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WebSphere Application Server 6.1 Network Deployment エディション Feature Pack for Web Services

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WebSphere Application Server 6.1 Network Deployment エディション Feature Pack for Web Services
WebSphere Application Server 6.1
Network Deployment エディション
Feature Pack for Web Services
適用ガイド (新規構築編)
ver. 1.0
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業
2007 年 7 月
1
目次
1
はじめに ________________________________________________________3
2
事前の準備 ______________________________________________________4
3
2.1
ハードウェアおよびソフトウェア前提条件 ............................................ 4
2.2
インストール開始前に確認しておくこと................................................ 4
構成 ____________________________________________________________6
3.1
導入の流れ............................................................................................... 8
4
(共通)WebSphere Application Server Network Deployment のインス
トール______________________________________________________________10
5
(共通)前提 FixPack の適用 ____________________________________16
6
(共通)Feature Pack for Web Services の適用 ____________________22
7
(マシン A)デプロイメント・マネージャー・プロファイルの作成 ___26
8
(共通)アプリケーション・サーバー・プロファイルの作成 _________33
9
(共通)デプロイメント・マネージャーへの統合 ___________________38
10
クラスター・クラスターメンバーの作成 ___________________________41
2
1 はじめに
当文書は WebSphere Application Server 6.1 Network Deployment エディションをインス
トールし、その後 Feature Pack for Web Services を適用するまでの最少の手順を示すもの
です。
当文書はできるだけ正確を期して作成しておりますが、製品の稼動を保証するものではあり
ません。
IBM からの正式な技術サポートは、お客様との保守契約に基づいて提供されます。
また、当文書内では、各製品・コンポーネントについて、以下の略称を使用しております。
正式名称
IBM WebSphere Application
Network Deployment
略称
Server
WAS ND
IBM HTTP Server
IHS
3
2 事前の準備
2.1 ハードウェアおよびソフトウェア前提条件
最新の稼動要件は
http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/doc/latest/prereq.html
に記載されておりますので、必ずご確認ください。
2.2 インストール開始前に確認しておくこと
インストール前に必要な事項(必要ディスク容量や OS の追加ファイルセット等)は
infocenter の以下のサイトに記載されています。使用するプラットフォームの最新情報を必
ずご確認ください。
„
AIX
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.doc/i
nfo/ae/ae/tins_aixsetup.html
※主な確認事項は以下の通りです。
„
„
umask の設定
„
xlC.rte のインストール
„
使用ディスク容量
„
システム cp コマンドの使用確認
„
ブラウザー(Mozilla)のインストールと BROWSER 環境変数の設定
„
導入作業前のプロセス(WAS、Web サーバー、Java プロセス)の停止
Windows
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.doc/i
nfo/ae/ae/tins_winsetup.html
※主な確認事項は以下の通りです。
„
使用ディスク容量
„
ブラウザー(Internet Explorer)のインストール
