「Lotus Notes/DominoアプリケーションWeb対応セミナー」 WebSphere Portalで実現する Lotus Notes/Dominoアプリのポータル化 IBM Software Group
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「Lotus Notes/DominoアプリケーションWeb対応セミナー」 WebSphere Portalで実現する Lotus Notes/Dominoアプリのポータル化 IBM Software Group
® IBM Software Group 「Lotus Notes/DominoアプリケーションWeb対応セミナー」 WebSphere Portalで実現する Lotus Notes/Dominoアプリのポータル化 2006年8月 日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 © 2006 IBM Corporation IBM Software Group | Lotus software 特記事項 本資料の記載内容は、正式な IBM のテストやレビューを受けておりません。内 容について、できる限り正確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明示ま たは暗黙の保証も責任も負いかねます。本資料の情報は、使用先の責任におい て使用されるべきものであることを、あらかじめご了承ください。 掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転載 する事はご遠慮ください。 本資料の著作権は日本アイ・ビー・エムにあります。非営利目的の個人利用の 場合において、自由に使用してもかまいませんが、営利目的の使用は禁止させ ていただきます。 IBM WebSphereは IBM Corporation の商標。Lotus、Lotus Domino、Lotus Notesは IBM-Lotus の商標。 その他、記載された社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標 です。 2 IBM Software Group | Lotus software アジェンダ Lotus NotesクライアントとWebブラウザの併用・・・ Lotus Notes/Dominoアプリケーションのポータル化の方法 参考資料 『WebSphere PortalへのLotus Dominoアプリケーションのポータル化』 統合手法(ポートレット・パターン) WebSphere Portal同梱ポートレットの紹介 ポートレット連携 シングル・サインオン(SSO) 3 IBM Software Group | Lotus software 例えば、Lotus Notes/Dominoを利用する場合で比較すると 1)Lotus Dominoアプリケーションの全面Web化移行 (メリット) クライアントの配布の労力をかけずに、全てブラウザーに統一 センター集約型のアプリケーションの統合される (デメリット) バージョンの他にWebアプリケーションの改修作業の必要がある Webアプリケーション移行に伴う、コスト増、スケジュールの検討が必要 EUDの再教育など、ユーザーへのアクション増 2)Lotus Notesクライアントで利用するアプリケーションとWeb化するアプリケーションの 併用 (メリット) 現行のアプリケーションをそのままの形でバージョンアップ可能 ユーザーのアクセス、EUDの環境を大きく変更する必要がない (デメリット) 今後も各部門、各社のアプリケーションが増加する グループ間での情報共有をセキュリティーなどの観点で考慮が必要 他のWebアプリケーションとの連携を検討する必要あり 4 IBM Software Group | Lotus software Lotus Notesクライアントは安心して使い続けてください Lotus Noteクライアントの良さ 高い操作性、表現力、パフォーマンス、セキュリティー 高度なアプリケーション ポータルとノーツクライアントは連携して使えます Lotus Notesクライアントとブラウザのハイブリッド利用 1. 見つけられない情報の 検索や、重要な情報の告 知といった用途はブラウ ザで「広く浅く」 2.情報の作成や登録、 蓄積された専門知識を 活用する用途は Lotus Notes クライアントで 「深く」 5 IBM Software Group | Lotus software 6 IBM Software Group | Lotus software 本日お伝えしたい内容・・・ Lotus Notes/Dominoアプリケーションをポータルからアクセスする方法のご 紹介 7 IBM Software Group | Lotus software 本日の内容をご理解いただくことによって・・・ Web化したLotus Notes/Dominoアプリケーションをポータルから利用 Lotus Notes/DominoアプリケーションのWeb化の負担をポータルを 使うことで軽減 Web化せずにポータルからLotus Notesクライアントでアクセス 8 IBM Software Group | Lotus software 参考資料 『WebSphere Portalへの Lotus Domino アプリケーションのポータル化』 Redbooks 『Portalizing Domino Applications for WebSphere Portal』の翻訳 WebSphere Portalと連携可能な サンプルアプリケーションを ダウンロード可能 9 IBM Software Group | Lotus software ポートレット・パターン 既存のアプリケーションをWebSphere Potalに統合するための4つのポートレットパターン Lotus Domino リンク 統合 .nsf ディスプレイ 移行 ビジネス アプリケーション サーバー Web アプリケーション サーバー 10 IBM Software Group | Lotus software ポートレット・パターン∼リンク(Link) ポートレット・パターン内で一番簡単なタイプ アプリケーションを起動するリンク(URL)をユーザーに提供 