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教員からのメッセージ 保健看護学部 水田真由美 桜の樹に思いを寄せて
教員からのメッセージ 保健看護学部 水田真由美 桜の樹に思いを寄せて 9 月上旬に附属病院へ学生を連れて基礎看護実習に行ってきました。今回、私が担当した 学生の実習指導をしてくれたのは、短期大学部の 1 期生でした。副看護師長として活躍し、 頼もしい限りです。そう言えば学内の 1 期生が卒業の時に植えた桜の樹は随分大きくなっ て、毎年春には我々の心を和ませてくれています。 卒業生が植えた桜の樹 対照的に昨年卒業した学生が植えた桜の樹はまだまだ細く弱々し いですが、一生懸命頑張って大地に根をはり、天に向かって育とう としています。この夏、暑くて枯れないか心配しましたが、なんと か大丈夫そうで、ホッとしています。まさに、臨床で頑張っている 新人看護師の卒業生を見ているようで、心配せずにはいられません。 ふと、私が大学教員として着任して何年経つのだろうと数えたら、早いもので 16 年目を 迎えていました。その間、私は 1000 人以上の学生達と出会い、看護方法論を教えると共に、 私自身も多くを学ばせてもらってきたなあと感慨にふけっていました。保健看護学部の卒業 生が社会の第一線で活躍するにはもう少し時間を要するかもしれませんが、桜の樹のよう に人を和ませ、優しく強い人であってほしいと願うばかりです。