用は、システム内で連携する他プロダクトもV6 以降で、それ以外のバージョンの製品が
混在していない環境で推奨。
※3 Windows 2000 Advanced Server、Windows Server 2003 Enterprise Edition のみサポート
※4 JMSで書かれたEJB (MDBも含む) アプリケーションのみサポート。
9
前提ソフト・ウェア
前提ソフトウェア
OP・・・オプション
項目
内容
コンパイラー
C および C++
・Microsoft Visual Basic V6
.NET
・ Microsoft Visual C++ .NET 2003
・ Microsoft Visual C# .NET 2003
・ Microsoft Visual Basic .NET 2003
COBOL
・ Micro Focus Net Express Version 4.0 (MQサーバーのみ)
・IBM® VisualAge® COBOL Enterprise、V3.0.1 (MQクライアントのみ)
OP
Java™
32ビット
・IBM® Developer Kit for Windows, Java 2 Technology Edition V1.4.2 (※1)
・Java 2 Platform, Standard Edition V1.4.2 (サン・マイクロシステムズ提供)
・IBM Developer Kit for Windows, Java Technology Edition V1.3.1 (※2)
64ビット
サポートなし
OP
※1 MQ に同梱されています。
※2 このJDKのサポートは、 IBM JSSE クラスが含まれたかたちで IBMの他製品から提供されているものを使用する場合に
限ります。このJDKでは、SSLチャネル接続の使用は可能ですが、証明書失効リストの機能は使用できません。
10
前提ソフト・ウェア
前提ソフトウェア
OP・・・オプション
項目
内容
SOAP
・Microsoft Internet Information Services (for running .NET services) on
Windows 2000
・Microsoft .NET framework SDK V1.1 or later
・Microsoft .NET framework SDK V1.1 or Microsoft Visual Studio .NET
2003 (for deploying Microsoft .NET services)
・IBM Developer Kit for Windows, Java 2 Technology Edition V1.4.2 (※1)
・Apache Axis V1.1 (※1)
※1 MQ に同梱されています。
11
前提ディスク容量
MQによって使用されるディスク容量
製品用
„
„
„
製品コード、およびキュー・マネージャーのデータ
ワークスペース
一次スペース(インストール時に必要)
360MB
20MB
30MB
製品コードおよびキュー・マネージャーのデータは、循環ログでデフォルト設定値でMQを使用する場合の必要最低
限のサイズであり、環境を構築する際には、必要となるディスク容量を見積もる必要がある
<見積もりに使用される項目例>
システムに一時点に滞留する最大メッセージ数
メッセージ平均長+500バイト(メッセージヘッダー)
キューの数
ログ・ファイルとエラー・ログのサイズ
MQ エクスプローラー用
„
Eclipse プラットフォームコードおよびデータ用
その他、ディスクを使用する項目
„
„
„
前提条件ソフト・ウェア
オプションのソフト・ウェア
ユーザー・アプリケーション
12
1.5GB
OP
MQサーバーの導入
✤ MQ サーバーの導入
✣ ドメイン環境に MQ を導入する場合
✢ CSD の適用
✤・・・導入に必須の作業
✢・・・オプション
✢ 導入可能コンポーネント
✢ WebSphere MQ V6 へのマイグレーション
✢ WebSphere MQ V6 のアンインストール
13
MQサーバーの導入
Administrator 権限を持つユーザーでログオン
WebSphere MQ for Windows® サーバー CD を CD-ROM ドライブに挿入
メディア・イメージからも導入可能
CD-ROM からインストールする場合、インストーラーが自動的に開始する
„
自動的に開始しない、または導入イメージから導入する場合は、「Setup.exe」アイコンをクリック
Launchpad が起動されるので、指示に従い導入する
Launchpad 起動後画面
14
MQサーバーの導入
ソフトウェア要件
ソフトウェア要件
前提条件を
確認
「CD-ROM」をクリック
未インストールとなっている
「WebSphere Eclipse Platform
バージョン 3.0.1」をクリック
「ソフトウェア要件」
をクリック
インストール時の
言語を選択し、
「OK」をクリック
15
MQサーバーの導入
使用条件
WebSphere Eclipse Platform のインストールウィザードへようこそ
「次へ」をクリック
「使用条件に同意
します」をチェック
16
「次へ」をクリック
MQサーバーの導入
WebSphere Eclipse Platform をインストールする準備が
できました。
宛先フォルダー
「次へ」をクリック
この資料ではデフォルトの導入
ディレクトリを受け入れる
変更する場合は「変更」クリック
して導入ディレクトリを変更する
「インストール」を
クリック
17
MQサーバーの導入
インストール・ウィザードは正常に完了しました
ソフトウェア条件
「リフレッシュ」を
クリック
「完了」をクリック
ソフトウェアの条件を満
たしたことを確認
18
MQサーバーの導入
WebSphere MQ インストール
WebSphere MQ for Windows ドメイン・ユーザーの作成
「いいえ」をチェック
「IBM WebSphere MQ
インストーラーの起動 」をクリック
「ネットワーク構成」
をクリック
「WebSphere MQ イ
ンストール 」をクリック
インストール言語を
選択
19
MQサーバーの導入
使用条件
セットアップ・タイプ
「使用条件に同意
します」をチェック
「次へ」をクリック
ここでは導入先を変更したり、
導入するコンポーネントを選択