http://→Webブラウザ、notes://→Lotus Notesクライアント 長所 とにかく簡単 既存のアプリケーションにアクセス 既存の機能を変更する必要がない 短所 ポートレット内のコンテンツの表示や機能が 利用ができない WebSphere Portal同梱のポートレット QuickLinkポートレット ブックマークポートレット 11 IBM Software Group | Lotus software ポートレット・パターン∼ディスプレイ(Display) アプリケーションの情報をポートレット内に表示 コンテンツや機能アクセスのためにアプリケーションを起動 長所 既存のアプリケーション機能の変更が最小限に抑えられる 必要に応じて機能の追加が可能 短所 ポートレット内のコンテンツの表示や機能が利用ができない、または最小限の実装 WebSphere Portal同梱のポートレット Webページポートレット Webクリッピングポートレット NotesViewポートレット Domino Web Accessポートレット RSSポートレット 12 IBM Software Group | Lotus software ポートレット・パターン∼統合(Integrated) ポートレット内でアプリケーションタスクの実行が可能 長所 ポートレット内に重要な機能を組み込むことができる 短所 開発時間がかかり、実行が難しいことがある WebSphere Portal同梱のポートレット Common PIM ポートレット 13 IBM Software Group | Lotus software ポートレット・パターン∼移行(Migrated) アプリケーションを置き換えて、ビジネス・プロセス全体をポートレットに変換する 長所 ポートレット内に完全なアプリケーション機能を組み込むことができる 短所 実行が技術的に最も難しく、もっともリソースを消費する 14 IBM Software Group | Lotus software Lotus Notes/Dominoアプリケーション統合のための開発技 術 エンドユーザー Lotus Domino スキル Java スキル 既存ポートレットの利用 Portlet Builder for Lotus Domino XML access to Domino View data Low 開発スキル Lotus Collaborative Components Domino JSP Tags Domino Java API’s Partner Products Bowstreet Portlet Factory High 15 IBM Software Group | Lotus software QuickLink、ブックマークポートレット QuickLinkポートレット アクセスするURLとタイトルを設定 Webブラウザからブックマークをインポート可能 Notes URL(notes://)の利用が可能 ブックマークポートレット アクセスするURLとタイトルを設定 フォルダを作成してリンクを管理 ポートレット・パターン:リンク NDアプリのWeb化:必要 16 IBM Software Group | Lotus software Webページポートレット 既存のWebアプリケーションのURLを指定 iFrameを使ってポートレット内にコンテンツを表示 認証機能を実装。基本認証/フォーム認証に対応(ただし制限あり) ポートレット・パターン:リンク、ディスプレイ NDアプリのWeb化:必要 17 IBM Software Group | Lotus software Lotus Domino Applicationポートレット Web化されているLotus Notes/Dominoアプリケーション 専用のポートレット 認証・キャッシュ管理機能 ルール設定(正規表現もしくはHTMLベース)による Webブラウザへ流れるデータの変換 ポートレット・パターン:ディスプレイ NDアプリのWeb化:必要 18 IBM Software Group | Lotus software NotesViewポートレット∼Lotus Notes/Dominoアプリ Lotus Notes/Dominoアプリのビューを表示 文書の表示はWebブラウザもしくはNotesクライアントを選択 Lotus Sametimeと連携した在席確認機能 ポートレット・パターン:ディスプレイ NDアプリのWeb化:Webブラウザ表示設定の場合、必要 Lotus Notesクライアント表示の場合、不要 19 IBM Software Group | Lotus software Lotus NotesViewポートレット∼メール/カレンダー Lotus Notesメール/カレンダーのビューを表示 文書の表示はWebブラウザもしくはNotesクライアントを選択 各ユーザーのメールDBは自動的に検出 ポートレット・パターン:ディスプレイ NDアプリのWeb化:済み 20 IBM Software Group | Lotus software Lotus Domino Web Accessポートレット Lotus Domino Web Access(DWA)画面をポートレット内に表示 各ユーザーのメールDBは自動的に検出 ウェルカム/メール/カレンダー/タスク・リクト/コンタクト/ ノートブック/すべてを選択して表示 ポートレット・パターン:ディスプレイ NDアプリのWeb化:済み 21 IBM Software Group | Lotus software Common Mail/Calendarポートレット メールはLotus Notes Domino、Exchange2000/2003、IMAP4、 POP3に対応 基本的なメールクライアント機能を実装 Lotus DominoユーザーのメールDBは自動的に検出 ポートレット・パターン:統合(?) NDアプリのWeb化:不要 22 IBM Software Group | Lotus software RSSポートレット 汎用的なRSSリーダー機能を持つポートレット RSS配信を実装したLotus Notes/Dominoアプリケーションの情報を表示 ポートレット・パターン:ディスプレイ NDアプリのWeb化:必要+RSS実装 23 IBM Software Group | Lotus