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1章 ハイライト 目 次

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1章 ハイライト 目 次
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
1章 ハイライト
WebSphere MQ
2008/07
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング㈱
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
目 次
MQ Familyの歩みと機能概要
WebSphere MQ v7ハイライト
プラットフォームサポート
Publish/Subscribe(Pub/Sub)機能の拡張
Web2.0への対応
JMSに関する拡張
メッセージ・プロパティとメッセージ・セレクター
マークを使用したブラウズ機能
非同期メッセージ受信(コールバック機能)
MQクライアントの機能拡張
非同期メッセージ送信
メッセージ先読み
クライアント・チャネルの重み付け
TCP/IPソケットの共有
チャネル・ハートビート機能の拡張
接続数の制約
MQExplorerの拡張
その他の変更、考慮点
付録
- 製品パッケージ
- マニュアル一覧
- 前提ハードウェア、ソフトウェア
15
years
祝
この資料に含まれる情報は可能な限り正確を期しておりますが、日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社の正式なレビューを受け
ておらず、当資料に記載された内容に関して当ワークショップの主催者である日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング株式会社は何ら保証
するものではありません。
従って、この情報の利用またはこれらの技法の実施はひとえに使用者の責任において為されるものであり、資料の内容によって受けたいかなる被害
に関しても一切の保証をするものではありません。
当資料に記載された製品名または会社名はそれぞれの各社の商標または登録商標です。
2
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQ Familyの歩みと機能概要
MQ Familyの歩みと機能概要
第4ステージ
第4ステージ
SOA/ESB
SOA/ESB
メッセージング・バックボーン
メッセージング・バックボーン
第3ステージ
第3ステージ
ビジネス統合
ビジネス統合
第2ステージ
第2ステージ
他システム連携
他システム連携
第1ステージ
第1ステージ
異機種間接続
異機種間接続
‘93
’94
’95
’96
’97
’98
’99
’00
’01
’02
’03
’04
’05
’06
’07 ’08 ’09
WebSphere
WebSphere MQ
MQ
への名称変更
への名称変更
MQSeries発表
MQSeries発表
MQクライアント パフォーマンスUP
IMSブリッジ CICSブリッジ
MVSムーバー
MQクラスター
ARM,RRS
共用キュー
100MB・MSG
MQM/ESA
共用キュー
(Per-MSG)
グループMSG
共用キュー
(100MB・MSG)
機能統一(PCF管理etc.)
2008/4サービス終了
ホスト系
分散系
V1.1.3
V2.0
ezBRIDGE
V1.1.4
V2.2.1
MQクライアント
NonPer-MSG
V1.2
V5.0
V2.1
V5.1
V5.2
V5.2
V5.3(.1)
V5.3
2007/9サービス終了
パフォーマンスUP
DBコーディネーション
パフォーマンスUP
Notes
グループMSG
MQクラスター (NonPer-MSG)
(Per-MSG)
Java
Java
100MB・MSG
SSLチャネル
VBサポート
スレッド化エージェント
2TBキュー
V6.0
V6.0
64ビット化(UNIX)
会計&統計レポート
SOAPサポート
IPv6
V7.0
Pub/Sub強化
Web2.0対応
新しいMQI
コールバック機能
3
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
WebSphere MQ v7
ユニバーサル・メッセージング・バックボーンとして位置づけられる
信頼性の高いメッセージングを実現するシステム基盤
イベント・ドリブンSOAのための理想的なトランスポート層
オープンスタンダードであるJMSとの親和性を高めることを目的とした機能拡張
使いやすさの向上
使いやすさの向上
„
„
„
„
„
„
パフォーマンス向上
パフォーマンス向上
Pub/Sub
Pub/Sub
最大20%up
最大20%up
„ JMS
„ JMS
セレクター250%up
セレクター250%up
リスナーのスループット45%up
リスナーのスループット45%up
„ MQクライアント
„ MQクライアント
ノンパーシステント・メッセージ300%up
ノンパーシステント・メッセージ300%up
„
„
Pub/Sub機能の拡張
Pub/Sub機能の拡張
トピック・オブジェクトでのセキュリティ管理
トピック・オブジェクトでのセキュリティ管理
容易なアプリケーション作成
容易なアプリケーション作成
JMSの拡張
JMSの拡張
JMSオブジェクト管理
JMSオブジェクト管理
MQExplorerの機能拡張
MQExplorerの機能拡張
Pub/Sub管理、テストツールの提供
Pub/Sub管理、テストツールの提供
開発生産性向上
開発生産性向上
MQIの拡張
MQIの拡張
新しい13のAPI(JMS機能の取り込み)
新しい13のAPI(JMS機能の取り込み)
メッセージ・プロパティ、セレクター、コールバックなど
メッセージ・プロパティ、セレクター、コールバックなど
„ MQクライアントの強化
„ MQクライアントの強化
メッセージ先読み、非同期送信、TCPIPソケット共有など
メッセージ先読み、非同期送信、TCPIPソケット共有など
„
„
4
機能拡張
機能拡張
„ Web2.0対応
„ Web2.0対応
HTTPブリッジ
HTTPブリッジ
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
WebSphere MQ v7 製品情報
製品発表
2008/04/02
„AIX、HP-UX(Itanium、PA-RISC)、Solaris(x86-64、SPARC)、
Linux(x86、x86-64、POWER、System Z)、Windows、i5/OS
2008/04/07
„z/OS
レター番号
タイトル
SWA08017-0
WebSphere MQ v7.0の発表
SWA08018-0
WebSphere MQ for z/OS v7.0の発表
http://www-06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/SWA08017?OpenDocument&ExpandSection=1&highlight=0,MQ
http://www-06.ibm.com/jp/domino02/NewAIS/aisextr.nsf/ByLetterNo/SWA08018?OpenDocument&ExpandSection=1&highlight=0,MQ
出荷
