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IBM Lotus Quickr V8.1 services for Lotus Domino 導入・設定ガイド

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IBM Lotus Quickr V8.1 services for Lotus Domino 導入・設定ガイド
IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
IBM Lotus Quickr V8.1
services for Lotus Domino
導入・設定ガイド
日本アイ・ビー・エム株式会社
ハイバリュー・ソリューション・センター
ベータワークス
2008-6-30 初版
© Copyright IBM Corporation 2008. All rights reserved.
IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
目次
1. 導入・設定ガイド概要..................................................................................................................... 4
1.1. このガイドの目的 ................................................................................................................. 4
1.2. このガイドの内容 ................................................................................................................. 4
1.3. インストール環境 ................................................................................................................. 4
1.4. インストール・メディア............................................................................................................ 5
2. Lotus Domino インストール.......................................................................................................... 7
2.1. Lotus Domino 8.0.1 インストール........................................................................................ 7
2.2. Lotus Domino 8.0.1 ランゲージパック日本語版インストール .................................................. 11
2.3. Lotus Domino サーバー・セットアップ.................................................................................. 16
3. Lotus Domino Administrator クライアント・インストール ............................................................... 23
3.1. Lotus Domino Administrator クライアント 8.0.1 インストール ............................................. 23
3.2. Lotus Domino Administrator クライアントのセットアップ ...................................................... 26
3.3. Domino ユーザー登録...................................................................................................... 29
3.4. Domino 管理者ユーザーの情報追加 .................................................................................. 35
4. Lotus Quickr 8.1 インストール.................................................................................................... 36
4.1. Lotus Quickr 8. (services for Lotus Domino) インストール .............................................. 36
4.2. Lotus Quickr インストール後の設定 .................................................................................... 40
4.3. Lotus Quickr へアクセス ................................................................................................... 43
5. Lotus Quickr セキュリティー設定 ................................................................................................. 44
5.1. ユーザー・ディレクトリーの登録 ............................................................................................. 44
5.2. アドミニストレーター・アクセス権の設定 .................................................................................. 47
5.3. スーパーユーザー・アクセス権の設定 .................................................................................... 49
5.4. シングル・サインオン(SSO)の設定 ....................................................................................... 50
6. Lotus Quickr プレースの作成 ..................................................................................................... 56
6.1. プレースの作成とメンバー登録 ............................................................................................. 56
6.2. Entry プレースの作成 ........................................................................................................ 60
7. Lotus Quickr 起動、停止........................................................................................................... 63
7.1. Lotus Quickr の起動 ........................................................................................................ 63
7.2. Lotus Quickr の停止 ........................................................................................................ 63
8. Lotus Quickr 製品情報............................................................................................................. 64
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
特記事項
z
本資料の記載内容は、できる限り正確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明示または暗黙の保証も
責任も負いかねます。
z
本資料の情報は、使用先の責任において使用されるべきものであることを、あらかじめご了承ください。
z
掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転載する事はご遠慮ください。
z
本資料をコピー等で複製することは、執筆者の承諾なしではできません。
z
この資料は単独ページでの配布、使用を禁止します。全ページをセットでご利用ください。
z
本資料の著作権は日本アイ・ビー・エム株式会社にあります。非営利目的の個人利用の場合において、自
由に使用してもかまいませんが、営利目的の使用は禁止させていただきます。
z
また、本資料に記載された製品名または会社名はそれぞれの各社の商標または登録商標です。
次のものは、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標。
IBM®, Lotus®, Lotus Notes®, Lotus Domino®, Quickr®
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国に
おける商標。
Microsoft, Windows, および Windows ロゴは Microsoft Corporation の米国およびその他の国における
商標。
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
1. 導入・設定ガイド概要
1.1. このガイドの目的
このガイドは、IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino)(以下、Lotus Quickr)をインストールす
る方法を実際の手順を通して解説します。
1.2. このガイドの内容
ここでは、Lotus Quickr を 1 台の Microsoft Windows マシン環境において最小構成にてインストールする
ことを想定し、そのためのインストール手順について説明します。具体的には、以下の流れになります。
z
Lotus Domino Server 8.0.1 インストール (Domino サーバー、Language Pack インストール)
z
Lotus Domino Administrator クライアント 8.0.1 インストール、Lotus Domino ユーザー登録
z
Lotus Quickr 8.1 (services for Lotus Domino) インストール
z
Lotus Quickr 8.1 セキュリティー設定
z
Lotus Quickr プレースの作成
Lotus Quickr (services for Lotus Domino)は、Lotus Domino(以下、Domino サーバー)上にインストール
するアプリケーションです。そのため前提となる Domino サーバーのセットアップが必要となります。
1.3. インストール環境
1.3.1. このガイドにおけるインストール環境
このガイドでは、次の環境において Lotus Quickr をインストールします。
サーバー環境
サーバーOS:
Microsoft Windows Server 2003 Enterprise Edition
サーバーホスト名:
quickr.lotus.com
前提ハードウェア、ソフトウェア
実際に Lotus Quickr をインストールするには、次の前提ハードウェア、ソフトウェアを確認してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=3264&uid=swg27009740
1.3.2. システム構成
このガイドにおける製品のインストール後は、次のようなシステム構成になります。
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1.3.3. ユーザーID・パスワード
ユーザーID/パスワードは次のものを利用します。
ユーザーの種類
ユーザーID
パスワード
備考
ローカル Quickr 管理者
ladmin
passw0rd
インストール時に必要となる
(インストール時に設定)
管理者です。インストール直
後の動作確認で利用します。
このユーザーは Quickr 内の
DB に登録されます。
Quickr 管理者
[email protected]
passw0rd
ユーザー・ディレクトリー(ここ
(Domino ディレクトリーに
では Domino ディレクトリー)に
登録されているユーザー)
登録されているユーザーで、
インストール後に Quickr の管
理者として登録し、その後
Quickr の管理で利用します。
一般ユーザー
[email protected]
passw0rd
ユーザー・ディレクトリー(ここ
[email protected]
passw0rd
では Domino ディレクトリー)に
[email protected]
passw0rd
登録されている一般ユーザー
です。
パスワードはすべて passw0rd(0 は数字のゼロ)を利用します。
1.4. インストール・メディア
Lotus Quickr のインストールに必要なインストール・メディア(ファイル)
PA(パスポート・アドバンテージ)を通して次のインストール・メディア(ファイル)を用意してください。
eAssembly(個別のモジュールをまとめたものです)からダウンロードするときには、次の Part Number を利
用してください。
Lotus Quickr Standard
Part Number
製品名
CR6I7ML
IBM Lotus Quickr 8.1 Multiplatform AP eAssembly
Lotus Quickr Entry
Part Number
製品名
CR6I7ML
IBM Lotus Quickr 8.1 Multiplatform AP eAssembly
個別のモジュールをダウンロードする場合、次の Part Number を利用してください。
クライアント用モジュール
※すでに Domino Administrator クライアントをお持ちであれば必要ありません。
Part Number
製品名
C1A7CJA
IBM Lotus Notes, Domino Designer and Admin 8.0.1 for Windows XP
and Vista Japanese
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サーバー用モジュール
Part Number
製品名
C18XPEN
IBM Lotus Domino Server 8.0.1 for Windows 2003 English
C1A3JJA
IBM Lotus Domino 8.0.1 Language Pack for Windows 2003 and System
i Japanese
C1CH5JA
IBM Lotus Quickr 8.1 services for Lotus Domino Windows Japanese
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2. Lotus Domino インストール
Lotus Quickr のプラットフォームとなる Domino サーバーをインストールします。Lotus Quickr はこの
Domino サーバー上で稼動するアプリケーションになります。ここでは、Domino サーバーのインストールと
セットアップの手順を説明します。
z
Lotus Domino 8.0.1 英語版インストール
z
Lotus Domino ランゲージパック日本語版インストール
z
Lotus Domino サーバーのセットアップ
2.1. Lotus Domino 8.0.1 インストール
__ 1. Domino Server 8.0.1 英語版をインストールします。次のインストール・モジュールを実行してください。
C18XPEN.exe
__ 2. “Location to Save Files” の画面では、展開するファイルの場所を指定して、「Next」をクリックしてくださ
い。ここでは、デフォルトのまま次の設定を利用します。
Save files in folder:
C:¥Temp¥Lotus Domino
ファイルの展開にしばらく時間がかかります.
