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へのアップグレード IBM Lotus Notes/Domino 8 日本IBMシステムズ・エンジニアリング株式会社 ビジネス・インフラストラクチャー・ソリューション ワークプレース

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へのアップグレード IBM Lotus Notes/Domino 8 日本IBMシステムズ・エンジニアリング株式会社 ビジネス・インフラストラクチャー・ソリューション ワークプレース
®
IBM Lotus Notes/Domino 8へのアップグレード
日本IBMシステムズ・エンジニアリング株式会社
ビジネス・インフラストラクチャー・ソリューション ワークプレース
© 2008 IBM Corporation
IBM Software Group | Lotus software
特記事項
ƒ 本資料の記載内容は、正式な IBM のテストやレビューを受けておりません。内容につ
いて、できる限り正確を期すよう努めてはおりますが、いかなる明示または暗黙の保証
も責任も負いかねます。本資料の情報は、使用先の責任において使用されるべきもの
であることを、あらかじめご了承ください。
ƒ 掲載情報は不定期に変更されることもあります。他のメディア等に無断で転載する事は
ご遠慮ください。
ƒ 本資料の著作権は日本アイ・ビー・エムにあります。非営利目的の個人利用の場合にお
いて、自由に使用してもかまいませんが、営利目的の使用は禁止させていただきます。
ƒ IBM, AIX, Lotus, Lotus Notes, Lotus Domino, は International Business Machines
Corporationの米国およびその他の国における商標
その他、記載された社名および製品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
2
IBM Software Group | Lotus software
目次
ƒ アップグレードの準備・計画
ƒ サーバー移行の考え方
ƒ IBM Lotus Domino Web Access (DWA) 移行の考え方
ƒ クライアント移行の考え方
ƒ 混在環境の注意点
3
IBM Software Group | Lotus software
アップグレードの準備・計画
アップグレードの準備・計画
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アップグレードの基本
ƒ Lotus Notes/Dominoシステムのアップグレードとは
– Lotus Dominoサーバーのアップグレード(メール/DWAサーバー、
アプリサーバー、ハブサーバー、MTAサーバーなど)
– Lotus Notesクライアントのアップグレード
– メールテンプレートのアップグレード
– アプリケーションの新環境対応
アップグレードの基本3要素
-サーバー
-クライアント
-アプリケーション
5
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Lotus Notes/Dominoシステムのアップグレードの進め方(例)
Plan
全体
Preparation
Pilot
Production
時間
移行方針策定
サーバー
移行設計
クライアント
テスト
移行設計
移行作業
移行作業
(移行ツール開発)
アプリ
移行設計
テスト、修正
新設計適用
6
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基本方針の策定
ƒ Lotus Notes/Domino環境のアップグレードにあたり、プロジェクトの
ゴールを制定する。
– パターン1 : 既存環境を純粋にアップグレードする
• サーバーのみ、サーバー&クライアント、など
– パターン2 : 移行のタイミングで、追加拡張を考える
• クライアントの種類を変更する(Web化、メールクライアントの変更)
• 障害対策、災害対策の実装
• サーバー集約/再編成
• プラットフォーム変更
• Lotus Notes/Domino 8 新機能の活用
パターン2の場合、純粋なアップグレードに比べて、移行設計として必要とさ
れる項目が多い
7
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事前の確認必須事項(1)
ƒ サポートされるアップグレードパス
– Lotus Domino 6.x以降からの移行をサポート
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731655
ƒ サポートされているプラットフォームの確認
– Lotus Dominoサーバーのプラットフォーム、バージョン
• (8.0.1) 64bit版のLotus Dominoを利用するかどうかも含め
– クライアントのプラットフォーム、バージョン
• Lotus Notesクライアント、Webブラウザなど
– 利用している、コンパニオン製品、サードパーティツール
• Lotus Dominoリリース、プラットフォームとバージョン
詳細を最新のリリースノートで必ず確認して下さい
主要な注意点
• Lotus Dominoサーバー: WindowsNT/2000, AIX5.1/5.2は対象外
• Lotus Notesクライアント:Windows95/98/NT/2000は対象外
• DWAクライアント:Windows95/98/NT/2000, IE5.5は対象外
8
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事前の確認必須事項(2)
ƒ ハードウェア要件
– サーバースペックの確認
• リリースノートの記述は最低要件
• 特定条件下の負荷テストでは、I/Oの削減に効果あり
– developerWorksの記事参照
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/library/domino8-performance/
• テンプレートサイズの増加による、ディスクサイズの確認
– mail8.ntfは約27MB (mail7.ntfは約18MB)
• ユーザー数の増加がないか。クライアントタイプの変更がないかを確認
– クライアントスペックの確認
• Lotus Notesクライアント
– Standard版を利用する場合は要注意
– Basic版はLotus Notes 7と同程度のシステムリソースで稼動
• DWAクライアント(Webブラウザ)
– リリースノートに従ってスペックを確認。
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新環境基本設計
ƒ サーバー環境設計
– 移行時にサーバー追加がある場合は実施
• 新サーバーとのメール/複製のトポロジーの組み方
• サーバーのセキュリティ
• Web環境設計(認証、SSOなど)
• など、現行の設計にあわせて
ƒ サーバー運用設計
– Lotus Domino 8環境での運用方針の決定
• サーバースケジュール/監視/障害対策・復旧
• ユーザー・グループ管理
• クライアント管理
• DB管理
– 基本的に、Lotus Notes/Domino 8の機能を利用した運用設計を行って
よいが、移行完全完了まではリリース混在時の考慮が必要
10
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クライアント環境の把握
ƒ クライアントの数、ロケーション
– 大まかな台数の把握がスケジュールの決定などに必要
– 十分なネットワーク回線があるかどうかの確認(配布方法に影響)
ƒ 現在利用しているクライアントのリリース
– Smart Upgradeが使えるかどうか、などに影響
ƒ 現在利用しているクライアントのH/W、OS
– Lotus Notes 8でサポートされているかどうか
– Lotus Notes 8を動かすのに十分なスペックであるかどうか
ƒ その他
– 現在のクライアント環境構築上、特殊なことをやっていないかどうか
– ユーザーのOSに対する権限
• プログラム、データディレクトリに対して、書き込み・変更権限が必要
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一般的な移行手順
1.
Lotus Domino Administratorクライアント
ƒ
Lotus Domino 8サーバーを管理するために
Domino ディレクトリ
2.
ƒ
下位互換性あり (Lotus Domino 6.5/7でも稼動可能)
Domino ディレクトリのシステム管理サーバー
3.
ƒ
Lotus Domino 8のadminpリクエストを処理するために
ƒ
Lotus Domino ディレクトリと同一タイミングのことが多い
推奨されるアップ
推奨されるアップ
グレードの順序。
グレードの順序。
これ以外の順序
これ以外の順序
でも構わないが、
でも構わないが、
考慮点が増える
考慮点が増える
ハブサーバー
4.