するので、「カスタム」をチェック
「次へ」をクリック
セットアップ・タイプによって、導入可能な機能がことなる
詳細は、「導入可能コンポーネント」を参照
20
MQサーバーの導入
宛先フォルダー
プログラム・ファイルの宛先フォルダーの変更
「変更」をクリック
「次へ」をクリック
導入先ディレクトリを
入力
「OK」をクリック
21
MQサーバーの導入
宛先フォルダー
宛先フォルダー
プログラム・ファイル・フォルダー
が先ほど指定したディレクト
リーになっていることを確認
「次へ」をクリック
22
データ・ファイル・フォルダーが
先ほど指定したディレクトリー
になっていることを確認
「次へ」をクリック
MQサーバーの導入
宛先フォルダー
宛先フォルダー
「次へ」をクリック
「次へ」をクリック
「IBM Global Security Kitファイ
ル・フォルダー」が指定ディレクトリ
下に作成されていることを確認
「ログ・ファイル・フォルダー」が指
定ディレクトリ下に作成されて
いることを確認
23
MQサーバーの導入
機能
MQのインストール後に、再度Launch
パッドを起動し、使用する機能を別途
追加インストールすることも可能
導入コンポーネント
を選択したら
「次へ」をクリック
ディスクの絵をクリックして展開し、
導入コンポーネントを選択すること
が可能
24
MQサーバーの導入
WebSphere MQ をインストールする準備ができました
インストール・ウィザードは正常に完了しました
インストール要約を確認
「完了」をクリック
「インストール」を
クリック
25
MQサーバーの導入
WebSphere MQ 準備ウィザードにようこそ
「次へ」をクリック
WebSphere MQ ネットワーク構成
「いいえ」をチェック
「次へ」をクリック
26
MQサーバーの導入
エクスプローラで指定したディレクトリーに上図
のようにファイルが作成されていることを確認
管理ツールにて、mqm グループが作成されていることを確認
自動で、MQ管理ユーザー「MUSR_MQADMIN」も作成さ
れる
※ Windowsでは、同名のグループとユーザーを作成できない
ため、導入前に mqm ユーザーを作成しないこと
27
28
Windows ドメイン環境に MQ を導入する場合
Windows ドメイン環境に MQ を導入する場合の事前作業
ドメイン・コントローラーでの作業
„
MQ 用ドメイン・グループの作成
MQ 導入環境での作業
„
„
MQ の導入
Windows ドメイン環境の情報の入力
■ ドメイン・コントローラーでの作業
MQ 用ドメイン・グループの作成
作成時の注意点
„
„
„
„
„
ドメイン・グループ名: domain mqm
グローバル・スコープ: グローバル、もしくはユニバーサル
グループの種類: セキュリティ
ドメイン・グループに対する制御の任意:
・委任するカスタム タスクを生成する
・フォルダ内の次のオブジェクトのみ → ユーザーオブジェクト
プロパティ固有:
・グループ・メンバーシップの読み取り
・groupMembershipSAMの読み取り
29
Windows ドメイン環境に MQ を導入する場合
ユーザー・アカウントを作成
「ActiveDirectory ユーザーとコンピュータ」で、任意の名前でユーザー・アカウントを作成
ユーザーを前ページで作成したドメイン・グループに追加
■ MQ 導入環境での作業
非ドメイン環境と同様の手順で MQ をインストール
ローカルに mqm グループが作成され、ネットワーク上の domain mqm グループを検索し
て自動的に追加する
„
導入後、準備ウィザードでドメイン環境の情報入力が必須
ドメイン・コントローラー
MQ導入環境
domain mqmグループ
SATOH
SUZUKI
TAKAHASHI
ローカル mqm グループ
domain mqm
domain mqm グループ
は自動的に追加される
mqm グループ は自動
的に作成される
30
<補足>MQ 準備ウィザード
MQ準備ウィザードで、ドメインの情報を入力する
ドメイン情報を
入力
31
<補足> ドメイン環境に MQ を導入する場合
次にあげるようなケースに該当する場合、MQの起動/稼動時にエラーになる可能性
がある
導入時
„
ドメイン に属さないユーザーで MQ を導入した
MQ サービス起動ユーザー
„
„
„
mqm グループに属しているが、ドメイン・グループには属していない
ドメイン・グループに属しているが、mqm グループに属していない
mqm グループ、およびドメイン・グループに属しているが、ドメイン・グループが mqm グループに属
していない
問題を解消するためには、以下の条件すべてを満たす必要がある (導入後にも設
定は可能)
ユーザーはドメイン・グループに属する
ドメイン・グループは、ローカルの mqm のグループに属する
ドメイン・グループに「グループ・メンバーシップの読み取り」権限が付与されている
導入ユーザーがドメイン・ユーザーの場合、MQ はローカルの mqm グループを参照しなくなる。また、導入ユーザーが
ローカルの mqm グループにのみ属していると、ドメイン・グループを参照できない。よって、いずれの場合もアクセス権の
確認時に必要なファイル等を参照できずにエラーとなる
32
導入可能コンポーネント
インストール・タイプ別 導入可能コンポーネント
インストール・タイプ
インストールされる機能
サーバー
標準
・サーバー
・WebSphere® MQ エクスプローラー
・開発ツールキット
・Java™ メッセージングおよびSOAPトランスポート
・デフォルトのディレクトリーに導入される
コンパクト
・サーバー
・デフォルトのディレクトリーに導入される
カスタム
デフォルト
・サーバー
・WebSphere® MQ エクスプローラー
・開発ツールキット
・Java™ メッセージングおよびSOAPトランスポート
・MQ クライアントを導入する場合はこの方法で
導入
・特定の機能を選択してインストール可能
オプション
・Windows® クライアント
・サーバー・ファイル転送ファイル・アプリケーション
・クライアント・ファイル転送アプリケーション
・クライアント拡張トランザクションのサポート
・Java拡張トランザクション・サポート
33
導入可能コンポーネント別前提条件
導入可能コンポーネント別前提条件
機能
MQサー
バー
サーバー
○