__ 3. “Welcome to the InstallShield Wizard for Lotus Domino” の画面では、「Next」をクリックしてください。
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__ 4. “ソフトウェア・ライセンス情報” の画面では、“プログラムのご使用条件” を読んで、「使用条件の条項
に同意します。」を選択して、「Next」をクリックしてください。
__ 5. “Program Files Directory Name” の画面では、次の指定をして、「Next」をクリックしてください。
Program Files Directory Name:
C:¥Lotus¥Domino (デフォルトから変更します)
※ デフォルトのディレクトリーでも問題ありません。ここでは、インストール後にディレクトリーへのアクセスが
容易なように短いファイルパスを利用します。
Install Domino Partitioned servers:
チェックなし
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__ 6. “Data Files Directory Name” の画面では、次の指定をして、「Next」をクリックしてください。
Data Files Directory Name:
C:¥Lotus¥Domino¥data
__ 7. “setup type” の画面では、次の選択をして、「Next」をクリックしてください。
Domino Enterprise Server (デフォルト)
__ 8. これまで指定した内容を確認して、「Next」をクリックしてください。インストールが始まります。約 3-4 分
かかります。
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__ 9. インストールが始まります。
__ 10. インストールが成功したことを確認して、「Finish」をクリックしてください。
__ 11. Windows 環境の場合、Domino サーバーは Windows のサービスで自動起動になります。ここでは、そ
の設定を変更します。スタート > プログラム > 管理ツール > サービス からサービスの画面を開き、
「Lotus Domino Server」のプロパティーで次の設定を行ってください。
スタートアップの種類:
手動
これで Domino サーバー(英語版)がインストールされました。続いて、Lotus Domino ランゲージパック日本
語版をインストールします。
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2.2. Lotus Domino 8.0.1 ランゲージパック日本語版インストール
ここでは、日本語で Domino サーバーを利用するためにランゲージパック日本語版をインストールします。
Domino サーバーでは、英語版のままでも入力するデータなどは日本語の取り扱いは問題なく行えますが、
データベースのメニュー等の項目は英語となります。ランゲージパック日本語版をインストールすることで、
データベースのメニュー等の項目を日本語で表示することが出来ます。
__ 1. Lotus Domino 8.0.1 ランゲージパック日本語版をインストールします。次のインストール・モジュールを
実行してください。
C1A3JJA.exe
__ 2. “Domino 8.0.1 LP Japanese 版 InstallShield Wizard へようこそ” の画面では、「次へ」をクリックしてく
ださい。
__ 3. “ファイルを保存する場所” の画面では、ファイルを保存するフォルダを指定して、「次へ」をクリックして
ください。ここでは、次のように指定します。
C:¥TEMP¥LanguagePack
__ 4. “Readme.txt” のファイルが開きますが、閉じてください。
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__ 5. ファイルを保存したフォルダから、Lotus Domino ランゲージパック日本語版の次のインストール・モ
ジュールを実行してください。
DomLP801_W32.EXE
__ 6. “ウィザードで使用する言語” の画面では、「日本語」を選択して、「了解」をクリックしてください。
__ 7. “IBM Lotus Domino Server Language Pack インストーラーへようこそ” の画面では、「次へ」をクリックし
てください。
__ 8. “ソフトウェア・ライセンス情報” の画面では、“プログラムのご使用条件” を読んで、「使用条件の条項
に同意します。」を選択して、「次へ」をクリックしてください。
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__ 9. “Lotus Domino Server プログラムディレクトリー” の画面では、先ほど Domino サーバーをインストー
ルしたディレクトリーが自動的に指定されます。内容を確認して、「次へ」をクリックしてください。
__ 10. “英語版 Lotus Domino Server をインストールしますか?” の画面では、すでに適切なバージョンの
Domino サーバーがインストールされているので、「いいえ」を選択して、「次へ」をクリックしてください。
__ 11. “ランゲージパックの種類の選択” の画面では、次の選択がされていることを確認して、「次へ」をクリッ
クしてください。
32 ビット Lotus Domino Server 用ランゲージパックのインストール (デフォルト)
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__ 12. “Lotus Domino Server プログラム、および、データディレクトリ” の画面では、自動的にプログラム、お
よび、データディレクトリが検出され指定されます。内容を確認して、「次へ」をクリックしてください。
__ 13. “ランゲージパックのインストールタイプ” の画面では、次の選択をして、「次へ」をクリックしてください。
ランゲージパックの置き換え
__ 14. “Lotus Domino Server の確認” の画面では、インストール済みの Domino サーバーのバージョンが正
しく認識されたことを確認して、「次へ」をクリックしてください。
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__ 15. “ランゲージパックの選択” の画面では、「日本語」を選択して、「次へ」をクリックしてください。(複数の
ランゲージパックが入っているインストール・モジュールでは複数の言語が選択肢に表れます。)
__ 16. これまで指定した内容を確認して、「次へ」をクリックしてください。
インストールがはじまります。
__ 17. ランゲージパックのインストールが成功したことを確認して、「終了」をクリックしてください。
これで、Domino ランゲージパック日本語版のインストールは終了です。続いて、Domino サーバーのセット
アップを行います。
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2.3. Lotus Domino サーバー・セットアップ
ここでは、Domino サーバーを “最初のサーバーかスタンドアロンサーバー” としてセットアップする手順を
紹介します。既存の Domino ドメインに “追加のサーバー” として登録する場合は、お手持ちの “Lotus
Domino Administrator ヘルプ” を参照してサーバー文書を作成しセットアップしてください。
__ 1. Windows のディスクトップに作成された “Lotus Domino Server” のアイコンをクリックして、Domino
サーバーを起動してください。最初に起動したときは、Domino サーバーのセットアップ・ウィザードが開
きます。
__ 2. “起動時のオプションの選択” の画面では、環境に応じて設定してください。ここでは、次の選択を行い
ます。「OK」をクリックしてください。
“Start Domino as regular application”:
選択
“Don’t ask me again”:
チェックを付ける
__ 3. “Domino Server Setup へようこそ” の画面では、「Next」をクリックしてください。
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__ 4. “最初のサーバーか追加のサーバーかの選択” の画面では、次の選択をして、「Next」をクリックしてく
ださい。
“最初のサーバーかスタンドアロンサーバーのセットアップ”
__ 5. “サーバー名とタイトル” の画面では、サーバー名とタイトルを指定して、「Next」をクリックしてください。
ここでは、次のように指定します。
サーバー名:
Quickr
サーバータイトル:
Quickr サーバー