ƒ
ユーザーが直接アクセス出来ないサーバーから
メールサーバー
5.
ƒ
メールテンプレートはLotus Domino 8サーバー上で稼動保証されており、テンプレートの種類が少な
いため移行しやすい。
アプリケーションサーバー
6.
ƒ
7.
これまでのサーバー移行での経験を元に。
Lotus Notesクライアント
ƒ
サーバーの移行が完了後に行うのが理想的
メールテンプレート
8.
ƒ
Lotus Notesクライアント移行後に、メールテンプレートを8に置換可能。
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サーバー移行
サーバー移行
13
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移行設計の実施
1. スケジュールの決定
– 大まかな移行の流れに従ってスケジュールを決定
•
•
•
アーリー・デプロイメント期間の決定
サーバー台数、ロケーションなど、スケジュールへの影響要素の考慮
クライアント展開、アプリケーション修正などとのタイミングの調整
2. 混在環境への対応策
– 移行シナリオ、既存環境にあわせて、混在環境時の注意点の洗い出し、
および事前検証
3. 個々のアップグレード作業詳細の決定
– 手順の明確化、および事前検証
– ロールバックプランの検討
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IBM Software Group | Lotus software
サポートされる環境
Lotus Domino 8.0.1(32bit版)システム要件
Windows
OS
CPU
IBM AIX
Windows 2003
Server
( Standard Edition、
Enterprise Edition、
x64 Edition)
Service Pack 2
AIX 5.3
(64ビットカーネル)
ML05 以上
Intel Pentium 以上
または互換
(32 ビットおよび 64
ビット)
PowerPC
AIX 6.1 *8.0.1から
(64ビットカーネル)
Service Pack 1
Linux
Novell SUSE Linux
Enterprise Server
(SLES)10x86 (32 ビット)、
10x86_64 (64 ビット)
Sun Solaris
Sun Solaris 10
(64ビットカーネル)
March 2006 パッチ
クラスタ以上
Red Hat Enterprise
Linux(RHEL) 5 (32 ビット)、
5 (64 ビット) *8.0.1から
Intel Pentium 以上
または互換(32 ビットおよび
64 ビット)
RAM
CPU ごとに最小 512 MB(512 MB 以上を推奨)
Disk容量
パーティションごとに最小 1.5 GB
UltraSPARC III
以上
IBM System i、System zほか各プラットフォームの詳細情報は、
最新版のリリースノートをご確認下さい
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IBM Software Group | Lotus software
サポートされる環境
Lotus Domino 8.0.1(64bit版)システム要件 *8.0.1から
Windows
OS
CPU
IBM AIX
Windows 2003 Server x64 Edition
Service Pack 2
AIX 5.3(64ビットカーネル) ML05 以上
AIX 6.1(64ビットカーネル) Service Pack 1
Intel EMT64 またはそれ以上で互換、
または同等のもの
PowerPC
RAM
CPU ごとに最小 512 MB(512 MB 以上を推奨)
Disk容量
パーティションごとに最小 1.5 GB
※Windows 64bit版は、以下の情報にもご注意下さい。
(参考)64 bit の Windows 環境で Lotus Domino サーバーのパフォーマンスが大幅に低下してしまう
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731710
IBM System iや各プラットフォームの詳細情報は、
最新版のリリースノートをご確認下さい
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IBM Software Group | Lotus software
移行前の事前準備
ƒ 不要なデータベースの削除・アーカイブ
– アプリケーションのLotus Notes/Domino 8 動作対応のための棚卸にあわせて
• 例:catalog.nsf より、ユーザーのDB使用状況を確認して判断するなど
ƒ サーバー設定の見直し
– Dominoディレクトリ
• 不要なプログラム文書、サーバー接続文書などがないかどうか
• 複製トポロジーの見直し
– 不要タスクの削除
• notes.iniパラメータのServerTasks, ServerTasksAtX パラメータに不要なタスクはないか
– notes.iniパラメータの見直し
• マシンの入れ替えがある場合はパフォーマンス/ハードウェア関連のパラメータを削除しておく
– ログのエラー解消
• サーバーログ(log.nsf)に記録されるエラー内容を判別・対応し極力解消させておく
ƒ 設定の見直し
– 認証ログDBの作成(ユーザー管理作業をする全サーバー上に複製を配置)
– 現行のDominoディレクトリをカスタマイズしている場合、Lotus Domino 8に対応させる
– Dominoディレクトリ複製への配慮
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IBM Software Group | Lotus software
安全な移行のための環境作成 (1)
ƒ 既存データベースの安定化
– 移行前に updall –r , fixup , compact –c を実施
• 実行しなくてもよいが、DB破損などが移行前から発生している場合に、「移行
が破損の原因だったかどうか」の切り分けが可能になる
• compact -c は DBIID が変更されるので注意
– トランザクションログを利用している場合
• 実行には時間がかかるため、実施する場合はスケジュールを検討
– パフォーマンスへの影響から、オフピーク時間帯の実行を推奨
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IBM Software Group | Lotus software
安全な移行のための環境作成(2)
ƒ トラブルシューティングしやすい環境の生成
– コンソールロギングの有効化
• notes.iniファイルに Console_Log_Enabled=1 を追加
– “IBM_TECHNICAL_SUPPORT” ディレクトリに
“console_<Server>_<Date>@<Time>.log” というファイル名で取得される
– クラッシュ時のNSD自動実行、サーバーの再起動設定
• NSDとは、コールスタックやメモリダンプなど、障害時の解析に必要なデータを収
集するツール
• サーバー文書の基本タブで、クラッシュ時のNSDの自動実行を設定
– debug_threadid の利用
• notes.iniファイルに、debug_threadid=1 を設定
– コンソールログに、プロセスID、スレッドIDを記録する
– amgr, update など主要なタスクのログを詳細にしてもよい
• (例)notes.iniパラメータ の log_update=2 , log_agentmanager=1
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IBM Software Group | Lotus software
Lotus Domino 8 設定の事前検討
ƒ メッセージリコールを利用するかどうか
– Lotus Domino 8 アップグレード時、デフォルトで有効
• 不要な場合は、サーバー設定文書で無効にする
ƒ システム管理プロセスの目的サーバーへの直接保存を利用するかどうか
– Lotus Domino 8より、デフォルトで、目的サーバーのDBへ要求を直接保存する
ように変更される
• Lotus Domino 7以前と同様の動作をするためには、notes.ini ファイルに
ADMINP_DONT_ATTEMPT_DIRECT_DEPOSIT=1の設定が必要
