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決 算 報 告 会 2002年12月期 近畿コカ・コーラボトリング株式会社 2003年 2月
2002年12月期 決算報告会 近畿コカ・コーラボトリング株式会社 【2576】 http://www.kinki.ccbc.co.jp 2003年 2月 もくじ 財務情報 2002年 実績 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 営業戦略 2002年レビュー 単体 ………………………… 3 セールスレビュー………………… 25 連結 ………………………… 8 新製品の状況 ………………… 26 2003年 計画 2003年 営業戦略 単体(通期) ………………… 11 ブランド戦略 ∼最重点ブランド∼ … 27 単体(上期) ………………… 15 新製品戦略 …………………… 29 連結(通期) ………………… 20 チャネル戦略 …………………… 30 連結(上期) ………………… 22 1 2002年 実績 ∼ 単体 ∼ 2002年 実績[単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2001/12 販売函数 (千ケース) 売上高 2002/12 増減 前年比 79,954 80,189 234 100.3% (百 万 円 ) 164,298 162,196 -2,102 98.7% 売上原価 (百 万 円 ) 87,965 89,885 1,920 102.2% 売上総利益 (百 万 円 ) 76,333 72,310 -4,023 94.7% 営業利益 (百 万 円 ) 6,668 4,113 -2,555 61.7% 経常利益 (百 万 円 ) 7,383 4,362 -3,021 59.1% 税引前当期純利益・純損失 (百 万 円 ) 565 -536 -1,101 ― 当期純利益・純損失 (百 万 円 ) 413 -373 -787 ― 3 対前年 増減明細[2002年・単体] 売上高 −21.0億円 (−1.3%) KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. n 販売函数の増加 +19.5億円 n 値引きの増加 −26.2億円 n 販売形態の変更 −15.8億円 n トール加工収入の増加 +1.5億円 (他ボトラー向け販売分) −19.2億円 (+2.2%) n 原材料コストの削減 n 人件費・経費の増加 n 販売函数の増加 他 売上総利益 −40.2億円 (−5.3%) n 売上総利益率 46.5%→44.6% 1.9ポイント減少 売上原価の増加 +5.9億円 −1.9億円 −23.2億円 4 対前年 増減明細[2002年・単体] 営業利益 −25.5億円 (−38.3%) 経常利益 −30.2億円 (−40.9%) KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. n売上総利益の減少 −40.2億円 +14.7億円 n販管費の減少 販促・広告・手数料の減少 製品配送費用の増加 人件費の減少 FV受託期間費用の減少 その他費用の減少 受取配当金の減少 +9.1億円 −27.2億円 +14.4億円 +6.0億円 +12.4億円 −3.0億円 他 +14.6億円 代行返上に伴う退職給付移行時差異の減 +2.2億円 転籍一時金及び退職割増金の減少 +3.4億円 固定資産除却損の増加 −1.3億円 他 年金代行部分返上益 税引前利益 −11.0億円 当期純利益 −7.8億円 5 主な利益増減の要因[2002年・単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. (単位:億円) 2001年12月 営業利益 66.7 +6.0 販売函数の増加等 +8.4 転籍による人件費減 CCBSC参画 +5.9 +4.0 その他費用の減少 −26.2 値引きの増加 −12.6 セールスミックス −11.1 退職給付費用の増加 2002年12月 営業利益 41.1 6 2002年 実績 ∼ 連結 ∼ 2002年 実績[連結] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2001/12 2002/12 増減 前年比 売上高 (百 万 円 ) 182,668 183,349 681 100.4% 営業利益 (百 万 円 ) 8,067 5,469 -2,598 67.8% 経常利益 (百 万 円 ) 7,840 5,475 -2,364 69.8% 当期純利益 (百 万 円 ) 201 161 -39 80.3% 連単倍率 1.13倍 (連結−単独=+211.5億円) 営業利益 1.32倍 (連結−単独=+13.5億円) 経常利益 1.25倍 (連結−単独=+11.1億円) (連結−単独= +5.3億円) 当期純利益 − 売上高 8 連結子会社の状況[2002年] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 売上高 (単位 : 億円) 1,621 1,833 