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__ 6. “組織名” の画面では、組織名、組織認証者パスワードを指定して、「Next」をクリックしてください。ここ
では、次のように指定します。(追加の組織の設定を行う場合は、「カスタマイズ」をクリックして設定して
ください。)
組織名:
Lotus
組織認証者パスワード:
passw0rd
__ 7. “Domino ドメイン名の指定” の画面では、ドメイン名を指定して、「Next」をクリックしてください。ここでは、
次のように組織名と同じ名前を利用します。
Domino ドメイン名:
Lotus
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__ 8. “管理者名とパスワードの指定” の画面では、管理者の情報を指定して、「Next」をクリックしてください。
ここでは、次のように指定します。
名:
Quickr
性:
Admin
管理者パスワード:
passw0rd (0 は数字のゼロ)
ローカルに ID ファイルのコピーを保存する:
必要に応じてチェックを入れてください。
(ここでは、C:¥Lotus¥Domino¥data¥qadmin.id で保存します)
__ 9. “インターネットサービスの設定” の画面では、次のように Quickr で必要となるインターネットサービスを
選択して、「Next」をクリックしてください。(他のサービスを設定する場合は、「カスタマイズ」をクリックし
て設定してください。)
Web ブラウザ(HTTP services):
チェックをつける
インターネットメールクライアント(SMTP, POP3, IMAP services):
チェックをつける
ディレクトリサービス(LDAP services) :
チェックを外す
このガイドでは、Lotus Quickr の認証に Domino ディレクトリーを使用します。LDAP ディレクトリーとして認
証する場合は、“ディレクトリサービス(LDAP services)” にチェックをつけてください。認証に関しては、5.
Lotus Quickr セキュリティー設定 を参照してください。
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__ 10. “Domino ネットワーク設定” の画面では、「カスタマイズ」をクリックしてください。
__ 11. “ネットワークの詳細設定” の画面では、次のように設定して、「OK」をクリックしてください。
TCP/IP:
チェックを付ける(デフォルト)
NetBIOS over TCP/IP:
チェックを外す
Domino サーバーのインターネットホスト名:
quickr.lotus.com(自動検出されたものが表示されます)
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__ 12. 先ほどの “Domino ネットワーク設定” の画面に戻ったら、設定内容を確認して、「Next」をクリックして
ください。
__ 13. “Domino サーバーのセキュリティ” の画面では、デフォルトのままの選択で、「Next」をクリックしてくだ
さい。
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__ 14. “Server Setup のオプションの確認” の画面では、これまでの選択を確認して、「Setup」をクリックしてく
ださい。
__ 15. “セットアップの完了” の画面では、セットアップが成功したことを確認して、「Finish」をクリックしてくださ
い。
これで、Domino サーバーのセットアップは終了です。続いて、Lotus Domino Administrator クライアントの
インストールとユーザーの登録を行います。
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3. Lotus Domino Administrator クライアント・インストール
ここでは、Domino サーバーを管理するために Lotus Domino Administrator クライアント 8.0.1 日本語版を
インストールします。Domino Administrator クライアントは、Domino ユーザーの登録や Lotus Quickr イン
ストール後に必要な Domino サーバーの設定で利用します。
3.1. Lotus Domino Administrator クライアント 8.0.1 インストール
__ 1. Lotus Domino Administrator クライアント 8.0.1 日本語版をインストールします。次のインストール・モ
ジュールを実行してください。
C1A7CJA.exe
__ 2. “ファイルの保存場所” の画面では、ファイルを保存するフォルダを指定して、「次へ」をクリックしてくださ
い。ここでは、次のように指定します。
ファイルを保存するフォルダ:
C:¥TEMP¥AdminClient
ファイルの解凍が終わると自動でインストーラーが起動します。
__ 3. “Lotus Notes 8.0.1 ja 用の InstallShield ウィザードへようこそ” の画面で、「次へ」をクリックしてくださ
い。
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__ 4. “使用許諾契約” の画面で、“プログラムのご使用条件” を読んで、「使用許諾契約の条項に同意しま
す」を選択して、「次へ」をクリックしてください。
__ 5. “ユーザー情報” の画面で、「ユーザー名」、「所属」を指定して、「次へ」をクリックしてください。
__ 6. “インストールパスの選択” の画面で、次の指定をして、「次へ」をクリックしてください。(デフォルトの
インストールパスでも問題ありません。ここでは、Domino サーバーのインストールパスに合わせていま
す。)
プログラムファイル:
C:¥Lotus¥Notes¥
データファイル:
C:¥Lotus¥Notes¥Data¥
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__ 7. “カスタムセットアップ” の画面で、次の選択をして、「次へ」をクリックしてください
Domino Administrator:
この機能をローカルのハードディスクドライブにインストールします。
他の機能は必要に応じてインストールのオプションを選択してください。
__ 8. “プログラムをインストールする準備ができました” の画面で、次の指定をして、「インストール」をクリック
してください。
Notes を常時使用するメールクライアントにする:
チェックする(デフォルト)
__ 9. インストールが成功したことを確認して、「完了」をクリックしてください。
これで、Lotus Notes Administrator クライアント 8.0.1 日本語版のインストールは終了です。続いて、Lotus
Domino Administrator クライアントのセットアップを行います。
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3.2. Lotus Domino Administrator クライアントのセットアップ
Lotus Notes クライアント、Domino Administrator クライアントを始めて使用するときは、Domino サーバー
との接続を行うなどのセットアップが必要となります。ここでは、Domino Administrator クライアントのセット
アップを行います。
__ 1. Domino Administrator クライアントをセットアップするために Domino サーバーを起動します。
Windows のディスクトップにある次の “Lotus Domino Server” のアイコンをクリックして、Domino サー
バーを起動してください。
__ 2. Domino サーバーが起動します。最初の起動の場合、多少時間がかかります。
__ 3. Domino Administrator クライアントを起動します。Windows のディスクトップにある次の “Domino
Admin 8” のアイコンをクリックして、Domino Administrator クライアントを起動してください。
__ 4. “ようこそ” の画面で、「次へ」をクリックしてください。
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__ 5. “ユーザー情報” の画面で、Domino サーバーのセットアップ時に指定した次の設定を入力して、「次へ」
をクリックしてください。
ユーザー名:
Quickr Admin
Lotus Domino Server 名:
Quickr/Lotus
Lotus Domino Server へ接続する: チェックをつける(デフォルト)
__ 6. “パスワード” の画面で、Domino サーバーのセットアップ時に指定した次のパスワードを入力して、
「OK」をクリックしてください。