WebSphere MQ V7.0
„ダウンロードによるプログラム入手
„メディア・パック(CD):
: 2008/06/17
2008/06/27
WebSphere MQ for z/OS V7.0
„メディア・パック(3480
½-inch テープ)
: 2008/06/27
5
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
プラットフォームサポート
MQ v6と同様、12プラットフォームをサポート
Windows 64bit キューマネージャーのサポート
Windows Vistaサポートの追加(v6ではクライアントのみ)
Windows2000サポートはなくなった
Linux/zSeries は64bit版のみ
マイグレーション・パス
WebSphere MQ v6.0
WebSphere MQ v5.3 (z/OS版を除く)
WMQ v7.0
サポートプラットフォーム
AIX
HP-UX
Itanium
HP-UX
PA-RISC
Solaris
x86
Solaris
x86-64
Linux
x86
Linux
x86-64
Linux
POWER
Linux
SystemZ
Windows Windows
Java v1.4.2以降をサポート
Java v5のサポートについて
i5/OS
z/OS
IBM Java(J9 VM) v5をサポート(MQ v6から)
„プラットフォームによっては、WASなど他のIBM製品に付属している場合にサポートする記述がある
„詳細は、WebSphere
System requirements を参照
http://www-306.ibm.com/software/integration/wmq/requirements/index.html
注)J9 VM v5 :一部のAPIクラスライブラリ群を除いて、IBMが最初から開発を行ったJVM
6
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
Publish/Subscribe(Pub/Sub)概要
1対Nの一方向型通信モデル
J2EE JMSのメッセージ送受信モデル(もう1つは、1対1のPoint-to-Point通信)
送信側(パブリッシャー)が受信側(サブスクライバー)を意識せずにデータ送受信を行う
トピック をベースとした疎結合の論理3層の通信モデル
サブスクライバーは受信したいトピックにサブスクライブ(購読)登録を行う
パブリッシャーは、送信したいデータをトピックに対してパブリッシュ(送信)する
両者の間には必ずPub/Subブローカーが介在し、データの管理、配信を行う
購読の登録(トピックA)
パブリッシャー
パブリッシャー
トピックA
送信
Pub/Sub
ブローカー
トピックA
サブスクライバー
配信
トピックA
管理情報/データを保持
・サブスクライブ登録情報
・パブリッシュ・データ など
サブスクライバー
適用業務例
ニュースや株価情報の配信、商品マスターの配信 など
7
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
Pub/Sub機能の強化
全プラットフォームでPub/Subブローカー機能を提供
Pub/Sub機能を提供するミドルウェア
・WebSphere MQ
・WebSphere Message Broker
・WebSphere Application Server
MQ v7でz/OS版サポートの追加
分散系はMQ v6からサポート
„それ以前はサポートパックMA0Cとして提供
容易なPub/Subアプリケーション開発
JMSだけでなく、MQIからPub/Subプログラミングが容易にできる
„MQ
v6ではキューを意識し、MQRFHヘッダーの作成が必要
Pub/Sub管理機能の強化
MQ ExplorerによるGUIでの構成
セキュリティ機能の追加
Pub/Subブローカー間の接続方式
【階層型】
【クラスター型】
Pub/Subブローカー同士の新しい接続方式の提供
階層型に加えてMQクラスター型を追加
パフォーマンスの向上
スループットが 20% 向上
Pub
Sub
WebSphere Message Broker(WMB)のPub/Sub機能との違い
WMBは、コンテンツベースのPub/Subが可能
管理情報やデータの保管は、WMBはDBを利用、MQはキューを利用
8
Pub
Sub
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
トピック
Pub/Sub通信におけるデータ送受信のための宛先(Destination)
トピックに対して、パブリッシュ/サブスクライブを行う
ツリー型の階層構造で表記する(トピック・ストリング)
„
„
先頭からノードをスラッシュ”/”で区切る(先頭は”/”を推奨)
例) /ise/ws/webshere/mq
MQオブジェクトとしてトピックを定義できる
トピック・オブジェクトには、トピック・ストリングと様々な属性(プロパティ)を設定可能
„
„
セキュリティ設定も可能
例) TP_WS、TP_MQ
【MQSCコマンドでのトピック定義例】
DEFINE TOPIC( TP_WS ) TOPICSTR(‘ ise/ws ’) +
PUB( ENABLED) SUB( ASPARENT)
DEFINE TOPIC( TP_MQ ) TOPICSTR(‘ ise/ws/websphere/mq ’)
PUB( ASPARENT ) SUB( DISABLED )
【トピック・ツリー】
SYSTEM.BASE.TOPIC
/
トピック・オブ
ジェクトを定義
TP_WS
/ise/ws
トピックストリング
ノード
/ise/ws/webshere
Pub/Subアプリケーションでの指定
TP_MQ
定義済みのトピック・オブジェクトを指定
または、アプリケーション内でトピック・ストリングを作成して指定
/ise/ws/webshere/mq
9
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
Pub/Subアプリケーション
サブスクライブ・アプリケーション
MQSUBでトピックに対してサブスクリプション登録を行い、MQGETでメッセージを取得する
„MQSD構造体にサブスクリプション名、トピック名(トピック・オブジェクト/トピック・ストリング)
などを設定
MQCONN
MQSUB
トピックを登録
(オープン)
MQCONN(QmgrName, Hconn, CC, RC);
MQSD にトピックを指定
MQSUB(Hconn, MQSD, Hobj, Hsub, CC, RC);
MQGMO の設定
MQGET(Hconn, Hobj, MQOD, MQGMO, BuffLen, Buffer,
CC, RC);
MQCO でサブスクリプション・タイプを指定
MQCLOSE(Hconn, Hsub, MQCO, CC, RC);
MQDISC(Hconn, CC, RC);
MQGET
MQCLOSE
MQDISC
パブリッシュ・アプリケーション
MQOPENでトピックをオープンし、MQPUTでメッセージをパブリッシュする
„MQOD
v4 でトピックを指定
MQCONN
MQOPEN
MQCONN(QmgrName, Hconn, CC, RC);
MQOD にトピックを指定
MQOPEN(Hconn, MQOD, OpenOptions, Hobj, CC, RC);
MQPMO でパブリッシュ・タイプを指定