Windows® クライアント
○
WebSphere MQ エクスプ
ローラー
○
Java™ メッセージング および
SOAP トランスポート
○
開発ツールキット
○
WebSphere MQ サーバー・
ファイル転送アプリケーション
○
WebSphere MQ クライアン
ト・ファイル転送アプリケーショ
ン
クライアント拡張トランザクショ
ンのサポート
○
Java 拡張トランザクションの
サポート
○
選択可能なインス
トール・オプション
前提条件
・標準
・コンパクト
・カスタム
・なし
・カスタム
・なし
・標準
・カスタム
・WebSphere Eclipse プラットフォーム V3.0.1
○
・標準
・カスタム
・サポートされている JRE V1.4.2 またはそれ以
降
○
・標準
・カスタム
・なし
・カスタム
・WebSphere Eclipse V3.0.1
・カスタム
・WebSphere Eclipse V3.0.1
・カスタム
・なし
・カスタム
・なし
MQクラ
イアント
○
○
○
○
34
CSD の適用
CSD は、MQ で提供している修正モジュールの集まり
最新の CSD を適用していること
ソフトウェアに問題が発生し、パスポート・アドバンテージのサポートを受ける場合は、基本
的に最新 CSD の適用が前提
CSD 提供サイト
„
http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/support/download.html
CSD 適用準備
キュー・マネージャーの停止
„
„
„
„
mqm グループに所属するユーザーでログイン
endmqm コマンドで、キュー・マネージャーの停止
endmqlsr –m <Qmgr名> でリスナーの停止
MQ関連プロセスが残っていないことを確認し、もしある場合は停止する
35
CSD の適用
CSD 導入
Administrator 権限ユーザーでログオン
CSD を用意
CSD のあるディレクトリーへ移動
実行ファイル (AMQICSDN.EXE) をダブル・クリックする
CSD レベルを戻す場合
キュー・マネージャーを停止 (前ページ参照)
MQ サービスの停止
Administrator 権限ユーザーでログオン
「スタート」→「プログラム」→「IBM WebSphere MQ」→「Remove Refresh Pack
(Remove Fix Pac)」をクリック
「Remove」をクリックして現在適用されている CSD の除去を開始
36
WebSphere MQ V6 へのマイグレーション
以前のMQバージョンからのマイグレーション
V5.x で作成済みのキュー・マネージャーをそのままマイグレーション可能
„
MQ V6導入後、キュー・マネージャー起動時に新規属性追加などのマイグレーションが行われる
MQ V6 でサポートされない機能は導入時にアンインストールされる
„
アンインストールされる機能
Lotus® Script Extension
Web 管理サーバー
Internet Gateway
WebSphere MQ 資料 ※ MQ V6 では、資料は別 CD-ROM で提供されます
注意点
マイグレーション後、以前のバージョンに戻すことはできないので、必要であればマイグレー
ション前にシステム・バックアップをとる
どのバージョンからマイグレーションを行うかで作業内容が異なる
„
「各機能のマイグレーション」を参照
37
WebSphere MQ V6 へのマイグレーション
導入手順
キュー・マネージャーの停止
„
停止方法は、「CSDの適用」を参照
MQ サービスを停止
システムのバックアップ取得
Windows もアップグレードする場合 (例えば、Windows® 2000 から Windows 2003)
は、Windows をアップグレード ※
「各機能のマイグレーション」を確認し、必要であれば実行
新規導入と同様の手順で、MQ V6 をインストール
※ 既存のプラットフォームが Windows NT® の場合は、「Windows の移行」ページを参照してください。
38
Windows の移行
MQ V6 では、Windows NTをサポートしていないので、Windows 2000/XP/2003
への移行が必要
注意点
ドメイン・リソースの現行のアクセス制御リスト (ACL) が無効になる場合がある
„
„
Windows NT では、MQ ユーザーの詳細は、セキュリティー ID (SID) として ACL の中に格納
新しい Windows に移行すると、これらの SID が失われ ACL が無効になり、MQ コマンドの失
敗、レジストリー許可 および MQ Administration (mqm) セキュリティー・グループを失う
次のいずれかの方法で対応
ドメイン・リソースについての ACL を再マップ
„
„
ドメイン・リソース上で ACL を再マップする方法の詳細は、Windows NT からの移行に関する文
書を参照
MQ の再インストールは必要ない
ACL を再マップしない場合
„
„
„
„
MQ を Windows NT からアンインストール
Windows NT から新しい Windows プラットフォームに移行
MQ を新しいWindows プラットフォームにインストール
OSのユーザーとセキュリティー・グループを、必要に応じて再定義
39
各機能のマイグレーション
マイグレーション前のバージョンによって作業内容が異なる
現在使用している機能のうち、マイグレーション後も使用する場合に対応が必要
使用している機能
V5.3から
SSLチャネル接続
○
WebSphere MQ サービス
△
パブリッシュ/サブスクライブ・ユーザー
○
○
WebSphere MQ エクスプローラーで保管されたビュー
△
△
△
V5.2から
V5.1から
V5.0から
MQSCユーザー
△
△
△
Microsoft Cluster Server (MSCS) ユーザー
○
○
○
WebSphere MQ の Java および JMS サポート
○
△
scmmqm
○・・・マイグレーション前に行う作業
△・・・インフォメーション (要確認事項)
40
SSL の移行
V5.3 で作成した証明書を V6 環境でも使用する場合、キー・リポジトリーをマイグ
レーションする
MQのマイグレーション前に行う
