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Agenda WASV6.1による基幹システム設計Workshop
WASV6.1による基幹システム設計Workshop Agenda コース概要 コース概要 WASV6.1を使用した基幹システム構築にあたっての考慮点を解説 WAS基幹システム設計 基幹システム連携 インフラ設計 パフォーマンス設計 運用設計 問題判別 トランザクション設計 DB接続設計 メッセージング Webサービス基盤設計 TivoliによるWASインフラ監視 Hint & Tips コースの目的 実践的基幹システム構築・連携に必要なスキルを身に付ける 2 WASV6.1による基幹システム構築 WAS基幹 基幹システム 基幹システム インフラ設計 インフラ設計 パフォーマンス設計 パフォーマンス設計 運用設計 トランザクション設計 トランザクション設計 基幹システム 基幹システム連携 システム連携 問題判別 DB Hint & Tips Messaging Legacy Webサービス サービス基幹 サービス基幹システム 基幹システム Tivoliに に よる監視 よる監視 ・稼動監視/予兆検知 ・リクエスト分析 ・リソース情報分析 3 1.インフラ設計 WASトポロジー設計に影響するWASの高可用・高パフォーマンス機能 リクエストの負荷分散とフェイルオーバーを行うクラスター、WLM機能 シングルトン・サービスのフェイルオーバーを行うHAマネージャー機能 セッション情報のバックアップを行うセッション・パーシスタンス 動的コンテンツのキャッシング機能 要件に基づいたWASシステム・トポロジーの選択基準、メリット・デメリット パフォーマンス設計 可用性・障害設計 セキュリティー設計 水平・垂直クラスター、動的キャッシュを利用する構成 WAS基本コンポーネントの配置、1:1構成と1:N構成 ゾーニング、認証・認可 Application Server Load Balancer Caching Proxy または 認証Server 認証 Web Server MQ/DB Server Client 基幹システム 基幹システム (CICS,IMS,ERP) Sorry Server Directory Server 監視Server 監視 4 2.パフォーマンス設計 パフォーマンス要件を満たす構成・設定 Webシステムにおける実践的パフォーマンス・チューニング方法 リクエストのキューイング どこからリクエストが入ってくるのか、どのポイントで流量制限を実施するのか 各コンポーネント毎のチューニング方法 IHS ListenBackLog Requester 10000 Connections MaxClients Queue WAS Channel Framework Web Container EJB Container JDBC Connection Pool 100 Servlet Threads 50 EJB Threads 30 DB Handles Queue 300 Connection Threads 5 3.運用設計 Webシステムの管理項目を満たす運用方法 管理項目 内容 WAS、 WAS、IHSに IHSに関する 要定義項目 性能 (パフォーマン ス)/拡張性 ・パフォーマンス要件が満たされているかを監視 性能監視、負荷状況監視など ・拡張方法の管理 監視対象、監視方法、 拡張手順 など 信頼性/可用 性/保守性 ・信頼性要件が満たされているかを監視 稼動監視、障害監視、障害発生時に事象を報告する イベント管理、エラーログ分析など ・障害時の対応手順、障害履歴などの管理 障害時運用手順など 監視対象、監視方法、 障害時対応手順 など セキュリティー ・セキュリティー要件が満たされているかを監視 アクセスログ分析、IDSによる不正ネットワークアクセ ス監視など ・セキュリティー関連情報の管理 監視対象、監視方法、 ユーザー情報の管理方法 証明書・秘密鍵などの管理方 法など 構成 ・サーバー/ネットワーク機器のHW/SW構成情報の管理 修正モジュール適用方法 修正モジュール適用など構成情報変更作業を定義し、 構成情報変更方法 作業履歴等の管理を行う 6 3.運用設計 Webシステムの管理項目を満たす運用方法 管理項目 変更/リリース 内容 ・サービス提供のために利用されるコンテンツの管理 WAS、 WAS、IHSに IHSに関する 要定義項目 コンテンツ更新方法 稼動サービスへの影響 通常運用 ・システムの正常時の運用を管理 (ジョブ自動化、 システムの起動・停止手順など ユーザビリ ティー) サービス時間帯と運用時間帯 起動・停止手順 バックアップ/リ カバリー ・システムやデータのバックアップ/リストアの管理 対象データ バックアップ取得方法 頻度と保存期間など サービスレベ ル ・システム全体としての性能、信頼性を管理 厳しい運用管理要件は、コストなどの制約に影響するので プロジェクトに応じて適切な運用管理レベルを検討 7 4.