MQPUT(Hconn, Hobj, MQOD, MQPMO, BuffLen, Buffer,
CC, RC);
MQCLOSE(Hconn, Hobj, Options, CompCode, Reason);
MQDISC(Hconn, CompCode, Reason);
トピックをオープン
MQPUT
MQCLOSE
MQDISC
10
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
サブスクリプション・タイプ
継続サブスクリプション(Durable)
サブスクリプション登録後にパブリッシュされたものをすべて受信する
アプリケーションが終了しても、サブスクリプション登録を残す
【継続サブスクリプション】
MQSUB sub1
MQSO_DURABLE
„アプリケーション未稼働の間にパブリッシュされたメッセージも、
サブスク
ライバー
後で入手可能
トピックのMQSUB時にMQSO_DURABLEオプションを指定
Pub/Sub
ブローカー
パブリッ
シャー
トピックA
トピックA
トピックA
MQSUB sub1
MQSO_RESUME
„MQCLOSE時に登録継続/削除を指定
¾ MQCO_KEEP_SUB/ MQCO_REMOVE_SUB
サブスク
ライバー
MQSUB時に指定するサブスクリプション名をユニークに指定
トピックA
トピックA
„MQSO_RESUMEでサブスクライブを再開
非継続サブスクリプション(Non-durable)
【非継続サブスクリプション】
MQSUB
MQSO_NON_DURABLE Pub/Sub
アプリケーション稼動中にパブリッシュされたものだけ受信する
(デフォルトの動作)
アプリケーションが終了したら、サブスクリプション登録は削除する
サブスク
ライバー
ブローカー
パブリッ
シャー
トピックA
トピックA
トピックA
„アプリケーション未稼働時にパブリッシュされたメッセージは受け取れない
トピックA
トピックのMQSUB時にMQSO_NON_DURABLEオプションを指定
サブスク
ライバー
„デフォルト値なので明示指定不要
トピックA
11
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
パブリケーション・タイプ
ノーマル・パブリケーション(イベント型)
【ノーマル・パブリケーション】
パブリッシュ時点でサブスクライブ登録しているサブスクライバー
に配信する(デフォルトの動作)
パブリッ
シャー
„サブスクライバーに配信された時点でメッセージは削除される
トピックA
トピックA
トピックA
サブスク
ライバー
①
継続的に送信されるが、個々には論理的に独立した情報
„株価の売買情報、ブログの更新情報
など
サブスク
ライバー
②
トピックA
Pub/Sub
ブローカー
リテイン・パブリケーション(ステート型)
パブリッシュ後にサブスクライブ登録したサブスクライバーにも配信する
„リテイン・パブリケーション(メッセージ)としてシステムキューに保管される
„最も新しいメッセージが1つだけ配信される
パブリッシュ時にMQPUTのMQPMO_RETAINオプションを指定
サブスクライバーへの配信のタイミング
„サブスクライブ登録後すぐに配信(デフォルト)
„サブスクライバーが要求した時(MQSUBRQ発行時)に配信
状態の変化を示し、時々刻々と更新/置換されるような情報
„株価、室内温度/湿度
など
【リテイン・パブリケーション】
パブリッ
シャー
MQPUT
MQPMO_RETAIN
トピックR
トピックR
トピックR
サブス MQSUB
クライバー
Pub/Sub
③
ブローカー
MQSUBRQ
12
サブスク
ライバー
①
MQSUB
サブスク
ライバー②
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
Web2.0への対応
AJAX, RESTなどのリッチ・クライアントから、MQへ容易なアクセスを可能とする機能
バックエンドの基幹システムとのスムーズな連携が可能
クライアント側にMQクライアントの導入やMQIの開発スキルは不要
WebSphere MQ Bridge for HTTP
HTTPプロトコルとMQのゲートウェイ機能を提供
„ HTTPメソッドをMQIに変換/MQIをHTTPメソッドに変換する
J2EE 1.4に準拠したアプリケーション・サーバーで稼動するサーブレット
„ V6までは、サポートパックとして提供(MA0Y)
HTTP ネイティブリスナーは、サポートパック(MA94)で提供(カテゴリー2 As is)
„ http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&q1=mA1J&uid=swg24017593&loc=en_US&cs=utf-
8&lang=en
Web2.0環境
MQシステム環境
HTTPクライアント
アプリケーション
POST
DELETE
HTTP
WebSphere
http://host/msg/queue/Q1 MQ Bridge
for HTTP
http://host/msg/queue/Q2
MQ
MQアプリ
MQアプリ
ケーション
ケーション
MQPUT
MQGET
HTTPプロトコル
J2EE 1.4
Application Server POST
13
Q1
GET
DELETE
Q2
マップされるMQIコール
MQPUT
MQGET with browse
MQGET
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
JMSに関する拡張
Javaインターフェース構造をシンプル化
共通インターフェース層により、JMSをBase Javaから独立
パフォーマンス向上
問題判別を容易に
V7
WebSphere MQ
classes for JMS
(JMS)
WebSphere MQ
classes for Java
(Base Java)
MQIへの共通Javaインターフェース
トレース出力の詳細化(レベル指定)、テキスト形式のログ出力
JMS構成ファイルの利用
クライアント
接続
バインディング
接続
キュー・マネージャー
MQ JMSリソースアダプター
JCA 1.5対応のMQリソースアダプター
MQ v6.0.2.1から(z/OS版を除く)
J2EE 1.4対応のすべてのアプリケーション・サーバーで
MQ JMS接続がサポートされる
XMS(IBM Message Service Client)
C言語、COBOL、.NETからJMSのようなコーディングができる
サポートパックのカテゴリー3(製品レベル)として提供(MQ v6)
V6まで
WebSphere MQ classes for JMS
(JMS)
WebSphere MQ classes for Java
(Base Java)
クライアント
バインディング
接続
接続
キュー・マネージャー
„IA94、IA9H
„ http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg24007092&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en
14
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
メッセージ・プロパティとメッセージ・セレクター
MQIでメッセージ・プロパティ(JMSプロパティ)を容易に操作可能