– 例えば、ネットワークの都合上などで、直接接続したくない場合
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IBM Software Group | Lotus software
移行作業(1)
ƒ サーバーのバックアップ取得
– notes.ini, idファイル
– 重要な全てのデータベース、テンプレート
– log.nsfなどもバックアップをとっておくことで、移行後の問題判別に有用
ƒ ユーザーアクセスの遮断
– drop all コマンドによるカレントユーザーセッションの遮断
– set conf server_restricted=1 (もしくは2) の設定によるサーバーアクセス制限
• =1と=2の差異は、サーバー再起動後も継続的に有効かどうか
ƒ タスク処理の終了
– adminp タスクの処理終了 (admin4.nsf に残る未処理要求やエラー要求を処理後)
– router タスクの処理終了 (mail.boxの未送信メールやデッドメールを処理後)
ƒ OS上の配慮
– Windowsサービス, UNIX cronなど、関連項目を無効化しておき、自動的に稼動するのを避
けておく
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IBM Software Group | Lotus software
移行作業(2)
ƒ プログラムの導入
– 詳細は、Lotus Domino 8 Administrator ヘルプ参照
– 日本語版はランゲージ・パックの適用が必要
ƒ 導入、起動の前に
– OSパラメータの確認(リリースノート参照)
– notes.iniの設定再確認
•
(推奨)CREATE_R8_DATABASES=1を設定する
– テンプレートセットの確認。必要に応じて、削除や入れ替えなど。
– (必要に応じて) log.nsf/domlog.nsf の退避(再起動時に自動新規作成)
ƒ 再起動後にて
– (最初のサーバーの場合)Dominoディレクトリのアップグレード、ビュー索引再構築
•
「Domino ディレクトリの設計をアップグレードしますか ? この更新により標準フォームとビューはテンプレートのものと同じにな
ります。 (Yes/No)」
– 全てのデータベースの圧縮 (ODS 48への移行) とビュー・全文索引の更新
•
updall –r, updall -x , compact -c (上記のCREATE_R8_DATABASES=1が前提)
– ユーザーサービス開始する場合は、server_restricted=0(アクセス制限しない)を確認
– 最低限の稼動確認の上、OS設定で無効化したものを、正しい形で有効にする
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IBM Software Group | Lotus software
サーバー移行後の考慮点
ƒ Dominoディレクトリの複製
– ディレクトリ設計変更後は、ビューの再構築が必要
• updall –r names.nsfコマンドで再構築 (大規模の場合は、やや時間がかかる)
• Lotus Domino 8導入後、サーバー初回起動以前に手動でのupdall -r names.nsf 実行
を検討
• ドメインの他のサーバーに反映させる場合は、オフピーク時間帯に行う
– 「このレプリカの複製を一時的に無効にする」オプション も利用可能
ƒ 会議室予約の利用
– 会議室予約のタスクがRnRMgrに変更(Lotus Domino 7より)
• 利用には、RnRMgrタスクの稼動が必須
• Lotus Domino 7以降の、Rescr8(7).ntf(Lotus Domino 8(7)会議室予約テンプレート)を
使ったデータベースのみに機能
– Lotus Domino 6.5以前のDBは正しく動作しない。設計置換が必須。
– Lotus Notesクライアントは、6.5/7/8いずれも利用可能
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IBM Software Group | Lotus software
Domino ディレクトリ日本語拡張(DJX)環境の移行
ƒ Lotus Dominoディレクトリの設計をアップグレード(djxdd.ntfを使用)
– インストール後の自動アップグレードではpubnames.ntfに置換される
ƒ DJX管理ツール(djxadmin.nsf)、DJX管理データベース(djxmstr.nsf)のアップグレード
– 管理者のクライアントは Lotus Notes 8になっている必要がある
– エージェントが無効になるのを防ぐため、設計の引継ぎは行わない
ƒ メールテンプレートのアップグレード
– ノーツクライアント、DWAとも共通テンプレート(djxmail8.ntf)を使用
ƒ DWA関連ファイルの置き換え
– 日本語環境設定ガイドの「Domino Web Accessのための設定」を参照
※日本語環境設定ガイドの「Notes/Domino 6.0 以降のリリースから
Notes/Domino 8.0 へのアップグレード」を参照して下さい。
(参考)IBM Domino ディレクトリー日本語拡張(DJX) 概要 - Japan
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20080118.shtml
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IBM Software Group | Lotus software
Lotus Domino 8での変更に伴う注意点
ƒ コンソールログファイルのデフォルト
– デフォルトでは1KBのログファイルが自動的に作成されるため必要に応じてサイズ変更や取
得停止を実施(Lotus Domino 7から)
ƒ Billing(課金)機能からActivity Loggingへ
– Billing機能は互換性のため提供されるのみで、修正や機能拡張は計画されていないため、同
等の機能を備えるActivity Logging への移行を推奨
ƒ DWAテンプレートの統合
– DWAテンプレートは提供されず、Lotus NotesもDWAもmail8.ntfを使用する。
– ユーザーの登録時に、Lotus Domino Web Access メールシステムと MAIL8.NTF メールテ
ンプレートを選択。
– 旧来のWebMailへの切替は「&ui=webmail」パラメータで可能
– (8.0.1)DWA ライトモードが使用可能
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IBM Software Group | Lotus software
Domino
Domino Web
Web Access(DWA)移行
Access(DWA)移行
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IBM Software Group | Lotus software
DWA クライアント環境の確認
ƒ サポート対象のOS/ブラウザを確認
– Windows XP, Windows Vistaを利用していない環境では、OSの
バージョンアップが必要
DWA 8
DWA7.x
DWA6.x
サポートするWindows
サポートブラウザ
推奨H/Wスペック
Windows XP
Internet Explorer 6.0
推奨:
Windows Vista
Internet Explorer 7.0
CPU: Pentium IV 1.5GHz
Firefox 2.0以上
Mem: 512 MB
Windows 2000/XP
Internet Explorer 6.0
推奨:
Windows Vista (7.0.3予定)
Internet Explorer 7.0 (7.0.3予定)
CPU: Pentium IV 1.5GHz
Firefox 1.0.x , 1.5.0.2以降
Mem: 512 MB
Windows 95/98/2000/XP
Internet Explorer 5.5 および 6.0
推奨:
Windows NT4.0
Internet Explorer 7.0 (6.5.6)
CPU: Pentium IV 1.5GHz
Windows Vista (6.5.6 FP1)
Mozilla 1.3.1
Mem: 512 MB
(注)推奨CPUは 8.0 では1.GHz, 8.0.1より1.5GHz
詳細は、最新版のリリースノートをご確認下さい