„
導 入 作 業 前 の プ ロ セ ス ( WAS 、 Web サ ー バ ー 、 Java プ ロ セ ス 、
process_spawner.exe プロセス)の停止
„
Windows Script 5.6 の導入(Windows 2000, Windows XP の場合)
※Windows 補足:
Windows の場合、製品の導入ディレクトリーの指定に“ ”(スペース)を含めないことを
お勧めします。
4
„
Linux
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.doc/i
nfo/ae/ae/tins_linuxsetup.html
※主な確認事項は以下の通りです。
„
„
umask の設定
„
ブラウザー(Mozilla)のインストールと BROWSER 環境変数の設定
„
使用ディスク容量
„
ulimit の設定
„
/etc/issue ファイルのリストア
„
前提 rpm パッケージの追加インストール
„
システム cp コマンドの使用確認
„
導入作業前のプロセス(WAS、Web サーバー、Java プロセス)の停止
Solaris
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.doc/i
nfo/ae/ae/tins_solsetup.html
※主な確認事項は以下の通りです。
„
„
umask の設定
„
ブラウザー(Mozilla)のインストールと BROWSER 環境変数の設定
„
使用ディスク容量
„
カーネルパラメータの設定(/etc/system ファイルの修正)
„
Solaris のパッチの適用
„
システム cp コマンドの使用確認
„
導入作業前のプロセス(WAS、Web サーバー、Java プロセス)の停止
HP-UX
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/topic/com.ibm.websphere.nd.doc/i
nfo/ae/ae/tins_hpuxsetup.html
※主な確認事項は以下の通りです。
„
umask の設定
„
ブラウザー(Mozilla)のインストールと BROWSER 環境変数の設定
„
使用ディスク容量
„
カーネルパラメータの設定(maxfiles、maxfiles_lim 等)
„
システム cp コマンドの使用確認
„
導入作業前のプロセス(WAS、Web サーバー、Java プロセス)の停止
5
3 構成
当ガイドでは、下図の構成の導入手順を記述します。
マシンA
クラスター
アプリケーション・
NodeAgent
サーバー
(WAS)
(WAS)
Deployment
Manager
(WAS)
マシンB
アプリケーション・
サーバー
(WAS)
NodeAgent
(WAS)
マシン 2 台にアプリケーション・サーバーを導入し、クラスターを構成します。2 台のマシ
ンのうちマシン A に、管理プロセスであるデプロイメント・マネージャー(Deployment
Manager)を配置します。マシン A と B ともに、ノード・エージェント(Node Agent)と
アプリケーション・サーバーを配置します。デプロイメント・マネージャーはノード・エー
ジェント経由で複数のアプリケーション・サーバーを管理します。
WAS ND の導入では、製品のインストールと「プロファイル」の作成が必要です。
「プロフ
ァイル」を作成することによって、WAS の各プロセス(デプロイメント・マネージャー、
ノード・エージェント、アプリケーション・サーバー)の実行環境が構成されます。プロフ
ァイルは 1 台のマシンに複数作成することが可能で、プロファイル毎に定義ファイル(構
成ファイル・データファイル・ログファイル等)を保持します。
WAS ND エディションでは、以下 3 タイプのプロファイルを提供します。
6
„
デプロイメント・マネージャー・プロファイル
管理プロセスであるデプロイメント・マネージャー用のプロファイル。
„
カスタム・プロファイル
デプロイメント・マネージャーが管理するノードのためのプロファイル。カスタ
ム・プロファイルを作成することによって、デプロイメント・マネージャーに管
理されるノード・エージェントプロセスを実行することが可能となります。1つ
のノード・エージェント配下に複数のアプリケーション・サーバーを構築したい
場合はこのプロファイルを使用することになります。
注)カスタムプロファイルは Feature Pack for Web Services に対応していませ
ん。
„
アプリケーション・サーバー・プロファイル
スタンド・アロン環境のアプリケーション・サーバー用のプロファイル。
当 ガ イ ド で は 、 管 理 者 ユ ー ザ ー (Unix ・ Linux で は root ユ ー ザ ー 、 Windows で は
Administrator 権限ユーザー)でのインストール手順を記述します。また、GUI のインスト
ーラーを使用しますので、Unix の場合は X Window が稼働している必要があります。
尚このガイドでは IHS やプラグインの構成に関しては記述していません。この設定は以下
のリンクにある「WebSphere Application Server 6.1 Network Deployment エディション
導入ガイド」7∼9 章をご参照ください。
