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Lotus Domino Document Manager 6.5.1 への Upgrade 手順 日本アイ・ビー・エム株式会社

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Lotus Domino Document Manager 6.5.1 への Upgrade 手順 日本アイ・ビー・エム株式会社
Lotus Domino Document Manager 6.5.1 への Upgrade 手順
2005 年 9 月
日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業
Lotus テクニカル・セールス
特記事項
•
本資料の記載内容は、正式な IBM のテストやレビューを受けておりません。内容について、できる限り正
確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明示または暗黙の保証も責任も負いかねます。本資料の情報
は、使用先の責任において使用されるべきものであることを、あらかじめご了承ください。
•
掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転載する事はご遠慮ください。
•
本資料の著作権は日本アイ・ビー・エムにあります。非営利目的の個人利用の場合において、自由に使用
してもかまいませんが、営利目的の使用は禁止させていただきます。
•
IBM、AIX、WebShepre、は IBM Corporation の商標。
Lotus、Lotus Notes、Lotus Domino、Lotus Domino Document Manager は IBM-Lotus の商標。
その他、記載された社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
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目次:
はじめに ......................................................................................................................... 4
1. 移行前の準備 .............................................................................................................. 5
2. 新規の Lotus Domino サーバーを構築............................................................................. 7
3. 新規 Lotus Domino サーバーに Lotus Domino.Doc 3.1 サーバーを構築 ............................... 7
4. セットアップ作業 ..........................................................................................................10
5. キャビネットの接続 .......................................................................................................10
6. Lotus Domino サーバーの Upgrade.................................................................................12
7. Lotus Domino.Doc サーバーの Upgrade ...........................................................................12
補足 1: トラブルシューティング ..........................................................................................14
補足 2:既存の環境を移行する方法について ........................................................................17
参考資料:......................................................................................................................18
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はじめに
本ガイドは、Lotus Domino.Doc 3.1(3.5)をご利用のお客様が、Lotus Domino Document Manager
6.5.1 へのバージョン・アップにあたり、サーバー・ハードウェアをリプレースするケースを想定して執
筆しています。Windows サーバーで Lotus Domino.Doc テンプレートをカスタマイズせずお使いい
ただいている場合についてアップグレードの作業手順を説明します。テンプレートをカスタマイズし
ている場合には、Lotus Domino Document Manager 6.5.1 Install Guide をご参照ください。また、
Lotus Domino.Doc 3.1 以前のバージョンをご利用のお客様は一度 Lotus Domino.Doc 3.1 にアッ
プグレード後、Lotus Domino Document Manager 6.5.1 にアップグレードする必要があります。
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1. 移行前の準備