MQ V6で新規にキー・リポジトリーを作成し、保有してる証明書をインポートする場合は、
SSL移行の作業は必要ない
WMQ for Windows V6 から GSKit サポート
„
„
UNIX版で提供されている GSKit と同等の機能、インターフェースを提供
V5.3 で作成された キー・リポジトリーとの互換性がない
V5.3 .sto サフィックス
V6 .kdb サフィックス
キー・リポジトリーのマイグレーション
amqtcertコマンドからマイグレーション可能
„
„
準備ウィザードからも起動可能
手動マイグレーション、自動マイグレーションが可能
41
MQサービスの移行
MQ V6 では Eclipse ベースの MQ エクスプローラーに置き換え
MQ V5.3までに提供されていた、MMCによるMQサービス、MQエクスプローラは提供さ
れない
MQ エクスプローラーから管理可能(※)になったコンポーネント
リスナー
※ MQ V6からオブジェクト化されたため、MQエクスプローラーから管理可能
チャネル・イニシエーター
※下位バージョンからのマイグレーションの場合は、移行後キュー・マネー
ジャーの起動で、自動的にオブジェクト化される
トリガー・モニター
コマンド・サーバー
チャネル
キュー・マネージャー・カスタム・サービス
MQサービスで提供していたコンポーネントの自動起動/停止のサービスは
SERVICE オブジェクトに移行
SERVICE オブジェクトは MQ V6 で提供される機能で、キュー・マネージャーが開始/停
止するときに開始/停止するユーザー・プログラムを定義可能 (UNIX/PC、iSeries 対象)
キュー・マネージャーに定義したMQサービスは、移行後キュー・マネージャーの起動時に
自動的に SERVICE オブジェクトに移行される
„
ROOTカスタム・サービスは特定のキュー・マネージャーに関連していないため移行されない
・amqmdainコマンドで管理
詳細は、ザ・技術→W/S資料→WMQ V6 アップデート・ワークショップ 「第三章 UNIX/PC」を参照
42
パブリッシュ/サブスクライブ
パブリッシュ/サブスクライブのサポートパックが導入されている場合は、マイグレーション
前にアンインストールする
SupportPac™ MA0C
„
„
MQ V6では製品の機能として提供されているのでアンインストールする
アンインストールは、「アプリケーションの追加と削除」→「IBM MQSeries Publish/Subscribe」
を選択し、「削除」をクリック
43
MSCS、および Java/JMS サポート
MSCS、および Java/JMS のサポートパックが導入されている場合は、マイグレー
ション前にアンインストールする
SupportPac™ MC74 (MSCS)
SupportPac™ MA88 (Java/JMS)
„
MQ V6では製品の機能として提供されているのでアンインストールする
MQを導入する (MSCS対象)
ローリング・アップグレードを使用して WebSphere MQ バージョン 6.0 にアップグレードす
ると、構成パラメーターを失うことなく、クラスター内のマシンをアップグレード可能
„
„
1 つのノードのアップグレードが完了するのを待ってから、次のノードのアップグレードを開始するとい
う方法
WebSphere MQ で使用したディレクトリーとは異なるディレクトリーに WebSphere MQ バー
ジョン 6.0 をインストールする場合、ローリング・アップグレードは使用できない
44
scmmqm の移行
MQ V5.1 で提供していた scmmqm コマンドの移行
初回キュー・マネージャー開始時に、コマンドごとにMQ サービス・オブジェクトが自動作成
コマンド名
MQ サービス・オブジェクトの処理内容
runmqchi
チャネル・イニシエーターは、キュー・マネージャーの開始時に、自動的に開始
runmqchl
指定したチャネルは、キュー・マネージャーの開始時に、自動的に開始
runmqlsr
指定したリスナーは、キュー・マネージャーの開始時に、自動的に開始
strmqcsv
コマンド・サーバーは、それぞれのキュー・マネージャーの開始時に、自動的に開始
strmqm
WebSphere MQ サービスの開始時に、指定されたキュー・マネージャーが自動的に開始
tpstart
MQ のインストール後、システムの始動時に tpstart を自動的に実行するようシステムを設定するか、また
は、 必要な TPNAME プロパティーを使用して、MQリスナーをキュー・マネージャー用に構成する
45
46
WebSphere MQ V6 のアンインストール
2種類のアンインストール方法
部分アンインストール
製品アンインストール
アンインストール事前準備
キュー・マネージャーの停止
„
手順は、「CSDの適用」のページ参照
MQサービスの停止
„
サービスから、「IBM MQSeries」 を停止
アンインストール
部分アンインストール
„
「Launchpadを使用したアンインストール」のページ参照
製品アンインストール (2 パターン)
„
„
アンインストールする方法が異な
Launchpadを使用する場合
るだけで、行われる操作は同じ
「Launchpadを使用したアンインストール」のページ参照
「アプリケーションの追加と削除」を使用する場合
「『アプリケーションの追加と削除』を使用したアンインストール」のページ参照
製品アンインストール後
「MQ導入ディレクトリー¥Qmgrs¥」 ディレクトリー以下が残っている場合、削除するとキュー・マネー
ジャー情報が破棄される
47
Launchpadを使用したアンインストール
Launchpadを起動する
「スタート」 > 「設定」 > 「コントロール パネル」をクリックして、コントロール・パネルを起動す
る
コントロール・パネル(一部)
アプリケーションの追加と削除
「IBM WebSphere MQ」
の「変更」をクリック。
セットアップ画面
「アプリケーションの追加と削
除」をクリック
「WebSphere MQ セット
アップ」が表示される
「次へ」をクリック
48
Launchpadを使用したアンインストール
アンインストールの内容を選択
プログラムの保守
部分アンインストールをする
場合は「変更」をチェック
製品アンインストールをする
場合は「除去」をチェック
機能
「次へ」をクリック
・「除去」を選択した場合は?