【JMSメッセージ】
メッセージにユーザ固有のプロパティを追加できる
„
„
プロパティ名 と 値 の組み合わせ
MQMDもプロパティとして扱える(例:Root.MQMD.MsgType)
ヘッダー プロパティ
【実際のMQメッセージ】
MQIアプリケーションは、JMSアプリケーションとの連携時に
MQRHF2ヘッダーを意識しなくてもよい
メッセージ・ハンドルを利用して、MQRFH2にマップされたプロパティを
MQSETMP/MQINQMPで設定/参照
„
„
„
ボディー
MQMD MQRFH2 ユーザメッセージ
【メッセージハンドル利用時の
アプリケーションからの見え方】
MQMD プロパティ ユーザメッセージ
MQCRTMH/MQDLTMHでメッセージ・ハンドルを作成/削除
MQPUT時、MQRFH2を自動作成し設定したメッセージ・プロパティを保管
MQGET時、バッファにはMQRFH2を除いたユーザメッセージが入る
MQIでセレクターによるメッセージの選択受信が可能
指定したプロパティ値を持つメッセージだけを受信できる
„
アプリケーションがBROWSEする必要はない
MQODのSelectionStringにセレクターを設定
MsgId/CorrelIdのようにインデックスで検索するのではない
MQOPEN
SelectionString
=“Product=MQ”
Product=MQ
Product=WAS
Product=WAS
Product=MQ
Product=WAS
MQGET
MQGET
MQGET
MQRC_NO_MSG
_AVAILABLE
JMSセレクターのパフォーマンス向上
15
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
マークを使用したブラウズ機能
メッセージ・トークンにマークを付けながらメッセージをブラウズすることができる
メッセージ・トークンはキュー内でユニークなIDとしてメッセージに付与される
„ MQGMO
v3の16バイトのバイナリーフィールド
„ メッセージがキューにある時のみ有効で、キューマネージャーの再起動で引き継がれない
メッセージの読み飛ばしを防ぐことができる
„ ブラウズ時にコミットされていなかったメッセージやバックアウトされたメッセージを容易に読むことができる
メッセージ・トークンを指定して該当するメッセージをGETすることも可能
1つのキューに対して、複数アプリケーションでマークを共有することが可能
„ 2重読みが発生しない
メッセージ・トークンにマークがつけられる
マークされていない
メッセージを先頭から
ブラウズし、マークをつける
トークンを指定して
メッセージを読む
MQOPEN MQOO_BROWSE
Loop
MQGET
MQGMO_BROWSE_FIRST +
MQGMO_UNMARKED_BROWSE_MSG +
MQGMO_MARK_BROWSE_HANDLE
Loop end
MQGMO.MsgToken
MQGET
MQMO_MATCH_MSG_TOKEN
Token19
Token29
Token39
メッセージ1
メッセージ2
メッセージ3
Token49 メッセージ4
V6までのカーソルによるブラウズ方法
カーソルを1つずつ進めながら読むため、メッセージの読み飛ばしが発生することがある
„ BROWSE_FIRSTでカーソルを先頭に戻す必要がある
16
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
非同期メッセージ受信(コールバック機能)
非同期にメッセージを受信する機能
キューにメッセージが到着すると、登録したコールバック関数(処理ルーチン)が呼び出される
„ メッセージはバッファに入れて渡されるので、アプリケーションでメッセージ・バッファを用意しなくてよい
システムイベント・ハンドラーの登録も可能
„ コネクションの切断、キュー・マネージャーの終了などのイベントを非同期に受け取れる
複数キューに対してコールバック関数を登録することもできる
MQCBでコールバック関数の登録、MQCTLで制御(開始/停止)を行う
コールバック関数の登録
キューマネージャー
MQCB(Q1, func1)
MQCTL(MQOP_START)
:
:
他の処理を継続
:
:
:
コールバック機能の開始
スレッド生成
コールバック関数を呼び出し
MQPUT
func1
メッセージの処理
:
return
メッセージはキュー・マネージャーから
直接コールバック関数に渡される
MQCTL(MQOP_STOP)
コールバック機能の停止
JMSメッセージ・リスナー、MDBのスループット向上
17
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQクライアントの機能拡張:非同期メッセージ送信
非同期にメッセージをキューに書き込む機能
ノン・パーシステントメッセージと同期付きのパーシステントメッセージが対象
MQクライアント・ライブラリーが非同期にメッセージを送信する
„
アプリケーションにはMQPUTの戻り値がすぐに返される
MQPUT時のMQPMOで指定
MQSTATで送信結果の確認ができる
大きなサイズのメッセージや多数のメッセージを書きこむ際のスループット向上
【MQクライアント・マシン
【MQサーバー・マシン】
MQPUT
MQPMO_RESPONSE
_AS_Q_DEF
キューマネージャー
MQCC_OK
MQPUT
MQCC_OK
:
:
他の処理を継続
:
MQSTAT
サーバー
接続
チャネル
MQ
クライアント
ライブラリ
DEFPRESP(ASYNC)
18
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQクライアントの機能拡張:メッセージ先読み
一度のMQGETで複数のメッセージをキュー・マネージャーから先読みする機能
同期点なしのノン・パーシステントメッセージが対象
先読みしたメッセージは、MQクライアント側のバッファに格納される
„
先読みするメッセージの量、頻度を調節可能
¾ mqclient.iniファイルのMessageBufferスタンザ
MQOPEN時にMQOOで指定
MQクライアントに大量のノン・パーシステントメッセージを読み込む際のパフォーマンスが向上
【MQクライアント・マシン】
MQOPEN
MQOO_READ_
AHEAD_AS_Q_DEF
【MQサーバー・マシン】
MQ
クライアント
ライブラリ
キューマネージャー
サーバー
接続
チャネル
MQGET
:
:
MQGET
DEFREADA(ENABLED)
mqclient.ini バッファ
Maximumsize (K bytes)
UpdatePercentage(%)
PurgTime( seconds)
19
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQクライアント・チャネルの重み付け
クライアント・チャネルに重み付けをして、接続先を分散することができる
クライアント・マシン単位で重み付けに基づいて接続先キューマネージャーが決定される
チャネル定義テーブル利用時のみ利用可能
MQCONN時に、重み付け設定値にしたがってチャネルリストが作成される
CLNTCONNチャネルのCLNTWGHT 属性に値を設定
„ 1~99の範囲で設定(99が優先度は高い)
CLNTWGHT(2:1:1)の割合でチャネルリストの
先頭にチャネル名が選択される
チャネルリスト
CLT.QM_A
CLT.QM_B
CLT.QM_C