(1) 前提条件
① 設定、Transaction、ログ、ライブラ リデータベースはオリジナルの名前を持ち、各 Lotus
Domino.Doc データベースはデフォルトの通り、データ・ディレクトリー下の \domdoc ディレクトリに
存在することを確認します。
②Lotus Domino.Doc の各テンプレートはオリジナルの名前を持ち、データ・ディレクトリーに存在す
ることを確認します。
・ Domino.Doc 設定 テンプレート:ddmconfig.ntf
・ Domino.Doc Transactions テンプレート:ddmtrans.ntf
・ Domino.Doc ログ テンプレート:dmlog.ntf
・ Domino.Doc ライブラリ テンプレート:domdoc.ntf
・ Domino.Doc キャビネット テンプレート:filecab.ntf
・ Domino.Doc サイト管理 テンプレート:ddadmin.ntf
(2)アップグレードの間、サーバーへのアクセスを管理者のみに限定し、ユーザーのアクセスを制限
する為、サーバーコンソールから以下のコマンドを実行します。
>set config server_restricted=2
>drop all
(3)レプリケーションが正常に完了しているか確認します。
(4)既存環境のバックアップを取得します。
\Data 下すべてのバックアップを取得してください。
※Lotus Domino.Doc のデータのみバックアップを取得したい場合は、最低限以下のファイルのバ
ックアップを取得してください。
・ filecab.ntf
・ バインダーDB
・ 文書 DB
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(5) すべてのキャビネット、文書 DB のクローンを作成し、クローンファイルのバックアップを取得しま
す。
① Lotus Domino Document Manager マスターライブラリのナビゲーション・バーから、[管理] をク
リックし、クローン化するキャビネットを選択し、そのキャビネットを開きます。 (ダブルクリックするか、
[Enter] キーを押します)
または、クローン化するキャビネットを直接開き、ナビゲーション・バーの [キャビネットの編集] をク
リックします。
② ツールバーの [クローンの作成] をクリックします。
③ クローン先のサーバーを選択します (バインダーデータベースと文書データベースは、新しい
レプリカ ID でコピーされます。作成されたクローンのファイル名をメモしておいてください)
上記手順で作成したクローンファイルのバックアップを取得します。
※クローンの作成は、キャビネット単位で1つずつ実施する必要があります。キャビネットの数だけ
上記手順を繰り返してください。
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2. 新規の Lotus Domino サーバーを構築
以下リンクを参照し、新規サーバーに、既存の環境を移動させます。
Lotus Domino サーバーの再インストール、あるいは現在稼働中の Lotus Domino サーバーを他の
サーバーへ移動させる手順について
http://www-6.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/728049
注意:\Data ディレクトリから、\domdoc フォルダと Lotus Domino.Doc 関連の nsf,ntf を削除し、上記
手順を実施してください。
3. 新規 Lotus Domino サーバーに Lotus Domino.Doc 3.1 サーバーを構築
インストール・ガイドに従い、Lotus Domino.Doc 3.1 サーバーをインストールします。
インストール手順概要:
※詳細はインストール・ガイド及び制限事項等が記載されている Readme.txt をご参照ください。
(1) インストール&セットアップを始める前に以下の情報を準備します。
・インストールする Lotus Domino サーバー名、ドメイン名
・サーバーの HTTP ホスト名
・作成するライブラリ名
・Lotus Domino.Doc の利用者名
・キャビネットの作成者名
(2) Lotus Domino サーバー、Lotus Notes クライアントが起動していないことをご確認ください。起
動している場合には、終了させてください。
(3) Lotus Domino.Doc サーバーのインストール
メディアから¥w32¥install\setup.exe を起動し、Lotus Domino.Doc 3.1 のインストールを実施しま
す。(ソフトウェアライセンス情報への同意、インストール先のフォルダ設定を完了した後、インストー
ルするコンポーネントとしてマスターサーバーインストールを選択)
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(4) サイト管理者のグループへの登録
公開アドレス帳に「Domino.Doc Site Administrators」というグループを登録し、ライブラリを作成する
権限が必要なユーザー(複数可)をグループに追加します。その後 Lotus Domino サーバーを再起
動すると、追加したユーザーにデータベースへの管理者アクセス権限が付与されます。
(5) テンプレートへの署名
① 管理者 ID で Lotus Domino Administrator を開きます。
② 「ファイル」-「サーバーを開く」を選択し、Lotus Domino.Doc がインストールされているサーバー
を開きます。
③ 「Administration」ビューで「ファイル」タブをクリックします。
④ Domino データ・ディレクトリーを選択します。(Domino\Data またはインストール中に指定したデ
ィレクトリ)
⑤ 右上にある「表示」選択リストで「テンプレートのみ」を選択します。
⑥ 次の 6 つの Lotus Domino.Doc テンプレート・ファイルを選択します。