パスワード:
passw0rd
__ 7. “Instant Messaging のセットアップ” の画面で、次の指定をして、「次へ」をクリックしてください。
Instant Messaging をセットアップする:
チェックを外す
__ 8. “追加のサービス” の画面で、何も選択せずに、「完了」をクリックしてください。(必要に応じて設定してく
ださい。)
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__ 9. セットアップの完了を確認して、「OK」をクリックしてください。
__ 10. Domino Administrator クライアントが起動します。
これで、Domino Administrator クライアントのセットアップは終了です。続いて、Domino ユーザーの登録を
行います。
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3.3. Domino ユーザー登録
始めに Lotus Quickr におけるユーザー登録方法について説明します。Lotus Quickr でプレースにメンバー
を登録するときに次の 2 種類のユーザーが利用できます。
プレース毎に登録するローカル・ユーザー
プレース毎にユーザー名、パスワードを登録します。各々のプレースの所有者(管理者)が個別に
ユーザー管理を行います。利点としては、LDAP や Domino に登録されていないユーザーでもすぐに
そのプレースのユーザーとして登録が可能です。しかし、実際は同じユーザーでもプレース毎に違
うユーザー名であったり、自分のプレースの一覧表示が出来なかったりします。
ユーザー・ディレクトリーに登録された外部ユーザー
Lotus Quickr のプレースのユーザー登録時に LDAP ディレクトリーや Domino ディレクトリーが使用
できます。利点としては、自分のプレースの一覧表示や、グループ登録、シングル・サインオン
(SSO)、Sametime との連携などが可能となります。ユーザーの管理は LDAP ディレクトリーや
Domino ディレクトリーで行います。
Lotus Quickr では、次の組み合わせがサポートされています。
z
ローカル・ユーザーのみ
z
外部ユーザーのみ
z
ローカル・ユーザーと外部ユーザーの両方
プレースのメンバーに外部ユーザーを登録するには、ユーザー・ディレクトリー(LDAP ディレクトリーや
Domino ディレクトリー)を使用する設定を行う必要があります。
このガイドでは、外部ユーザーとして Domino ディレクトリーを使用する設定を行います。ここでは、そのた
めに Domino ディレクトリーでユーザー登録を行います。
__ 1. Domino Administrator クライアントで、“LOTUS ドメイン” タブ > “ユーザーとグループ” タブ > ツー
ル > ユーザー> 登録をクリックしてください。
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
__ 2. “認証者の選択” の画面で、次の指定をして、「OK」をクリックしてください。
サーバー:
Quickr/Lotus
認証者 ID:
C:¥Lotus¥Domino¥data¥cert.id
__ 3. “認証者のパスワード” の画面で、次の指定をして、「ログイン」をクリックしてください。
passw0rd
パスワード:
__ 4. “認証者復旧情報の警告” の画面で、「OK」をクリックしてください。(ここでは、復旧権限は設定しません。
必要に応じて設定してください。)
__ 5. ここでは、3 人のユーザーを次の内容で登録します。
タブ
項目
ユーザー1
ユーザー2
ユーザー3
基本
名
Daisuke
Makoto
Yuko
性
Suzuki
Tanaka
Yamada
短縮名
suzuki
tanaka
yamada
パスワード
passw0rd
passw0rd
passw0rd
メールシステム
Domino Web Access
Domino Web Access
Domino Web Access
メール
メールファイル名
mail¥suzuki
mail¥tanaka
mail¥yamada
アドレス
インターネットアドレス
[email protected]
[email protected]
[email protected]
ここでは、便宜上、短縮名とメールファイル名、インターネットアドレス名が同じになうようにしています。そ
れら以外の値はデフォルトを使用します。実際のユーザー登録時は企業内のポリシーに合わせてくださ
い。
実際の登録画面は次のようになります。
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
__ a. 「基本」タブ
“詳細” にチェックを付けると左側に設定のための詳細なタブが表示されます。
メールシステム
メールシステムの変更をプルダウンのメニューから“Domino Web Access”を選択すると、次のポップ
アップが表示されます。この場合、「はい」を選択してください。「はい」を選択することで、Domino Web
Access に関するユーザー設定が行われます。
このとき、“認証者復旧情報の警告” の画面が表示されたら「OK」をクリックしてください。(ここでは、復
旧権限は設定しません。必要に応じて設定してください。)
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__ b. 「メール」タブ
メールファイル名を設定します。
__ c. 「アドレス」タブ
インターネットアドレスを設定します。1 ユーザー毎に入力が終わったら緑の「チェックマーク」ボタンをク
リックして、登録キューに追加してください。
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__ 6. すべてのユーザーが登録キューに追加されたら、「すべてを登録」をクリックしてください。Domino ディレ
クトリーにユーザーの登録が行われ、ユーザー毎のメール設定が行われます。
ユーザーの登録中は、インジケーターで表示されます。
__ 7. ユーザーの登録が完了したことを確認して、「OK」をクリックしてください。
また、“ユーザー登録” の画面も「終了」をクリックしてください。
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
__ 8. 実際に登録されたユーザーを確認します。Domino Administrator クライアントで、“LOTUS ドメイン” タ
ブ > “ユーザーとグループ” タブ > Domino ディレクトリ > Lotus’s Directory > ユーザー をク
リックしてください。
このとき、“Domino ディレクトリプロフィール” が表示されますが、デフォルトのまま「保存して閉じる」をク
リックしてください。
Domino サーバー・セットアップ時に登録した管理者以外に 3 人のユーザーが登録されています。
これで、Domino ユーザーの登録は終了です。
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3.4. Domino 管理者ユーザーの情報追加
Domino サーバーのセットアップで設定した管理者ユーザーの情報を追加します。ここでは、Domino サー
バー管理者にインターネットアドレスを設定します。この設定を行うことで、インターネット・クライアントの認
証時のユーザー名にインターネットアドレスを利用することができ、メールの送受信にインターネットアドレ
スが利用できるようになります。
__ 1. Domino Administrator クライアントで、“LOTUS ドメイン” タブ > “ユーザーとグループ” タブ から
“Quickr Admin/Lotus” ユーザー文書を開いてください。
__ 2. “ユーザーの編集” ボタンをクリックして編集モードにし、次の設定をして、“保存して閉じる”をクリックし
てください。
インターネットアドレス:
[email protected]
これで、インターネットアドレスをユーザー名に利用することができます。Domino 6 以降では、インターネッ
ト認証は、
強いセキュリティで少ない名前のバリエーション
がデフォルトとなっています。この設定では次の 4 種類のユーザー名が認証に使用可能です。
完全階層名
CN=Quickr Admin/O=Lotus
共通名
Quickr Admin
別名
ここでは設定なし
インターネットアドレス
[email protected]
このガイドでは、ユーザー認証のユーザー名に “インターネットアドレス” を利用することにします。
“短縮名(ショートネーム)” など他の名前を認証に利用するには、Domino Administrator ヘルプの “イン
ターネットクライアントの認証レベルを制御する” セクションを参照してください。
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4. Lotus Quickr 8.1 インストール