ページ参照
アンインストールしたい機能
を選択し、×マークに変更
する
「次へ」を
クリック
49
Launchpadを使用したアンインストール
アンインストールの実行
アンインストールが終了したら、Launchpadを終了する
WebSphere MQ を変更する準備ができました
要約内容を確認し、
「変更」をクリックすると部
分アンインスールされる
50
Launchpadを使用したアンインストール
WebSphere MQ の除去(アンインストール)
サーバー機能の除去
WebSphere MQ の除去
MQをアンインストール後、キュー・
マネージャー情報を保持するかを
選択し、「次へ」をクリック
キュー・マネージャー情報を残さ
ない場合は、「除去」を選択
要約内容を確認し、「除去」
をクリック
製品アンインストールされる
51
「アプリケーションの追加と削除」を使用したアンインストール」
「アプリケーションの追加と削除」を起動
「スタート」 > 「設定」 > 「コントロール パネル」をクリックして、コントロール・パネルを起動す
る
「IBM WebSphere MQ」 の 「削除」をクリック
コントロール・パネル(一部)
アプリケーションの追加と削除
「アプリケーションの追加と削
除」をクリック
52
「IBM WebSphere MQ」
の「削除」をクリック
製品のアンインストールが開
始される
WebSphere MQ エクスプローラーのアンインストール
MQ V6.0 の MQ エクスプローラーをアンインストールするケース
新しいバージョンの MQ をインストールする
WebSphere Eclipse の別バージョンをインストールする
ユーザーごとに ①∼③ を実行し、最後に④を実行
① 任意: MQ エクスプローラーの設定値を保管
„
„
保管する値の例
列体系
リモート・キュー・マネージャーの定義
ユーザー設定
保管方法
MQ エクスプローラーのナビゲーター・ペインで、「IBM WebSphere MQ」を右クリック
「MQ エクスプローラーの設定値のエクスポート」を選択
エクスポートする設定値のタイプをリストから選択
エクスポートした設定値の保管先のファイルを選択
「OK」をクリック
MQ エクスプローラーを閉じる
53
WebSphere MQ エクスプローラーのアンインストール
② 任意 : ユーザー定義のプラグイン・データを保管
・C:¥Documents and Settings¥username¥Application Data¥IBM¥MQ
Explorer¥.metadata¥.plugins¥com.ibm.mq.explorer.ui
※username はユーザー名
③ 必須 : 2つのディレクトリーを削除
・C:¥Documents and Settings¥username¥Application Data¥IBM¥MQ
Explorer¥ ¥.metadata」
※username はユーザー名
・C:¥Documents and Settings¥username¥.eclipse
④ 必須 : 次のディレクトリーのサブディレクトリーを削除
・path¥eclipse¥configuration
※ただし、config.ini は削除しないこと
※path は、WebSphere Eclipse がインストールされているディレクトリーへの絶対パス。
デフォルトは、「C:¥Program Files¥IBM¥Eclipse SDK30」
54
MQサーバーの導入確認
✢ 導入確認 (ローカル接続)
✢ 導入確認 (サーバー間接続)
✤・・・導入に必須の作業
✢・・・オプション
55
MQサーバーの導入確認
キュー・マネージャーの作成、およびメッセージの送受信を行い、導入確認を行う
WebSphere MQ では導入確認するツールを提供していない
メッセージの送受信が問題なく行えれば、導入は成功とする
メッセージの送受信には、MQで提供しているサンプル・アプリケーションを使用
キュー・マネージャーおよび関連オブジェクトの作成には、runmqsc コマンドを使用
導入確認方法
1.スタンド・アローン型
2.分散型
ローカル・キューに対してメッセージを読み書きする
異なるキュー・マネージャー間でメッセージ転送を行う
56
稼動確認(ローカル接続) スタンド・アローン型
ローカル・キューへのメッセージのPUT、GETおよびBROWSEで確認
手順
„
„
„
„
mqmグループ・ユーザーでログイン
事前準備
必要となるオブジェクトの作成
サンプル・プログラムの実行
使用するサンプル・プログラム
・amqsput – メッセージを書くプログラム
・amqsget – メッセージを読むプログラム
・amqsgbr – メッセージをブラウズするプログラム
・amqsbcg – メッセージを詳細表示(MQMD含む)するプログラム
構成する環境
キュー・マネージャー: QMGR1
ローカル・キュー
LQ
57
稼動確認(ローカル接続)
事前準備
キュー・マネージャーの作成
„ crtmqm –q QMGR1
-q オプション: デフォルトのキュー・マネージャーとなる
キュー・マネージャーの起動
„ strmqm QMGR1
デフォルト・キュー・マネージャーであれば、キュー・マネージャー名を省略可能
58
稼動確認(ローカル接続)
必要となるオブジェクトの作成
作成するオブジェクト
オブジェクト
名前
ローカル・キュー
LQ
注: WebSphere MQ オブジェクト定義では、大文字小
文字が区別される。MQSCコマンドとして小文字で入力さ
れたテキストは、単一引用符で囲まない限り大文字に変
換される。ここでの例は、必ず示されているとおりに入力する
こと
MQSCコマンド・ファイルの作成
定義ファイル: QMGR1_StandAlone.def
*ローカル・キューの定義
DEFINE QLOCAL(LQ) +
DESCR(‘Local test queueu’)
注:
・行の先頭が’*’の場合は、コメント行となる
・コマンドが次の行に続く場合は+をつける
・+の前後は空白文字を入れる
・オブジェクト名に小文字を使用する場合は、 (シングル・クォート)で囲む
59
稼動確認(ローカル接続)
オブジェクトの作成
C:¥MQ> runmqsc QMGR1 < QMGR1_StandAlone.def
5724-H72 (C) Copyright IBM Corp. 1994, 2005. ALL RIGHTS RESERVED.
