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教員からのメッセージ 保健看護学部 辻
教員からのメッセージ 保健看護学部 辻 あさみ 本学のカリキュラムの特徴には、入学してすぐに行う早期体験実習というのが あります。今年も、4 月 24 日から 26 日まで実施しました。 まず初日は、バスに揺られること 2 時間。着いたのは、かつらぎ町にある人 口 400 人弱の花園という町です。この町は高齢者の方が多く生活をされている 場所です。そんな町に、新入生 84 名と教員がお邪魔しました。まずは、町の宿 泊施設「ふるさとセンター」の周辺を数人のグループに分かれて、地域探索を しました。普段、なかなか聞くことができない鳥の声や、川の流れる音、どこ を見ても自然がいっぱいです。 2 日目 3 日目は、花園の7地区に分かれ家庭訪問をしました。初めての体験で、 みんなドキドキ・・・どうしても顔がこわばります。でも、住民の方が優しく 話しかけて下さったお陰で、徐々にみんなの顔にも笑顔がこぼれるようになり ました。学生は、住民の方々の交流を通して、コミュニケーションの方法も学 ぶことができました。 花園は高い山々に囲まれており、山間部になると、数件のお宅しかない地区 もあります。そんな花園で住民の方はどんな生活をされているのだろう、そん な疑問を感じながら訪問しました。すると、近所の方との交流や仕事について、 さらには戦争の話、大水害の話、家族や今の生きがいなど色々な話を伺うこと ができました。花園のみなさんは、学生が思っていた以上に健康的で、パワフ ルで、そして、とても温かみのある方が多かったです。 花園での 3 日間、私たちは綺麗に耕された畑や、見事に手入れが行き届いて いる庭先の花や木々を見て、住民のみなさんがとても自然を大切にして生活を されていることを実感した実習でした。 花園のみなさん、本当に ありがとうございました!