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Lotus Notes/Domino 6, 6.5への移行時の考慮事項 2004年04月 日本アイ・ビー・エム株式会社  1

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Lotus Notes/Domino 6, 6.5への移行時の考慮事項 2004年04月 日本アイ・ビー・エム株式会社  1
Lotus Notes/Domino 6, 6.5への移行時の考慮事項
2004年04月
日本アイ・ビー・エム株式会社 1
ご注意
本資料に含まれている情報は、正式な IBM のレビューを受けていません。また、明記にしろ、
暗黙的にしろ、何ら保証もなしに配布されるものです。この情報の使用またはこれらの技術的
内容の実施は、いずれも使用先の責任において行われるべきものであり、また、それらを評価
し、実際に使用する 環境に統合する使用先の判断に依存しています。
本資料では、IBM Lotus Notes/Domino 6 / 6.5 をLotus Notes/Domino 6 / 6.5、IBM Lotus
Notes 6 / 6.5 をLotus Notes 6 / 6.5、IBM Lotus Domino 6 / 6.5 をLotus Domino 6 / 6.5、IBM
Lotus Domino Administrator 6 / 6.5をDomino Administrator 6 / 6.5と省略して記述しています。
2
[目次] R4.x/R5.0.xから6/6.5に移行するための前提知識
Lotus Notes/Domino 6/6.5の稼動環境の違い
Domino Serverの稼動環境
Notes Client/Domino Designer/Domino Administratorの稼動環境
主なファイルサイズの違い
クライアント導入サイズ/テンプレートサイズ
クライアント・
システム・
ファイル
主なサーバー動作の違い
DBフォーマット
Dominoサーバー導入/初期設定
サーバータスク
SMTP/MIME MTA
統計レポート
クラスターリプリケーター
Domino HTTPタスク
エージェントの実行設定
プラットフォーム固有設定
3
Lotus Notes/Dominoの稼働環境の違い(サー
バー)
サーバー稼動環境(Release Noteからの抜粋)
Lotus Domino
R4.6
Windows
NT
Pentium90MHz以上推奨
Windows
2000
Windows
2003
AIX
Lotus Domino
R5.0.12
Lotus Domino 6.0J
Lotus Domino
6.5.1J
Pentium、Alpha(NT4.0のみ)
とだけ記載
メモリ96MB以上推奨
NT 4.0 Server/Enterprise
Edition/Workstation
+ Service Pack 4
Pentiumとだけ記載
Pentiumとだけ記載
メモリ192MB以上推奨
NT 4.0
+ Service Pack 6a
メモリ192MB以上推奨
NT 4.0
+ Service Pack 6a
該当なし
Pentiumとだけ記載
メモリ256MB以上推奨
Pentiumとだけ記載
メモリ192MB以上推奨
Intel Pentium
メモリ192MB以上推奨
該当なし
Server/Advanced
Server/Datacenter Server
Server/Advanced Server
+ Service Pack 3
Server/Advanced Server
+ Service Pack 3
該当なし
該当なし
該当なし
Intel Pentium
メモリ192MB以上推奨
該当なし
該当なし
該当なし
Standard Edition,
Enterprise Edition
Power2、PowerPC、
POWERとだけ記載
メモリ128MB以上推奨
AIX 4.1.4、4.1.5、4.2.1、4.3、
AIX 4.3.1、AIX 4.3.2
※前提パッチはリリースノー
ト参照
Power2、PowerPC、POWER
とだけ記載
メモリ128MB以上推奨
AIX 4.3.1、4.3.2、4.3.3、5.1
※前提パッチはリリースノー
ト参照
PowerPC, POWER, POWER2,
POWER3 RS64
メモリ256MB以上推奨
AIX 4.3.3、AIX 5.1
※前提パッチはリリースノート
参照。前提ファイルセットの追
加あり(IOCP、Java AWT関
連)。
プロセッサーの指定特にな
し
メモリ256MB以上推奨
AIX 5.1、AIX 5.2
※前提パッチはリリース
ノート参照。
メモリ64MHz以上推奨
NT 3.51 Server
+ Service Pack 5
NT 4.0 Server/Workstation
+ Service Pack 3
4
Lotus Notes/Dominoの稼働環境の違い(サー
バー)
サーバー稼動環境(続き)
Lotus Domino R4.6
Linux
該当なし
Intel x86とだけ記載
メモリ128MB以上推奨
Red Hat 6.0、6.1英語版
Red Hat 6.1改訂日本語
版、6.2、7.1、7.2日本語版
Caldera OpenLinux eServer
2.3日本語版
Turbo Linux Server 6.0、
6.1、6.5日本語版
※前提パッチと設定はリ
リースノート
参照
該当なし
OS/400