【チャネル定義テーブル】
チャネル名 CONNAME QMNAME
CLT.QM_A
CLT.QM_B
CLT.QM_C
hostA
hostB
hostC
QM
QM
QM
CLNT
WGHT
50
25
25
AFFINITY
【MQクライアント・マシン】
MQCONN(*QM)
:
MQCONN(*QM)
:
チャネルリスト
CLT.QM_B MQCONN(*QM)
CLT.QM_C
:
CLT.QM_A
MQCONN(*QM)
:
NONE
NONE
NONE
チャネルリスト
CLT.QM_C
CLT.QM_B
CLT.QM_A
同一キューマネージャーに続けて接続する指定も可能
AFFINITY属性(PREFERRED)
20
CLT.QM_A
CLT.QM_B
50%
キューマネージャーQM1
(hostA)
25% キューマネージャーQM2
(hostB)
CLT.QM_C 25% キューマネージャーQM3
(hostC)
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQクライアント・チャネルのTCP/IPソケットの共有
複数のMQクライアント接続でコネクションを共用する機能
スレッド化されたアプリケーションが1つのソケットで同一宛先のキューマネージャーに接続
MQサーバー側のリソースの節約
1つのサーバー接続チャネル(SVRCONN)で複数接続が可能
„
SHARECNV属性で設定し、1ソケットあたりの会話数の制限も可能
アプリケーションのMQCONNXでMQCNO_NO_CONV_SHARINGを指定すると
こちらが優先される
【MQクライアント・マシン】
【MQサーバー・マシン】
プロセス
MQCONN
SHARECNV(10)
ソケット
MQCONN
MQ
クライアント
キューマネージャー
サーバー
接続
チャネル
MQCONNX
MQCNO_NO_CONV_SHARING
JMSでは、複数Sessionで1つのTCP/IPソケットを共用可能
21
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQクライアント・チャネルの機能拡張
チャネル・ハートビート機能の拡張
MQCONNしてからHBINT間隔でMQクライアントからハートビートが送られるようになった
„ クライアント側からハートビートが来ないと、サーバー側からハートビートを送信する
サーバー接続チャネルの早期の障害検知が可能となる
„ V6まではMQGET
Wait時のみサーバー側からハートビートを送信
¾それ以外のタイミングでネットワーク障害が発生した場合、KeepAliveでしか検知できなかった
クライアントチャネル接続数の制約
サーバー接続チャネル毎にクライアント接続インスタンス数に制約をかけることができる
SVRCONNチャネル属性で同時接続数を制御
„ MAXINST
„ MAXINSTC
:同時接続可能数
:同一マシン(IPアドレス)からの同時接続数
22
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
新しいMQI
13の新しいMQIが追加
Pub/Sub関連
MQSUB
MQSUBRQ
サブスクリプション登録
リテインメッセージ受信をリクエスト
メッセージ・プロパティ関連
MQSETMP
メッセージ・プロパティを設定
MQINQMP
メッセージ・プロパティを参照
MQDLTMP
メッセージ・プロパティを削除
MQCRTMH
メッセージ・ハンドルを作成
MQDLTMH
メッセージ・ハンドルを削除
MQBUFMH
バッファをメッセージ・ハンドルに変換
MQMHBUF
メッセージ・ハンドルをバッファに変換
非同期メッセージ受信
MQCB
コールバック関数の登録
MQCTL
コールバック関数の制御
(開始/停止)
MQCB_FUNCTION コールバック関数の登録(CICS用)
非同期メッセージ送信
MQSTAT
非同期メッセージ受信状況の確認
従来のMQI
MQCONN
MQCONNX
MQDISC
MQOPEN
MQCLOSE
MQPUT
MQGET
MQPUT1
MQSET
MQINQ
MQCMIT
MQBACK
MQBEGIN
キューマネージャーに接続
キューマネージャーに接続(拡張)
キューマネージャーから接続
キューをオープン
キューをクローズ
メッセージを書き込む
メッセージを読み込む
キューをオープンしてメッセージを
1つ書き込む
属性を設定
属性を参照
メッセージをコミット
メッセージをバックアウト
グローバルトランザクションを開始
23
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
MQExplorerの拡張
Pub/Subの管理、テストの機能を追加
トピック・オブジェクトの作成/参照、セキュリティ設定など
複数のキュー・マネージャーをグルーピングし、グループ単位の操作が可能
グループ(セット)単位での表示/非表示の指定、一括起動/停止など
テスト/本番環境やプラットフォーム別などに分類し、一括管理する場合に有用
MQ Explorer設定のエクスポート/インポートが可能
表示設定、キューマネージャーへの接続情報など
稼動プラットフォーム
Windows、Linux x86(x86-64は対象外)
MQ/zOS版との接続にClient Attachment
フィーチャー(CAF)のライセンス購入/導入
は不要
5インスタンスまでの接続
その他
JMSオブジェクトの管理(V6.0.2以降)
WebSphere Message Brokerの管理機能をプラグイン可能
„サポートパック
IS02: WebSphere Message Broker Explorer Plug-in
„ http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg24012457&loc=en_US&cs=utf-8&lang=en
24
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
その他の変更、考慮点
AIX
IBM-850コードページのサポート終了
„AIX
v5.3からサポートしなくなったため
EXTSHM対応
„32bitアプリケーションで共有メモリーセグメントが不足する場合の対応策
„EXTSHM=ONを設定した環境でキューマネージャーを開始
„MQ
v6.0.2.3からサポート
„AIXv5.3でIY66147適用が前提
$export EXTSHM=ON,strmqm
i5/OS
サマータイム(Daylight Savings time)に対応
„内部的に2つのタイムスタンプを保持するため、ユーザでの特別な対応は不要
„V6までは、タイムスタンプを1時間遅らせるために、キュー・マネージャーを1時間停止する必要がある
z/OS
RACFでMQオブジェクト名に英小文字が使えるようになった
„ユーザIDは大文字のみ
25
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
その他の変更、考慮点
Windows
32bit/64bit 両方のアプリケーションに対応
„対応したライブラリーを使用してコンパイルする
„32bit用ライブラリー:<install_dir>¥Tools¥Lib(従来通り)
„64bit用ライブラリー:<install_dir>¥Tools¥Lib64
C言語の場合<install_dir>¥Tools¥Lib64
mqm.lib
mqic.lib(クライアント接続時)