ここでは、セットアップした Domino Server 8.0.1 の環境に Lotus Quickr 8.1 のインストールを行います。そ
の後、Lotus Quickr を利用する上で必要な設定を行います。
4.1. Lotus Quickr 8. (services for Lotus Domino) インストール
__ 1. はじめに Domino Administrator クライアントが動いていれば停止してください。“ファイル” >
“Administrator の終了” を選択して停止してください。
ポップアップの確認が表示されたら、「はい」をクリックしてください。
__ 2. 次に Domino サーバーが動いて入れば停止します。Domino サーバー・コンソールで次のコマンドを実
行してください。Domino サーバーが停止します。
> quit
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__ 3. 他にも Windows アプリケーション、ならびに、port 80 番を使う Web アプリケーションが動いている場合
は停止してください。
__ 4. Lotus Quickr 8.1 をインストールします。次のインストール・モジュールを実行してください。
C1CH5JA.exe
__ 5. “IBM Lotus Quickr 版 InstallShield Wizard へようこそ” の画面で、「次へ」をクリックしてください。
__ 6. “ソフトウェア・ライセンス情報” の画面で、“プログラムのご使用条件” を読んで、「同意する」をクリック
してください。
__ 7. “Lotus Quickr セットアッププログラムへようこそ” の画面で、「次へ」をクリックしてください。
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__ 8. “インストール先フォルダ” の画面では、Domino サーバーをインストールしたディレクトリーが自動的に
選択されます。内容を確認して、「次へ」をクリックしてください。
__ 9. “Lotus Quickr Entry のインストール” の画面では、Standard 版をインストールする場合は、次の選択を
して、「次へ」をクリックしてください。
いいえ ‒ すべてのプレースの作成を許可
__ 10. これまで指定した内容を確認して、「次へ」をクリックしてください。インストールが始まります。
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__ 11. 正常にインストールされたことを確認してください。続いて、Lotus Quickr の設定を行うために、「次へ」
をクリックしてください。
__ 12. Lotus Quickr のセットアップが始まります。 “名前とパスワードの指定” の画面では、Lotus Quickr
サーバー管理者のユーザー名とパスワードを指定します。ここで登録する Lotus Quickr サーバー管理
者は、Lotus Quickr 内に直接登録されるローカル管理者です。ユーザー・ディレクトリー(LDAP ディレクト
リー、Domino ディレクトリー)を使う場合は、そこに登録されていないユーザー名を登録してください。こ
のガイドでは、後ほど Domino ディレクトリーに登録されている Quickr Admin(qadmin) を管理者として
追加します。そのため、ここではユーザー名が異なる次の指定をして、「次へ」をクリックしてください。
ユーザー名:
ladmin
パスワード:
passw0rd
__ 13. Lotus Quickr のインストールが正常に完了したことを確認して、「完了」をクリックしてください。
これで、Lotus Quickr のインストールは終了です。続いて、Lotus Quickr インストール後の設定を行いま
す。
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4.2. Lotus Quickr インストール後の設定
ここでは、Lotus Quickr インストール後に必要な設定を行います。
4.2.1. Lotus Quickr 起動
Lotus Quickr のサービスは、Lotus Quickr をインストールした Domino サーバーを起動し、HTTP タスクが
起動されると開始されます。
__ 1. Windows のディスクトップで、“Lotus Domino Server” のアイコンから、Domino サーバーを起動してく
ださい。
__ 2. “起動時のオプションの選択” の画面では、“Start Domino as regular application” を選択して、「OK」
をクリックしてください。
__ 3. このガイドの手順で Domino サーバーをインストールしている場合、Domino サーバーが起動すると
notes.ini の設定で HTTP タスクも自動で起動します。例えば、次のように notes.ini の ServerTasks に
HTTP が含まれています。
ServerTasks=Update,Replica,Router,AMgr,AdminP,CalConn,Sched,HTTP,IMAP,POP3,RnRMgr
HTTP タスクが起動したことを確認してください。
Lotus Quickr 導入後最初の起動時は通常の起動時にはないメッセージがいくつか表示されます。
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4.2.2. Domino サーブレット・エンジンの使用可能化
ここでは、Domino サーブレット・エンジンを使用出来るようにします。この設定により、プレース管理者がプ
レースの管理アクション(例えば、ロックやアンロック)を実行できるようになります。
__ 1. Domino Administrator クライアントを起動して、“設定” > “サーバー” > “すべてのサーバー文書” か
ら “Quickr/Lotus” のサーバー文書を開いて、「サーバーの編集」をクリックしてください。サーバー
文書の編集画面になります。
__ 2. サーバー文書で、“インターネットプロトコル” > “Domino Web Engine” のページを開いて、“Java
サーブレット” セクションの “Java サーブレット・サポート” で “Domino Servlet Manager” を選択
してください。
続いて、同じページで「UTF-8 文字エンコードの使用可能化」の設定を行います。このまま続けてください。
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4.2.3. UTF-8 文字エンコードの使用可能化
英語版以外の Lotus Quickr では、英語以外の言語でページ内容を表示するために UTF-8 を使用するよう
にサーバーを設定する必要があります。
__ 1. サーバー文書の “インターネットプロトコル” > “Domino Web Engine” のページで、“文字セット”
セクションの “出力に UTF-8 を使用” で、“はい” を選択してください。
__ 2. 「保存して閉じる」ボタンでサーバー文書を保存してください。
これで、Domino Administrator クライアントを使った設定は終了です。
4.2.4. Lotus Quickr 再起動
設定を有効にするために Domino サーバーを再起動します。
__ 1. Domino サーバー・コンソール上で、次のコマンドから Domino サーバーを再起動してください。
> restart server
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__ 2. HTTP タスクが起動したことを確認してください。
これで、Lotus Quickr インストール後の設定は終了です。続いて、Lotus Quickr へアクセスします。
4.3. Lotus Quickr へアクセス
ブラウザから Lotus Quickr へアクセスします。
__ 1. Windows で Internet Explore を起動して、次の URL へアクセスしてください。
http://quickr.lotus.com/LotusQuickr
__ 2. Louts Quickr のトップページです。
続いて、Lotus Quickr を利用する際に必要なセキュリティーの設定を行います。
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5. Lotus Quickr セキュリティー設定
ここでは、Lotus Quickr を利用する際に必要なセキュリティーの設定を行います。最初に企業内で利用され
るディレクトリーのユーザーが Lotus Quickr を利用できるようにユーザー・ディレクトリーの設定を行い、続
いて Lotus Quickr の管理に必要なアドミニストレーター・アクセス権、および、スーパーユーザー・アクセス