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IBM Software Group | Lotus software
Lotus Domino Web Access移行概要
移行の流れ
1. サーバーのアップグレード
– Lotus Domino 6.5 / 7.0 のサーバーを、Lotus Domino 8.0 にアップグレード
– サーバーをアップグレードしただけでは、DWA 8.0にはならない
– 既存の状態(DWA 6.5 / DWA 7.0)として動作する。
2. サーバー上のメールテンプレート置換
– サーバーコンソール上にて、convertタスクを実施
– convertタスク実行には時間がかかるため、移行作業計画に時間の考慮が必要
– -u オプションにも注意 (フォルダ設計置換)
– 設計置換後に、ビューインデックスの再構築が必要 (updall –r)
– Lotus Notesクライアントからのメールファイルアクセスがある場合は、全クライアント
をバージョンアップ後に設計置換することが推奨される(mail8.ntf利用の観点より)
3. (DOLS利用時)Sync Manager移行
•
DWA 8を利用開始後すぐに、必ず各クライアントのSync Managerもバージョ
ン8にする
※ DOLS: Domino Off-Line Services
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IBM Software Group | Lotus software
DWA/DOLS 移行ステップ (1)
Step1:移行前
DOLS7
DWA7
Archive
DWA7
Step2:サーバーアップグレード
Lotus Domino 7
DWA7
DWA7
forms7
forms7
Archive
DWA7
Step3:メールテンプレート移行
DOLS7
DWA7
Archive
DWA7
DOLS7
forms7
ƒ
Lotus Domino 8
DWA8
forms7 forms8
オンラインはDWA8
オフラインはDWA7
forms7
Lotus Domino 8
DWA7
forms7 forms8
DWAには変化なし
DWAは、メールテンプレートと、formsX との組み
合わせで動作する。
–
メールテンプレートは管理者が意図してアッ
プグレードする
–
formsXは、インストールすると自動的に配
置される。
ƒ
DOLSがない場合は、Step3にてDWA8への移
行完了
ƒ
DWA6.5からの移行も同じ流れ
29
IBM Software Group | Lotus software
DWA/DOLS 移行ステップ(2)
Step4:DOLSアップグレード
DOLS8
DWA8
Archive
DWA7
forms7 forms8
Lotus Domino 8
DWA8
forms7 forms8
オフラインもDWA8
アーカイブはDWA7
Step5:アーカイブアップグレード
DOLS8
DWA8
Archive
DWA8
forms7 forms8
Lotus Domino 8
DWA8
forms7 forms8
オフラインもDWA8
アーカイブもDWA8
ƒ Step3の後は、すぐにStep4を実行する。
– Step3の後、同期処理が行われると、DOLS7の上で DWA8のテンプレートとなるため
ƒ DOLSアップグレード後も、アーカイブDBの設計はDWA7。ただし、文書のアーカイブを実施したタ
イミングで、設計がDWA8に変更される。
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IBM Software Group | Lotus software
Domino Web Access 移行時考慮点
ƒ 考慮点
– フォルダ設計の置換も行いたい場合は「convert -u」で実施
– Sync Managerのアップグレードは上書きインストールを実施
• ユーザーによる手作業(購読のインストール)が発生
• 上書きインストールは、サーバーアップグレード後、最初の同期が行われる前に実
施することを強く推奨(DOLS 7上で mail8.ntfが動くことを避けるため)
– ローカルアーカイブの設計はSync Managerの上書きインストール後も古い
バージョンのDWA画面が表示される
• オフラインのメールファイルとで、DWAのインタフェースが異なることになる
• ただし、最初にアーカイブを実行するタイミングで、mail8.ntf に置換される
– 移行前に実環境での検証を行う
– (8.0.1) DWAライトモードでは別名はサポートされていないため注意
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731723
31
IBM Software Group | Lotus software
(参考) convert コマンドの入力例
基本構文:
– load convert [-r] [-u] filepath¥filename OldDesignName NewTemplateName
ƒ 例1: 全てのmailディレクトリ下のDBを、mail8.ntfに置換
– load convert mail¥*.nsf * mail8.ntf
ƒ 例2:全てのDWA7テンプレートのDBを、mail8.ntfに置換
– load convert mail¥*.nsf dwa7 mail8.ntf
ƒ 例3: 全てのmailディレクトリ下のDBを、フォルダも含めてmail8.ntfに置換
– load convert -u mail¥*.nsf * mail8.ntf
(補足)convert –u は、過去に以下のような障害あり (8.0で修正)
Title:
URL:
load convert -u を実行すると既存フォルダがすべて受信ボックスの設計になってしまう
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/729712
*を利用する場合は、mail¥ を忘れないなど要注意
(対象外DBを誤って設計置換しないよう)
32
IBM Software Group | Lotus software
クライアント移行
クライアント移行
33
IBM Software Group | Lotus software
移行設計の実施
ƒ 移行要件と移行環境の調査
– 移行対象の Lotus Notesクライアントのバージョン
– ユーザー環境
ƒ 移行方法の決定
–
–
–
–
–
クライアント移行方法の検討
使用するクライアントの検討(Standard版 、 Basic版)
クライアント移行とメールテンプレートの移行タイミングの検討
ユーザーへの移行アナウンス方法の検討
移行トラッキング方法の検討
ƒ クライアント管理に向けた、ポリシーの設計
– Smart Upgradeなど、移行にポリシー機能を併用する場合、移行後のクライアント運用を考えて
のポリシー定義も行う
ƒ スケジュールの決定
– 移行期間はどのくらい必要となるのか(混在環境)
ƒ ユーザー教育、ヘルプデスクなどに関する準備
– ユーザーインタフェースが大きく変わるため、ユーザーへの事前教育・連絡が必要
– 問い合わせに対するヘルプデスクの用意
34
IBM Software Group | Lotus software
移行要件と移行環境の調査
ƒ 移行対象クライアント
• Lotus Notes 8 Standard版, Lotus Notes 8 Basic版
ƒ 対象元バージョン、クライアントタイプ
– (Lotus Notes R5.x), Lotus Notes 6.x, Lotus Notes 7.x
– Lotus Notes クライアント, Lotus Administrator/Designer クライアント
ƒ ユーザー環境
– OSの確認
– クライアントユーザー権限の確認
– クライアントスペックの確認
• CPU, Memory
• HDD空き容量
– HDD空き容量の調査は、Win32APIの
呼び出しなどが必要
※ (参考)アップグレードによるプログラムの容量増加分
Lotus Notes 8
6.5.5
7.0.2
370MB
290MB
100MB
10MB
Standard版
Lotus Notes 8
Basic版
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IBM Software Group | Lotus software
移行方針の決定
パターン1:新規マシンへの移行(PCリプレイス)