キュー・マネージャー QMGR1 に対して MQSC を始動中です。
: *ローカル・キューの定義
1 : DEFINE QLOCAL(LQ) +
: DESCR(‘Local test queueu’)
AMQ8006: WebSphere MQ キューが作成されました。
MQSC コマンドを 1 つ読み取りました。
構文エラーがあるコマンドはありません。
有効な MQSC コマンドはすべて処理されました。
end
エラーがないこ
とを確認
「end」 を入力して
runmqscを終了
キューの作成を確認
C:¥MQ> runmqsc QMGR1
5724-H72 (C) Copyright IBM Corp. 1994, 2005. ALL RIGHTS RESERVED.
キュー・マネージャー MANAA に対して MQSC を始動中です。
display qlocal(LQ)
1 : display ql(LQ)
AMQ8409: キューの内容を表示します。
end
60
キュー名が表
示される
稼動確認(ローカル接続)
サンプル・プログラムの実行
キューにメッセージをPUT (amqsputを使用)
amqsputの実行結果例
„
amqsput
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
C:¥MQ> amqsput LQ QMGR1
Sample AMQSPUT0 start
target queue is LQ
„
標準出力よりメッセージを入力
・1行を1メッセージとして扱う
・空白行でプログラム終了
test message1
test message2
Sample AMQSPUT0 end
メッセージをGET、BROWSE
„
„
„
amqsget ローカル・キューからメッセージをGET
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
・キュー内のメッセージをすべて表示し、15秒WAITしてもメッセージがなければ終了
amqsgbr メッセージをブラウズ
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
・キュー内のメッセージをすべてBROWSEし、表示
amqsgbrの実行結果例
amqsbcg メッセージの詳細表示
・引数に、キュー名、キュー・マネージャー名ともに必須
・メッセージ記述子(MQMDヘッダー) なども表示
C:¥MQ> amqsgbr LQ QMGR1
Sample AMQSGBR0 (browse) start
QMGR1
Messages for LQ
1 <test message1>
2 <test message2>
no more messages
Sample AMQSGBR0 (browse) end
61
稼動確認(サーバー間接続) 分散型
異なるキュー・マネージャー間でのメッセージ転送
プロトコルはTCP/IPを使用
手順
mqmグループ・ユーザーでログイン
事前準備 ※「稼動確認(ローカル接続)」のページを参照
必要となるオブジェクトの作成
受信側での準備
送信側での準備
サンプル・プログラムの実行
稼動確認で構成する環境
キュー・マネージャー: QM_R
キュー・マネージャー: QM_S
リモート・キュー
QM_R.LQ
チャネル
QM_S.TO.QM_R
トランスミッション・キュー
QM_R
62
ローカル・キュー
LQ
稼動確認(サーバー間接続)
必要となるオブジェクトの作成
作成するオブジェクト
送信側 キュー・マネージャー: QM_S
受信側 キュー・マネージャー: QM_R
オブジェクト
名前
オブジェクト
名前
トランスミッション・キュー
QM_R
ローカル・キュー
LQ
リモート・キュー
QM_R.LQ
リスナー
LISTENER.1414
送信チャネル
QM_S.TO.QM_R
受信チャネル
QM_S.TO.QM_R
MQSCコマンド・ファイルを作成し、実行する
・送信側 MQSCコマンド・ファイル名 : QM_S.def (次ページ参照)
・受信側 MQSCコマンド・ファイル名 : QM_R.def (次ページ参照)
„
送信側(QM_S) での実行
„
C:¥MQ> runmqsc QM_S < QM_S.def
„
オブジェクトが作成されたことを確認
C:¥MQ> runmqsc QM_S
display qremote(QM_R.LQ)
display qlocal(QM_R)
display channel(QM_S.TO.QM_R)
end
受信側(QM_R) での実行
C:¥MQ> runmqsc QM_R < QM_R.def
„
63
オブジェクトが作成されたことを確認
C:¥MQ> runmqsc QM_R
display qlocal(LQ)
display channel(QM_S.TO.QM_R)
display listener(listener.1414)
end
(参考)MQSCコマンド・ファイル
送信側MQSCコマンド・ファイル QM_S.def
受信側MQSCコマンド・ファイル QM_R.def
**リモート・キューの作成**
DEFINE QREMOTE(QM_R.LQ) +
DESCR(‘Test remote queue’) RNAME(LQ) +
RQMNAME(QM_R) XMITQ(QM_R)
**ローカルキューの作成**
DEFINE QLOCAL(LQ) +
DESCR(‘Test local queue’)
**受信チャネルの作成**
DEFINE CHANNEL(QM_S.TO.QM_R) +
CHLTYPE(RCVR) +
DESCR(‘Test receiver channel’)
**トランスミッション・キューの作成**
DEFINE QLOCAL(QM_R) USAGE(XMITQ) +
DESCR(‘Test xmitq’)
**送信チャネルの作成**
DEFINE CHANNEL(QM_S.TO.QM_R) +
CHLTYPE(SDR) TRPTYPE(TCP) +
XMITQ(QM_R) CONNAME(‘HOST2(1414)’) +
DESCR(‘Test sender channel’)
**リスナーの作成**
DEFINE LISTENER(LISTENER.1414) +
TRPTYPE(TCP) PORT(1414)
64
稼動確認(サーバー間接続)
受信側での準備
リスナーの起動
„
受信側では、受信チャネル起動のために事前にリスナーを起動
C:¥MQ> runmqsc QM_R
5724-H72 (C) Copyright IBM Corp. 1994, 2005. ALL RIGHTS RESERVED.