権の設定を行い、最後にシングル・サインオン(SSO)の設定を行います。
5.1. ユーザー・ディレクトリーの登録
Lotus Quickr では、3.3.で説明したようにプレースにメンバーを登録するときに次の 2 種類のユーザーが
利用できます。
z
プレース毎に登録するローカル・ユーザー
z
ユーザー・ディレクトリーに登録された外部ユーザー
Lotus Quickr におけるプレースは、それぞれが独立した 1 つの Web サイトという位置づけになるためユー
ザー管理の基本はプレース毎に行います。そのためプレース毎にアクセスするユーザーのユーザーID/パ
スワードを登録することが出来ます。これが「プレース毎に登録するローカル・ユーザー」です。ただし、この
場合、複数のプレースを利用する利用者のユーザーID/パスワードはプレース毎に異なることにもなります。
複数のプレースの利用者が同じユーザーID/パスワードを使用するには、「ユーザー・ディレクトリー」の設
定が必要になります。
ユーザー・ディレクトリーの設定を行うと、管理者やプレース所有者は、メンバーをユーザー・ディレクトリー
から選択することが出来ます。ユーザーは、シングル・サインオン(SSO)が有効であれば、再ログインするこ
となしに複数のプレースへのアクセスや Sametime との連携が可能になります。また、すべてのプレース・
ページにアクセス可能なスーパーユーザー・アクセス権の設定が行えます。
Lotus Quickr では、外部のユーザー・ディレクトリーとして次の 2 種類のディレクトリーがサポートされており、
それぞれ次のような特徴があります。
z Domino ディレクトリー
ユーザー認証に Lotus Quickr のプラットフォームである Domino サーバーを利用します。Domino サー
バーがサポートする認証方法やディレクトリアシスタントを用いた複数ディレクトリーが利用可能です。
z LDAP ディレクトリー
ユーザー認証に LDAP サーバーを利用します。この場合、ユーザーはユーザーID とパスワードによる
認証がサポートされます。ユーザー認証時に Domino サーバーを LDAP サーバーとして利用する場合
は、こちらの設定になります。
ユーザー・ディレクトリーの設定は途中で変更することも出来ますが1つだけ注意が必要です。LDAP ディレ
クトリーを使用後に、Domino ディレクトリーに変更することは出来ますが、その逆の Domino ディレクトリー
から LDAP ディレクトリーへ変更は行えません。ただし、途中でディレクトリーを変更することは通常ないため
最初の設定時にどちらかのディレクトリーを利用するか決める必要があります。
ここでは、Lotus Quickr がインストールされている Domino サーバーの Domino ディレクトリーを利用する方
法を説明します。
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5.1.1. Domino ディレクトリーの登録
__ 1. Lotus Quickr の画面で “ログイン” をクリックして、インストール時に設定した次の管理者でログインし
てください。(このユーザーID は、Lotus Quickr に登録されているローカルなユーザー(管理者ユー
ザー)になります。)
ユーザーID/パスワード:
ladmin/passw0rd (0 は数字のゼロ)
__ 2. “ladmin” でログインしたことが分かります。“サイトの管理” > “ユーザーディレクトリ” > “ディレクトリ
サービスの変更” の順に選択してください。
__ 3. “ディレクトリサービスの変更” の設定の画面では、次の選択をして、「次へ」をクリックしてください。
形式:
Domino Server
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__ 4. “ディレクトリサービスの変更” の設定の画面では、次の設定をして、「次へ」をクリックしてください。
新しいユーザーの作成方法:
選択されたディレクトリに登録されている既存のユーザーから選択する
ここでは、“選択されたディレクトリに登録されている既存のユーザーから選択する” を選択するので、プ
レースに登録できるメンバーは、Domino ディレクトリーのユーザーのみとなります。デフォルトの “管理者
が、各プレースにユーザーを作成する” を選択した場合は、新規にユーザーを作成することも Domino
ディレクトリーからユーザーを選択することも両方可能です。また、この設定は途中で変更することも出来ま
す。
__ 5. “ディレクトリサービス” の画面で、ディレクトリサービスが設定されたことを確認してください。
同じ要領で、LDAP ディレクトリーをユーザー・ディレクトリーとして設定することも可能です。
これで、ユーザー・ディレクトリーの設定は終了です。
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5.2. アドミニストレーター・アクセス権の設定
ユーザー・ディレクトリーにある外部ユーザーLotus Quickr の管理者として登録します。管理者に登録され
たユーザーは次のことを行うことができます。
z
新規プレースの作成
z
新規プレースを作成できるユーザーの指定
z
サーバー設定の変更
z
プレースの削除
z
プレースタイプの作成/削除
__ 1. “サイトの管理” > “ルームのセキュリティ” の画面を開いてください。すでに ladmin が登録されてい
るのが確認できます。新たに LDAP ディレクトリーあるユーザーを管理者として追加するために “この
サーバーの管理者を設定します” で、「追加」をクリックしてください。
__ 2. “ディレクトリ” をクリックして、“メンバーの追加” の画面を表示します。“Q” を選択して表示された次の
ユーザーにチェック付け、「追加」をクリックしてください。
Quickr Admin(CN=Quickr Admin/O=Lotus)
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“追加されたメンバー” のポップアップでは、ユーザー名を確認して、「OK」をクリックしてください。
“メンバーの追加” の画面は、「閉じる」 をクリックして、閉じてください。
__ 3. “サーバーのセキュリティ: アクセス権の追加” の画面で、管理者が追加されたことを確認して、「次へ」
をクリックしてください。
__ 4. “セキュリティ” の画面で、サーバーの管理者に登録されたことを確認してください。
これで、Lotus Quickr の管理が、Domino ディレクトリーに登録されているユーザー“Quickr Admin” で行え
るようになりました。また、この画面では、同じ要領で “新規プレースを作成できるユーザー” の登録も行
えます。ここでは、デフォルトのまま “このサーバーにアクセス可能なユーザーすべて” にしておきます。
これで、アドミニストレーター・アクセス権の設定は終了です。続いて、スーパーユーザー・アクセス権の設
定を行います。
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5.3. スーパーユーザー・アクセス権の設定
スーパーユーザー・アクセス権の設定を行うと、プレースの作成、サイトの管理以外にもすべてのプレース
内において明示的にユーザーとして登録されていなくても、
z
ページの編集
z
カスタマイズ
z
メンバーシップの変更
ができるようになります。スーパーユーザー・アクセス権の設定方法は次の 2 種類あります。どちらかで設
定してください。
5.3.1. Domino グループによる指定
Domino ディレクトリーを利用している場合のみ設定できます。
QuickPlaceAdministratorsSUGroup グループを作成し、スーパーユーザーのユーザーID を登録します。
__ 1. Domino Administrator クライアントで、“ユーザーとグループ” > “グループ” のビューを開いて “グ
ループの追加” ボタンをクリックして、次の内容でグループを作成してください。
グループ名:
QuickPlaceAdministratorsSUGroup
メンバー:
Quickr Admin/Lotus
5.3.2. qpconfig.xml による指定
LDAP ディレクトリー、Domino ディレクトリーどちらの場合でも設定できます。
__ 1. C:¥Lotus¥Domino¥data ディレクトリーに移動して、qpconfig_sample.xml をコピーして、
qpconfig.xml ファイルを作成してください。
__ 2. C:¥Lotus¥Domino¥Data ディレクトリーにある次のファイルをテキスト・エディターで開いてください。
qpconfig.xml
__ 3. super_user タグの前後にある次のコメントアウトを行っている行を削除してください。
__ 4. ファイルの中身を次のように編集して、保存します。
<super_user enabled="true">
<dn>CN=Quickr Admin/O=Lotus</dn>