パターン2:既存クライアントへのアップグレード
ユーザー環境(OS、マシンスペック)などより考慮
Lotus Notes 8
Lotus Notes 7.x
Lotus Notes 6.x
サポートOS
推奨H/Wスペック
Windows XP
CPU: Intel Pentium 4, 1.2GHz 以上
Windows Vista
Mem: 最小 512 MB, 1 GB 以上を推奨
Windows 2000
CPU: Intel Pentium
Windows XP
Mem: 最小 128 MB, 256 MB 以上を推奨
Windows Vista (7.0.3から正式
サポート)
(VistaはMem:最少1GB、1GB以上を推奨)
Windows 95/98
CPU: Intel Pentium
Windows 2000
Mem: 最小 128 MB, 256 MB 以上を推奨
Windows XP
Windows NT4
36
IBM Software Group | Lotus software
Lotus Notes 8 Standard版とBasic版の違いについて
ƒ Lotus Notes 8 Standard版とBasic版
– Lotus Notes/Domino 8 の新機能の多く (例:複合アプリケーション)の活用には、クライアントに
Standard版を利用する必要がある。
– ただし、Standard版は、Eclipse上で動作するアーキテクチャであり、要求されるH/W能力が高い
– このため Lotus Notes 7相当のH/W能力で動作が可能で、一部の新機能が利用出来る、Lotus
Notes 8 Basic版が提供されている
ƒ ハードウェア要件
– Standard版 (Lotus Notes/Domino 8 リリースノートより)
•
プロセッサ
–
•
Intel Pentium 4、1.2GHz 以上または互換性のあるもの
RAM
–
–
Windows XP
- 最小 512 MB、 1 GB 以上を強く推奨
Windows Vista - 最小 1 GB、1.5 GB 以上を強く推奨
– Basic版 (Lotus Notes/Domino 7 リリースノートより)
•
プロセッサ
–
•
Intel Pentium 以上および互換製品
RAM
–
–
Windows XP
- 最小 128 MB、 256 MB 以上を強く推奨
Windows Vista - 最小 1 GB、1 GB 以上を強く推奨
両クライアントの違いについては下記文書を参照ください
リリースノート「Lotus Notes 8 「ベーシック」版では使用できない機能」
IBM Lotus Notes/Domino 8 機能評価ガイド(http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20070803_1.shtml)
37
IBM Software Group | Lotus software
新規マシンへの移行ステップ
1. Lotus Notes 8 クライアントのインストール
導入するパスを合わせる必要。
–
•
Lotus Notes 8 の 標準インストール先。 C:¥Program Files¥IBM¥Lotus¥Notes
2. 既存ファイルのコピー
–
notes.ini
–
names.nsf
–
desktop6.ndk
–
bookmark.nsf
–
ユーザーIDファイル(例:user.id)
–
(必要に応じて) ローカルに作成/複製した データベース
–
(必要に応じて) User.Dir や Dirファイル
3. ユーザーによる初回起動
–
ƒ
初回起動時に、ローカルファイルのバージョンアップが実行
• notes.iniファイル の TemplateSetupパラメーターの値で制御
• ブックマーク、デスクトップ、個人アドレス帳の更新(既存情報はそのまま引き継がれます)
9 ツールバーは、初期化されます
注意点
•
Lotus Notes 8 の導入するパスを合わせない場合、下記の対応が必要となります。
– 既存からコピーしてくる notes.iniファイル のDirectoryパラメーターの修正
38
IBM Software Group | Lotus software
既存クライアントへのアップグレードステップ
1. Lotus Notes 8 クライアントの上書きインストール
– 上書きインストールでは、導入するパスの変更は不可
– インストールには Windowsの管理者のユーザー権限が必要。
2. 上書きインストール後の初回起動
– 以前のクライアントと同じ場所の起動アイコンからLotus Notes 8を起動
• アイコン画像は変わります
– 初回起動時に、ローカルファイルのバージョンアップが実行
• notes.iniファイル の TemplateSetupパラメーターの値で制御
• ブックマーク、デスクトップ、個人アドレス帳の更新(既存情報はそのまま引き継が
れます)
9 ツールバー設定は、初期化されます
39
IBM Software Group | Lotus software
既存クライアントへのアップグレード方法
ƒ Smart Upgrade
– Lotus Notes 6 以降を使っているユーザーに対して利用可能
• サーバーアクセス時に自動アップグレード通知画面を出させる(Yes/No画面)
• ユーザーが、Lotus Notesクライアントのメニューより手動で起動
– (オプション)ポリシーと組み合わせることで、アップグレードの期限設定や、
移行状態の管理が可能
ƒ メールによるアップグレード
– ユーザーへのアップグレード通知は行われるが、実際にアップグレードを行う
かの判断はユーザーに依存する
ƒ 手動(CDによる配布など)
– CDによる配布や、ファイルサーバーへのアクセス
– 明確に手順が決められるため、事前のバックアップなどの制御は行いやすい
40
IBM Software Group | Lotus software
メールテンプレートのアップグレード
ƒ アップグレードのタイミングの決定
順次行う
• Lotus Notesクライアントをアップグレードしたユーザーから順次テンプレートの変換を行う
• シームレス・メール・アップグレード機能
一括で行う
• 全ユーザーのLotus Notesクライアントをアップグレード完了後にテンプレートの変換を行う
• 管理者による、サーバーコンソール上からの convertタスクの実行
• ユーザーは、「Lotus Notesクライアントの移行」「メールテンプレートの移行」と、2段階の移行を経験
することになる
ƒ メールテンプレート更新の注意
– メールテンプレートの更新が集中すると、サーバーに負荷がかかり、サーバーのパフォーマンスが悪化
する可能性がある
– メールテンプレート更新後のユーザーアクセスは、ローカルキャッシュが使えないため、ネットワーク負
荷が高まる
– メールテンプレート更新後、ビュー再構築もあわせて行う
– mail8.ntfをWebからもアクセスする場合、DWAとしての利用になるため、移行前は「Webメール」インタ
フェースとしてアクセスしていた場合は注意が必要
41
IBM Software Group | Lotus software
Smart Upgrade利用時の考慮点(1)
ƒ サーバー環境
– Smart Upgrade Kitの設定
– サーバー設定文書の設定
– デスクトップポリシーの設定
ƒ クライアント環境
– リリース
• Lotus Notes 6 以上クライアントが対象
• Lotus Notes 6の細かなリリースで、利用可能な機能が異なる
– Lotus Notes 6.5.2 より、ネットワークドライブ、添付ファイルキットの同時指定可能
– Lotus Notes 6.5.4 より同時実行ダウンロード数制御可能
– Lotus Notes 6.5.5 より、すべてのクライアントを対象にすることが可能
– ネットワーク帯域
• 環境に応じて、インストールモジュールの分散が必要
– 配置などについては、要検討
– プラットフォーム(OS)
• ユーザーの権限を考慮
42
IBM Software Group | Lotus software
Smart Upgrade利用時の考慮点(2)
ƒ クライアント環境
– ディスク容量
クライアントの空きハードディスク容量が十分必要
•
–
–
Lotus Notes
8 Standard
版
Lotus Notes
8 Basic版
Lotus Notes 8 Basic版/Lotus Notes 8 Standard版 にて違いあり
Webkit/展開ファイルにて実行結果に違いあり
タイプ
サイズ