http://www-6.ibm.com/jp/software/websphere/developer/was/wv6/install/
7
3.1 導入の流れ
新規に WebSphere Application Server 6.1Network Deployment エディション Feature
Pack for Web Services を適用する流れは以下の通りです。当ガイド目次番号とステップの
番号が対応します。
マシン A
マシン B
WebSphere Application Server
Network Deployment のインストール
【ステップ 4】
WebSphere Application Server Network
Deployment をインストールします。
インストール・ウィザードを使用して、同
時に「デプロイメント・マネージャー・プロファイ
ル」を作成します。
WebSphere Application Server
Network Deployment のインストール
【ステップ 4】
WebSphere Application Server Network
Deployment をインストールします。
インストール・ウィザードを使用して、同時
に「デプロイメント・マネージャー・プロファイル」
を作成します。
前提 FixPack の適用
【ステップ 5】
Feature Pack for Web Services の適用のた
めの前提 Fix を適用します。
前提 FixPack の適用
【ステップ 5】
Feature Pack for Web Services の適用のた
めの前提 Fix を適用します。
Feature Pack for Web Services
の適用
【ステップ 6】
Feature Pack for Web Services の適用しま
す。
Feature Pack for Web Services
の適用
【ステップ 6】
Feature Pack for Web Services の適用しま
す。
デプロイメント・マネージャー・プロフ
ァイルの作成
【ステップ 7】
「デプロイメント・マネージャー・プロファ
イル」を作成します。
アプリケーションサーバープロファ
イルの作成
アプリケーション・サーバー・プロフ
ァイルの作成
8
【ステップ 8】
Feature Pack for Web Services が適用さ
れたアプリケーション・サーバー・プロフ
ァイルを新規に作成します。
【ステップ 8】
Feature Pack for Web Services が適用され
たアプリケーション・サーバー・プロファイ
ルを新規に作成します。
デプロイメント・マネージャーへの統
合
【ステップ 9】
アプリケーション・サーバーをデプロイメ
ント・マネージャーに統合します。
デプロイメント・マネージャーへの統
合
【ステップ 9】
アプリケーション・サーバーをデプロイメン
ト・マネージャーに統合します。
クラスター・クラスターメンバーの作成
【ステップ 10】
WAS の管理コンソールで、マシン A と B の両方のマシンに
アプリケーション・サーバーを作成し、クラスターとして構
成します。
9
4 (共通)WebSphere Application Server
Network Deployment のインストール
マシン A とマシン B に WebSphere Application Server Network Deployment(WAS ND)
をインストールします。以下の手順に従います。
1.
シス テムに管理 者ユーザー (Unix・ Linux では root ユーザ ー、Windows で は
Administrator 権限ユーザー)でログインします。
2.
WAS ND エディションの CD-ROM(あるいは DVD-ROM)をドライブに挿入します。
Unix・Linux の場合は、CD-ROM(あるいは DVD-ROM)をマウントし、マウントポイ
ントにアクセスできるようにします。
3.
launchpad.sh(exe)コマンドを実行し、ランチパッドを起動します。
„
Unix・Linux の場合
# cd <マウントポイント>
# ./launchpad.sh
„
Windows の場合
> cd <マウントポイント>
> launchpad.exe
10
4.
ラ ン チ パ ッ ド の 「 よ う こ そ 」 画 面 で 「 WebSphere Application Server Network
Deployment のインストール・ウィザードを起動します。」をクリックします。ランチ
パッドは終了せず、そのままにしておきます。
5.
「IBM WebSphere Application Server Network Deployment インストール・ウィザー
ドへようこそ」で「次へ」をクリックします。
11
6.
「ソフトウェア・ライセンス情報」では使用条件に同意して「次へ」をクリックします。
同意いただけない場合は、製品を使用することができません。
7.
「システム前提条件の検査」が始まりますのでそのまま待ちます。正常に終了したら「次
へ」をクリックします。
12
8.
「サンプル・アプリケーションのインストール」で、サンプル・アプリケーションのイ
ンストールを選択することができます。特に必要ない限り、サンプルは選択せずデフォ
ルトのまま「次へ」をクリックします。
9.