</super_user>
__ 5. Domino サーバー・コンソール上で、次のコマンドから HTTP タスクを再起動してください。
> restart task http
これで、スーパーユーザー・アクセス権の設定は終了です。続いて、シングル・サインオン(SSO)の設定を
行います。
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5.4. シングル・サインオン(SSO)の設定
Lotus Quickr でユーザー・ディレクトリーを利用する設定を行い、シングル・サインオン(SSO)による認証の
設定を行うと再ログインすることなく複数プレースへのアクセスが可能となります。シングル・サインオンの
設定は次の流れで行います。
1) Web SSO 設定文書の作成
ドメイン全体での設定
2) シングル・サインオンを使用可能にする設定
各サーバーで設定
3) Domino Web サーバー設定データベース
Lotus Quickr の Domino サーバー固有の設定
4) notes.ini の設定
Lotus Quickr の Domino サーバー固有の設定
5) Domino サーバー再起動
各サーバーで実施
5.4.1. Web SSO 設定文書の作成
__ 1. Domino Administrator クライアントで、“設定” > “サーバー” > “すべてのサーバー文書” から
“Quickr/Lotus” のサーバー文書を開いて、アクション・バーから “Web の作成” > “SSO 設定” を
選択してください。
__ 2. “Web SSO 設定先” の画面では、アクション・バーから “キー” > “Domino SSO キーの作成” を選択
してください。
Domino SSO キーが作成されたら、「OK」をクリックしてください。
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__ 3. “Web SSO 設定先” の画面では、次の指定をして、「保存して閉じる」をクリックしてください。
トークン設定
設定名:
LtpaToken
(デフォルトのままこの値を使用)
組織:
ブランク
(デフォルのまま)
DNS ドメイン:
lotus.com
LTPA トークンのマップ名:
無効
(デフォルのまま)
参加するサーバー
Domino Server 名:
Quickr/Lotus
トークン終了
期限:
480
アイドル状態のセッションのタイムアウト:
有効にチェックを入れる
最小時間:
30
(この設定の場合、SSO は 480 分間有効で、アイドル状態が 30 分超えると無効になります)
これで、Web SSO 構成文書の作成は終了です。
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5.4.2. シングル・サインオンを使用可能にする設定
“シングル・サインオンを使用可能にする設定” は、シングル・サインオンが必要なサーバーのサーバー文
書で行います。
__ 1. Domino Administrator クライアントで、“LOUTS ドメイン” タブ > “設定” > “サーバー” > “すべての
サーバー文書” から “Quickr/Lotus” のサーバー文書を開いて、「サーバーの編集」をクリックしてく
ださい。サーバー文書の編集画面になります。
__ 2. “ポート” > “インターネットポート” で画面をスクロールし “Web” タブの “Web(HTTP/HTTPS)”
セクションで、次の指定を確認してください。デフォルトでは設定されています。
認証オプション
名前とパスワード:
はい (デフォルト)
文書の保存はまだ行わずに次のステップを続けてください。
__ 3. 続いて、“インターネットプロトコル” > “Domino Web Engine” タブを開いて、“HTTP セッション” で
次の指定をしてください。設定後は、「保存して閉じる」をクリックして保存してください。
セッション認証:
複数サーバー (SSO)
Web SSO 設定:
LtpaToken
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5.4.3. Domino Web サーバー設定データベースの設定
ここでは、ログインのフォームを変更するために “Domino Web サーバー設定データベース” の設定を行
います。
__ 1. デフォルトでは、“Domino Web サーバー設定データベース” は存在していないので、“Domino
Web サーバー設定” データベースを作成します。Domino Administrator クライアントで、“ファイル” >
“アプリケーション” > “作成” を選択してください。
__ 2. “データベースの作成” の画面で、次の指定をして、「OK」をクリックしてください。
新規データベース名と場所の指定
サーバー:
Quickr/Lotus
データベース名:
Domino Web サーバー設定
ファイル名:
domcfg.nsf
(必ず、このファイル名にしてください)
新規データベースのテンプレートの指定
サーバー:
Quickr/Lotus
テンプレート:
[Lotus Domino Web サーバーの設定(8)] (domcfg5.ntf) を選択
詳細テンプレートの表示: チェックを入れる
(テンプレートがリストに表示されます)
“Domino Web サーバー設定” データベースが作成され、データベースがオープンします。
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__ 3. 続いて、“Domino Web サーバー設定” データベースで設定を行います。“サインインフォームマッピン
グ” のビューで、「マッピングの追加」をクリックしてください。
__ 4. ” [サインイン]フォームマッピング” の設定画面で、次の指定をしてください。
サイト情報
適用:
すべての Web サイト/サーバー
フォームのマッピング
目的のデータベース:
LotusQuickr/resources.nsf
目的のフォーム:
QuickPlaceLoginForm
__ 5. 「保存して閉じる」をクリックして、データベースも閉じてください。
5.4.4. notes.ini の設定
シングル・サインオン(SSO)を行う Quickr/Lotus サーバーで notes.ini の編集を行います。
__ 1. C:¥Lotus¥Domino ディレクトリーにある notes.ini をテキスト・エディターで開いて、次の 1 行を追加し
てください。追加するときに最後の行には必ず改行を入れてください。
NoWebFileSystemACLs=1
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5.4.5. Domino サーバー再起動
設定を変更したので、各 Domino サーバーで再起動を行います。
__ 1. Domino サーバー・コンソール上で、次のコマンドから Domino サーバーを再起動してください。
> restart server
これで、シングル・サインオン(SSO)の設定は終了です。
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6. Lotus Quickr プレースの作成
ここでは、実際に Lotus Quickr で
z
一般ユーザーによるプレースの作成とメンバー登録
z
Lotus Quickr 管理者による Entry プレースの作成
を行います。
6.1. プレースの作成とメンバー登録
__ 1. ブラウザを起動して、次の URL へアクセスしてください。
http://quickr.lotus.com/LotusQuickr
__ 2. Lotus Quickr の画面で “ログイン” をクリックして、次の LDAP 上のユーザーでログインしてください。
ユーザーID:
[email protected]
パスワード:
passw0rd (0 は数字のゼロ)
また、5.1.1.の時のログイン画面と比較してください。ベーシック認証だったのが、シングル・サインオン
の設定で指定した Lotus Quickr 用のフォームによるフォーム認証に変更されています。
__ 3. “Daisuke Suzuki” でログインしたことが確認できます。“マイプレース” の画面では、「新規プレースの
作成」をクリックしてください。
__ 4. プレースのタイプを選択します。「チーム向けの標準的なプレース」をクリックしてください。
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__ 5. “新規プレースの作成” の画面では、次の指定をして、「作成」をクリックしてください。
プレースに名前を付ける:
プロジェクト A
プレースの説明:
プロジェクト A チームのプレースです
プレースの永続 URL:
project-a
ユーザー名:
[email protected]
パスワード:
passw0rd (0 は数字のゼロ)