キュー・マネージャー QM_R に対して MQSC を始動中です。
START LISTENER(LISTENER.1414)
1 : START LISTENER(LISTENER.1414)
AMQ8021: WebSphere MQ リスナーの開始要求が受け入れられました。
STATUSが
RUNNINGであること
を確認
DISPLAY LSSTATUS(LISTENER.1414)
AMQ8631: リスナー状況の詳細を表示します。
LISTENER(LISTENER.1414)
STATUS(RUNNING)
PID(569572)
end
・runmqlsr/inetd の設定でも受信チャネル起動可能
送信側での準備
チャネルの開始
C:¥MQ> runmqsc QM_S
START CHANNEL (QM_S.TO.QM_R)
2 : START CHANNEL(QM_S.TO.QM_R)
AMQ8018: WebSphere MQ チャネルの開始が受け入れられました。
DISPLAY CHSTATUS(QM_S.TO.QM_R)
STATUSがRUNNING
であることを確認
3 : DISPLAY CHSTATUS(QM_S.TO.QM_R)
AMQ8417: チャネル状況の内容を表示します。
CHANNEL(QM_S.TO.QM_R) CHLTYPE(SDR)
CONNAME(HOST1(1414))
CURRENT
RQMNAME(QM_R)
STATUS(RUNNING)
SUBSTATE(MQGET)
XMITQ(QM_R)
end
65
稼動確認(サーバー間接続)
サンプル・プログラムの実行
amqsputの実行結果例
送信側 リモート・キューに対してメッセージのPUT
„
„
amqsput QM_R.LQ QM_S
引数にキュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
標準入力よりメッセージを入力
1行を1メッセージとして扱う
空白行でプログラム終了
C:¥MQ> amqsput QM_R.LQ
QM_S
Sample AMQSPUT0 start
target queue is QM_R.LQ
test message1
test message2
Sample AMQSPUT0 end
受信側 メッセージをGET、BROWSE
„
„
„
amqsget ローカル・キューからメッセージをGET
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
・キュー内のメッセージをすべて表示し、15秒WAITしてもメッセージがなければ終了
amqsbcg メッセージの詳細表示
・引数に、キュー名、キュー・マネージャー名ともに必須
・メッセージ記述子(MQMDヘッダー) なども表示
amqsgbr メッセージをブラウズ
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
・キュー内のメッセージをすべてBROWSEし、表示
66
amqsgbrの実行結果例
C:¥MQ> amqsgbr LQ QM_R
Sample AMQSGBR0 (browse) start
QM_R
Messages for LQ
1 <test message1>
2 <test message2>
no more messages
Sample AMQSGBR0 (browse) end
MQクライアントの導入
✢ MQクライアントの導入
✢ MQクライアントの導入確認
✤・・・導入に必須の作業
✢・・・オプション
67
MQクライアントの導入
MQクライアントの導入
2タイプの導入
„
„
„
スタンダード・クライアント
SSL付きクライアント
拡張トランザクション・クライアント(MQサーバー・イメージからのみ導入可能)
導入場所は以下のいずれか
„
„
MQサーバーと別のサーバーに導入
MQクライアント・イメージから導入
MQサーバーと同じサーバーに導入
MQサーバー・イメージからクライアント・コンポーネントを導入
導入方法
MQサーバーと導入方法は同じ
„
„
「MQサーバーの導入」のページ以降参照
MQクライアントの導入構成要素に関しては「導入可能コンポーネント」を参照
CSD適用方法に関しては、「CSDの適用」のページ参照 (オプション作業)
68
稼動確認(クライアント接続)
クライアント接続でのメッセージ転送
プロトコルはTCP/IPを使用
ローカル・キューへのメッセージのPUT、GETおよびBROWSEで確認
手順
mqmグループ・ユーザーでログイン
事前準備 ※「稼動確認(ローカル接続)」のページを参照
必要となるオブジェクトの作成
MQサーバー側での準備
MQクライアント側での準備
サンプル・プログラムの実行
構成する環境
MQサーバー ホスト名: makuhari
キュー・マネージャー: QMGR1
ローカル・キュー
LQ
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稼動確認(クライアント接続)
必要となるオブジェクトの作成
作成するオブジェクト
MQサーバー側 キュー・マネージャー名:QMGR1
オブジェクト
名前
ローカル・キュー
LQ
リスナー
LISTENER.1414
サーバー・チャネル
CHANNEL1
MQSCコマンド・ファイルを作成し、実行する
„
MQサーバー側 での実行
C:¥MQ> runmqsc QMGR1 < QMGR1_SVR.def
„
オブジェクトが作成されたことを確認
QMGR1_SVR.def
C:¥MQ> runmqsc QMGR1
display lqueue(lq)
display listener(listener.1414)
display channel(channel1)
end
**ローカル・キューの作成**
DEFINE QLOCAL(LQ) DESCR(‘Test xmitq’)
**サーバー・チャネルの作成**
DEFINE CHANNEL(CHANNEL1) +
CHLTYPE(SVRCONN) TRPTYPE(TCP) +
MCAUSER(‘mqm’) + DESCR(‘Test server channel’)
**リスナーの作成**
DEFINE LISTENER(LISTENER.1414) TRPTYPE(TCP) +
CONTROL(QMGR) PORT(1414)
70
稼動確認(クライアント接続)
MQサーバー側での準備
リスナーの起動
„
MQサーバー側では、サーバー・チャネル起動のために事前にリスナーを起動
C:¥MQ> runmqsc QMGR1
5724-H72 (C) Copyright IBM Corp. 1994, 2005. ALL RIGHTS RESERVED.