飲料の売上 1,548 関西ビバレッジサービス 121 45 関西ロジスティクス 近畿コカ・コーラプロダクツ 44 17 その他 経常利益 (単位 : 億円) 経常利益 グループ内配当金 連結調整勘定償却 子会社間 23 単体 43.6 飲料の売上 187 関西ビバレッジ142 ネスコ 31 9 その他 5 カディアック 連結 配送・自販機維持他 227 535 子会社 単体 飲料の売上 73 その他売上 98 シーアンドシー レックスリース 秋吉システムズ その他 43 34 11 10 子会社 15.3 内部取引利益の調整 連結経常利益 合計 58.9 −2.2 −2.5 0.5 54.7 9 2003年 計画 ∼ 単体 ∼ 2003年 通期計画[単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2002/12 2003/12計 画 80,189 増減 前年比 83,000 2,811 103.5% 販売函数 (千ケース) 売上高 (百 万 円 ) 162,196 172,000 9,804 106.0% 売上原価 (百 万 円 ) 89,885 97,700 7,815 108.7% 売上総利益 (百 万 円 ) 72,310 74,300 1,990 102.8% 営業利益 (百 万 円 ) 4,113 4,200 87 102.1% 経常利益 (百 万 円 ) 4,362 4,800 438 110.0% 税引前当期純利益・純損失 (百 万 円 ) -536 800 1,336 ― 当期純利益・純損失 (百 万 円 ) -373 600 973 ― 11 対前年 増減明細[2003年・単体] 売上高 +98.0億円 (+6.0%) KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. n 販売函数の増加 他 +116.5億円 n 値引きの増加 −18.5億円 売上原価の増加 n 原材料コストの削減 +2.0億円 −78.1億円 (+8.7%) n 販売函数の増加 他 −80.1億円 売上総利益 +19.9億円 (+2.8%) n 売上総利益率 44.6%→43.2% 1.4ポイント減少 12 対前年 増減明細[ 2003年・単体] 営業利益 +0.9億円 (+2.1%) 経常利益 +4.4億円 (+10.0%) 税引前利益 +13.4億円 当期純利益 +9.7億円 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. n売上総利益の増加 +19.9億円 −19.0億円 n販管費の増加 販促・広告・手数料の増加 転籍による人件費の減少 退職給付費用の増加 販売数量増に伴う輸送コスト増 販売機器費用の増加 受取配当金の増加 −9.1億円 +3.9億円 −5.5億円 −5.1億円 −2.4億円 他 +4.4億円 他 −14.6億円 年金代行部分返上益の減少 −7.1億円 土地売却益の減少 転籍一時金及び退職割増金の減 +17.2億円 +11.3億円 他 年金積立不足償却額の減少 13 主な利益増減の要因[2003年・単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2002年12月 営業利益 (単位:億円) 41.1 販売函数の増加等 +29.6 転籍による人件費減 +3.9 CCBSC参画 +2.0 その他費用の減少 +1.8 値引きの増加 −18.5 −6.9 販促・広告・手数料の増加 セールスミックス −5.5 退職給付費用の増加 2003年12月 営業利益 −5.5 42.0 14 2003年 上期計画[単体] 2002/6 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2003/6 増減 前年比 販売函数 (千ケース) 37,815 38,700 885 102.3% 売上高 (百 万 円 ) 75,913 81,000 5,087 106.7% 売上原価 (百 万 円 ) 41,070 45,500 4,430 110.8% 売上総利益 (百 万 円 ) 34,843 35,500 657 101.9% 営業利益 (百 万 円 ) 1,107 1,200 93 108.4% 経常利益 (百 万 円 ) 1,203 1,500 297 124.7% 税引前当期純損失 (百 万 円 ) -3,520 -900 2,620 ― 当期純損失 (百 万 円 ) -2,106 -400 1,706 ― 15 対前年 増減明細[2003年上期・単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 売上高 n 販売函数の増加 他 +59.5億円 n 値引きの増加 −8.6億円 売上原価の増加 n 原材料コストの削減 +1.0億円 −44.3億円 (+10.8%) n 販売函数の増加 他 −45.3億円 +50.9億円 (+6.7%) 売上総利益 +6.6億円 (+1.9%) n 売上総利益率 45.9%→43.8% 2.1ポイント減少 16 対前年 増減明細[ 2003年上期・単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 