・Domino.Doc 設定(ddmconfig.ntf)
・Domino.Doc ログ(dmlog.ntf)
・Domino.Doc Transactions(ddmtrans.ntf)
・Domino.Doc サイト管理(ddadmin.ntf)
・Domino.Doc キャビネット(filecab.ntf)
・Domino.Doc ライブラリ(domdoc.ntf)
⑦ 「ツール」リストより「データベース」リストを開き、「署名…」をクリックします。
⑧ 「設計要素に署名」ダイアログボックスで「すべての設計文書」が選択されていることを確認し、
「OK」をクリックします。
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⑨ データベースが署名されると「6 データベースを実行しました。-0 エラー」と表示する確認ダイア
ログボックスが表示されますので「OK」をクリックします。
※署名の処理中に Lotus Domino.Doc の開発中に利用された/Lotus または他のドメインの認証を
受け入れるよう確認される場合があります。これらの認証は受け入れる必要があり、ローカルアドレ
ス帳に追加されます。署名の処理が終わったら、追加された認証を削除してかまいません。
(6) データベースへの署名
Domino.Doc サイト管理データベースへ署名を実施します。
① Lotus Domino Administrator で、Lotus Domino.Doc がインストールされたサーバーを開いてい
る こ と を 確 認 し 、 「 Administration 」 ビ ュ ー で Lotus Domino.Doc デ ィ レ ク ト リ を 選 択 し ま す 。
(Domino\Data\domdoc またはインストール中に指定したディレクトリ)
②「表示」選択リストで「データベースのみ」を選択します。
③ Domino.Doc サイト管理(ddadmin.nsf)を選択します。
④ (5)の手順に従って署名します。
(7) Lotus Domino サーバーの再起動
Lotus Domino サーバーを再起動します。
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4. セットアップ作業
※セットアップや構成作業は Lotus Notes クライアントからのみ行う事ができます。
ライブラリを作成します。
※詳細は Lotus Domino Document Manager 管理者ガイドをご参照ください。
① Lotus Notes クライアントを管理者 ID で起動します。
② Lorus Domino サーバー上の Domino.Doc サイト管理(ddadmin.nsf)を開きます。
③ ナビゲーション・バーで「ライブラリ作成」をクリックします。
④ 既存の環境と同様の設定を入力し完了をクリックします。
5. キャビネットの接続
バックアップをとっておいたクローンファイルをライブラリに接続します。
クローンファイルを Lotus Domino サーバー上にコピーします。
① Lotus Domino Document Manager ライブラリを開き、ナビゲーション・バーの [キャビネットに接
続] ボタンをクリックします。
② 表示されたダイアログボックスで、次の操作を実行します。
・接続するキャビネットの置かれているサーバーを入力します。
・接続するキャビネットのバインダーデータベースへのパスとファイル名を入力します。
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③ [OK] をクリックします。
キャビネットが配置されている場合は、新規キャビネットの作成と同様に [編集] モードでキャビネ
ット文書が開きます。ただし、文書にはタイトルや使用できるバインダータイプや文書タイプなど、キ
ャビネットのプロフィール文書から得た情報が取り込まれています。
④ 必要に応じて設定を変更します。
※キャビネットの接続が解除されると、多くの設定は保持されないため、再設定する必要があります。
たとえば、添付ファイルも含めた全文検索用の索引が作成されたキャビネットを接続する場合は、
適切な索引オプション設定を選択し直して、接続されたキャビネットの全文索引が失われないよう
にする必要があります。
⑤ [保存] をクリックして、キャビネットの接続を完了し、ライブラリのメンバーにします。
⑥ 必要に応じて、グローバルプロフィールのエントリを基にして、ユーザーをキャビネットに接続し
ます。キャビネットが接続されている場合、[キャビネットアクセス制御] ページが表示されるので、
必要に応じてユーザーを接続します。これには、上記の手順 ③ のときに送信されるメールを利用
します。このメールには、キャビネットが接続解除される前のキャビネットの管理者、編集者または
読者のリストが含まれます。管理者以外のユーザーは、接続解除されると取り除かれるので再設定
する必要があります。
以上で既存の環境の移行が完了します。稼動確認を行いエラーが発生していないか確認してくだ
さい。
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6. Lotus Domino サーバーの Upgrade
Lotus Domino サーバーが古いバージョンの場合、Lotus Domino サーバーを 6.5.x に Upgrade し
ます。
詳細は Lotus Domino Administrator 6.5.x ヘルプをご参照ください。
7. Lotus Domino.Doc サーバーの Upgrade
(1) Lotus Domino Document Manager の上書きインストール
① Lotus Domino サーバー、Lotus Notes クライアントを終了させます。
② Lotus Domino Document Manager のメディアから¥w32¥install\setup.exe を実行します。
③ 以前のバージョンと同じディレクトリーを設定し、マスターサーバーを選択し、上書きインストー
ルします。