SUN
Solaris
Lotus Domino 6.0J
Intel x86とだけ記載
メモリ192MB以上推奨
Red Hat 7.2
SuSE 8.0 (Server and
Enterprise)
Red Hat7.3/8.0/Advanced
2.1はサポートなし
Turbo Linuxのサポートなし
Lotus Domino
6.5.1J
Intel x86とだけ記載
メモリ192MB以上推奨
Red Hat Enterprise Linux
Advanced Server 2.1
United Linux 1.0
Powered by United Linux
1.0
OS/400 V5R1以降
AS/400, iSeriesの技術情報をご参照ください。
zSeries
Linux on
zSeries
Lotus Domino
R5.0.12
S/390, zSeriesの技術情報をご参照ください。
zOS Version1 Release2
以降
zOSe Version1 Release3
以降
S/390 G5/G6;zSeries
(z800, z900, z990)
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
該当なし
SPARC、Ultra SPARCとだ
け記載
メモリ128MB以上推奨
Solaris 2.5.1、Solaris 2.6、
Solaris 7
※前提パッチはリリース
ノート参照
SPARCとだけ記載
SPARCとだけ記載
UnitedLinux 1.0 for IBM
S/390
UltraSPARC
メモリ128MB以上推奨
Solaris 2.6、7、8
※前提パッチはリリース
ノート参照
5
メモリ256MB以上推奨
Solaris 2.8
※前提パッチはリリースノー
ト参照
メモリ256MB以上推奨
Solaris 8, 9
※前提パッチはリリース
ノート参照
Lotus Notes/Dominoの稼働環境の違い(サー
バー)
サーバー稼動環境(続き)
Lotus Domino
R4.6
HP-UX
その他
Lotus Domino
R5.0.12
Lotus Domino 6.0J
Lotus Domino
6.5.1J
PA-RISCとだけ記載
メモリ128MB以上推奨
PA-RISCとだけ記載
メモリ128MB以上推奨
該当なし
該当なし
HP-UX 11.0
※前提パッチはリリース
ノート参照
HP-UX 11.0, 11i
※前提パッチはリリースノー
ト参照
該当なし
該当なし
OS/2 Warp Server V4
OS/2 Warp Server V4
OS/2 Warp Server for
e-business
Windows 95/98/millennium
Edition
※前提パッチはリリースノー
ト参照
サポートなし
サポートなし
Windows 95/98
Netware 3.12J
Intranetware
※前提パッチはリリース
ノート参照
OS/2版は今後リリースなし
Windows95/98/Me/XP
のサーバーサポートなし
*注意* 稼働環境、システム要件については必ず、最新情報を弊社ホームページにてご確認ください。
Windows Service Packについて
Windows Service Packの新規リリースをあてた環境でも基本的に動作保証環境となります。Service PackはOSの不具合を修正する目的でリリースされる
ものであり、原則としてOSの仕様が変更されるものではありません。従って、仕様が変更されるような場合を除き、OS上で動作するアプリケーションには原
則影響が出ないことが前提となっています。万一、問題が発生する場合には、IBM/Lotusでは最善の努力で問題解決、告知に努めます。
Linuxのプラットフォームについて
6.5より、United LinuxベースおよびRed Hatのサポートなりました。United Linux 1.0に準拠したLinux OSであればどれでもご利用できます。
6
Lotus Notes/Dominoの稼働環境の違い(クライアント)
クライアント稼動環境(Release Noteからの抜粋)
Domino Designer 6/Administrator 6はWindows95ではサポートされない
Windows95はOSR2が必要
推奨メモリーの増加に注意
Lotus Notes
R4.6
Windows
95/98/Me
Lotus Notes
R5.0.12
Lotus Notes 6.0J
Lotus Notes
6.5.1J
Pentium60MHz以上
メモリ20MB以上推奨
Pentiumとだけ記載
Windows 95/98:
メモリ32MB以上推奨
Windows Millennium
Edition:
メモリ48MB以上推奨
Pentiumとだけ記載
Notesクライアント、Dominoデザイ
ナー:
メモリ64MB最小、128MB以上推奨
Domino管理クライアント:
メモリ64MB最小、256MB以上推奨
6.0Jに同じ
Windows 95
Windows 95
6.0Jに同じ
Windows 98
Windows 98
Millennium Edition
Pentiumとだけ記載
メモリ48MB以上推奨
Windows 95 OSR2
(Notesクライアントのみ動作)
Windows 98
Windows Meはサポートなし
Pentiumとだけ記載
Notesクライアント、Dominoデザイ
ナー:
メモリ64MB最小、128MB以上推奨
Domino管理クライアント:
メモリ64MB最小、256MB以上推奨
Pentiumとだけ記載
各クライアント
メモリ256MB以上推奨
WindowsXPはHome Editionはサ
ポートされない
Windows
NT
Pentium60MHz以上
メモリ24MB以上推奨
Windows
2000/XP
(Professio
nal)
該当なし
Windows 2000:
Pentium 133MHz以上
Windows XP:
233MHz以上のPentium互
換
メモリ128MB以上推奨
7
6.0Jに同じ
6.0Jに同じ
主なファイルサイズの違い
R4.x/R5に比べ必要なディスク容量が増えています。HDDの空き容量
に注意してください。
メール・
テンプレートのサイズが大きくなっています。最大メール・
ファ
イル・
サイズの制限を行っている場合には、移行前にユーザーに消費
サイズを減らしてもらう、あるいは最大サイズの緩和を行う検討が必
要。
クライアント導入ファイルサイズ(Installerの表示値)
Client
Designer
Administrator
All Client
R4.6.7
約 132 MB
(WEB開発)
約 97 MB
R5.0.11
約 127 MB
約 199 MB
6.0J
約 234 MB
約 300 MB
6.5.1J
約228MB
約219MB
約 170 MB
約 234 MB
約 294 MB
約 360 MB
約239MB
約257MB
6.0J
約 12.2 MB
約 12.7 MB
約 12.2 MB
約 13.7 MB
6.5.1J
約 14.4 MB
約 14.6 MB
約 15.4 MB
約 14.6 MB
Redirect 約0.7MB
メールテンプレートファイルサイズ
標準Mail
拡張Mail
DJX Mail
iNotes/DWA
Mail
R4.6.7
約 3.2 MB
-
R5.0.11
約 6.5 MB
約 8.2 MB
約 5.1 MB
約 7.5 MB
8
主なファイルサイズの違い
ODS変更によるファイル・
サイズの違い
R5 Discussion Templateで作成したDB(文書なし)でテスト(1.28 MB)
R5でns4にコピー >> 1.07 MB
OS レベルで6にコピー後は不変、6で開くと>> 1.45 MB >> 圧縮(ODS43)で1.28 MB
6でns5にコピー >> OS Sizeは1.45 MB、Propertyでは1.28MB >> 圧縮(ODS41)で1.28 MB
ファイルコピー後の圧縮は必須
※ 上記は、Windows版のみの情報で、R4.67a、R5.011、Notes 6.0Jでの概算値。
OSによって異なることがあります。
9
クライアントのファイルの違い
システム関係のファイルの名称が変更
Backup対象の変更
ユーザー切り替えツール利用の場合は注意
desktop6.ndk
移行時に自動的に、desktop.dsk/desktop5.dskから生成
移行時にはdesktop.dsk/desktop5.dskもバックアップとして保存する
ことを推奨
万一desktop6.dskに問題が発生した場合に、再作成が可能
スマートICONはない(Bookmark.nsfに保存されている)
bookmark.nsfはdesktop6.ndkから再作成可能。
bookmark.nsfが壊れた場合には、削除してNotesを再起動
デスクトップ
キャッシュ
ブックマーク
アドレス帳
メールボックス
購読
スマートICON
R4.x
desktop.dsk
cashe.dsk
names.nsf
mail.box
*.smi
10
R5.0.x
desktop5.dsk
cache.dsk
bookmark.nsf
names.nsf
mail.box
headline.nsf
*.smi
6.0J / 6.5J
desktop6.ndk
cache.ndk
bookmark.nsf
names.nsf
mail.box
headline.nsf
-
DBフォーマットの違い
DBフォーマット(ODS=On Disk Structure)
各リリースでデータベース内のデータの格納形式(ODS)が異なる
R4.x(ODS20) >> R5(ODS41) >> 6/6.5(ODS43)
高いバージョンのODSのDBへは、ローカルではアクセス不可
(異なるリリース間でDataディレクトリーを共有させない)
サーバーに配置されたDBへの異なるリリースのクライアント・
アクセスは
問題なし
例:6.5サーバー上のODS43のDBへ、R4.6からアクセス可能
ODS自体はコピーまたは複製されない
6クライアントでローカルに複製/コピーすればODSは自動的に43
OSレベルでのコピーは、当然ODSもそのまま
Domino 6/6.5 でcompactするとODSは43に変更
自動的にODS変更させないためには拡張子を変更
ODS20 :
ns4 / ODS41 :
ns5 / ODS43 :
nsf
ODSを前のLevelに戻す場合は"compact -R"を実行
Domino 6/6.5ではODS20はODS41に変換されてしまうので注意
ODS20に戻すには、Domino R5でこのコマンドを実行
11
Lotus Dominoサーバーの導入/初期設定の違い
Lotus Domino R4.6
UNIX系
STEP1.ターミナル画面から ./installを実行→テキスト・
モードでセットアップ
STEP2.Domino初回起動時にクライアントが起動し、初期設定
Windows系
STEP1.setup.exeを実行