問題判別 IHS / WebSphere Application Server問題判別方法 Edge Component問題判別方法 ログ、トレース JVM問題判別 症状別問題判別 ログ、トレース 症状別問題判別 Rational Developer問題判別方法 症状別問題判別 DB HTTP(S) WebServer WebServer Plug-in Module HTTP(S) Plug-in Config XML file Application Application Server Server 連携 Messaging 8 5.トランザクション設計 アプリケーション/障害/運用管理におけるトランザクションの 設計方法 アプリケーション設計 アプリケーション設計 トランザクション実装方法 トランザクション・スコープ設計 障害設計 トランザクション・マネージャー障害 リソース・マネージャー障害 ネットワーク障害 ヒューリスティック・ディシジョン トランザクション・タイマー 運用管理設計 トランザクション・ログの管理 トランザクション・モニタリング 9 6.DB接続設計 WAS-DB接続時の接続形態や接続プール設定方法 Connect to DB2 UDB for LUW Connect to DB2 for z/OS WAS接続プール設定 最大接続数、最小接続数、未使用タイムアウト サージ保護設定 滞留モード設定 サージしきい値、サージ作成間隔 滞留タイマー時間、滞留時間、滞留しきい値 接続形態 JDBC Driver選択 PreparedStatementCache使用 共用接続の使用の有無 Application Server Data Source JDBC Driver Type 2 DB2 Connect SPM log DB2 for z/OS 10 7.メッセージング メッセージングを利用した際の設計/実装のポイント 接続方式 メッセージ信頼性 負荷分散/可用性 WAS V6.1でのメッセージングのサポート サービス統合デフォルト・メッセージング・プロバイダー(SIBus) WebSphere MQ JMS プロバイダー バージョン 5 デフォルト・プロバイダー(組み込みメッセージング) 汎用 JMS プロバイダー WebSphere Cell環境 MQ JMS (ローカル接続/ クライアント接続) MQリンク リンク Application Server V6.x Application Application Server V6.x Application JMS JMS ME 組み込みMQ WebSphere Cell環境 ME Application Server V5.x Application JMS JMS(ローカル接続/ クライアント接続) 3rd. party MQ SIBusリンク リンク 11 8.Webサービス基盤設計 Webサービスを使用した際の基盤設計方法 トポロジー設計、セキュリティ設計、パフォーマンス設計、運用管理 等 Webサービスとは インターフェースのみに依存し、実装には依存しない(疎結合モデル) クライアントはWSDLを取得すれば、他業務のシステムにアクセス可能 サービスが稼動するOSや実装言語に依存しない 業務C WAS (Java) Web サービス CICS (COBOL) Browser Client 業務B Web サービス WAS (Java) Web サービス Rich Client 業務A WAS (Java) Browser Client WAS (Java) 共通ロジック 12 サービスの再利用による、SOAの促進 9.TivoliによるWASインフラ監視(資料のみ配布予定) ITCAM for WebSphereの紹介 開発から運用まで、アプリケーションのライフサイクル全体をひとつのツールで 応答時間、リソース状況など詳細データを収集し、運用時の監視・データ保存のみならず、開発や問題発生 時の切り分け・解析などあらゆるフェーズで活躍 応答時間が 応答時間が わからない ・リクエスト分析 リクエスト分析 システム負荷 システム負荷が 負荷が わからない ・リソース情報分析 リソース情報分析 問題解析に 問題解析に 詳細情報が が必要 詳細情報 ・メソッド・ メソッド・トレース履歴 トレース履歴データ 履歴データ参照 データ参照、 参照、 ・メモリー・ メモリー・リーク分析 リーク分析 ・ソフトウェア整合性検査 ソフトウェア整合性検査 13 10.Hint & Tips このセッションでは、SmartAnswerやTCTによせられるQAのうち、頻度の 高いものや、知っておくと便利な情報などを紹介致します。 このセッションのトピックは、SmartAnswerやテクニカルフラッシュ、TCT等 から引用しています。 セキュリティ 機能紹介 等 14