mqicxa.lib(XA利用時のクライアント接続時)
„LIB環境変数は上記ライブラリーを参照する
Windows VistaのJIS X0213(JIS 2004)は未サポート
¾ Vistaと他Windows間で、異なる文字の割り当て
¾ Vistaのみで扱える文字をMQ機能でコード変換すると、文字化けや空白表示となる
SPXのサポート
„Windows
2003、XPでは引き続きサポートされる(Vistaではサポートされない)
26
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
付録
付録
- 製品パッケージ
- マニュアル一覧
-前提ハードウェア、ソフトウェア
AIX、HP-UX( Itanium、PA-RISC)、Solaris(x86-64、SPARC)、
Linux(x86、x86-64、POWER、zSeries)、Windows
27
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
パッケージ
WebSphere MQ V7.0 メディア・パック
11プラットフォーム用のメディアが1つのパッケージにまとめられて提供される
Server CD 11枚、Client CD 11枚
„WebSphere
MQ for AIX
MQ for HP-UX on Itanium
„WebSphere MQ for HP-UX PA-RISC platform
„WebSphere MQ for Solaris on x86-64 platform
„WebSphere MQ for Solaris SPARC platform
„WebSphere MQ for Linux on x86-64 platform
„WebSphere MQ for Linux on x86 platform
„WebSphere MQ for Linux on POWER platform
„WebSphere MQ for Linux System z platform
„WebSphere MQ for Windows
„WebSphere MQ for i5/OS
„WebSphere
Quick Start CD 1枚 (各国語対応のPDFマニュアル)
Information center CD(Windows版、Linux版) 2枚
WebSphere MQ V7.0 for z/OS
3480 ½-inch テープカートリッジでの提供のみ
Client Attachment フィーチャー(オプション:、有料) WebSphere MQ for Client
28
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
マニュアル一覧
プラットフォーム共通
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ Application Programming Guide
SC34-6939
WebSphere MQ Application Programming Reference
SC34-6940
WebSphere MQ Bibliography and Glossary
SC34-6947
WebSphere MQ Clients
GC34-6934
WebSphere MQ Constants
SC34-6951
WebSphere MQ Intercommunication
SC34-6931
WebSphere MQ Messages
GC34-6945
WebSphere MQ Migration Information
SC34-6948
Monitoring WebSphere MQ
SC34-6937
WebSphere MQ Programmable Command Formats and Administration Interface
SC34-6942
WebSphere MQ Publish/Subscribe User's Guide
SC34-6950
WebSphere MQ Queue Managers Clusters
SC34-6933
WebSphere MQ Script (MQSC) Command Reference
SC34-6941
WebSphere MQ Security
SC34-6931
WebSphere MQ System Administration Guide
SC34-6928
WebSphere MQ Web Service
SC34-6952
WebSphere MQ Using C++
SC34-6936
WebSphere MQ Using Java
SC34-6935
WebSphere MQ Using .Net
GC34-6949
29
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
マニュアル一覧
UNIX/PC
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ for AIX Quick Beginnings
GC34-6922
WebSphere MQ for HP-UX Quick Beginnings
GC34-6923
WebSphere MQ for Solaris Quick Beginnings
GC34-6921
WebSphere MQ for Linux Quick Beginnings
GC34-6924
WebSphere MQ for Windows Quick Beginnings
GC34-6920
WebSphere MQ Using the Component Object Model Interface
SC34-6938
z/OS
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ for z/OS Concepts and Planning Guide
GC34-6926
WebSphere MQ for z/OS System Setup Guide
SC34-6927
WebSphere MQ for z/OS System Administration Guide
SC34-6929
WebSphere MQ for z/OS Messages and Codes
GC34-6946
WebSphere MQ for z/OS Problem Determination Guide
GC34-6944
30
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
マニュアル一覧
i5/OS
マニュアル名
マニュアル番号
WebSphere MQ for i5OS Application Programming Reference (ILE RPG)
SC34-6943
WebSphere MQ for i5OS Quick Beginnings
GC34-6925
WebSphere MQ for i5OS System Administration Guide
SC34-6930
マニュアル入手方法
Quick StartのCD に各国語対応のPDFマニュアルが付属
すべてのマニュアルが日本語化された
最新版マニュアルの入手先:
http://www-306.ibm.com/software/integration/mqfamily/library/manualsa/