STEP2.Domino初回起動時にクライアントが起動し、初期設定
Lotus Domino R5
UNIX系
STEP1.ターミナル画面から ./installを実行→テキスト・
モードでセットアップ
STEP2.Webセットアップ
Windows系
STEP1.setup.exeを実行
STEP2.Domino初回起動時にクライアントが起動し、初期設定
Lotus Domino 6/6.5
UNIX系
STEP1.ターミナル画面から ./installを実行→テキスト・
モードでセットアップ
STEP2.Domino初回起動時にセットアッププログラムが起動し、初期設定
(ただし X および Java実行環境が必要。また、リモートからのセットアップ可)
Windows系
STEP1.setup.exeを実行
STEP2.Domino初回起動時にセットアップ・プログラムが起動し、初期設定
12
サーバータスクの違い
LDAPタスク
Lotus Domino 6/6.5 では、LDAPタスクが、管理サーバー(
Dominoディレクトリ
のACLで設定する管理サーバー)
上で、デフォルトで起動する
LDAPタスクが起動しないようにするには次のNotes.iniパラメーターを使用
DisableLDAPOnAdmin=1
Notes.iniの"ServerTasks="行から"ldap"を削除するだけでは停止されない
Directory Indexer
Lotus Domino 6/6.5 では、Dominoディレクトリーの索引更新が、他のDBの索
引更新のため遅延しないように、専用のタスクを用意
Updateタスクの1スレッドとして動作するため、プロセスとしては表示されない
Maps Extractorタスク
Lotus Domino 6/6.5では全てのタスクを有効にしても自動的にはStartしない
Notes.iniの"ServerTasks="行に"Maps"を追加する必要がある
(R5から移行の場合でR5で指定していた場合は問題なし)
13
SMTP/MIME MTAの違い
Lotus Domino R4.6−Lotus Domino R5/6/6.5の機能の違い
Lotus Notes/Domino R4.6
SMTP/MIME MTAサーバーを介して、メールアドレス、メッセージ形式
の変換(
MIME形式⇔Notes形式)
を行う
Lotus Notes/Domino R5/6/6.5
NotesクライアントからDominoサーバーを介して、直接MIME形式の
メールの送受信が可能
基本的には、メールアドレス、メッセージ形式の変換を行わない
Lotus Domino R4.6−Lotus Domino R5/6/6.5の仕組みの違い
Lotus Notes/Domino R4.6
Notesクライアント
Dominoサーバー (SMTP/MIME
MTA)アウトバ ウンド
メッセージ
コンバーター
Dominoサーバー
NRPC
NRPC
MAIL.BOX
SMTP.BOX
Router
形式変換
アウトバウンド
メッセージ
コンバーター
Lotus Notes/Domino R5/6/6.5
インバウンド
ワークキュー
アウトバウンド
ワークキュー
インバウンド
セッション
ハンドラー SMTP サーバー
SMTP
アウトバ ウンド
セッション
ハンドラー
Dominoサーバー
SMTP
Listener
Notesクライアント
SMTP サーバー
MAIL.BOX
SMTP
NRPC
Router
メールDB
14
SMTP/MIME MTAの違い(
続き)
基本知識
R4.6のSMTP/MTA機能はR5/6/6.5サーバー内に内蔵
R4.6のクライアントは、インターネット・
メール標準のMIMEメッセージを解読/送信でき
ないために、Notesメールとの橋渡し役としてSMTP/MTAサーバーが必要。
目的は2つ
Notesメール - インターネットメール間のアドレス変換
メッセージの変換
移行時の注意
これらの機能は移行後に不要に
止まるとビジネスに影響が大きいので慎重に
メール・
サーバー/アプリケーション・
サーバー移行とは別に行うことを推奨
クライアント移行後が望ましい。(MIMEが通信が可能になるため)
SMTP/MTAと併存させながら移行を推奨
バックアップとして
Lotus Notes/Domino R4.6の設定
転送経路等の設定:異種SMTPドメイン文書、SMTP接続文書
送受信制御などの詳細設定:
サーバー文書、Notes.iniなど
送受信可能メッセージサイズ、受信可能ドメインなど
メールアドレスの変換規則等の設定:グローバルドメイン文書
15
SMTP/MIME MTAの違い(
続き)
Lotus Notes/Domino R5/6/6.5の設定
転送経路等の設定:サーバー設定文書、異種SMTPドメイン文書、SMTP接続文書
送受信制御等の詳細な設定:
サーバー設定文書、グローバルドメイン文書
メールアドレスの変換規則等の設定:
基本的には、ユーザー文書のインターネットメールアドレスを使用する
R4.6と同じように規則に従ってメールアドレスを変換するには、グローバルドメイン
文書を使用する
グローバルドメイン文書の[制限]タブ-[ノーツとエイリアス]フィールドに、ローカルのノーツドメイン
を記述する必要あり
メール形式の変換の設定:
基本的にメッセージ形式の変換はサーバー上行われない(クライアントで実施)
アウトバウンド:
SMTP/MTA廃止後に、Notesクライアントのロケーション文書の[インターネットメールアドレス向け
のメールの形式]を[MIME形式]にする