④ インストール完了後、Lotus Domino サーバーを起動します。
⑤ Lotus Domino Document Manager DB の設計のプロパティで「更新時に再設計/設計の置換を
禁止する」にチェックが入っていない事を確認します。
⑥ 以下のテンプレートとデータベースに署名します。
手順は、3-(5)、(6)を参照してください。
・Domino.Doc 設定(ddmconfig.ntf)
・Domino.Doc ログ(dmlog.ntf)
・Domino.Doc Transactions(ddmtrans.ntf)
・Domino.Doc サイト管理(ddadmin.ntf)
・Domino.Doc キャビネット(filecab.ntf)
・Domino.Doc ライブラリ(domdoc.ntf)
・Domino.Doc サイト管理(ddadmin.nsf)
⑦ サーバー・コンソールより、以下コマンドを実行してください。
>load design
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※インストールされているキャビネットの数などによって数時間かかる可能性があります。
⑧ マスターサーバー名と Domino.Doc Site Administrators グループが Domino ディレクトリのサー
バー文書のセキュリティタブ 「制限なしで実行」に存在することを確認してください。
⑨ Lotus Notes クライアントを起動します。
⑩サイト管理 DB を開き、Upgrade 処理を実行します。管理者に Upgrade 完了通知が送信されます
ので、正常に Upgrade が完了したことを確認してください。
⑪ ライブラリログを確認します。ライブラリ DB を開き、「管理」-「ログ」をクリックします。
⑫ ログに S003 範囲外の添字です のエラーが発生していることを確認します。エラーが発生して
いない場合以下の手順は必要ありませんが、Upgrade 直後ではなく、数時間後に発生する可能性
もあります。
⑬ Esc をクリックし、1つ前の画面に戻ります。
⑭ 「システムプロフィール」をクリックします。
⑮ 編集モードでシステムプロフィール文書が開きますので、「保存」をクリックします。
システムプロフィール文書を閉じ、Upgrade 処理は完了です。稼動確認を行いエラーが発
生しない事を確認してください。
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補足 1: トラブルシューティング
この節では、エラーに対する回避策を示します。
(1) サーバーコンソールのエラー
E1. AMgr: Error executing agent Retrieve from File system in
domdoc\xxxx-xxxx.nsf 文書が
みつかりません。
A1. [Retrieve from File system] エージェントは毎日 AM 1:00 に実行されるアーカイブに関する
エージェントで、プロキシ文書にある情報を使用して添付ファイルを取得し、それを Lotus Domino
Document Manager 文書へ戻して保存するという動作を行っています。
しかし実際にアーカイブの設定を行っていない、アーカイブに該当する文書がない場合、このメッ
セージが表示されます。このメッセージが表示されていても動作上問題はありません。
このメッセージを止める場合は、キャビネットデータベース (バインダーデータベース、文書データ
ベース) にて [Retrieve from File system] エージェントを無効にしてください。
E2. Transaction Manager WinNT build28: Error: Domino.Doc is not fully installed or the
transaction database has been moved. Make sure Domino.Doc has been complexly installed via the
admin database.
Transaction Manager WinNT build 28: Error: Could not open transaction database
domdoc\ddtrans.nsf
Transaction Manager WinNT build 28: Initialization Failed
A2. サーバー文書内の以下の名称を統一することで回避可能です。
・ 「基本」タブ内の完全なインターネットホスト名
・ 「ポート」-「Notes ネットワークポート」タブ内のネットアドレス
・ 「インターネット」-「HTTP」タブ内のホスト名
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E3. AMgr: Error executing agent DocumentMonitor in domdoc\xxxx-xxxxx.nsf :全文索引は
再構築が必要です。
A3. 全文索引を一旦削除し、再構築を行います。
① 指定のキャビネットを Lotus Notes クライアントで開きます。
② ナビゲーション・バーより「キャビネット管理」をクリックします。
③ ナビゲーション・バーより「全文索引」をクリックします。
④
キャビネットの全文索引を削除してよろしいですか? とメッセージが表示されるので「はい」を
クリックします。
⑤ 再度「全文索引」をクリックし、索引を作成します。
E4. domdoc\xxxx-xxxxxx.nsf の全文索引のエラー :データベースは他の処理で索引しています。
AMgr:Error executing agent DocumentMonitor in domdoc\xxxx-xxxxxx.nsf :全文索引は再設
計が必要です。
A4. A3 の手順を実行してもエラーが回避できない場合
① 指定の DB を Notes クライアントで開きます。
② Ctrl+Shift を押しながら、メニュー・バーの表示をクリックし、 移動 を選択します。
③ メンテナンス ビューを開きます