(必ずアルファベットを利用してください)
__ 6. “新しいプレースができました” の画面で、プレース名の「プロジェクト A」か、URL をクリックしてください。
__ 7. Internet Explore で、最初にアクセスする時は、ActiveX コントロールのインストールが必要です。だだし、
このハンズオンの環境では、前の Lab で Lotus Quickr にアクセスしているので Internet Explore にはす
でにインストールされています。次のステップへ進んでください。
“情報バー” の画面では、「OK」をクリックしてください。
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
Lotus Quickr 用に “ActiveX コントロール” をインストールしてください。
“セキュリティの警告” の画面では、「インストールする」をクリックしてください。
__ 8. “プロジェクト A” のトップページです。
__ 9. “メンバー管理” の画面で、“メンバーの追加…” をクリックしてください。
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__ 10. “作成者” タブで、“M” と入力すると候補がリストされるので、次の名前を選択して、「OK」をクリックし
てください。
Makoto Tanaka/Lotus (CN=Makoto Tanaka/O=Lotus)
__ 11. 作成者として、ユーザーが追加されます。
同じ要領で、“Yuko Yamada/Lotus (CN=Yuko Yamada/O=Lotus)” も追加してみてください。
__ 12. “マイプレース” タブをクリックしてください。今、作成した “プロジェクト A” プレースがリストされます。
これで、プレースの作成とメンバー登録は終了です。続いて、Entry プレースの作成を行います。
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6.2. Entry プレースの作成
Lotus Quickr Entry を利用するには、システム管理者が qptool を実行して、サーバー上にユーザー毎に
Entry プレースを作成する必要があります。ユーザーが自分で Entry プレースを作成することはできま
せん。
6.2.1. Entry プレース - ユーザー単位での個別登録
__ 1. ここでは、ユーザーID:suzuki の Entry プレースを作成します。ユーザー毎にプレースを作る場合は、
Domino サーバー・コンソールで、次のコマンドを実行してください。Entry プレースを作成するときは、“-e
e-mail address” が必須のオプションとなります。
load qptool createentryplace -e [email protected]
__ 2. ユーザーID/パスワード: [email protected]/passw0rd でログインして、“ファイル” をクリックしてくださ
い。
__ 3. “マイファイル” をクリックしてください。
__ 4. ユーザーID:[email protected] の Entry プレースです。
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IBM Lotus Quickr V8.1 (services for Lotus Domino) 導入・設定ガイド
6.2.2. Entry プレース - XML ファイルによる複数登録
__ 1. 今度は、複数のユーザーの Entry プレースを作成します。複数のユーザーの Entry プレースを作成する
には、ユーザー情報を記載した XML ファイルを用意します。XML ファイルは次の形式になります。ユー
ザーの属性で必要となるものは e-maill アドレスです。
<?xml version="1.0" ?>
<service>
<servers>
<server>
<hostname>quickr.lotus.com</hostname>
<places>
<place><email>[email protected]</email></place>
<place><email>[email protected]</email></place>
</places>
</server>
</servers>
</service>
ここでは、次のファイルでこの XML ファイルを作成します。
C:¥Temp¥entry_users.xml
__ 2. Domino サーバー・コンソールで、次のコマンドを実行してください。
load qptool createentryplace -i C:¥Temp¥entry_users.xml
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__ 3. 管理者ユーザーID:[email protected]/passw0rd でログインして、“プレースの管理” からプレースの
一覧を表示してください。これまでのプレースに加えて、ここで作成した Entry プレースが表示されます。
Entry プレースもポリシーの割り当てなどが行え、通常のプレースと同様に管理することが出来ます。
これで、Entry プレースの作成は終了です。
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7. Lotus Quickr 起動、停止
ここでは、すでに本文中にも記載がありますが、Lotus Quickr の起動、停止の方法について紹介します。
7.1. Lotus Quickr の起動
__ 1. このガイドの手順で Domino サーバーをインストールしている場合、Domino サーバーを起動すると
notes.ini の設定で HTTP タスクも自動で起動します。これは、notes.ini で、ServerTasks に HTTP が含
まれています。
ServerTasks=Update,Replica,Router,AMgr,AdminP,CalConn,Sched,HTTP,IMAP,POP3,RnRMgr
Domino サーバーを起動した場合、HTTP タスクが起動したことを確認します。
__ 2. Lotus Quickr のサービスだけ起動、停止を行う場合は、HTTP タスクの起動、停止を行います。Domino
サーバー・コンソール上で、次のコマンドから HTTP タスクの起動、停止を行います。
HTTP タスク起動:
> load http
HTTP タスク停止:
> tell http quit
HTTP タスク再起動:
> tell http restart
ここでは、HTTP タスクが起動しているので、HTTP タスクの再起動を行ってみてください。
Domino サーバーの起動時と同じ HTTP タスクの起動のメッセージが表示されます。
7.2. Lotus Quickr の停止
__ 1. Lotus Quickr のサービスを停止するには、Domino サーバーを停止します。Domino サーバー・コンソー
ルで次のコマンドを実行してください。
Domino サーバー停止:
> quit
以上で、Lotus Quickr (services for Lotus Domino) の導入と設定は終了です。
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8. Lotus Quickr 製品情報
Lotus Quickr の製品情報は以下の URL 先も合わせて参考にしてください。
Lotus Quickr 8.0/8.1 Information Center
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/lqkrhelp/v8r0/index.jsp
日本語情報
Lotus Quickr 製品情報
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/products/quickr
Lotus Quickr 技術情報
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/products/quickr8index.html
developerWorks Lotus Japan
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer
英語情報
Lotus Quickr 製品情報(英語)
http://www.ibm.com/lotus/quickr
Lotus Quickr 技術情報(英語)
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/products/quickr
Lotus Quickr サポート情報(英語)
http://www.ibm.com/software/lotus/products/quickr/support
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