ダウンロード/展開先フォルダ
使用後のファイル
Webkit
533MB
C:¥Document and Settings¥username¥Local
Settings¥Temp¥smkits¥0¥C151ZJA.exe
アップグレード後自動的
に削除される
展開済みモ
ジュール
525MB
C:¥Document and Settings¥username¥Local
Settings¥Temp¥WZZSE0.TMP¥
アップグレード後自動的
に削除される
Webkit
177MB
C:¥Document and Settings¥username¥Local
Settings¥Temp¥smkits¥0¥C1525JA.exe
アップグレード後自動的
に削除される
174MB
* 指定画面がでてくる
削除されない
(C151ZJA.exe)
(C1525JA.exe)
展開済みモ
ジュール
※ Lotus Notes 6.5.5 に Lotus Notes 8 Standard版 をSmart UpgradeのWebkit の添付ファイルにて、アップグレードする場
合、クライアントPCには、533MB+525MB+370MB=1428MB の空き容量が必要ということになります。( 533MB+525=1058MB
はアップグレードに開放されます)
43
IBM Software Group | Lotus software
Smart Upgrade利用時の考慮点(3)
ƒ Lotus Notes/Domino 8におけるSmart Upgradeキットの変更点
– 設定
Standard/Basic の指定が追加
Lotus Notes 7 以前は、Basic を選択
•
•
– バージョンの指定
「Release 7.0.3」 の形式にて記載
するのが正しい
•
–
「リリース7.0.3」とフィールドヘルプ
にあるが、アルファベットで指定
44
IBM Software Group | Lotus software
Smart Upgrade 適用時の考慮点
ƒ 適用ユーザーの制御
– Smart Upgradeキット文書の参照権限設定
• 管理タブの[使用可能なユーザーとサーバー] にて設定
– 移行対象ユーザーグループごとに文書を作成し、アップグレード処理をコントロールすることが可能
– Smart Upgradeの同時ダウンロード数の制限 (Smart Upgrade Governer機能)
• サーバー設定文書で設定(サーバー単位で設定)
• アップデートキットの場所は、「添付」のみが有効
ƒ Smart Upgradeのトラッキング
– ユーザーのSmart Upgradeの適用状況を把握する機能
– トラッキングレポートデータベース(LNDSUTR.NTF)の利用
– メール受信DBとして、ユーザーからのトラッキング情報(成功・失敗・キャンセル)を受信格納
– デスクトップポリシーにて設定
ƒ Smart Upgrade更新期限設定
– 期限設定と期限超過後のユーザー通知制御
– デスクトップポリシーにて設定
45
IBM Software Group | Lotus software
アップグレードをサポートするツール/機能(1)
ƒ InstallShield Tuner for Lotus Notes
– クライアントインストールにおける、カスタムインストーラー(変換ファイル)の作
成が可能
– サイレントインストールや導入する機能設定を定義/変更することができます
9 ただし、InstallShield社製品のため、IBM/Lotus ではサポート外
ƒ SURun-As
– Smart Upgradeにおいて、ユーザーが制限付き権限の環境である場合、管理
者権限でインストールを可能にする機能
– 機能はLotus Domino Administrator クライアントに含まれています
9 参考:IBM Lotus Notes/Domino Smart Upgrade、6.5から7への機能検証レポート
9
巻末の参考資料リンク参照
参考:Standard版クライアントでは自己解凍形式によるパッケージ作成を使わないで下さい
46
IBM Software Group | Lotus software
アップグレードをサポートするツール/機能(2)
ƒ シームレス・メール・アップグレード
– デスクトップポリシーにて設定
– 各クライアントのアップグレードの後、メールテンプレートを自動に更新
– 各ユーザーのメールのアップグレードの完了報告を管理者へ通知することも可能
– テンプレートの更新だけでなく、同時にフォルダの更新も可能
9 クライアントのアップグレード⇒サーバーへの初回アクセス⇒メールテンプレートの
更新(Convertコマンドの実行) ⇒フォルダの設計更新
(画面)ユーザーへのダイアログ表示
初回サーバー接続時に更新ダイアログ
フォルダ設計の更新
完了
47
IBM Software Group | Lotus software
Smart Upgradeを使用した移行設計(例)
ネットワークを考慮したアップグレード設計
ƒ 環境・移行要件
– ドミノサーバーは東京に集中している
– ユーザーは全国に展開している
– WAN回線には負荷は最小限
– 指定期限内に移行を完了する
ƒ 設定
– Smart Upgrade キット文書
各地区のキット文書を作成(3文書作成)
[アップデートキットパス] に 各地区の
ファイルサーバー のフルパスを指定
•
[使用可能なユーザー] に 各地区の
ユーザー を指定
– デスクトップポリシー設定文書
•
[更新の期限] に 日付を指定
•
•
48
IBM Software Group | Lotus software
アップグレードのトラッキング(1)
ƒ 各ユーザーのクライアントがアップグレードされたかのトラッキング
– 方法1: Smart Upgradeトラッキングレポートの利用
• Smart Upgradeを使っていることが前提
– 方法2: ユーザー文書の利用
• 後述
– (方法3: セッションログ)
• notes.iniにlog_sessions=1 と設定すると、コンソールにアクセスしたユーザーの名前と利用し
ているクライアントのバージョンが記録される。
例:2008/03/14 16:20:18 Opened session for Doctor Notes/Japan/IBM (Release 8.0)
– (方法4: バージョンチェックの有効)
• 全クライアントの移行完了後にサーバー設定文書にて、「アクセスを許可する最低クライア
ントレベル」を使うことで、アップグレードが行われていないクライアントがアクセス出来なく
なる。
– (方法5: クライアントバージョンの抜き出し)
• @Versionで、バージョンが抜き出せるため、ユーザーがボタン押下などプログラムを実行す
る機会があれば、あわせてトラッキングを行うことが可能
49
IBM Software Group | Lotus software
アップグレードのトラッキング(2)
ƒ ユーザー文書の活用
– Lotus Domino 8のDominoディレクトリには、”クライアントバージョン”ビュー
が存在する
• ただしバージョン情報は、「マシン」「ビルド」「プラットフォーム」「更新日」を複数値
で持つため、ユーザーが過去に別の名前の端末で低いリリースからアクセスし、
その後、その端末ではアップグレードをしていない場合は、その情報も表示される。
– 標準のビューを使わず、ユーザー文書の情報だけ活用する
• ClnMachineフィールド:マシン名
• ClntBldフィールド:ビルド番号
• ClntPltfrmフィールド:プラットフォーム
• ClntDteフィールド:更新日
いずれも複数値フィールド。
50
IBM Software Group | Lotus software
クライアント導入時の注意点(リリースノートより)
ƒ Windowsアカウントの権限
– Lotus Notes 8インストール時には管理者権限またはインストール特権を持つユーザーとして
実施が必要
ƒ Lotus Notes 8 ベータ版からのアップグレードはサポートされない
ƒ Lotus Notes 8 インストールパス名
– Lotus Notes 8 のインストールパスと Notesアプリケーションのファイル名には、非 ASCII 文
字に加え、次の特殊文字はサポートされない。 ; ! # & $ ` , ' = ^ @
– Linux ではLotus Notes 8 のインストールパスにスペース文字を含めることができない
ƒ 共有ネットワークインストールはBasic版のみでサポート
詳細情報は、最新版のリリースノートをご確認下さい
51