「インストール・ディレクトリー」で製品の導入先を指定します。デフォルトのまま、
または必要に応じて書き換えて「次へ」をクリックします。
【インストール・ロケーション設定例】
„
AIX の場合:
/usr/IBM/WebSphere/AppServer
„
Windows の場合:
C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer
„
Linux,その他 Unix の場合: /opt/IBM/WebSphere/AppServer
13
10. 「 WebSphere Application Server 環 境 」 で は 、 イ ン ス ト ー ル と 同 時 に 構 成 す る
WebSphere Application Server 環境のタイプを選択します。ここでは「なし」を選択
し、「次へ」をクリックします。
*後ほど、プロファイル管理ツールを使用して、プロファイルを作成します。
11. 警告が表示されますが、そのまま「はい」をクリックします。
14
12. 「インストールの要約」が表示されます。内容を確認し「次へ」をクリックします。イ
ンストールが開始されます。
13. 「インストール結果」が表示されます。「プロファイル管理ツールを使用して、新しい
WebSphere Application Server プロファイルを作成する」のチェックをはずして、「終
了」をクリックします。
以上で、WebSphere Application Server Network Deployment のインストールは完了です。
15
5 (共通)前提 FixPack の適用
Feature Pack for Web Services の適用には、前提となる以下の FixPack の適用が必要です。
・WebSphere Application Server V6.1 Fix Pack 9 (6.1.0.9)
・Java SDK 1.5 SR5 Cumulative Fix for WebSphere Application Server (6.1.0.9)
マシン A と B に FixPack の適用を行います。以下の手順に従います。
1.
以下の URL にある「V6.1-FP-InstGuide_v1.0.pdf」の 2, 3 章をご参照の上、Update
Installer をインストールしてください。
http://www-6.ibm.com/jp/domino01/mkt/websphere.nsf/doc/00295B98
注)Update Installer は「Updated for version 6.1.0.9」になっている最新のモジュール
をご使用ください。それ以前の Update Installer がすでにインストール済みの場合
でも最新のモジュールインストールが必要です。
2.
Feature Pack for Web Services をダウンロードします。この中には前提の Fix がすで
に含まれているため別途ダウンロードする必要はありません。以下の URL に移動し、
下の画面で「Download package」の欄からお使いのプラットフォームの「DownLoad
Option」(“FTP”もしくは”DD”)を選択し、クリックします。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=180&uid=swg24016137
16
3.
ライセンスについての説明が表示されたら、「I agree」をクリックします。ファイルダ
ウンロード・ウィンドウが表示されますので、任意のディレクトリーに保存します。
4.
ダウンロードしたモジュールを任意のディレクトリーに保管します。
(例)C:¥tmp¥6.1.0-WS-WAS-WSFEP-WinX32.zip
5.
ダウンロードしたモジュールを展開します。展開されたフォルダの中に 2 つの
xxx-FP0000009.pak があることを確認してください。これが前提の FixPak となりま
す。以下の図は 6.1.0-WS-WAS-WSFEP-WinX32.zip を展開したときの例です。
6.
前提の 2 つの FixPack を適用します。適用する前に、すべての WAS、IHS のプロセス
が停止していることを確認してください。
17
7.
UpdateInstaller を起動します。ここでは Windows の手順でご紹介します。他のプラ
ットフォームの場合は UpdateInstaller の readme、もしくは以下の URL にある
「V6.1-FP-InstGuide_v1.0.pdf」の 6 章をご参照ください。
http://www-6.ibm.com/jp/domino01/mkt/websphere.nsf/doc/00295B98
「スタート」-「プログラム」-「IBM WebSphere」-「Update Installer for WebSphere
V6.1 Software」-「更新インストーラー」をクリックします。
*コマンドラインの場合は Update Installer の導入ディレクトリーに移動し以下のコ
マンドを実行してください。
(例)C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥UpdateInstaller>update.bat
8.
ウィザード形式の Update Installer が起動します。「次へ」をクリックします。
18
9.