営業利益 +0.9億円 (+8.4%) 経常利益 +3.0億円 (+24.7%) 税引前利益 +26.2億円 n売上総利益の増加 n販管費の増加 +6.6億円 −5.7億円 販促・広告・手数料の増加 転籍による人件費の減少 退職給付費用の増加 販売数量増に伴う輸送コスト増 −2.9億円 +3.0億円 −2.7億円 −1.5億円 他 受取配当金の増加 +3.2億円 他 土地売却益の減少 転籍一時金の減 年金積立不足償却額の減少 −3.4億円 +16.8億円 +6.7億円 他 当期純利益 +17.0億円 17 主な利益増減の要因[2003年上期・単体] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2002年6月 営業利益 (単位:億円) 11.1 +16.7 販売函数の増加等 +3.0 転籍による人件費減 CCBSC参画 +1.0 値引きの増加 −8.6 −2.0 販促・広告・手数料の増加 −4.5 セールスミックス −2.7 退職給付費用の増加 −2.0 その他費用の増加 2003年6月 営業利益 12.0 18 2003年 計画 ∼ 連結 ∼ 2003年 通期計画[連結] 2002/12 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2003/12計 画 増減 前年比 売上高 (百 万 円 ) 183,349 192,000 8,651 104.7% 営業利益 (百 万 円 ) 5,469 5,600 131 102.4% 経常利益 (百 万 円 ) 5,475 5,600 125 102.3% 当期純利益 (百 万 円 ) 161 800 639 496.9% 連単倍率 1.11倍 1.33倍 営業利益 1.16倍 経常利益 当期純利益 1.33倍 売上高 (連結−単独=+200.0億円) (連結−単独=+14.0億円) (連結−単独=+8.0億円) (連結−単独=+2.0億円) 20 連結子会社の状況[2003年 通期] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 売上高 (単位 : 億円) 1,720 1,920 飲料の売上 1,640 配送・自販機維持他 257 関西ビバレッジサービス 141 65 関西ロジスティクス 近畿コカ・コーラプロダクツ 47 4 その他 連結 567 子会社 単体 飲料の売上 80 飲料の売上 190 関西ビバレッジサービス 153 28 ネスコ 9 カディアック その他売上 90 子会社間 30 シーアンドシー レックスリース 秋吉システムズ その他 42 28 10 10 経常利益 (単位 : 億円) 単体 経常利益 グループ内配当金 連結調整勘定償却 他 48 子会社 16 連結経常利益 合計 64 −6 −2 56 21 2003年 上期計画[連結] 2002/6 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 2003/6 増減 前年比 4,222 104.9% 売上高 (百 万 円 ) 86,778 91,000 営業利益 (百 万 円 ) 2,118 2,100 -18 99.2% 経常利益 (百 万 円 ) 2,129 2,100 -29 98.6% 当期純利益・純損失 (百 万 円 ) -1,362 -200 1,162 ― 連単倍率 1.12倍 (連結−単独=+100.0億円) 1.75倍 (連結−単独=+9.0億円) 営業利益 1.40倍 (連結−単独=+6.0億円) 経常利益 当期純利益 − (連結−単独=+2.0億円) 売上高 22 連結子会社の状況[2003年 上期] KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 売上高 (単位 : 億円) 810 910 飲料の売上 774 配送・自販機維持他 129 関西ビバレッジサービス 関西ロジスティクス 近畿コカ・コーラプロダクツ その他 71 30 24 4 連結 子会社 単体 279 飲料の売上 36 飲料の売上 93 関西ビバレッジサービス ネスコ カディアック 75 14 4 その他売上 43 子会社間 14 シーアンドシー 20 レックスリース 14 秋吉システムズ 5 4 その他 経常利益 (単位 : 億円) 単体 経常利益 グループ内配当金 連結調整勘定償却 他 15 子会社 10 連結経常利益 合計 25 −3 −1 21 23 営業戦略 2002年 セールスレビュー(対前年) 主要ブランド ∼RTD∼ 対前年 主要パッケージ 増 減 (千ケース) PET 計 最重点ブランド 計 +1.7% +581 ∼500ml ▲0.6% ▲40 1∼1.5L ▲0.2% ▲30 2.0L +393 +5.7% +4.2% 重点ブランド ▲5.8% 計 +1.5% +5.3% KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. +258 +15 計 ボトル缶 ▲374 ▲10.5% ▲255 ▲3.8% ▲ 63 +2,975 +15.7% +1,589 +132 +3.0% +15.9% +1,254 ▲5.1% ▲1,450 +455.6% +1,590 ▲10.8% ▲3,040 主要チャネル 対前年 +150 ▲32.4% +13.2% 増 減 (千ケース) 缶 その他 ▲527 対前年 スーパー 増 減 (千ケース) +10.6% +1,028 CVS +6.9% 酒店 ▲9.1% ▲331 職域・工場 ▲4.2% ▲39 +515 25 2002年 新製品の状況 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 新製品の販売函数は 対前年 +132万ケース(+15.5%)。 