キュー・マネージャー QMGR1 に対して MQSC を始動中です。
START LISTENER(LISTENER.1414)
1 : START LISTENER(LISTENER.1414)
AMQ8021: WebSphere MQ リスナーの開始要求が受け入れられました。
START LSSTATUS(LISTENER.1414)
AMQ8631: リスナー状況の詳細を表示します。
LISTENER(LISTENER.1414)
STATUS(RUNNING)
PID(569572)
end
STATUSが
RUNNINGであること
を確認
・runmqlsr/inetd の設定でも受信チャネル起動可能
71
稼動確認(クライアント接続)
MQクライアント側の設定
N/W の確認
„
ping <MQサーバー側IPアドレス もしくは ホスト名>
MQSERVER環境変数の設定
„
export MQSERVER=‘チャネル名/通信プロトコル/ホスト名(ポート)’
※ ホスト名はIPアドレスも可
実行例
export MQSERVER=‘CHANNEL1/TCP/makuhari(1414)’
MQクライアントは、アクセス権限がないとキュー・マネージャーに接続することができません。権限を与える方法の1つとして、MQ
サーバーが導入されているマシンとMQクライアントが導入されているマシンに同じ名前のユーザーを作成し、MQサーバー上の
ユーザーをmqmグループに所属させる方法があります(※)。次ページにあるMQクライアント・アプリケーションはそのユーザーで実
行してください。
その他、MQクライアントにアクセス権限を与える方法に関しては、マニュアル「Security (SC34-6588)」を参照してください。
※: アプリケーションの実行ユーザーはmqmグループに所属している必要はありません。
72
稼動確認(クライアント接続)
サンプル・プログラムの実行
amqsputの実行結果例
キューに、メッセージのPUT
„
„
C:¥MQ> amqsput LQ
amqsputc LQ QMGR1
引数にキュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
標準入力よりメッセージを入力
1行を1メッセージとして扱う
空白行でプログラム終了
QMGR1
Sample AMQSPUT0 start
target queue is LQ
test message1
test message2
Sample AMQSPUT0 end
キューから、メッセージのGET、BROWSE
„
„
„
amqsget ローカル・キューからメッセージをGET
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
・キュー内のメッセージをすべて表示し、15秒WAITしてもメッセージがなければ終了
amqsbcg メッセージの詳細表示
・引数に、キュー名、キュー・マネージャー名ともに必須
・メッセージ記述子(MQMDヘッダー) なども表示
amqsgbr メッセージをブラウズ
・引数に、キュー名(必須)、キュー・マネージャー名を指定
・キュー内のメッセージをすべてBROWSEし、表示
73
74
amqsgbrの実行結果例
C:¥MQ> amqsgbr LQ QMGR1
Sample AMQSGBR0 (browse) start
QMGR1
Messages for LQ
1 <test message1>
2 <test message2>
no more messages
Sample AMQSGBR0 (browse) end
その他
✢ マニュアル一覧
✢ オンライン・マニュアル
✤・・・導入に必須の作業
✢・・・オプション
75
マニュアル一覧
プラットフォーム共通
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ Application Programming Guide
SC34-6595-00
WebSphere MQ Application Programming Reference
SC34-6596-00
WebSphere MQ Bibliography and Glossary
SC34-6603-00
WebSphere MQ Clients
GC34-6590-00
WebSphere MQ Constants
SC34-6607-00
WebSphere MQ Intercommunication
SC34-6587-00
WebSphere MQ Messages
GC34-6601-00
WebSphere MQ Migration Information
SC34-6604-00
Monitoring WebSphere MQ
SC34-6593-00
WebSphere MQ Programmable Command Formats and Administration Interface
SC34-6598-00
WebSphere MQ Publish/Subscribe User's Guide
SC34-6606-00
WebSphere MQ Queue Managers Clusters
SC34-6589-00
WebSphere MQ Script (MQSC) Command Reference
SC34-6597-00
WebSphere MQ Security
SC34-6588-00
WebSphere MQ System Administration Guide
SC34-6584-00
WebSphere MQ Transport for SOAP
SC34-6651-00
WebSphere MQ Using C++
SC34-6592-00
WebSphere MQ Using Java
SC34-6591-00
WebSphere MQ Using .Net
76
GC34-6605-00
マニュアル一覧
UNIX/PC
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ for AIX Quick Beginnings
GC34-6478-00
WebSphere MQ for HP-UX Quick Beginnings
GC34-6479-00
WebSphere MQ for Solaris Quick Beginnings
GC34-6477-00
WebSphere MQ for Linux Quick Beginnings
GC34-6480-00
WebSphere MQ for Windows Quick Beginnings
GC34-6476-00
WebSphere MQ for Windows, Using the Component Object Model Interface
SC34-6594-00
z/OS
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ for z/OS Concepts and Planning Guide
GC34-6582-00
WebSphere MQ for z/OS System Setup Guide
SC34-6583-00
WebSphere MQ for z/OS System Administration Guide
SC34-6585-00
WebSphere MQ for z/OS Messages and Codes
GC34-6602-00
WebSphere MQ for z/OS Problem Determination Guide
GC34-6600-00
WebSphere MQ for z/OS Program Directory
GI10-2584-00
77
マニュアル一覧
iSeries
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ for iSeries Application Programming Reference (ILE RPG)
SC34-6599-00
WebSphere MQ for iSeries Quick Beginnings
GC34-6481-00
WebSphere MQ for iSeries System Administration Guide
SC34-6586-00
最新版マニュアルの入手先:
http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/library/
78
オンライン・マニュアル
オンライン・マニュアル
提供方法
„
製品と一緒に別CD-ROMにて提供
・直接CD-ROMから参照することもできるし、マシンに導入して使用することもできる
・Windows、Linux(x86) で提供
提供形式
„
„
InforCenter (Eclipseベース)
PDF
日本語版も提供
PDFであれば、以下のWebサイトからもダウンロード可能
„
提供元URL
http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/library/
サポート・パック
以下のサイトの「Featured」⇒「SupportPacs」を参照
http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/support/download.html
サポート・サマリー (最新CSDの情報など)
http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/support/download.html
79
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