更新する WAS のディレクトリ・パスを選択し、
「次へ」をクリックします。
10. 「保守パッケージのインストール」を選択し、
「次へ」をクリックします。
19
11. 保守パッケージがあるディレクトリ・パスを選択し、「次へ」をクリックします。パス
は 5 で展開したディレクトリーにします。
12. 2 つの xxx-FP0000009.pak が表示されていることを確認し、
「次へ」をクリックしま
す。
20
13. 「インストールの要約」画面が表示されますので、そのまま「次へ」をクリックします。
インストールが開始します。
14. インストールが終了しましたら、「終了」をクリックします。
以上で前提 FixPack の適用は完了です。
21
6 (共通)Feature Pack for Web Services の適
用
マシン A と B に Feature Pack for Web Services を適用します。
1.
5.前提 FixPack の適用で展開したダウンロードモジュールの「WEBSV」ディレクトリ
に移動します。Windows の場合、「install.exe」を実行してください。実行する前に、
すべての WAS、IHS のプロセスが停止していることを確認してください。
*Linux, UNIX の場合は、install.sh を実行してください。インストール手順はこのフ
ォルダにある readme.html から参照することが可能です。
22
2.
インストール・ウィザードが起動します。「次へ」をクリックします。
3.
「ソフトウェア・ライセンス情報」では、使用条件に同意して「次へ」をクリックしま
す。
23
4.
「システム前提条件の検査」が始まりますのでそのまま待ちます。正常に終了したら「次
へ」をクリックします。
5.
更新する WAS のインストール・ロケーションを選択し、「次へ」をクリックします。
24
6.
「インストールの要約」画面が表示されますので、そのまま「次へ」をクリックします。
インストールが開始します。
7.
インストールが終了しましたら、「プロファイル管理ツールを起動する」にチェックが
ついていることを確認し、「終了」をクリックします。
25
7 (マシン A)デプロイメント・マネージャー・プロ
ファイルの作成
ここでは、マシン A に Feature Pack for Web Services が適用されたデプロイメント・マ
ネージャー・プロファイルの作成します。
1.
プロファイル管理ツールが開きますので、「次へ」をクリックします。
*プロファイル管理ツールの起動方法は以下になります。
„
Unix・Linux の場合
# cd <WAS のインストール・ディレクトリー>/bin/ProfileManagement/
# ./pmt.sh
„
Windows の場合
> cd <WAS のインストール・ディレクトリー>¥bin¥ProfileManagement
> pmt.bat
26
2.
「環境の選択」画面で、
「Feature Pack for Web Services」を選択し、「次へ」をクリ
ックします。
3.
「プロファイル・タイプの選択」画面では、
「Feature Pack for Web Services 搭載のデ
プロイメント・マネージャー」を選択し、「次へ」をクリックします。
27
4.
「プロファイル作成オプション」画面では、「標準プロファイル作成」を選択し、「次へ」
をクリックします。
*より細かく設定をしたい場合は、「拡張プロファイル作成」を選択します。
5.
管理セキュリティー」では、管理セキュリティーが必要な場合は、使用するユーザー名
とパスワードを入力します。
28
6.
サマリーが表示されるので、「作成」をクリックします。
7.
プロファイル作成が正常に作成されたことを確認してください。「ファースト・ステッ
プ・コンソールの起動」にチェックをして、「終了」をクリックしてします。
29
8.
ファースト・ステップで「インストールの検査」をクリックします。
9.