IBM Software Group | Lotus software
クライアント導入後の注意
ƒ Lotus NoteとLotus Domino Administrator クライアントまたはLotus Domino Designer クライア
ントの両方を起動する場合
– 最初にLotus Notesクライアントを起動する必要あり
– Lotus Notesを先に終了するとデスクトップアイコンからLotus Notesの再起動が出来ない(ク
ライアント内のアイコンからは起動可能)
ƒ OLEオブジェクトの動作が変更
– Standard版とBasic版でOLEオブジェクト起動時のデフォルト動作が異なる
• Microsoft Office Library および Lotus SmartSuite Library Templatesにも影響
ƒ メールおよび連絡先(個人アドレス帳)の設計をLotus Notes 8の設計で置換した場合、初回起動
時にLotus Notesクライアントの再起動が必要
ƒ Lotus Notes 8クライアントからSametimeサーバー7.5.1へのアクセス
– Lotus Notes 8のクライアントタイプ(1231)をSametimeサーバーが認識しないためSametime
サーバーのログに正しい情報が記録されない
ƒ ローミングユーザーはBasic版のみでサポート
– Standard版でローミング機能は使用できません
詳細情報は、最新版のリリースノートをご確認下さい
52
IBM Software Group | Lotus software
クライアント UIの変更
ƒ F5キーの機能変更
– Lotus Notes 7まで
画面ロック
– Lotus Notes 8
最新表示 (画面ロックはCtrl+F5)
• 注:Basic版では従来通りF5で画面ロック
ƒ 用語(コンセプト)の変更
– ブックマーク -> オープン(開く)リスト
– 個人アドレス帳 -> 連絡先
– ウェルカムページ -> ホーム ページ
– データベース -> Notes アプリケーション
ƒ その他にもユーザーインターフェースの大幅な変更
– 「(参考)メニューの比較: Lotus Notes 6, 7 から変更のあった Lotus Notes 8 のメニューについて 」
•
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731203
53
IBM Software Group | Lotus software
Tips. システム要件(1)
詳細情報は、最新版のリリースノートをご確認下さい
ƒ Lotus Notes クライアント (Windowsプラットフォーム)
OSのバージョン
Microsoft Windows XP Professional (Service Pack 2)
Microsoft Windows XP for Tablet PC
Microsoft Windows Vista: Enterprise, Ultimate, および Business Editions
Microsoft Windows Vista for Tablet PC
ハードウェア
プロセッサ
Intel Pentium 4、1.2GHz 以上または互換性のあるもの
RAM
Windows XP
- 最小 512 MB、 1 GB 以上を強く推奨
Windows Vista - 最小 1 GB、1.5 GB 以上を強く推奨
ディスク容量
インストールディレクトリ (C:¥) - 900 MB 以上を推奨
ビデオ
OpenGL のハードウェアサポート。カラーモニターが必要
N/Wプロトコル
NetBIOS over NetBEUI
サポートなし
NetBIOS over IP
サポートあり
NetBIOS over IPX
サポートあり
SPX
サポートなし
SPX II
サポートなし
TCP/IP
サポートあり、IPV4 および IPV6
X.PC
サポートあり
54
IBM Software Group | Lotus software
Tips. システム要件(2)
詳細情報は、最新版のリリースノートをご確認下さい
ƒ DWAクライアント
OSおよびブラウザの
バージョン
Windows環境
Microsoft Windows XP Professional (Service Pack 2)
Microsoft Windows Vista
Internet Explorer 6 および 7
Mozilla Firefox 2.0 以上
Linux環境
Linux RedHat RHEL 5.0
Mozilla Firefox 2.0 以上
Macintosh環境
Macintosh OS 10.4.x および 10.5
Mozilla Firefox 2.0 以上
-- メモ: Domino オフラインサービス (DOLS)、ローカルアーカイブ、および Lotus Sametime の在席確認はサポートされません
ハードウェア
最小要件
Windows
Pentium III 800 MHz、メモリ 256 MB
Linux
Pentium III 800 MHz、メモリ 256 MB
Macintosh G4 1 GHz、メモリ 256 MB
推奨要件
Windows
Pentium IV 1.5 GHz、メモリ 512 MB
Linux
Pentium IV 1.5 GHz、メモリ 512 MB
Macintosh G4 1.25 GHz、メモリ 512 MB
55
IBM Software Group | Lotus software
Tips. システム要件(3)
詳細情報は、最新版のリリースノートをご確認下さい
ƒ Lotus Domino Administrator クライアント, Lotus Domino Designer クライアント
OSのバージョン
Microsoft Windows XP Professional (Service Pack 2)
Microsoft Windows Vista: Enterprise, Ultimate, および Business Editions
ハードウェア
プロセッサ
Intel Pentium 以上または互換性のあるもの、1.5GHz以上を推奨
RAM
Windows XP
- 最小 512 MB、 1 GB 以上を推奨
Windows Vista - 最小 1 GB、1.5 GB 以上を推奨
ディスク容量
インストールディレクトリ (C:¥) - 960 MB 以上を推奨
N/Wプロトコル
NetBIOS over NetBEUI
サポートなし
NetBIOS over IP
サポートあり
NetBIOS over IPX
サポートあり
SPX
サポートなし
SPX II
サポートなし
TCP/IP
サポートあり、IPV4 および IPV6
X.PC
サポートあり
56
IBM Software Group | Lotus software
混在環境の考慮点
混在環境の考慮点
57
IBM Software Group | Lotus software
混在環境の考慮点(1)
ƒ Dominoディレクトリ
– 下位互換性あり。Lotus Domino 6.5 / 7サーバーで利用可能。
• Lotus Domino 7以前のサーバー上の、pubnames.ntfは、削除するか置き換えたほうが無難(Designタス
クとの兼ね合い)
• ただし Lotus Domino 8の新機能は、Dominoディレクトリで例え有効化されてあっても、下位リリースでは
動作しない
– 設計要素の複製禁止を行うことで、各サーバーのリリースそれぞれの設計要素で動作させるこ
とも可能
ƒ データベースの設計、テンプレート
– システムテンプレートは基本的に下位互換性がある
• admin4.nsf, events4.nsfは、アップグレード時に自動的にLotus Domino 8の設計になる
– 下位サーバーと複製しても構わないが、設計の反映を嫌う場合は、設計要素の複製禁止にしてもよい
– events4.nsfはDDM関連の設定文書が競合するので、競合文書を無効にする、削除するなどの注意が必要
– テンプレート(ntf)も複製される
• 複製後は、下位サーバーのテンプレートの設計が、Lotus Domino 8の設計になるため、下位サーバーの
テンプレートを削除しておくなどが無難
• Design タスクがLotus Domino 8/Lotus Domino 8以前の両方で動作することは好ましくないため、テンプ
レートの削除、もしくはDesignタスクの停止などを実施
58
IBM Software Group | Lotus software
混在環境の考慮点(2)