Lotus Notes 6 は、MIME形式がデフォルト、Notes R4.xは、Notes リッチテキスト形式がデフォルト
「Notesリッチテキスト形式」の場合は、サーバー側でMIME変換が行われる。
インバウンド:
SMTP/MTA廃止後に、ユーザー文書の[受信メールの形式]を[優先なし]にする
Lotus Notes/Domino R4.xでは、「
Notesリッチテキスト形式優先」
=サーバーでMIMEを変換し格納す
る。
R5/6/6.5の新規ユーザー登録時は、優先なしがデフォルト=MIMEのまま格納。
16
SMTP/MIME MTAの違い(
続き)
Lotus Notes/Domino R5/6/6.5でR4.6と互換性を保つための注意
Lotus Domino R5/6/6.5では、専用のMTAサーバーを配置しても、イン
バウンドのメール(MIME形式)は、メールDBにメールを保存するサー
バー上でメッセージ形式の変換が行われる
専用のMTAサーバー上で確実にメッセージ形式を変換するには、次
のNotes.iniパラメーターを使用する
MailConvertMIMEonTransfer=1
Lotus Domino R5/6/6.5では、インバウンドのメール内のto/cc/bccの宛
先にNotesドメイン内のNotesユーザーが含まれていてもメールアドレス
はNotes形式に変換されない
メールアドレスをNotes形式に変換するには、次のNotes.iniパラメー
ターを使用する
SMTPTranslateAddresses=2
17
統計レポートの変更
Lotus Domino R4.6−Lotus Domino R5/6/6.5の動作の違い
Lotus Domino R4.6 の自サーバーの統計情報を定期的に取得する
Reportorタスクは、Domino R5以降廃止
Lotus Domino R5/6/6.5では、統計情報の取得には、代わりに複数サー
バーの統計情報を取得できるCollectorタスクを使用
ファイル統計は、夜間に実行されるStatlogタスクによりノーツログに自
動的に収集
Lotus Domino R4.6 のReporterタスクとLotus Domino R5/6/6.5のCollector
タスクは、設定にEvnets4.nsfを使用するが、設定に互換性がない
別のフォーム/ビューを利用
アップグレード時も設定は引き継がれない
Louts Domino R4.6 にも存在するCollectorタスクは、設定にCollect4.nsf
を使用
Domino R4.6
複数のサーバーの
統計情報を取得
Collector
Statrep.nsf
Collect4.nsf
Domino R4.6
Domino
R5/6/6.5
Collector
Reporter
自サーバーの
統計情報を
取得
Statrep.nsf
18
Events4.nsf
Events4.nsf
同一レプリカ
Statrep.nsf
複数のサーバーの
統計情報を取得
統計レポートの変更(
続き)
Lotus Domino R4.6とLotus Domino 6/6.5混在時の考慮事項
Notesドメイン内にLotus Domino 6/6.5サーバーが1台でもあると、ドメイ
ン内のすべてのサーバー上のevents4.nsfの設計が複製によりアップグ
レードされる
設計の一部となっている文書(
イベントメッセージ、統計情報の説明
など)
もアップグレードされる
既存のLotus Domio R4.6サーバー上のReporterタスクが使用できなくな
るため、次のいずれかの対応が必要
既存のLotus Domino R4.6サーバー上で、Collectorタスクを使用して
自サーバーの統計情報を取得するように変更
いずれかのサーバー上(
いずれのリリースでも可)
のCollectorタスク
で、既存のLotus Domino R4.6サーバーの統計情報を一括して取得
するように変更
19
クラスター・
リプリケーターの違い
Lotus Notes/Domino R4.6/R5での設定
クラスタ構成後、Notes.iniの"ServerTasks="にClreplとCldbdirが追加される
複数のクラスタレプリケータの利用する場合
Notes.iniの"ServerTasks="にClreplをレプリケータの数だけ追加
Lotus Notes/Domino 6/6.5 での設定
Notes.iniの"ServerTasks="での設定は無効
クラスタレプリケータを利用しない場合
"Disable_Cluster_Replicator=1"をNotes.iniに追加
複数のクラスタレプリケータを利用する場合
"Cluster_Replicator=x"をNotes.iniに追加
Lotus Domino R5.0.10以降、Lotus Domino 6/6.5ではDB容量制
限値を無視
DBの容量制限を越えていても無視してDBに書き込むのが標準
(仕様変更)
R5.0.9a以前の動き(DB容量制限を守る)にするには
Notes.iniに"Clrepl_Obeys_Quotas=1"を設定
20
Domino HTTPサーバーの設定の違い
同時実行エージェントの設定の違い
Lotus Domino R4.6
Notes.iniの"DominoAsynchronizeAgents=1"
Lotus Domino R5/6/6.5
サーバー文書
インターネット認証
Lotus Domino 6/6.5ではHTTP/POP3/IMAP4/NNTP/LDAPに共通の認証方式を採用
R5ではHTTPとそれ以外とは認証方式が別