④ Index Request を削除し、サーバーを停止させます。
⑤ 指定の DB のバックアップを取得し、サーバー・ローカルの nlnotes.exe から指定の DB を開き、
プロパティを開きます。
⑥ 全文索引 タブより、「索引の削除」をクリックし、サーバーローカルから、指定の DB の全文索
引が削除されたことを確認します。(xxxx-xxxxxx.ft フォルダが削除されます)
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⑦ 情報 タブより、「圧縮」をクリックし、DB を圧縮し、Lotus Domino サーバーを起動します。
⑧ 指定の DB のプロパティを開き、全文索引を再作成します。
(2) ライブラリログのエラー
E5. S003 範囲外の添字です。
A5. システムプロフィール文書を再保存することで回避可能です。
① ライブラリ DB を開き、ナビゲーション・バーより「管理」をクリックします。
② 「システムプロフィール」をクリックし、システムプロフィール文書を開きます。
③ 編集モードで開かれた文書を保存し、閉じます。
※レプリカ・サーバーをマスターとして作成されたキャビネットが存在し、なおかつレプリカ・サーバ
ーにアクセスできない場合、システムプロフィール文書の再保存ができない可能性があります。
レプリカ・サーバーにアクセスできるように設定後、システムプロフィール文書を再保存して下さい。
(3) その他のエラー
E6. マスター・レプリカ環境で、Upgrade 完了後、同様の文書タイプやバインダータイプが複数表
示される。キャビネットの メンテナンス ビューに、GlobalProfile 文書が複数存在する。
A6. レプリカ・サーバーの CacheGroupMembers エージェントを修正し無効化します。
① 指定の DB の メンテナンス ビューを開き、Global Profile 文書のプロパティより情報を確認し、
最新の文書以外すべて削除します。
②レプリカ・サーバーの DB を Lotus Domino Designer で開き、CacheGroupMembers エージェント
を修正し、無効にします。
修正方法については以下の KnowledgeBase をご参照ください。
#1195518
Domino Document Manager: Global Profile Replication/Save Conflicts Cause Web
Clients to See Duplicate Entries
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?rs=899&uid=swg21195518
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補足 2:既存の環境を移行する方法について
キャビネットのクローンを作成せず、既存の環境を移動させる方法についてはその他 2 つの方法が
あります。しかし、本来 Lotus Domino.Doc はマシン単位でのサーバーの移行を考慮して設計がさ
れておりません。
Lotus Domino.Doc はインストールをすると Lotus Domino.Doc への入り口となるデータベース (サイ
ト管理) がインストールされます。そのデータベースからライブラリ、キャビネット、文書データベース
を作成しそれぞれが関連付けされております。
また、レジストリも関係する製品となっているために以下手順の Lotus Domino.Doc の移行はサポー
トはされておりませんのでご注意ください。
(1) クローンを作成せず、元のバックアップファイルから既存環境を移動させる
① 手順 2 の新規サーバー構築時に、Lotus Domino.Doc 関連の nsf,ntf を除いた状態で Lotus
Domino サーバーを構築します。
② Lotus Domino.Doc サーバー・ソフトウェアをインストールします。テンプレートの署名、ライブラリ
の作成等は必要ありません。
③ Lotus Domino.Doc 関連のファイルを新規サーバー上に戻します。
④ 稼動を確認します。
(2) 弊社 US のホームページにて、Lotus Domino.Doc のマシン移行の方法がテクニカル・ガイドラ
インとして公開されておりますがこの方法もサポートされない方法となります。この方法を選択すると
サーバー名の変更が可能ですが、ユーザーに対して、メールなどでライブラリのデータベースリン
クや URL を再度通知する必要があります。
http://www-1.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21088147
文書番号:「182465」
文書タイトル「How to Migrate Domino.Doc 3.0 from One Server to Another」
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参考資料:
Lotus Domino.Doc Install Guide (English)
http://www-12.lotus.com/ldd/doc/uafiles.nsf/docs/domdoc31/$File/doc-2001-001.pdf
Lotus Domino Document Manager 6.5.1 Install Guide (English)
http://www-12.lotus.com/ldd/doc/uafiles.nsf/docs/ddm651/$File/ddmddig.pdf
その他 Lotus Domino Document Manager 6.5.1 に関する資料
http://www-10.lotus.com/ldd/notesua.nsf/6c87a7297ac2aa718525698100519109/f330e76d2c48d
2ec85256e6000545998?OpenDocument
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