Lotus Domino 7より、セキュリティ機能の拡張
– Lotus Domino 7から1024bit 、Lotus Domino 8 から2048bitのパブリック
キーのIDファイルが生成可能だが、これらはR5以下(2048bitは6.5以下)の
クライアントと非互換
R5から
R5で
接続不可
利用不可
1024bit
1024bit
Lotus Domino 8
Lotus Notes R5
512/630bit
R5から
接続可能
512/630bit
Lotus Domino 8
59
IBM Software Group | Lotus software
混在環境の考慮点(3) - IDファイル続き
ƒ Lotus Notes 6クライアントが存在するときの対策
– Lotus Notes 6クライアントは、2048bitキーを利用することが出来ない
•
ユーザーIDファイル生成時に、パブリックキーを630または1024bitモードにする
– Lotus Notes 6クライアントからは、 2048bitキーのLotus Dominoサーバーに接
続することが出来ない
•
サーバー追加時(サーバーID発行時)に、パブリックキーを630または1024bitモードに
しておく
60
IBM Software Group | Lotus software
混在環境の考慮点(4) - IDファイル続き
ƒ Lotus Notes R5クライアントが存在するときの対策
– Lotus Notes R5クライアントは、1024bitキーを利用することが出来
ない
• ユーザーIDファイル生成時に、パブリックキーを630bitモードにする
– Lotus Notes R5クライアントは、1024bitキーのLotus Dominoサー
バーに接続することが出来ない
• サーバー追加時(サーバーID発行時)に、パブリックキーを630bitモード
にしておく
• Lotus Domino 7以降で新規構築するサーバーのcert.id はデフォルトで
1024bit(Lotus Domino 8でもデフォルトは1024bit)
– 初期設定を行う前に、 notes.ini ファイルに、
Setup_First_Server_Public_Key_Width=630を設定する。
61
IBM Software Group | Lotus software
混在環境の考慮点(5)
ƒ ODS(On Disk Structure)
– データベース内のデータの格納形式
– データベースのプロパティで確認可能
•
•
•
•
Lotus Notes R4.x
Lotus Notes R5
Lotus Notes/Domino 6, 7
Lotus Notes/Domino 8
ODS20
ODS41
ODS43
ODS48
ƒ ODSの互換性
– 高いバージョンのODSのDBへは、ローカルからはアクセスできない
– リモートアクセスは問題ない
• 例) Lotus Notes R6.x からLotus Domino 8.0 上のODS48のDBへのアクセス
– Lotus Domino 6, 7サーバーにFTPなどする場合は、ODS43に戻す必要がある
• compact –r でODS43化が可能
ƒ Lotus Domino 8上では、ODS 48の利用を推奨
– ODS43からの移行時には、compact -c実行でODS変更可能
– ODS48にすることで、lotus domino 8の新機能が利用可能。パフォーマンス的にも推奨
• notes.iniに、CREATE_R8_DATABASES=1の設定が必要
62
IBM Software Group | Lotus software
Lotus Notes/Domino とメールテンプレートの組み合わせ
ƒ 移行順序の原則としては、サーバー→クライアント→テンプレートの順
番になり、移行期間中の混在もサーバーやクライアントのバージョン
よりも高いメールテンプレートの設計は利用しない。
ƒ 移行作業の都合上、この順番どおりに作業が出来ない場合は、以下
の文書にあるサポートルールに従います。
Lotus Notes/Domino 8 がサポートする環境とマイグレーションの諸注意事項
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731094
63
IBM Software Group | Lotus software
アップグレードを成功させるために
アップグレード成功のためのヒント
ƒ Redbookなどを読み、移行時の考慮点を理解する
ƒ リリースノートの「制限事項、問題、解決策」を読む
ƒ サポート技術情報 (日本語、英語)の活用
ƒ 入念な計画とテスト
ƒ 混在環境へ細心の注意を払い、期間を短くする
ƒ 新機能を使う場合は互換性を常に意識し、極力移行完了後から利用
するようにする
64
IBM Software Group | Lotus software
参考文献など
参考文献など
65
IBM Software Group | Lotus software
参考文献(1)
ƒ IBM Redbooks
– IBM Lotus Notes and Domino 8 Deployment Guide
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/sg247506.html
– Lotus Notes/Domino 7 エンタープライズ・アップグレードとベスト・プラクティス
http://publibfp.boulder.ibm.com/epubs/pdf/g8885520.pdf
– Understanding Lotus Notes Smart Upgrade
http://www.redbooks.ibm.com/abstracts/redp4180.html
ƒ Lotus Developer Domain
– IBM Lotus Notes/Domino Smart Upgrade、6.5から7への機能検証レポート
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20070914.shtml
– IBM Lotus Notes/Domino 7 スマート・アップグレードの機能拡張
http://www.ibm.com/jp/software/lotus/developer/ldd_tech/20050429.html
66
IBM Software Group | Lotus software
参考文献(2)
ƒ Technote
– Supported configurations for Notes and Domino 8.0 #1264690
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21264690
– FAQ: 64-bit version of Domino 8.0.1
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=463&uid=swg21296452
– Lotus Notes/Domino 8 がサポートする環境とマイグレーションの諸注意事項
http://www.ibm.com/jp/domino04/lotus/support/faqs/faqs.nsf/all/731094
– Detailed system requirements for Lotus Notes, Lotus Domino, Lotus Domino
Administrator, and Lotus Domino Designer
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27007909
ƒ IBM developerWorks Lotus
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/
67
IBM Software Group | Lotus software
Notes.ini情報
ƒ Lotus developerWorks にある Notes.ini 文書
– Lotus developerWorksで提供されるNotes.iniの変数についての説明は下記
URLの文書に一元化され、定期的に頻繁に更新される予定です。
•
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/documentation/notes-ini/
68
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