(HTTP以外はR4.6の基本認証の弱い認証方式と同等)
R4.6ではHTTPの認証は基本認証の弱い認証方式のみ
Lotus Domino 6/6.5 では、認証時のセキュリティー・レベルをサーバー文書で設定可能
強いセキュリティ…完全階層名、共通名
弱いセキュリティ…完全階層名、共通名、姓のみ、名のみ、短縮名
Lotus Domino R4.6からアップグレードした際、強いセキュリティーに引き継がれる
Lotus Domino R4.6の認証時の動作は、弱いセキュリティーと同等
短縮名でログインさせている場合は要注意
21
エージェントの実行設定の違い
実行可能なプログラムの制限
LotusScript/Javaなどの実行権限が変更
R5の指定は混在環境の
互換性のために指定
式の最大実行時間の制限
標準で120秒に設定される
120秒以上かかる場合は要注意
22
プラットフォーム固有設定
Windows系
クラッシュ時に障害情報を自動収集するツールの違い
Lotus Notes/Domino R4.6/R5: QNC
Lotus Notes/Domino 6/6.5:
NSD/Memcheck
Lotus Notes/Domino 6/6.5 からは、nsdxxxxxxxxx<日時>.logファ
イルをもとに解析
UNIX系
異常終了時自動リスタート機能(
FaultRecovery)
の設定の違い
Lotus Notes/Domino R4.6: "FaultRecovery=1"をOSの環境変数
で指定
異常終了時に実行するプログラムの指定:
"CleanupScriptPath=<指定プログラム>をNotes.iniに指定
Lotus Notes/Domino R5:
"FaultRecovery=1"をNotes.iniに設定
異常終了時に実行するプログラムの指定:
"CleanupScriptPath=<指定プログラム>をNotes.iniに指定
Lotus Notes/Domino 6/6.5:
系でも可)
サーバー文書で設定 (Windows
異常終了時に実行するプログラムの指定を含む
23
プラットフォーム固有設定の違い
Windows系
Lotus Notes/Dominoのサービス名が変更される
"Lotus Domino Server "→ "Lotus Domino Server (区切り文字なし
の導入ディレクトリー) "
バッチファイルで起動/終了を行っているときは変更が必要
UNIX系(R4.xからの移行)
AIX
OSの環境変数(
Notes_SHARED_DPOOLSIZE)
で指定していたメモ
リー・
セグメントのサイズが256MBに固定される
環境変数の指定を削除
24
基本的な移行の流れ
移行準備作業の概要
基本的な移行ステップ
サーバーのアップグレード
クライアントのアップグレード
25
移行準備作業の概要
移行計画の概要
インターネットメールの送受信方法、設定/構成検討
統計レポート/イベントモニターの構成検討
その他新機能適用、構成検討
キャパシティーへの影響評価、ネットワーク、ハードウェア、OS/ソフト
ウェア、バックアップなどのシステム構成の見直し
クライアントのアップグレード方法、失敗時の回復方法、スケジュールの
検討
サーバーのアップグレード方法、失敗時の回復方法、順序、スケジュー
ルの検討
移行対象アプリケーションの選定、アプリケーション動作確認方法、スケ
ジュールの検討
その他の移行準備作業
アプリケーションの動作確認
必要な場合、機器の調達、環境準備
アップグレードのテスト
必要な場合、事前の設定
26
基本的な移行ステップ
基本的な移行ステップ
環境に応じてさまざまな移行ステップが考えられるが、基本的な移行ス
テップは以下
1. 管理サーバーのアップグレードとDominoディレクトリーを含むサー
バー共通のシステム系DBのアップグレード
サーバー共通のシステム系DBのテンプレートを既存のサーバー
に配布
2. 管理クライアントのアップグレード
新リリースのサーバーの管理とシステム系DBの管理に必須
3. ハブサーバーのアップグレード
ユーザーへの影響が比較的少ないサーバー
4. メールサーバーのアップグレード
5. アプリケーションDBサーバーのアップグレード
さまざまなDBが存在し、最も問題が発生しやすいサーバー
DBの動作確認の時間の確保
6. Notesクライアントのアップグレード
7. メールテンプレートのアップグレード
8. アプリケーションDBでのDomino Designer新機能の利用
27
サーバーのアップグレード手順の概要
サーバーのアップグレード移行手順概要
システム・
ファイル/データベースのバックアップ
サーバーをアップグレード
Dominoディレクトリの設計をアップグレード(必要な場合)
Dominoサーバーを停止し、DominoディレクトリーのCompactと索引の再作成
OS上で、"(n)compact"、"(n)updall -r"コマンドを実行
nXXXXX.exeはwindows版のコマンド
Windows系の場合、Dominoサーバーのサービスを削除
違うディレクトリーに導入する場合や、R4.6からアップグレードする場合は、
サービス名が変更される
バッチ・
ファイル等注意(スケジュールされたService起動/停止など)
28
サーバーのアップグレード手順の概要
設定変更
設定場所が変更されるパラメーターの再設定
Notes.iniパラメーターの変更または削除
特に、"nsf_buffer_pool_size"を設定している場合は削除するか適切な値