インストール検査が完了したことを確認し、「×」マークを押してウィンドウを閉じて
ください。
30
10. ファースト・ステップに戻り、「管理コンソール」をクリックします。
11. 管理コンソールが表示されますので、ユーザーID、(管理セキュリティーを設定した場
合は、パスワード)を入力し、「ログイン」をクリックします。
31
12. 管理コンソールから、「システム管理」→「デプロイメント・マネージャー」をクリッ
クします。
13. 「追加プロパティー」-「ポート」を展開します。
「SOAP_CONNECTOR_ADDRESS」
のポート番号を確認してください。画面の上部にある「ログアウト」をクリックし、管
理コンソールからログアウトします。
*このポート番号は後程ノードを統合する際に必要となります。
32
8 (共通)アプリケーション・サーバー・プロファイ
ルの作成
ここでは、Feature Pack for Web Services が適用されたアプリケーションサーバープロフ
ァイルを新規に作成します。
14. プロファイル管理ツールを起動させ、「新規」をクリックします。
*プロファイル管理ツールの起動は7 章の 1 の項目を参照してください。
33
15. プロファイル管理ツールを開き、「次へ」をクリックします。
16. 「環境の選択」画面で、
「Feature Pack for Web Services」を選択し、「次へ」をクリ
ックします。
34
17. 「プロファイル・タイプの選択」画面では、そのまま「次へ」をクリックします。
18. 「プロファイル作成オプション」画面では、「標準プロファイル作成」を選択し、「次へ」
をクリックします。
*より細かく設定をしたい場合は、「拡張プロファイル作成」を選択します。
35
19. 「管理セキュリティー」では、管理セキュリティーが必要な場合は、使用するユーザー
名とパスワードを入力します。
20. サマリーが表示されるので、「作成」をクリックします。
36
21. プロファイル作成が正常に作成されたことを確認してください。「ファースト・ステッ
プ・コンソールの起動」にチェックをして、「終了」をクリックしてします。
22. 「ファースト・ステップ」が起動します。ここでは「終了」をクリックし、「ファース
ト・ステップ」を終了します。
37
9 (共通)デプロイメント・マネージャーへの統合
作成したアプリケーション・サーバーをデプロイメント・マネージャー(以下、DMGR)に統
合します。
* マシン A の DMGR が起動していない場合は、以下のようにして起動してください。
¾
Windows の場合
> cd <WAS のインストール・ディレクトリー>¥profiles¥Dmgr01¥bin
> startManager.bat
【実行例】
> cd "C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥Dmgr01¥bin"
> startManager.bat
ADMU0116I: ツール情報はファイル C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥
AppServer¥profiles¥Dmgr01¥logs¥dmgr¥startServer.log に記録されています
ADMU7701I: dmgr は Windows サービスとして実行すると登録されているので、このサー
バーを開始する要求は、関連する Windows サービスを開始することによって実行されま
す。
ADMU0116I: ツール情報はファイル C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere¥
AppServer¥profiles¥Dmgr01¥logs¥dmgr¥startServer.log に記録されています
ADMU0128I: Dmgr01 プロファイルを使用してツールを開始しています
ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: dmgr
ADMU3200I: サーバーが起動しました。 開始処理中です。
ADMU3000I: サーバー dmgr が e-business 用にオープンされました。プロセス ID は
1988 です。
¾
Unix・Linux の場合
# cd <WAS のインストール・ディレクトリー>/profiles/Dmgr01/bin
# ./startManager.sh
1.
アプリケーション・サーバー・プロファイルのディレクトリーにある addNode コマン
ドを使用して、DMGR に統合します。
¾
Windows の場合
> cd <WAS のインストール・ディレクトリー>¥profiles¥<アプリケーション・サーバー・プロフ
ァイル・ディレクトリ>¥bin
> addNode.bat <DMGR のホスト名> <DMGR の SOAP_CONNECTOR_ADDRESS ポート番
号> -username <ユーザー名> -password <パスワード> -localusername <ロ
ーカルマシンユーザー名> -localpassword <ローカルマシンパスワード>
38
【実行例】
C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥bin>addNode.bat
KURO2 8879 -username wasadm -password wasadm -localusername wasadm
-localpassword wasadm
ADMU0116I: ツール情報はファイル C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥logs¥addNode.log
に記録されています
ADMU0128I: AppSrv01
プロファイルを使用してツールを開始しています
CWPKI0308I: 署名者別名 "CN=KURO2, O=IBM,
C=US" を次の SHA
ダイジェストでローカル鍵ストア
"ClientDefaultTrustStore"
に追加します:
FB:A0:74:B7:75:78:7A:22:D6:3D:49:FE:60:11:69:72:F0:3B:F4:CE
CWPKI0308I: 署名者別名 "dummyclientsigner"
を次の SHA ダイジェストでローカル鍵ストア
"ClientDefaultTrustStore"
に追加します:
0B:3F:C9:E0:70:54:58:F7:FD:81:80:70:83:A6:D0:92:38:7A:54:CD
CWPKI0308I: 署名者別名 "dummyserversigner"
を次の SHA ダイジェストでローカル鍵ストア
"ClientDefaultTrustStore"
に追加します:
FB:38:FE:E6:CF:89:BA:01:67:8F:C2:30:74:84:E2:40:2C:B4:B5:65
ADMU0001I: KURO2:8879 で、ノード KURO2Node04
とデプロイメント・マネージャーの統合を開始します。
ADMU0001I: KURO2:8879 で、ノード KURO2Node04
とデプロイメント・マネージャーの統合を開始します。
ADMU0009I:
デプロイメント・マネージャー・サーバーに正常に接続しました:
KURO2:8879
ADMU0505I: 構成でサーバーが検出されました:
ADMU0506I: サーバー名: server1
ADMU2010I: ノード KURO2Node04
のすべてのサーバー・プロセスを停止します
ADMU0024I: 古いバックアップ・ディレクトリーを削除します。
ADMU0015I: オリジナルのセル・リポジトリーをバックアップします。
ADMU0012I: ノードの Node Agent 構成を作成します:
KURO2Node04
ADMU0014I: ノード KURO2Node04
構成を次のセルに追加します: KURO2Cell02
ADMU0016I: ノードとセル間の構成を同期化します。
ADMU0018I: ノードに対して Node Agent
プロセスを立ち上げます: KURO2Node04
39
ADMU0020I: Node Agent プロセスの構成を読み取ります:
nodeagent
ADMU0022I: Node Agent の開始要求が出されました。
開始処理中です。
ADMU0030I: Node Agent の初期化は正常に完了しました。
プロセス ID: 2848
ADMU0505I: 構成でサーバーが検出されました:
ADMU0506I: サーバー名: server1
ADMU0506I: サーバー名: nodeagent
ADMU7703I: server1 に関連した Windows サービス
KURO2Node04 を登録解除しています。
ADMU9990I:
ADMU0300I: ノード KURO2Node04 が正常に
KURO2Cell02 セルに追加されました。
ADMU9990I:
ADMU0306I: 注:
ADMU0302I: スタンドアロン KURO2Cell02
構成からのセル・レベル文書が新しいセルにマイグレーションされていませ
ん。
ADMU0307I: 以下をすることもできます:
ADMU0303I: 古いセル・レベル文書からの値を使って
KURO2Cell02
デプロイメント・マネージャーで構成を更新します。
ADMU9990I:
ADMU0306I: 注:
ADMU0304I: -includeapps
が指定されなかったため、スタンドアロン・ノードでインストールされたア
プリケーションが新しいセルにインストールされませんでした。
ADMU0307I: 以下をすることもできます:
ADMU0305I: wsadmin $AdminApp
または管理コンソールを使ってアプリケーションを
KURO2Cell02
セル上にインストールしてください。
ADMU9990I:
ADMU0003I: ノード KURO2Node04 は正常に統合されました。
¾
Unix・Linux の場合
# cd <WAS のインストール・ディレクトリー>¥profiles¥<アプリケーション・サーバー・プロフ
ァイル・ディレクトリ>¥bin
# ./addNode.sh <DMGR のホスト名> <DMGR の SOAP_CONNECTOR_ADDRESS ポート
番号> -username <ユーザー名> -password <パスワード> -localusername <
ローカルマシンユーザー名> -localpassword <ローカルマシンパスワード>