software ポートレット間連携 ページ内のポートレット同士が連携して、関連する情報を表示する仕組み WebSphere Portalにはポートレット間連携を実現する技術として「Click to Action」を提供 Lotus Notes/Dominoアプリ側を修正することでも実現が可能 『WebSphere PortalへのLotus Dominoアプリケーションのポータル化』に解説とサンプル (ダウンロード可能) 24 IBM Software Group | Lotus software 25 IBM Software Group | Lotus software 26 IBM Software Group | Lotus software ポートレット間連携 ∼ サンプル http://portal.ibm.com/apps/customer.nsf/CustomerPortletIntegrat ed/ECD7A80DD88F8AF485256D20006AAA74?openDoc ument iframename=profiledisplay target=profiledisplay target=salesactivities http://portal.ibm.com/apps/sales.nsf/DISPLAYVIEWCATEGORY ?OpenForm&viewname=sabycustomernum&viewcategory=1 iframename=salesactivities target=contactdisplay http://portal.ibm.com/apps/customer.nsf/DISPLAYVIEWCATEGO RY?OpenForm&viewname=customercontactsportletintegrated&vi ewcategory=1 iframename=contactdisplay 27 IBM Software Group | Lotus software Lotus DominoとWebSphere PotalのSSOのしくみ:LTPA WebSphere Application ServerとDominoで発行されるクッキーフォーマットの共通化 最初にアクセスしたサーバで認証が行われ、認証の結果としてトークンを生成 トークンはクッキーとしてブラウザ上に保管され、以降の 認証済 確認に使用 最初の アプリケーション・ サーバー ①リソースの要求 http://www... ②ユーザー情報要求 LDAP サーバー 認証 サーバー ④認証要求 ⑤ユーザーの 確認 ⑥認証 ③ユーザー情報送信 userid password ⑦リソース送信 ⑧リソースの要求 *2)クッキーの寿命はブラウザ停止まで (ファイルには残らない) ⑩リソースの送信 LTPAキー 以降の アプリケーション・サーバー ⑨LTPAトークンの検査 LTPAキー 28 IBM Software Group | Lotus software Lotus Notes/Domino連携ポートレット利用の際に注意す べき点 Lotus Dominoサーバー パフォーマンス、アクセス数増大 HTTP サービス パフォーマンス、アクセス数の増大 NotesView利用時のビュー情報の取得 DIIOPサービス NotesView利用時のDB情報の取得 LDAPサービス シングルサインオン(SSO) メールファイルの自動認識 パフォーマンス、グループ階層の深さ 大規模導入時には専用サーバー、外部LDAPサーバーの検討も・・・ Lotus Notes/Dominoとのサポートされるバージョンの組み合わせの確認 29 IBM Software Group | Lotus software 参考情報 『WebSphere PortalへのLotus Dominoアプリケーションのポータル化』 http://www.ibm.com/jp/support/redbooks/#lotus 『Portalizing Domino Applications for WebSphere Portal』(サンプルダウンロード) http://w3.itso.ibm.com/abstracts/sg247004.html WebSphere Portal製品情報 http://www.ibm.com/jp/software/lotus/products/wsp/index.html WebSphere Portal information Center(製品マニュアル) http://www.ibm.com/developerworks/websphere/zones/portal/proddoc.html Lotus Developer Domain:WebSphere Portal関連 http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/index2.html#portal WebSphere Portal V5 ポートレット大図鑑 http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20050909.html IBM WebSphere Portalテクニカル・ガイド(2006年7月版) http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20060721.html 複数ディレクトリー環境でのシングル・サインオン:「Never say login again」 http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/library/sso1.html http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/library/sso2/index.html WebSphere PortalとLotus DominoをCommon PIM Portlets用に構成する http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/library/common-pim.html Notes資産管理ポータル http://www.ibm.com/jp/software/lotus/oap/ 30