販売函数 構成比 (万ケース) 16.1% 1,000 800 11.2% 600 400 200 0 18.1% 566 2000年 851 2001年 983 2002年 ■主な新製品の販売函数 (万ケース) ジョージア ヨーロピアンブレンド 205 Disneyくまのプーさん はちみつレモン 61 ジョージア ロイヤルマンデリンブレンド 54 ジョージア モカレーチェ 50 49 ラブボディ 40 茶宝 ジョージア明日があるさ缶 THE MOVIE 34 加温PET (8品種) 30 460 その他 ※「構成比」は、全RTD製品の販売函数に対する 新製品の販売函数の比率 26 ブランド戦略 ∼最重点ブランド∼ コカ・コーラ KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. ∼No Reason Coca-Cola∼ 新グラフィック導入 No Reason Coca-Colaキャンペーンの新展開 小型パッケージプロモーション(新しいメカニズム) 27 ブランド戦略 ∼最重点ブランド∼ 爽健美茶 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. ∼しぜんに。しぜんに。爽健美茶∼ 新広告キャンペーンの展開 大型PETプロモーション ジョージア ∼明日があるさ 2∼ 新キャンペーン“明日があるさ2”スタート 新製品(新フレーバー・新パッケージ)導入 アクエリアス ∼一生、スポーツ。アクエリアス∼ 広告キャンペーン強化 âコービー ブライアント(NBA)、城島 健司(プロ野球) TV-CM出演 28 新製品戦略 KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. 無糖茶・機能性カテゴリーの強化 「まろ茶120」 凹 凹 boco boco(ボ (ボコ コ) ) The The Tea Tea for for Dining Dining カラダに良い「健康緑茶」 ダイエットサポート飲料 無糖紅茶 発売時期 2月中旬 3月上旬 4月中旬 販売計画 223万ケース 131万ケース 31万ケース 商品特性 健康成分「カテキン」 を20%増量。 「ダイエット」「カロリー」 が気になる人のための 「塩分」「糖分」「脂肪」 の吸収を抑制するダイ エットサポート飲料 食事との相性を追求 した本格無糖紅茶。 29 チャネル戦略/OTC(対面販売) スーパー・CVS・New Channel <基本方針> KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. その他OTC <基本方針> 販売ボリュームの拡大と収益性の改善 ボリュームと利益の確保 提案型営業力の強化(人材・ノウハウ) ローコスト構造への転換(オペレーションの効率化) スーパーでのシェア拡大 新しい消費機会の開拓 ニューチャネルへの梃入れ <重点活動> <重点活動> 大型PET商品の拡販強化 新製品の早期展開による市場活性化 ― CCJCサポートの最大活用 小型・中型PET商品の戦略的活用 カスタマーマネジメントの強化とカテゴリーマネジメント ― ACP、QCPの展開と質の充実 カスタマーポートフォリオに基づいたチャネル/ パッケージ/値引単価のセグメント ― カスタマールームの拡充 受注業務の一部外注化 ― 収益管理(販促履歴管理と評価) 業務用酒販店の再梃入れ ― 上位10チェーンとのダイヤモンド型営業 CVS専用商材の効果的活用 ナショナルプロモーション、オンパックプロモーショ ンの最大活用 30 チャネル戦略/ベンディング・ファウンテン ベンディング <基本方針> KINKI Coca-Cola Bottling Co., Ltd. ファウンテン <基本方針> ボリューム・売上高・利益の拡大 構造改革による収益性の改善 優良ロケーションの新規獲得 ローコストオペレーション 既存機のVPM改善 「価格競争」から「価値競争」へ <重点活動> カスタマーマネジメントの強化 <重点活動> カスタマーマネジメントの強化 ― アカウントプロファイルの充実と活用 ― ACPの活用 開拓専任部隊の進化 交渉力・提案力の強化、ツールの充実 FVを活用した競合奪取(1社管理) 最重要チャネルの獲得 売れ筋情報に基づくコラムスタンダード ― アミューズ喫茶・焼肉店・居酒屋 など 競争優位機能自販機の拡大 既存店のCPU拡大 ― Cモード機、リッド付機 ― パウダー専用機 ― リフィルフリー・ドリンクバー など キリンビール社・タカラ酒造社とのコラボレーション 31