* addNode コマンドの操作法に関しては、以下の InfoCenter をご参照ください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wasinfo/v6r1/index.jsp?topic=/com.ibm.web
sphere.nd.doc/info/ae/ae/rxml_addnode.html
40
10 クラスター・クラスターメンバーの作成
WAS の管理コンソールから、クラスター・クラスターメンバーを作成します
当ガイドの手順では、新規クラスターを作成し、マシン A とマシン B のアプリケーション・
サーバーをそのクラスターに属するクラスター・メンバーとして作成します。
※ クラスターを構成することで同じ J2EE アプリケーションが稼動するアプリケーション・サーバーを容
易に構成することが可能となります。また、負荷分散・フェイルオーバーなどをサポートします。
以降の手順では、デプロイメント・マネージャーとノード・エージェントが起動している必
要があります。
*マシン A のデプロイメント・マネージャーが起動していない場合は、起動してください。
(ステップ 9を参照)
*ノード・エージェントが起動していない場合は以下の手順で起動してください。
„
Windows の場合
> cd <WAS のインストール・ディレクトリー>¥profiles¥<プロファイル名>¥bin
> startNode.bat
【実行例】
C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥bin>startNode.bat
ADMU0116I: ツール情報はファイル C:¥Program
Files¥IBM¥WebSphere¥AppServer¥profiles¥AppSrv01¥logs¥nodeagent¥start
S
erver.log
に記録されています
ADMU0128I: AppSrv01
プロファイルを使用してツールを開始しています
ADMU3100I: サーバーの構成を読み取ります: nodeagent
ADMU3200I: サーバーが起動しました。 開始処理中です。
ADMU3000I: サーバー nodeagent が e-business
用にオープンされました。プロセス ID は 1648
です。
„
Unix・Linux の場合
# cd <WAS のインストール・ディレクトリー>/profiles/<プロファイル名>/bin
# ./startNode.sh
41
1.
管理コンソールを起動します。
ブラウザーから、http://<マシン A のホスト名>:<DMGR の WC_adminhost ポート
>9060/ibm/console にアクセスし管理コンソールを起動します。(管理セキュリティー
を有効に設定した場合は、SSL 通信にリダイレクトされます。)
管理セキュリティーを有効に設定した場合は、管理セキュリティーのユーザー名とパス
ワードを入力し、「ログイン」をクリックします。管理セキュリティーを無効に設定し
た場合は、任意のユーザー名を入力して「ログイン」をクリックします。
2.
管理コンソールから、「サーバー」→「クラスター」をクリックします。
3.
「新規作成」をクリックします。
42
4.
「基本クラスター情報の入力」で、
「クラスター名」を指定します。任意の名前を入力
し、「次へ」をクリックします。
5.
「最初のクラスター・メンバーの作成」で、基礎となるアプリケーション・サーバーを
指定します。当ガイドの手順では、新規にマシン A のノードにアプリケーション・サ
ーバーを作成し、それを基礎とします。
「メンバー名」に任意の名前を入力し、「ノードの選択」で「〈マシン A〉+NodeXX」
を選択し、「次へ」をクリックします。
43
6.
7.
「追加クラスター・メンバーの作成」で、クラスターに属する追加のアプリケーション・
サーバーを作成します。マシン B のノードにアプリケーション・サーバーを作成しま
す。
「メンバー名」に任意の名前を入力し、「ノードの選択」で「〈マシン B〉+NodeXX」
を選択し、「メンバーの追加」をクリックします。
メンバーが追加されたことを確認して、「次へ」をクリックします。
44
8.
「アクションの要約」を確認して「終了」をクリックします。
9.
メッセージに従って、構成を変更します。「設定」リンクをクリックします。
45
10. コンソール設定で「ノードと変更を同期化」にチェックし、「適用」をクリックします。
11. メッセージに従って、構成変更を保管します。
「保管」リンクをクリックします。
12. 「サーバー」-「クラスター」をクリックし、「Cluster」をチェックして、「始動」ボタ
ンをクリックします。(始動に数分かかります。
)
46
13. 「サーバー」-「アプリケーション・サーバー」をクリックすると、セルに存在するア
プリケーション・サーバーの状況が確認可能で
14. 以 上 で WebSphere Application Server 6.1 Network Deployment エ デ ィ シ ョ ン
Feature Pack for Web Services の新規構築が完了です。
47
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