に再設定( Lotus Domino R4.6とLotus Domino R5/6/6.5では必要とするサイズが大幅に異な
る)
使用する新機能/停止する機能のための設定
一般DBのCompactと索引の再作成
load compact、load updall -r
全文索引は、Comapactを行わないでも再作成が必要
(索引エンジンが異なる)
これら2つの作業は時間を要するので、余裕を持った計画が必要
29
クライアントのアップグレード手順の概要
R4.6.7aからの移行
システムファイル/データベースのバックアップ
6/6.5から R4.6.xへ戻すことは出来ないのでバックアップは必須
6/6.5を上書きインストール
デフォルトで既存の R4.6.7がインストールされているフォルダーに上
書
テンプレートは R4.6.7、6/6.5のものが混在
ファイル名が同じ場合は上書きされ、異なるものは追加される
為、一部 R4のテンプレートが残る
スタートメニューのアイコンは R4.6.7の物が残り、さらに 6のアイコン
が追加される(
いずれのショートカットからも 6/6.5クライアントが起
動)
インストール後、最初にクライアントを起動した際に移行タスクが実行
データベース圧縮(
Compact)
desktop.dskが desktop6.ndk とブックマークに移行される
(
desktop.dskは残る)
個人アドレス帳が 6/6.5の設計に置換される(
ODSは 20のまま)
ロケーション文書、接続文書等は引き継がれる
30
クライアントのアップグレード手順の概要
R5からの移行
システムファイル/データベースのバックアップ
6/6.5から R5へ戻すことは出来ないのでバックアップは必須
6を上書きインストール
デフォルトで R5がインストールされているフォルダーに上書き
テンプレートは R5、6/6.5のものが混在
ファイル名が同じ場合は上書きされ、異なるものは追加される
為、一部 R5のテンプレートが残る
スタートメニューのアイコンは R5の物が残り、さらに 6/6.5のアイコン
が追加される(
いずれのショートカットからも 6/6.5クライアントが起
動)
インストール後、最初にクライアントを起動した際に移行タスクが実行
データベース圧縮(
Compact)
desktop5.dskが desktop6.ndkに移行される(
desktop5.dskは残る)
ブックマークは、6/6.5 のブックマークに移行される
bookmark.nsf、個人アドレス帳が 6/6.5の設計に置換される
(
ODSは 41のまま)
ロケーション文書、接続文書等は引き継がれる
31
付録 - その他考慮事項
DB設計
ACLの扱いやレプリカ
全文索引やビューの並び
日付の扱い
カレンダーとスケジュールの共存
R4.5x/4.6x漢字アドレス帳(FSK)
追加サーバー導入
IDファイルの暗号化強度
デスクトップ(
desktop.dsk)
の移行
パフォーマンス (資料には含まれておりません)
32
DB設計
一般的な注意点
Domino Designer 6/6.5で作成するTemplateは常にODS43になる
(ODSの古いTemplate作成はそれにあったDesignerで行なうか
TemplateのReplicaを古いリリースで作成して利用)
基本的に、新しいリリースでは、新しい設計機能/要素が追加
Lotus Notes/Domino 6/6.5 では、@関数、ロータススクリプト、Javaクラスな
ど
新しい設計要素は、旧リリースのLotus Notes/Dominoでは正常に動作不可
新しい設計要素は、Lotus Notes/Dominoを該当するリリースに移行後使用
ユーザーのクライアント移行が完了しない間はユーザーの最低のリリースで
設計するのが無難
(非互換項目を全て理解して設計するのは困難)
移行にあたっては複雑なDBを用いて評価テストを実施
33
DB設計
非互換に関する一般的注意点
基本的にLotus Notes/Domino 6/6.5はR5互換
R4.xからの移行時はR5への移行と同様(R5経由で移行する意味はない)
R5以降アクションボタンの保持場所が変更
Designer R5/6/6.5で設計を保存するとActionが移行される
それ以降R4.xでActionを加えてもR5/6/6.5には反映されない/逆も真
式やScriptの実行場所
Designer 6/6.5では実行場所の指定が可能だがR4.x/R5では無効
34
ACLの扱いやレプリカに関する変更
ACLに関する変更
ワイルドカードとグループの扱い順序の明確化
R4.x/R5 :
UserID > Group/ワイルドカードの高い方 > Default
6/6.5
:
UserID > Group > ワイルドカード> Default
フルアクセス管理者の権限
ACLを無視(フルアクセス管理者は全てのDBに管理者権限でアクセ
ス)
暗号化された文書はフルアクセス管理者でも見ることはできない
ローカルレプリカ作成に関する変更
デフォルトはローカルでの暗号化
ユーザープリファレンスで変更可能
共有PCなどでのレプリカ作成時は注意
DB管理者はACLでReplica/Copy不可の設定が可能
35
全文検索やビューの並び順の違い
全文検索エンジンの変更
R4.x(Varityのエンジン) >> R5(IBM GTR34) >> 6(IBM GTR41)
移行時には必ず索引の削除と新規作成が必要
IBM GTRは半角英数字/カタカナ/ひらがなと全角英数字/カタカナ/ひら
がなを同一視
全文索引オプションで「
大文字と小文字の区別」
指定は必須ではない