31
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア - AIX
稼働環境
環境(AIX)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートする64-bit IBM pSeries systems
OS
AIX 5.3 + TL04
AIX 6.1
通信プロトコル
TCP/IP (IP v4、IPv6)
SNA LU6.2(IBM Communications Server for AIX V6.3 が必要)
ディスク
サーバー : 325MB(/usr)、 クライアント:276MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011894
32
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア ‒ HP-UX
稼働環境
環境(HP-UX Itanium)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートする Itanium systems
OS
HP-UX 11i V2(11.23) for IPF
HP-UX 11i V3(11.31) for IPF
通信プロトコル
TCP/IP
SNA LU6.2(HP SNAplus2 V7が必要)
ディスク
サーバー : 325MB、 クライアント:280MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
環境(HP-UX PA-RISC)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートする64-bit PA-RISC systems
OS
HP-UX 11i V2(11.23) for IPF
HP-UX 11i V3(11.31) for IPF
通信プロトコル
TCP/IP
SNA LU6.2(HP SNAplus2 V7が必要)
ディスク
サーバー : 325MB、 クライアント:280MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011928
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011927
33
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア - Solaris
稼働環境
環境(Solaris x86-64)
サーバー
マシン
下記レベルのOSをサポートするAMD64, EM64T, 互換プロセッサ
OS
Sun Solaris V10 with SunSolve-recommended Patch Cluster level
通信プロトコル
TCP/IP (IPv4, IPv6)
ディスク
サーバー : 247MB(/opt)、6MB(/usr) クライアント:217MB(/opt)、6MB(/usr)
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、データを保持するディスクが必要)
環境(Solairs SPARC)
サーバー
マシン
下記レベルのOSをサポートする64-bit Sun SPARC systems
OS
Sun Solaris V9, V10 with SunSolve-recommended Patch Cluster level
通信プロトコル
TCP/IP (IPv4, IPv6)
SNA LU6.2 (SNAP-IX V7.0が必要)
ディスク
サーバー : 247MB(/opt)、6MB(/usr) クライアント:217MB(/opt)、6MB(/usr)
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、データを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011921
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011922
34
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア ‒ Linux(32bit,64bit)
稼働環境
環境(Linux 32bit)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートするx-86-互換PC x86-64含む
OS
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V4.0 or later update
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V5.0
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V9 with Service Pack 1 or later
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V10 with Service Pack 1 or later
・NLPOS9 FP1
・IRES V2
・Red Flag Data Centre V5.0
通信プロトコル
TCP/IP (IPv4, IPv6)
SNA LU6.2 (IBM Communications Server for Linux V6.2が必要)
ディスク
サーバー :201MB、 クライアント:126MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
環境(Linux 64bit)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートするAMD64, EM64T 互換プロセッサ
OS
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V4.0 or later update
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V5.0
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V9 with Service Pack 1 or later
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V10 with Service Pack 1 or later
通信プロトコル
TCP/IP (IPv4, IPv6)
ディスク
サーバー :380MB、 クライアント:126MB、 MQ Explorer:800MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011929
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011926
35
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア ‒ Linux(POWER)
稼働環境
環境(Linux p)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートする64-bit POWER ベースのiSeries 、または、pSeries systems
