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US Topics PwC 会計ガイド:公正価値測定-2015 年グローバル版

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US Topics PwC 会計ガイド:公正価値測定-2015 年グローバル版
US Topics
PwCが発行している「Flashline」から米国関連記事を翻訳・掲載しています。
Flashlineの原文はPwC CFOdirect からアクセスできます(会員登録が必要です/無料)。
No. 2015-32
August 13, 2015
PwC
会計ガイド:公正価値測定-2015 年グローバル版
PwC のグローバルガイド、「公正価値測定」2015 年版を公表しました。この PwC ガイドは、US
GAAP および IFRS の双方について、公正価値測定に関する主要な会計基準を適用するという
課題に取り組む報告企業を支援するものです。主要な Q&A を取り上げ、ガイダンスの分析や
適用実績に基づいた PwC の全般的な見解を示しています。
In brief:SEC が CEO 報酬比率の開示を求める規則を採択
先週号の Flashline で取り上げた通り、SEC は、多くの公開企業に対して、全従業員の平均年
間報酬総額に対する CEO の年間報酬総額の比率の開示を要求する最終規則を採択しました。
この規則は、2010 年ドッドフランク金融改革消費者保護法の Section 953(b)により義務付けられ
たものです。適用対象となる企業は、2017 年 1 月 1 日以後に開始する事業年度からこの最終
規則を遵守しなければなりません。
この In brief シリーズ記事では、この新規則の要旨を提供しています。
PwC が投資会社の財務報告の近代化に関する SEC 規則案に対するコメントを公
表
PwC は、SEC の規則案「投資会社の財務報告の近代化」に関するコメントを提出しました。
この SEC 規則案は、登録済投資会社の報告制度に関し、この 10 年間で最も重要な変更を規
定しようとするものです。この規則案の目標は、投資会社に関する SEC の財務報告規則の前
回のアップデート以降に発展した、特にデリバティブや貸株に関連する投資実務について、財
務諸表上においてより広範な開示を提供することにあります。
PwC は、登録済投資会社および投資顧問による財務報告および情報開示の近代化および拡
充という SEC の目的を支持します。PwC は、この規則案は、全般的に、投資家に対し、投資お
よび投資顧問に関連する情報へのアクセスを改善していると考えます。しかし、この規則案の
有効性向上と遵守費用低減のためのいくつかの変更を提案しています。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
1
米国財務会計基準審議会 (FASB)
FASB が新しい収益認識基準の適用日延期に関する最終 ASU を公表
FASB は、会計基準アップデート(ASU)2014-09「顧客との契約から生じる収益」の適用日を 1
年間延期する、ASU 2015-14「顧客との契約から生じる収益―適用日の延期」を公表しました。
公開企業、一部の非営利企業、および一部の従業員給付制度については、新しい適用日は
2017 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度、および同事業年度に属する期中報告期間とな
ります。他のすべての企業については、新しい適用日は 2018 年 12 月 15 日より後に開始する
事業年度、および 2019 年 12 月 15 日より後に開始する事業年度に含まれる期中報告期間と
なります。なお、ASU 2014-09 の早期適用は引き続き認められます。
さらに詳しい情報については PwC の In brief シリーズ記事をお読みください。
FASB が特定の電力契約に対する通常の売買取引に関する除外規定についての
最終 ASU を公表
FASB は、2015 年 6 月の EITF 会議における合意事項を成文化するため、会計基準アップデ
ート(ASU)2015-13「ノーダル電力市場内における特定の電力契約に対する通常の売買取引
に関する除外規定の適用」を公表しました。この ASU の修正は、独立系統運用機関(ISO)によ
って管理される電力供給網を通じて伝送された電力を売買する先渡契約は、通常売買取引に
関する適用除外に基づく現物引渡要件に適合すると明記しています。従って、企業は、そのよ
うな契約に対して、その他の要件に適合しない限り、デリバティブ会計を適用しないことを選択
可能となります。このガイダンスは公表後即時適用となります。
また、この新ガイダンスのハイレベルな概要について、PwC による 2015 年 6 月版の EITF
observer をお読みください。
FASB 会議およびプロジェクトアップデート
会議の概要: 今週、FASB は会議を開催しませんでした。
次回の公開会議: 次回の FASB 会議は 8 月 19 日に開催予定です。FASB は、スタッフによる
リサーチ結果および分析をもとに、潜在的な新プロジェクトがアジェンダ追加のための要件を満
たしているか否かについての議論を行う予定です。この会議に関する詳しい情報については
FASB ウェブサイトをご覧ください。
米国証券取引委員会 (SEC)
SEC スタッフが新しい法令遵守および開示に関する解釈指針を公表
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
2
SEC の企業財務部門は、以下の法令遵守および開示に関する解釈指針(C&DIs)のアップデ
ートを公表しました。

証券法規則
質問 256.23~256.33 が新たに Section 256 Rule 502「満たすべき一般的条件」に追加さ
れました。

証券法 Forms
質問 130.15 が新たに Section 130 Form D に追加されました。
アメリカ公認会計士協会 (AICPA)
CAQ が 6 月 18 日の SEC 規制委員会会議ハイライトを公表
CAQ の SEC 規制委員会は、SEC の規則および規制に関連して新たに発生した財務報告上の
問題について議論するため、SEC のスタッフとの会議を定期的に開催しています。6 月 18 日の
会議のハイライトが公表されました。
この会議において、財務報告関連の多数の問題が議論されました。その中には下記のトピック
スが含まれています。

ファイリングの遅滞に関する部門見解

過去の重要性テストに関する新しい会計基準適用の影響

セグメント報告

SAB Topic 5.Z.7「子会社のスピンオフの会計処理」に関するアップデート

部門スタッフに対する未完成のファイリングのレビュー要請

石油・ガス事業の取得および売却に関連するプロ・フォーマ埋蔵量および SMOG データ

被取得企業が Regulation S-X Rule 1-02(l)における外国事業の定義を満たすかどうかの
評価日
AICPA が FRF for SMEs と US GAAP の差異を例示
AICPA は、「中小企業向け財務報告フレームワーク(FRF for SMEs)」と US GAAP の差異を示
すため、これらの 2 つの財務報告オプションに基づくサンプル財務諸表を含む白書を公表しま
した。
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
3
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This content is for general information purposes only, and should not be used as a substitute for consultation with
professional advisors.
当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、
適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。
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