FTSearch Methodを利用しているApplicationでは注意が必要
(期待している結果が返らない場合がある)
例
ビューの並び順(Sort順)の違い
R4.xからの移行では並び順が変わる
36
日付の扱いの違いなど
WEBアプリケーションでのNote IDの利用
Note IDを使っての文書の参照は不可(セキュリティーの強化)
Note IDからUNIDへの変更が必要
日付の扱いの違い
R5/6/6.5は自動判断ロジックが働くのが標準
"a"と入れても、保存時に自動的に英語の"Apr"と判断して2004/04/01
となり、Errorにならない
InputValidation式が期待通りに動かなくなる
ユーザープリファレンス(6/6.5)またはNotes.ini(R5 & 6/6.5)でR4.xとの互
換設定
StrictDateTimeInput=1 または
LotusScriptのDate$の戻り値
R4.6.7では常に長い形式("YYYY/MM/DD") (Y2K問題対応)
R5/6/6.5では地域設定の短い日付形式(標準では"YY/MM/DD")
37
カレンダーとスケジュールの考慮事項
WebブラウザーからNotes 6/6.5テンプレートとR4.6テンプ
レート
を使用するユーザー間のやり取り
Notes 6/6.5 テンプレートを使用するユーザーからR4.6テンプレートを使
用するユーザーに会議召集を送付する場合、次の設定になっていない
と、受信した会議招集が添付ファイルのみの意味のないメールになる
R4.6テンプレートを使用するユーザーのメールの受信形式をユー
ザー文書で"リッチテキスト優先"に設定
38
漢字アドレス帳関連の考慮事項
Lotus Notes/Domino 6/6.5 環境でのR4.6漢字アドレス帳の
使用
Lotus Domino 6/6.5にはサーバーのローカルクライアントがないため、
ローカルクライアントを前提としている申請DBからのユーザーの個別登
録ができない
(Windows版にはnlnotes.exeが含まれていますが、これは従来からの
Setup用のものでこれを利用することはサポートされていません)
申請DBでユーザーの一括登録はできるが、Notes本来のユーザー登録
は、個別登録、もしくは、標準でのユーザー登録を前提としているため、
申請DBからでは、Notes本来のユーザー登録ができない
共存には R4.6 サーバー、R4.6 クライアントを利用
39
Dominoサーバーの導入/初期設定時の考慮事項
新規導入/初期設定時の考慮事項
追加のサーバーとして新規に初期設定すると、新たにサーバー設定文
書が作成
既存の設定がある場合には、作成された文書の削除が必要
40
IDファイルの暗号化強度について
別名を設定すると、R4.6 では利用不可
4.6環境が完全になくなってから別名を使用が基本
別名のない組織認証者IDによって再認証
再認証のときに別名をつけないのではない
別名認証していないIDが必要
(別名認証時は必ずオリジナルのcert.idをバックアップ)
北米版のIDファイルは、R5.0.4 より前では利用不可
R5.0.4より米国輸出規制が緩和され、日本でも北米仕様の高い強度のIDが
利用可能。
注意事項
R5.0.3以前のクライアント・
ユーザーには北米版IDを作成しないこと。
再認証では変更不可
41
デスクトップ(
desktop.dsk)
の移行
Notes 6/6.5のデスクトップを構成するファイル
desktop6.ndk
bookmark.nsf
R4.6からの移行
desktop6.ndkがなくdesktop.dskがあるとNotes 6/6.5が自動的に移行
bookmark.nsfがない時は、Desktopの情報をブックマークに登録
「
お気に入り」
には最近アクセスしたものが登録
R5からの移行
desktop6.ndkがなくdesktop5.dskがあるとNotes 6が自動的に移行
bookmark.nsf がない時は、Desktopの情報をブックマークに登録
「
お気に入り」
には最近アクセスしたものが登録
desktop.dskがあっても無視
クライアントセットアップ後の移行
Desktop6.ndk/bookmark.nsfを削除
desktop.dsk/desktop5.dskをNotesのDataディレクトリーにコピー
クライアントをスタートさせると上記のStepで自動的に移行
42
R4.6と6/6.5の混在環境で、R4.6.7aは必須ではありません
ヘルプには、「
R4.6と6/6.5のサーバーが混在する場合は、R4.6サーバー
はR4.6.7aを使用してください」
旨の制限事項が掲載されています。
この制限事項は「
多くのフィールドを許可」
に起因
6/6.5ではポリシー文書に多数のフィールドを使用
R4.xでは処理できない(テーブルが64Kを超える)
R4.xではテーブル情報が読み取れず複製エラーが発生
Dominoディレクトリーで致命的問題となる。
R4.6.7aではその問題を処理
必ずしも必須ではありません
正式に技術情報文書を発行しました。
題名:
「
Domino 6 と R4.x 間でポリシー文書の複製を行うとエラーが発生する」
ポリシー文書を使用していなければ問題は発生しない。
ポリシー文書を使用する場合でも、回避策を提示
2004/04/08発行
http://www-6.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf?OpenDatabase
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