OS
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V4.0
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V5.0
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V9 with Service Pack 1 or later
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V10 with Service Pack 1 or later
通信プロトコル
TCP/IP(IPv4, IPv6)
SNA LU6.2(IBM Communications Server for Linux V6.2)
ディスク
サーバー :312MB、 クライアント:216MB、 MQ Explorer:800MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011924
36
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア ‒ Linux(zSeries)
稼働環境
環境(Linux z)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートする zSeries、IBM eServer (または同等) プロセッサー
OS
・Red Hat Enterprise Linux V4.0
・Red Hat Enterprise Linux (RHEL) V5.0
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 with Service Pack 1 or later
・SUSE Linux Enterprise Server (SLES) V10 with Service Pack 1 or later
通信プロトコル
TCP/IP
SNA LU6.2 (IBM Communications Server for Linux on zSeries V6.2が必要)
ディスク
サーバー :183MB、 クライアント:183MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011925
37
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア - Windows
稼働環境
環境(Windows)
サーバー
マシン
下記レベルのOSをサポートするx86,x86-64 technology-compatible PC
(Itanium 64bitはサポートしない)
OS
・Microsoft® Windows XP Professional (SP2 or later)
・Microsoft Windows XP Professional x64 Edition
・Microsoft Windows Server 2003 (SP1 or later) (Standard Edition or Enterprise Edition)
・Microsoft Windows Server 2003 (SP1 or later) (Standard x64 Edition or Enterprise x64 Edition)
・Microsoft Windows Server 2003 R2 (SP1 or later) (Standard Edition or Enterprise Edition)
・Microsoft Windows Server 2003 R2 (SP1 or later) (Standard x64 Edition or Enterprise x64 Edition)
・Microsoft Windows Server 2008
・Microsoft Windows Vista (Business, Enterprise or Ultimate Edition)
・Microsoft Windows Vista (64-bit versions of Business, Enterprise or Ultimate Edition)
通信プロトコル
TCPIP(IPv4、IPv6)
NetBIOS
Sequenced Package Exchange (SPX) Windows XPと2003のみ
SNA LU6.2
- IBM Communications Server for Windows V6.1.2
- IBM Personal Communications V5.9(IBM Host Access Client Package V6の一部)
- Microsoft Host Integration Server 2006(64bitサポート)
- Attachmate EXTRA! X-treme, V9
WebSphere MQ client applications are supported on the Citrix Presentation Server V4.5
ディスク
サーバー : 780MB+ワーク(20MB)、テンポラリー30MB(導入時) 、クライアント780MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、データを保持するディスクが必要)
MQExplorer:800MB(512MB RAM)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011920
38
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア ‒ i5OS
稼働環境
環境(Linux z)
サポート対象
マシン
下記レベルのOSをサポートする IBM System I ,または同等 プロセッサー
OS
・IBM i5/OS V5R3M0 plus PTF SI21688IBM i5/OS V5R4M0
・IBM i5/OS V6R1M0
通信プロトコル
TCP/IP(IPv4, IPv6)
SNA LU6.2
ディスク
サーバー :250MB、 クライアント(Java):15MB
(製品コードの導入に必要なディスク容量.その他、サーバー環境ではデータを保持するディスクが必要)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011923
39
<WebSphere MQ V7 Update Workshop>
前提ハードウェア、ソフトウェア ‒ zOS
稼働環境
環境(Linux z)
マシン
サポート対象
下記レベルのOSをサポートする OS/390、zSeries 900(または同等) プロセッサー
OS
・z/OS V1.8 or later
通信プロトコル
TCP/IP(z/OS TCPIPまたは、のUnix Sockets APIをサポートしているTCPIP製品)
SNA LU6.2 (VTAM)
最新のサポート状況リスト:
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27011919
40
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